JP2022135903A - 低アルコール飲料 - Google Patents

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Norimitsu Hayashi
みのり 遠藤
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Abstract

【課題】低アルコール飲料の香味を改善し、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを向上できる技術を提供する。【解決手段】本発明の低アルコール飲料は、アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料であって、炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを含有する。【選択図】なし

Description

本発明は、低アルコール飲料に関する。より詳細には、低アルコール飲料、低アルコール飲料の製造方法および低アルコール飲料の香味改善方法に関する。
近年、アルコール飲料の香味を有した非アルコール飲料の市場が拡大している。
非アルコール飲料とは、酒税法上のアルコール飲料の定義に属さないアルコール1%未満の飲料である。非アルコール飲料の中でもアルコール濃度が0.00%と表示されるものはノンアルコール飲料とも称される。
一方、アルコール1%未満の非アルコール飲料、およびアルコールが1~3%程度の低アルコール飲料は、アルコール濃度が低いためアルコール自体が有する特有のコク感、味の厚みや複雑味が不足するといった香味上の問題があることが知られている。なかでも、本格的なお酒の味わいやアルコールを飲む場の雰囲気が好きにもかかわらず、様々な理由でアルコールの摂取を控えている人々にとって、従来の非アルコール飲料や低アルコール飲料は本格的なお酒の味わいに乏しいという不満があった。
そこで、低アルコール飲料でありながらも、アルコール感やお酒らしい風味が得られる低アルコール飲料の開発が進んでいる。例えば、特許文献1には、シトロネロール濃度が0.2ppm以上10ppm未満、エタノール濃度が1.0v/v%未満である非アルコール飲料が開示されている。また、特許文献2には、n-プロパノール、イソブチルアルコール、及びイソアミルアルコールの少なくとも1つを含み、甘味度/酸度の範囲が特定された、酒らしい味わいが増強されたアルコール1.0v/v%以上3.0v/v%未満の低アルコール飲料が開示されている。さらに、特許文献3には炭素数4または5の脂肪族アルコール:1~100mg/lと収斂味付与物質とを含んでなるアルコール感が付与された非アルコール飲料が開示されている。
特開2012-249560号公報 特開2016-123415号公報 特開2012-60975号公報
しかしながら、特許文献1~3に開示されるような従来の低アルコール飲料においては、本格的なお酒の味わいといった香味において改善の余地があった。
本発明者は、アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料の香味を改善する観点から検討を行い、新たにジンと炭素数4または5の脂肪族アルコールとを組み合わせることに着目し研究を進めた結果、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを効果的に向上できることを見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料であって、
炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを含有する、低アルコール飲料が提供される。
また、本発明によれば、アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料の製造方法であって、
炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを配合する工程を含む、低アルコール飲料の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料の香味改善方法であって、
炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを配合する工程を含む、低アルコール飲料の香味改善方法が提供される。
本発明によれば、低アルコール飲料の香味を改善し、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを向上できる技術を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。なお、本明細書中、数値範囲の説明における「a~b」との表記は、特に断らない限り、a以上b以下のことを表す。
<低アルコール飲料>
本実施形態の低アルコール飲料は、アルコール濃度が3.0v/v%以下であって、炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを含有する。
