JP7301347B2 - サーチュイン1活性化剤及びサーチュイン1活性化用皮膚化粧料 - Google Patents

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Description

本発明はキウイ及び/又はセンネンボクの抽出物を有効成分とするサーチュイン1活性化剤、サーチュイン1活性化用皮膚化粧料に関するものである。
老化制御に関する研究において、古細菌、酵母、線虫、ヒトに至るまで、低栄養にならない程度のカロリー制限が抗老化、寿命延長効果を示すことがわかっている。これらの効果に関与する分子の一つとしてSir2が同定されている。その哺乳類ホモログとして7種類のサーチュインファミリーが存在している。中でも最もSir2と構造や機能が類似しているサーチュイン1が注目されている。
サーチュイン1は、NAD依存性脱アセチル化酵素活性やADPリボシル転移酵素活性をもち、生体内で重要な役割を果たしている。例えばサーチュイン1高発現マウスにおいて身体能力の改善及び生殖期間の延長とともに、糖代謝、コレステロール代謝、脂肪代謝の改善が認められている。また、高脂肪食下での耐糖能改善、脂肪肝抑制も観察されている。つまりサーチュイン1の活性化が代謝系疾患の予防、治療又は改善に有用であると考えられている(非特許文献1)。
またサーチュイン1の活性化により、転写因子NF-κB(nuclear factor-kappa B)のp65サブユニットが脱アセチル化され、NF-κB活性が減弱する結果、炎症を抑制することが明らかとなっており、この炎症抑制作用が炎症性疾患の予防、治療又は改善すると考えられている(非特許文献1)。さらにマウスではNF-κBの遺伝子の遮断により、皮膚の増殖能が高まることが分かっており、サーチュイン1の活性化は皮膚の増殖能の亢進に有用であると考えられる(非特許文献2)。
サーチュイン1はFOXO、p53、p73、Ku70、Smad7等を脱アセチル化し、その結果として、酸化ストレス耐性の誘導、細胞死抑制を誘導する。これらの表現型の誘導が、抗老化、長寿命化の実現に寄与していると考えられている(非特許文献1)。
細胞老化は紫外線等の外因的ストレスに曝されることにより引き起こされる。ここで細胞老化とは永久に細胞周期が停止する現象である。サーチュイン1はTERT(Telomere Reverse Transcriptase)の発現を調節し、ヒストンを脱アセチル化することによりテロメアの安定性を維持し、WRN等の修復タンパク質を脱アセチル化することでDNA修復を促進してゲノムの安定性を維持しており、これらの機能を通して細胞老化を抑制していることが明らかになっている(非特許文献3)。
このように、サーチュイン1は代謝系疾患改善作用、炎症性疾患改善作用、細胞老化抑制作用に加え、糖尿病改善作用、心血管保護作用、腎疾患改善作用、神経保護作用等、様々な機能を有することが明らかになっている。そのため、サーチュイン1の活性化により、代謝系疾患、炎症性疾患、細胞老化、糖尿病、心血管疾患、腎疾患、神経疾患等の各種疾患の予防、治療、又は改善に有用であると考えられている。
サーチュイン1を活性化させる物質として赤ブドウの皮に多く含まれているレスベラトロールが知られている。近年では特許文献1のような黒ウコンの抽出物由来のサーチュイン活性化剤も報告されている(特許文献1)。
特開2018-199680号公報
化学と生物, 2009年, Vol.47, No.8, p531-537 Aging cell, 2010年, 9, pp285-290 BMB Reports, 2019年, 52(1), p.24-34
本発明は、安全性の高い天然抽出物からサーチュイン1活性化作用を有するものを見出し、それを有効成分とするサーチュイン1活性化剤及びサーチュイン1活性化用皮膚化粧料を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のサーチュイン1活性化剤は、キウイ及び/又はセンネンボクの抽出物を有効成分とすることを特徴とする。また、本発明のサーチュイン1活性化用皮膚化粧料は、キウイ及び/又はセンネンボクの抽出物を配合することを特徴とする。
本発明のサーチュイン1活性化剤は、天然物であるキウイ及び/又はセンネンボクの抽出物を有効成分とすることにより、作用効果に優れ、かつ安全性の高いサーチュイン1活性化剤を提供することができる。
さらにキウイ及び/又はセンネンボクの抽出物を配合することにより、作用効果に優れ、かつ安全性の高いサーチュイン1活性化用皮膚用化粧料を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
〔サーチュイン1活性化剤〕
本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、キウイ(学名:Actinidia chinensis Planch. (Actinidiaceae))及び/又はセンネンボク(学名:Cordyline terminalis)の抽出物を有効成分とする。
