JP7314490B2 - 配送システム及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、配送先への荷物の配送を複数の配送業者のそれぞれが個別に行う場合に比べて、複数の荷物を共通の配送先へ効率よく配送することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記予め定められた条件は、前記複数の荷物の配送先の住所が指定されている場合には、当該住所が共通であるという条件であり、当該複数の荷物の配送先の住所が指定されていない場合には、前記受取人が共通であるという条件であることを特徴とする請求項1記載の配送システムである。
請求項3に記載の発明は、前記生成手段は、さらに、前記受取人宛の荷物の配送と、当該受取人と住所が共通の他の受取人宛の荷物とがまとめて配送されるようにする情報を生成することを特徴とする請求項1記載の配送システムである。
請求項4に記載の発明は、前記生成手段は、前記受取人宛の荷物と前記他の受取人宛の荷物とをまとめて配送することが許可されていない場合には、当該受取人宛の荷物と当該他の受取人宛の荷物とが別々に配送されるようにする情報を生成することを特徴とする請求項3記載の配送システムである。
請求項5に記載の発明は、前記受付手段は、前記受取人から、当該受取人宛の荷物と、当該受取人と住所が共通の他の受取人宛の荷物とをまとめて配送することを許可又は不許可とする設定を受け付けることを特徴とする請求項1記載の配送システムである。
請求項6に記載の発明は、前記受付手段は、さらに、前記受取人宛の荷物の種類に応じて、当該受取人宛の荷物と前記他の受取人宛の荷物とをまとめて配送することを許可又は不許可とする設定を受け付けることを特徴とする請求項5記載の配送システムである。
請求項7に記載の発明は、前記受付手段は、前記受取人から、当該受取人と共通の住所宛の荷物であっても個人宛毎に配送することを許可又は不許可とする設定を受け付けることを特徴とする請求項1記載の配送システムである。
請求項8に記載の発明は、前記取得手段が一の配送業者から取得した情報に含まれる荷物について、当該一の配送業者ではない自システムの配送手段によって配送する場合、当該一の配送業者に対して当該荷物を配送しないように指示する指示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の配送システムである。
請求項9に記載の発明は、前記取得手段が一の配送業者から取得した情報に含まれる荷物について、当該一の配送業者ではない自システムの配送手段によって配送する場合、当該配送手段によって当該荷物の配送が完了すると、当該一の配送業者に対して当該荷物の配送が完了したことを通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の配送システムである。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、荷物を受け取る受取人から、複数の配送業者に対して当該受取人の情報を問い合わせる許可を受け付ける機能と、前記許可がされた場合に、前記複数の配送業者のそれぞれから前記受取人宛の荷物に関する情報を取得する機能と、前記取得する機能により取得された情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記受取人宛の複数の荷物がまとめて配送されるようにする情報を生成する機能と、前記生成する機能により生成された情報に基づいて、配送人が各配送業者の配送センターから荷物を集配する集配ルートの情報を含む配送スケジュールを作成する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項2記載の発明によれば、複数の荷物の配送先の住所が指定されているか否かにかかわらず、複数の荷物の配送をまとめることができる。
請求項3記載の発明によれば、受取人宛の荷物と他の受取人宛の荷物とをまとめて配送することができる。
請求項4記載の発明によれば、受取人と住所が共通の他の受取人宛の荷物が存在する場合であっても、受取人宛の荷物と他の受取人宛の荷物とをまとめて配送しないようにすることができる。