これにより、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを効果的に向上できる。かかる理由の詳細は明らかではないが、ジン特有の苦みや爽やかさ等の香味と炭素数4または5の脂肪族アルコールの風味とが組み合わさることで、香味の複雑さが増し、これがアルコールらしい味わいと深みに繋がり、飲料全体のお酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻がバランスよく高まると考えられる。
[アルコール濃度(アルコール度数)]
本実施形態において、低アルコール飲料は、アルコール濃度が3.0v/v%以下であり、好ましくは1.5v/v%以下であり、より好ましくは1.0v/v%以下であり、さらに好ましくは0.8v/v%以下である。
アルコール濃度を上記上限値以下とすることにより、低アルコールでありながらも、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを効果的に向上できる。
なお、本明細書においては、アルコール1%未満のいわゆる非アルコール飲料についても、低アルコール飲料に含まれるものとして扱う。
[ジン]
ジンは、大麦、ライ麦、ジャガイモ等の穀類の発酵液に、ジュニパーベリー(西洋ネズの実)等の香りを付けた無色透明の蒸留酒である。ジュニパーベリーには、特徴香成分として、α-ピネン及びテルピネオール等を含んでいる。
本実施形態の低アルコール飲料は、ベース酒として主に原料用アルコールを使用し、更にジンを少量使用した飲料であってもよい。
本実施形態の低アルコール飲料は、ジン由来のアルコールの含有量が100%アルコール換算で、好ましくは0.10~2.5v/v%であり、より好ましくは0.15~2.0(v/v%)であり、さらに好ましくは0.20~1.8(v/v%)であり、ことさらに好ましくは0.30~1.5である。ジン由来のアルコールの含有量をかかる数値範囲内とすることで、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを効果的に向上できる。
[炭素数4または5の脂肪族アルコール]
炭素数4または5の脂肪族アルコールは、4または5つの炭素原子が直鎖、分岐または脂環式の構造をとり、少なくとも一つのヒドロキシル基を有する化合物である。なかでも、直鎖または分岐状の脂肪族アルコールが好ましく、一価アルコールであることが好適である。
炭素数4または5の脂肪族アルコールとしては、具体的には、例えば、2-メチル-1-プロパノール、3-メチル-1-ブタノール、1-ブタノール、および1-ペンタノールが挙げられる。これらは1種または2種以上を混合して用いることが好ましく、なかでも、炭素数4または5の脂肪族アルコールが、2-メチル-1-プロパノール、3-メチル-1-ブタノールの中から選ばれる1つまたは2つを含むことがより好ましい。
本実施形態の飲料は、炭素数4または5の脂肪族アルコールを0.1~80ppm含有することが好ましく、0.5~60ppm含有することがより好ましい。
本実施形態の飲料中の、炭素数4または5の脂肪族アルコールの含有量は、公知の方法で測定することができ、例えば、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法などにより測定することができる。
以下、本実施形態の低アルコール飲料(以下、単に「飲料」とも表記する)に含まれる各成分について説明する。
[甘味料]
本実施形態の飲料は、甘味料を含むことが好ましい。甘味料としては、例えば、果糖、ショ糖、ブドウ糖、グラニュー糖、異性化液糖、乳糖、および麦芽糖等の糖類、キシリトール、およびD-ソルビトール等の低甘味度甘味料、タウマチン、ステビア抽出物、グリチルリチン酸二ナトリウム、アセスルファムカリウム、スクラロース、アスパルテーム、サッカリン、ネオテーム、およびサッカリンナトリウム等の高甘味度甘味料などの甘味成分が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよいし2種以上を併用してもよい。
なかでも、本実施形態の飲料は、高甘味度甘味料を含有しないことが好ましい。
[フレーバー]
本実施形態の飲料は、フレーバーを含んでもよい。フレーバーとしては、天然香料および合成香料が挙げられ、柑橘類果実風味を呈するフレーバー、その他果実風味を呈するフレーバーが挙げられる。柑橘類としては、上述した柑橘類を想起させるものであれば特に限定されず用いることができる。なかでも、レモン類、オレンジ類、グレープフルーツ類等の柑橘系の香味を感じられるフレーバーが好ましく、レモン類、およびグレープフルーツ類の香味を感じられるフレーバーがより好ましい。
[酸味料]
本実施形態の飲料は、酸味料を含んでもよい。酸味料としては、例えば、クエン酸、乳酸、アジピン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、フィチン酸、アスコルビン酸、リン酸又はそれらの塩類等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよいし2種以上を併用してもよい。
[その他の成分]
本実施形態の飲料においては、本発明の効果が奏される限り、上記以外の他の成分を含んでもよい。具体的には、ビタミン、着色料、食塩、酸化防止剤、乳化剤、保存料、調味料、エキス類、pH調整剤、品質安定化剤、および増粘剤などの飲料に通常配合される成分を含有することができる。
また、本実施形態の飲料は、酒風味を向上する観点から、果汁を含有しないことが好ましい。
[柑橘風味]
本実施形態の飲料は柑橘風味を有することが好ましい。