ここで、本実施形態における「抽出物」には、キウイ(Actinidia chinensis Planch. (Actinidiaceae))若しくはセンネンボク(Cordyline terminalis)を抽出原料として得られる抽出液、当該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、当該抽出液を乾燥して得られる乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物のいずれもが含まれる。
キウイ(Actinidia chinensis Planch. (Actinidiaceae))は、マタタビ科マタタビ属に属する落葉つる性低木であり、その果実は日本各地で栽培されており、これらの地域から容易に入手することができる。抽出原料として使用するキウイの構成部位としては、葉部、茎部、花部、果実部等の地上部、根部又はこれらの部位の混合物が挙げられるが、好ましくは果実部、特に好ましくは摘果果実部である。なお、本発明において抽出原料として使用し得るキウイ(Actinidia chinensis Planch. (Actinidiaceae))の栽培品種としては、特に限定されるものではないが、レインボーレッド、アップルキウイ、紅心、ゴールデンキング、ゼスプリゴールド、小林39、ビュアカントリー、ファーストエンペラー、ティアドロップ、紅鮮、グレープキウイ、さぬきゴールド、豊蜜等を好適に用いることができる。
本実施形態においてキウイの「摘果果実」とは、キウイ果実の栽培過程において、栽培されるキウイ果実の糖度及び大きさを所望の範囲に増大させることを目的として間引かれる(剪定される)果実のことを意味する。糖度は3.0~7.0%が好ましく、より好ましくは4.0~5.5%である。大きさ(長径)は1~4cmが好ましく、より好ましくは2~3cmである。
センネンボクは、別名ティ(Cordyline terminalis ‘Ti’)と言われるリュウゼツラン科センネンボク属に属する常緑低木であって、インド、オーストラリア、熱帯アフリカ、中国等に分布しており、これらの地域から容易に入手することができる。抽出原料として使用し得るセンネンボクの構成部位としては、例えば、葉部、枝部、幹部等の地上部、根部等の地下部、又はこれらの混合物が挙げられるが、好ましくは葉部である。
上記植物の抽出物は、抽出原料を乾燥した後、そのまま又は粗砕機を用いて粉砕し、抽出溶媒による抽出に供することにより得ることができる。乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。また、ヘキサン等の非極性抽出溶媒によって脱脂等の前処理を行うことにより、極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
抽出溶媒としては、極性溶媒を使用することが好ましく、例えば、水、親水性有機溶媒等が挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて、室温又は溶媒の沸点以下の温度で使用することが好ましい。
抽出溶媒として使用し得る水としては、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等のほか、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、濾過、イオン交換、浸透圧調整、緩衝化等が含まれる。したがって、本実施形態において抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
抽出溶媒として使用し得る親水性有機溶媒としては、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1~5の低級脂肪族アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2~5の多価アルコール等が挙げられる。
2種以上の極性溶媒の混合液を抽出溶媒として使用する場合、その混合比は適宜調整することができる。例えば、水と低級脂肪族アルコールとの混合液を抽出溶媒として使用する場合には、水と低級脂肪族アルコールとの混合比が9:1~1:9(容量比)であることが好ましく、7:3~2:8(容量比)であることがさらに好ましい。また、水と低級脂肪族ケトンとの混合液を使用する場合には、水と低級脂肪族ケトンとの混合比が9:1~2:8(容量比)であることが好ましく、水と多価アルコールとの混合液を使用する場合には、水と多価アルコールとの混合比が8:2~1:9(容量比)であることが好ましい。
抽出処理は、抽出原料に含まれる可溶性成分を抽出溶媒に溶出させ得る限り特に限定はされず、常法に従って行うことができる。例えば、抽出原料の1.5~30倍量(質量比)の抽出溶媒に、抽出原料を浸漬し、常温又は還流加熱下で可溶性成分を抽出させた後、濾過して抽出残渣を除去することにより抽出液を得ることができる。得られた抽出液から溶媒を留去するとペースト状の濃縮物が得られ、この濃縮物をさらに乾燥すると乾燥物が得られる。
