JP7332565B2 - 温度式弁装置及び冷却装置並びに冷凍サイクルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、密閉室と均圧室との圧力差に応じて弁体を変位させる駆動アクチュエータを有し、前記駆動アクチュエータによって弁開度を制御する温度式弁装置及び冷却装置並びに冷凍サイクルシステムに関する。
従来、温度式弁装置として、例えば特開昭61-140763号公報(特許文献1)に開示された温度式膨張弁がある。この温度式膨張弁は、上側ダイヤフラム室(密閉室)と下側ダイヤフラム室(均圧室)とを区画するダイヤフラム(駆動アクチュエータ)と、上側ダイヤフラム室にキャピラリチューブを介して連通された感温筒と、を備え、上側ダイヤフラム室、キャピラリチューブおよび感温筒の内部にガスが封入されるとともに、感温筒の内部にガスを吸着する活性炭(吸着材)が設けられたものである。
特開昭61-140763号公報
前記特許文献1の温度式膨張弁では、感温筒とキャピラリチューブの接続部分に金網が設けられ、活性炭(吸着材)がキャピラリチューブ内に入ることを防止するようにしているが、活性炭が感温筒の内壁に直接接触しているため、温度変化に対する感温応答が速くなり過ぎる可能性がある。このため、従来の温度式膨張弁では、弁の作動が急になることでハンチングが発生しやすく、弁開度の制御が不安定になりやすいという問題がある。
本発明は、密閉室と均圧室との圧力差に応じて弁体を変位させる駆動アクチュエータを有し、前記駆動アクチュエータによって弁開度を制御する温度式弁装置において、密閉室(感温筒内も含む)に吸着材を配置しやすくして組立作業の工数を削減するとともに、温度変化に対する感温応答を適正にして弁開度の制御を安定させることを課題とする。
本発明の温度式弁装置は、密閉室と均圧室との圧力差に応じて弁体を変位させる駆動アクチュエータを有し、前記駆動アクチュエータによって弁開度を制御する温度式弁装置であって、外気と区画されて前記密閉室を含む密閉空間には、封入媒体が封入されるとともに、温度に応じて前記封入媒体を吸着する吸着量が変化する吸着材が設置され、当該密閉空間を区画する区画壁の一部によって感温対象の温度を感知する感温部が構成され、前記吸着材は、前記封入媒体を通過させ前記吸着材を通過させない仕切り部材によって全体が覆われるとともに、該仕切り部材を介して前記密閉空間の前記感温部の内壁に熱的に接触して設けられていることを特徴とする。
この際、前記仕切り部材は、不織布を含んで構成されていることを特徴とする温度式弁装置が好ましい。
また、前記仕切り部材および前記吸着材の一部には、前記区画壁から離隔する逃し部が設けられていることを特徴とする温度式弁装置が好ましい。
また、入口ポート、弁ポート、出口ポートを備え、前記均圧室には、前記出口ポート側の圧力が導入されることを特徴とする温度式弁装置が好ましい。
本発明の冷却装置は、冷媒を送出してシステム配管を循環させる冷媒送出手段と、前記冷媒を放熱する第1熱交換機と、前記冷媒の流量を制御する流量制御弁と、冷却対象を冷却する第2熱交換機と、を含む冷却装置であって、前記温度式弁装置が、前記流量制御弁として用いられていることを特徴とする。
本発明の冷凍サイクルシステムは、冷媒を送出してシステム配管を循環させる冷媒送出手段と、前記冷媒を放熱する第1熱交換機と、前記冷媒の流量を制御する温度式膨張弁と、冷却対象を冷却する第2熱交換機と、を含む冷凍サイクルシステムであって、前記温度式弁装置が、前記温度式膨張弁として用いられていることを特徴とする。
本発明の温度式弁装置及び冷却装置並びに冷凍サイクルシステムによれば、吸着材が仕切り部材で覆われることで、密閉室(感温筒内も含む)に吸着材を配置しやすくなり組立作業の工数を削減することができる。また、仕切り部材を介して吸着材が感温部に熱的に接触することで、温度変化に対する感温応答が速くなり過ぎず、弁開度の制御を安定させることができる。
