JP7313531B1 - 柑橘風味飲料および柑橘風味飲料の香味向上方法 - Google Patents
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Description
通常、このような柑橘風味飲料は、果汁や果実からの抽出エキス、または果実の香味を再現した香料成分等のいずれか1種以上を用い、さらには適量の甘味料や酸味料等を配合することによって製造されている。
[2] 前記酢酸ネリル含有量(ppm)/〔前記リモニン含有量(ppb)+前記ノミリン含有量(ppb)〕が0.000005~1.5である、[1]に記載の柑橘風味飲料。
[3] 前記酢酸ネリル含有量(ppm)/前記リモニン含有量(ppb)が0.00001~3である、[1]または[2]に記載の柑橘風味飲料。
[4] 前記酢酸ネリル含有量(ppm)/前記ノミリン含有量(ppb)が0.00001~3である、[1]乃至[3]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[5] 前記リモニンの含有量が0.1~10000ppbである、[1]乃至[4]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[6] 前記ノミリンの含有量が0.1~10000ppbである、[1]乃至[5]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[7] 前記酢酸ネリルの含有量が0.01~3.0ppmである、[1]乃至[6]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[8] 柑橘果汁の含有量が0~20質量%である、[1]乃至[7]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[9] 果実フレーバーを含む、[1]乃至[8]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[10] 炭酸ガスを含む、[1]乃至[9]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[11] アルコール濃度が0.4~10体積/体積%である、[1]乃至[10]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[12] クエン酸酸度が0.20~0.90g/100mlである、[1]乃至[11]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[13] エキス分が0.5~10質量/体積%である、[1]乃至[12]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[14] 容器詰め飲料である、[1]乃至[13]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[15] レモン風味飲料である、[1]乃至[14]いずれか一つに記載の柑橘風味飲料。
[16] リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を添加して飲料を調製する工程を含む、アルコール含有柑橘風味飲料の製造方法。
[17] リモニンおよび/またはノミリンを含有するアルコール含有柑橘風味飲料の香味向上方法であって、
酢酸ネリルを添加して飲料を調製する工程を含む、柑橘風味飲料の香味向上方法。
本実施形態のアルコール含有柑橘風味飲料(以下、単に「飲料」とも称して説明する)は、リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を含む飲料である。これにより、柑橘らしい風味を得つつ、酸味および雑味が強くなることを抑制できる。すなわち、本実施形態の飲料においては、リモニンおよび/またはノミリンにより柑橘風味を得つつ、酢酸ネリルをさらに含有することで、リモニンおよび/またはノミリン含有量が低くてもアルコールと組み合わさることにより酸味や雑味が強くなることを抑制できる。かかるメカニズムの詳細は不明だが、酢酸ネリルがリモニンおよび/またはノミリンによる酸味や雑味を適度にマスキングしていると推測される。
なかでも、本実施形態の飲料は、オレンジ類および/またはレモン類の風味を呈する飲料として好適であり、レモン風味飲料であることがより好適である。
リモニンは、柑橘類に含まれる苦み成分(リモノイド)のうちの一つとして知られるが、濃度によっては柑橘様の芳香を有する香気成分である。
一方、リモニンの含有量の上限値は、好ましくは10000ppb以下であり、より好ましくは6000ppb以下であり、さらに好ましくは5000ppb以下である。リモニンの含有量を上記上限値以下とすることにより、尖った酸味、後引くえぐみが強くなるのを抑制できる。
なかでも、リモニンと酢酸ネリルとの組み合わせによる相乗効果を得る点から、リモニンの含有量の上限値は、1000ppb以下が好ましく、100ppb以下がより好ましく、80ppb以下がさらに好ましい。
ノミリンは、リモニンと同じく、柑橘類に含まれる苦み成分(リモノイド)のうちの一つとして知られるが、濃度によっては柑橘様の芳香を有する香気成分である。
一方、ノミリンの含有量の上限値は、好ましくは10000ppb以下であり、より好ましくは6000ppb以下であり、さらに好ましくは5000ppb以下である。ノミリンの含有量を上記上限値以下とすることにより、尖った酸味、後引くえぐみが強くなるのを抑制できる。
なかでも、ノミリンと酢酸ネリルとの組み合わせによる相乗効果を得る点から、ノミリンの含有量の上限値は、1000ppb以下が好ましく、400ppb以下がより好ましい。
