JP7275599B2 - 情報処理装置、印刷システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、印刷システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、印刷システム及びプログラムに関する。
連続紙に印刷を行う印刷装置においては、印刷装置に搬送される連続紙の終端が検出された場合に、当該連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせて印刷を継続することがある。
特許文献1には、複数の印が並べて形成された帯状の媒体を搬送し、当該媒体から検知された印の間隔に基づいて媒体の繋ぎ目を判定する装置が記載されている。
特許文献2には、連続帳票用紙の繋ぎ目をセンサによって検出する装置が記載されている。
特許文献3には、連続紙の移動量を検出し、連続紙の繋ぎ合わせを行うための基準位置から印刷装置までの距離と、当該検出された移動量とから連続紙の繋ぎ目の位置を算出し、繋ぎ目付近の印刷を制御する装置が記載されている。
特開2012-66895号公報 特開2016-172339号公報 特開2005-231062号公報
ところで、連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせて印刷する場合において、ユーザの操作による連続紙の搬送が常に許可されている場合、ユーザの操作によっては、連続紙において印刷されるべきではない部分(例えば繋ぎ目の部分)に印刷が行われることがある。
本発明の目的は、連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせて印刷を行う場合に、連続紙において印刷されるべきではない部分に印刷が行われることを防止することにある。
請求項1に係る発明は、印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、を有し、前記制御手段は、前記終端が検出される前に前記運用の実行がユーザによって予め指示されている場合に、前記運用が行われると判断する、情報処理装置である。
請求項に係る発明は、印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、を有し、前記制御手段は、更に、前記終端が検出された場合に、前記運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための処理を実行し、前記運用の実行がユーザによって指示された場合に、前記運用が行われると判断する、情報処理装置である。
請求項に係る発明は、前記制御手段は、更に、ユーザが前記運用の実行の有無の指示を与えるまでの間も前記連続紙の搬送を禁止する、ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に係る発明は、前記制御手段は、更に、ユーザが前記運用の不実行を指示した場合、前記連続紙の搬送の禁止を解除する、ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に係る発明は、前記制御手段は、更に、前記連続紙の搬送が禁止されている場合に、ユーザの操作によって前記禁止を解除する、ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項に係る発明は、印刷手段によって連続紙に印刷が行われている間はユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止し、前記連続紙の終端が検出された場合に前記禁止を解除する制御手段を有し、前記制御手段は、前記連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記禁止を継続する、情報処理装置である。
請求項に係る発明は、連続紙に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段へ前記連続紙を搬送する搬送手段と、前記印刷手段に搬送される前記連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記終端が検出される前に前記運用の実行がユーザによって予め指示されている場合に、前記運用が行われると判断する、印刷システムである。
請求項8に係る発明は、連続紙に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段へ前記連続紙を搬送する搬送手段と、前記印刷手段に搬送される前記連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段と、を有し、前記制御手段は、更に、前記終端が検出された場合に、前記運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための処理を実行し、前記運用の実行がユーザによって指示された場合に、前記運用が行われると判断する、印刷システムである。
請求項に係る発明は、コンピュータを、印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、として機能させ、前記制御手段は、前記終端が検出される前に前記運用の実行がユーザによって予め指示されている場合に、前記運用が行われると判断する、プログラムである。
請求項10に係る発明は、コンピュータを、印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、として機能させ、前記制御手段は、更に、前記終端が検出された場合に、前記運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための処理を実行し、前記運用の実行がユーザによって指示された場合に、前記運用が行われると判断する、プログラムである。
請求項1,に係る発明によれば、連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせて印刷を行う場合に、連続紙において印刷されるべきではない部分に印刷が行われることを防止することができる。
請求項1,7,9に係る発明によれば、終端が検出されるときの印刷の状況に関わらず運用を行うことを予定して、ユーザの操作による搬送を禁止することができる。
請求項2,8,10に係る発明によれば、ユーザが、終端が検出されたときの印刷の状況を見て運用の実行を決める場合であっても、ユーザの操作による搬送を禁止することができる。
請求項に係る発明によれば、ユーザが指示を与えるまでの間禁止しない場合と比べて、より確実に連続紙において印刷されるべきではない部分に印刷が行われることを防止することができる。
請求項に係る発明によれば、運用を実行しない状況下では必要のない制限を解除することができる。
請求項に係る発明によれば、ユーザの操作によって禁止が解除できない場合と比べて、ユーザが連続紙を搬送させたい場合の操作性が向上する。
