JP7188805B2 - プログラム、方法、情報処理装置 - Google Patents

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Description

本開示は、プログラム、方法、情報処理装置に関する。
宅配事業など、荷物の配送を行う事業者にとって、配送先への配送に成功するか、荷物を持ち帰って再配達になるかは、配送の効率に影響するため、再配達をなるべく防ぐことが重要となっている。荷物を再配達することを要してしまうと、人件費および再配達のためのエネルギーコストも大きくなる。
下記の特許文献1では、配達の成否を予測するために、配達先に対する配達の成否及び成否時刻を含む配達実績と、配達先における時系列の電力消費量とに基づいて、電力消費の変化傾向を抽出することが記載されている。特許文献1には、電力消費の変化傾向を抽出する意義として、「電力消費パターンと配達成功及び失敗の関連性として、ある電力機器を利用後は配達成功率が高い(例えば、電子レンジ利用後は、その後に食事をするなど)、また、ある電力機器を使用した場合はその直前では配達成功率が低い(例えば、帰宅後に照明をONにするなど)、といった傾向をとらえることが可能となる。」ことが記載されている。
特開2017-211790号公報
しかしながら、電力の消費量自体は、居住する施設に設置される機器によっても異なりうる。例えば、調理を行うための機器についても、居住する人物がどの程度の調理を行うかにより、設置される電子機器が異なり、電力消費量も異なり得る。そのため、電力消費のパターンからは、在宅率(配達に成功する可能性を表す率)を推定することにも限界がある。
また、住居となる施設に居住する利用者が入れ替わることもあり得る。また、当該施設自体も建て替えなどで様々な機能が追加されることもあり得る。
そこで、本開示では、荷物の配送先となる施設について、配送に成功する可能性を示す在宅率を推定するための別の技術を提供する。
本開示に示す一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。プログラムは、プロセッサに、配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した配送先の属性の情報と、取得される第1の情報とに基づいて、1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行させる。
本開示によれば、電力消費量によらずとも、配送先への配送に成功する可能性を示す在宅率を推定することができる。
システム1の全体構成の例を示すブロック図である。 サーバ20の機能的な構成を示す図である。 ドライバー端末10の機能的な構成を示すブロック図である。 配送依頼データベース281のデータ構造を示す図である。 ドライバーデータベース282のデータ構造を示す図である。 学習済みモデルデータベース283のデータ構造を示す図である。 配送先データベース284のデータ構造を示す図である。 サーバ20が、ドライバーからの荷物の配送の報告を受け付けて、配送先への配送の実績と、配送先の属性の情報とを各種データベースに蓄積させる処理の流れを示す図である。 サーバ20が、配送先への配送に成功する可能性(在宅率)を推定するための学習済みモデルを生成する処理の流れを示す図である。 依頼主からの荷物の配送の依頼を受け付けて、各配送先への配送に成功する可能性を推定し、ドライバーが1または複数の荷物を配送する順序およびルートを決定する処理の流れを示す図である。 ドライバー端末10においてドライバーに対して提供する画面例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態の概略>
住居やオフィスなどを利用する人の活動のリズム(例えば、住宅を利用する個人の生活のリズム)は、当該利用する人の属性と関連がある可能性がある。
一方、配送員が配送先へ荷物を配送する際に、配送先についての情報として、配送先の属性の情報を取得できることがある。
以下の実施の形態の説明では、荷物の配達に成功する可能性(在宅率)を推定するために、配送先の属性の情報を定義して、配送先の属性の情報と、その配送先への配送の実績(配送に成功したか再配達をしたか)との関連を導くために機械学習アルゴリズムを用いて学習済みモデルを生成する。
実施の形態のシステム1では、荷物を配送する際、当該学習済みモデルを用いることにより、当該荷物の配送先へ配送する可能性を推定する。システム1では、荷物の配送先の在宅率を推定した結果に基づいて、各荷物を配送する順序および経路を決定し、決定した順序および経路をドライバーに提示する。以下、詳細を説明する。
<1.1 システム全体の構成図>
図1は、システム1の全体構成の例を示すブロック図である。
システム1は、配送を依頼する依頼主の荷物について、配送を行うドライバーに割り当てるシステムである。例えば、システム1は、以下のような事業者によって利用されうる。
・ 運送会社向けの運送管理のためのシステムとして、運送会社が配送依頼の荷物を集荷したうえで、各ドライバーにより配送する。
・ 荷物の配送を依頼する依頼主と、荷物の配送を行うドライバーとをマッチングさせるプラットフォームのシステムとして、システム側が依頼主からの配送依頼を受け付けて、ドライバーから配送を行う操作を受け付ける。ドライバーが依頼主の荷物の集荷を行い、配送先へ配送する。
図1に示すシステム1は、複数のドライバー端末10と、サーバ20と、複数の配送依頼主端末30とを含む。
図示する例では、ドライバー端末10A、10B、・・・の複数のドライバー端末を示している。以下、複数のドライバー端末を総称して「ドライバー端末10」と記載することもある。
同様に、図示する例では、配送依頼主端末30A、30B、・・・の複数の配送依頼主端末を示している。以下、複数の配送依頼主端末を総称して「配送依頼主端末30」と記載することもある。
ドライバー端末10、サーバ20、配送依頼主端末30は、ネットワーク80を介して通信接続する。
本実施形態において、各装置(端末装置、サーバ等)を情報処理装置として把握することもできる。すなわち、各装置の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することができ、システム1を複数の装置の集合体として形成してもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るシステム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はシステム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
ドライバー端末10は、配送を行うドライバーが操作する装置である。ドライバー端末10は、例えば、以下のようにして実現される。
・ スマートフォン、タブレット等のハンドヘルド型の携帯端末
・ 据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC
・ ドライバーであるユーザに装着されるウェアラブル端末(腕時計型、眼鏡型など)
ドライバー端末10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、ストレージ16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、ドライバー端末10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。
入力装置13は、ドライバーであるユーザからの入力操作を受け付けるための装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。
出力装置14は、ユーザに対して情報を提示するための装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。
メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
ストレージ16は、データを保存するためのものであり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。
プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
サーバ20は、配送先へ荷物を配送するドライバーと、荷物の配送状況とを管理する装置である。
サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。
入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対し、情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。
メモリ25は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
ストレージ26は、データを保存するためのものであり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。
プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
配送依頼主端末30は、荷物の配送を依頼する依頼主の操作を受け付ける。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図2は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図2に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、配送依頼データベース281と、ドライバーデータベース282と、学習済みモデルデータベース283と、配送先データベース284等の各種データベースを記憶する。
配送依頼データベース281は、配送主が配送を依頼した荷物の情報を管理するためのデータベースである。詳細は後述する。
ドライバーデータベース282は、ドライバーの情報を管理するためのデータベースである。詳細は後述する。
学習済みモデルデータベース283は、配送先への配送に成功する可能性を推定するために生成した学習済みモデルを管理するためのデータベースである。詳細は後述する。
配送先データベース284は、配送先についての情報を管理するためのデータベースである。詳細は後述する。
制御部203は、プロセッサ29が記憶部202に記憶されるプログラムを読み込み、プログラムに含まれる命令を実行することにより実現される。制御部203は、プログラムに従って動作することにより、受信制御モジュール2041、送信制御モジュール2042、学習済みモデル生成モジュール2043、在宅率推定モジュール2044、配送ルート決定モジュール2045、ドライバー評価モジュール2046、属性情報更新モジュール2047、マッチングモジュール2048として示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2041は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2042は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
学習済みモデル生成モジュール2043は、各配送先への荷物の配送に成功する可能性を評価するための学習済みモデルを生成するものである。
