JP2020200245A - 口臭抑制用組成物 - Google Patents

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Shuichi Fukumoto
修一 福本
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正典 平光
忠行 飯田
Tadayuki Iida
忠行 飯田
尚美 高宮
Naomi Takamiya
尚美 高宮
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Abstract

【課題】優れた口臭抑制作用を有する口臭抑制用組成物の提供。【解決手段】クエン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンからなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する、口臭抑制用組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、口臭抑制用組成物に関する。
口の中のにおいは、他人に不快な気持を与えるにおいとなる場合があり、口臭と称される。口臭の原因物質としては、例えば、硫化水素、メチルメルカプタン及びジメチルサルファイド等の揮発性硫黄化合物(VSC)が知られている。揮発性硫黄化合物は、主に口腔内細菌により産生されることが知られている。
近年の清潔に対する意識向上から、口臭を抑制する要望が高まっている。例えば、特許文献1には、クエン酸等の有機酸を有効成分として含有してなる、口臭抑制用組成物が開示されている。
特開2017−171610号公報
特許文献1に開示される口臭抑制用組成物をはじめ、現在までに種々の口臭抑制用組成物が知られている。一方でより優れた口臭抑制作用を有する口臭抑制用組成物に対する要望は依然として存在する。
本発明は、優れた口臭抑制作用を有する口臭抑制用組成物の提供を目的とする。
本発明者らは、ノミリン及びリモニンが口臭抑制作用を有すること、並びにノミリン又はリモニンをクエン酸と組み合わせることで、口臭抑制作用が相乗的に高まることを見出した。本発明者らはまた、ヘスペリジンがそれ単独では口臭抑制作用を有しないにもかかわらず、クエン酸と組み合わせることで、クエン酸の口臭抑制作用が増強されることを見出した。本発明は、これらの新規な知見に基づくものである。
本発明は、(A)クエン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種(「(A)成分」ともいう。)と、ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンからなる群より選択される少なくとも1種(「(B)成分」ともいう。)と、を含有する、口臭抑制用組成物に関する。
本発明に係る口臭抑制用組成物は、(A)成分と(B)成分とを組み合わせて含有するため、優れた口臭抑制効果が得られる。クエン酸又はその塩((A)成分)は、濃度依存的に口臭抑制作用が大きくなるが、濃度が高くなりすぎると、例えば、口中に対する酸刺激が強くなったり、歯表面のエナメル質が齲蝕したりといった悪影響を及ぼすおそれがある。これに対して、本発明では(B)成分により口臭抑制作用が相乗的に高まる、又は口臭抑制作用が増強されることにより、(A)成分の濃度を高くしなくても高い口臭抑制効果が得られるため、これらの悪影響を低減又は回避することができる。
上記口臭抑制用組成物は、(B)成分として、ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンを含むものであってもよい。
上記(A)成分及び(B)成分は、レモン等の柑橘類にも含まれる成分であるため、食品として安全に摂取することができる。したがって、上記口臭抑制用組成物は、口臭抑制用食品組成物であってもよい。
本発明はまた、ノミリン及びリモニンからなる群より選択される少なくとも1種を有効成分として含有する、口臭抑制剤にも関する。ノミリン及びリモニンは、それぞれ単独で口臭抑制作用を発揮するため、口臭抑制用途に好適に用いることができる。
本発明によれば、優れた口臭抑制作用を有する口臭抑制用組成物の提供が可能となる。本発明に係る口臭抑制用組成物は、口腔内の口臭原因菌の菌数を減少させると共に、口腔内の菌叢に占める口臭原因菌の割合をも減少させるので、継続して摂取することで、持続的に効果を発揮することができる。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、(A)クエン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、(B)ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンからなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する。本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、(A)成分と(B)成分とを組み合わせて含有するため、優れた口臭抑制効果が得られる。
