JP7320436B2 - 麺類個食調理充填装置および麺類個食調理充填方法 - Google Patents

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Description

本発明は、個食用量分の調理麺を生成し、容器に充填するための麺類個食調理充填装置及び該装置を用いた麺類個食調理充填方法に関するものである。
弁当用のおかずを調理する負担を軽減するために、弁当用のおかずとして少量且つ小分けされたパスタ等の冷凍調理麺が開発され、店頭に並べられている。これら調理麺の製造現場では、小さな容器に少量の調理麺を自動充填することが困難なため、人の手により充填している。しかし、これらの製造現場においては労働人口の減少により慢性的な労働力不足に陥っており、自動化が望まれている。
例えば特許文献1には、パスタなどの完成した食品を自動で調理する装置であって、コンパクト且つレストランやホテル等での利用及び家庭での利用にも適した装置について開示されている。
特表2012-525896号公報
しかしながら、特許文献1記載の装置においては、調理された一人分のパスタを店頭で販売することを目的としていないため、調理された一人分のパスタを容器に充填する機能を備えていない。また、特許文献1記載の装置においては、店頭で販売する冷凍食品等、少量且つ小分けされたパスタ等を大量に生産するのに適した装置ではない。
本発明の目的は、個食用量分の調理麺を自動で調理及び容器に充填することができる麺類個食調理充填装置及び該装置を用いた麺類個食調理充填方法を提供することである。
本発明の麺類個食調理充填装置は、個食用量の調理麺を容器に充填する麺類個食調理充填装置であって、個食用量の茹で麺が投入される投入口及び前記茹で麺を排出する開閉可能な排出口を有する麺受取部と、前記麺受取部の前記排出口から排出される前記茹で麺及び個食用量のソースを受け容れる混合容器と、前記混合容器内の前記茹で麺及び前記ソースを混合することにより前記調理麺を生成する生成部と、シュートを用いて前記混合容器内にある前記調理麺を前記容器に充填する充填部と、前記混合容器を前記麺受取部及び前記生成部の下方、並びに前記充填部の上方に搬送する混合容器搬送部と、前記容器を前記充填部の下方に搬送する容器搬送部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填装置は、前記生成部が前記混合容器の水平面における中心を軸として前記混合容器内を回転し且つ水平方向に自転することにより前記混合容器内の前記茹で麺及び前記ソースを撹拌する撹拌棒と、前記撹拌棒を昇降する第1昇降部と、を備え、前記混合容器搬送部により前記混合容器が前記生成部の下方に搬送された後に前記第1昇降部に前記撹拌棒を下降させ、前記撹拌棒を回転及び自転させ、前記調理麺が生成された後に前記第1昇降部に前記撹拌棒を上昇させる第1制御部を備えることを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填装置は、前記生成部が鉛直下向きの第1駆動軸を駆動させる第1駆動部と、前記第1駆動軸から半径方向に延伸する第1アームと、前記第1アームの先端部に設けられ水平に回転する遊星歯車と、前記遊星歯車と噛合する内歯車と、を備え、前記撹拌棒は、前記第1アームの先端部から前記遊星歯車を介して垂設されており、前記第1制御部は、前記第1駆動部に前記第1駆動軸を駆動させることを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填装置は、前記混合容器内に付着した前記調理麺を前記混合容器の中央にかき寄せるかき寄せ部を備え、前記混合容器搬送部は、前記混合容器を前記かき寄せ部の下方に搬送し、前記かき寄せ部は、鉛直下向きの第2駆動軸を駆動させる第2駆動部と、前記第2駆動部から半径方向に延伸する第2アームと、前記第2アームの先端部から垂設され前記混合容器の内壁面に付着した前記調理麺をかき取るかき取り板と、前記かき取り板を昇降する第2昇降部と、を備え、前記混合容器搬送部により前記混合容器が前記かき寄せ部の下方に搬送された後に前記第2昇降部に前記かき取り板を下降させ、前記かき取り板を回転させ、前記調理麺をかき寄せた後に前記第2昇降部に前記かき取り板を上昇させる第2制御部を備えることを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填装置は、前記かき取り板が前記第2駆動軸の半径方向に対して回転中心部に向けてかき取り面を有することを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填装置は、前記混合容器が個食用量の具材を更に受け容れ、前記生成部は、前記混合容器内の前記茹で麺、前記ソース及び前記具材を混合することにより前記調理麺を生成することを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填装置は、前記充填部が前記シュートを昇降するシュート昇降部を備え、前記容器搬送部により前記容器が前記シュートの下方に搬送された後に前記シュート昇降部に前記シュートを下降させ、前記調理麺が前記容器に充填された後に前記シュート昇降部に前記シュートを上昇させる昇降制御部を備えることを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填装置は、前記充填部により