具体的には、学習済みモデル生成モジュール2043は、配送依頼データベース281に示される各荷物の配送の実績(配送先、配送した時間帯、配送に成功したか否か)と、配送先データベース284に示される各配送先の属性(詳細は後述する)とを教師データとして学習を行うことにより、配送先への配送に成功する確率を出力する学習済みモデルを生成する。
在宅率推定モジュール2044は、配送をする荷物の情報と、学習済みモデルデータベース283で管理される学習済みモデルとに基づいて、時間帯ごとに、各荷物の配送に成功する可能性を推定するものである。
具体的には、在宅率推定モジュール2044は、時間帯ごとに、配送先で荷物を受け取ってもらえる確率(「在宅率」ともいう)を出力する。例えば、在宅率推定モジュール2044は、配送依頼データベース281に登録される荷物(配送を予定する荷物)それぞれについて、配送先への配送に成功する確率(つまり、荷物の持ち帰りが発生しない確率)を出力する。
配送ルート決定モジュール2045は、ドライバーが配送する荷物について、在宅率の推定結果に基づいて、配送の順序と配送の経路を決定するものである。
具体的には、配送ルート決定モジュール2045は、配送依頼データベース281に登録される荷物(配送を予定する荷物)の情報に基づき、配送希望日時、配送元の位置情報等を参照して、ドライバーに割り当てる荷物の候補を抽出する。配送ルート決定モジュール2045は、抽出した荷物について、配送希望日時の情報を参照して、配送先への配送に成功する確率(在宅率)の推定結果(在宅率推定モジュール2044)を参照して、配送に成功する確率の高さ(つまり、持ち帰りとならない可能性が高い荷物)と、各荷物の配送先の位置とに基づき、配送の順序を決定する。配送ルート決定モジュール2045は、配送の順序を決定してから、各配送先へ配送するための経路の探索を行う。
配送ルート決定モジュール2045は、上記の他に、各荷物の配送の順序と配送の経路を決定するための外部のルーティングサービス(図示しない)等を利用して、各荷物の配送の順序等を決定してもよい。サーバ20は、当該外部のルーティングサービスに対し、各荷物の配送先の住所と、配送予定の時間帯(例えば、受取人または配送の依頼主が指定した時間帯)と、各荷物の優先度(例えば、必着である等)等の各種パラメータを、当該外部のルーティングサービスに送信する。当該外部のルーティングサービスは、これら各荷物の配送先の住所、配送予定の時間帯等に基づいて、各荷物を配送する順序および配送する経路を決定し、決定した結果を、サーバ20に応答する。ここで、サーバ20は、各荷物について在宅率を推定した結果について、当該外部のルーティングサービスに対しては、在宅率が高いと推定された時間帯が指定されたものとして、上記の各種パラメータを送信する。これにより、荷物自体には配送予定の時間帯の情報が指定されていない場合においても、荷物の持ち帰りの可能性が低い時間帯に届けるよう、各荷物の配送の順序等を決定することができる。サーバ20は、このようにして決定された配送の順序等に基づいて、ドライバーに、配送の順序と配送の経路等を提示することができる。
上記の場合、ルーティングに際しては、在宅率の推定をした結果を、荷物の時間帯の指定があるものとしているが、荷物自体には配送予定の時間帯の情報が指定されていないため、ドライバーに対しては、配送予定の時間帯の指定がないものとして情報を表示することとしてもよい。
なお、上記の外部のルーティングサービスの処理を、サーバ20等により行うこととしてもよい。
ドライバー評価モジュール2046は、ドライバーの配送の実績に基づき、ドライバーとしての運行能力を評価するものである。
具体的には、ドライバー評価モジュール2046は、以下の各項目に基づき、ドライバーを評価する。
・ ドライバーが配送の予定に従って荷物を配送したか(遅延がなかったか)
・ ドライバーが配送をする際に事故を起こさなかったか
・ ドライバーが荷物を配送する際、規定の装備を運行車両に装着していたか
・ 特定の地域または特定の時間帯など、配送を依頼する荷物の量に対してドライバーの数が不足するような需給の変動が生じた場合に、配送を担当したか
・ 配送の距離が比較的長い(例えば、所定距離以上または所定時間以上の配送が必要)荷物の配送をしたか
属性情報更新モジュール2047は、配送先の属性の情報の入力を受け付けて、配送先データベース284を更新するものである。
具体的には、属性情報更新モジュール2047は、ドライバーが配送を完了する際に、配送先についての属性の入力をドライバーから受け付けることにより、配送先データベース284を更新する。
マッチングモジュール2048は、配送を依頼する荷物と、配送を行うドライバーとをマッチングさせるものである。
具体的には、マッチングモジュール2048は、システム1が運送を行う事業者によって利用される場合、当該事業者において運行を管理する管理者が、荷物をドライバーに割り当てる操作を受け付けることにより、荷物とドライバーとをマッチングさせる。すなわち、サーバ20が、当該管理者から、手動で、荷物とドライバー(または配送用の車両)とを割り当てる操作を受け付ける。
マッチングモジュール2048は、システム1が、配送を希望する依頼主と、配送を担当するドライバーとをマッチングさせるものである場合、以下を行う。
・ ドライバーデータベース282を参照し、当該荷物を配送できる位置にいるドライバーを、マッチングの候補として抽出する
・ 依頼主に対し、ドライバーの候補を提示する。このとき、ドライバーデータベース282においてドライバーの評価(ドライバーランク)が高いドライバーを優先して、依頼主に提示する。例えば、依頼主に対し、一定評価以上のドライバーの候補を一定時間表示し、当該一定時間が経過したのち、その他のドライバーの候補を依頼主に提示する
<1.3 ドライバー端末10の構成>
図3は、ドライバー端末10の機能的な構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ドライバー端末10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する通信部(第1通信部120、第2通信部121)と、入力装置130(タッチ・センシティブ・デバイス131を含む)と、ディスプレイ132と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、モーションセンサ170と、記憶部180と、制御部190と、を含む。ドライバー端末10は、図3では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図3に示すように、ドライバー端末10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、ドライバー端末10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1通信部120へ与える。
アンテナ112は、ドライバー端末10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2通信部121へ与える。
第1通信部120は、ドライバー端末10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2通信部121は、ドライバー端末10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1通信部120と第2通信部121とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1通信部120と第2通信部121とは、ドライバー端末10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
入力装置130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、入力装置130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス131を含む。タッチ・センシティブ・デバイス131は、ドライバー端末10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス131は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス131は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。
ディスプレイ132は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCDや有機ELディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声をドライバー端末10の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、ドライバー端末10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載されるドライバー端末10の現在位置を検出する。例えば、システム1において、ユーザがサーバ20に対し、ユーザの位置を参照できるよう許可することにより、ドライバー端末10が、位置情報をサーバ20へ送信する。サーバ20は、ドライバー端末10の位置情報と、配送先の位置情報(座標)とに基づいて、ユーザが配送先から一定距離内にいるか(配送を完了しようとしているか)を判別する。
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
モーションセンサ170は、加速度センサ、角速度センサ等を含み、ドライバー端末10の動きを検出する。
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、ドライバー端末10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。記憶部180が記憶する各種情報については後述する。
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、ドライバー端末10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、操作受付部191と、送受信部192と、データ処理部193と、報知制御部194と、記憶制御部195としての機能を発揮する。
操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部192は、ドライバー端末10が、サーバ20、ドライバー端末10等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部193は、ドライバー端末10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
報知制御部194は、表示画像をディスプレイ132に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動を発生させる処理を行う。
記憶制御部195は、記憶部180に対するデータの記憶を制御する。例えば、記憶制御部195は、配送管理アプリケーション181の動作に基づき、各種データを記憶部180に記憶させる。
記憶部180が記憶する各種情報について説明する。ある局面において、記憶部180は、配送管理アプリケーション181を記憶する。
配送管理アプリケーション181は、荷物の配送を管理するためのアプリケーションである。システム1が運送を行う事業者により利用される場合、配送管理アプリケーション181は、以下を行う。