精製は、例えば、活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理等により行うことができる。得られた抽出液はそのままでもサーチュイン1活性化剤の有効成分として使用することができるが、濃縮液又は乾燥物としたものの方が使用しやすい。
キウイ及びセンネンボクの抽出物は、特有の匂いを有しているため、その生理活性の低下を招かない範囲で脱色、脱臭等を目的とする精製を行うことも可能であるが、皮膚化粧料等に配合する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままでも実用上支障はない。
上記のようにして得られるキウイ及びセンネンボクの抽出物は、サーチュイン1活性化作用を有しているため、サーチュイン1活性化剤の有効成分として用いることができる。
本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、医薬品、医薬部外品、化粧品等の幅広い用途に使用することができる。
本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、キウイ又はセンネンボクの抽出物のみからなるものであってもよいし、キウイ又はセンネンボクの抽出物を製剤化したものであってもよい。
本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容し得るキャリアーその他任意の助剤を用いて、常法に従い、粉末状、顆粒状、錠剤状、液状等の任意の剤形に製剤化することができる。この際、助剤としては、例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯臭剤等を用いることができる。サーチュイン1活性化剤は、他の組成物(例えば、皮膚化粧料、飲食品等)に配合して使用することができるほか、軟膏剤、外用液剤、貼付剤等として使用することができる。
本実施形態のサーチュイン1活性化剤を製剤化した場合、キウイ又はセンネンボクの抽出物の含有量は特に限定されるものではなく、目的に応じて適宜設定することができる。
なお、本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、必要に応じて、サーチュイン1活性化作用を有する他の天然抽出物等を、キウイ又はセンネンボクの抽出物とともに配合して有効成分として用いることができる。
本実施形態のサーチュイン1活性化剤の患者に対する投与方法としては、経皮投与、経口投与等が挙げられるが、疾患の種類に応じて、その予防、治療等に好適な方法を適宜選択すればよい。また、本実施形態のサーチュイン1活性化剤の投与量も、疾患の種類、重症度、患者の個人差、投与方法、投与期間等によって適宜増減すればよい。
本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、キウイ又はセンネンボクの抽出物が有するサーチュイン1活性化作用により、代謝系疾患、炎症性疾患、細胞老化、糖尿病、心血管疾患、腎疾患、神経疾患等の各種疾患の予防、治療、又は改善、さらには抗老化や長寿命化等、サーチュイン1が関与する各種現象のために用いることができる。ただし、本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、これらの用途以外にもサーチュイン1活性化作用を発揮することに意義のあるすべての用途に用いることができる。
キウイ及びセンネンボクの抽出物は、サーチュイン1活性化作用を有しており、皮膚に適用した場合の使用感又は安全性に優れているため、皮膚外用剤に配合するのに好適である。この場合に、皮膚外用剤にはキウイ又はセンネンボクの抽出物をそのまま配合してもよいし、キウイ又はセンネンボクの抽出物から製剤化したサーチュイン1活性化剤を配合してもよい。キウイ若しくはセンネンボクの抽出物、又は当該キウイ若しくはセンネンボクの抽出物から製剤化したサーチュイン1活性化剤を配合することにより、皮膚外用剤にサーチュイン1活性化作用を付与することができる。
ここで皮膚外用剤としては、その区分に制限はなく、後述する皮膚化粧料のほか、経皮的に使用される医薬部外品、医薬品等を幅広く含むものである。
また、本実施形態のキウイ及びセンネンボクの抽出物は優れたサーチュイン1活性化作用を有するので、これらの作用機構に関する研究のための試薬としても好適に利用することができる。
なお、本実施形態のサーチュイン1活性化剤は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、該作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物に対して適用することもできる。
〔サーチュイン1活性化用皮膚化粧料〕
上記実施形態にかかるキウイ及びセンネンボクの抽出物は優れたサーチュイン1活性化作用を有しているため、皮膚化粧料に配合するのに好適である。この場合、サーチュイン1活性化成分であるキウイ又はセンネンボクの抽出物をそのまま配合してもよいし、キウイ又はセンネンボクの抽出物から製剤化したサーチュイン1活性化剤を配合してもよい。
キウイ又はセンネンボクの抽出物を配合し得る皮膚化粧料の種類は特に限定されるものではなく、例えば、軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、ファンデーション等が挙げられる。