前記調理麺を前記容器に充填する際に、前記シュートの内壁面に対してエアーを噴射する噴射部を備えることを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填方法は、個食用量の調理麺を容器に充填する麺類個食調理充填方法であって、個食用量の茹で麺を混合容器で受け取る茹で麺受取工程と、個食用量のソースを前記混合容器で受け取るソース受取工程と、撹拌棒を用いて前記混合容器内の前記茹で麺及び前記ソースを撹拌することにより前記調理麺を生成する生成工程と、前記容器をシュートの下方に搬送する容器搬送工程と、前記シュートを用いて前記混合容器内にある前記調理麺を前記容器に充填する充填工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填方法は、前記生成工程が前記撹拌棒の下方に前記混合容器を搬送する第1搬送工程と、前記撹拌棒を前記混合容器内に下降させる第1下降工程と、前記調理麺を生成した後に前記撹拌棒を前記混合容器の上方に上昇させる第1上昇工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填方法は、前記生成工程により前記調理麺が生成された後、かき取り板を用いて前記混合容器内に付着した前記調理麺をかき取り、前記混合容器の中央にかき寄せるかき寄せ工程を更に含み、前記かき寄せ工程は、前記かき取り板の下方に前記混合容器を搬送する第2搬送工程と、前記かき取り板を前記混合容器内に下降させる第2下降工程と、前記調理麺をかき寄せた後に前記かき取り板を前記混合容器の上方に上昇させる第2上昇工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填方法は、個食用量の具材を前記混合容器で受け取る具材受取工程を更に含み、前記生成工程は、前記混合容器内の前記茹で麺、前記ソース及び前記具材を混合することにより前記調理麺を生成することを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填方法は、前記充填工程が前記容器搬送工程により前記容器が前記シュートの下方に搬送された後、前記シュートを下降させる第3下降工程と、前記調理麺が前記容器に充填された後、前記シュートを上昇させる第3上昇工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の麺類個食調理充填方法は、前記充填工程により前記調理麺を前記容器に充填する際に、前記シュートの内壁面に対してエアーを噴射する噴射工程を含むことを特徴とする。
本発明によれば、個食用量分の調理麺を自動で調理及び容器に充填することができる麺類個食調理充填装置及び該装置を用いた麺類個食調理充填方法を提供することができる。
実施の形態に係る麺類個食調理充填装置の概略構成を示す図である。 実施の形態に係る生成部の概略構成を示す図である。 実施の形態に係るかき寄せ部の概略構成を示す図である。 実施の形態に係るかき取り板のかき取り面について説明するための図である。 実施の形態に係る麺類個食調理充填装置のシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る麺類個食調理充填方法について説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る麺類個食調理充填装置について説明する。図1は、実施の形態に係る麺類個食調理充填装置の概略構成を示す図である。この実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2は、個食用量の調理麺4を生成し、容器6に充填するための装置であって、図1に示すように、個食用量の茹で麺8を受け取る麺受取部10、茹で麺8等を受け容れる複数の混合容器12、調理麺4を生成する生成部14、調理麺4を混合容器12の中央にかき寄せるかき寄せ部16、調理麺4を容器6に充填する充填部18、混合容器12を搬送する混合容器搬送部20、及び容器6を搬送する容器搬送部22を備えている。
ここで、個食用量とは、少量且つ小分けされた弁当用のおかず1個分(1回分)の量、または食事用の麺類一食分量(一人前の個食品量)のことである。このような、小さな容量の麺類を生成し充填する場合を例に挙げて説明する。また、調理麺4とは、焼きそばやパスタ等の麺類であって、茹で麺(中華麺、スパゲッティ等のロングパスタ、ペンネ等のショートパスタ等)にソースや具材を混合させることにより調理された麺のことである。なお、この実施の形態においては、パスタを生成し充填する場合を例に挙げて説明する。
麺受取部10は、図示しない茹で麺供給機から麺類個食調理充填装置2に供給される個食用量分の茹で麺8を受け取り、面受取部10の下方に位置する混合容器12に受け渡す。なお、茹で麺8は、麺受取部10に供給される前に予め個食用量分の重量に計量されている。麺受取部10は、個食用量の茹で麺8が投入される投入口24a及び茹で麺8を排出する排出口24bを有するホッパー24を備えている。投入口24aは個食用量分の茹で麺8を受け取るのに十分な開口を有し、排出口24bは混合容器12の投入口より小さい開口を有する。排出口24bの下部には開閉可能なゲート24cが設けられており、ゲート24cは、例えばゲート24cに接続される開閉シリンダー(図示せず)等を伸縮させることにより開閉する。茹で麺8は、ゲート24cが閉じている間はホッパー24内に貯め置かれ、ゲート24cが開くと排出口24bから排出される。