本発明の第1実施形態の温度式弁装置の縦断面図である。 第1実施形態の温度式弁装置の要部拡大縦断面図及び作用を説明する図である。 本発明の第2実施形態の温度式弁装置の縦断面図である。 第2実施形態の温度式弁装置における吸着材内包体の平断面図である。 第2実施形態の温度式弁装置におけるチャージガスの封止構造の変形例1及び変形例2を示す図である。 第2実施形態の温度式弁装置におけるチャージガスの封止構造の変形例3変形例を示す図である。 第2実施形態の温度式弁装置におけるチャージガスの封止構造の変形例4変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態の温度式弁装置を用いた冷却装置の要部を示す図である。 本発明の第3実施形態の温度式弁装置の縦断面図である。 本発明の第3実施形態の温度式弁装置を用いた冷凍サイクルシステムの要部を示す図である。
次に、本発明の温度式弁装置及び冷却装置並びに冷凍サイクルシステムの実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の温度式弁装置の縦断面図、図2は第1実施形態の温度式弁装置の要部拡大縦断面図及び作用を説明する図である。以下の説明における「上下」の概念は図1乃至図3及び図9の図面における上下に対応しており、一点鎖線で示す軸線Lは後述の弁ポート13の中心線であるとともに、弁体3の移動方向に対応している。また、冷媒は矢印の方向に流れる。
図1に示すように、温度式弁装置10は、金属製の弁ハウジング1を有し、弁ハウジング1には、弁室1Rと、一次側継手10aに接続される第1ポート11と、二次側継手10bに接続される第2ポート12とが形成されている。第1ポート11は弁室1Rに連通され、弁室1Rと第2ポート12との間に弁ポート13が形成されている。また、弁ハウジング1には、弁ポート13が閉となっても弁室1Rと第2ポート12とを連通するためのブリード流路14と、第2ポート12と後述の均圧室22とを連通する均圧路15とが形成されている。さらに、弁ハウジング1には、弁ポート13の軸線L上で第2ポートから均圧室22側に開口するガイド孔16が形成され、このガイド孔16は軸線Lを中心とする円筒状の形状をしている。
弁室1R、弁ポート13、第2ポート12及びガイド孔16内には弁体3が配設されている。弁体3は、弁室1R内に配置されるフランジ部31と、弁ポート12内に配置される円錐状のニードル部32と、ガイド孔16の内周面に対してクリアランスを有して嵌挿された作動軸33とを有している。これにより、弁体3はガイド孔16内に軸線L方向に移動自在に収容され、軸線L方向の移動によりニードル部32が弁ポート13の開度を調整する。また、弁ハウジング1の上部には、金属部材で構成された調整ねじ17が螺合され、この調整ねじ17と弁体3のフランジ部31との間には調整ばね18が配設されている。
弁ハウジング1の下部に構成された駆動アクチュエータ2は、薄型円盤状の上蓋2Aと下蓋2Bとによりケース体を構成している。そして、上蓋2Aと下蓋2Bの間にダイヤフラム21を備えており、上蓋2Aの内側でダイヤフラム21の上部空間は均圧室22となり、下蓋2Bの内側でダイヤフラム21の下部空間は密閉室23となっている。均圧室22内には当金24がダイヤフラム21に当接するように配設されており、この当金24に弁体3の作動軸33が接続されている。密閉室23内には、チャージガス4(引き出し線の先端を白丸で表示)が封入されるとともに、吸着材内包体5が配設されている。
チャージガス4は、下蓋2Bに設けた導入管25を介して密閉室23内に充填され、その充填後、導入管25の端部を閉塞して封入したものである。また、チャージガス4は二酸化炭素を主成分ガスとして、これに漏れ検知ガスとしてのヘリウムを混入した組合わせガスである「封入媒体」を構成している。吸着材内包体5は、不織布等の袋状の仕切り部材51内に粒状の活性炭等の吸着材52を内包したものである。すなわち、吸着材52はその全体が仕切り部材51によって覆われている。そして、吸着材52は、チャージガス4に対して、二酸化炭素のみに吸着・脱着特性を示す。これにより、チャージガス4は、冷却すると吸着量が増加して前記密閉室23内の圧力が減少し、加熱すると吸着量が減少して前記密閉室23内の圧力が増加するような温度-圧力特性を持つ。即ち、温度に応じて前記吸着材52が、前記チャージガス4を吸着する吸着量が変化する。