<(A)成分>
クエン酸は、ヒドロキシ酸の一種であり、2−ヒドロキシプロパン−1,2,3−トリカルボン酸とも称される。クエン酸は、クエン酸無水物又はクエン酸水和物であってもよい。
クエン酸の塩としては、食品、医薬部外品又は医薬品として許容可能なものであれば特に制限されない。クエン酸の塩の具体例としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、及びカルシウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、及びカルシウム塩等のアルカリ土類金属塩、鉄(II)塩、鉄(III)塩、及びアンモニウム塩等、並びにこれらの複塩が挙げられる。クエン酸の塩は、水和物であってもよい。クエン酸の塩としては、本発明による効果をより顕著に奏することから、クエン酸カルシウム、クエン酸第二鉄、クエン酸第一鉄ナトリウム、及びこれらの水和物が好ましい。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、(A)成分として、クエン酸又はその塩を1種単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
<(B)成分>
ヘスペリジンは、柑橘類に含まれるポリフェノールの一種であり、下記式で表される。
Figure 2020200245
ノミリンは、柑橘類に含まれるリモノイドの一種であり、下記式で表される。
Figure 2020200245
リモニンは、柑橘類に含まれるリモノイドの一種であり、下記式で表される。
Figure 2020200245
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、上述した(B)成分を1種単独で含有していてもよく、2種以上を組み合わせて含有していてもよい。
<その他成分>
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、(A)成分及び(B)成分のみを含有するものであってもよく、また口臭抑制用組成物の形状及び具体的態様に応じて、(A)成分及び(B)成分の他、食品、医薬部外品又は医薬品に許容されるその他成分を含有するものであってもよい。
その他成分としては、例えば、甘味料、香料、酸味料(クエン酸及びその塩を除く。)、着色料、酸化防止剤、調味料、ビタミン類、ミネラル類、pH調整剤、安定剤、ゲル化剤、及び食物繊維等を使用することができる。これらの成分は1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
<口臭抑制用組成物の形状>
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、固体、液体(溶液及び懸濁液を含む。)、ペースト等のいずれの形状であってもよい。また、本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、例えば、錠剤(口腔内崩壊錠、チュアブル錠、フィルムコーティング錠等)、カプセル剤、散剤、顆粒剤、液剤(シロップ剤、ゼリー剤等)、軟膏剤、硬膏剤等のいずれの剤形であってもよい。本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、口腔内で素早く作用効果を奏することができるという観点から、液体(溶液及び懸濁液を含む。)の形状であることが好ましい。
<口臭抑制用組成物の具体的態様>
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、例えば、食品組成物(飲料及び食品)、医薬部外品又は医薬品として調製することができる。飲料としては、例えば、水、清涼飲料水、果汁飲料、炭酸飲料、乳飲料、アルコール飲料、スポーツドリンク、栄養ドリンク等が挙げられる。食品としては、例えば、パン類、麺類、米類、豆腐、乳製品、醤油、味噌、菓子類(例えば、ガム、アメ)等が挙げられる。また、食品組成物には、例えば、健康食品、機能性表示食品、特別用途食品、栄養補助食品、サプリメント及び特定保健用食品等が含まれる。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、日常的に手軽に摂取できることから、食品組成物(口臭抑制用食品組成物)であることが好ましい。本実施形態に係る口臭抑制用食品組成物の態様としては、上述したものが挙げられ、日常的に手軽に摂取できることに加え、口腔内で素早く作用効果を奏することができるという観点から、飲料(口臭抑制用飲料)であることが好ましい。