柑橘風味とは、柑橘類に特有の風味が感じられるものである。
柑橘類とは、ミカン科ミカン亜科に属する植物の果実を意味する。具体的な柑橘類としては、ネーブルオレンジ、バレンシアオレンジ、ブラッドオレンジなどのオレンジ類、うんしゅうみかん、マンダリンオレンジ、ぽんかん、紀州みかん、アンコール、ダンゼリン、コウジ、シークワーサー、タチバナ、不知火などのみかん類、ナツダイダイ、はっさく、ヒュウガナツ、サンボウカン、河内晩柑、キヌカワ、ナルトなどの雑柑類、タンカン、いよかん、マーコット、清見、オーランド、ミネオラ、セミノール等のタンゴール・タンゼロ類、メキシカンライム、タヒチライム等のライム類、リスボンレモン、ユーレカレモン、ディアマンテ、エトローグ等のレモン類、バンペイユ、土佐ブンタン等のブンタン、ダンカン、マーシュ、トムソン、ルビーレッド等のグレープフルーツ類、ゆず、カボス、スダチ、ハナユ、キズ等のユズ類、キンカン、カラタチが挙げられる。
お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻を効果的に得る観点からは、オレンジ類、レモン類、およびグレープフルーツ類が好ましく、なかでも、レモン、グレープフルーツ類がより好ましい。
[酸度]
本実施形態の低アルコール飲料のクエン酸に換算した酸度は、0.20~0.50mg/100mlであることが好ましく、0.25~0.45g/100mlであることがより好ましい。
酸度を、上記下限値以上とすることにより、お酒らしさ、おいしさが得られるようになる。一方、酸度を、上記上限値以下とすることにより、過度な酸味を抑制し、お酒らしい複雑味、味の余韻さを両立できる。酸度は、後述の酸味料やpH調整剤等を配合することにより調整できる。
なお、酸度は、100ml中に含まれる酸量をクエン酸に換算した場合のグラム数(無水クエン酸g/100ml)で表すことができる。酸度もまた、JAS規格の酸度測定法で定められた方法、具体的には0.1mol/L水酸化ナトリウム標準液をアルカリ溶液として使用した中和滴定法(定量式)により測定できる。
[炭酸ガス]
本実施形態の飲料は、炭酸ガスを含有してもよい。飲料の炭酸ガス圧は1.5~3.5ガスボリュームであることが好ましく、2.0~3.0ガスボリュームであることがより好ましい。炭酸感により、酒風味を向上することができる。
炭酸ガスを飲料中に含有させる方法は特に限定されず、当業者が適宜設定できる。
[容器]
本実施形態の飲料に用いられる容器は、ガラス、紙、プラスチック(ポリエチレンテレフタレート等)、アルミ、およびスチール等の単体もしくはこれらの複合材料又は積層材料からなる密封容器が挙げられる。また、容器の種類は、特に限定されるものではないが、たとえば、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、紙パック、チルドカップ、瓶等が挙げられる。
飲料の容量としては、特に限定されないが、100~2000mlが好ましく、飲み切りやすい点からは、100~500mlがより好ましい。
容器詰めされた飲料の加熱滅菌処理の方法は、特に限定されないが、日本国内においては食品衛生法の規定に従って、加熱滅菌処理される。具体的には、高温で短時間殺菌した後、無菌条件下で殺菌処理された保存容器に充填する方法(UHT殺菌法)と、調合液を缶等の保存容器に充填した後、レトルト処理を行うレトルト殺菌法が挙げられる。
<低アルコール飲料の製造方法>
本実施形態の低アルコール飲料の製造方法は、アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料の製造方法であって、炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを配合する工程を含む。これにより、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを効果的に向上できる。混合方法は特に限定されず公知の方法を用いることができる。なお、低アルコール飲料に含まれる各成分およびその含有量等は上記低アルコール飲料と同様である。
<低アルコール飲料の香味改善方法>
本実施形態の低アルコール飲料の香味改善方法は、アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料の香味改善方法であって、炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを配合する工程を含む。これにより、お酒らしい複雑味およびお酒らしい味の余韻において、両者のバランスを効果的に向上できる。混合方法は特に限定されず公知の方法を用いることができる。なお、低アルコール飲料に含まれる各成分およびその含有量等は上記低アルコール飲料と同様である。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、本発明を実施例および比較例により説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。特に断りのない限り、「%」は「質量%」を表す。
(1)飲料の官能評価
飲料について訓練されたパネリストによる官能試験を実施した。具体的には、4名のパネリストがそれぞれ飲料(20℃)を試飲し、試飲した際に感じられる「お酒らしい複雑味」、「お酒らしい味の余韻」、「酒感の総合評価」の良さまたは強さについて、以下の評価基準に従いコントロール(対照)を3点とした5段階評価を行った。4名が個別に評価した後、全員で合議し、評点を確定した。
