JP7283921B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネスに関する。
従来、例えば自動車などに配索されるワイヤハーネスは、所定長さに切断した電線の端末に端子を接続して、これら端子をコネクタに挿入するなどして仮結束ハーネスを複数形成すると共に、これら仮結束ハーネスを順次組立図版上に布線してから本結束することにより、配策される形態に組み立てられる。
ワイヤハーネスの組立てにおいては、複数の電線が並行する部分に、絶縁樹脂製のコルゲートチューブなど可撓性を有する電線保護管が取り付けられたり、絶縁テープが巻き付けられたりするなどして1本にまとめた幹線が形成される。この際、幹線から支線が分岐する分岐部については、この分岐部から幹線や支線の電線結束が解けないように固定する必要がある。
このようなワイヤハーネスの分岐部を固定する構成としては、例えば図9に示すように、ワイヤハーネス513を構成する電線529における幹線532の上流側及び下流側と支線530とをそれぞれ覆う複数のコルゲートチューブ515,516,517と、これらコルゲートチューブ515,516,517の末端開口部からそれぞれ導出された電線の分岐部510にたすき掛けテープ巻きされた絶縁テープ537とを備えるものがある。
また、特許文献1及び2に開示されているように、ワイヤハーネスの分岐部を固定する構成として、ワイヤハーネスの分岐部を樹脂材料中に埋め込み固定するものも提案されている。特許文献1では、金型のキャビティにワイヤハーネスの分岐部を配置し、キャビティに可塑化した樹脂材料を射出充填して分岐部を樹脂材料中に埋め込み固定する。また、特許文献2では、ワイヤハーネスの分岐部分を分岐部分成形型の収容空間内に収容し、注入口を通じて、ホットガン等の注入装置を用いて加熱軟化させた樹脂を収容空間内に注入して硬化させる。
特開2005-199482号公報 特開2013-45678号公報
しかしながら、図9に示したようなワイヤハーネスの分岐部形成作業は、ハーネス治具板に配索された電線529の電線束を治具から外した状態で、電線の分岐部510にたすき掛けテープ巻きを行い、再度治具にセットし直していた。そしてその後、支線530にコルゲートチューブ515,516,517を取り付けるために再びワイヤハーネス513を治具から外し、絶縁テープ537で固定し治具セットすることで分岐部が形成されていた。そのため分岐部形成作業のたすき掛けテープ巻きやコルゲート固定テープ巻きは人手作業に頼っているため省人化が難しい。また、作業者によりテープ巻き回数や形状にバラつきが発生し、ハーネス品質の低下を招きやすい。
また、ワイヤハーネス513の分岐部510は、保護機能を有していないため、車両要件上保護が必要な部位には分岐を作ることができない。さらに、車体固定穴に固定するためのクリップ585を分岐部510に作ることもできない。
また、特許文献1に開示されたワイヤハーネスの製造方法に用いられる分岐部分成形型は、ワイヤハーネスを組み立てる図板等の上に設置され、下型と上型が合体させられた分岐部分成形型の収容空間内にホットガン等の注入装置を用いて樹脂を注入しながら使用するものである。そのため、ワイヤハーネスの複数の分岐部を埋め込み固定する分の樹脂材料を大量に射出成形するような場合に用いることは困難である。
更に、特許文献2に開示されたワイヤハーネスへの成形方法に用いられる成形装置(樹脂成形装置)は、金型キャビティの内壁面に装着した多孔質材を通じて流体状の可塑剤を給排する経路を設けると共に、ワイヤハーネスの分岐部を金型キャビティ内に仮固定するインサート部材を載置する必要がある。このインサート部材には、樹脂材料の射出充填操作中にワイヤハーネスの分岐部が金型キャビティ内で変位しないように位置決めして仮固定する複数のピンが立設されている。