キウイ又はセンネンボクの抽出物を皮膚化粧料に配合する場合、その配合量は、皮膚化粧料の種類に応じて適宜調整することができるが、好適な配合率は、0.0001~10質量%(固形分換算)であり、特に好適な配合率は、0.001~1質量%(固形分換算)である。
本実施形態の皮膚化粧料は、キウイ及びセンネンボクの抽出物が有するサーチュイン1活性化作用を妨げない限り、通常の皮膚化粧料の製造に用いられる主剤、助剤又はその他の成分、例えば、収斂剤、殺菌・抗菌剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、消炎・抗アレルギー剤、抗酸化・活性酸素除去剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料等を併用することができる。このように併用することで、より一般性のある製品となり、また、併用された上記成分との間の相乗作用が通常期待される以上の優れた使用効果をもたらすことがある。
上記皮膚化粧料は、高い安全性を有しており、かつサーチュイン1活性化作用を通じて、代謝系疾患、炎症性疾患、細胞老化、糖尿病、心血管疾患、腎疾患、神経疾患等の各種疾患の予防、治療又は改善、さらには抗老化や長寿命化等、サーチュイン1が関与する各種現象のために用いることができる。
〔サーチュイン1活性化用飲食品〕
キウイ及びセンネンボクの抽出物は、サーチュイン1活性化作用を有しており、安全性に優れているため、飲食品に配合するのに好適である。この場合において、飲食品には、キウイ又はセンネンボクの抽出物をそのまま配合してもよいし、キウイ又はセンネンボクの抽出物から製剤化したサーチュイン1活性化剤を配合してもよい。キウイ又はセンネンボクの抽出物、又は当該キウイ又はセンネンボクの抽出物から製剤化したサーチュイン1活性化剤を配合することにより、飲食品にサーチュイン1活性化作用を付与することができる。
ここで飲食品とは、人の健康に危害を加えるおそれが少なく、通常の社会生活において、経口又は消化管投与により摂取されるものをいい、行政区分上の食品、医薬品、医薬部外品等の区分に制限されるものではない。したがって、本実施形態における「飲食品」は、経口的に摂取される一般食品、健康食品(機能性飲食品)、保健機能食品(特定保健用食品,栄養機能食品)、医薬部外品、医薬品等を幅広く含むものである。
キウイ又はセンネンボクの抽出物を飲食品に配合する場合、それらにおける有効成分の配合量は、使用目的、症状、性別等を考慮して適宜変更することができるが、添加対象となる飲食品の一般的な摂取量を考慮して、成人1日あたりの抽出物摂取量が約1~1000mgになるようにするのが好ましい。なお、添加対象飲食品が顆粒状、錠剤状又はカプセル状の飲食品の場合、キウイ又はセンネンボクの抽出物の添加量は、添加対象飲食品に対して通常0.1~100質量%であり、好ましくは5~100質量%である。
本実施形態の飲食品は、上記キウイ又はセンネンボクの抽出物の活性を妨げないような任意の飲食品に配合したものであってもよいし、上記キウイ又はセンネンボクの抽出物を主成分とする栄養補助食品であってもよい。
本実施形態の飲食品を製造する際には、例えば、デキストリン、デンプン等の糖類;ゼラチン、大豆タンパク、トウモロコシタンパク等のタンパク質;アラニン、グルタミン、イソロイシン等のアミノ酸類;セルロース、アラビアゴム等の多糖類;大豆油、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の油脂類等の任意の助剤を添加して任意の形状の飲食品にすることができる。
上記キウイ又はセンネンボクの抽出物を配合し得る飲食品は特に限定されないが、その具体例としては、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料(これらの飲料の濃縮原液及び調整用粉末を含む);アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の冷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、しゅうまいの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、チューインガム、キャンディー、ガム、チョコレート、錠菓、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子等の菓子類;かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂及び油脂加工食品;ソース、たれ等の調味料;スープ、シチュー、サラダ、惣菜、漬物;その他種々の形態の健康・栄養補助食品;錠剤、カプセル剤、ドリンク剤等が挙げられる。これらの飲食品に上記キウイ又はセンネンボクの抽出物を配合するときには、通常用いられる補助的な原料や添加物を併用することができる。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の各例に何ら制限されるものではない。