複数の混合容器12は、等間隔に混合容器搬送部20であるコンベアーに取り付けられており、充填部18の上方に位置した際に水平方向を軸として反転するよう構成されている。混合容器12は有底筒状であって、混合容器12の内壁面12a(図4参照)には調理麺4の付着を抑制するためにフッ素コーティング処理及び/またはエンボス加工が施されている。混合容器12は、ホッパー24の排出口24bから排出される茹で麺8を上部開口(投入口)から受け容れる。なお、混合容器12においては、水平方向を軸として反転する構成に代えて、混合容器12が充填部18の上方に位置した際に混合容器12の底部が開閉する構成にしてもよい。
また、混合容器12は、ソース供給装置26から麺類個食調理充填装置2に供給される個食用量分のソース28を受け容れ、且つ具材供給装置30から麺類個食調理充填装置2に供給される個食用量分の具材32を受け容れる。なお、ソース28及び具材32は、ソース供給装置26及び具材供給装置30から個食用量分の重量に計量され、混合容器12に供給される。
生成部14は、混合容器12内の茹で麺8、ソース28及び具材32を混合することにより調理麺4を生成する。図2は、生成部14の概略構成を示す図である。生成部14は、図2に示すように、第1モーター34、第1アーム36、遊星歯車38、内歯車40、撹拌棒42a,42b、及び第1昇降部44を備えている。第1モーター34は、鉛直下向きの第1駆動軸34aを駆動させる。第1アーム36は、図2に示すように、第1駆動軸34aを中心軸とする半径方向に第1駆動軸34aから延伸する。遊星歯車38は、ベアリング46a,46bを介して第1アーム36の先端部に設けられており、第1駆動軸34aが駆動することにより水平に回転する。内歯車40は、図2に示すように、第1モーター34を載置する台48に支持部材40a,40bを介して固定されており、遊星歯車38と噛合する。
撹拌棒42a,42bは、第1アーム36の先端部から遊星歯車38を介して垂設されており、生成部14の下方に位置する混合容器12の水平面における中心を軸として混合容器12内を公転し且つ水平方向に自転することにより混合容器12内の茹で麺8、ソース28及び具材32を撹拌・混合する。撹拌棒42a,42bは、一方向または双方向に自転する。なお、この実施の形態においては、2本の撹拌棒42a,42bを備えているが、1本または3本以上の撹拌棒を備える構成にしてもよい。
即ち、第1駆動軸34aが駆動すると、第1アーム36が第1駆動軸34aを軸として水平方向に回転する。第1アーム36が回転すると、第1アーム36の先端部に設けられている遊星歯車38及び撹拌棒42a,42bも第1駆動軸34aを軸として水平方向に回転する。更に、遊星歯車38及び撹拌棒42a,42bは、第1駆動軸(入力軸)34aを軸として回転するとともに、遊星歯車38と内歯車40とが噛み合うことにより遊星歯車38の中心を軸(出力軸)として水平方向に回転する。即ち、遊星歯車38及び撹拌棒42a,42bは、内歯車40内を公転すると同時に自転する。
また、第1昇降部44は、ボールネジ、リニアガイド、サーボモーター及び昇降シリンダー等を備えて構成されており、昇降シリンダーを伸縮させることにより第1モーター34、第1アーム36、遊星歯車38、内歯車40及び撹拌棒42a,42bにより構成される撹拌部を昇降する。第1昇降部44は、生成部14の下方に位置する混合容器12内の茹で麺8、ソース28及び具材32を撹拌棒42a,42bにより撹拌するとき、即ち調理麺4を生成するとき撹拌部を下降させ、調理麺4の生成を終えると撹拌部を上昇させる。
次に、かき寄せ部16の構成について説明する。かき寄せ部16は、混合容器12内に付着した調理麺4を混合容器12の中央にかき寄せる。図3は、かき寄せ部16の概略構成を示す図である。かき寄せ部16は、図3に示すように、第2モーター50、第2アーム52、かき取り板54、及び第2昇降部56を備えている。第2モーター50は、鉛直下向きの第2駆動軸50aを駆動させる。第2アーム52は、図3に示すように、第2駆動軸50aを中心軸とする半径方向に第2駆動軸50aから延伸する。かき取り板54は、第2アーム52の先端部から垂設されており、かき寄せ部16の下方に位置する混合容器12の内壁面12a(図4参照)に付着した調理麺4をかき取る。即ち、第2駆動軸50aが駆動すると、第2アーム52が第2駆動軸50aを軸として水平方向に回転する。第2アーム52が回転すると、第2アーム52の先端部に設けられているかき取り板54も第2駆動軸50aを軸として水平方向に回転する。
また、かき取り板54は、図4に示すように、第2駆動軸50aの半径方向に対して回転中心部に向けて所定角度θ傾斜させたかき取り面54aを有する。かき取り板54は、図4に示す矢印の向きに混合容器12の内壁面12aと接触しつつ回転し、かき取り面54aにより混合容器12の内壁面に付着した調理麺4を削ぎ落としつつ調理麺4を混合容器12の中央にかき寄せる。なお、かき取り板54においては、片刃及び一方向に回る構成に代えて、両刃及び双方向に回る構成にしてもよい。
また、第2昇降部56は、ボールネジ、リニアガイド、サーボモーター及び昇降シリンダー等を備えて構成されており、昇降シリンダーを伸縮させることにより第2モーター50、第2アーム52及びかき取り板54により構成されるかき取り部を昇降する。第2昇降部56は、かき寄せ部16の下方に位置する混合容器12内の調理麺4をかき取り板54によりかき取るとき、即ち調理麺4をかき寄せるときかき取り部を下降させ、調理麺4のかき寄せを終えるとかき取り部を上昇させる。