・ ドライバーに対し、配送する対象の1または複数の荷物と、配送の予定(配送先、配送先へ荷物を配送する順序、配送をする予定時刻)と、配送の経路を提示する
・ ドライバーが配送する複数の荷物と、当該複数の荷物を配送する順序(どの荷物から届けるか)とに基づいて、配送用の車両に当該複数の荷物を積むための積み荷の手順をドライバーに提示する。例えば、配送管理アプリケーション181は、ドライバーが配送する複数の荷物について、各荷物の配送の順序とともに、配送用の車両のどの位置に各荷物を積むべきかをドライバーに提示する。具体的には、配送管理アプリケーション181は、配送の順序が先(配送の順序が早い)になる荷物ほど、車両から取り出す順序が早くなるため、荷台のうち取り出し口に近い側(例えば、車両の後方の扉から荷物の取り出しを行うトラック型の車両である場合、扉に近い後ろ側)に積むようドライバーに通知する。配送管理アプリケーション181は、配送の順序が後になる荷物ほど、車両から取り出す順序が後になるため、荷台のうち取り出し口から遠い側(例えば、後方の扉から荷物の取り出しを行う場合は、荷台の奥側)に積むようドライバーに通知する。
例えば、配送管理アプリケーション181は、ドライバーに対し、まず、配送の順序が後になる荷物のグループについて、当該荷物を示す情報(荷物の内容物、荷物の大きさ、荷物の重量、荷物の形状、これら荷物の配送元の情報、配送先の情報、配送予定時刻など)を提示して、ドライバーが当該荷物を探して把持することを容易にする。ここで、配送管理アプリケーション181は、配送の順序が最後になる荷物から順に、配送の順序を遡るように荷物の情報をドライバーに提示することとしてもよい。配送管理アプリケーションは、ドライバーから、荷物それぞれを積み込んだことを示す入力操作を、荷物それぞれについて受け付ける。
配送管理アプリケーション181は、ドライバーがこれら配送の順序が後になる荷物のグループについて、荷物を積み込んだことを示す入力操作を受け付けると、配送の順序が早い荷物のグループについて、ドライバーから、荷物それぞれを積み込んだことを示す入力操作を受け付ける。以上のように、配送管理アプリケーション181は、ドライバーに対し、配送の順序が後になる荷物を、配送の順序が早い荷物よりも先に配送用の車両に積み込むことを促す通知をする。
これにより、配送に慣れていないドライバーであっても、荷物の積み込みの順序を案内することができるため、荷物の積み込みの作業、および、配送先に到着したのちの荷物の積み下ろしの作業の時間を短縮化することができ得る。
・ ドライバーが荷物の配送を開始するにあたり、上記のように各荷物の積み込みを行ったことを示す入力操作をドライバーから受け付ける。例えば、荷物それぞれについて、各荷物を配送する順序に従って、ドライバー端末10等により、配送用の車両に積み込んだことを示す操作をドライバーから受け付ける。配送管理アプリケーション181は、ドライバーに対し、ドライバーに割り当てられた複数の荷物の個数を表示しつつ、各荷物を積み込んだことを示す入力操作を受け付けることに応答して、積み込むべき荷物の残りの個数の情報を更新することとしてもよい。配送管理アプリケーション181は、当該残りの個数の情報において、残り個数が「ゼロ」、すなわちドライバーが全ての荷物の積み込みを完了する入力操作を行わない限り、配送を開始または完了するための入力操作を受け付けないこととしてもよい(例えば、配達完了の報告をするための操作を行えず、その結果、ドライバーが報酬を受け取れないこととしてもよい)。これにより、ドライバーが、配送の対象として割り当てられた複数の荷物について、誤って荷物を配送しそこなう等のミスを防ぎ得る。
ここで、ドライバーが配送する荷物の種類に応じて、一部の種類(例えば、封筒など容積サイズが一定以下で比較的軽量である等)の荷物については、配送の順序にかかわらず、車両内の特定の位置に積むよう促す表示をすることとしてもよい。配送管理アプリケーション181は、当該一部の種類の荷物を除外したうえで、残りの荷物について、配送の順序に応じて車両に積み込む位置を特定し、特定した位置をドライバーに通知することとしてもよい。
・ ドライバーが荷物の配送を行うと、配送を完了するための入力操作をドライバーから受け付ける
・ 配送を完了する操作をドライバーから受け付けることにより、サーバ20へ、配送完了を報告する
・ 配送先で受取人が不在であった等、荷物の持ち戻りが発生した場合、ドライバーから、持ち戻りが発生したことを示す入力操作を受け付ける。
・ ドライバーに割り当てられたすべての荷物について、配達完了したか、不在で持ち帰ったか等の報告を行う操作を受け付けない限り、ドライバーから、所定の操作(例えば、報酬を受け取るための操作等)を受け付けないこととしてもよい。これにより、ドライバーに、各荷物の配送の状況について報告することを促すことができ、各荷物について配達が完了したか、配送に成功せず持ち帰ったか等の状態をサーバ20で適切に管理し得る。
・ 運送を行う事業者の管理者とドライバーとのメッセージの送受信を行う
<2 データ構造>
図4から図7は、サーバ20が記憶するデータベースのデータ構造を示す図である。なお、図4から図7は一例であり、記載されていないデータを除外するものではない。
図4は、配送依頼データベース281のデータ構造を示す図である。配送依頼データベース281は、項目「依頼ID」と、項目「依頼主ID」と、項目「配送元ID」と、項目「配送先ID」と、項目「配送対象物」と、項目「配送希望日時」と、項目「在宅率推定結果」と、項目「配送実績」と、を含む。
項目「依頼ID」は、配送主からの配送の依頼それぞれを識別する情報である。
具体的には、項目「依頼ID」は、依頼主から配送の依頼を受ける荷物それぞれに対応付けて発行される情報であるとしてもよい。
項目「依頼主ID」は、配送を依頼する依頼主を識別する情報である。
項目「配送元ID」は、荷物を配送する配送元を特定する情報である。
具体的には、項目「配送元ID」は、配送元を特定する情報として、以下の情報を含みうる。
・ 配送元の場所の施設の情報
・ 配送元の場所の住所の情報
・ 配送元の住所を利用する個人または事業者の名称、事業内容等の情報
項目「配送先ID」は、荷物の配送先を特定する情報である。
具体的には、項目「配送先ID」は、配送先を特定する情報として、以下の情報を含みうる。
・ 配送先の場所の施設の情報
・ 配送先の場所の住所の情報
・ 配送先の住所を利用する個人または事業者の名称、事業内容等の情報
項目「配送対象物」は、荷物の内容を示す情報である。
具体的には、項目「配送対象物」は、荷物の内容の情報として、以下を含みうる。
・ 荷物のサイズ
・ 荷物の重量
・ 荷物の名称
・ 荷物の個数
・ 荷物の種類(日用品など)
・ 荷物を配送する温度(冷凍など)
項目「配送希望日時」は、依頼主または受取人が荷物の配送を希望するタイミングの情報である。
具体的には、項目「配送希望日時」は、配送を希望するタイミングの情報として、以下を含みうる。
・ 日時
・ 時間帯
・ 曜日
項目「在宅率推定結果」は、配送先に荷物を配送できる可能性を推定した推定結果の情報である。
具体的には、項目「在宅率推定結果」は、推定結果の情報として、以下を含みうる。
・ 時間帯ごとの在宅率(配送先の利用者または居者が在宅で荷物を受け取れる確率)
・ 曜日ごとの在宅率
項目「配送実績」は、ドライバーが荷物を配送した結果の履歴である。
具体的には、項目「配送実績」は、配送した結果の履歴として、以下を含みうる。
・ 配送をした日時と、配送に成功したか否か
項目「配送担当ドライバー」は、荷物の配送を担当したドライバーの情報である。
具体的には、項目「配送担当ドライバー」は、ドライバーの情報として、以下を含みうる。詳細はドライバーデータベース282の説明で後述する。
・ ドライバーを識別する情報
図5は、ドライバーデータベース282のデータ構造を示す図である。ドライバーデータベース282の各レコードは、項目「ドライバーID」と、項目「ドライバー名」と、項目「拠点」と、項目「稼働時間帯」と、項目「車種」と、項目「ドライバーランク」と、を含む。
項目「ドライバーID」は、各ドライバーを識別する情報である。
項目「ドライバー名」は、各ドライバーの名称の情報である。
項目「拠点」は、各ドライバーが配送を担当する地理範囲の情報である。
具体的には、項目「拠点」は、ドライバーが配送を担当する地理範囲の情報として、以下を含む。
・ ドライバーの車両を保管する車庫に基づく一定の地理範囲
・ ドライバーが営業拠点とする場所に基づく一定の地理範囲
・ ドライバーが稼働する予定の日時ごとの地理範囲の設定(例えば、日時によって、配送可能な地理範囲が変わり得る)
項目「稼働時間帯」は、各ドライバーが配送業務を行う時間帯の情報である。
具体的には、項目「稼働時間帯」は、ドライバーが配送業務を行う時間帯の情報として、以下を含みうる。
・ 日時ごとの配送可能な時間帯(例えば、曜日によって配送可能な時間帯が異なりうる)
項目「車種」は、各ドライバーが配送で使用する機材としての車両の情報である。
具体的には、項目「車種」は、車両の情報として、以下を含みうる。
・ 車両のメーカー
・ 車両の製造年度
・ 車両で運搬可能な荷物の総重量
・ 車両で運搬可能な荷物の総容量
・ 車両の点検の履歴
項目「ドライバーランク」は、各ドライバーがシステム1で配送を行うことにより特定される、ドライバーの評価の情報である。
具体的には、項目「ドライバーランク」は、ドライバーの評価の情報として、以下を含みうる。
・ ドライバーが配送を担当した荷物の特性に基づく評価値(例えば、特定の時間帯に配送される荷物を担当した、特定の依頼元または配送先に配送する荷物を担当した等)
・ ドライバーが配送をする際の運行が適切であるか否か(予定された配送日時に従って、配送したことの運行報告がなされたか)
・ ドライバーが運行の報告を適切に行ったか(運行の報告自体を行っているか。運行の報告をすべきタイミングで行っているか)
・ ドライバーが、車両に所定の装備をしたうえで配送をしているか
・ 配送を依頼した依頼主の評価
・ 荷物を受け取った受取主の評価
・ 一定期間にわたって、運行上の事故(道路を走行することに伴う事故、荷物を損壊させることによる事故など)を発生させていないこと
図6は、学習済みモデルデータベース283のデータ構造を示す図である。学習済みモデルデータベース283は、項目「モデルID」と、項目「生成タイミング」と、項目「教師データ範囲」と、項目「地域情報」と、項目「バージョン」と、を含む。
項目「モデルID」は、配送先で荷物が受け取られる(荷物が持ち帰りにならない)確率を推定するための学習済みモデルそれぞれを識別する情報である。
項目「生成タイミング」は、学習済みモデルを生成したタイミングである。
具体的には、項目「生成タイミング」は、学習済みモデルを生成したタイミングとして、以下を含みうる。
・ 学習済みモデルを演算により生成したタイミング
・ 学習済みモデルを生成し、在宅率の推定に利用可能にしたタイミング
項目「教師データ範囲」は、学習済みモデルを生成するために教師データとした、荷物の配送履歴の範囲の情報である。
具体的には、項目「教師データ範囲」は、教師データとした、荷物の配送履歴の範囲の情報として、以下を含みうる。
・ 配送依頼データベース281の情報のうち、教師データとして利用する配送履歴の期間(例えば、学習済みモデルを生成するタイミングを起点として、過去の一定期間の配送履歴を教師データとする)
項目「地域情報」は、学習済みモデルを生成するために教師データとした、配送した荷物の地理範囲の情報である。
具体的には、項目「地域情報」は、教師データとする、配送した荷物の地理範囲の情報として、以下を含みうる。