本実施形態に係る印刷システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る連続紙の搬送制御に関するフローチャートを示す図である。 本実施形態に係る印刷装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る印刷装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る印刷装置の構成を示す図である。 連続紙を模式的に示す図である。 連続紙を模式的に示す図である。 連続紙を模式的に示す図である。 連続紙を模式的に示す図である。 本実施形態に係る印刷装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る印刷装置の構成を示す図である。 変形例1に係る印刷システムの構成を示す図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る印刷システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す。
本実施形態に係る印刷システムは、1又は複数の印刷装置10と制御装置12とを含む。印刷装置10と制御装置12は、通信経路に接続されている。通信経路は、無線通信によって形成されてもよいし、有線通信によって形成されてもよい。通信経路は、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークやインターネット等である。もちろん、印刷装置10と制御装置12とは互いに直接的に接続されていてもよいし、印刷装置10に制御装置12が組み込まれていてもよい。
印刷装置10は、例えば、電子写真方式によって、記録媒体である連続紙Pに印刷を行う装置である。制御装置12は、印刷装置10による印刷の開始、印刷の停止、連続紙Pの搬送開始、連続紙Pの搬送停止、及び、連続紙Pの移動量等を制御する装置である。
具体的には、印刷装置10において、感光体ドラム14の周囲に、帯電装置16、露光装置18、現像装置20、転写装置22、クリーニング装置24、及び、除電装置26が順番に設置されており、転写装置22の設置位置よりも連続紙Pの搬送方向の下流側の位置に、定着装置28が設置されている。感光体ドラム14が回転させられ、帯電装置16によって感光体ドラム14の表面が均一に帯電される。印刷データに基づいて露光装置18によって感光体ドラム14の表面が露光され、これによって感光体ドラム14の表面に潜像が形成される。次に、感光体ドラム14の表面に形成された潜像が現像装置20によって現像されてトナー像が形成され、このトナー像が転写装置22によって連続紙Pに転写される。次に、定着装置28によって連続紙Pに対して定着が行われる。また、転写装置22によって連続紙Pに転写されずに感光体ドラム14の表面に残存したトナーが、クリーニング装置24によって除去される。除電装置26による除電が行われた後に、帯電装置16による帯電以降の処理が繰り返される。なお、印刷方式としてインクジェット方式が用いられてもよい。
また、印刷装置10は、用紙ホッパ30と用紙スタッカ32とを含む。用紙ホッパ30は、連続紙Pを供給する給紙部である。用紙スタッカ32は、印刷が完了した連続紙Pを収容する収容部である。用紙ホッパ30は、転写装置22の設置位置よりも搬送方向の上流側の位置に設置されており、用紙スタッカ32は、定着装置28の設置位置よりも搬送方向の下流側の位置に設置されている。用紙ホッパ30には、折り畳まれた状態の連続紙Pが収容されており、用紙ホッパ30から感光体ドラム14と転写装置22との間の転写位置に連続紙Pが供給される。連続紙Pには、例えば、搬送方向と直交する方向に延在するミシン目等の折り目が一定間隔で形成されており、連続紙Pは、これらの折り目で折り畳まれて箱等に収容されている。連続紙Pは、例えば、搬送駆動モータによって回転させられるローラ等によって、用紙ホッパ30から感光体ドラム14と転写装置22との間の転写位置に搬送され、その後、定着装置28を経由して用紙スタッカ32に搬送され、折り畳まれるようにして用紙スタッカ32に収容される。用紙スタッカ32においては、印刷が完了した連続紙Pが、折り目で折り畳まれて箱等に収容される。以下では、折り畳まれた連続紙Pを「箱用紙」と称することとする。連続紙Pが折り畳まれて箱に入れられ、その箱ごと用紙ホッパ30に設置されてもよいし、箱から連続紙Pを取り出して用紙ホッパ30に設置されてもよい。
箱用紙以外の連続紙Pとして、例えば、ロール状に巻かれた連続紙(以下、「ロール紙」と称する)が用いられてもよい。
転写装置22と用紙ホッパ30との間において連続紙Pの搬送路に沿った位置に、連続紙Pの終端を検出する検出センサ34が設置されている。検出センサ34によって連続紙Pの終端が検出されることで、用紙ホッパ30に収容されている連続紙Pが無くなったことが検出される。
また、用紙ホッパ30内の連続紙Pを検出する検出センサ36が設置されて、用紙ホッパ30に収容されている連続紙Pが無くなったことが検出されてもよい。
以下、図2を参照して、本実施形態に係る印刷システムの機能について説明する。図2は、本実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す。
印刷装置10は、通信部38、印刷部40、搬送部42、UI部44、記憶部46、及び、制御部48を含む。
通信部38は通信インターフェースであり、他の装置に情報を送信する機能、及び、他の装置から情報を受信する機能を有する。通信部38は、無線通信機能を有していてもよいし、有線通信機能を有していてもよい。通信部38は、例えば、印刷データと印刷指示情報とを含む印刷ジョブ情報や、連続紙Pの搬送に関する制御情報や、その他の制御情報等を制御装置12から受信する。
印刷部40は、連続紙Pに印刷を行うように構成されている。印刷部40は、例えば、感光体ドラム14、帯電装置16、露光装置18、現像装置20、転写装置22、クリーニング装置24、除電装置26、及び、定着装置28を含んで構成される。
搬送部42は、例えば、搬送駆動モータとローラとを含み、連続紙Pを搬送するように構成されている。連続紙Pは、搬送部42によって、用紙ホッパ30から印刷部40へ搬送され、その後、用紙スタッカ32へと搬送される。
UI部44はユーザインターフェース部であり、表示部と操作部とを含む。表示部は、液晶ディスプレイ等の表示装置である。操作部は、キーボードや入力キーや操作パネル等の入力装置である。UI部44は、表示部と操作部とを兼ね備えたタッチパネル等のUI部であってもよい。
記憶部46は、各種の情報を記憶する1又は複数の記憶領域である。各記憶領域は、例えば、印刷装置10に設けられている1又は複数の記憶装置(例えばハードディスクドライブやメモリ等の物理ドライブ)によって構成されている。印刷ジョブ情報等が記憶部46に記憶される。
検出センサ34は、連続紙Pの終端を検出するセンサである。
制御部48は、通信制御部50、印刷制御部52、搬送制御部54及び主制御部56を含む。
通信制御部50は、通信部38による通信を制御するように構成されている。
印刷制御部52は、印刷ジョブに従って、印刷部40による印刷を制御するように構成されている。
搬送制御部54は、搬送部42による連続紙Pの搬送を制御するように構成されている。搬送制御部54は、例えば、搬送部42に含まれる搬送駆動モータの駆動を制御することで、連続紙Pの搬送を制御する。例えば、ユーザの操作による連続紙Pの搬送が許可されている場合において、ユーザが印刷装置10のUI部44や制御装置12のUI部60を用いて連続紙Pの搬送を指示した場合、搬送制御部54は、ユーザによる指示に従って、搬送部42に連続紙Pを搬送させる。紙詰まり等が発生した場合に、ユーザの操作によって連続紙Pを搬送させたいことがあるため、印刷装置10は、ユーザの操作によって連続紙Pを搬送させることができるように構成されている。また、搬送制御部54は、連続紙Pの移動量を検出するように構成されている。例えば、搬送制御部54は、搬送駆動モータ等の回転量に基づいて連続紙Pの移動量を検出してもよいし、搬送駆動モータ等への印加パルス数に基づいて連続紙Pの移動量を検出してもよい。
