JPS6239038Y2 - - Google Patents

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JPS6239038Y2
JPS6239038Y2 JP16574282U JP16574282U JPS6239038Y2 JP S6239038 Y2 JPS6239038 Y2 JP S6239038Y2 JP 16574282 U JP16574282 U JP 16574282U JP 16574282 U JP16574282 U JP 16574282U JP S6239038 Y2 JPS6239038 Y2 JP S6239038Y2
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horizontal
chain
cam
groove
spiral groove
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JP16574282U
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JPS5971290U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、ターンテーブル等を水平に保つて昇降
させる昇降装置に関するものである。
従来の前記昇降装置は、第1図に示すように平
面部材aの下側4隅に油圧ジヤツキbを配置し、
該油圧ジヤツキbを図示省略した油圧回路により
同期させて駆動し、平面部材aを水平に保つて昇
降させる油圧方式と、第2図に示すようなスプロ
ケツトc1を有する円筒部材c2とそれに螺合された
螺杆c3とからなるネジジヤツキcaあるいは第3
図に示すようなスプロケツトc1を有する螺杆c4
それに螺合された円筒部材c5とからなるネジジヤ
ツキcbの複数個を、チエーンdにより同期させ
て回転駆動し、平面部材aを昇降させるネジジヤ
ツキ方式とがある。
しかし、従来の前記昇降装置において、前記の
油圧方式では、全ての油圧ジヤツキbを完全に同
期させて駆動し同高に保つことが困難であつて、
それを補うためには平面部材aに相当の剛性を持
たせることが必要となり、また、上限位置におい
て荷重を支持中に油圧回路に異常が生ずると、平
面部材aが傾くなどの欠点があり、一方、ネジジ
ヤツキ方式では、前記のような欠点はないが、荷
重により少くとも上限の停止位置にばらつきを生
じ、上限位置で荷重を支持中に、駆動系統に異常
が生ずると平面部材aが下降するなどの欠点があ
る。なお、ネジジヤツキにおけるネジの摩擦角を
小さくすると、自動締まりとなつて前記の平面部
材aの下降の心配は一応なくなるが、昇降効率が
悪くなつて駆動装置を必要以上に大型化しなけれ
ばならない。
本案は、従来の昇降装置における前記のような
欠点を解決する考案に係り、チエーンにより同期
駆動される複数の昇降機構を有し、該昇降機構に
よつて平面部材を水平に保つて昇降させる昇降装
置において、前記チエーンによつて回転駆動され
る螺旋状溝を備えた円筒カムと、前記螺旋状溝に
嵌合し昇降される前記平面部材側のカムフロア
と、少くとも前記螺旋状溝の上端側に連設された
前記カムフロアを上限位置に保持する水平溝とを
具備した昇降機構に特徴を有するものであつて、
その目的とする処は、良好な昇降効率を有すると
ともに少くとも上限位置が確保されて傾斜が生じ
ない円筒カム式昇降装置を供する点にある。
本案は、前記の構成になつており、チエーンに
よつて回転駆動される螺旋状溝を備えた円筒カム
と、前記螺旋状溝に嵌合し昇降される平面部材側
のカムフロアと、少くとも前記螺旋状溝の上端側
に連設された前記カムフロアを上限位置に保持す
る水平溝とを具備した昇降機構になつているの
で、チエーンによつて前記の昇降機構を同期させ
て回転駆動し平面部材を上限位置にすると、平面
部材側のカムフロアがそれぞれ円筒カムの上端側
に連設された水平溝内に位置され、平面部材が正
確な上限位置となり水平になるとともに、その平
面部材に加わる負荷は各カムフロアを介して前記
水平溝によつて保持され、前記負荷によつて円筒
カムが回転されないため、平面部材に傾きを生ず
ることがなく、また、前記水平溝の付設によつて
螺旋状溝の摩擦角即ちピツチを大きくすることが
可能となり昇降効果を高めることができるなど、
昇降装置の性能が著しく向上される。
以下、本案の実施例を図示について説明する。
第4図ないし第7図に本案の一実施例を示してお
り、図中1は昇降対象となる昇降部材(昇降フレ
ーム)であつて、該昇降部材1の4隅A,B,
C,Dの下側に昇降機構が配設されている。
前記の昇降機構は、第4,5図に示すようにベ
ース(床)側に固定して立設された支軸2と、下
部にスプロケツト3を固設し前記支軸2に軸受
4,4を介し回転自在に嵌装された円筒カム5
と、該円筒カム5の周面に比較的に大ピツチで設
けられた螺旋状溝6と、該螺旋溝6の上端側と下
端側とに連設された直線状の上側の水平溝6aお
よび下側の水平溝6bと、平面部材1の下側4隅
に配設された支持部材7の下部に水平方向に固設
され、かつ先端に設けられたロール8aを前記螺
旋状溝6内に嵌合させてなるカムフロア8とから
なつており、前記の螺旋状溝6の上、下端側に連
設された水平溝6aおよび6bは、第6図に示す
ようにカムフロア8のロール8aを位置ニ,イま
で案内し、位置ニ−ハ間および位置イ−ロ間の直
線部の存在によつてロール8aが直ちに螺旋状溝
6内に移行されないようになつており、円筒カム
5の回転角度R、ピツチPになつている。なお、
前記水平溝6a,6bは、必らずしも完全に水平
にする必要はなく端部側を少し低く形成すること
もできる。第4図のB,C,D部分の昇降機構
は、省略図示にしている。
さらに、前記昇降機構の各スプロケツト3,3
……には、第4図に示すようにチエーン10が掛
渡され、該チエーン10の適所にチエーン緊張機
構11が適宜数(図示では1個、スプロケツト
3,3間に設けることもできる)付設されている
とともに、駆動モータMを併設したチエーン駆動
機12によつて前記チエーン10が正、逆方向に
駆動され、そのチエーン10によつて各昇降機構
(A,B,C,D位置)が同期されて回転駆動さ
