JP7323788B2 - 発泡性アクリル系樹脂粒子、アクリル系樹脂発泡粒子及びアクリル系樹脂発泡粒子成形体 - Google Patents
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Description
前記アクリル系樹脂は、5万以上14万以下の重量平均分子量と、112℃以上125℃以下のガラス転移温度Tg1とを有し、
前記カルボン酸エステルは130℃よりも高い沸点を有し、
前記アクリル系樹脂のガラス転移温度Tg1と、前記発泡性アクリル系樹脂粒子を昇温速度10℃/分の条件で130℃まで加熱し、この温度を10分間保持した後に降温速度10℃/分の条件で室温まで冷却して得られるアクリル系樹脂組成物のガラス転移温度Tg2との差Tg1-Tg2は2℃以上10℃以下である、発泡性アクリル系樹脂粒子にある。
・アクリル系樹脂
前記発泡性粒子には、基材樹脂としてのアクリル系樹脂が含まれている。アクリル系樹脂は(メタ)アクリル酸エステル系単量体を重合してなる重合体であり、アクリル系樹脂には、少なくとも、(メタ)アクリル酸エステル成分が含まれている。なお、前述した「(メタ)アクリル酸」という表現は、アクリル酸とメタクリル酸とを包含する概念である。例えば、アクリル系樹脂は、メタクリル酸エステル及び/またはアクリル酸エステルの重合体であってもよいし、メタクリル酸エステル及び/またはアクリル酸エステルと、他の単量体との共重合体であってもよい。
発泡性粒子には、可塑剤として、130℃よりも高い沸点を有するカルボン酸エステルが含まれている。かかるカルボン酸エステルは、発泡性粒子の発泡時や発泡粒子の型内成形時に気化しにくいため、発泡時や型内成形時にアクリル系樹脂を十分に可塑化することができる。これらの結果、発泡性や融着性を高めるとともに、型内成形後の発泡粒子成形体の収縮を抑制することができる。これらの作用効果をより高める観点から、カルボン酸エステルの沸点は、160℃以上であることが好ましく、180℃以上であることがより好ましく、200℃以上であることがさらに好ましい。
発泡性粒子中には、アクリル系樹脂及びカルボン酸エステルに加え、本発明の目的を阻害しない範囲内において、他の樹脂や添加剤等を配合することができる。他の樹脂や添加剤等の含有量は、アクリル系樹脂100質量部に対して10質量部以下であることが好ましく、5質量部以下であることがより好ましく、3質量部以下であることがさらに好ましい。
発泡性粒子中には、発泡剤として、炭素数3~5の鎖式炭化水素が含まれている。鎖式炭化水素としては、例えば、プロパン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、n-ヘキサン等を使用することができる。これらの鎖式炭化水素は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。鎖式炭化水素としては、炭素数3~5の鎖式炭化水素を使用することが好ましく、ペンタンを使用することが特に好ましい。発泡性粒子中の前記鎖式炭化水素の含有量は、例えば、6~10質量%の範囲内から適宜設定することができる。
発泡性粒子の表面は、ブロッキング防止剤や帯電防止剤等の被覆剤により覆われていてもよい。発泡性粒子の表面を被覆剤によって被覆することにより、発泡時に発泡性粒子同士が融着する、ブロッキングと呼ばれる現象の抑制や、発泡性粒子や発泡粒子の帯電の抑制などの作用効果を奏することができる。
発泡性粒子の平均粒子径は、0.6mmを超え1mm以下であることが好ましい。この場合には、発泡粒子の発泡性を高められると共に、発泡性粒子を発泡させることで得られる発泡粒子の直径が適度に大きくなるため、金型内に充填した際の発泡粒子同士の隙間を適度に大きくすることができる。それ故、型内成形時に、発泡粒子成形体の内部まで十分な量のスチームを供給でき、発泡粒子成形体の内部に存在する発泡粒子を十分に融着させることができる。その結果、発泡粒子成形体の内部における融着性をより向上させることができる。
前記発泡性粒子は、例えば懸濁重合等の従来公知の方法によって作製することができる。このような発泡性粒子は、アクリル系樹脂を基材樹脂としており、基材樹脂中に発泡剤とカルボン酸エステルとが含まれている。
発泡粒子は、発泡性粒子を発泡させることにより得られる。発泡性粒子を発泡させる方法は特に限定されることはない。例えば、発泡性粒子にスチーム等の加熱媒体を供給して加熱することにより、発泡性粒子を発泡させることができる。かかる方法としては、例えば撹拌装置の付いた円筒形の発泡機を用いて、スチーム等により発泡性粒子を加熱して発泡させる方法がある。