主制御部56は、印刷装置10の各部の動作を制御するように構成されている。
制御装置12は、通信部58、UI部60、記憶部62、データ処理部64、及び、制御部66を含む。
通信部58は通信インターフェースであり、他の装置に情報を送信する機能、及び、他の装置から情報を受信する機能を有する。通信部58は、無線通信機能を有していてもよいし、有線通信機能を有していてもよい。通信部58は、例えば、印刷ジョブ情報や、連続紙Pの搬送に関する制御情報や、その他の制御情報等を印刷装置10に送信する。
UI部60はユーザインターフェース部であり、表示部と操作部とを含む。表示部は、液晶ディスプレイ等の表示装置である。操作部は、キーボードや入力キー等の入力装置である。UI部60は、表示部と操作部とを兼ね備えたタッチパネル等のUI部であってもよい。
記憶部62は、各種の情報を記憶する1又は複数の記憶領域である。各記憶領域は、例えば、制御装置12に設けられている1又は複数の記憶装置(例えばハードディスクドライブやメモリ等の物理ドライブ)によって構成されている。
データ処理部64は、印刷装置10によって印刷可能な印刷データの生成や解析等を行うように構成されている。印刷データは、例えば、ビットマップデータやページ記述言語(Page Description Language:PDL)データ等である。
制御部66は、通信制御部68、印刷装置制御部70、及び、主制御部72を含む。
通信制御部68は、通信部58による通信を制御するように構成されている。
印刷装置制御部70は、印刷装置10の動作を制御するように構成されている。印刷装置制御部70は、例えば、印刷装置10の印刷制御部52に対して印刷ジョブ情報を送り、搬送制御部54に対して連続紙Pの搬送に関する制御情報を送る。
主制御部72は、制御装置12の各部の動作を制御するように構成されている。
本実施形態では、連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出された場合に、当該連続紙Pの終端と別の新たな連続紙Pの先端とを繋ぎ合わせるスプライス運用が行われることがある。例えば、連続紙Pの終端と別の新たな連続紙Pの先端とがスプライシングテープによって貼り合わされることで、連続紙P同士が繋ぎ合わされ、その繋ぎ合わされた連続紙Pに印刷が行われる。スプライス運用を行うことで、新たな連続紙Pを印刷装置10内に通しなおす手間が省け、また、新たな連続紙Pを印刷装置10内に通しなおす場合と比べて、無駄な用紙が少なくなる。
搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出されたときにスプライス運用が行われると判断した場合、連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。例えば、ユーザが、印刷装置10のUI部44や制御装置12のUI部60を用いて連続紙Pの搬送の指示を与えた場合であっても、搬送制御部54は、搬送部42に連続紙Pを搬送させない。連続紙Pの搬送を禁止する期間(以下、「搬送禁止期間」と称する)は、例えば、連続紙Pの終端が検出された時点(以下、「終端検出時点」と称する)から予め定められた時点までの期間である。例えば、連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出された場合、印刷が停止させられ、連続紙P同士が繋ぎ合わされた後、印刷が再開される場合がある。この場合、連続紙Pの搬送禁止期間は、終端検出時点から、再開された印刷が停止した時点(以下、「印刷停止時点」と称する)までの期間である。もちろん、終端検出時点から、終端検出時点と印刷停止時点との間の時点までの期間が、連続紙Pの搬送禁止期間として定められてもよい。例えば、終点検出時点よりも後の時点において、ユーザの操作による連続紙Pの搬送の禁止が解除された場合、その解除が行われた時点が、搬送禁止期間の終了時点として定められてもよい。また、終端検出時点から予め定められた時間が経過した後の時点が、ユーザの操作による連続紙Pの搬送禁止期間の開始時点として定められてもよい。つまり、終端検出時点が厳密に搬送禁止期間の開始時点として定められずに、終端検出時点から僅かに経過した時点が開始時点として定められてもよい。ただし、搬送禁止期間には、スプライス運用が行われないと判断した場合には連続紙Pの搬送が禁止されない期間((すなわち、搬送禁止が解除されている期間)を含むものとする。
本実施形態においては、ユーザによってスプライス運用の実行が指示されてもよいし、ユーザによる設定なしに、制御装置12が、スプライス運用を実行するか否かを判断してスプライス運用の実行を制御してもよいし、制御装置12が、スプライス運用を実行するか否かを制御装置12に判断される旨のユーザによる指示に従って、その判断を行ってもよい。ユーザによってスプライス運用の実行が指示されることとは、連続紙Pの終端が検知される前にユーザによってスプライス運用の実行が予め指示されることであってもよいし、連続紙Pの終端が検出された後にユーザによってスプライス運用の実行が指示されることであってもよい。ユーザによる設定なしに制御装置12がスプライス運用の実行を制御するという概念の範疇には、スプライス運用に関する指示がユーザから全く与えられていなくても、制御装置12が、スプライス運用を実行するか否かを自動的に判断して、スプライス運用の実行を制御することを含んでもよい。
以下、図3を参照して、連続紙Pの終端が検知されたときの連続紙Pの搬送制御について説明する。図3は、当該搬送制御に関するフローチャートを示す。
印刷部40は、印刷ジョブに従って連続紙Pに印刷を行う。搬送制御部54は、印刷中は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。検出センサ34によって連続紙Pが検出されていない場合(S01,No)、印刷ジョブに従った印刷が行われる。
検出センサ34によって連続紙Pの終端が検知された場合(S01,Yes)、スプライス運用の設定に応じた処理が行われる。その設定の内容は、「スプライス運用を行う」という設定内容、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容、又は、「スプライス運用を行わない」という設定内容である。例えば、ユーザが、UI部44又はUI部60を用いることで、いずれかの設定を行う。その設定内容を示す情報は、例えば記憶部46に記憶される。なお、「スプライス運用を行う」という設定内容、及び、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が設定されていない場合、「スプライス運用を行わない」という設定内容が自動的に設定されてもよい。上記の設定は、連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出される前に行われる。例えば、印刷開始前に上記の設定が行われる。