<各成分の含有量>
本実施形態に係る口臭抑制用組成物における(A)成分及び(B)成分の含有量は、口臭抑制用組成物の形状及び具体的態様に応じて、適宜設定することができる。
例えば、本実施形態に係る口臭抑制用組成物が液体(溶液及び懸濁液を含む。)の形状である場合(飲料である場合を含む。)、(A)成分及び(B)成分の含有量として、以下の含有量を例示できる。なお、以下の例示において、(A)成分の含有量は、クエン酸に換算した量として示す。クエン酸に換算した量とは、クエン酸の塩を等モルのクエン酸と置き換えた場合の量である。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物における(A)成分の含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、(A)成分の総量で、1g/L(0.1w/v%)以上、1.5g/L(0.15w/v%)以上、2g/L(0.2w/v%)以上、又は2.5g/L(0.25w/v%)以上であってよく、50g/L(5w/v%)以下、40g/L(4w/v%)以下、30g/L(3w/v%)以下、20g/L(2w/v%)以下、10g/L(1w/v%)以下、8g/L(0.8w/v%)以下、6g/L(0.6w/v%)以下、5g/L(0.5w/v%)以下又は4g/L(0.4w/v%)以下であってよい。また、(A)成分の含有量は、例えば、1g/L(0.1w/v%)以上50g/L(5w/v%)以下であってよい。本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、(A)成分と(B)成分を組み合わせて含有することで口臭抑制作用が相乗的に向上するため、(A)成分の含有量を低くしても充分な効果が得られる。したがって、(A)成分の含有量は、例えば、1g/L(0.1w/v%)以上10g/L(1w/v%)以下であってよく、1.5g/L(0.15w/v%)以上6g/L(0.6w/v%)以下であってよく、2g/L(0.2w/v%)以上4g/L(0.4w/v%)以下であってよい。(A)成分の含有量を低く抑えることで、酸味が抑えられ、酸味が苦手な人でも摂取し易くなる。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物がヘスペリジンを含む場合、ヘスペリジンの含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、0.1mg/L(0.1ppm)以上、0.3mg/L(0.3ppm)以上、0.5mg/L(0.5ppm)以上、0.75mg/L(0.75ppm)以上、1mg/L(1ppm)以上、1.5mg/L(1.5ppm)以上、又は2mg/L(2ppm)以上であってよく、20mg/L(20ppm)以下、15mg/L(15ppm)以下、10mg/L(10ppm)以下、8mg/L(8ppm)以下、又は6mg/L(6ppm)以下であってよい。また、ヘスペリジンの含有量は、0.1mg/L(0.1ppm)以上20mg/L(20ppm)以下であってよく、1mg/L(1ppm)以上8mg/L(8ppm)以下であってよい。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物がノミリンを含む場合、ノミリンの含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、0.01mg/L(0.01ppm)以上、0.03mg/L(0.03ppm)以上、0.05mg/L(0.05ppm)以上、0.075mg/L(0.075ppm)以上、0.1mg/L(0.1ppm)以上、0.12mg/L(0.12ppm)以上、0.15mg/L(0.15ppm)以上、又は0.2mg/L(0.2ppm)以上であってよく、10mg/L(10ppm)以下、5mg/L(5ppm)以下、4mg/L(4ppm)以下、3mg/L(3ppm)以下、2mg/L(2ppm)以下、又は1mg/L(1ppm)以下であってよい。また、ノミリンの含有量は、0.01mg/L(0.01ppm)以上10mg/L(10ppm)以下であってよく、0.1mg/L(0.1ppm)以上2mg/L(2ppm)以下であってよい。