発泡粒子成形体は、発泡粒子を型内成形することにより得られる。発泡粒子を型内成形する方法は特に限定されることはない。例えば、所望する成形体の形状に対応したキャビティを有する金型内に発泡粒子を充填し、蒸気などの加熱媒体により金型内で多数の発泡粒子を加熱する。キャビティ内の発泡粒子は、加熱によってさらに発泡すると共に、相互に融着する。これにより、多数の発泡粒子が一体化し、キャビティの形状に応じた発泡粒子成形体が得られる。
まず、撹拌装置の付いた内容積が1.5m3のオートクレーブ内に、脱イオン水580kg、懸濁剤2.0kg、界面活性剤290g、電解質としての酢酸ナトリウム0.9kg、懸濁助剤としての過硫酸カリウム0.2gを投入した。なお、懸濁剤は、具体的には濃度20.5質量%の第三リン酸カルシウムスラリー(太平化学産業株式会社製)である。また、界面活性剤は、具体的には濃度10質量%のドデシルジフェニルエーテルスルホン酸二ナトリウム水溶液(具体的には、花王株式会社製「ペレックス(登録商標)SSH」)である。
アルキルジエタノールアミン、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム及びグリセリンモノステアレートの添加量をそれぞれ表1に示す値に変更した以外は、実施例1と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
n-オクチルメルカプタンの添加量を0.65kgに変更すると共に、可塑剤としてのアジピン酸ジオクチルの添加量を4.0kgに変更した以外は、実施例2と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
可塑剤として、アジピン酸ジオクチルに替えてステアリン酸ブチル(沸点:343℃)を使用した以外は、実施例1と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
可塑剤として、アジピン酸ジオクチルに替えてコハク酸ジエチル(沸点:218℃)を使用した以外は、実施例1と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
可塑剤として、アジピン酸ジオクチルに替えてセバシン酸ビス(2-エチルヘキシル)(沸点:377℃)を使用した以外は、実施例1と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
n-オクチルメルカプタンの添加量を0.65kgに変更すると共に、可塑剤として、アジピン酸ジオクチルに替えて表2に示す量のシクロヘキサン(沸点:81℃)を使用した以外は、実施例1と同様の方法により発泡性粒子を作製した。なお、シクロヘキサンは、可塑剤としての機能の他に、発泡剤としての機能を有している。
可塑剤として、アジピン酸ジオクチルに替えて表2に示す量のシクロヘキサンを使用した以外は、実施例2と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
n-オクチルメルカプタンの添加量を0.65kgに変更し、アジピン酸ジオクチルの添加量を表2に示す値に変更した以外は、実施例1と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
アジピン酸ジオクチルを使用しない以外は、実施例1と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
n-オクチルメルカプタンの添加量を1.3kg、ペンタンの添加量を40kgに変更した以外は、比較例5と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
n-オクチルメルカプタンの添加量を1.5kgに変更するとともに、メタクリル酸メチル及びメタクリル酸イソボルニルの添加量をそれぞれ表2に示す値に変更した以外は、比較例5と同様の方法により発泡性粒子を作製した。
ポリスチレンを標準物質としたゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)法によりアクリル系樹脂のクロマトグラムを取得した。そして、得られたクロマトグラムに基づき、アクリル系樹脂の重量平均分子量Mwを算出した。
メタノールを用いた再沈殿精製により、発泡性粒子から可塑剤を除去し、アクリル系樹脂を含むメタノール不溶分を抽出した。具体的には、まず、発泡性粒子1gをメチルエチルケトン10mLに溶解させた。次いで、メタノール500mL中に、得られたメチルエチルケトン溶液を滴下し、アクリル系樹脂を含むメタノール不溶分を沈殿させた。メタノール不溶分を濾取し、室温にて風乾し、その後、樹脂を恒量になるまで真空乾燥させた。このようにしてアクリル系樹脂を含むメタノール不溶分を得た。