連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出される前に、スプライス運用の実行がユーザによって予め指示されている場合(S02,「行う」)、つまり、「スプライス運用を行う」という設定内容が予めユーザによって設定されている場合、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する(S03)。この場合、印刷ジョブが終了している場合であっても、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。例えば、UI部44やUI部60には、ユーザが連続紙Pの搬送を指示するための物理的な用紙搬送キーが設置されていたり、用紙搬送キーの画像が表示されていたりする。ユーザが用紙搬送キーを操作した場合であっても、搬送制御部54は、用紙搬送キーの操作を無効にし、又は、その操作を受け付けない。
連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出される前に、スプライス運用の実行の有無の自動判定がユーザによって予め指示されている場合(S02,「自動判定」)、つまり、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が予めユーザによって設定されている場合、処理はS04に移行する。連続紙Pの終端が検出されたときに印刷ジョブが途中である場合(S04,Yes)、つまり、印刷の残りがある場合、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する(S03)。印刷ジョブが途中である場合、スプライス運用を行って印刷を継続することが想定されるため、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。印刷ジョブが終了している場合(S04,No)、処理はS13に移行する。
連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出される前に、スプライス運用の実行がユーザによって予め指定されていない場合(S02,「行わない」)、つまり、「スプライス運用を行わない」という設定内容が予めユーザによって設定されている場合、処理はS13に移行する。S13以降の処理については後で説明する。
以下、S05以降の処理について説明する。
スプライス運用が行われる場合、ユーザは、新たな連続紙Pを用紙ホッパ30に設置し、終端が検出された連続紙Pの終端と当該新たな連続紙Pの先端とをスプライシングテープによって貼り合わせることで、連続紙P同士を繋ぎ合わせる。例えば、ユーザがUI部44又はUI部60を用いて、連続紙P同士の繋ぎ合わせの完了を示す情報を入力すると、搬送制御部54は、連続紙P同士の繋ぎ合わせの完了を認識する。UI部44又はUI部60に、完了を伝えるためのボタンが表示され、ユーザが当該ボタンを押した場合、搬送制御部54は当該完了を認識してもよい。
以下、連続紙Pにおいて、スプライシングテープによって他のページに貼り合わされたページを「スプライスページ」と称することとする。連続紙Pとして箱用紙が用いられる場合、終端が検出された連続紙Pの最終ページと新たな連続紙Pの先頭ページとがスプライシングテープによって貼り合わされるので、当該最終ページと当該先頭ページが、スプライスページである。
印刷ジョブに従った印刷がスプライスページに行われることを防止するために、連続紙P同士が繋ぎ合わされた後、スプライスページに白紙印刷が行われる。白紙印刷とは、印刷部40によって実際に白色で印刷されること、又は、印刷部40による印刷が行われないことである。
スプライスページ数は、連続紙Pの種類に応じて定められる。印刷装置10にて用いられている連続紙Pが箱用紙である場合(S05,Yes)、スプライスページ数は2ページである(S06)。
印刷装置10にて用いられている連続紙Pが箱用紙ではない場合(S05,No)、スプライスページ数はユーザが設定したページ数である(S07)。例えば、連続紙Pがロール紙である場合、ユーザが設定したペース数がスプライスページ数として設定される。スプライスページ数は、例えば、UI部44又はUI部60を用いてユーザによって指定される。
例えば、連続紙Pの種類は、UI部44又はUI部60を用いてユーザによって指定され、その種類を示す情報は記憶部46に記憶される。別の例として、連続紙Pの種類を認識する認識センサが印刷装置10に設置されてもよい。例えば、箱用紙を認識する認識センサが設置され、当該認識センサによる認識結果に応じたスプライスページ数が設定されてもよい。スプライスページ及び白紙印刷については、後で詳しく説明する。
連続紙P同士の繋ぎ合わせが完了し、例えば、ユーザがUI部44又はUI部60を用いて印刷再開を指示した場合(S08,Yes)、繋ぎ合わされた連続紙Pが搬送部42によって搬送されて、印刷部40によって連続紙Pに印刷が行われる(S09)。印刷再開の指示が与えられない場合(S08,No)、印刷装置10は、印刷再開の指示が与えられるまで待機する。
連続紙Pが箱用紙である場合、2ページ分のスプライスページに白紙印刷が行われ、それ以外のページに、印刷ジョブに従った印刷が行われる。具体的には、終端が検出された連続紙Pにおいて当該終端を有する最終ページと、新たな連続紙Pの先端を有する先頭ページとに、白紙印刷が行われる。そして、新たな連続紙Pにおいて2ページ以降のページに、印刷ジョブに従った印刷が行われる。
連続紙Pが箱用紙ではない場合、ユーザによって設定されたページ分のスプライスページに白紙印刷が行われ、それ以外のページに、印刷ジョブに従った印刷が行われる。
印刷装置10に与えられた印刷ジョブが終了して印刷が停止していない場合(S10,No)、継続して印刷が行われる(S09)。搬送制御部54は、印刷中、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。
印刷装置10に与えられた印刷ジョブが終了して印刷が停止した場合(S10,Yes)、搬送制御部54は、スプライスページ数を0ページ(ゼロページ)に設定し(S11)、ユーザの操作による連続紙Pの搬送禁止を解除する(S12)。つまり、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可する。例えば、搬送制御部54は、用紙搬送キーの操作を有効にしてその操作を受け付ける。ユーザが用紙搬送キーを操作することで、連続紙Pが搬送される。例えば、連続紙Pの自動排出や前進や後退等が行われる。
上記のように、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出された終端検出時点から、印刷が再開されて印刷が停止した印刷停止時点までの間、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。
ユーザの操作による連続紙Pの搬送が禁止されている場合に、ユーザによって搬送禁止の解除が指示された場合、搬送制御部54は、搬送禁止を解除してもよい。例えば、UI部44やUI部60には、搬送禁止を解除するための物理的な解除ボタンが設置されていたり、解除ボタンを表す画像が表示されていたりする。ユーザが解除ボタンを押した場合、搬送制御部54は搬送禁止を解除する。搬送禁止が解除された場合、ユーザの操作による連続紙Pの搬送が許可される。
以下、S13以降の処理について説明する。
連続紙Pの終端が検出された場合、搬送制御部54は、スプライスページ数を0ページに設定し(S13)、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可する(S14)。つまり、印刷中は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送は禁止されていたが、搬送制御部54は、その禁止を解除する。例えば、搬送制御部54は、用紙搬送キーの操作を有効にしてその操作を受け付ける。