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物がリモニンを含む場合、リモニンの含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、0.001mg/L(0.001ppm)以上、0.005mg/L(0.005ppm)以上、0.01mg/L(0.01ppm)以上、0.015mg/L(0.015ppm)以上、0.02mg/L(0.02ppm)以上、0.03mg/L(0.03ppm)以上、0.05mg/L(0.05ppm)以上、0.075mg/L(0.075ppm)以上、0.1mg/L(0.1ppm)以上、0.15mg/L(0.15ppm)以上、又は0.2mg/L(0.2ppm)以上であってよく、10mg/L(10ppm)以下、5mg/L(5ppm)以下、4mg/L(4ppm)以下、3mg/L(3ppm)以下、又は2mg/L(2ppm)以下であってよい。また、リモニンの含有量は、0.001mg/L(0.001ppm)以上10mg/L(10ppm)以下であってよく、0.1mg/L(0.1ppm)以上3mg/L(3ppm)以下であってよい。
例えば、本実施形態に係る口臭抑制用組成物が固体の形状(例えば、ガム、アメ)である場合、(A)成分及び(B)成分の含有量として、以下の含有量を例示できる。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物における(A)成分の含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、(A)成分の総量で、10g/kg(1w/w%)以上、15g/kg(1.5w/w%)以上、20g/kg(2w/w%)以上、又は25g/kg(2.5w/w%)以上であってよく、500g/kg(50w/w%)以下、400g/kg(40w/w%)以下、300g/kg(30w/w%)以下、200g/kg(20w/w%)以下、100g/kg(10w/w%)以下、80g/kg(8w/w%)以下、60g/kg(6w/w%)以下、50g/kg(5w/w%)以下又は40g/kg(4w/w%)以下であってよい。また、(A)成分の含有量は、例えば、10g/kg(1w/w%)以上500g/kg(50w/w%)以下であってよい。本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、(A)成分と(B)成分を組み合わせて含有することで口臭抑制作用が相乗的に向上するため、(A)成分の含有量を低くしても充分な効果が得られる。したがって、(A)成分の含有量は、例えば、10g/kg(1w/w%)以上100g/kg(10w/w%)以下であってよく、15g/kg(1.5w/w%)以上60g/kg(6w/w%)以下であってよく、20g/kg(2w/w%)以上40g/kg(4w/w%)以下であってよい。(A)成分の含有量を低く抑えることで、酸味が抑えられ、酸味が苦手な人でも摂取し易くなる。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物がヘスペリジンを含む場合、ヘスペリジンの含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、1mg/kg(1ppm)以上、3mg/kg(3ppm)以上、5mg/kg(5ppm)以上、7.5mg/kg(7.5ppm)以上、10mg/kg(10ppm)以上、15mg/kg(15ppm)以上、又は20mg/kg(20ppm)以上であってよく、200mg/kg(200ppm)以下、150mg/kg(150ppm)以下、100mg/kg(100ppm)以下、80mg/kg(80ppm)以下、又は60mg/kg(60ppm)以下であってよい。また、ヘスペリジンの含有量は、1mg/kg(1ppm)以上200mg/kg(200ppm)以下であってよく、10mg/kg(10ppm)以上80mg/kg(80ppm)以下であってよい。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物がノミリンを含む場合、ノミリンの含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、0.1mg/kg(0.1ppm)以上、0.3mg/kg(0.3ppm)以上、0.5mg/kg(0.5ppm)以上、0.75mg/kg(0.75ppm)以上、1mg/kg(1ppm)以上、1.2mg/kg(1.2ppm)以上、1.5mg/kg(1.5ppm)以上、又は2mg/kg(2ppm)以上であってよく、100mg/kg(100ppm)以下、50mg/kg(50ppm)以下、40mg/kg(40ppm)以下、30mg/kg(30ppm)以下、20mg/kg(20ppm)以下、又は10mg/kg(10ppm)以下であってよい。また、ノミリンの含有量は、0.1mg/kg(0.1ppm)以上100mg/kg(100ppm)以下であってよく、1mg/kg(1ppm)以上20mg/kg(20ppm)以下であってよい。