請求項5記載の発明によれば、受取人が、受取人宛の荷物と他の受取人宛の荷物とをまとめて配送するか否かを選択することができる。
請求項6記載の発明によれば、受取人が、受取人宛の荷物の種類に応じて、他の受取人宛の荷物とまとめて配送するか否かを選択することができる。
請求項7記載の発明によれば、受取人が、受取人と共通の住所宛の荷物であっても個人宛毎に配送するか否かを選択することができる。
請求項8記載の発明によれば、一の配送業者から取得した情報に含まれる荷物について、一の配送業者に対して荷物を配送しないように指示しない構成と比較して、一の配送業者によって誤って荷物が配送されることが抑制される。
請求項9記載の発明によれば、一の配送業者において、荷物の配送が完了したことが明確になる。
請求項10記載の発明によれば、配送先への荷物の配送を複数の配送業者のそれぞれが個別に行う場合に比べて、複数の荷物を共通の配送先へ効率よく配送する機能を、コンピュータにより実現できる。
図1は、本実施の形態に係る配送システム1の全体構成例を示した図である。本実施の形態に係る配送システム1は、配送業者の配送人とは別に用意された配送システム1の配送人が、配送業者にて配送された荷物の配送を配送業者から引き継いで、配送業者にて管理されている荷物を受け取りに行き、受け取った荷物を配送先へ配送するシステムである。
なお、以下では、共通ユーザ管理サーバ100にて割り当てられるユーザのIDを、「共通ID」と称する場合がある。
なお、配送業者は少なくとも1つの配送業者サーバ500を管理するが、1つの配送業者が複数の配送業者サーバ500を管理する場合もあるものとする。
また、以下では、配送業者サーバ500にて割り当てられるユーザのIDを、「個別ID」と称する場合がある。
また、依頼人端末600は、ユーザ登録画面を表示して、配送システム1に登録するユーザの情報を受け付ける。配送システム1に登録されたユーザ(以下、登録ユーザと称する)は、配送システム1の配送人による配送サービスを利用することができる。なお、登録ユーザの情報は、依頼人端末600から共通ユーザ管理サーバ100に送信されて、上述したように、共通ユーザ管理サーバ100にて管理される。
図2は、本実施の形態に係る共通ユーザ管理サーバ100のハードウェア構成例を示す図である。
次に、本実施の形態に係る共通ユーザ管理サーバ100の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る共通ユーザ管理サーバ100の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係る共通ユーザ管理サーバ100は、登録ユーザ情報受付部111、登録ユーザ情報取得部112、ユーザ情報登録部113、表示情報出力部114、ユーザ情報格納部115を備える。
さらに説明すると、ユーザ登録画面では、ユーザが利用対象とする配送業者の選択も行われる。ユーザは、ここで選択した配送業者に対して、配送業者が管理する自身の情報を配送システム1へ公開することを許可したものとされる。即ち、ユーザは、ここで選択した配送業者へ自身の情報を問い合わせることを許可したものとされる。付言すると、配送業者の選択においては、例えば、予め定められた複数の配送業者の中からユーザが1又は複数の配送業者を選択してもよいし、予め定められた複数の配送業者を一括で選択してもよい。
また、ユーザは、過去に利用したことのある配送業者がある場合、ユーザ登録画面において、過去に利用した際に配送業者から付与された自身の個別IDを入力してもよい。
ユーザがユーザ登録画面においてユーザ情報の入力を完了し、登録を実行すると、ユーザ登録画面で入力された情報(即ち、登録ユーザ情報受付部111が受け付けた情報)は、後述するように、ユーザ情報登録部113によってユーザ情報テーブルに登録される。
このようにして、登録ユーザ情報取得部112は、登録ユーザが利用対象として選択した各配送業者サーバ500から、登録ユーザの個別IDの情報を取得する。また、各配送業者の配送業者サーバ500には、ユーザ毎に様々な情報が登録されていることが考えられるため、登録ユーザ情報取得部112は、個別IDに限らず、登録ユーザのその他の情報を取得しても良い。