そのため、成形装置は複雑で大掛かりになり、製造コストの上昇を招いた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ワイヤハーネスの分岐部形成作業の精度及び作業性を向上させて省人化及び自動化することが可能で安価なワイヤハーネスを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 幹線と、前記幹線の途中における分岐部から分岐される少なくとも1本の支線と、前記分岐部に隣接する前記幹線の上流側及び下流側をそれぞれ覆う一対の筒状の幹線保護管と、前記分岐部に隣接する前記支線を覆う筒状の支線保護管と、前記分岐部に隣接する前記幹線保護管及び前記支線保護管のそれぞれの末端開口部と前記分岐部とを一体に覆って熱可塑性樹脂材料によりモールド成形された分岐被覆部材と、を備え、前記上流側の前記幹線保護管の延在方向に沿って延びる上流側幹線筒状被覆部と、前記下流側の前記幹線保護管の延在方向に沿って延びる下流側幹線筒状被覆部と、前記支線保護管の延在方向に沿って延びる支線筒状被覆部と、を一体に有する前記分岐被覆部材の底面には、車体パネルに面接触される平坦面が前記上流側幹線筒状被覆部と前記下流側幹線筒状被覆部と前記支線筒状被覆部とに跨って延びるように形成されていることを特徴とするワイヤハーネス。
上記(1)の構成のワイヤハーネスによれば、幹線の途中から支線が分岐された分岐部が、分岐部に隣接する幹線保護管及び支線保護管のそれぞれの末端開口部と一体に熱可塑性樹脂材料によりモールド成形された分岐被覆部材によって覆われる。そこで、分岐被覆部材が一括成形されることによって、分岐部形成のためのたすき掛けテープ巻きやコルゲート固定テープ巻きの工数の削減が可能となる。更に、一括成形した熱可塑性樹脂材料によって各保護管と伴に分岐部全体を覆うことで、分岐部を確実に保護することができる。
また、分岐部に一体に成形された分岐被覆部材は、モールド成形されて幹線保護管及び支線保護管のそれぞれの末端開口部に固着されるので、幹線保護管及び支線保護管に対する幹線及び支線の相対移動が高い強度で規制される。これにより、幹線から支線を分岐させる分岐部において、幹線保護管及び支線保護管に挿通された幹線及び支線は、幹線保護管及び支線保護管に対してそれぞれ高精度に位置決めされる。
即ち、本構成のワイヤハーネスにおける分岐被覆部材をモールド成形する樹脂成形装置では、成形型の保護管収容部に、幹線及び支線が挿入された幹線保護管及び支線保護管のそれぞれの末端開口部が配置された状態で、キャビティに樹脂材料が射出されて分岐被覆部材が分岐部に一体成形される。そこで、ワイヤハーネスの分岐部を樹脂材料中に埋め込み固定する従来のワイヤハーネスの製造方法に用いられる樹脂成形装置のように、幹線及び支線をキャビティ内で変位しないように位置決めして仮固定する必要がなく、本構成のワイヤハーネスにおける分岐被覆部材をモールド成形する樹脂成形装置は構造が簡単となる。
(2) 前記分岐被覆部材が、シリコン又はムの弾性樹脂材料によってモールド成形されたことを特徴とする上記(1)に記載のワイヤハーネス。
上記(2)の構成のワイヤハーネスによれば、シリコン又はムの弾性樹脂材料によってモールド成形された分岐被覆部材は弾性変形可能となる。そこで、分岐被覆部材は、様々な配索経路形態に対応することができる柔軟な形状が可能となり、ワイヤハーネスの索作業性を向上させると共に、汎用性を高めることができる。
なお、ポリプロピレン、ポリアミド等の剛性の高い樹脂材料によって分岐被覆部材をモールド成形することによって、配索経路が規制されたワイヤハーネスを形成できることは云うまでもない。
(3) 前記分岐被覆部材が、一体にモールド成形された機能部を有することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のワイヤハーネス。
上記(3)の構成のワイヤハーネスによれば、クリップやプロテクタ等の機能部を分岐被覆部材に同時にモールド成形することによって、部品在庫及び部品点数の削減や、部品取付け工数の削減が可能となる。
本発明に係るワイヤハーネスによれば、ワイヤハーネスの分岐部形成作業の精度及び作業性を向上させて省人化及び自動化することが可能で安価なワイヤハーネスを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