〔実施例1〕キウイ摘果果実抽出液の調製
キウイ(Actinidia chinensis Planch. (Actinidiaceae),レインボーレッド種)の摘果果実(糖度:4.3%,長径:2cm)の粉砕物200gに抽出溶媒(精製水)400mLを加え、30℃にて1時間加温抽出し、熱時濾過した。残渣についてさらに同様の抽出処理をした。得られた抽出液に対し合わせて減圧下で濃縮し、さらに乾燥してキウイ摘果果実抽出物5.5gを得た。30%BG(ブチレングリコール)にて0.43%に調製した。
〔実施例2〕センネンボク抽出液の調製
アオヒロバセンネンボク(東京都小笠原諸島産)の葉部の乾燥物20gに対し、50%BG(1,3ブチレングリコール,ハイシュガーケインBG,高級アルコール工業社製)4kgを混合し、7日間浸漬した。ADVANTEC定性濾紙(No.2,東洋濾紙社製)及びメンブラン(0.45μm)を用いて濾過し、濾液としてセンネンボク葉部抽出物(固形分:1.76質量%)を得た。
〔比較例1〕NMN(Nicotine amide mononucleotide)溶液の調製
NMN(Nicotine amide mononucleotide)は東京化成工業社より購入し、リン酸緩衝液(PBS(-),シグマ アルドリッチ ジャパン社製)で0.43%に調製した。
〔試験例1〕サーチュイン1遺伝子の発現試験
実施例1のキウイ摘果果実抽出液、実施例2のセンネンボク葉部抽出液及び比較例1のNMN溶液について、以下のようにしてサーチュイン1遺伝子の発現試験を行った。
ヒト新生児包皮由来線維芽細胞(継代数3)は10%牛胎児血清(FBS,サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)を含むDulbecco’s Modified Eagle Medium(DMEM,サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)を用いて、37℃、5%CO下で前培養し、0.25%トリプシン(シグマ アルドリッチ ジャパン社製)処理により細胞を集めた。回収した細胞を3×10cells/mLの濃度に10%FBS/DMEMで希釈した後、細胞培養用フラスコ50(住友ベークライト社製)に1フラスコ当たり各5mL播種し、2時間培養した。その後、実施例1を10μL(試料濃度8.6μg/mL)、実施例2を2.4μL(試料濃度8.6μg/mL)、比較例1を10μL(試料濃度8.6μg/mL)及び50μL(試料濃度43μg/mL)添加し、3日間培養した。
細胞毒性が無いことを確認後、培養液を除去し、リン酸緩衝液(PBS(-),シグマ アルドリッチ ジャパン社製)で洗浄し、1%SDS溶液(ニッポンジーン社製)1mLを加えて細胞を回収した。この細胞懸濁液をボルテックスで十分攪拌した後、180μLを採取した。これに1%KOH(ナカライテスク社製)1μL及びProteinase K Solution(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)20μLを添加し、攪拌後15分間、37℃でインキュベートした。インキュベート後、RNA Clean XP(ベックマン・コールター社製)を各100μL添加し、攪拌後マグネットスタンド上で5分静置した。上清を除去し、85%エタノールで2回洗浄後、10分間乾燥し30μLのNuclease-Free Water(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)を加えた。マグネットスタンド上で5分間静置し上清をRNA溶液とした。
0℃下、200μLのPCRチューブ(バイオ・ラッド社製,クリア,ドームキャップ)にSuper ScriptTM IV VILOTM Master Mix (サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)1に対しNuclease-free water2.5の割合で調製し、ボルテックスで攪拌後、別のPCRチューブに各14.0μL分注した。NRTサンプルは、Super ScriptTM IV VILOTM No RT Control(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)1に対しNuclease-free water2.5の割合で調製し同様に分注した。これに上で得られたRNA溶液を各6.0μL添加し、25℃10分、50℃10分、85℃5分サーマルサイクラー(バイオ・ラッド社製,T100TM Thermal Cycler)を用いてインキュベートし、cDNAサンプル及びNRTサンプルとした。
Taqman(R) Gene Expression Assay(ACTB Hs99999903_m1又はSIRT1 Hs01009006_m1,サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)1に対し、TaqPathTM qPCR Master Mix、CG(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)10、Nuclease-free water5の割合で調製し、Nuclease-freeチューブに入れ、ボルテックスで攪拌後、スピンダウンした。これをPCRチューブ(バイオ・ラッド社製,ホワイト,フラットキャップ)に各16.0μL分注しcDNAサンプル、NRTサンプルを各4.0μL添加しピペッティング、ボルテックスで攪拌後、スピンダウンした。