さらに、登録ユーザ情報取得部112は、登録ユーザが利用対象として選択した配送業者の配送業者サーバ500にアクセスして、配送システム1へ情報を公開することを許可したユーザのうち、登録ユーザの住所と同じ住所が登録されている別のユーザの情報を取得する。このようなユーザも、登録ユーザと同居している同居ユーザとして扱われる。
ただし、登録ユーザ情報取得部112は、同居ユーザの情報を取得する場合、登録ユーザが利用対象として選択した配送業者の配送業者サーバ500にアクセスする構成に限られない。例えば、登録ユーザ情報取得部112は、配送システム1における全ての配送業者サーバ500にアクセスして、登録ユーザと同居している同居ユーザの情報を取得してもよい。
次に、本実施の形態に係る配送タスク管理サーバ200の機能構成について説明する。図4は、本実施の形態に係る配送タスク管理サーバ200の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係る配送タスク管理サーバ200は、配送依頼情報取得部211、ユーザ情報取得部212、配送タスク作成部213、配送タスク格納部214を備える。
例えば、同一ユーザ宛の荷物で配送先の住所が同じ場合、配送タスク作成部213は、場所をキーにしてまとめる手法により、1つの配送タスクにまとめる。また、例えば、異なるユーザ宛の荷物であっても、そのユーザ同士が家族や同居人の関係で配送先の住所が同じ場合、配送タスク作成部213は、1つの配送タスクにまとめる。ただし、ユーザ同士が家族や同居人の関係であっても、同居ユーザへの配送が許可されていない場合には、1つの配送タスクにまとめずに、別々の配送タスクを作成する。
次に、本実施の形態に係る配送スケジュール管理サーバ300の機能構成について説明する。図5は、本実施の形態に係る配送スケジュール管理サーバ300の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係る配送スケジュール管理サーバ300は、配送タスク取得部311、スケジュール作成部312、スケジュール通知部313、配送状況管理部314、配送状況通知部315を備える。
なお、配送業者に対する指示又は通知は、配送業者サーバ500に対して行う構成に限られない。配送業者に対して指示又は通知を行えばよく、例えば、配送業者サーバ500の管理者にメールで指示又は通知をしたり、配送業者において荷物の配送を担当する担当者にメールで指示又は通知をしたりしてもよい。
次に、共通ユーザ管理サーバ100がユーザ登録を行う処理の手順について説明する。図6は、ユーザ登録の処理手順の一例を示したフローチャートである。
なお、以下では、処理のステップを記号の「S」と表記する場合がある。
なお、S104~S107の処理は、登録ユーザが利用対象として選択した配送業者の配送業者サーバ500毎に実行される。
S109で肯定の判断(YES)がされた場合、登録ユーザ情報取得部112は、その別のユーザの共通IDを取得する(S110)。次に、ユーザ情報登録部113は、S110で取得された共通IDを、登録ユーザの同居ユーザの共通IDとして、ユーザ情報テーブルに登録する(S111)。
一方、S112で肯定の判断(YES)がされた場合、登録ユーザ情報取得部112は、配送業者サーバ500から、その別のユーザの情報を取得する(S113)。ここで取得される別のユーザの情報は、登録ユーザの同居ユーザの情報として扱われる。次に、ユーザ情報登録部113は、この別のユーザについて配送システム1に登録するために、S113で取得されたユーザの情報をユーザ情報テーブルに登録する(S114)。その際、ユーザ情報登録部113は、別のユーザに対して新たに共通IDを割り当てる(S115)。また、ユーザ情報登録部113は、S115で割り当てた共通IDを、登録ユーザの同居ユーザの共通IDとして、ユーザ情報テーブルに登録する(S116)。そして、本処理フローは終了する。
なお、S112~S116の処理は、登録ユーザが利用対象として選択した配送業者の配送業者サーバ500毎に実行される。
次に、配送タスク管理サーバ200が配送タスクを作成する処理の手順について説明する。図7及び図8は、配送タスク作成の処理手順の一例を示したフローチャートである。