以上のように、ユーザによって「スプライス運用を行う」という設定内容が設定されている場合、又は、ユーザによって「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が設定されている場合において、連続紙Pの終端が検出されたときに印刷ジョブが途中の場合、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送が禁止される。
一方、ユーザによって「スプライス運用を行わない」という設定内容が設定されている場合、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送が許可される。
本実施形態に係る搬送制御について換言すると、搬送制御部54は、印刷部40によって連続紙Pに印刷が行われている間はユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止し、連続紙Pの終端が検出センサ34によって検出された場合に当該禁止を解除して、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可する。そして、「スプライス運用を行う」という設定内容が設定されている場合、又は、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が設定されている場合において、連続紙Pの終端が検出されたときに印刷ジョブが途中の場合、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送の禁止を解除せずに、当該禁止を継続する。
上記の例では、連続紙Pの終端が検出される前に、スプライス運用の実行の有無又は自動判定がユーザによって予め設定されているが、その設定は、連続紙Pの終端が検出された場合に行われてもよい。例えば、制御部48は、連続紙Pの終端が検出された場合にスプライス運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための処理を実行し、スプライス運用の実行がユーザによって指示された場合に、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。具体的には、主制御部56は、その問い合わせのための画面をUI部44又はUI部60に表示させる。その問い合わせ画面は、ユーザが「スプライス運用を行う」という設定内容、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容、又は、「スプライス運用を行わない」という設定内容を設定するための画面であり、これらの設定内容を示す情報が問い合わせ画面に表示されている。搬送制御部54は、その問い合わせ画面にて設定された内容に従って連続紙Pの搬送を制御する。上述した処理と同様に、「スプライス運用を行う」という設定内容が設定された場合、S03以降の処理が行われ、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が設定された場合、S04以降の処理が行われ、「スプライス運用を実行しない」という設定内容が設定された場合、S13以降の処理が行われる。
また、搬送制御部54は、上記の問い合わせ画面上にてユーザがスプライス運用に関する指示を与えるまでの間も、連続紙Pの搬送を禁止してもよい。つまり、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出された時点からユーザが指示を与えるまでの間、連続紙Pの搬送を禁止する。また、ユーザが「スプライス運用を行わない」という設定内容を設定した場合、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送禁止を解除する。
以下、図4から図6を参照して、連続紙Pの搬送制御について更に詳しく説明する。図4から図6は、印刷装置の構成の一例を示す。ここでは、箱用紙が用いられるものとする。また、説明の便宜上、終端が検出された連続紙Pを「連続紙P1」と称し、別の新たな連続紙Pを「連続紙P2」と称することとする。
図4には、連続紙P1の終端PEが検出センサ34によって検出されたときの状態が示されている。終端PEが検出されることで、搬送制御部54は、用紙ホッパ30に連続紙P1が無いことを認識する。搬送制御部54は、用紙ホッパ30内の連続紙P1を検出する検出センサ36の検出結果に基づいて、用紙ホッパ30内の連続紙P1の有無を認識してもよい。「スプライス運用を行わない」という設定内容がユーザによって設定されている場合において、終端PEが検出センサ34によって検出された場合、印刷部40は、転写中のページに対する転写を完了した後で印刷を停止する。この場合、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可する。同様に、スプライス運用の実行の有無の自動判定が設定されている場合において、終端PEが検出された時点で印刷ジョブが完了している場合、印刷部40は、転写中のページに対する転写を完了した後で印刷を停止する。この場合も、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可する。
ユーザによって「スプライス運用を行う」という設定内容が設定されている場合において、終端PEが検出センサ34によって検出された場合、図5に示すように、搬送制御部54は、終端PEがスプライス位置74に配置されるまで、搬送部42に連続紙P1を搬送させる。また、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。同様に、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が設定されている場合において、終端PEが検出された時点で印刷ジョブが途中である場合、搬送制御部54は、終端PEがスプライス位置74に配置されるまで、搬送部42に連続紙P1を搬送させる。この場合も、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。スプライス位置74は、ユーザによって連続紙P同士の繋ぎ合わせの作業が行われる位置である。例えば、スプライス位置74は、検出センサ34の設置位置よりも搬送方向下流側、かつ、転写装置22の設置位置よりも搬送方向上流側の位置である。スプライス位置74は、検出センサ34の設置位置であってもよい。この場合、終端PEが検出された後、搬送制御部54は、連続紙P1を搬送させない。
次に、図6に示すように、箱用紙である別の連続紙P2が、ユーザによって用紙ホッパ30に設置される。なお、連続紙P1と連続紙P2とを区別して示すために、連続紙P2は破線で表現されている。スプライス位置74にて、連続紙P1の終端PEと連続紙P2の先端とがスプライシングテープによって貼り合わされることで、連続紙P1と連続紙P2とが繋ぎ合わされる。この繋ぎ合わせの作業は、例えばユーザによって行われる。
連続紙P1と連続紙P2とが繋ぎ合わされた後、印刷が再開される。箱用紙が用いられているため、2ページが白紙印刷され、その後、印刷ジョブに従った印刷が連続紙P2に行われる。この印刷中も、搬送禁止が解除されない限り、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。