本実施形態に係る口臭抑制用組成物がリモニンを含む場合、リモニンの含有量は、口臭抑制用組成物全量を基準として、0.01mg/kg(0.01ppm)以上、0.05mg/kg(0.05ppm)以上、0.1mg/kg(0.1ppm)以上、0.15mg/kg(0.15ppm)以上、0.2mg/kg(0.2ppm)以上、0.3mg/kg(0.3ppm)以上、0.5mg/kg(0.5ppm)以上、0.75mg/kg(0.75ppm)以上、1mg/kg(1ppm)以上、1.5mg/kg(1.5ppm)以上、又は2mg/kg(2ppm)以上であってよく、100mg/kg(100ppm)以下、50mg/kg(50ppm)以下、40mg/kg(40ppm)以下、30mg/kg(30ppm)以下、又は20mg/kg(20ppm)以下であってよい。また、リモニンの含有量は、0.01mg/kg(0.01ppm)以上100mg/kg(100ppm)以下であってよく、1mg/kg(1ppm)以上30mg/kg(30ppm)以下であってよい。
<口臭抑制用組成物の製造方法>
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、その具体的態様に応じて、(A)成分及び(B)成分を配合すること以外は常法に従って得ることができる。例えば、本実施形態に係る口臭抑制用組成物が、口臭抑制用飲料である場合、(A)成分及び(B)成分、並びにその他成分を配合して飲料を調製する工程、並びに必要に応じて、調製した飲料を容器詰めする工程、殺菌する工程等を経て、口臭抑制用飲料を得ることができる。
配合する(A)成分及び(B)成分として、(A)成分(クエン酸又はその塩)及び(B)成分(ヘスペリジン、ノミリン又はリモニン)そのものを使用してもよいし、(A)成分を含有する組成物、及び/又は(B)成分を含有する組成物を使用してもよい。(A)成分又は(B)成分を含有する組成物としては、例えば、柑橘類の果汁、並びに柑橘類の果皮抽出物及び種子抽出物等が挙げられる。柑橘類としては、例えば、レモン、ライム、シークワサー、スダチ、ユズ、ダイダイ、カボス、グレープフルーツ、ネーブルオレンジ、バレンシアオレンジ、サワーオレンジ、ミカン(温州ミカン)、イヨカン、ポンカン、あま夏、ブンタン等が挙げられ、レモンが好ましい。柑橘類の果皮抽出物及び種子抽出物は、例えば、水、低級アルコール(エタノール等)又はこれらの混合溶媒による抽出物であってよい。
一態様において、本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、レモン果汁及びレモン果皮抽出物(例えば、レモン果皮エタノール抽出物)を含有する。レモン果汁には、クエン酸が含まれ、ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンも微量ながら含まれている。また、レモン果皮抽出物には、ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンが含まれている。
<使用方法>
本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、(A)成分及び(B)成分が口腔内の口臭原因菌に作用するため、経口投与(経口摂取)されるのが好ましい。本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、1日1回投与(摂取)されてもよく、1日複数回に分けて投与(摂取)されてもよい。本実施形態に係る口臭抑制用組成物は、ヒトに投与(摂取)されても、非ヒト哺乳動物に投与されてもよい。
<口臭抑制剤>
本実施形態に係る口臭抑制剤は、ノミリン及びリモニンからなる群より選択される少なくとも1種を有効成分として含有する。本実施形態に係る口臭抑制剤は、有効成分としてノミリン又はリモニンを含有すること以外は、上述した口臭抑制用組成物に準じて調製することができる。
<クエン酸又はその塩の口臭抑制作用増強剤>
ヘスペリジンは、それ単独では口臭抑制作用を有しないにもかかわらず、クエン酸と組み合わせることで、クエン酸の口臭抑制作用を増強する。したがって、本発明の一実施形態として、ヘスペリジンを有効成分として含有する、クエン酸又はその塩の口臭抑制作用増強剤が提供される。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
〔試験例1:口臭抑制作用の解析〕
被験者から採取した唾液に各種成分(クエン酸、シトラール、ヘスペリジン、リモニン及びノミリン)を添加し、口臭測定試験を実施した。
クエン酸、シトラール、ヘスペリジン、リモニン及びノミリン(いずれも富士フイルム和光純薬株式会社製)を水(蒸留水)に溶解して試験溶液を調製した。なお、シトラール、ヘスペリジン、リモニン及びノミリンは、予めジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させた後、水(蒸留水)に添加して試験溶液を調製したが、測定試料中のDMSOの最終濃度が0.5v/v%以下になるように調製した。
