JP7294063B2 - 酸化物単結晶の育成方法 - Google Patents
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Description
タンタル酸リチウム単結晶や、ニオブ酸リチウム単結晶は、産業的にはCz(Czochralski、チョクラルスキー)法によって育成される。例えば、タンタル酸リチウム単結晶は、イリジウム(Ir)製坩堝を用いて、窒素-酸素混合ガス雰囲気の高周波誘導加熱式育成炉中で育成される。Cz法とは、円筒状の坩堝内にある原料融液に種結晶を浸し、その後に種結晶を回転させながら上方に引き上げることで、種結晶と同一方位の単結晶を育成する方法である。種結晶の回転速度や引上げ速度は、育成する結晶の種類、育成時の温度環境に応じた速度に設定する。育成後は、育成炉内で所定の冷却速度で冷却し、冷却後に炉から取り出す。取り出された単結晶は、アニール、ポーリング工程を経た後に、スライス、研磨工程によって厚さ数百ミクロン程度の基板に加工され、SAWフィルターの材料として用いられる。
例えば、特許文献1には、圧電振動子の外形を微細に加工するために行うウェットエッチング加工における、エッチング加工速度の向上を目的として、ニオブ酸リチウム単結晶の育成方法において、原料中に酸化ゲルマニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン等の添加物を1mol%~5mol%含有することが記載されている。
図1は、本発明の実施形態に係る酸化物単結晶の育成方法に用いる結晶育成装置の一例を示した断面図である。結晶育成装置は、坩堝10と、坩堝台20と、断熱材30と、耐火物40と、リフレクタ50と、アフター・ヒーター60と、誘導コイル70と、引き上げ軸80と、載置台90と、チャンバー100とを備えた高周波加熱炉である。
なお、引上げ軸80の下端には種結晶保持部81が設けられ、種結晶110を保持している。また、坩堝10内には原料融液120が貯留保持されている。
坩堝10の上方には、リフレクタ50を介して、アフター・ヒーター60が設置されている。アフター・ヒーター60は、坩堝10から引き上げられた単結晶を加熱するように構成されている。リフレクタ50は、加熱された坩堝10内の熱を反射するように、坩堝10の側面の上端の周縁部を覆うようにして設けられている。更に、坩堝10、坩堝台20、断熱材30、耐火物40、リフレクタ50及びアフター・ヒーター60を取り囲むように誘導コイル70が設けられている。また、誘導コイル70の外側にはチャンバー100が設けられ、耐火物40及び誘導コイル70の周囲全体を覆っている。
また、坩堝10の上方には、引き上げ軸80が設けられている。引き上げ軸80は、下端に種結晶保持部81を有し、図示しない引き上げ軸駆動モータにより昇降可能に構成されている。耐火物40の下方かつチャンバー100内には載置台90が設けられ、チャンバー100以外の全体を支持している。
また、結晶育成装置全体の動作を制御するための制御部と、誘導コイル70及び結晶育成装置全体に電力を供給するための電源がチャンバー100の外部に設けられている。
なお、実施形態の酸化物単結晶の育成方法に用いる結晶育成装置は、図1に示した構成に限定されるものではなく、Cz法による結晶育成ができるものであれば、どのような構成であってもよい。
本実施形態の育成方法により育成される酸化物単結晶は、高周波誘導加熱炉を用いたCz法による酸化物単結晶の育成に際して、タンタル酸リチウム又はニオブ酸リチウムの原料にゲルマニウム、ジルコニウム、チタン、銅から選択される少なくとも1種以上の元素を用いて構成される添加物を3.7mol%以上添加することによって育成されたものである。
本実施形態の酸化物単結晶の育成方法では、上述の高周波誘導加熱炉を使用する。