充填部18は、シュート58を用いて混合容器12内にある調理麺4を容器6に充填する。シュート58は、充填部18の上方に位置する混合容器12内の調理麺4を投入する投入口58a及び調理麺4を容器6に排出する排出口58bを有している。シュート58の形状は、下方に向かって、径縮していてもいいし、同径等、麺が容器6に投入できる形状ならばどんな形でもよい。シュート58の内壁面には調理麺4の付着を抑制するためにフッ素コーティング処理及び/またはエンボス加工が施されている。シュート58は、昇降可能であって、シュート昇降部60に接続されている。シュート昇降部60は、ボールネジ、リニアガイド、サーボモーター及び昇降シリンダー等を備えて構成されており、昇降シリンダーを伸縮させることによりシュート58を昇降する。
シュート58は、充填部18の上方に位置する混合容器12から調理麺4が排出されるのを待機している待機状態のとき、排出口58bが容器6の上縁より上方に位置するように配置されている。シュート58は、容器搬送部22により容器6が排出口58bの下方に搬送された後、排出口58bが容器6内に位置するまで下降する。そして、シュート58は、混合容器12から調理麺4が投入口58aに投入され排出口58bから排出された後、排出口58bが容器6の上縁より上方に位置するまで上昇する。
混合容器搬送部20は、等間隔に複数の混合容器12が取り付けられたコンベアーであって、時計回りに駆動することにより、茹で麺8が混合容器12に投入されてから調理麺4が容器6に充填されるまで複数の混合容器12を搬送する。即ち、混合容器搬送部20は、短時間の駆動と停止を繰り返すインチング動作で間欠移動することにより、混合容器12を、麺受取部10の下方、ソース供給装置26の下方、具材供給装置30の下方、生成部14の下方、かき寄せ部16の下方、及び充填部18の上方に順次搬送する。
容器搬送部22は、図示しない容器供給機より供給される容器6を載置し搬送するコンベアーであって、図1の紙面に直交する方向に駆動することにより、充填部18の下方に複数の容器6を順次搬送する。また、容器搬送部22は、容器6内に調理麺4が充填された後、容器6を図1の紙面に直交する方向に移動させて搬送し、次工程ラインに引き渡す。容器搬送部22は、短時間の駆動と停止とを繰り返すインチング動作により間欠移動する。
図5は、この実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2のシステム構成を示すブロック図である。麺類個食調理充填装置2は、図5に示すように、麺類個食調理充填装置2の各部を統括的に制御する制御部62を備えている。制御部62には、ゲート駆動部64、第1昇降部44、第1モーター34、第2昇降部56、第2モーター50、シュート昇降部60、エアー噴射部66、混合容器搬送駆動部68、及び容器搬送駆動部70が接続されている。
ゲート駆動部64は、ゲート24cの駆動を制御する。制御部62は、ゲート駆動部64を制御することによりゲート24cを開閉させる。即ち、制御部62は、ゲート駆動部64を制御することにより、茹で麺8がホッパー24内に投入され混合容器12が麺受取部10の下方に配置された後、ゲート24cを開き、茹で麺8がホッパー24から排出され混合容器12に投入された後、ゲート24cを閉じる。
第1昇降部44は、第1モーター34、第1アーム36、遊星歯車38、内歯車40及び撹拌棒42a,42bにより構成される撹拌部の昇降駆動を制御する。制御部62は、第1昇降部44を制御することにより撹拌部を昇降させる。即ち、制御部62は、第1昇降部44を制御することにより、混合容器搬送部20により混合容器12が生成部14の下方に搬送され配置された後に撹拌部を下降させ、撹拌棒42a,42bを公転及び自転させ調理麺4が生成された後に撹拌部を上昇させる。第1モーター34は、第1駆動軸34aの回転駆動、ひいては撹拌棒42a,42bの回転駆動を制御する。制御部62は、第1モーター34に第1駆動軸34aを駆動させることにより、第1駆動軸34a、ひいては撹拌棒42a,42bを回転させる。即ち、制御部62は、第1モーター34を制御することにより、撹拌部が下降した後、第1駆動軸34a(撹拌棒42a,42b)の回転を開始し、調理麺4を生成した後、第1駆動軸34a(撹拌棒42a,42b)の回転を停止する。
第2昇降部56は、第2モーター50、第2アーム52及びかき取り板54により構成されるかき取り部の昇降駆動を制御する。制御部62は、第2昇降部56を制御することによりかき取り部を昇降させる。即ち、制御部62は、第2昇降部56を制御することにより、混合容器搬送部20により混合容器12がかき寄せ部16の下方に搬送され配置された後にかき取り部を下降させ、かき取り板54を回転させ調理麺4をかき寄せた後にかき取り部を上昇させる。第2モーター50は、第2駆動軸50aの回転駆動、ひいてはかき取り板54の回転駆動を制御する。制御部62は、第2モーター50を制御することにより、第2駆動軸50a(かき取り板54)の回転を開始し、調理麺4をかき寄せた後、第2駆動軸50a(かき取り板54)の回転を停止する。