被験者A(40代男性)から採取した唾液1200μLに対し、試験溶液10〜100μLを添加し、更に水(蒸留水)で2000μLにメスアップして、測定試料を調製した。試験溶液は、測定試料中の各成分の最終濃度が、表2及び表3に示す濃度になるように添加した。また、唾液1200μLに水(蒸留水)のみを添加して2000μLにメスアップした試験溶液を調製し、対照とした。
口臭測定試験は、口臭ガス測定器(B/Bチェッカー mBA−21,株式会社タイヨウ製)を使用して、実施した。使用した口臭ガス測定器は、測定されたガス濃度(硫化水素、メチルメルカプタン及びジメチルサルファイド等をはじめとし、測定サンプル中の多数の揮発性ガス及び可燃性ガス)をヒトの嗅覚レベルに置き換えた「におい強度」を独自の単位(B/B値:0〜100)で出力する装置である。B/B値と臭気の目安との関係は、表1に示すとおりである。
Figure 2020200245
調製した測定試料に対して口臭測定試験を実施した。まず、50mL容量のチューブに測定試料2000μLを入れて、よく攪拌した。口臭ガス測定器の測定プローブにマウスピースを装着して、チューブ内に挿入した。測定プローブが測定試料に触れない状態で保持し、1回あたり約2分程度で3回連続で測定を行った(EGモードで測定)。3回の測定の平均値(B/B値の平均値)を測定値とした。対照(唾液に水のみを添加)の測定値に対する減少率(%)を算出し、表2及び表3に示した。なお、対照の測定値に対する減少率は、{(対照の測定値−各測定試料の測定値)/対照の測定値}×100(%)で計算される値である。
Figure 2020200245
各種成分を単独で添加した場合の結果を表2に示す。ヒノキチオールと併用することで口臭原因菌であるフソバクテリウム・ヌクレアタムに対する殺菌作用を有することが報告されているシトラール(特開2007−63166号公報参照)は、弱い効果が確認された(試験例1−4:減少率8%)。その他の成分では、クエン酸に用量依存的に強い効果が確認され(試験例1−1及び1−2)、ノミリン及びリモニンについてもシトラールと同等以上の用量依存的な効果が確認された(試験例1−7〜1−10)。一方、ヘスペリジンについては、単独では効果が認められなかった(試験例1−5及び1−6)。
Figure 2020200245
クエン酸と、シトラール、ヘスペリジン、ノミリン又はリモニンとを併用して添加した場合の結果を表3に示す。表3中、「減少率(理論値)」は、使用した成分をそれぞれ単独で添加した場合の減少率(表2参照)を足し合わせた値である。「理論値と測定値との差異」は、「減少率(測定値)」から「減少率(理論値)」を差し引いた値である。表3に示すとおり、クエン酸と、ヘスペリジン、ノミリン又はリモニンとを併用して添加することにより、「理論値と測定値との差異」がプラスとなり、相乗的に効果が高まった。なお、クエン酸とシトラールとを併用して添加しても、相乗的に効果が高まることはなかった。
〔試験例2:レモン果汁飲用試験(ヒト試験)〕
レモン果汁の飲用による口臭への影響を試験した。以下の試験は、県立広島大学の研究倫理委員会の承認(第17MH037号)、及びサッポロホールディングス株式会社の研究倫理委員会の承認(No.17−006)のもと実施された。
20代の男子学生ボランティア10名を2群(対照群及び試験群。各群5名。)に分け、試験試料を1日あたり300mL、自由なタイミング(食事前後を推奨)で4週間摂取させた。試験群の試験試料は、10v/v%レモン水(100%レモン果汁を水で希釈したもの)である。対照群の試験試料は、水である。
10v/v%レモン水中の各成分(クエン酸、シトラール、ヘスペリジン、リモニン及びノミリン)を、高速液体クロマトグラフィー分析装置(島津製作所製、C18分析カラム:YMC社製)により測定した。測定結果を表4に示す。
Figure 2020200245
試験試料を摂取する前(摂取前)、3週間摂取した後(3週間摂取後)及び4週間摂取した後(4週間摂取後)に口臭測定を実施した。口臭測定は、口臭ガス測定器(B/Bチェッカー mBA−21,株式会社タイヨウ製)を使用して実施した。口臭ガス測定器のセンサーをクリーンボックスから出し、専用のマウスピースを装着した後に、各被験者に口にくわえてもらい呼気ガスの測定を行った。呼気は15秒間ゆっくりと吐き出すようにした。歯磨きや、直前の食事の影響を避けるため、測定は朝食摂取後3時間以上経過した昼食前に実施した。
口臭測定の結果を表5に示す。表5に示す数値は、B/B値の平均値±標準誤差(SE)である。
Figure 2020200245