酢酸ネリルは、酢酸エステルの1種であり、フローラル調の芳香等を有する香気成分として知られる。酢酸ネリルは、リモニンおよび/またはノミリンを含むアルコール飲料に適用することで、柑橘風味を得つつ、尖った酸味、後引くえぐみが強くなることを抑制できる。
一方、酢酸ネリルの含有量の上限値は、好ましくは3.0ppm以下であり、より好ましくは2.5ppm以下であり、さらに好ましくは2.0ppm以下である。酢酸ネリルの含有量を上記上限値以下とすることにより、尖った酸味、後引くえぐみを抑制しつつ、爽やかな柑橘感、果実感を向上できる。
前記酢酸ネリル含有量(ppm)/〔前記リモニン含有量(ppb)+前記ノミリン含有量(ppb)〕が0.000005~1.5であることが好ましく、0.00001~0.5であることがより好ましく、0.0001~0.1であることがさらに好ましい。
前記酢酸ネリル含有量(ppm)/前記ノミリン含有量(ppb)が0.00001~3であることが好ましく、0.0001~1であることがより好ましく、0.001~0.1であることがさらに好ましい。
酢酸ネリルを含む試料を5.0g秤量し、内部標準液として10ppmのlinalool-d5を200μl添加して、45mlのミリQ水で10倍に希釈し、40℃2時間Twisterへの吸着反応を行い、次の条件でGC-MSを用いて分析を行う(SBSE法)。各試料2点併行で調整を行い、その平均値を分析値として使用する。試料中の成分濃度は、内部標準添加法で求めた検量線の傾きを用いて、各成分のピークと内部標準のピークの面積比から算出する。
装置:昇温気化型注入口(CIS4,Gerstel社製)、加熱脱着ユニット(TDU,Gerstel社製)、GC System(7890B,Agilent Technologies社製)、Mass Selective Detector(5977,Agilent Technologies社製)
TDU:20℃(1min)-(720℃/min)-250℃(3min)
CIS:-50℃(1.5min)-(12℃/sec)-240℃(45min)
スプリット比:30:1
注入口圧:508.28kPa
ベント圧:314.11kPa
LTMカラム(1st:DB-WAX,20m×0.18mm;0.3μm、2nd:DB-5,10m×0.18mm;0.4μm,
AgilentTechnologies社製)
1stカラム温度:40℃(3min)-(5℃/min-180℃(0min)
2ndカラム温度:40℃(31min)-(5℃/min)-180℃(0min)
MSD:Scanmode,m/z29-230,20Hz,EI
定量イオン:linalool-d5(IS)(m/z98)、limonene(m/z136)、γ-terpinene(m/z136)、p-cymene
(m/z134)、α-terpineol(m/z136)
定量に用いる標準試薬には、リモニン(東京化成社製L0258)、ノミリン(Enzo Life Sciences社製 ALX 350 2288 M025)、を用いる。
定量する試料は、0.1%ぎ酸水(ぎ酸:富士フイルム和光純薬社製 06704531)及び0.1%ぎ酸アセトニトリル(アセトニトリル:富士フイルム和光純薬社製 042780)を1:1に混合した希釈液を用いて、5倍~50倍に希釈する。その後、0.2μm耐溶媒PTFEフィルター(ADVANTEC社製 12020001)でろ過し、LC/MS/MSを用いて次の分析条件で行う。
<LC/MS/MS分析条件>
装置:ABsiex社製 API4000
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18 1.7μm(waters)+VanGuard Pre Column
移動相A:0.1% ぎ酸水
移動相B:0.1% ぎ酸アセトニトリル
グラジエント条件:
5min(10%B)→10min(40%B)→15min(60%B)→15.01min(90%B)→20min(90%B)→20.01min(90%B)→23min(10%B)
トレイ温度:15℃
注入量:5μL
流量:0.2mL/min
オーブン温度:40℃
MSイオン化条件:以下の表Aの通り
本実施形態の飲料は、柑橘風味および本発明の効果が得られる限りにおいて、上記以外の種々の成分を含んでもよい。例えば、果汁、上記以外の香料、甘味料、酸味料、pH調整剤、各種栄養成分、着色料、希釈剤、酸化防止剤、および増粘安定剤等を含んでもよい。
本実施形態の飲料は、柑橘果汁を含むことが好ましい。本実施形態の飲料全量に対し、柑橘果汁の含有量(ストレート果汁換算)は、好ましくは20質量%以下であり、より好ましくは15質量%以下であり、さらに好ましくは10質量%以下であり、8.0質量%以下、5.0質量%以下、4.0質量%以下、3.0質量%以下、2.0質量%以下、1.0質量%以下の順により好ましい。これにより、低果汁であるにもかかわらず良好な柑橘風味を得つつも、後味の雑味および酸味を抑制できる。
また、本実施形態の飲料は、無果汁(果汁の含有量0.0%)であってもよい。また柑橘果汁を含む場合、レモン果汁を含むことが好ましい。
また、果汁としては、ストレート果汁、濃縮果汁、濃縮還元果汁などを用いてもよい。
香料としては、天然香料および合成香料が挙げられる。具体的には、果実フレーバーを含むことが好ましく、なかでも柑橘フレーバーを含むことがより好ましく、レモンフレーバーを含むことがさらに好ましい。