まず、タンタル酸リチウム又はニオブ酸リチウムの原料と添加物の原料を用意し、それぞれ所定量混合する。タンタル酸リチウム又はニオブ酸リチウムの原料に添加する添加物の形態は、金属、酸化物のいずれも可能である。但し、酸化物であるタンタル酸リチウム又はニオブ酸リチウムの融液へ溶解させることから、添加物の形態は、酸化物が望ましい。
なお、添加物は、育成された酸化物単結晶においては、添加量の全てが含有されるわけではない。育成された酸化物単結晶に取り込まれる量は、添加物の偏析係数(結晶中の添加物濃度/融液中の添加物濃度)の影響を受けて減少する。本発明者が上述の高周波誘導加熱炉を用いて、タンタル酸リチウムの原料に、ジルコニウム、ゲルマニウム、チタンから選択される少なくとも1種以上の元素を用いて構成される添加物を添加した、Cz法によるタンタル酸リチウム単結晶を育成するための試験研究を行い、添加物の偏析係数を調べたところ、ジルコニウムは約0.6、ゲルマニウムは約0.2、チタンは約0.15、銅は約0.28であった。例えば、添加物がチタンの場合、原料秤量時の濃度に対し育成した単結晶に取り込まれる濃度は、原料秤量時の濃度の約0.15になる。このため、タンタル酸リチウム又はニオブ酸リチウムの原料に添加する添加物の量は偏析係数を考慮して設定する。
ここで、本発明者は、セル状結晶の成長を抑えるために、種結晶の引上げ速度を遅くすることを考えたが、種結晶の引上げ速度を遅くしすぎると、生産性が悪くなるという課題が生じた。
ところで、上記試験では、チタンの含有量が2mol%以下の場合、2mol%を超えた場合のいずれも同じ育成条件下で育成を行っており、種結晶の引上げ速度は、タンタル酸リチウム原料にチタンを添加しないでタンタル酸リチウム単結晶を育成する場合の種結晶の引上げ速度と同じ速度である。チタンの含有量が2mol%までは、チタンを添加しないでタンタル酸リチウム単結晶を育成する場合の種結晶の引上げ速度と同じ速度でクラックの無いタンタル酸リチウム単結晶を育成できることが認められた。
そこで、本発明者は、高い生産性を極力維持しながらクラックのない酸化物単結晶をCz法により育成すべく、更に考察検討を重ねた末に、酸化物単結晶の原料にチタンを添加しないで酸化物単結晶を育成するときの種結晶の引上げ速度を基準として、チタンの含有量が2mol%を超えたときの増加量に応じて所定の速度調整をすることを着想し、本発明を導出するに至った。
高周波誘導加熱炉内に図1に示す構成の高周波加熱炉を構築し、タンタル酸リチウム単結晶の育成を行った。Ir(イリジウム)製坩堝内にタンタル酸リチウム原料をチャージした。ツルボ径はφ50mmとした。このとき、タンタル酸リチウム原料に対し酸化チタンをチタンの含有量が4mol%となるように添加して原料粉を作製した。その後、加熱炉を加熱して原料粉を融解し、引き上げ軸下端の種結晶保持部に保持された種結晶先端部を原料融液に浸し、引き上げ軸を介して回転させながら上方に引き上げることにより、φ25mm直胴長25mmのタンタル酸リチウム単結晶を得た。なお、種結晶の回転数は15rpmから育成終盤にかけて6rpmに減速させた。また、種結晶の引上げ速度は1.1mm/hrとした。
このタンタル酸リチウム単結晶をICP-MS法により分析した結果、タンタル酸リチウム単結晶中に含有するチタンは0.59mol%であった。
また、育成したタンタル酸リチウム単結晶を目視観察したところ、クラックの発生は認められなかった。
タンタル酸リチウム原料に対し酸化チタンをチタンの含有量が6mol%となるように添加して原料粉を作製し、育成時の種結晶の引上げ速度を0.55mm/hrとした。それ以外は、実施例1と同様の育成方法で、φ25mm直胴長25mmのタンタル酸リチウム単結晶を得た。
このタンタル酸リチウム単結晶をICP-MS法により分析した結果、タンタル酸リチウム単結晶中に含有するチタンは0.83mol%であった。
また、育成したタンタル酸リチウム単結晶を目視観察したところ、クラックの発生は認められなかった。