シュート昇降部60は、シュート58の昇降駆動を制御する。制御部62は、シュート昇降部60を制御することによりシュート58を昇降させる。即ち、制御部62は、シュート昇降部60を制御することにより、調理麺4を収容した混合容器12がシュート58の上方に配置され容器搬送部22より容器6がシュート58の下方に搬送された後にシュート58を下降させ、シュート58を介して調理麺4が容器6に充填された後にシュート58を上昇させる。
エアー噴射部66は、たとえば、シュート58の投入口58aから排出口58bに向けてシュート58の内壁面に対してエアーを旋回方向に噴射する。制御部62は、エアー噴射部66を制御することにより、充填部18により調理麺4を容器6に充填する際に、エアーを噴射させる。エアーは、混合容器12から調理麺4が排出されてからシュート58を上昇させるまでの間、噴射され、エアー噴射強度、噴射時間、および噴射回数は、シュート58から調理麺4を確実に排出させることができるように、且つ容器6内に収容された調理麺4がエアー噴射されることによりはみ出すことがないように、予め設定される。エアーの噴射方向は、シュート58の投入口58aから排出口58bに向けた、直線方向でもよい。また、シュート58の途中にエアー吹き出し口をシュート58の内壁方向に沿うように設置し、エアーの噴射方向をシュート58の内壁に沿うような方向にしてもよい。
混合容器搬送駆動部68は、混合容器搬送部20の駆動を制御する。制御部62は、混合容器搬送駆動部68を制御することにより混合容器搬送部20を駆動させる。即ち、制御部62は、混合容器搬送駆動部68を制御することにより、複数の混合容器12を現工程の位置から次工程の位置まで、即ち混合容器12を麺受取部10からソース供給装置26まで、ソース供給装置26から具材供給装置30まで、具材供給装置30から生成部14まで、生成部14からかき寄せ部16まで、かき寄せ部16から充填部18まで、充填部18から再び麺受取部10まで順次搬送する。
容器搬送駆動部70は、容器搬送部22の駆動を制御する。制御部62は、容器搬送駆動部70を制御することにより容器搬送部22を駆動させる。即ち、制御部62は、容器搬送駆動部70を制御することにより、シュート58が下降してから上昇するまでの間、容器搬送部22の駆動を停止することにより容器6の搬送を停止し、シュート58が上昇した後、容器搬送部22を駆動させることにより容器6の搬送を再開する。
次に、図面を参照して、この実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2を用いて、個食用量の調理麺4を生成し容器6に充填する麺類個食調理充填方法について説明する。図6は、麺類個食調理充填装置2の制御部62が調理麺4を生成し容器6に充填するために実行する処理について説明するためのフローチャートである。
まず、制御部62は、混合容器搬送部20を稼働させて、麺受取部10の下方に混合容器12を移動させる(ステップS1)。即ち、制御部62は、複数の混合容器12のうちの一つが麺受取部10の下方に位置するように、混合容器搬送駆動部68に対して制御信号を出力し、混合容器搬送部20を駆動させる。
次に、制御部62は、個食用量の茹で麺8を混合容器12で受け取る(ステップS2)。具体的には、制御部62は、図示しないセンサー等を用いて麺受取部10のホッパー24内に茹で麺8が投入されたことを確認した後、ゲート駆動部64に対して制御信号を出力し、ゲート24cを開ける。ゲート24cが開くことにより、ホッパー24内の茹で麺8は、ホッパー24の排出口24bから排出され、麺受取部10の下方に位置する混合容器12内に投入される。制御部62は、図示しないセンサー等を用いて混合容器12内に茹で麺8が投入されたことを確認した後、ゲート駆動部64に対して制御信号を出力し、ゲート24cを閉じる。
次に、制御部62は、混合容器搬送駆動部68を介して混合容器搬送部20を駆動させることにより、混合容器12を麺受取部10の下方からソース供給装置26の下方に移動させ(ステップS3)、ソース供給装置26から供給される個食用量のソース28を混合容器12で受け取る(ステップS4)。更に、制御部62は、混合容器搬送駆動部68を介して混合容器搬送部20を駆動させることにより、混合容器12をソース供給装置26の下方から具材供給装置30の下方に移動させ(ステップS5)、具材供給装置30から供給される個食用量の具材32を混合容器12で受け取る(ステップS6)。
次に、制御部62は、混合容器搬送部20を駆動させることにより、混合容器12を具材供給装置30の下方から生成部14の下方に移動させる(ステップS7)。即ち、混合容器搬送部20は、制御部62の制御に従い、撹拌棒42a,42bの下方に混合容器12を搬送する。混合容器12が生成部14の下方に配置されると、制御部62は、第1モーター34、第1アーム36、遊星歯車38、内歯車40及び撹拌棒42a,42bにより構成される撹拌部を下降させる(ステップS8)。具体的には、制御部62は、第1昇降部44に対して制御信号を出力し、撹拌棒42a,42bが混合容器12内の茹で麺8、ソース28及び具材32を撹拌できる位置まで、撹拌部を下降させる。