試料として発泡性粒子2mgを秤取し、測定装置内において試料を昇温速度10℃/分の条件で130℃まで加熱した。この温度で試料を10分間保持した後、降温速度10℃/分の条件で、室温まで冷却した。なお、この加熱処理後の試料には、発泡剤(ペンタン)が含まれていなかった。次に、この試料を、昇温速度10℃/分の条件で再び加熱した。この際に得られたDSC曲線の中間点ガラス転移温度をアクリル系樹脂組成物のガラス転移温度Tg2とした。なお、測定装置としては、示差走査熱量計(ティ・エイ・インスツルメント社製「Q1000」)を使用した。表1及び表2の「アクリル系樹脂組成物のガラス転移温度Tg2」欄に、実施例及び比較例のガラス転移温度Tg2を示す。また、表1及び表2の「Tg1-Tg2」欄に、実施例及び比較例における、アクリル系樹脂のガラス転移温度Tg1からアクリル系樹脂組成物のガラス転移温度Tg2を差し引いた値を示す。
精秤した発泡性粒子1gをN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)25mlに溶解させ、ガスクロマトグラフィー(GC)による測定を行い、発泡性粒子中の発泡剤(シクロヘキサン、ペンタン)の含有量を定量した。なお、ガスクロマトグラフィーの測定条件は次の通りである。
測定装置:株式会社島津製作所製ガスクロマトグラフGC-9A
カラム材質:内径3mm、長さ3000mmのガラスカラム
カラム充填剤:
〔液相名〕PEG-20M
〔液相含浸率〕25質量%
〔担体粒度〕60/80メッシュ
〔担体処理方法〕AW-DMCS(水洗、焼成、酸処理、シラン処理)
キャリアガス:N2
検出器:FID(水素炎イオン化検出器)
定量方法:内部標準法
上述の発泡剤の含有量の測定と同様に、ガスクロマトグラフィーを行うことにより、各実施例及び比較例において得られた発泡性樹脂粒子中の残存モノマー(メタクリル酸メチル、メタクリル酸イソボルニル、アクリル酸メチル)の総含有量を測定した。そして、測定値を検量線で校正することにより定量を行った。ガスクロマトグラフィーの条件は上述の通りである。
JIS Z 8801の規定に適合する試験用篩を用いて発泡性粒子をふるい分けし、発泡性粒子を粒径範囲に基づいて分級した。篩上に残った発泡性粒子の質量を測定することにより、各粒径範囲の発泡粒子の質量分率を算出した。これらの質量分率からロジン・ラムラー分布式を用いて粒径分布を決定した後、得られた粒径分布に基づいて、積算ふるい下百分率、つまり、小粒子側から積算した質量分率の累積値が63質量%となる粒径を算出した。この値を発泡性粒子の平均粒子径とした。表1及び表2の「平均粒子径」欄に、発泡性粒子の平均粒子径を示す。
以下の方法により発泡性粒子を発泡させたときの発泡粒子の嵩密度に基づいて発泡性粒子の発泡性(発泡力)を評価した。まず、棚式発泡機内にゲージ圧で3kPa(G)のスチームを供給して発泡性粒子を540秒間加熱することにより、発泡性粒子を発泡させて発泡粒子を得た。次いで、発泡粒子を室温下で1日間風乾した。その後、1Lのメスシリンダーを用い、乾燥後の発泡粒子1Lの質量(g)を測定した。この発泡粒子1L当たりの質量を単位換算することで、嵩密度(kg/m3)を算出した。表1及び表2の「嵩密度」欄に、発泡粒子の嵩密度を示す。
発泡粒子を型内成形する工程において、金型内の減圧を開始した時点から、面圧が0MPaに到達した時点までの所要時間を計測し、この値を表1及び表2の「放冷時間」欄に記載した。
以下の方法により測定した鼓形収縮の値に基づいて、型内成形後の収縮の程度を評価した。まず、発泡粒子成形体の厚さ方向の端面(つまり、金型内において2.0m×1.0mの金型面に対面していた面)に、長さ1.0mの辺と平行になるように定規を当てた。発泡粒子成形体の収縮によって厚み方向の端面が凹状に湾曲している場合、厚み方向の端面における2か所の外周端縁の両方に定規を当接させることができる。この場合には、定規に沿う線上における、定規と端面との隙間(つまり、厚さ方向における距離)の最大値を鼓形収縮の値とした。
まず、ニクロム線を用い、厚さ方向に9等分となるように発泡粒子成形体をスライスし、9枚の薄板を作製した。これらの薄板のうち、発泡粒子成形体の厚み方向の端面を含む薄板を、縦方向に概ね等分となるように破断させた。次に、破断面に露出した発泡粒子のうち無作為に選択した100個以上の発泡粒子を目視により観察し、粒子内部で破断した発泡粒子(つまり、材料破壊した発泡粒子)であるか、発泡粒子同士の界面で破断した発泡粒子であるかを判別した。そして、観察した発泡粒子の総数に対する粒子内部で破断した発泡粒子の数の比率を百分率で表した値を、成形体表面における融着率とした。表1及び表2の「表面融着率」欄に、実施例及び比較例の成形体表面における融着率を示す。