タンタル酸リチウム原料のみの原料粉を作製し、育成時の種結晶の引上げ速度を2.2mm/hrとした。それ以外は、実施例1と同様の育成方法で、φ25mm直胴長25mmのタンタル酸リチウム単結晶を得た。
このタンタル酸リチウム単結晶をICP-MS法により分析した結果、タンタル酸リチウム単結晶中に含有するチタンは0mol%であった。
また、育成したタンタル酸リチウムの単結晶を目視観察したところ、クラックの発生は認められなかった。
タンタル酸リチウム原料に対し酸化チタンをチタンの含有量が2mol%となるように添加して原料粉を作製し、育成時の種結晶の引上げ速度を2.2mm/hrとした。それ以外は、実施例1と同様の育成方法で、φ25mm直胴長25mmのタンタル酸リチウム単結晶を得た。
このタンタル酸リチウム単結晶をICP-MS法により分析した結果、タンタル酸リチウム単結晶中に含有するチタンは0.58mol%であった。
また、育成したタンタル酸リチウム単結晶を目視観察したところ、クラックの発生は認められなかった。
タンタル酸リチウム原料に対し酸化チタンをチタンの含有量が4mol%となるように添加して原料粉を作製し、育成時の種結晶の引上げ速度を2.2mm/hrとした。それ以外は、実施例1と同様の育成方法でタンタル酸リチウム単結晶を育成した。
このタンタル酸リチウム単結晶をICP-MS法により分析した結果、タンタル酸リチウム単結晶中に含有するチタンは0.58mol%であった。
また、育成したタンタル酸リチウム単結晶を目視観察したところ、クラックの発生が認められた。
タンタル酸リチウム原料に対し酸化チタンをチタンの含有量が6mol%となるように添加して原料粉を作製し、育成時の種結晶の引上げ速度を1.1mm/hrとした。それ以外は、実施例1と同様の育成方法でタンタル酸リチウム単結晶を育成した。
このタンタル酸リチウム単結晶をICP-MS法により分析した結果、タンタル酸リチウム単結晶中に含有するチタンは0.82mol%であった。
また、育成したタンタル酸リチウム単結晶を目視観察したところ、比較例1と同様にクラックの発生が認められた。
20 坩堝台
30 断熱材
40~42 耐火物
50 リフレクタ
60 アフター・ヒーター
70 誘導コイル
80 引き上げ軸
81 種結晶保持部
90 載置台
100 チャンバー
110 種結晶
120 原料融液
Claims (3)
- 高周波誘導加熱炉を用いたCz法による酸化物単結晶の育成に際し、タンタル酸リチウム又はニオブ酸リチウムの原料にゲルマニウム、ジルコニウム、チタン、銅から選択される少なくとも1種以上の元素を用いて構成される添加物を添加する酸化物単結晶の育成方法において、
前記原料に前記添加物を3.7mol%以上6mol%以下の含有量となるように添加し、かつ、該添加物の含有量における2mol%からの増加量に応じて、前記原料に前記添加物を添加しないで酸化物単結晶を育成する場合における種結晶の引上げ速度よりも遅い所定範囲の引上げ速度で種結晶を引き上げることを特徴とする酸化物単結晶の育成方法。 - 前記原料に前記添加物を3.7mol%以上4mol%以下の含有量となるように添加したときには、前記原料に前記添加物を添加しないで酸化物単結晶を育成する場合における種結晶の引上げ速度の1倍未満1/2倍以上の引上げ速度で種結晶を引き上げ、
前記原料に前記添加物を4mol%超6mol%以下の含有量となるように添加したときには、前記原料に前記添加物を添加しないで酸化物単結晶を育成する場合における種結晶の引上げ速度の1/2倍未満1/4倍以上の引上げ速度で種結晶を引き上げることを特徴とする請求項1に記載の酸化物単結晶の育成方法。 - 前記添加物は、チタンを用いて構成されることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の酸化物単結晶の育成方法。
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