・ 複数の市町村を含む広域(例えば、関東圏など)の地理範囲
項目「バージョン」は、学習済みモデルを生成し更新した頻度に基づく情報である。
具体的には、項目「バージョン」は、配送依頼データベース281の情報のうち、参照すべき一部の情報の項目を固定したうえで、時間変化に応じて学習済みモデルを生成することを繰り返した場合のバージョンの情報を含みうる。
例えば、サーバ20は、配送依頼データベース281の直近の配送履歴を参照するほど、直近の居住者の状況に基づく配送の実績(持ち帰ったか等)を反映した学習済みモデルを生成し得る。
また、システム1は、様々な運送会社によって利用されうる。例えば、システム1が、運送会社向けの運行を支援(例えば、運送会社の管理者が、荷物とドライバーの割り当て等を行う)する局面で利用されることがある。サーバ20は、これらシステム1を利用する様々な事業者が荷物を配送した履歴(配送依頼データベース281等)に基づいて、学習済みモデル生成モジュール2043により、学習済みモデルを生成することとしてもよい。
サーバ20は、学習済みモデルを生成するための学習用データの範囲を、配送を行ったユーザがいずれであるかにかかわらないものとしてもよいし、配送を行った運送会社等のユーザを限定して、学習用データの範囲を決定したうえで学習済みモデルを生成することとしてもよい。例えば、サーバ20は、一定の条件を満たす運送会社が配送を行った実績を学習用データの範囲として、学習済みモデル生成モジュール2043により、学習済みモデルを生成することとしてもよい。ここで、当該一定の条件を満たす運送会社として、以下があり得る。
・ ドライバーが荷物を配送した履歴において、事故の発生、遅延の発生などの配送の品質が一定以上である運送会社であるか否か
・ 運送会社の人員数(ドライバーの数等)が一定以上であるか否か
図7は、配送先データベース284のデータ構造を示す図である。配送先データベース284は、項目「配送先ID」と、項目「座標」と、項目「住所」と、項目「属性_軒先種別」と、項目「属性_性別」と、項目「属性_年代」と、項目「属性_世帯」と、項目「属性_建物」と、項目「属性_宅配ボックス」と、項目「属性_在宅日時」と、を含む。
項目「配送先ID」は、配送先それぞれを識別する情報である。
具体的には、項目「配送先ID」は、配送先となる施設を利用する法人または個人それぞれについて発行される識別情報であるとしてもよい。
例えば、施設に複数の事業者が入居している場合、各事業者に、配送先を識別する情報が発行される。
項目「座標」は、配送先の地図上の座標である。
具体的には、項目「座標」は、地図上の座標として、緯度及び経度の情報を含みうる。
項目「住所」は、配送先の住所の情報である。
具体的には、項目「住所」は、住所の情報として、荷物の配送に必要な以下の情報を含みうる。
・都道府県
・市町村
・番地
・建物名
・建物の部屋番号
サーバ20は、荷物の配送依頼の情報を受け付ける際、配送先の住所の情報の入力をユーザから受け付ける。ここで、配送先の住所について、ユーザの入力した内容に表記ゆれが生じうる。サーバ20は、配送先の住所についての表記ゆれを吸収するための処理(同一とみなせる配送先について複数の住所がサーバ20に登録されている場合に、これらを一元化する処理)を行うこととしてもよい。
例えば、配送依頼データベース281で管理されている各荷物について、ドライバーが荷物を配送した場合に、当該荷物について入力されている住所の情報と、当該荷物の配送先の座標(例えば、ドライバー端末10の位置情報)とに基づいて、当該座標に設定されている住所の情報を地図データベース等から取得する。また、サーバ20は、配送先の名称(例えば、会社名など)を参照して、当該配送先の名称と関連付けられている住所の情報を取得する(例えば、会社が公開している住所)。これにより、配送先の住所として表記ゆれを吸収することができる。
例えば、システム1が、運送会社向けの配送管理システム(各運送会社の管理者が、ドライバーと荷物の割り当て等を行う)である場合、当該システム1が、複数の運送会社によって利用されうる。このような場合に、システム1が、配送先の住所の表記ゆれを吸収(名寄せ)することにより、各運送会社に対し、表記ゆれを吸収した住所を入力するよう促すこともでき得る。これにより、システム1のサーバ20は、各運送会社に対し、配送先の名称、座標等の情報に基づいて、表記ゆれを吸収した住所の情報を提示して、住所の指定を促し得ることができ、各運送会社のユーザが配送先の住所の入力をする操作をよりいっそう容易にすることができ得る。
項目「属性_軒先種別」は、配送先の属性の情報として、配送先の業態の種別の情報である。
具体的には、項目「属性_軒先種別」は、配送先の業態の種別として、以下の情報を含みうる。
・ 配送先が事業者であり、事業主体が事業会社(法人)であるか
・ 配送先が事業者であり、事業主体が個人(個人事業主)であるか
・ 配送先が事業者であり、事業主体が一般社団法人、特定非営利活動法人など、特定の法律の定めにより設立可能な法人であるか
配送先が事業者である場合、その事業者には営業時間が存在することがあり得る。事業者は、当該営業時間を、対外的に公開している場合もあれば、非公開にしている場合もある。事業者の営業時間内であれば荷物の配送を受け取れる可能性が高い等、在宅している(荷物を受けとれる可能性が高い)曜日と時間帯とに傾向があり得る。
サーバ20は、配送先への配送を担当するドライバーが、配送時の報告の際に入力する配送先の情報(法人か、事業主ではない個人か等を、ドライバーが入力する)を参照することにより、配送先の業態の種別の登録を受け付けることとしてもよい。
項目「属性_性別」は、配送先の属性の情報として、配送先を住所又は居所とする利用者の性別の情報である。
具体的には、項目「属性_性別」は、配送先の利用者の性別の情報として、以下を含みうる。
・ 戸籍上の性別(ユーザから性別の入力がない場合は、性別を「不明」として管理できることとしてもよい)
・ ユーザの指定により性別を「未登録」とすること
なお、サーバ20は、ユーザの指定に応じて、配送先の利用者の性別の情報を管理するか否かを決定することとしてもよい。例えば、配送先のユーザが性別をサーバ20に登録することを承諾しない限り、サーバ20において性別の情報を管理しないこととしてもよい。
配送先の利用者(例えば、住宅に住んでいる人物)の性別に応じて、配送先の施設に滞在している時間の長さが、曜日によっても異なり得る。すなわち、配送先の利用者の性別に応じて、在宅していて荷物を受け取れる可能性が、曜日によって異なり得る。
サーバ20は、配送先への配送を担当するドライバーが配送の報告をする際に、テキストの自由記述または予め用意された選択肢の選択を受け付ける等により、以下のような配送先の属性の情報をドライバーから受け付ける。
・ 配送先の利用者の性別
・ 年代
・ 世帯(単身世帯であるか、家族と同居している世帯であるか)
・ 建物(戸建て住宅であるか、集合住宅であるか)
・ 宅配ボックスの有無
サーバ20は、以上のようにドライバーから受け付けた情報に基づいて、情報の入力を受け付けたタイミングと関連付けて、配送先データベース284を更新することとしてもよい。
サーバ20は、以上のように各ドライバーが荷物を配送したことを報告する際に、その報告内容の入力をドライバーから受け付けつつ、入力された報告内容を他のドライバーには閲覧できないようにしてもよい。
項目「属性_年代」は、配送先の属性の情報として、配送先の利用者の年齢層の情報である。
具体的には、項目「属性_年代」は、配送先の利用者の年齢層として、以下の情報を含みうる。
・ 所定の年数の幅を単位とした年齢層の情報(例えば、10代、20代など)
年齢層の情報として、現役で労働をする傾向にある年代と、定年退職等をする傾向にある年代とで、年齢層を分類するための単位を分けることとしてもよい。
例えば、定年退職が60歳台で規定されている傾向にある場合、定年退職までの年代については10代、20代など10年単位で年齢層を分類しつつ、定年退職をする傾向にある年代についてはまとめて60代以上などとして年齢層の情報を指定可能であるとしてもよい。労働をする年代と、定年等により退職をした年代とで、在宅している可能性が異なりうるため、その結果、配送された荷物を受け取れる可能性も異なることがあり得る。
項目「属性_世帯」は、配送先の属性の情報として、配送先の施設の利用者が世帯を構成しているか否かの情報である。
具体的には、項目「属性_世帯」は、世帯の情報として、以下を含みうる。
・ 単身(配送先の住所を基本的に1名で利用している)
・ 家族(配送先の住所を複数人で利用している)
単身であるか、家族で住んでいるかにより、荷物を受け取れる可能性が異なり得る。
例えば、配送先の施設を複数人で利用しているほうが、荷物を受け取れる可能性が高い可能性があり得る。
例えば、住宅において利用者が滞在している時間は、年代と性別により差があり得る。より具体的には、家族世帯の場合、性別により在宅の時間帯に差があり得るため、単身世帯よりも在宅している時間幅(荷物を配送できる可能性が高い時間帯)が増え得る。世帯の年齢層によっては、世帯の年齢層が所定の層(例えば、65歳~70歳など、いわゆる高齢の世帯)より低い場合と、所定の層より高齢の場合とで、世帯を構成する人の性別の割合が異なり得る(例えば、性別で平均寿命が長いほうが、高齢の世帯において割合が大きくなりえる)。すなわち、世帯の年齢層の情報に応じて、荷物を配送できる可能性(在宅率)が異なり得る。
項目「属性_建物」は、配送先の属性の情報として、配送先の施設である建物自体の情報である。
具体的には、項目「属性_建物」は、建物自体の属性として、以下の情報を含みうる。
・ 建物が一戸建てであるか
・ 建物が集合住宅であるか
・ 建物への入退室に関するセキュリティ(オートロックがあるか等)
単身世帯か、家族世帯であるかに応じて、利用する住居が異なり得る。例えば、単身者の場合は集合住宅に住む傾向が高く、家族世帯の場合は戸建てに住む傾向が高い等があり得る。
上記の建物自体の属性の情報は、配送を行うドライバーが荷物の配送を完了できなくとも(不在のため配送できず荷物を持ち帰ったとしても)、当該ドライバーが配送の報告の際に入力し得る情報であるといえる。また、上記のように単身世帯か家族世帯かに応じて、荷物の配送に成功する可能性(在宅率、在宅の時間帯)が異なり得る。そのため、サーバ20は、建物自体の属性の情報(戸建てであるか集合受託であるか)に基づき、荷物の配送に成功する可能性として在宅率を推定し得る。
項目「属性_宅配ボックス」は、配送先の属性の情報として、配送先に、荷物を預け入れ可能な設備(いわゆる「宅配ボックス」)の有無を示す情報である。
具体的には、項目「属性_宅配ボックス」は、当該設備の情報として、以下を含みうる。
・ 配送先の施設自体に宅配ボックスがあるか否か
・ 施設に備わる宅配ボックスのサイズ
・ 宅配ボックスの数(宅配ボックスのサイズごとの数)
・ 施設の戸数の数と宅配ボックスの数との割合(戸数の数に対して宅配ボックスの数が少ない場合は、宅配ボックスが満杯になりやすく、不在時に荷物を配送できない可能性が高くなりえる)
・ 配送先の施設が集合住宅である場合に、部屋番号ごとに宅配ボックスがあるか否か(例えば、部屋の外に、部屋それぞれの利用者が宅配ボックスを設置することがあり得る)
上記の建物の属性としての宅配ボックスの情報は、配送を行うドライバーが荷物の配送を完了できなくとも(不在のため配送できず荷物を持ち帰ったとしても)、当該ドライバーが配送の報告の際に入力し得る情報であるといえる。
項目「置き配」は、配送先となるユーザが、置き配(つまり、配送先のユーザに手渡す、郵便ポストに投函する等で配達完了とするのではなく、玄関先等の所定の位置に荷物を置くことで配達完了とする)を許容しているか否かを示す。