ここで、この第1実施形態では、密閉室23は外気と区画された「密閉空間」を構成しており、下蓋2Bは、この密閉室23(密閉空間)を区画する「区画壁」となっている。また、この下蓋2Bの平板部2B1は、感温対象A(図2参照)に接触されてこの感温対象Aの温度を感知する「感温部」を構成している。また、図2に示すように、仕切り部材51は、チャージガス4(封入媒体)を通過させるが、吸着材52は通過させないように作用して吸着材52が密閉室23内の下蓋2Bとダイヤフラム21の間に入り、ダイヤフラム21の変位を阻害するのを防止する。そして、吸着材52は、仕切り部材51を介して感温部である下蓋2Bの平板部2B1の内壁2B1aに接触して設けられている。これにより、吸着材52は感温部に熱的に接触している。
以上の構成により、一次側継手10aに導入された冷媒は、第1ポート11から弁室1Rに流入し、弁室1Rからブリード流路14、第2ポート12及び均圧路15を介して均圧室22に導入される。また、第2ポート12の冷媒は二次側継手10bから流出する。これにより、弁ポート13が全閉状態でも、所定の冷媒流量が得られる。
一方、駆動アクチュエータ2の下蓋2Bにおける平板部2B1(感温部)の感知温度に応じて密閉室23内のチャージガス4の圧力が上昇または低下すると、ダイヤフラム21が変位する。そして、このダイヤフラム21の変位に伴い、弁体3の作動軸33(及び当金24)が軸線L方向に移動し、弁ポート13と弁体3のニードル部32との隙間すなわち弁開度が変化する。この弁開度に応じて一次側継手10aから二次側継手10bに流れる冷媒の流量が制御される。なお、調整ねじ17のねじ込み量を調整することで、弁体3の作動軸33及び当金24がダイヤフラム21を押圧する力を調整し、密閉室23内のチャージガスの圧力に応じて弁ポート13が開き始める圧力を調整することができる。圧力調整後は、調整ねじ17の上端の外周部と、弁ハウジング1の上部内周面の調整ねじ17勘合部とを溶接等で全周を固着し気密封止する。
図3は第2実施形態の温度式弁装置の縦断面図、図4は第2実施形態の温度式弁装置における吸着材内包体の平断面図であり、以下の各実施形態において第1実施形態と同様な部材、同様な要素には同じ符号を付記して詳細な説明は省略する。この第2実施形態の温度式弁装置10′において第1実施形態と異なる点は、駆動アクチュエータ2′の構成である。駆動アクチュエータ2′は、第1実施形態と同様な上蓋2Aと、第1実施形態とは形状の異なる下蓋2B′とによりケース体を構成している。そして、上蓋2Aと下蓋2B′の間にダイヤフラム21を備えており、上蓋2Aの内側は均圧室22で、下蓋2B′の内側でダイヤフラム21の下部空間は密閉室23′となっている。密閉室23′内には、チャージガス4が封入されるとともに、第1実施形態とは形状の異なる吸着材内包体5′が配設されている。
下蓋2B′の中央には、外部から見て窪んだ凹部26を有しており、この凹部26の内側端部には外部から密閉室23′内に連通する開口26aが形成されている。また、吸着材内包体5′の中央には、外部から見て窪んだ逃し部53′を有しており、下蓋2B′の凹部26をこの逃し部53′内に配置するようにして、吸着材内包体5′が密閉室23′内に配設されている。そして、下蓋2B′の開口26aを介して密閉室23′内にチャージガス4が封入され、ボール状の栓体27を溶接等で固着することにより封止されている。吸着材内包体5′は、不織布等の袋状の仕切り部材51′内に粒状の活性炭等の吸着材52を内包したものである。すなわち、吸着材52はその全体が仕切り部材51′によって覆われている。なお、チャージガス4と吸着材52の作用効果は第1実施形態と同様である。また、この第2実施形態の温度式弁装置10′の動作も第1実施形態と同様である。
この第2実施形態も、第1実施形態と同様に、密閉室23′は外気と区画された「密閉空間」を構成しており、下蓋2B′は、この密閉室23′(密閉空間)を区画する「区画壁」となっている。また、この下蓋2B′の凹部26の周囲の平板部2B1′は「感温部」であり、感温対象Aに接触されてこの感温対象Aの温度を感知する「感温部」を構成している。また、仕切り部材51′は、チャージガス4(封入媒体)を通過させるが、吸着材52は通過させないように作用する。そして、吸着材52は、仕切り部材51′を介して感温部である下蓋2B′の平板部2B1′の内壁2B1a′に接触して設けられている。これにより、吸着材52は感温部に熱的に接触している。