(a)は本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネスの要部斜視図、(b)は(a)に示したワイヤハーネスの分岐被覆部材が一体にモールド成形される前の要部斜視図である。 幹線保護管及び支線保護管とワイヤハーネスの分岐部とが下型にセットされた成形型の型開き状態を示す斜視図である。 ワイヤハーネスの分岐被覆部材が成形された後の成形型の型開き状態を示す斜視図である。 マイクロ成形機の斜視図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネスの要部斜視図、(b)は(a)に示したワイヤハーネスの分岐被覆部材が一体にモールド成形される前の要部斜視図である。 (a),(b)は本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネスを説明するための要部斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネスの要部斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るワイヤハーネスの要部斜視図である。 従来のワイヤハーネスの分岐部を表した要部斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照して説明する。
図1の(a)は本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス13の要部斜視図、図1の(b)は(a)に示したワイヤハーネス13の分岐被覆部材50が一体にモールド成形される前の要部斜視図である。本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス13は、自動車等に設けられるワイヤハーネスに好適に用いられる。
本第1実施形態のワイヤハーネス13は、図1の(a),(b)に示すように、複数の電線29が束ねられた幹線32と、幹線32の途中における分岐部11から分岐される複数の電線29からなる支線30と、分岐部11に隣接する幹線32の上流側及び下流側をそれぞれ覆う一対の円筒状の幹線保護管15,16と、分岐部11に隣接する支線30を覆う円筒状の支線保護管17と、分岐部11に隣接する幹線保護管15,16及び支線保護管17のそれぞれの末端開口部31,33,35と分岐部11とを一体に覆っている分岐被覆部材50と、を備える。
電線29は、導電性の芯線(図示せず)と、この芯線の外周を覆う合成樹脂から成る絶縁性の被覆とを有した被覆電線である。本実施形態では、幹線32及び支線30が電線29のみを有している場合について説明するが、例えば電線以外の他の線状部材等が共に束ねられた構成としても構わない。また、本実施形態では、1本の支線30が幹線32の分岐部11から分岐される場合を例に説明するが、2本以上の支線30が幹線32の分岐部11から分岐されてもよいことは云うまでもない。
本実施形態に係る幹線保護管15,16及び支線保護管17は、それぞれ合成樹脂材料よりなり、材質的及び構造的に可撓性を有する。幹線保護管15,16及び支線保護管17は、複数の大径部19及び小径部21が交互に連なり、小径部21を挟み隣接する大径部19同士の間が凹状の外周溝23となるように形成されて可撓性を有する蛇腹状とされている。
即ち、大径部19及び小径部21のそれぞれは、材質的に弾性変形可能であると共に、構造的にも可撓性を有する。これら幹線保護管15,16及び支線保護管17としては、所謂コルゲートチューブが好適に用いられる。勿論、本実施形態に係る幹線保護管15,16及び支線保護管17には、長尺の円筒状に形成された弾性チューブや、可撓性を有しない硬質チューブを用いることもできる。
また、本実施形態に係る幹線保護管15,16及び支線保護管17には、電線29を挿入するためのスリットが形成されていないが、軸線に沿う方向で幹線保護管15,16及び支線保護管17の全長に渡ってそれぞれスリットが形成されていてもよいことは云うまでもない。
図1の(b)に示すように、分岐部11に隣接する幹線32の上流側(図1中、左側)を覆う幹線保護管15の延在方向一端側に設けられて電線挿通空間に挿通された電線29が導出される末端開口部31と、分岐部11に隣接する幹線32の下流側(図1中、右側)を覆う幹線保護管16の延在方向一端側に設けられて電線挿通空間に挿通された電線29が導出される末端開口部33とは、分岐部11を挟んだ同軸線上で対向して配置されている。そして、分岐部11に隣接する支線30を覆う支線保護管17の延在方向一端側に設けられて電線挿通空間に挿通された電線29が導出される末端開口部35は、幹線32の軸線に直交して配置されている。