例えば、配送先のユーザが、置き配を許容している(項目「置き配」において「OK」)とする。この場合、サーバ20は、当該配送先への荷物の配送を含む複数の荷物について、配送の順序を決定するためのルーティングを行う際、当該配送先へ配送するための時間帯の指定が「ない」(つまり、置き配が可能であるため、いつ配送してもよい)ものとして、ルーティングを行うこととしてもよい。
ここで、配送先のユーザが置き配を許容しつつ、配送の時間帯の指定を受け付けることもあり得る。例えば、配送先のユーザが、玄関前等に置かれた荷物を放置せず、一定時間内に部屋に運びたい場合などがあり得る。例えば、配送先となる建物がオートロックに対応しているか(建物の通路への侵入が容易であるか)、建物の通路、エレベーター等に監視カメラが設けられているかによっても、ユーザが置き配を許容するか否かが変動し得る。
サーバ20は、建物の設備の要件を参照することにより(例えば、オートロックがついていない、通路・エレベーター等の監視カメラがない、等)、ユーザが置き配を許容する指定をしているか否かにかかわらず、置き配が不可(または許可)であるものとして、荷物の配送の順序の決定などを行うこととしてもよい。
項目「属性_在宅日時」は、配送先の属性の情報として、配送先の利用者が在宅である(荷物を受け取れる)タイミングまたは不在である(荷物を配送できない)タイミングの情報である。
具体的には、項目「属性_在宅日時」は、当該タイミングの情報として、以下を含みうる。
・ 曜日の情報(例えば、火曜日は在宅である、木曜日は不在である等)
・ 時間帯の情報(例えば、18時以降など夕方は在宅である等)
・ 週単位、月単位または季節の情報(例えば、4月は外出が多く不在である等)
ドライバー端末10において、ドライバーが配送をした経験に基づいて、配送先が在宅である曜日、時間帯等の情報をドライバーが入力し得る。
<第1の実施の形態の動作>
次に、システム1を構成する各装置の動作について説明する。
図8は、サーバ20が、ドライバーからの荷物の配送の報告を受け付けて、配送先への配送の実績と、配送先の属性の情報とを各種データベースに蓄積させる処理の流れを示す図である。
ステップS811において、制御部190は、ドライバー端末10の位置(ドライバーの位置)と、配送先の位置(住所)とを比較することで、配送先の位置(住所)の一定距離内にドライバーが接近したか否かを判定する。制御部190は、配送先の位置(住所)の一定距離内にドライバーが接近することにより、ドライバー端末10において、配達完了報告をドライバーが操作可能にする。
ステップS813において、制御部190は、配送先への配達完了の報告を受け付ける画面において、配送先の属性の情報の入力を受け付ける。制御部190は、配送先が不在のため荷物を持ち帰る場合は、配達が完了しなかったことの報告の入力をドライバーから受け付ける。
制御部190は、ドライバーから入力を受け付ける情報として、配送先の属性の情報を更新することに対して特典を付与する旨、ドライバーに提示する。
配送先の属性の情報として、以下を含む。
・配送先が事業者であるか否か(法人、個人事業主、団体、事業主体ではない個人)
・配送先の人物の性別
・配送先の人物の年代
・配送先の世帯(複数人で建物を利用しているか、居住しているか)
・建物の種別(戸建てであるか、集合住宅であるか)
・建物に備わる設備の情報(配送のための設備。例えば、宅配ボックスの有無、個数)
制御部190は、サーバ20において、過去に配送先の属性の情報の入力を受け付けていた場合に、当該過去に入力された各属性の情報をドライバーに提示する。以上より、ドライバーに対し、更新すべき属性の情報があるか否かを容易に確認させ得る。
制御部190は、配送先の属性の情報について、以下のようにして入力を受け付けてもよい。
・ 配送先の属性について、予め定めた選択肢(プルダウンメニュー等)をドライバーに提示してドライバーから選択を受け付ける
・ ドライバーから、自由記述で、配送先の属性の情報の入力ことにより、当該配送先の属性の情報の入力を受け付ける
ステップS815において、制御部190は、配達の成否についての報告と、配送先の属性の情報とについて、ドライバーから入力を受け付けた情報をサーバ20へ送信する。
ステップS821において、制御部190は、ドライバーのドライバー端末10から受信した配達完了に関する情報(配達に成功せず持ち帰った場合の報告の情報もあり得る)に基づいて、配送依頼データベース281、配送先データベース284を更新する。
サーバ20が、ドライバーが入力した属性の情報に基づき配送先データベース284を更新することとしては、以下のような例があり得る。
(1)ドライバー端末10において、配送先の属性の情報について、所定の入力フォームに用意された選択肢の指定をドライバーから受け付けたとする。この場合、サーバ20は、ドライバーの指定に応じて、配送先データベース284を更新する。
(2)ドライバー端末10において、配送先の属性の情報について、自由記述でドライバーが入力をしたとする。ドライバーの入力内容は、以下のような例を含む。
・ ドライバーの経験則または主観として、配送先の利用者が在宅している曜日、時間帯(例えば、個人宅について「18時以降は在宅」、「12時から不在のことが多い」、「火曜日、金曜日は不在」等)
・ ドライバーが配送の際に、配送先の施設に掲示された情報または当該施設の利用者からヒアリングした情報(例えば、事業者について「午後5時開店」等。開店時間、閉店時間を事業者が随時変更することがあり得る)
・ 施設の宅配ボックスの設置状況の情報(例えば「宅配ボックスあり」、「宅配ボックスが新規で追加されました」等)
サーバ20は、ドライバーが入力した自由記述のテキスト、音声、動画等に基づいて、配送先データベース284の各項目に関連する情報を特定する。例えば、サーバ20は、ドライバーが入力したテキストを形態素解析等により単語に分割する。サーバ20は、当該単語が、施設の属性の情報のいずれに対応するかを判別する。例えば、単語が「宅配ボックス」など配送先の設備に関する特定の語を含む場合は、配送先データベース284の項目「属性_宅配ボックス」と関連し得る。また、単語が「18時」など時間帯を示す語を含む場合は、配送先データベース284の項目「属性_在宅日時」と関連し得る。
以上のように、サーバ20は、ドライバーから入力される情報と、配送の実績とに基づいて、配送依頼データベース281、配送先データベース284を更新する。
図9は、サーバ20が、配送先への配送に成功する可能性(在宅率)を推定するための学習済みモデルを生成する処理の流れを示す図である。
ステップS921において、制御部203は、学習済みモデルを更新すべき条件を満たすことに応答して、配送依頼データベースを読み出す。サーバ20が学習済みモデルを更新すべき条件を満たすことには、以下のような例が含まれる。
・ 学習済みモデルを生成して、在宅率の推定に利用し始めてから一定期間が経過すること。配送先の利用者(法人・個人)が時間経過とともに変化することがあり得る。サーバ20において、地域ごとに学習済みモデルを生成し、地域ごとに、学習済みモデルを再生成するまでの上記の一定期間の長さを変更してもよい。地域によって、居住者の転入または転出の傾向が異なり得る。サーバ20は、地域の人の転入または転出が多いか少ないかに応じて、地域に応じた学習済みモデルを再生成するまでの期間を定めてもよい。
・ 学習済みモデルを利用して在宅率の推定をした結果、荷物の配送に成功する割合が一定に満たない場合(すなわち、学習済みモデルによる在宅率の推定結果の信頼性が閾値を下回るような場合)
・ 地域の建設物の建設状況。例えば、新規にオフィスビル、居住のためのマンション等が施工された場合。新たな配送先への配送の実績が一定程度蓄積することにより、サーバ20において、在宅率を推定するための学習済みモデルを生成してもよい。
ステップS923において、制御部203は、配送依頼データベースを参照することにより、以下の各種情報に基づいて学習を行う。
・ 配達員が各配送先へ配送した時間帯(配送依頼データベース281)
・ 配送先への配送を完了したかどうかの成否(配送依頼データベース281)
・ 配送先の前記属性について前記配達員が入力した情報(配送先データベース284)
制御部203は、以上のように学習を行うことにより、学習済みモデルを生成する。
制御部203は、配送先の位置の情報と配送先に配送したタイミングとに基づいて、配送依頼データベース281から、所定の位置範囲および時間範囲の配送先を対象としたデータを特定して、当該学習を行う。
ステップS925において、制御部203は、生成した学習済みモデルに基づいて、学習済みモデルデータベースを更新する。当該学習済みモデルは、配送に関する情報を入力として、配送に成功する可能性(時間帯ごとに配送先で在宅している確率)を出力する。
制御部203は、学習済みモデルを生成したタイミング、学習する対象とした教師データの範囲(時間的な範囲および地理的な範囲)、教師データの条件に基づき学習済みモデルを生成した回数(更新をした頻度)に基づき学習済みモデルデータベースを更新する。
図10は、依頼主からの荷物の配送の依頼を受け付けて、各配送先への配送に成功する可能性を推定し、ドライバーが1または複数の荷物を配送する順序およびルートを決定する処理の流れを示す図である。
ステップS1021において、制御部203は、依頼主からの荷物の配送の依頼を受け付けることにより、配送依頼データベース281を更新する。例えば、依頼主は、配送を依頼するための所定の伝票を送信する、サーバ20が提供する配送依頼の受付フォームに入力する等により、荷物の配送を依頼する。
サーバ20は、後述するように配送先となるユーザが在宅率を公開する設定にしている場合(例えば、事業者として荷物を受け取れる時間帯を公開してもよいと考えることがあり得る)、配送先への配送に成功する可能性が高い時間帯(在宅率が高い時間帯)を、配送予定の時間帯として指定するよう、依頼主に促すこととしてもよい。例えば、サーバ20は、依頼主に対し、配送先の配送に成功する可能性が比較的高い(在宅率が一定以上である)時間帯を提示して、依頼主から、配送の時間帯の指定を受け付けることとしてもよい。
ステップS1022において、制御部203は、配送依頼データベース281を参照し、ドライバーの位置の情報と、荷物の配送先の位置の情報等に基づき、ドライバーが配送する対象となる1または複数の荷物を特定する。
例えば、制御部203は、所定のタイミングが到来するまで(例えば、日単位で所定の時刻になるまで)、依頼主からの配送の依頼を蓄積させ、蓄積された1または複数の配送の依頼を各ドライバーに割り当てる処理を行う。
制御部203が、ドライバーが配送する荷物を特定する方法として、以下のような例があり得る。
・ 荷物の配送元の位置、配送先の位置の少なくともいずれか(配送依頼データベース281)と、ドライバーが配送を担当する地理範囲(ドライバーデータベース282)とが一致している場合に、制御部203が、当該ドライバーを、荷物の配送を担当する候補として特定する
・ 荷物の配送希望日時の情報(配送依頼データベース281)と、ドライバーが配送を担当する時間帯の情報(ドライバーデータベース282)とが一致している場合に、制御部203が、当該ドライバーを、荷物の配送を担当する候補として特定する
・ 荷物の種類(配送依頼データベース281の項目「配送対象物」)の情報に基づいて、当該荷物を配送可能な車両を稼働させられるドライバー(ドライバーデータベース282)を、制御部203が、荷物の配送を担当する候補として特定する