以下、図7から図10を参照して、連続紙P1の終端PEが検出された後の印刷装置10の動作について詳しく説明する。図7から図10には、連続紙が模式的に示されている。以下の説明では、ユーザによって「スプライス運用を行う」という設定内容が設定されている、又は、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が設定されている場合において、連続紙P1の終端PEが検出されたときに印刷ジョブが途中であるものとする。
図7から図10において、矢印76が指し示す位置は、検出センサ34によって連続紙Pの終端PEが検出される位置であり、矢印78が指し示す位置は、感光体ドラム14と転写装置22との間の転写位置である。また、連続紙P1,P2に形成されているミシン目等の折り目が、破線で表現されている。ある折り目とその隣の折り目との間の領域が1つページを構成する。
図7には、連続紙P1のNページから(N+8)ページが示されている。(N+8)ページが連続紙P1の最終ページであり、(N+8)ページの終端PEが連続紙P1の終端PEである。また、Nページから(N+2)ページに対して、転写装置22によって転写が既に行われている。
連続紙P1の終端PE、つまり、最終ページである(N+8)ページの終端PEが検出センサ34によって検出された場合、図8に示すように、搬送制御部54は、(N+8)ページの終端PEがスプライス位置74に配置されるまで、搬送部42に連続紙P1を搬送させる。その間、印刷部40は印刷を継続する。図8に示す例では、終端PEが検出された後、(N+3)ページから(N+5)ページに対して転写が行われている。また、終端PEが検出された後、搬送制御部54は、ユーザの操作による連続紙P1の搬送を禁止する。
次に、ユーザは、箱用紙である別の新たな連続紙P2を用紙ホッパ30に設置し、図9に示すように、スプライス位置74にて、連続紙P1の(N+8)ページの終端PEと連続紙P2の1ページの先端とをスプライシングテープ80によって貼り合わせることで、連続紙P1と連続紙P2とを繋ぎ合わせる。
連続紙P1,P2は箱用紙であるため、スプライスページ数は2ページである。具体的には、連続紙P1の(N+8)ページと連続紙P2の1ページにスプライシングテープ80が貼られているため、これらのページがスプライスページであり、これらのページに白紙印刷が行われる。つまり、箱用紙が用いられる場合、スプライシングテープ80が貼られた2ページに白紙印刷を行うことで、印刷ジョブに従った印刷がスプライスページに行われることが防止される。スプライスページに白紙印刷が行われ、スプライスページ以外のページに印刷ジョブに従った印刷が行われるように、繋ぎ合わされた連続紙P1,P2の搬送及び印刷が制御される。
具体的には、主制御部56は、スプライス位置74と転写位置78との間の距離、及び、1ページ分の搬送方向の幅に基づいて、スプライスページを特定する。図7から図10に示す例では、スプライス位置74と転写位置78との間の距離は3ページ分の長さに相当するため、主制御部56は、転写位置78から数えて3ページ目及び4ページ目を、スプライスページであると認識する。3ページ目のページは連続紙P1の(N+8)ページであり、4ページ目のページは連続紙P2の1ページである。
図10に示すように、印刷部40は、転写位置78から数えて1ページ目である連続紙P1の(N+6)ページと、2ページ目である連続紙P1の(N+7)ページに、印刷ジョブに従った印刷を行い、3ページ目である連続紙P1の(N+8)ページと4ページ目である連続紙P2の1ページとに白紙印刷を行う。そして、印刷部40は、連続紙P2の2ページ以降のページに、印刷ジョブに従った印刷を行う。
スプライス運用が実行される場合、ユーザの操作による連続紙P1,P2の搬送が禁止されるので、スプライスページである、連続紙P1の(N+8)ページと連続紙P2の1ページとに、ユーザの搬送操作に起因して、印刷ジョブに従った印刷が行われることが防止される。
以下、図11及び図12を参照して、連続紙としてロール紙が用いられる場合について説明する。図11及び図12は、ロール紙が用いられる印刷装置10Aの構成を示す。印刷装置10Aは、ロール紙P3に印刷を行う印刷装置本体82と、ロール紙P3を収容し、ロール紙P3を印刷装置本体82に供給する給紙部84と、印刷が完了したロール紙P3を収容する収容部86とを含む。印刷装置本体82の構成は、用紙ホッパ30、用紙スタッカ32及び検出センサ34,36を除いて、印刷装置10の構成と同じである。ロール紙P3の終端を検出する検出センサは、例えば、給紙部84に設置されている。スプライス位置88は、給紙部84内に定められている。印刷装置10と同様に、印刷装置10Aは制御装置12によって制御される。
ロール紙P3が用いられる場合も、箱用紙が用いられる場合と同様に、スプライス運用の実行の有無に応じた搬送制御が行われる。
ロール紙P3が用いられる場合、図12に示されている破線の円90で示すように、印刷装置本体82の設置位置とスプライス位置88との間においてロール紙P3が弛むことがある。それ故、スプライスページ数は、印刷装置本体82の設置位置とスプライス位置88との間の距離、及び、その間のロール紙P3の弛み量に基づいて定められる。例えば、ユーザが、UI部44又はUI部60を用いて当該距離及び当該弛み量を示す情報を入力し、主制御部56は、当該距離と当該撓み量とに基づいて、印刷装置本体82の設置位置とスプライス位置88との間におけるロール紙P3の長さを算出し、その長さに基づいて、スプライスページ数、及び、ロール紙P3におけるスプライスページの位置を算出する。このようにして定められたスプライスページに白紙印刷が行われ、それ以外のページに印刷ジョブに従った印刷が行われる。
(変形例1)
以下、図13を参照して、変形例1について説明する。図13は、変形例1に係る印刷システムの構成の一例を示す。
変形例1に係る印刷システムは、複数の印刷装置本体を含む。図13に示す例では、印刷システムは、印刷装置本体82A,82Bを含む。もちろん、印刷システムは、3台以上の印刷装置本体を含んでもよい。印刷装置本体82A,82Bは、図11及び図12に示されている印刷装置本体82と同じ構成を有する。また、一例として、ロール紙P3が用いられている。印刷システムは、更に、ロール紙P3を収容し、印刷装置本体82Aに供給する給紙部84と、印刷が完了して印刷装置本体82Bから排出されたロール紙P3を収容する収容部86と、印刷装置本体82A,82Bを制御する制御装置12とを含む。また、印刷装置本体82Aから排出されたロール紙P3は、印刷装置本体82Bに供給される。
変形例1では、印刷装置本体82A,82Bを用いて重連印刷が行われる。重連印刷とは、複数の印刷装置を用いて印刷することであり、例えば、各印刷装置が互いに異なる面を印刷することや、各印刷装置が互いに異なる色を用いて印刷することや、各印刷装置が互いに異なる種別のデータ(例えば画像データや文書データ等)に従って印刷することや、各印刷装置が部分的に印刷すること等である。重連印刷の一例として、連続紙の搬送方向上流側の印刷装置によって片面に印刷が行われ、搬送方向下流側の印刷装置によって他方の面に印刷が行われる。図13に示す例では、搬送方向の上流側に印刷装置本体82Aが設置されており、下流側に印刷装置本体82Bが設置されている。印刷装置本体82Aによってロール紙P3の片面に印刷が行われ、印刷装置本体82Bによってロール紙P3の他方の面に印刷が行われる。