次に、制御部62は、撹拌棒42a,42bを用いて混合容器12内の茹で麺8、ソース28及び具材32を撹拌し混合することにより個食用量の調理麺4を生成する(ステップS9)。具体的には、制御部62は、第1モーター34に対して制御信号を出力し、第1駆動軸34aを駆動させることにより撹拌棒42a,42bを回転させる。撹拌棒42a,42bは、遊星歯車38及び内歯車40により二軸高速回転(自転及び公転)し、茹で麺8、ソース28及び具材32を高速撹拌する。即ち、生成部14において遊星歯車機構を用いて二軸高速撹拌することにより個食用量の調理麺4を短時間で且つ良好に生成することができる。制御部62は、調理麺4を生成し終えると、第1昇降部44に対して制御信号を出力し、撹拌棒42a,42bが混合容器12の上端より上方に位置するまで、撹拌部を上昇させる(ステップS10)。
次に、制御部62は、混合容器搬送部20を駆動させることにより、混合容器12を生成部14の下方からかき寄せ部16の下方に移動させる(ステップS11)。即ち、混合容器搬送部20は、制御部62の制御に従い、かき取り板54の下方に混合容器12を搬送する。混合容器12がかき寄せ部16の下方に配置されると、制御部62は、第2モーター50、第2アーム52及びかき取り板54により構成されるかき取り部を下降させる(ステップS12)。具体的には、制御部62は、第2昇降部56に対して制御信号を出力し、かき取り板54が混合容器12内の調理麺4をかき取れる位置まで、かき取り部を下降させる。
次に、制御部62は、かき取り板54を用いて混合容器12内に付着した調理麺4をかき取り、混合容器12の中央にかき寄せる(ステップS13)。具体的には、制御部62は、第2モーター50に対して制御信号を出力し、第2駆動軸50aを駆動させることによりかき取り板54を回転させる。かき取り板54は、図4に示すように、混合容器12の内壁面12aに接触しつつ反時計周りに回転し、混合容器12の内壁面12aに付着した調理麺4をかき取り、混合容器12の中央にかき寄せる。制御部62は、調理麺4をかき寄せ終えると、第2昇降部56に対して制御信号を出力し、かき取り板54が混合容器12の上端より上方に位置するまで、かき取り部を上昇させる(ステップS14)。
次に、制御部62は、シュート58を用いて混合容器12内の調理麺4を容器6に充填する。まず、制御部62は、混合容器搬送部20を駆動させることにより、混合容器12を生成部14の下方から充填部18の上方に移動させる(ステップS15)。制御部62は、容器搬送部22を稼働させて、充填部18の下方に容器6を移動させる(ステップS16)。即ち、制御部62は、容器搬送部22上に順次載置され搬送される複数の容器6のうちの一つが充填部18の下方に位置するように、容器搬送駆動部68に対して制御信号を出力し、容器搬送部22に容器6を搬送させる。
制御部62は、容器6がシュート58の下方に搬送された後、シュート昇降部60に対して制御信号を出力し、シュート58の排出口58b下端が容器6内(容器6の上縁より下側)に位置するまで、シュート58を下降させる(ステップS17)。シュート58の下降距離は、容器の形状(調理麺4を収容するエリアや容器の深さ等)に応じて予め設定されている。なお、混合容器12は、ステップS15の処理により充填部18の上方に位置した時点で混合容器12の投入口が上から下を向くように水平方向を軸として反転し、混合容器12内の調理麺4は、ステップS17において下降したシュート58の投入口58aからシュート58内に投入される。
また、制御部62は、調理麺4がシュート58内に投入された時点でシュート58の内壁面に対してエアーを旋回方向に噴射する(ステップS18)。具体的には、制御部62は、エアー噴射部66に対して制御信号を出力し、シュート58の内壁面にエアーを噴射させて、シュート58内に残存する調理麺4を排出させる。エアーは、調理麺4を混合容器12からシュート58を介して容器6に充填する際、即ち混合容器12から調理麺4が排出されてからシュート58を上昇させるまでの間、噴射される。制御部62は、調理麺4が容器6に充填された後、シュート昇降部60に対して制御信号を出力し、シュート58の排出口58b下端が容器6の上端より上方に位置するまで、シュート58を上昇させる(ステップS19)。
次に、制御部62は、混合容器搬送部20を駆動させることにより、混合容器12を充填部18の上方から麺受取部10の下方まで移動させる(ステップS20)。同時に、制御部62は、容器搬送部22を駆動させることにより、容器6を次工程ラインに移動させる(ステップS21)。そして、制御部62は、ステップS1~S21の処理を繰り返す。
なお、制御部62が1個の調理麺4を生成し容器6に充填するために実行する処理について説明したが、制御部62は、これらの処理と同時に、1ピッチ毎(茹で麺8が麺受取部10のホッパー24に投入される毎)に次の調理麺4を生成し次の容器6に充填するための同様の処理を繰り返す。即ち、n(nは自然数)番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS3~の処理と同時に、(n+1)番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS1~の処理を開始する。更に、n番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS5~の処理と同時に(n+2)番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS1~の処理、n番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS7~の処理と同時に(n+3)番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS1~の処理、n番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS11~の処理と同時に(n+4)番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS1~の処理、n番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS15~の処理と同時に(n+5)番目の調理麺4を生成し容器6に充填するためのステップS1~の処理を開始する。