ここで、図4において仮想線(二点鎖線)は栓体27と下蓋2B′の一部(凹部26)を示しており、後述の変形例の図6と図7についても同様である。この実施形態2では、栓体27は下蓋2B′の凹部26内において、「感温部」である平板部2B1′よりも奥にあるため、平板部2B1′を感温対象Aに接触するとき、栓体27が感温対象Aと干渉することがない。この例では栓体27はボール状であるが、例えば円錐部を有する切削部品等でもよい。また、区画壁である下蓋2B′の凹部26と、吸着材内包体5′の逃し部53′とが離間されて配置されているので、吸着材内包体5′の仕切り部材51′は栓体27の溶接時熱の影響を受けることはない。従って仕切り部材51′が溶接時の熱で破損して、吸着材52が密閉室23′内に流出するのを防止することができる。
図5は第2実施形態における駆動アクチュエータ2′に対するチャージガス4の封止構造の変形例1及び2を示す図である。なお、この変形例1及び2において、図3に対応する要素については図3と同符号を付記する。図5(A)の変形例1は、下蓋2B′の凹部26において、開口26aの周囲にバーリング部26a1を形成し、栓体27をこのバーリング部26a1に当接させたものである。図5(B)の変形例2は、下蓋2B′の凹部26′をテーパ状にしたもので、このテーパ状の内部で栓体27を開口26a′に当接させたものである。
図6及び図7は、第2実施形態におけるチャージガス4の封止構造の変形例3及び4を示す図である。図6の変形例3は、下蓋2B′の底部の外周に凹部26″を設け、この凹部26″の開口26a″に栓体27を当接させたものである。この場合も、区画壁である下蓋2B′の凹部26″と、吸着材内包体5′の逃し部53′とが離間されて配置されているので、吸着材内包体5′の仕切り部材51′は栓体27の溶接時熱の影響を受けることはない。図7の変形例4は、下蓋2B′の側部の一部を平坦にしてDカットの形状にし、この平坦部分に栓体27を当接させたものである。そして、この下蓋2B′の形状に合わせて吸着材内包体5″もDカットの形状にしたものである。これにより、吸着材内包体5″には平坦な逃し部53″が形成されている。なお、封止構造の変形例3に図7のDカットの形状の吸着材内包体5″を使用してもよく、栓体27の当接(溶接)部から吸着材内包体5″の逃し部53″が離間していれば、吸着材内包体5″の逃がし部53″の形状は特に問わない。
図8は第1実施形態及び第2実施形態の温度式弁装置10,10′を用いた冷却装置の要部を示す図である。図8における冷却装置は、後述する図10の気化熱により冷却する一般的な冷凍サイクルシステムとは異なり、冷やした冷媒液をポンプで循環させ対象物を冷却するシステムのことである。
図8において、10,10′は第1及び第2実施形態の温度式弁装置、100は「冷媒送出手段」としてのポンプ、200は「第1熱交換器」としての放熱器、300は「第2熱交換器」としての冷却器(例えば、コールドプレート)であり、これらは配管で環状に接続することにより冷却装置を構成している。温度式弁装置10,10′は、前記のように、ダイヤフラム式の駆動アクチュエータ2,2′を有している。温度式弁装置10,10′の一次側継手10aは冷却器300の出口側配管に接続され、温度式弁装置10の二次側継手10bは放熱器200の入口側配管に接続されている。そして、冷却器300は冷却対象である感温対象A(電気自動車やハイブリッド車搭載のモータ・インバータ等の発熱部品や、大型コンピュータシステムやサーバ等のCPU等)に接触して配置されている。
放熱器200は冷媒(冷水やフッ素系不活性液体等)の熱を放熱し、この放熱により冷やされた冷媒はポンプ100により冷却器300に流される。冷却器300から流出する冷媒は温度式弁装置10,10′に流入される。そして、温度式弁装置10,10′において、駆動アクチュエータ2,2′で感知した冷却器300の温度に応じて冷媒の流量を制御し、その冷媒を放熱器200に流す。これにより、冷却器300を介して感温対象A(熱源)が冷却される。