甘味料としては、公知のものを使用することができ、たとえば、ショ糖(砂糖)、ブドウ糖、グラニュー糖、果糖、乳糖、麦芽糖、果糖ブドウ糖液糖等の糖類、糖アルコール、ならびに、タウマチン、ステビア抽出物、グリチルリチン酸二ナトリウム、アセスルファムカリウム、スクラロース、アスパルテーム、サッカリン、ネオテーム、サッカリンナトリウム、およびステビア等の高甘味度甘味料などが挙げられる。甘味料は1種のみを用いてもよいし2種以上を併用してもよい。
酸味料としては、例えば、クエン酸、アジピン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、フィチン酸、酢酸、リン酸又はそれらの塩類等が挙げられる。なかでも、果実感を得る観点から、無水クエン酸およびその塩が好ましい。
本実施形態の飲料は、甘味度が5.0以下であることが好ましく、4.0以下であることがより好ましい。一方、甘味度は0であってもよい。
これにより、良好な柑橘風味が得られやすくなる。
本実施形態の飲料は、クエン酸酸度が0.20~0.90g/100mlであることが好ましく、0.30~0.85g/100mlであることがより好ましい。
酸度を、上記数値範囲とすることで、適度な酸味が得られし、柑橘風味を増強しやすくなる。
本実施形態の飲料の20℃におけるpHは、2.8~4.6であることが好ましく、3.1~4.2であることが好ましく、3.2~3.8であることがさらに好ましい。
当該pHを上記数値範囲内とすることにより、果実感をより得られやすくなる。
本実施形態の飲料は、良好な食感と甘味のバランスを得る点から、エキス分が0.5~10質量/体積%であることが好ましく、2~8質量/体積%であることがより好ましい。
エキス分とは、温度十五度の時において原容量百立方センチメートル中に含有する不揮発性成分のグラム数をいう。
なお、アルコール飲料のエキス分は、例えば、日本国の国税庁所定分析法に準拠して比重(日本酒度)及びアルコール度を測定して算出することができる。
本実施形態の飲料は、炭酸ガスを含有してもよい。飲料の炭酸ガス圧は1.5~3.5ガスボリュームであることが好ましく、2.0~3.0ガスボリュームであることがより好ましい。炭酸感により、嗜好性を向上することができる。
炭酸ガスを飲料中に含有させる方法は特に限定されず、当業者が適宜設定できる。
本実施形態においてアルコールとは、特に断りがない限りエチルアルコール(エタノール)のことをいう。
アルコールは、特に制限されず、通常酒類に用いられるものを使用することができるが、例えば、醸造用アルコール;ウオッカ、ラム、テキーラ、ジン、アクアビット、およびコルン等のスピリッツ類;リキュール類、ウイスキー、ブランデー、焼酎等の中から選ばれる1種または2種以上が挙げられる。
なお、アルコール度数は、例えば、国税庁所定分析法(平19国税庁訓令第6号、平成19年6月22日改訂)に記載の方法によって測定することができる。
本実施形態の飲料に用いられる容器は、ガラス、紙、プラスチック(ポリエチレンテレフタレート等)、アルミ、およびスチール等の単体もしくはこれらの複合材料又は積層材料からなる密封容器が挙げられる。また、容器の種類は、特に限定されるものではないが、たとえば、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、紙パック、チルドカップ、瓶等が挙げられる。
本実施形態の飲料は、希釈されずにそのまま飲用される飲料であることが好ましい。
本実施形態のアルコール含有柑橘風味飲料の製造方法は、リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を添加して飲料を調製する工程を含む。これにより、果汁含有量が10質量%以下である飲料の果実感を増強できる。リモニンおよび/またはノミリン、酢酸ネリルはそれぞれ、単体またはこれを含む混合物として添加されてもよく、柑橘果汁に含まれる香気成分の一つとして添加されてもよい。飲料の詳細は、上記飲料と同様である。また、添加方法などは公知の方法を用いることができる。
本実施形態のリモニンおよび/またはノミリンを含有するアルコール含有柑橘風味飲料の香味向上方法は、酢酸ネリルを添加して飲料を調製する工程を含む。これにより、リモニンおよび/またはノミリンを含有するアルコール含有柑橘風味飲料の香味を向上できる。すなわち、アルコール飲料において、リモニンおよび/またはノミリンを用いた場合であっても良好な柑橘風味を得つつ、酸味および雑味が強くなることを抑制できる結果、飲料の香味を向上できる。飲料の詳細は、上記飲料と同様である。また、添加方法などは公知の方法を用いることができる。
・酸度:飲料100ml中に含まれる酸量をクエン酸に換算した場合のグラム数(無水クエン酸g/100ml)をJAS規格の酸度測定法で定められた方法に基づき測定し、算出した。
各飲料について訓練した技術者による官能試験を実施した。具体的には、5名の熟練した技術者がそれぞれ飲料(20℃)を試飲し、試飲した際に感じられる「爽やかな柑橘感」「尖った酸味」「後を引くえぐみ・雑味」「ボディを感じる果実感」についてのそれぞれについて、以下の評価基準に従い「比較例1-0」を1点とした5段階評価を行い、その平均値を算出した。
5:強い
4:やや強い
3:どちらともいえない
2:やや弱い
1:弱い
飲料の原料として、醸造用アルコール、果糖ぶどう糖液糖、クエン酸(無水)、クエン酸三ナトリウム、レモン透明濃縮果汁、リモニン、ノミリン及び酢酸ネリルを準備した。また、いずれの飲料についても、レモンフレーバー(ただし、リモニン、ノミリン及び酢酸ネリルを含まない)を1000ppm用いた。
また、各飲料のエキス分は果糖ぶどう糖液糖を用いて調整し、各飲料の酸度はクエン酸(無水)、レモン透明濃縮果汁を用いて調整した。
なお、表中の酸度「%」はクエン酸酸度(g/100ml)、エキス「%」はエキス分(質量/体積%)、アルコール「%」はアルコール濃度(体積/体積%)をそれぞれ示す。