この実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2によれば、人の手によらず自動で個食用量分の調理麺4を生成し且つ生成された調理麺4を容器6に充填することができる。従来においては、1バッチ分(複数個分)の調理麺4を人の手により生成し、人の手により個食用量分を計量しつつ容器6に充填していたため多くの人手を要していたが、麺類個食調理充填装置2を用いることにより、1バッチ分でなく個食用量の調理麺4を自動で生成することができ、且つ生成された調理麺4を自動で容器6に充填することができ、省力化・省人化を実現することができる。
また、この実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2によれば、二軸高速回転(自転及び公転)する撹拌棒42a,42bを有する生成部14を備えているため、個食用量の調理麺4を短時間で且つ良好に生成することができる。また、この実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2によれば、調理麺4が容器6に充填される際にシュート58の内壁面にエアーを噴射するため、シュート58内を滑り落ちずに残存した調理麺4を容器6の中に確実に充填することができる。したがって、調理麺4を容器6に充填する処理の自動化にあたり問題となっていた容器6からの調理麺4のはみ出しを解消することができ、更なる省力化・省人化を実現することができる。
なお、上述の実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2においては、かき寄せ部16を備えているが、オイル系のパスタ等、混合容器12の内壁面12aに付着しない麺類または内壁面12aへの付着が少ない麺類を調理及び充填する場合等、かき寄せ部16を備えない構成にしてもよい。また、上述の実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2においては、エアー噴射部66を備えているが、混合容器の内壁面12aに付着しづらい麺類等を調理及び充填する場合、エアー噴射部66を備えない構成にしてもよい。
また、上述の実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2においては、具材供給装置30より個食用量の具材を受け取っているが、具材を要しない場合またはソースに具材が予め混合されている場合等、具材を受け取る機能を備えない構成にしてもよい。また、上述の実施の形態に係る麺類個食調理充填装置2においては、生成部14により茹で麺8、ソース28及び具材32を撹拌・混合しているが、茹で麺8及びソース28を撹拌・混合した後に具材32を加えて更に撹拌・混合する構成にしてもよい。
2…麺類個食調理充填装置、4…調理麺、6…容器、8…茹で麺、10…麺受取部、12…混合容器、12a…内壁面、14…生成部、16…かき寄せ部、18…充填部、20…混合容器搬送部、22…容器搬送部、24…ホッパー、24a…投入口、24b…排出口、24c…ゲート、26…ソース供給装置、28…ソース、30…具材供給装置、32…具材、34…第1モーター、34a…第1駆動軸、36…第1アーム、38…遊星歯車、40…内歯車、40a,40b…支持部材、42a,42b…撹拌棒、44…第1昇降部、46a,46b…ベアリング、48…台、50…第2モーター、50a…第2駆動軸、52…第2アーム、54…かき取り板、54a…かき取り板、56…第2昇降部、58…シュート、58a…投入口、58b…排出口、60…シュート昇降部、62…制御部、64…開閉シリンダー、66…エアー噴射部、68…混合容器搬送駆動部、70…容器搬送駆動部。

Claims (12)

  1. 個食用量の調理麺を容器に充填する麺類個食調理充填装置であって、
    個食用量の茹で麺が投入される投入口及び前記茹で麺を排出する開閉可能な排出口を有する麺受取部と、
    前記麺受取部の前記排出口から排出される前記茹で麺及び個食用量のソースを受け容れる混合容器と、
    前記混合容器の水平面における中心を軸として前記混合容器内を公転し且つ水平方向に自転することにより前記混合容器内の前記茹で麺及び前記ソースを撹拌する撹拌棒、並びに前記撹拌棒を昇降する第1昇降部を有し、前記混合容器内の前記茹で麺及び前記ソースを混合することにより前記調理麺を生成する生成部と、
    シュートを用いて前記混合容器内にある前記調理麺を前記容器に充填する充填部と、
    前記混合容器を前記麺受取部及び前記生成部の下方、並びに前記充填部の上方に搬送する混合容器搬送部と、
    前記容器を前記充填部の下方に搬送する容器搬送部と、