変形例1においても、上述した実施形態と同様に、スプライス運用の実行の有無に応じた搬送制御が行われる。変形例1においては、印刷装置本体82Aにおいて、ユーザの操作によるロール紙P3の搬送が禁止されている場合、印刷装置本体82Bにおいても、ユーザの操作によるロール紙P3の搬送が禁止される。例えば、ユーザの操作によるロール紙P3の搬送が禁止であることを示す情報が、印刷装置本体82A,82Bによって共有される。具体的には、印刷装置本体82Aにおいて、ユーザの操作によるロール紙P3の搬送が禁止されている場合、その禁止を示す情報が、印刷装置本体82A又は制御装置12から印刷装置本体82Bに送信される。
また、印刷装置本体82Aは、白紙印刷が行われたスプライスページに、当該スプライスページが白紙印刷されたページであることを示す白紙印刷ページ情報をマークとして印刷する。印刷装置本体82Bは、当該マークを検出することで当該スプライスページを特定し、当該スプライスページに白紙印刷を行う。印刷装置本体82Aは、マークを印刷し、更に、スプライスページを識別するためのページIDを印刷装置本体82Bに送信してもよい。印刷装置本体82Bは、当該マークと当該ページIDとに基づいて当該スプライスページを特定し、当該スプライスページに白紙印刷を行う。
(変形例2)
以下、変形例2について説明する。以下では、ユーザによって「スプライス運用を行う」という設定内容が設定されている、又は、「スプライス運用の実行の有無を自動的に判定する」という設定内容が設定されている場合において、連続紙P1の終端PEが検出されたときに印刷ジョブが途中であるものとする。変形例2では、上記の条件に加えて、連続紙Pとして箱用紙が用いられている場合、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。一方で、上記の条件の下であっても、連続紙Pとしてロール紙が用いられている場合、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止しない。
箱用紙を構成する各ページは、ミシン目等の折り目によって区分けされている。そのため、スプライス運用の実行時にユーザの操作によって箱用紙が搬送された場合、搬送された箱用紙の位置によっては、印刷ジョブに従った印刷が折り目に跨って行われることがある。連続紙Pが箱用紙である場合に、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止することで、印刷ジョブに従った印刷が折り目に跨って行われることが防止される。
一方、ロール紙には折り目が形成されていないため、箱用紙に発生し得る、印刷が折り目に跨って行われるという問題は発生しない。
このように、箱用紙はロール紙よりも、スプライス運用の実行時により動いてほしくない用紙であるといえる。従って、箱用紙が用いられる場合にユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止することで、より動いてほしくない連続紙Pが用いられる場合に、ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止することができる。
(変形例3)
以下、変形例3について説明する。変形例3では、搬送制御部54は、ユーザに応じて、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止又は許可する。
例えば、ユーザ毎に、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、連続紙Pの終端が検出されたときに搬送を禁止するか否かを示す情報とが互いに対応付けられて、記憶部46に予め記憶されている。ユーザ識別情報は、例えば、ユーザの氏名を示す情報やユーザID等を含む。ユーザ識別情報は、更に、印刷装置10に関する作業や操作についてのユーザの熟練度を示す情報や、ユーザの役職を示す情報や、ユーザの勤務履歴を示す情報等を含んでもよい。例えば、ユーザがUI部44又はUI部60を操作してユーザ識別情報を印刷装置10に入力してもよいし、社員証等のICカードを用いてユーザ識別情報を印刷装置10に入力してもよい。搬送制御部54は、入力されたユーザ識別情報に基づいて、印刷装置10を利用するユーザを識別する。また、各ユーザが印刷装置10を利用する時間帯を定めたシフト表が用いられてもよい。この場合、搬送制御部54は、当該シフト表のデータを、当該シフト表を管理する管理装置から取得し、当該シフト表に基づいて、現時点で印刷装置10を利用するユーザを識別する。
上記の対応付けにおいて、識別されたユーザに搬送禁止を示す情報が対応付けられている場合、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。識別されたユーザに搬送禁止を示す情報が対応付けられていない場合、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可する。こうすることで、個々のユーザに応じた搬送制御を行うことができる。
例えば、印刷装置10を利用するユーザが熟練者であれば、連続紙Pの終端が検出されたときにユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可しても、ユーザの操作による搬送に起因して、印刷ジョブに従った印刷がスプライスページに行われる可能性は低いと想定される。また、熟練者は、スプライス運用においてスプライス位置等を微調整したいこともある。従って、ユーザが熟練者であれば、スプライス運用を実際に行うか否かに関わらず、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可する。
一方で、印刷装置10を利用するユーザが熟練者ではない場合、連続紙Pの終端が検出されたときにユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可した場合、ユーザの操作による搬送に起因して、印刷ジョブに従った印刷がスプライスページに行われることが想定される。これに対処するために、ユーザが熟練者ではない場合、スプライス運用を実際に行うか否かに関わらず、搬送制御部54は、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。
例えば、熟練度が閾値以上であるユーザは熟練者であり、熟練度が閾値未満であるユーザは熟練者ではない。熟練度を示す情報はユーザ識別情報に含まれている。搬送制御部54は、印刷装置10を利用するユーザの熟練度が閾値以上である場合、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を許可し、ユーザの熟練度が閾値未満である場合、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止する。こうすることで、ユーザの熟練度に応じた搬送制御を行うことができる。
また、ユーザの操作による連続紙Pの搬送が禁止されている場合に、搬送制御部54は、ユーザに応じて、当該禁止の解除を許可又は禁止してもよい。搬送制御部54は、例えば、熟練者が搬送禁止の解除を指示した場合、搬送禁止を解除し、熟練者ではないユーザは搬送禁止の解除を指示した場合、搬送禁止を解除せずに継続する。こうすることで、熟練者ではないユーザによる搬送禁止の解除が防止される。