・評価基準
評点5:対照と比較して非常に強い(良い)と感じた
評点4:対照と比較して強い(良い)と感じた
評点3:対照と同じ
評点2:対照と比較して弱い(良くない)と感じた
評点1:対照と比較して非常に弱い(良くない)と感じた
(2)試験1:ジンおよび2-メチル-1-プロパノールの検証
以下の表1に示す処方で、各原料を混合し、柑橘飲料ベース液(アルコール0v/v%、酸度0.30、炭酸ガス圧2.3ガスボリューム)を調製した。なお、シトラスフレーバーは、主要香気成分としてリモネンを含有するものを用いた。
得られた柑橘飲料ベース液に、原料用アルコールまたはジン5.0ml(アルコール100%換算)、および2-メチル-1-プロパノールを表2に示す含有量となるように添加し、アルコール濃度0.5v/v%の各飲料サンプル1-0~1-6を調製した。
得られた各飲料について、飲料サンプル1-0をコントロールとして、上記(1)の官能評価を行った。結果を表2に示す。
Figure 2022135903000001
Figure 2022135903000002
(3)試験2:ジンおよび3-メチル-1-ブタノールの検証
上記試験1の2-メチル-1-プロパノールに替えて3-メチル-1-ブタノールを用いた以外は、試験1と同様にして飲料を調製し、各飲料サンプル2-0~2-6を得た。
得られた各飲料について、飲料サンプル2-0をコントロールとして、上記(1)の官能評価を行った。結果を表3に示す。
Figure 2022135903000003
(4)試験3:2-メチル-1-プロパノールを含有し、ジンの添加濃度を変えた場合の検証
上記試験1で得られた柑橘飲料ベース液(アルコール0v/v%、酸度0.32、炭酸ガス圧2.3ガスボリューム)を用い、2-メチル-1-プロパノールを10ppmとなるように配合し、ジンおよび原料用アルコールの含有量がそれぞれ表4に示す含有量となるように添加し、各飲料サンプル3-1~3-6を調製した。
得られた各飲料について、飲料サンプル3-1をコントロールとして、上記(1)の官能評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 2022135903000004

Claims (15)

  1. アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料であって、
    炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを含有する、低アルコール飲料。
  2. ジンを100%アルコール換算で0.10~2.5v/v%含有する、請求項1に記載の低アルコール飲料。
  3. アルコール濃度が1.0v/v%未満である、請求項1又は2に記載の低アルコール飲料。
  4. 前記炭素数4または5の脂肪族アルコールを0.1~80ppm含有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  5. 前記炭素数4または5の脂肪族アルコールが、2-メチル-1-プロパノール、3-メチル-1-ブタノール、1-ブタノール、および1-ペンタノールの中から選ばれる1つまたは2つ以上を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  6. 前記炭素数4または5の脂肪族アルコールが、2-メチル-1-プロパノール、3-メチル-1-ブタノールの中から選ばれる1つまたは2つを含む、請求項5に記載の低アルコール飲料。
  7. 柑橘風味を有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  8. 果汁を含有しない、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  9. 高甘味度甘味料を含有しない、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  10. クエン酸に換算した酸度が0.20mg/100ml以上である、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  11. 炭酸ガスを含有する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  12. 炭酸ガス圧が1.5~3.5ガスボリュームである、請求項11に記載の低アルコール飲料。
  13. 容器詰めされた、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の低アルコール飲料。
  14. アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料の製造方法であって、
    炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを配合する工程を含む、低アルコール飲料の製造方法。
  15. アルコール濃度が3.0v/v%以下の低アルコール飲料の香味改善方法であって、
    炭素数4または5の脂肪族アルコール、およびジンを配合する工程を含む、低アルコール飲料の香味改善方法。
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