・ ドライバーの評価値(ドライバーデータベース282の項目「ドライバーランク」)が一定値以上であるなどの一定の条件を満たすドライバーを、制御部203が、荷物の配送を担当する候補として特定する
ステップS1023において、制御部203は、1または複数の荷物について、配送に関する情報(第1の情報)として、当該荷物の配送先の位置を特定する情報と、配送先データベース284とに基づいて、荷物の配送先の属性の情報を取得する。
ステップS1024において、制御部203は、1または複数の荷物の配送先の属性の情報と、学習済みモデルとに基づいて、当該1または複数の荷物それぞれについて、配送に成功する可能性を、配送の時間帯それぞれについて特定する。
制御部203は、学習済みモデルデータベース283を参照し、複数の学習済みモデルのうち、いずれかの学習済みモデルを特定して、当該学習済みモデルにより、荷物の配送に成功する可能性を推定してもよい。制御部203が複数の学習済みモデルのうちいずれの学習済みモデルを選択する方法として、以下のようにしてもよい。
・ 荷物の配送元の位置の情報と、学習済みモデルデータベース283の項目「地理情報」とが一致する度合いが比較的高い学習済みモデル
・ ドライバーが配送を担当する地域の情報と、学習済みモデルデータベース283の項目「地理情報」とが一致する度合いが比較的高い学習済みモデル
・ 学習済みモデルのバージョンの情報が最新(より直近で作成された学習済みモデル)である学習済みモデル
ステップS1025において、制御部203は、1または複数の荷物それぞれについて、時間帯ごとに配送に成功する可能性(在宅率)に基づいて、荷物を配送する順序および経路を決定する。例えば、制御部203は、以下のようにして、荷物を配送する順序および経路を特定する。
・ ドライバーの位置とドライバーの出発時間とに基づいて、ドライバーの位置から近く、かつ、在宅率の高い荷物を優先して抽出する。
ステップS1026において、制御部203は、1または複数の荷物を配送する順序および経路を決定した結果を、ドライバーの端末へ送信することによりドライバーへ提示する。
制御部203は、1または複数の荷物を配送する順序および配送する時間帯を示す運行計画をドライバーに提示しつつ、各荷物について、配送を予定する時間帯において学習済みモデルにより推定された在宅率を提示してもよい。ここで、制御部203は、配送先の属性の情報に応じて、在宅率をドライバーに提示するか否かを決定することとしてもよい。例えば、制御部203は、配送先データベース284を参照することにより(または、配送先の事業者等が予め在宅率を公開してよいことを設定する操作をサーバ20が受け付けることにより)、配送先の属性が「法人」などの事業者であれば、在宅率を公開することとしてもよい。
ここで、サーバ20は、配送先のユーザ(事業者など)から、在宅率を公開する設定にする入力操作として、以下を受け付けることとしてもよい。
・ 在宅率を公開するか否かの設定
・ 在宅率を公開する対象の設定(例えば、特定の運送会社など、ユーザが指定した相手。ユーザによっては、荷物を配送する運送会社を指定したうえで、当該運送会社には在宅率を公開することを許可し、それ以外については公開しないことがあり得る)
・ 在宅率を公開する期間
サーバ20は、配送先のユーザが、在宅率を公開する設定にすることに応答して、当該ユーザに特典を付与することとしてもよい。例えば、サーバ20は、在宅率を公開する設定にしているユーザが配送元または配送先となる場合に、配送に要する費用の割引等の特典を受けられることとしてもよい。配送に成功する可能性が高まるため、その分、配送の単価を引き下げ得る。
一方、制御部203は、各荷物について、配送先の在宅率の情報を、ドライバーに提示しないこととしてもよい。例えば、制御部203は、配送先の属性が「個人宅」である場合に、プライバシーの保護等を図るため、ドライバーに対して在宅率を公開しないこととしてもよい。
ステップS1011において、制御部190は、1または複数の荷物の配送先の位置、配送先の属性、配送予定時刻の情報をサーバ20から受信する。
ステップS1013において、制御部190は、サーバ20から受信した各種情報をディスプレイ132に表示して、配送の開始の操作を受け付ける。
ステップS1015において、制御部190は、配送する順序、配送する経路、配送予定の時刻の情報に基づいて、ドライバーの運行が予定通りであるか管理する。制御部190は、ドライバーの運行が予定外の場合(例えば、配送予定時刻が遅れている、配送先が不在になったため配送ルートを変更した等)にドライバーに通知する。
<画面例>
図11は、ドライバー端末10においてドライバーに対して提供する画面例を示す図である。図11の画面例(A)は、ドライバーが配送を完了したことを報告する際に、配送先の属性の情報の入力を受け付ける局面を示す図である。
制御部190は、ディスプレイ132において、ドライバーが配送先へ配送をした際に、その結果(配送に成功したか持ち帰ったか)の報告の入力を受け付ける画面を表示する。制御部190は、当該画面において、配送先の属性の入力をドライバーから受け付けるためのUI(User Interface)部品を表示する。
制御部190は、属性情報受付部132Aにおいて、ドライバーから、配送先の属性の入力を受け付ける領域である。
具体的には、制御部190は、属性情報受付部132Aにおいて、図7に示す配送先データベース284で管理する、配送先の属性の入力を受け付ける。制御部190は、属性情報受付部132Aにおいて、配送の結果を報告する対象である配送先について、配送先データベース284に保持されている内容を表示する。制御部190は、当該内容として、以下を表示する。
・ 過去に入力された属性の内容
制御部190は、属性情報受付部132Aについて、属性の情報の更新をドライバーから受け付ける。
これにより、ドライバー端末10は、配送の結果を報告しようとするドライバーに対し、配送の結果を報告する入力操作の前においても、属性の情報の更新が必要か否かの判断材料を提供することができる。これにより、ドライバーが配送先の属性の情報を更新し忘れてしまうことを抑止し得る。
制御部190は、配送操作受付部132Bにおいて、ドライバーから、配送先への荷物の配送の結果を報告するための入力操作を受け付ける領域である。
具体的には、制御部190は、配送操作受付部132Bにおいて、配送先への配送が完了したことと、配送順序における次の配送先への荷物の配送を開始するための入力操作を受け付ける。
制御部190は、配送先表示部132Cにおいて、荷物の配送先の情報を表示する領域である。
具体的には、制御部190は、配送先表示部132Cにおいて、配送の順序においてどの荷物を配送しているかの情報を表示する。これにより、ドライバー端末10は、ドライバーに対し、配送の結果を報告しようとする配送先及び荷物の情報を間違えてしまうことを抑止しつつ、報告のための入力操作をドライバーから受け付けることができる。
制御部190は、ドライバーが配送する予定の全ての荷物のうち、どの配送順の荷物を配送しているかを配送先表示部132C等で表示してもよい。
具体的には、制御部190は、情報表示部132Dにおいて、配送先について属性の情報を入力することに対し、ドライバーに特典を付与することを表示している。
これにより、ドライバーは、配送の結果を報告するための画面において、配送先の属性の情報を更新するよう促されるため、属性の情報を更新しそびれる事態を抑止し得る。
以上の例において、ドライバーに対して付与する特典としては、以下のようにしてもよい。
・ ドライバーデータベース282に示される「ドライバーランク」を上昇させる。サーバ20は、ドライバーランクに応じて、ドライバーに対して、荷物の配送を優先的に割り当てる等してもよい。この場合、ドライバーに対して付与する特典としては、ドライバーランクの上昇により得られるドライバーのメリットとなる。
・ ポイントのように、対価として使用できる金銭的価値をドライバーに付与する。
具体的には、制御部190は、ドライバー情報表示部132Eにおいて、ドライバーを特定する情報と、ドライバーの評価値(ドライバーランク)の情報を表示する。
これにより、各ドライバーが評価値を上げて運行をするよう促すことができる。
図11の画面例(B)は、ドライバーが配送先の属性の情報を入力した局面を示す図である。
制御部190は、属性情報受付部132Aにおいて、属性「宅配ボックス」について、ドライバーから、宅配ボックスの有無を示す情報(図示する例では、宅配ボックスが「無い」ことを示す情報)の入力を受け付ける。
制御部190は、情報表示部132Dにおいて、ユーザが配送先の属性の情報を更新したことに応答して、ユーザに対し特典を付与することと、特典を付与するに至った条件(図示する例では、配送先の属性の情報を更新したこと)とを表示している。制御部190は、情報表示部132Dにおいて、ドライバーに付与する特典の内容を表示してもよい。
図11の画面例(C)は、ドライバーに対し、配送を予定する1または複数の荷物の情報と、配送の順序と、配送先とを提示する局面を示す図である。
制御部190は、配送操作受付部132Bにおいて、ドライバーが各荷物の配送を開始するための入力操作を受け付ける。
制御部190は、ドライバーが配送を「開始する」操作を受け付けることに応答して、当該操作の内容をサーバ20へ送信する。これにより、サーバ20では、配送依頼データベース281を参照して、荷物の配送を開始したことと、配送を開始したタイミング(日時)とを記録する。
制御部190は、配送先表示部132Cにおいて、配送を予定する複数の荷物のうちいずれの荷物を配送しているかをドライバーに提示する。図示する例では、「荷物1」の配送先である「配送先1」へ配送していることを示す。
制御部190は、情報表示部132Dにおいて、ドライバーに対して通知する情報として、ドライバーへの注意事項の有無等の情報を表示する。図示する例では、「荷物3」の配送先である「配送先3」について、ドライバーに注意喚起し、当該「配送先3」についてメモを参照するようドライバーに促している。
制御部190は、配送ルート表示部132Fにおいて、ドライバーが配送する各荷物の配送順序に関する情報を表示する領域である。制御部190は、配送ルート表示部132Fにおいて、ドライバーが配送する各荷物と、各荷物の配送先の位置と、各配送先の属性と、各配送先へ配送を予定する時刻とを表示する。
図11の画面例(D)は、ドライバーに対し、配送を予定する1または複数の荷物の配送順と配送ルートとを地図上に表示する局面を示す図である。例えば、画面例(C)の状態において、配送ルート表示部132F等へのドライバーからの入力操作(タッチ操作、スワイプ操作等)を受け付けることに応答して、画面例(D)のように配送ルートを表す地図を切り替えて表示することとしてもよいし、画面例(C)および画面例(D)の情報を1画面内にあわせて表示することとしてもよい。
制御部190は、配送ルート表示部132Fにおいて、配送を予定する複数の荷物について、配送先の位置(座標)と、各配送先へ配送するための経路とを表示している。
具体的には、制御部190は、配送ルート表示部132Fにおいて、配送に要する所要時間を表示している。これにより、ドライバーに、複数の荷物の配送を完了するまでの目安の時間を提示することができる。
配送ルート表示部132Fにおいて、地図上に表示される各配送先へのドライバーからの入力操作を受け付けて(地図上の座標をタップする等)、各配送先へ配送する荷物、配送先の属性の情報、配送先についてのメモなどを閲覧可能にしてもよい。