ワイヤハーネス13の分岐部11を覆う分岐被覆部材50は、ポリプロピレン、ポリアミド等の剛性の高い絶縁性の合成樹脂材料よりなり、幹線保護管15の延在方向に沿って延びる筒状被覆部51と、幹線保護管16の延在方向に沿って延びる筒状被覆部52と、支線保護管17の延在方向に沿って延びる筒状被覆部53とを有する略T字形状に成形されている。なお、分岐被覆部材50の底面には、図示しない車体パネルに配索される際に面接触される平坦面54が形成されているが、平坦面54を設けずに筒状被覆部51,52,53が円形断面を有するように形成してもよく、筒状被覆部51,52,53は楕円形や多角形等の種々の断面形状を採り得る。
筒状被覆部51は、末端開口部31の近傍における幹線保護管15を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部52は、末端開口部33の近傍における幹線保護管16を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部53は、末端開口部35の近傍における支線保護管17を覆ってモールド成形されて固着する。本第1実施形態において、各々の筒状被覆部51,52,53は、外周溝23と共に隣接する大径部19を覆って、幹線保護管15,16及び支線保護管17の各末端開口部31,33,35の近傍の外周面にそれぞれモールド成形される。
分岐被覆部材50は、幹線32及び支線30が挿通された幹線保護管15,16及び支線保護管17と共に、後述の成形型170(図2参照)に入れられることでモールド成形される。なお、各々の筒状被覆部51,52,53は、少なくとも2つ以上の大径部19に亘りモールドされることが望ましい。2つ以上の大径部19に亘りモールドされた筒状被覆部51,52,53は、幹線保護管15,16及び支線保護管17のそれぞれの末端開口部31,33,35に強固に固着される。
これにより、幹線保護管15,16に挿通された幹線32に張力が作用しても、幹線32の分岐部11が、分岐被覆部材50の筒状被覆部51,52を介して幹線保護管15,16に固定されるので、幹線32と幹線保護管15,16は、軸線に沿う方向の相対移動が確実に規制される。また、支線保護管17に挿通された支線30に張力が作用しても、支線30の分岐部11が、分岐被覆部材50の筒状被覆部53を介して支線保護管17に固定されるので、支線30と支線保護管17は、軸線に沿う方向の相対移動が確実に規制される。
上記構成を有するワイヤハーネス13の作用を説明する。
本第1実施形態に係るワイヤハーネス13では、幹線32の途中から支線30が分岐された分岐部11が、分岐部11に隣接する幹線保護管15,16及び支線保護管17のそれぞれの末端開口部31,33,35と一体に熱可塑性樹脂材料によりモールド成形された分岐被覆部材50によって覆われる。そこで、分岐被覆部材50が一括成形されることによって、従来のような分岐部形成のためのたすき掛けテープ巻きやコルゲート固定テープ巻きの工数の削減が可能となる。更に、一括成形した熱可塑性樹脂材料によって各保護管(幹線保護管15,16及び支線保護管17)と伴に分岐部全体を覆うことで、分岐部11を確実に保護することができる。
また、分岐部11に一体に成形された分岐被覆部材50は、モールド成形されて幹線保護管15,16及び支線保護管17のそれぞれの末端開口部31,33,35に固着されるので、幹線保護管15,16及び支線保護管17に対する幹線32及び支線30の相対移動が高い強度で規制される。これにより、幹線32から支線30を分岐させる分岐部11において、幹線保護管15,16及び支線保護管17に挿通された幹線32及び支線30は、幹線保護管15,16及び支線保護管17に対してそれぞれ高精度に位置決めされる。