    前記混合容器搬送部により前記混合容器が前記生成部の下方に搬送された後に前記第1昇降部に前記撹拌棒を下降させ、前記撹拌棒を公転及び自転させ、前記調理麺が生成された後に前記第1昇降部に前記撹拌棒を上昇させる第1制御部と、
    を備えることを特徴とする麺類個食調理充填装置。
  2. 前記生成部は、
    鉛直下向きの第1駆動軸を駆動させる第1駆動部と、
    前記第1駆動軸から半径方向に延伸する第1アームと、
    前記第1アームの先端部に設けられ水平に回転する遊星歯車と、
    前記遊星歯車と噛合する内歯車と、を備え、
    前記撹拌棒は、前記第1アームの先端部から前記遊星歯車を介して垂設されており、
    前記第1制御部は、前記第1駆動部に前記第1駆動軸を駆動させることを特徴とする請求項1記載の麺類個食調理充填装置。
  3. 前記混合容器内に付着した前記調理麺を前記混合容器の中央にかき寄せるかき寄せ部を備え、
    前記混合容器搬送部は、前記混合容器を前記かき寄せ部の下方に搬送し、
    前記かき寄せ部は、
    鉛直下向きの第2駆動軸を駆動させる第2駆動部と、
    前記第2駆動部から半径方向に延伸する第2アームと、
    前記第2アームの先端部から垂設され前記混合容器の内壁面に付着した前記調理麺をかき取るかき取り板と、
    前記かき取り板を昇降する第2昇降部と、を備え、
    前記混合容器搬送部により前記混合容器が前記かき寄せ部の下方に搬送された後に前記第2昇降部に前記かき取り板を下降させ、前記かき取り板を回転させ、前記調理麺をかき寄せた後に前記第2昇降部に前記かき取り板を上昇させる第2制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の麺類個食調理充填装置。
  4. 前記かき取り板は、前記第2駆動軸の半径方向に対して所定角度傾斜させたかき取り面を有することを特徴とする請求項3に記載の麺類個食調理充填装置。
  5. 前記混合容器は、個食用量の具材を更に受け容れ、
    前記生成部は、前記混合容器内の前記茹で麺、前記ソース及び前記具材を混合することにより前記調理麺を生成することを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の麺類個食調理充填装置。
  6. 前記充填部は、前記シュートを昇降するシュート昇降部を備え、
    前記容器搬送部により前記容器が前記シュートの下方に搬送された後に前記シュート昇降部に前記シュートを下降させ、前記調理麺が前記容器に充填された後に前記シュート昇降部に前記シュートを上昇させる昇降制御部を備えることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の麺類個食調理充填装置。
  7. 前記充填部により前記調理麺を前記容器に充填する際に、前記シュートの内壁面に対してエアーを噴射する噴射部を備えることを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載の麺類個食調理充填装置。
  8. 個食用量の調理麺を容器に充填する麺類個食調理充填方法であって、
    個食用量の茹で麺を混合容器で受け取る茹で麺受取工程と、
    個食用量のソースを前記混合容器で受け取るソース受取工程と、
    撹拌棒を用いて前記混合容器内の前記茹で麺及び前記ソースを撹拌することにより前記調理麺を生成する生成工程と、
    前記容器をシュートの下方に搬送する容器搬送工程と、
    前記容器搬送工程により前記容器が前記シュートの下方に搬送された後、前記シュートを下降させ、前記シュートを用いて前記混合容器内にある前記調理麺を前記容器に充填し、前記調理麺が前記容器に充填された後、前記シュートを上昇させる充填工程と、
    を含むことを特徴とする麺類個食調理充填方法。
  9. 前記生成工程は、
    前記撹拌棒の下方に前記混合容器を搬送する第1搬送工程と、
    前記撹拌棒を前記混合容器内に下降させる第1下降工程と、
    前記調理麺を生成した後に前記撹拌棒を前記混合容器の上方に上昇させる第1上昇工程と、
    を含むことを特徴とする請求項8記載の麺類個食調理充填方法。
  10. 前記生成工程により前記調理麺が生成された後、かき取り板を用いて前記混合容器内に付着した前記調理麺をかき取り、前記混合容器の中央にかき寄せるかき寄せ工程を更に含み、
    前記かき寄せ工程は、
    前記かき取り板の下方に前記混合容器を搬送する第2搬送工程と、
    前記かき取り板を前記混合容器内に下降させる第2下降工程と、
    前記調理麺をかき寄せた後に前記かき取り板を前記混合容器の上方に上昇させる第2上昇工程と、
    を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の麺類個食調理充填方法。
  11. 個食用量の具材を前記混合容器で受け取る具材受取工程を更に含み、
    前記生成工程は、前記混合容器内の前記茹で麺、前記ソース及び前記具材を混合することにより前記調理麺を生成することを特徴とする請求項8~10の何れか一項に記載の麺類個食調理充填方法。
  12. 前記充填工程により前記調理麺を前記容器に充填する際に、前記シュートの内壁面に対してエアーを噴射する噴射工程を含むことを特徴とする請求項8~11の何れか一項に記載の麺類個食調理充填方法。
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