図9は第3実施形態の温度式弁装置20の縦断面図であり、この温度式弁装置20は温度式膨張弁を構成している。この第3実施形態の温度式弁装置20において第1実施形態と異なる点は、駆動アクチュエータ6の構成である。駆動アクチュエータ6は、上蓋6Aと下蓋6Bとによりケース体を構成している。そして、上蓋6Aと下蓋6Bの間にダイヤフラム61を備えており、下蓋6Bの内側でダイヤフラム61の下部空間は第1実施形態と同様な均圧室22となり、上蓋6Aの内側でダイヤフラム61の上部空間は密閉室63となっている。また、第1実施形態と同様に均圧室22内には当金24がダイヤフラム21に当接するように配設されており、この当金24に弁体3の作動軸33が接続されている。
駆動アクチュエータ6の第1密閉室63は、キャピラリチューブ7によって筒状の感温筒8と接続されている。感温筒8の内部は第2密閉室81となっており、この密閉室81内には、チャージガス4が封入されるとともに、吸着材内包体9が配設されている。チャージガス4は、感温筒の端部に設けた導入管82を介して第2密閉室81内に充填し、その充填後、導入管82の端部を閉塞して封入したものである。これにより、チャージガス4は、感温筒8の第2密閉室81と、キャピラリチューブ7の内部と、駆動アクチュエータ6の第1密閉室63とに充填されている。感温筒8の内部に配設された吸着材内包体9は、不織布等の袋状の仕切り部材91内に活性炭等の吸着材92を内包したものである。すなわち、吸着材92はその全体が仕切り部材51′によって覆われている。なお、チャージガス4と吸着材92の作用効果は第1実施形態と同様である。
ここで、この第3実施形態では、駆動アクチュエータ6の第1密閉室63と、キャピラリチューブ7の内部と、感温筒8の第2密閉室81とが、外気と区画された「密閉空間」を構成しており、上蓋6Aとキャピラリチューブ7と感温筒8の外壁は、上記密閉空間を区画する「区画壁」となっている。また、この感温筒8の外壁は、感温対象である後述の蒸発器出口配管(図10参照)に接触されてこの蒸発器出口配管の温度を感知する「感温部」を構成している。また、仕切り部材91は、第1実施形態と同様にチャージガス4(封入媒体)を通過させるが、吸着材92は通過させないように作用して吸着材92がキャピラリチューブ7内に入り、キャピラリチューブ7の内径を閉塞するのを防止する。そして、吸着材92は、仕切り部材91を介して感温部である感温筒8の側壁の内周面に接触して設けられている。これにより、吸着材92は感温部に熱的に接触している。
以上の構成により、感温筒8の外壁の感知温度に応じて、密閉室81、キャピラリチューブ7の内部及び駆動アクチュエータ6の密閉室63のチャージガス4の圧力が上昇または低下すると、ダイヤフラム61が変位する。そして、このダイヤフラム61の変位に伴い、弁体3の作動軸33(及び当金24)が軸線L方向に移動し、弁ポート13と弁体3のニードル部32との隙間すなわち弁開度が変化する。この弁開度に応じて一次側継手10aから二次側継手10bに流れる冷媒の流量が制御される。
図10において、20は第3実施形態の温度式弁装置、400は「冷媒送出手段」としての圧縮機、500は「第1熱交換器」としての凝縮器、600は「第2熱交換器」としての蒸発器であり、これらは配管で環状に接続することにより冷凍サイクルシステムを構成している。温度式弁装置20の一次側継手10aは凝縮器500の出口側配管に接続され、温度式弁装置20の二次側継手は蒸発器600の入口側配管に接続されている。そして、蒸発器600は冷却対象である空調や冷蔵用の室内雰囲気中等に配置され、この蒸発器600の出口側配管に感温筒8が取り付けられている。
圧縮機400は冷凍サイクルシステムを流れる冷媒を圧縮し、圧縮された冷媒は凝縮器500で凝縮液化され、温度式弁装置20に流入される。温度式弁装置20は膨張弁であり、流入される冷媒を減圧(膨張)して蒸発器600に流入させる。蒸発器600は冷媒を蒸発気化し、図示しないアキュムレータ等を介して気相冷媒が圧縮機400に循環される。そして、蒸発器600は、冷媒を蒸発気化することで、発熱体や空気等から熱を吸収する。これにより発熱体、または空気等が冷却される。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述し、その他の実施形態についても詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、仕切り部材51は、不織布以外にSUSや樹脂等のメッシュを用いてもよいし、これらを組合せて用いてもよい。