即ち、後述する本構成のワイヤハーネス13における分岐被覆部材50をモールド成形する樹脂成形装置(マイクロ成形機192、図4参照)では、成形型170の保護管収容部171に、幹線32及び支線30が挿入された幹線保護管15,16及び支線保護管17のそれぞれの末端開口部31,33,35が配置された状態で、キャビティ180に熱可塑性樹脂材料が射出されて分岐被覆部材50が分岐部11に一体成形される。そこで、ワイヤハーネスの分岐部を樹脂材料中に埋め込み固定する従来のワイヤハーネスの製造方法に用いられる成形装置のように、幹線及び支線をキャビティ内で変位しないように位置決めして仮固定する必要がなく、本構成のワイヤハーネス13における分岐被覆部材50をモールド成形するマイクロ成形機192は構造が簡単となる。
更に、分岐被覆部材50の一括成形には、小型の低圧射出装置190を備えたマイクロ成形機192を用いることによって、ハーネス治具板上でのインライン作業や、ラインサイドでの生産ラインと同期した分岐被覆部材50の成形が可能となる。また、ハーネスの組立自動機と連動した分岐被覆部材50の成形を行うことによって、ハーネス生産の自動化に対応することも可能となる。
次に、上記ワイヤハーネス13の製造方法を説明する。
図1の(b)に示したように、上述したワイヤハーネス13を成形するには、先ず、幹線32の分岐部11を挟んで上流側に幹線保護管15が挿着され、下流側に幹線保護管16が挿着され、分岐部11に隣接する支線30に支線保護管17が挿着される。
図2に示すように、成形型170は、上型173と下型175とからなる。上型173と下型175における略T字形状に配置された複数の保護管収容部171には、幹線32及び支線30が挿入された幹線保護管15,16及び支線保護管17がそれぞれ配置される。上型173と下型175とは、幹線保護管15,16及び支線保護管17を挟んで型締装置により型締めされる。そこで、内方に配置された幹線保護管15,16及び支線保護管17、並びに分岐部11の外面と、保護管収容部171の内面との間には、分岐被覆部材50を形成する筒状被覆部51,52,53に応じたキャビティ180が配置される。この状態で溶融した熱可塑性樹脂が上型173の供給路172からゲート174を介してキャビティ180に低圧射出される。所定量の熱可塑性樹脂が供給されることで、キャビティ180には熱可塑性樹脂が充満する。熱可塑性樹脂は、硬化することで、キャビティ180の内面形状を外形状とする分岐被覆部材50を幹線保護管15,16及び支線保護管17のそれぞれの末端開口部31,33,35と分岐部11との外周にモールド成形する。
そして、図3に示すように、成形型170の型開きされた上型173と下型175から成形品を取り出して、ゲート174からスプルー76を除去する。
最後に、幹線保護管15,16及び支線保護管17のそれぞれの分岐部11と反対側の末端開口部が、絶縁テープ37によって幹線32及び支線30に固定されることで、ワイヤハーネス13の製造が完了する(図1参照)。
成形型170内のキャビティ180への熱可塑性樹脂の注入には、図4に示すマイクロ成形機192が使用される。マイクロ成形機192は、電動機等の外部動力なしに作業員一人で操作できる樹脂成形機であって、上型173と、下型175を開閉する型締装置(図示せず)と、成形型170に溶融樹脂を加圧注入する低圧射出装置190と、から構成されている。
低圧射出装置190は、絶縁性の合成樹脂等を加熱して溶融するヒータが設けられた加熱筒191と、加熱筒191の溶融樹脂を図示しないノズルから射出するプランジャ193と、プランジャ193を前進させる射出シリンダ195と、射出シリンダ195を駆動するハンドル197と、加熱筒191の加熱温度を所望の温度に保持する温調器199と、を有し、これらが台座196に立設する支柱194に支持される。
なお、本実施形態におけるマイクロ成形機192とは、一回の射出成形で成形できる樹脂の量が最大で数十g程度のものであって、且つ、成形型170の型締め時に、エアシリンダまたはリンク等を用いて手動で行うことができる程度の低圧で溶融樹脂をキャビティ180の内部に射出するものをいう。なお、低圧射出装置190は、電動機やエア等の外部動力によって射出シリンダ195を駆動するものであってもよい。例えば、特開2010-260297号公報、特開2012-30429号公報及び特開2013-103492号公報などに開示された「射出成形装置」を用いることができる。