S204の判定では、例えば、配送先のユーザの住所に配送するように明示的に指定されている場合や、配送先のユーザの住所がユーザ情報テーブルに登録されており、それ以外の場所に配送するような指示がない場合に、肯定の判断(YES)がされる。一方、例えば、配送先のユーザの住所が固定されていない場合や、配送先のユーザの住所はユーザ情報テーブルに登録されているが、その住所には配送しないように指定されている場合に、否定の判断(NO)がされる。この場合、荷物の配送先である人をキーにしてまとめる手法が用いられる。
S205で否定の判断(NO)がされた場合、配送タスク作成部213は、S202で選択した荷物だけを含む配送タスクを作成する(S206)。
一方、S205で肯定の判断(YES)がされた場合、配送タスク作成部213は、同一ユーザ宛で配送先の住所が同じ複数の荷物をまとめる(S207)。
次に、共通ユーザ管理サーバ100の処理について、具体例を挙げて説明する。
例えば、ユーザAが依頼人端末600から共通ユーザ管理サーバ100にアクセスすると、依頼人端末600のディスプレイにユーザ登録画面が表示される。ユーザAが、このユーザ登録画面において、自身の氏名、住所、電話番号等のユーザ情報を入力すると、ユーザ登録が行われる。また、ユーザ登録画面では、ユーザAが利用対象とする配送業者の選択も行われる。ここで、ユーザAは、ユーザ登録画面において、過去に利用したことのある配送業者から付与された自身の個別IDを入力してもよい。
この例では、ユーザAは、配送業者サーバ500Aを管理する配送業者A、配送業者サーバ500Bを管理する配送業者B、配送業者サーバ500Cを管理する配送業者Cの3つを選択する。また、ユーザAは、過去に配送業者Aのサービスを利用したことがあり、その際に付与された個別IDとして、個別ID「333」を入力する。
図9(A)は、ユーザ情報テーブルに登録されたユーザAの情報の一例を示す図である。図示の例では、共通IDは「C-8797」、ユーザAの氏名は「山田太郎」、電話番号は「xx-xxxx-xxxx」、住所は「xx県yy市zz1-1」である。
さらに、荷物をまとめて配送することを許可する同居ユーザを指定してもよい。例えば、酒類やアルコール飲料については、成人の同居ユーザ宛の荷物であればまとめて配送してもよいとする設定が行われる。また、例えば、高価なものについては、信頼できる同居ユーザ宛の荷物であればまとめて配送してもよいとする設定が行われる。
なお、後述するように、同居ユーザ配送可/不可の設定を、配送する荷物毎に行ってもよい。
より具体的には、ユーザAの登録が行われると、登録ユーザ情報取得部112は、ユーザAが利用対象として選択した各配送業者の配送業者サーバ500A~500Cにアクセスして、配送業者サーバ500A~500Cにて管理されているユーザAの個別IDを取得する。
次に、配送タスク管理サーバ200の処理について、具体例を挙げて説明する。
まず、配送依頼情報取得部211は、定期的(例えば、1時間毎)に、各配送業者の配送業者サーバ500にアクセスして、各配送業者がユーザから依頼された荷物の配送依頼の情報を取得する。ここでは、配送システム1へ情報を公開することを許可したユーザ宛の荷物の配送依頼の情報を取得する。図11(A)~(C)は、配送業者がユーザから依頼された荷物の配送依頼の情報の一例を示す図である。
なお、図11(A)~(C)に示す例では指定されていないが、配送依頼では、荷物の受取人を指定してもよい。受取人が指定された場合、指定された受取人に対して荷物の受け渡しが行われる。指定された受取人が不在の場合には、再配送となる。また、まとめて配送した複数の荷物について、荷物毎に受取人が指定されている場合には、荷物に対応する受取人に対して荷物の受け渡しが行われる。
より具体的には、図11(A)に示す荷物1(配送ID:2222)では、配送先のユーザの個別IDが「X-222」であり、ユーザ情報テーブルを検索することにより、共通ID「C-8797」のユーザAを示していることが確認される(図9(A)参照)。同様に、図11(B)に示す荷物2(配送ID:2223)では、配送先のユーザの個別IDが「X-333」であり、ユーザ情報テーブルを検索することにより、共通ID「C-9987」のユーザCを示していることが確認される(図10(C)参照)。また、図11(C)に示す荷物3(配送ID:123)では、配送先のユーザの個別IDが「A3849」であり、ユーザ情報テーブルを検索することにより、共通ID「C-8797」のユーザAを示していることが確認される(図9(A)参照)。