表1に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表1に示す。
表2~5に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表2~5に示す。
表6~7に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表6~7に示す。
表8に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表8に示す。
表9に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表9に示す。
表10~13に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表10~13に示す。
表14~15に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表14~15に示す。
表16に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表16に示す。
表17に示す配合(濃度)、および炭酸ガス圧(ガスボリューム)となるように各原料を常法で混合し、飲料を得た。えられた飲料について、上記(1)~(2)の測定及び官能評価を行った。結果を表17に示す。
Claims (19)
- リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を含み、
エキス分が0.5~10質量/体積%であり、アルコール濃度が0.4~10体積/体積%である、アルコールを含有する柑橘風味飲料。 - リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を含み、
エキス分が0.5~10質量/体積%であり、炭酸ガスを含む、アルコールを含有する柑橘風味飲料。 - 前記酢酸ネリル含有量(ppm)/〔前記リモニン含有量(ppb)+前記ノミリン含有量(ppb)〕が0.000005~1.5である、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 前記酢酸ネリル含有量(ppm)/前記リモニン含有量(ppb)が0.00001~3である、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 前記酢酸ネリル含有量(ppm)/前記ノミリン含有量(ppb)が0.00001~3である、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 前記リモニンの含有量が0.1~10000ppbである、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 前記ノミリンの含有量が0.1~10000ppbである、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 前記酢酸ネリルの含有量が0.01~3.0ppmである、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 柑橘果汁の含有量が0~20質量%である、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 果実フレーバーを含む、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 炭酸ガスを含む、請求項1に記載の柑橘風味飲料。
- アルコール濃度が0.4~10体積/体積%である、請求項2に記載の柑橘風味飲料。
- クエン酸酸度が0.20~0.90g/100mlである、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- 容器詰め飲料である、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- レモン風味飲料である、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
- エキス分が0.5~10質量/体積%であり、アルコール濃度が0.4~10体積/体積%である、アルコールを含有する柑橘風味飲料の製造方法であって、
リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を添加して飲料を調製する工程を含む、柑橘風味飲料の製造方法。 - リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を含み、
エキス分が0.5~10質量/体積%であり、炭酸ガスを含む、アルコールを含有する柑橘風味飲料の製造方法であって、
リモニンおよび/またはノミリンと、酢酸ネリルと、を添加して飲料を調製する工程を含む、柑橘風味飲料の製造方法。 - リモニンおよび/またはノミリンを含有し、エキス分が0.5~10質量/体積%であり、アルコール濃度が0.4~10体積/体積%である、アルコールを含有する柑橘風味飲料の香味向上方法であって、
酢酸ネリルを添加して飲料を調製する工程を含む、柑橘風味飲料の香味向上方法。 - リモニンおよび/またはノミリンを含有し、エキス分が0.5~10質量/体積%であり、炭酸ガスを含む、アルコールを含有する柑橘風味飲料の香味向上方法であって、
酢酸ネリルを添加して飲料を調製する工程を含む、柑橘風味飲料の香味向上方法。
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