本実施形態の成形型170は、台座196に配置される。成形型170は、上型173と下型175とが、幹線32及び支線30が挿入された幹線保護管15,16及び支線保護管17を収容するように挟んで合わせられることで、キャビティ180が成形可能な空洞となる。そして、この空洞にスプルー76及びゲート174を介して供給路172から溶融した熱可塑性樹脂を供給することで、分岐被覆部材50が末端開口部31,33,35の近傍における幹線保護管15,16及び支線保護管17と分岐部11との外周に射出成形され、ワイヤハーネス13が形成される。
なお、本実施形態では、成形型170が水平割型のものについて説明したが、成形型170は垂直割型であってもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス13Aを説明する。なお、以下の各実施形態においては図1に示した第1実施形態に係るワイヤハーネス13と同一の部材には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
本第2実施形態のワイヤハーネス13Aは、図5の(a),(b)に示すように、幹線32の途中における分岐部11Aから分岐される支線30が、幹線32の軸線に斜めに交差して延出されている。
そこで、分岐部11Aに隣接する支線30を覆う支線保護管17の延在方向一端側に設けられた末端開口部35は、幹線32の軸線に斜めに交差して配置されている。
ワイヤハーネス13Aの分岐部11Aを覆う分岐被覆部材60は、ポリプロピレン、ポリアミド等の剛性の高い絶縁性の合成樹脂材料よりなり、幹線保護管15の延在方向に沿って延びる筒状被覆部61と、幹線保護管16の延在方向に沿って延びる筒状被覆部62と、支線保護管17の延在方向に沿って延びる筒状被覆部63とを有する略Y字形状に成形されている。
筒状被覆部61は、末端開口部31の近傍における幹線保護管15を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部62は、末端開口部33の近傍における幹線保護管16を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部63は、末端開口部35の近傍における支線保護管17を覆ってモールド成形されて固着する。本第2実施形態において、各々の筒状被覆部61,62,63は、外周溝23と共に隣接する大径部19を覆って、幹線保護管15,16及び支線保護管17の各末端開口部31,33,35の近傍の外周面にそれぞれモールド成形される。
分岐被覆部材60は、幹線32及び支線30が挿通された幹線保護管15,16及び支線保護管17と共に、成形型170(図2参照)に入れられることでモールド成形される。なお、幹線32及び支線30が挿入された幹線保護管15,16及び支線保護管17は、成形型170の上型173と下型175における略Y字形状に配置された複数の保護管収容部171にそれぞれ配置される。
従って、本第2実施形態のワイヤハーネス13Aは、上記第1実施形態のワイヤハーネス13と同様の作用効果を得る事が出来る。
更に、上述した分岐被覆部材50や分岐被覆部材60のように、剛性の高い絶縁性の合成樹脂材料より成形された本発明の分岐被覆部材は、幹線32から支線30が分岐される分岐部11,11Aの形状に応じて種々の形状にモールド成形されることで、幹線32及び支線30を所望の分岐配索形状に形成することができる。即ち、剛性の高い樹脂材料によって分岐被覆部材をモールド成形することによって、配索経路が規制されたワイヤハーネスを形成できる。
次に、本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネス13Bを説明する。
本第3実施形態のワイヤハーネス13Bは、幹線32の途中における分岐部11Bから分岐される支線30が、幹線32の軸線に対して平行に下流側(図6の(a)参照)、又は、上流側(図6の(b)参照)に延出される。