また、この例では、3つの荷物毎に「同居ユーザ配送可/不可」の設定がされており、3つの荷物ともに「可」が設定されている。そのため、3つの荷物は1つの配送タスクにまとめられる。ここで、例えば、荷物1の設定が「不可」の場合、荷物1と荷物2とはまとめられない。この場合、例えば、荷物1だけで1つの配送タスクが作成され、荷物2と荷物3とが1つの配送タスクにまとめられる。又は、同じユーザA宛の荷物である荷物1と荷物3とを1つの配送タスクにまとめて、荷物2だけで1つの配送タスクを作成してもよい。
また、この例では、配送タスクの希望配送日時として、荷物1の「2018年5月4日18時」が設定される。ただし、複数の荷物を1つの配送タスクにまとめる場合、複数の荷物に対して希望配送日時が指定されている場合には、最も早い希望配送日時が、その配送タスクの希望配送日時として設定される。
次に、配送スケジュール管理サーバ300の処理について、具体例を挙げて説明する。
配送タスク取得部311は、配送タスク管理サーバにて作成された配送タスクの情報を取得する。そして、スケジュール作成部312は、配送タスク取得部311が取得した配送タスク毎に、配送人が配送するための配送スケジュールを作成する。この例では、スケジュール作成部312は、図12に示す配送タスクの配送スケジュールを作成するものとする。
なお、スケジュール通知部313が配送人を選択するのではなく、配送システム1の管理者等が配送人を選択してもよい。また、配送人自身が配送可能な配送タスクを選択してもよい。
配送タスクのタスクステータスには、「新規」、「集配中」、「配送中」、「完了」、「待機中」がある。「新規」は、配送タスクが作成されて、まだ配送人に割り当てられていない状態である。「集配中」は、配送人が荷物の集配作業中の状態である。「配送中」は、配送人が荷物の集配を完了し、配送先に向かっている状態である。「完了」は、荷物の配送が完了した状態である。「待機中」は、荷物の配送が完了して一定時間経過した状態である。
また、配送人は、配送センターで荷物を受け取る際、信用できる者であることを示すために、配送業者サーバ500から事前に送られる認証情報(例えばパスワード等)を提示する。認証が取れると、配送センターから配送人への荷物の受け渡しが行われる。
また、例えば、スケジュール作成部312は、荷物の希望配送日時が指定されている場合、それが急な配送の場合には、配送業者サーバ500に対して配送を任せる旨を通知する。より具体的には、例えば、配送タスク管理サーバ200にて配送を確認した時刻(即ち、配送依頼情報取得部211が配送依頼の情報を取得した時刻)から一定時間内(例えば、1時間以内)に配送を完了させるようにユーザに指定されている場合、配送業者サーバ500に対して配送を任せる旨を通知する。
さらに、例えば、スケジュール作成部312は、荷物を管理する配送センターが、配送システム1の対象エリア外だった場合には、配送業者サーバ500に対して配送を任せる旨を通知する。
このように、Webサイトのシステムから配送依頼の情報を直接取得することにより、例えば、配送業者サーバ500から配送依頼の情報を取得する構成と比較して、早めに配送依頼の情報が取得される。そのため、例えば、早めに配送タスクの作成が行われ、配送人が確保されることになる。
例えば、配送業者サーバ500において、配送システム1のユーザ登録を受け付けてもよい。この場合、例えば、配送業者サーバ500のユーザ登録画面において、配送システム1の利用有無の選択を受け付ける。ここで、配送システム1を利用することを選択したユーザに対しては、配送システム1へ情報を公開することを許可するか否かの確認が行われる。そして、配送タスク管理サーバ200のユーザ情報取得部212は、定期的に(例えば、1時間毎に)、各配送業者サーバ500にアクセスして、配送システム1へ情報を公開することを許可したユーザのうち、ユーザ情報テーブルにまだ登録していないユーザが存在するか否かを判定する。まだ登録していないユーザが存在する場合、そのユーザの情報を配送業者サーバ500から取得する。そして、取得した情報を基にユーザ登録が行われる。また、新たに登録されたユーザの住所とすでに登録済みのユーザの住所とを比較して、同居ユーザにあたるか否かの判定も行われる。同居ユーザにあたる場合には、それぞれのユーザに対して、同居ユーザの情報が登録される。