これらのサンプルを用いてリアルタイムPCR(バイオ・ラッド社製,C1000 TouchTM Thermal Cycler)を実施した。PCR条件は、25℃2分、95℃20秒、95℃3秒(1)、60℃30秒(2)(1→2を40サイクル)で行った。
結果を表1に示す。
Figure 0007301347000001
試料濃度8.6μg/mLにおいて、実施例1では未処理コントロールと比較して1.65倍、実施例2では未処理コントロールと比較して1.64倍のサーチュイン1遺伝子の発現が認められたが、同濃度の比較例1では、サーチュイン1遺伝子の発現は示さなかった。サーチュイン1遺伝子の活性化が認められる試料濃度43.6μg/mLの比較例1では、未処理コントロールと比較して2.9倍のサーチュイン1遺伝子の活性化が認められた。以上の結果より、実施例1及び実施例2は、比較例1よりも強いサーチュイン1遺伝子の活性が確認された。
[配合例1]
下記組成に従い、乳液を常法により製造した。
キウイ抽出物 0.01g
ホホバオイル 4.00g
1,3-ブチレングリコール 3.00g
アルブチン 3.00g
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.50g
オリーブオイル 2.00g
スクワラン 2.00g
セタノール 2.00g
モノステアリン酸グリセリル 2.00g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 2.00g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
グリチルレチン酸ステアリル 0.10g
黄杞エキス 0.10g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.10g
イチョウ葉エキス 0.10g
コンキオリン 0.10g
オウバクエキス 0.10g
カミツレエキス 0.10g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
[配合例2]
下記組成のクリームを常法により製造した。
センネンボク抽出物 0.01g
クジンエキス 0.1g
オウゴンエキス 0.1g
流動パラフィン 5.0g
サラシミツロウ 4.0g
スクワラン 10.0g
セタノール 3.0g
ラノリン 2.0g
ステアリン酸 1.0g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.5g
モノステアリン酸グリセリル 3.0g
油溶性甘草エキス 0.1g
1,3-ブチレングリコール 6.0g
パラオキシ安息香酸メチル 1.5g
香料 0.1g
精製水 残部(全量を100gとする)
[配合例3]
下記組成の美容液を常法により製造した。
キウイ抽出物 0.01g
センネンボク抽出物 0.01g
アスコルビン酸2-グルコシド 0.1g
カミツレエキス 0.1g
ニンジンエキス 0.1g
キサンタンガム 0.3g
ヒドロキシエチルセルロース 0.1g
カルボキシビニルポリマー 0.1g
1,3-ブチレングリコール 4.0g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
グリセリン 2.0g
水酸化カリウム 0.25g
香料 0.01g
防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 0.15g
エタノール 2.0g
精製水 残部(全量を100gとする)
本発明のサーチュイン活性化剤は、代謝系疾患、炎症性疾患、細胞老化、糖尿病、心血管疾患、腎疾患、神経疾患等の各種疾患の予防、治療、又は改善、さらには抗老化及び長寿命化等の実現に大きく貢献することができる。

Claims (2)

  1. キウイ果実部及び/又はセンネンボク葉部の抽出物を有効成分とするサーチュイン1活性化剤であって、
    前記抽出物は、水、炭素数1~5の低級脂肪族アルコール、炭素数3の低級脂肪族ケトンおよび炭素数2~5の多価アルコールから選択される1種の溶媒または2種以上の混合溶媒を抽出溶媒として得られるものである、
    サーチュイン1活性化剤。
  2. キウイ果実部及び/又はセンネンボク葉部の抽出物を配合したサーチュイン1活性化用皮膚化粧料であって、
    前記抽出物は、水、炭素数1~5の低級脂肪族アルコール、炭素数3の低級脂肪族ケトンおよび炭素数2~5の多価アルコールから選択される1種の溶媒または2種以上の混合溶媒を抽出溶媒として得られるものである、
    サーチュイン1活性化用皮膚化粧料。
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