ワイヤハーネス13Bの分岐部11Bを覆う分岐被覆部材70は、シリコン、ゴム等の弾性樹脂材料よってモールド成形されており、弾性変形可能とされている。即ち、幹線保護管15の延在方向に沿って延びる筒状被覆部71と、幹線保護管16の延在方向に沿って延びる筒状被覆部72と、支線保護管17の延在方向に沿って延びる筒状被覆部73とを有する略T字形状にモールド成形された分岐被覆部材70は、モールド成形後、図6の(a),(b)に示したように、筒状被覆部73を幹線32の軸線に対して平行に下流側や上流側に弾性変形させることができる。
従って、本第3実施形態のワイヤハーネス13Bは、上記第1実施形態のワイヤハーネス13と同様の作用効果を得る事が出来る。
更に、本第3実施形態のワイヤハーネス13Bにおける分岐被覆部材70は、様々な配索経路形態に対応することができる柔軟な形状が可能となり、ワイヤハーネスの配索作業性を向上させると共に、汎用性を高めることができる。
次に、本発明の第4実施形態に係るワイヤハーネス13Cを説明する。
本第4実施形態のワイヤハーネス13Cは、図7に示すように、幹線32の途中における分岐部11Cから分岐される支線30が、幹線32の軸線に直交して延出されている。
ワイヤハーネス13Cの分岐部11Cを覆う分岐被覆部材80は、ポリプロピレン、ポリアミド等の剛性の高い絶縁性の合成樹脂材料よりなり、幹線保護管15の延在方向に沿って延びる筒状被覆部81と、幹線保護管16の延在方向に沿って延びる筒状被覆部82と、支線保護管17の延在方向に沿って延びる筒状被覆部83とを有する略T字形状に成形されている。更に、分岐被覆部材80における筒状被覆部83と反対側には、機能部であるクリップ85が一体にモールド成形されている。
筒状被覆部81は、末端開口部31の近傍における幹線保護管15を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部82は、末端開口部33の近傍における幹線保護管16を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部83は、末端開口部35の近傍における支線保護管17を覆ってモールド成形されて固着する。
クリップ85は、車体パネル(図示略)に穿設される取付孔の周縁に当接する当接板88と、当接板88から垂直に突出する軸部87と、軸部87の先端側から当接板88に向かって拡開する一対の係止爪86と、からなる。クリップ85は、当接板88が連結部89の上端に一体に成形されている。
クリップ85は、一対の係止爪86をつぼめて軸部87が取付孔に挿入される。クリップ85は、当接板88が車体パネルに当接すると、車体パネルの裏側で一対の係止爪86が開き、係止爪86と当接板88とで車体パネルを挟んで、車体パネルに係止される。
従って、本第4実施形態のワイヤハーネス13Cは、上記第1実施形態のワイヤハーネス13と同様の作用効果を得る事が出来る。
更に、本第4実施形態のワイヤハーネス13Cのように、クリップ85を分岐被覆部材80に同時にモールド成形することによって、図9に示した従来のワイヤハーネス513のように、クリップ585をコルゲートチューブ515に別途設ける必要がなくなり、部品在庫及び部品点数の削減や、部品取付け工数の削減が可能となる。
次に、本発明の第5実施形態に係るワイヤハーネス13Dを説明する。
本第5実施形態のワイヤハーネス13Dは、図8に示すように、幹線32の途中における分岐部11Dから分岐される支線30が、幹線32の軸線に直交して延出されている。
ワイヤハーネス13Dの分岐部11Dを覆う分岐被覆部材90は、ポリプロピレン、ポリアミド等の剛性の高い絶縁性の合成樹脂材料よりなり、幹線保護管15の延在方向に沿って延びる筒状被覆部91と、幹線保護管16の延在方向に沿って延びる筒状被覆部92と、支線保護管17の延在方向に沿って延びる筒状被覆部93と、筒状被覆部91と筒状被覆部92の間に延設された機能部である円筒部95とを有する略T字形状に成形されている。更に、分岐被覆部材90における筒状被覆部92には、機能部であるクリップ85が一体にモールド成形されている。
筒状被覆部91は、末端開口部31の近傍における幹線保護管15を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部92は、末端開口部33の近傍における幹線保護管16を覆ってモールド成形されて固着する。筒状被覆部93は、末端開口部35の近傍における支線保護管17を覆ってモールド成形されて固着する。円筒部95は、分岐部11Dと末端開口部33との間における幹線32を覆ってモールド成形されて固着する。更に、分岐被覆部材90における筒状被覆部92には、機能部であるクリップ85が一体にモールド成形されている。