図示する例では、画面例(C)の説明において情報表示部132Dで「配送先3のメモを確認」するようドライバーに促していることに対応し、ドライバー端末10において、当該「配送先3」についての注意事項の情報を保持している。画面例(D)の配送ルート表示部132Fにおいて、「配送先3」に対応する座標において、他の配送先とは異なる表示とすることにより、当該配送先についてユーザが確認する入力操作をすることを促すこととしてもよい。
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ(29,19)を備えるコンピュータ(20,10)に実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップ(S1023)と、配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した配送先の属性の情報(281)と、取得される第1の情報とに基づいて、1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報(281、284)を推定するステップ(S1024)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
推定するステップにおいて、配送先の属性の情報として、配送先が事業者であるか否かの情報(284)に基づいて、第2の情報を推定する、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
推定するステップにおいて、配送先の情報として、配送先が事業者である場合に、当該事業者の営業時間の情報に基づいて(284)、第2の情報を推定する、付記2に記載のプログラム。
(付記4)
推定するステップにおいて、配送先の情報として、配送先に居住する人物の性別(284)、配送先に居住する人物の年代(284)、当該人物が複数人であるか否かの情報(284)、からなる群の少なくともいずれかに基づいて、第2の情報を推定する、付記1から3のいずれかに記載のプログラム。
(付記5)
推定するステップにおいて、配送先の情報として、配送先の建物の種別(284)、配送先の建物に備わる設備の情報であって配送のための設備の情報(284)、からなる群の少なくともいずれかに基づいて、第2の情報を推定する、付記1から4のいずれかに記載のプログラム。
(付記6)
配送先の建物の種別の情報として、建物が戸建て住宅であるか、または、集合住宅であるかの情報(284)を含む、付記5に記載のプログラム。
(付記7)
設備の情報として、建物に宅配ボックスが備わっているか否か、宅配ボックスの数、宅配ボックスが建物全体で共用されているか部屋ごとに備え付けられているか、からなる群の少なくともいずれかに基づいて、第2の情報を推定する、付記5に記載のプログラム。
(付記8)
コンピュータは、配達員が各配送先へ配送した時間帯と、配送を完了したかどうかの成否と、配送先の属性について配達員が入力した情報とに基づいて学習を行うことで生成される学習済みモデルを参照可能であり、推定するステップにおいて、第1の情報として、配送を予定する1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報と、学習済みモデルとに基づいて、1または複数の荷物について第2の情報を推定する、付記1から7のいずれかに記載のプログラム。
(付記9)
配達員から、配送先へ荷物を配送した際に、配送が完了したことを示す入力操作(132B)と、当該配送先の属性の情報を入力する操作(132A)とを受け付けており(S813)、受け付けた属性の情報に基づいて、学習済みモデルを生成する(S923)、付記8に記載のプログラム。
(付記10)
配達員が配送先の属性の情報を入力することに応答して、当該配達員に特典を付与する(S813、132D)、付記9に記載のプログラム。
(付記11)
第1の情報として、1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報(281)を含み、配送を予定する1または複数の荷物の第1の情報と、当該1または複数の荷物の配送先それぞれについて推定した第2の情報とに基づいて、配達員が配送をする時間帯における1または複数の荷物を配送する順序および経路を特定するステップ(S1025)と、
特定した順路および経路を配達員に提示するステップ(S1026、S1011)と、をさらに実行させる、付記8から10のいずれかに記載のプログラム。
(付記12)
特定するステップにおいて、1または複数の荷物の配送先の属性の情報と、学習済みモデルとに基づいて、第2の情報として、各配送先について配送に成功する可能性が比較的高い時間帯に基づいて、配送する順序および経路を特定する(S1025)、付記11に記載のプログラム。
(付記13)
提示するステップにおいて、配達員に対し、1または複数の荷物を配送する順序および経路を提示するとともに、当該1または複数の荷物の配送先それぞれについての属性の情報を配達員に提示する(S1011、132F)、付記11または12に記載のプログラム。
(付記14)
第1の情報として、1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報を含み、配送を予定する1または複数の荷物の第1の情報に基づいて、配達員が配送をする時間帯における1または複数の荷物を配送する順序および経路を特定するステップと、特定した順序および経路を配達員に提示するステップと、をさらに実行させ、提示するステップにおいて、当該配達員が配送する順序に基づいて、配達員が配送用の車両に配送を予定する1または複数の荷物を積むための積み荷の手順を配達員に提示する、付記1に記載のプログラム。
(付記15)
提示するステップにおいて、積み荷の手順を配達員に提示することとして、配送を予定する1または複数の荷物のうち、配送の順序が後になる荷物ほど配送用の車両の荷台の取り出し口に遠い側に積むこと、配送の順序が早い荷物ほど、配送用の車両の荷台の取り出し口に近い側に積むこと、配達員に促す通知をする、付記14に記載のプログラム。
(付記16)
提示するステップにおいて、積み荷の手順を配達員に提示することとして、配送を予定する1または複数の荷物のうち、配送の順序が後になる荷物を、配送の順序が早い荷物よりも先に配送用の車両に積み込むことを促す通知をする、付記14に記載のプログラム。
(付記17)
プロセッサを備えるコンピュータに実行させるための方法であって、方法は、コンピュータのプロセッサが、配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した配送先の属性の情報と、取得される第1の情報とに基づいて、1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行する、方法。
(付記18)
制御部を備える情報処理装置であって、制御部が、配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した配送先の属性の情報と、取得される第1の情報とに基づいて、1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行する、情報処理装置。
1:システム、10:ドライバー端末、13:入力装置、14:出力装置、15:メモリ、16:ストレージ、19:プロセッサ、20:サーバ、25:メモリ、26:ストレージ、29:プロセッサ、30:配送依頼主端末、80:ネットワーク、111:アンテナ、112:アンテナ、120:第1通信部、121:第2通信部、130:入力装置、131:デバイス、132:ディスプレイ、132A:属性情報受付部、132B:配送操作受付部、132C:配送先表示部、132D:情報表示部、132E:ドライバー情報表示部、132F:配送ルート表示部、140:音声処理部、141:マイク、142:スピーカ、150:位置情報センサ、160:カメラ、170:モーションセンサ、180:記憶部、181:配送管理アプリケーション、190:制御部、191:操作受付部、192:送受信部、193:データ処理部、194:報知制御部、195:記憶制御部、201:通信部、202:記憶部、203:制御部、281:配送依頼データベース、282:ドライバーデータベース、283:モデルデータベース、284:配送先データベース、2041:受信制御モジュール、2042:送信制御モジュール、2043:モデル生成モジュール、2044:在宅率推定モジュール、2045:配送ルート決定モジュール、2046:ドライバー評価モジュール、2047:属性情報更新モジュール、2048:マッチングモジュール。

Claims (20)

  1. プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、
    配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した、前記配送先に過去に訪問した際に当該配送先が在宅であったか否かという情報と異なる前記配送先の属性の情報と、前記取得される前記第1の情報とに基づいて、前記1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. 前記推定するステップにおいて、前記配送先の属性の情報として、前記配送先が事業者であるか否かの情報に基づいて、前記第2の情報を推定する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記推定するステップにおいて、前記配送先の属性の情報として、前記配送先が事業者である場合に、当該事業者の営業時間の情報に基づいて、前記第2の情報を推定する、請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記推定するステップにおいて、前記配送先の属性の情報として、
    前記配送先に居住する人物の性別、
    前記配送先に居住する人物の年代、
    当該人物が複数人であるか否かの情報、
    からなる群の少なくともいずれかに基づいて、前記第2の情報を推定する、請求項1から3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 前記推定するステップにおいて、前記配送先の属性の情報として、
    前記配送先の建物の種別、
    前記配送先の建物に備わる設備の情報であって配送のための前記設備の情報、
    からなる群の少なくともいずれかに基づいて、前記第2の情報を推定する、請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記配送先の建物の種別の情報として、前記建物が戸建て住宅であるか、または、集合住宅であるかの情報を含む、請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記設備の情報として、
    前記建物に宅配ボックスが備わっているか否か、
    前記宅配ボックスの数、
    前記宅配ボックスが建物全体で共用されているか部屋ごとに備え付けられているか、
    からなる群の少なくともいずれかに基づいて、前記第2の情報を推定する、請求項5に記載のプログラム。
  8. 前記コンピュータは、
    配達員が各配送先へ配送した時間帯と、配送を完了したかどうかの成否と、配送先の前記属性について前記配達員が入力した情報とに基づいて学習を行うことで生成される学習済みモデルを参照可能であり、