しかしながら、不織布はメッシュの場合と比較して柔軟性を有しているため自由な形態が得られやすい。そのため、吸着剤内包体は仕切り部材として不織布を含んで構成することが望ましい。また、吸着材52は、粒状の活性炭以外に成形体とした活性炭や、粒状または成形体としたセラミック等を用いてもよい。また、本実施形態では、感温部に吸着材内包体5(5′,5″)が直接接触させて熱的に接触させているが、システムの制御より、温度変化に対する感温応答を更に遅らせたい場合には、感温部と吸着材内包体5(5′,5″)の間に、金属板や樹脂シート等を入れる等して、他の部材を介して間接接触させて熱的に接触させると好ましい。
1 弁ハウジング
1R 弁室
10a 一次側継手
10b 二次側継手
11 第1ポート
12 第2ポート
13 弁ポート
2 駆動アクチュエータ
2A 上蓋
2B 下蓋
2B1 平板部
21 ダイヤフラム
22 均圧室
23 密閉室
24 当金
L 軸線
3 弁体
4 チャージガス
5 吸着材内包体
51 仕切り部材
52 吸着材
10 温度式弁装置
2′ 駆動アクチュエータ
2B′ 下蓋
23′ 密閉室
26 凹部
5′ 吸着材内包体
51′ 仕切り部材
53′ 逃し部
5″ 吸着材内包体
53″ 逃し部
10′ 温度式弁装置
2B1′ 平板部
100 ポンプ
200 放熱器
300 冷却器
6 駆動アクチュエータ
6A 上蓋
6B 下蓋
61 ダイヤフラム
63 第1密閉室
7 キャピラリチューブ
8 感温筒
81 第2密閉室
9 吸着材内包体
91 仕切り部材
92 吸着材
20 温度式弁装置
400 圧縮機
500 凝縮器
600 蒸発器

Claims (6)

  1. 密閉室と均圧室との圧力差に応じて弁体を変位させる駆動アクチュエータを有し、前記駆動アクチュエータによって弁開度を制御する温度式弁装置であって、
    外気と区画されて前記密閉室を含む密閉空間には、封入媒体が封入されるとともに、温度に応じて前記封入媒体を吸着する吸着量が変化する吸着材が設置され、当該密閉空間を区画する区画壁の一部によって感温対象の温度を感知する感温部が構成され、
    前記吸着材は、前記封入媒体を通過させ前記吸着材を通過させない仕切り部材によって全体が覆われるとともに、該仕切り部材を介して前記密閉空間の前記感温部の内壁に熱的に接触して設けられていることを特徴とする温度式弁装置。
  2. 前記仕切り部材は、不織布を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度式弁装置。
  3. 前記仕切り部材および前記吸着材の一部には、前記区画壁から離隔する逃し部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の温度式弁装置。
  4. 入口ポート、弁ポート、出口ポートを備え、前記均圧室には、前記出口ポート側の圧力が導入されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の温度式弁装置。
  5. 冷媒を送出してシステム配管を循環させる冷媒送出手段と、前記冷媒を放熱する第1熱交換機と、前記冷媒の流量を制御する流量制御弁と、冷却対象を冷却する第2熱交換機と、を含む冷却装置であって、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の温度式弁装置が、前記流量制御弁として用いられていることを特徴とする冷却装置。
  6. 冷媒を送出してシステム配管を循環させる冷媒送出手段と、前記冷媒を放熱する第1熱交換機と、前記冷媒の流量を制御する温度式膨張弁と、冷却対象を冷却する第2熱交換機と、を含む冷凍サイクルシステムであって、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の温度式弁装置が、前記温度式膨張弁として用いられていることを特徴とする冷凍サイクルシステム。
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