従って、本第5実施形態のワイヤハーネス13Dは、上記第1実施形態のワイヤハーネス13と同様の作用効果を得る事が出来る。
更に、本第5実施形態のワイヤハーネス13Dのように、プロテクタとして利用可能な円筒部95やクリップ85を分岐被覆部材90に同時にモールド成形することによって、プロテクタやクリップを幹線32に別途設ける必要がなくなり、部品在庫及び部品点数の削減や、部品取付け工数の削減が可能となる。
従って、上記各実施形態に係るワイヤハーネス13,13A,13B,13C,13Dによれば、ワイヤハーネスの分岐部形成作業の精度及び作業性を向上させて省人化及び自動化することが可能で安価なワイヤハーネスを提供できる。
ここで、上述した本発明に係るワイヤハーネスの実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] 幹線(32)と、
前記幹線の途中における分岐部(11,11A,11B,11C,11D)から分岐される少なくとも1本の支線(30)と、
前記分岐部に隣接する前記幹線の上流側及び下流側をそれぞれ覆う一対の筒状の幹線保護管(15,16)と、
前記分岐部に隣接する前記支線を覆う筒状の支線保護管(17)と、
前記分岐部に隣接する前記幹線保護管及び前記支線保護管のそれぞれの末端開口部(31,33,35)と前記分岐部とを一体に覆って熱可塑性樹脂材料によりモールド成形された分岐被覆部材(50,60,70,80,90)と、
を備えることを特徴とするワイヤハーネス(13,13A,13B,13C,13D)。
[2] 前記分岐被覆部材(70)が、シリコン、ゴム等の弾性樹脂材料によってモールド成形された
ことを特徴とする上記[1]に記載のワイヤハーネス(13B)。
[3] 前記分岐被覆部材(80,90)が、一体にモールド成形された機能部(クリップ85、円筒部95)を有する
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のワイヤハーネス(13C,13D)。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…分岐部
13…ワイヤハーネス
15…幹線保護管
16…幹線保護管
17…支線保護管
30…支線
31…末端開口部
32…幹線
33…末端開口部
35…末端開口部
50…分岐被覆部材

Claims (3)

  1. 幹線と、
    前記幹線の途中における分岐部から分岐される少なくとも1本の支線と、
    前記分岐部に隣接する前記幹線の上流側及び下流側をそれぞれ覆う一対の筒状の幹線保護管と、
    前記分岐部に隣接する前記支線を覆う筒状の支線保護管と、
    前記分岐部に隣接する前記幹線保護管及び前記支線保護管のそれぞれの末端開口部と前記分岐部とを一体に覆ってモールド成形された分岐被覆部材と、
    を備え
    前記上流側の前記幹線保護管の延在方向に沿って延びる上流側幹線筒状被覆部と、前記下流側の前記幹線保護管の延在方向に沿って延びる下流側幹線筒状被覆部と、前記支線保護管の延在方向に沿って延びる支線筒状被覆部と、を一体に有する前記分岐被覆部材の底面には、車体パネルに面接触される平坦面が前記上流側幹線筒状被覆部と前記下流側幹線筒状被覆部と前記支線筒状被覆部とに跨って延びるように形成されている
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記分岐被覆部材が、シリコン又はムの弾性樹脂材料によってモールド成形された
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記分岐被覆部材が、一体にモールド成形された機能部を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。
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