また、本実施の形態では、共通ユーザ管理サーバ100の機能、配送タスク管理サーバの機能、配送スケジュール管理サーバの機能と同様に、配送人端末400の機能や依頼人端末600の機能についても、例えば、HDD等に記憶された各種プログラムがRAMに読み込まれてCPUに実行されることにより実現される。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
Claims (10)
- 荷物を受け取る受取人から、複数の配送業者に対して当該受取人の情報を問い合わせる許可を受け付ける受付手段と、
前記許可がされた場合に、前記複数の配送業者のそれぞれから前記受取人宛の荷物に関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記受取人宛の複数の荷物がまとめて配送されるようにする情報を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された情報に基づいて、配送人が各配送業者の配送センターから荷物を集配する集配ルートの情報を含む配送スケジュールを作成する作成手段と、を備える配送システム。 - 前記予め定められた条件は、前記複数の荷物の配送先の住所が指定されている場合には、当該住所が共通であるという条件であり、当該複数の荷物の配送先の住所が指定されていない場合には、前記受取人が共通であるという条件であること
を特徴とする請求項1記載の配送システム。 - 前記生成手段は、さらに、前記受取人宛の荷物の配送と、当該受取人と住所が共通の他の受取人宛の荷物とがまとめて配送されるようにする情報を生成すること
を特徴とする請求項1記載の配送システム。 - 前記生成手段は、前記受取人宛の荷物と前記他の受取人宛の荷物とをまとめて配送することが許可されていない場合には、当該受取人宛の荷物と当該他の受取人宛の荷物とが別々に配送されるようにする情報を生成すること
を特徴とする請求項3記載の配送システム。 - 前記受付手段は、前記受取人から、当該受取人宛の荷物と、当該受取人と住所が共通の他の受取人宛の荷物とをまとめて配送することを許可又は不許可とする設定を受け付けること
を特徴とする請求項1記載の配送システム。 - 前記受付手段は、さらに、前記受取人宛の荷物の種類に応じて、当該受取人宛の荷物と前記他の受取人宛の荷物とをまとめて配送することを許可又は不許可とする設定を受け付けること
を特徴とする請求項5記載の配送システム。 - 前記受付手段は、前記受取人から、当該受取人と共通の住所宛の荷物であっても個人宛毎に配送することを許可又は不許可とする設定を受け付けること
を特徴とする請求項1記載の配送システム。 - 前記取得手段が一の配送業者から取得した情報に含まれる荷物について、当該一の配送業者ではない自システムの配送手段によって配送する場合、当該一の配送業者に対して当該荷物を配送しないように指示する指示手段をさらに備えること
を特徴とする請求項1に記載の配送システム。 - 前記取得手段が一の配送業者から取得した情報に含まれる荷物について、当該一の配送業者ではない自システムの配送手段によって配送する場合、当該配送手段によって当該荷物の配送が完了すると、当該一の配送業者に対して当該荷物の配送が完了したことを通知する通知手段をさらに備えること
を特徴とする請求項1に記載の配送システム。 - コンピュータに、
荷物を受け取る受取人から、複数の配送業者に対して当該受取人の情報を問い合わせる許可を受け付ける機能と、
前記許可がされた場合に、前記複数の配送業者のそれぞれから前記受取人宛の荷物に関する情報を取得する機能と、
前記取得する機能により取得された情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記受取人宛の複数の荷物がまとめて配送されるようにする情報を生成する機能と、
前記生成する機能により生成された情報に基づいて、配送人が各配送業者の配送センターから荷物を集配する集配ルートの情報を含む配送スケジュールを作成する機能と、を実現させるためのプログラム。
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