ニクロム線を用い、発泡粒子成形体の中央部から、成形体の表面(スキン面)を含まないようにして、縦300mm、横75mm、厚み25mmの直方体状の試験片を3個採取した。これらの試験片を用いてJIS K 7221-1:2006に準拠した方法により3点曲げ試験を行い、最大曲げ応力(MPa)を測定した。なお、3点曲げ試験における支点間距離は200mmとした。表1及び表2の「曲げ強さ」欄に、3個の試験片における最大曲げ応力の平均値を示す。
鋳造性は、鋳造物の鋳肌及び鋳造時の様子により評価した。まず、実施例の成形体から、成形体の表面(スキン面)を含まないようにして、縦150mm×横75mm×厚み40mmの直方体状を呈する試験体を作製した。
鋳物を目視観察してスス欠陥の有無を評価した。なお、スス欠陥とは、鋳造時に発泡粒子成形体(すなわち、消失模型)の熱分解物がうまく排出されずに砂型内に残ることによって引き起こされる、鋳肌や鋳物の内部に生じた空洞やへこみのことである。スス欠陥がない場合や少ない場合は燃焼時にススの発生がほとんどないか少ないことを意味する。
上記のようにして溶融金属を湯口に流し込んだ際の溶融金属の吹き返し、つまり、発泡粒子成形体から生じた熱分解ガスによって湯口から溶融金属が吹き出す現象の有無を目視で判断した。表1及び表2の「注湯時の様子」欄には、吹き返しがない場合には記号「A」、わずかに吹き返しがある場合には記号「B」、吹き返しが激しい場合には記号「C」を記載した。
発泡粒子成形体から、成形体の表面(スキン面)を含まないようにして、縦75mm×横25mm×厚さ25mmの寸法の試験片を切り出した。この試験片をクランプに水平に取り付け、試験片に炎を接触させた。このとき、発生したススの量を目視にて観察し、下記の基準で判定した。表1及び表2の「スス発生量」欄には、ススの発生がほとんどない場合に記号「A」、ススの発生が少ない場合に記号「B」、ススの発生が多い場合に「C」を記載した。
以下の方法により算出した平滑率の値に基づいて切削性を評価した。まず、直径20mmのフラット刃を取り付けたNC切削機(庄田鉄工株式会社製:NCN8200)を用いて発泡粒子成形体の厚み方向における中央部が露出するように切削加工を施した。切削加工時のツールの回転数は10,000rpmとし、送り速度は8,000mm/分とした。
Claims (8)
- アクリル系樹脂と、発泡剤と、カルボン酸エステルと、を含む発泡性アクリル系樹脂粒子であって、
前記アクリル系樹脂は、5万以上14万以下の重量平均分子量と、112℃以上125℃以下のガラス転移温度Tg1とを有し、
前記カルボン酸エステルは130℃よりも高い沸点を有し、
前記アクリル系樹脂のガラス転移温度Tg1と、前記発泡性アクリル系樹脂粒子を昇温速度10℃/分の条件で130℃まで加熱し、この温度を10分間保持した後に降温速度10℃/分の条件で室温まで冷却して得られるアクリル系樹脂組成物のガラス転移温度Tg2との差Tg1-Tg2は2℃以上10℃以下である、発泡性アクリル系樹脂粒子。 - 前記発泡性アクリル系樹脂粒子中の前記カルボン酸エステルの含有量は、前記アクリル系樹脂100質量部に対して0.1質量部以上2.0質量部以下である、請求項1に記載の発泡性アクリル系樹脂粒子。
- 前記カルボン酸エステルはジカルボン酸とアルコールとのエステルであり、前記カルボン酸エステルの総炭素数は16以上40以下である、請求項1または2に記載の発泡性アクリル系樹脂粒子。
- 前記発泡性アクリル系樹脂粒子の粒径分布において小粒子側から積算した質量分率の累積値が63質量%となる粒径を平均粒子径とした場合に、前記平均粒子径が0.6mmを超え1mm以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の発泡性アクリル系樹脂粒子。
- 前記アクリル系樹脂は、メタクリル酸エステルとアクリル酸エステルとの共重合体であり、前記アクリル系樹脂中のメタクリル酸エステル成分とアクリル酸エステル成分との合計100モルに対する前記メタクリル酸エステル成分のモル比は85モル%以上99モル%以下であり、前記メタクリル酸エステル成分及び前記アクリル酸エステル成分のうち少なくとも一方に、多環式飽和炭化水素基が含まれている、請求項1~4のいずれか1項に記載の発泡性アクリル系樹脂粒子。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の発泡性アクリル系樹脂粒子を発泡させてなるアクリル系樹脂発泡粒子。
- 請求項6に記載のアクリル系樹脂発泡粒子を型内成形してなるアクリル系樹脂発泡粒子成形体。
- 前記アクリル系樹脂発泡粒子成形体は、各辺の長さが150mmよりも大きな直方体形状を有している、請求項7に記載のアクリル系樹脂発泡粒子成形体。
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