れるようになつている。
また、第4,7図に示すように水平部材1の下
側適所には、ベース(床)側に立設されたガイド
軸20と、該ガイド軸20にブツシユ21を介し
て上下摺動自在に嵌装されるとともに水平部材1
の下側に固設された支持部材22の下部に固設さ
れているガイド23とよりなる、平面部材1のガ
イド機構が適宜数設けられている。なお、該ガイ
ド機構は、平面部材1の下側における前記昇降機
構の中間部等に設けられる。
図示した実施例は、前記のような構成になつて
おり、駆動モータMによるチエーン駆動機12の
駆動によりチエーン10を正、逆いずれかの方向
に駆動すると、平面部材1のA,B,C,Dの下
側に設けられた各昇降機構が同期されて回転駆動
される。即ち、スプロケツト3により円筒カム5
が正、逆のいずれかの方向に回転駆動されるの
で、円筒カム5の周面に設けた螺旋状溝6中に嵌
合しているフロアカム8がロール8aを介して
上、下いずれかの方向に即ち昇降され、支持部材
7を介して平面部材1をその4隅A,B,C,D
において同調した動きにより昇降することができ
る。
平面部材1を上限位置まで上昇させる場合に
は、第6図に示すようにカムフロア8の先端側に
設けたロール8aが螺旋状溝6の上端側に連設さ
れた水平溝6a内の位置ニ部分に位置し、そのロ
ール8aの位置ニと螺旋溝6の上端位置ハとの間
に直線の水平部分が存在しアロアンスがあるた
め、昇降機構の各カムフロア8が全て水平溝6a
内に位置され平面部材1の4隅に高低差を生じな
い水平状態になるとともに、平面部材1の前記上
限位置において加わる負荷は、各支持部材7、カ
ムフロア8、ロール8aを介し水平溝6aで受け
止められて円筒カム5は回転されず、チエーン1
0の駆動側に異常を生じても、平面部材1の上限
位置が確保されかつ傾きを生じない。また、カム
フロア8が螺旋状溝6の下端側に連設されている
水平溝6b内の位置イに位置した平面部材1の下
限位置においても同様に水平性が確保され傾きを
生じない。
さらに、螺旋状溝6a,6bを設けたことによ
り、螺旋状溝6のピツチPを大きくすることが可
能となり、平面部材1の昇降スピードを早くする
ことができるとともにチエーン10の移動距離を
短縮できるなど、昇降効率を高めることができ
る。
さらにまた、ガイド機構は、前記の平面部材1
の昇降を円滑にしそれの水平方向の動きを止める
補助機構であつて、平面部材1の水平面内におけ
る動きを規制し、各昇降機構の動きを円滑にする
とともに、上、下限位置における平面部材1の水
平面内の揺動を阻止し、平面部材1上に載置され
るターンテーブル等を安定支持することができ
る。
なお、前記実施例では、螺旋状溝の下端側にも
水平溝を設けているが、下限位置において平面部
材に格別の負荷が加わらない場合には、その下側
の水平溝を設ける必要がない。また、ターンテー
ブルに限らず各種の機材を水平に保つて上下昇降
する場合に本案は適用可能であつて、比較的に低
揚程の昇降装置として有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧式昇降装置の概要を示す斜
視図、第2図は従来のネジジヤツキ式昇降装置の
概要を示す斜視図、第3図は第2図のネジジヤツ
キの他例を示す縦断面図、第4図は本案の一実施
例を示す円筒カム式昇降装置の斜視図、第5図は
第4図の昇降機構を示す縦断面図、第6図は第4
図の螺旋状溝と水平溝の展開図、第7図はガイド
機構の側面図である。 1:平面部材、2:支軸、3:スプロケツト、
5:円筒カム、6:螺旋状溝、6a,6b:水平
溝、7:支持部材、8:カムフロア、8a:ロー
ル(カムフロア)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チエーンにより同期駆動される複数の昇降機構
    を有し、該昇降機構によつて平面部材を水平に保
    つて昇降させる昇降装置において、前記チエーン
    によつて回転駆動される螺旋状溝を備えた円筒カ
    ムと、前記螺旋状溝に嵌合し昇降される前記平面
    部材側のカムフロアと、少くとも前記螺旋状溝の
    上端側に連設された前記カムフロアを上限位置に
    保持する水平溝とを具備した昇降機構に特徴を有
    する円筒カム式昇降装置。
JP16574282U 1982-11-02 1982-11-02 円筒カム式昇降装置 Granted JPS5971290U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16574282U JPS5971290U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 円筒カム式昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16574282U JPS5971290U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 円筒カム式昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5971290U JPS5971290U (ja) 1984-05-15
JPS6239038Y2 true JPS6239038Y2 (ja) 1987-10-05

Family

ID=30363036

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JP16574282U Granted JPS5971290U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 円筒カム式昇降装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5623178B2 (ja) * 2010-08-10 2014-11-12 株式会社Ihi検査計測 ワイヤ操作式車両搬送装置

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JPS5971290U (ja) 1984-05-15

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