主制御部56は、連続紙Pの搬送についてユーザの操作を学習してもよい。搬送制御部54は、その学習結果に基づいて、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止又は許可してもよい。搬送制御部54は、例えば、スプライス運用を行う頻度に応じて、連続紙Pの終端が検出されたときのユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止又は許可してもよい。また、搬送制御部54は、各ユーザによるスプライス運用の実行履歴に基づいて、連続紙Pの終端が検出されたときの各ユーザの操作による連続紙Pの搬送を禁止又は許可してもよい。
印刷装置10を利用するユーザが別のユーザに交代した場合、主制御部56は、スプライス運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための画面をUI部44又はUI部60に表示させてもよい。主制御部56は、例えば、印刷装置10に入力されたユーザ識別情報に基づいてユーザの交代を認識する。
例えば、印刷開始時に熟練者ではないユーザが「スプライス運用を行う」という設定内容を設定し、印刷の途中や連続紙Pの終端の検出時等に、ユーザが熟練者に交代することが考えられる。熟練者は、連続紙Pの終端が検出された場合であっても、ユーザの操作によって連続紙Pを搬送したい場合がある。これに対処するために、熟練者は、問い合わせ画面にて、設定内容を「スプライス運用を行う」という設定内容から「スプライス運用を行わない」という設定内容に変更することで、当該熟練者の操作によって連続紙Pを搬送することができる。
また、印刷開始時に熟練者が印刷装置10を利用し、印刷の途中や連続紙Pの終端の検出時等に、ユーザが熟練者ではないユーザに交代することが考えられる。熟練者によって、「スプライス運用を実行しない」という設定内容が設定されている可能性があるため、そのままの設定では、熟練者ではないユーザの操作によって連続紙Pが搬送されて、印刷ジョブに従った印刷がスプライスページに行われる可能性がある。これを回避するために、熟練者ではないユーザが、問い合わせ画面にて、「スプライス運用を行う」という設定内容を設定することで、ユーザの操作による連続紙Pの搬送が禁止されて、スプライスページへの印刷ジョブに従った印刷が防止される。
上記の印刷装置10及び制御装置12のそれぞれの各部の機能は、一例としてハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、印刷装置10及び制御装置12は、図示しないCPU等の1又は複数のプロセッサを備えている。当該1又は複数のプロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、印刷装置10及び制御装置12のそれぞれの各部の機能が実現される。上記プログラムは、CD又はDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。別の例として、印刷装置10及び制御装置12のそれぞれの各部の機能は、例えばプロセッサ、電子回路又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。更に別の例として、印刷装置10及び制御装置12のそれぞれの各部の機能は、DSP(Digital Signal Processor)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 印刷装置、12 制御装置、34 検出センサ、54 搬送制御部。

Claims (10)

  1. 印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、
    を有し、
    前記制御手段は、前記終端が検出される前に前記運用の実行がユーザによって予め指示されている場合に、前記運用が行われると判断する、
    情報処理装置。
  2. 印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、
    を有し、
    前記制御手段は、更に、前記終端が検出された場合に、前記運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための処理を実行し、前記運用の実行がユーザによって指示された場合に、前記運用が行われると判断する
    報処理装置。
  3. 前記制御手段は、更に、ユーザが前記運用の実行の有無の指示を与えるまでの間も前記連続紙の搬送を禁止する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、更に、ユーザが前記運用の不実行を指示した場合、前記連続紙の搬送の禁止を解除する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、更に、前記連続紙の搬送が禁止されている場合に、ユーザの操作によって前記禁止を解除する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 印刷手段によって連続紙に印刷が行われている間はユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止し、前記連続紙の終端が検出された場合に前記禁止を解除する制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記禁止を継続する、
    情報処理装置。
  7. 連続紙に印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段へ前記連続紙を搬送する搬送手段と、
    前記印刷手段に搬送される前記連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記終端が検出される前に前記運用の実行がユーザによって予め指示されている場合に、前記運用が行われると判断する、
    印刷システム。
  8. 連続紙に印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段へ前記連続紙を搬送する搬送手段と、
    前記印刷手段に搬送される前記連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、更に、前記終端が検出された場合に、前記運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための処理を実行し、前記運用の実行がユーザによって指示された場合に、前記運用が行われると判断する、
    印刷システム。
  9. コンピュータを、
    印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、
    として機能させ
    前記制御手段は、前記終端が検出される前に前記運用の実行がユーザによって予め指示されている場合に、前記運用が行われると判断する、
    プログラム。
  10. コンピュータを、
    印刷手段に搬送される連続紙の終端が検出されたときに前記連続紙と別の連続紙とを繋ぎ合わせる運用が行われる、と判断した場合、前記終端が検出されたときのユーザの操作による前記連続紙の搬送を禁止する制御手段、
    として機能させ、
    前記制御手段は、更に、前記終端が検出された場合に、前記運用を実行するか否かをユーザに問い合わせるための処理を実行し、前記運用の実行がユーザによって指示された場合に、前記運用が行われると判断する、
    プログラム。
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