摂取前のB/B値は両群共に50台前半の値を示しており、正常な範囲で均質な群分けができていると考えられた。摂取開始から3週間目までは、両群共に摂取前と有意な差異は認められなかった。一方、摂取開始から4週間経過した時点で、試験群(10v/v%レモン水摂取群)のB/B値の統計的に有意な低下が確認された(摂取前との比較でp=0.006:スチューデントのt検定)。
試験群では、レモン水(クエン酸、ヘスペリジン、リモニン及びノミリン等を含む。)を継続的に摂取することで、口腔内の口臭原因菌に対して徐々にダメージを与えることで口腔内菌叢が緩やかに変化している可能性が考えられる(試験例3参照)。
〔試験例3:レモン試料が唾液中の口臭原因菌に及ぼす影響の解析〕
被験者から採取した唾液にレモン試料を添加し、口臭原因菌種の菌数変化と、菌叢中の構成比率の変化を解析した。
唾液は、被験者A(試験例1と同じ。)及び被験者B(20代男性)の2名からそれぞれ採取した。なお、唾液の採取は午後に行った。レモン試料として、レモン果汁(100%レモン果汁を水で希釈した5v/v%レモン水)、レモン果汁+果皮(5v/v%レモン水に15w/v%のレモン果皮を混合し、ミキサーした溶液)、及びレモン果皮(ミキサーした果皮)を用意した。対照として水を用意した。
各レモン試料中の各成分(クエン酸、シトラール、ヘスペリジン、リモニン及びノミリン)は、試験例2と同様の方法により測定した。また、レモン果皮を含む試料は、あらかじめ1gあたり10mLの抽出液(DMSO:メタノール=1:1)に48時間以上浸漬し、得られた抽出液を分析に用いた。測定結果を表6に示す。
Figure 2020200245
唾液1500μLに対して、各レモン試料又は水150μLをそれぞれ添加して1時間反応させた。
菌数は、1時間反応後の反応液(100μL)を菌数カウンター(パナソニックヘルスケア社製)を使用して測定した。
また、1時間反応後の反応液を−80℃で冷凍保管したサンプルを使用して、16SrRNA菌叢解析を実施した(Repertoire Genesis株式会社による委託分析)。16SrRNA菌叢解析の概要は、次のとおりである。
細菌ゲノムDNAを抽出し、細菌ゲノムDNAを鋳型として増幅した16SrRNA遺伝子アンプリコンをMiSeq次世代シークエンサーにて配列解析を行う。得られた配列をプリプロセス後、各検体100,000リードをピックアップし、フローラジェネシスソフトウエアによる配列のOTUグループ化、系統解析と細菌種アノテーション付与を実施する。この解析により、唾液試料中の構成菌種とその割合についての情報が得られる。
菌数測定の結果、及び菌叢解析の結果を表7及び表8に示す。表7及び表8中、「菌数」は、測定した全菌数に菌叢解析で得られた構成割合を乗じて算出した値であり、単位はcfu/mLである。「構成割合」は、菌叢中の当該菌種の割合、すなわち、菌叢を構成する全菌数に対する当該菌種の菌数の割合である。「増減」は、水(対照)を添加した場合の構成割合との差分を示す。なお、表7及び表8には、口臭原因菌である、ベイヨネラ・ディスパー(Veillonella dispar)、フソバクテリウム・ヌクレアタム(Fusobacterium nucleatum)、ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)、及びソロバクテリウム・ムーレイ(Solobacterium moorei)の4種の菌種についての結果のみを示している。
Figure 2020200245
Figure 2020200245
表7及び表8に示すとおり、被験者A及びBのいずれも、水(対照)を添加した場合と比較して、レモン試料(レモン果汁、レモン果汁+果皮、又はレモン果皮)を添加することにより、口臭原因菌の菌数が大きく減少することが確認された。また、特にベイヨネラ・ディスパー及びポルフィロモナス・ジンジバリスでは、構成割合も減少しており、レモン試料により、菌叢中で優先的に菌数が減少することが確認された。

Claims (4)

  1. (A)クエン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、
    (B)ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンからなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する、口臭抑制用組成物。
  2. (B)成分として、ヘスペリジン、ノミリン及びリモニンを含む、請求項1に記載の口臭抑制用組成物。
  3. 口臭抑制用食品組成物である、請求項1又は2に記載の口臭抑制用組成物。
  4. ノミリン及びリモニンからなる群より選択される少なくとも1種を有効成分として含有する、口臭抑制剤。
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