    前記推定するステップにおいて、前記第1の情報として、前記配送を予定する前記1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報と、前記学習済みモデルとに基づいて、前記1または複数の荷物について前記第2の情報を推定する、請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 前記配達員から、前記配送先へ荷物を配送した際に、配送が完了したことを示す入力操作と、当該配送先の前記属性の情報を入力する操作とを受け付けており、
    前記受け付けた前記属性の情報に基づいて、前記学習済みモデルを生成する、請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記配達員が前記配送先の前記属性の情報を入力することに応答して、当該配達員に特典を付与する、請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記第1の情報として、前記1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報を含み、
    前記配送を予定する前記1または複数の荷物の前記第1の情報と、当該1または複数の荷物の配送先それぞれについて推定した前記第2の情報とに基づいて、前記配達員が配送をする時間帯における前記1または複数の荷物を配送する順序および経路を特定するステップと、
    前記特定した前記順序および経路を前記配達員に提示するステップと、をさらに実行させる、請求項8から10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 前記特定するステップにおいて、前記1または複数の荷物の配送先の属性の情報と、前記学習済みモデルとに基づいて、前記第2の情報として、各配送先について前記配送に成功する可能性が比較的高い時間帯に基づいて、前記配送する順序および経路を特定する、請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記提示するステップにおいて、前記配達員に対し、前記1または複数の荷物を配送する前記順序および経路を提示するとともに、当該1または複数の荷物の配送先それぞれについての前記属性の情報を前記配達員に提示する、請求項11または12に記載のプログラム。
  14. プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、
    配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した前記配送先の属性の情報と、前記取得される前記第1の情報とに基づいて、前記1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行させ、
    前記第1の情報として、前記1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報を含み、
    前記配送を予定する前記1または複数の荷物の前記第1の情報に基づいて、前記配達員が配送をする時間帯における前記1または複数の荷物を配送する順序および経路を特定するステップと、
    前記特定した前記順序および経路を前記配達員に提示するステップと、をさらに実行させ、
    前記提示するステップにおいて、当該配達員が配送する前記順序に基づいて、前記配達員が配送用の車両に前記配送を予定する前記1または複数の荷物を積むための積み荷の手順を前記配達員に提示し、
    さらに、前記荷物を積み込んだことを示す入力操作を受け付けるステップと、
    前記荷物の配送を開始または完了するための入力操作を受け付けるステップと、をさらに実行させ、
    前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けるステップにおいて、全ての前記荷物を積み込んだことを示す前記入力操作を行わない限り、前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けず、
    前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けるステップにおいて、前記配送を予定する全ての前記荷物について、配達完了したか、不在で持ち帰ったか等の配送の状況の報告を行う操作を受け付けない限り、報酬を受け取るための操作を受け付けず、
    前記1または複数の荷物を積むための積み荷の手順を前記配達員に提示するステップにおいて、一部の種類の前記荷物については、前記配送の順序にかかわらず、前記配送用の車両内の特定の位置に積むよう促す通知をする
    プログラム。
  15. 前記提示するステップにおいて、前記積み荷の手順を前記配達員に提示することとして、
    前記配送を予定する前記1または複数の荷物のうち、
    配送の順序が後になる荷物ほど前記配送用の前記車両の荷台の取り出し口に遠い側に積むこと、
    配送の順序が早い荷物ほど、前記配送用の前記車両の荷台の取り出し口に近い側に積むこと、を前記配達員に促す通知をする、請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記提示するステップにおいて、前記積み荷の手順を前記配達員に提示することとして、
    前記配送を予定する前記1または複数の荷物のうち、
    配送の順序が後になる荷物を、配送の順序が早い荷物よりも先に前記配送用の前記車両に積み込むことを促す通知をする、請求項14に記載のプログラム。
  17. プロセッサを備えるコンピュータに実行させるための方法であって、前記方法は、前記コンピュータのプロセッサが、
    配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、
    配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した、前記配送先に過去に訪問した際に当該配送先が在宅であったか否かという情報と異なる前記配送先の属性の情報と、前記取得される前記第1の情報とに基づいて、前記1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行する、方法。
  18. プロセッサを備えるコンピュータに実行させるための方法であって、前記方法は、前記コンピュータのプロセッサが、
    配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、
    配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した前記配送先の属性の情報と、前記取得される前記第1の情報とに基づいて、前記1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行させ、
    前記第1の情報として、前記1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報を含み、
    前記配送を予定する前記1または複数の荷物の前記第1の情報に基づいて、前記配達員が配送をする時間帯における前記1または複数の荷物を配送する順序および経路を特定するステップと、
    前記特定した前記順序および経路を前記配達員に提示するステップと、をさらに実行させ、
    前記提示するステップにおいて、当該配達員が配送する前記順序に基づいて、前記配達員が配送用の車両に前記配送を予定する前記1または複数の荷物を積むための積み荷の手順を前記配達員に提示し、
    さらに、前記荷物を積み込んだことを示す入力操作を受け付けるステップと、
    前記荷物の配送を開始または完了するための入力操作を受け付けるステップと、をさらに実行させ、
    前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けるステップにおいて、全ての前記荷物を積み込んだことを示す前記入力操作を行わない限り、前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けず、
    前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けるステップにおいて、前記配送を予定する全ての前記荷物について、配達完了したか、不在で持ち帰ったか等の配送の状況の報告を行う操作を受け付けない限り、報酬を受け取るための操作を受け付けず、
    前記1または複数の荷物を積むための積み荷の手順を前記配達員に提示するステップにおいて、一部の種類の前記荷物については、前記配送の順序にかかわらず、前記配送用の車両内の特定の位置に積むよう促す通知をする
    方法。
  19. 制御部を備える情報処理装置であって、前記制御部が、
    配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、
    配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した、前記配送先に過去に訪問した際に当該配送先が在宅であったか否かという情報と異なる前記配送先の属性の情報と、前記取得される前記第1の情報とに基づいて、前記1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行する、情報処理装置。
  20. 制御部を備える情報処理装置であって、前記制御部が、
    配送を予定する1または複数の荷物について、配送に関する第1の情報を取得するステップと、
    配達員が過去に荷物の配送に伴って各荷物の配送先について入力した前記配送先の属性の情報と、前記取得される前記第1の情報とに基づいて、前記1または複数の荷物それぞれについて、配送の時間帯において配送に成功する可能性を示す第2の情報を推定するステップと、を実行させ、
    前記第1の情報として、前記1または複数の荷物の配送先の位置を特定する情報を含み、
    前記配送を予定する前記1または複数の荷物の前記第1の情報に基づいて、前記配達員が配送をする時間帯における前記1または複数の荷物を配送する順序および経路を特定するステップと、
    前記特定した前記順序および経路を前記配達員に提示するステップと、をさらに実行させ、
    前記提示するステップにおいて、当該配達員が配送する前記順序に基づいて、前記配達員が配送用の車両に前記配送を予定する前記1または複数の荷物を積むための積み荷の手順を前記配達員に提示し、
    さらに、前記荷物を積み込んだことを示す入力操作を受け付けるステップと、
    前記荷物の配送を開始または完了するための入力操作を受け付けるステップと、をさらに実行させ、
    前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けるステップにおいて、全ての前記荷物を積み込んだことを示す前記入力操作を行わない限り、前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けず、
    前記荷物の配送を開始または完了するための前記入力操作を受け付けるステップにおいて、前記配送を予定する全ての前記荷物について、配達完了したか、不在で持ち帰ったか等の配送の状況の報告を行う操作を受け付けない限り、報酬を受け取るための操作を受け付けず、
    前記1または複数の荷物を積むための積み荷の手順を前記配達員に提示するステップにおいて、一部の種類の前記荷物については、前記配送の順序にかかわらず、前記配送用の車両内の特定の位置に積むよう促す通知をする
    情報処理装置。
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