JP7254476B2 - 目標検出装置、誘導装置、飛翔体、及び目標検出方法 - Google Patents
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Description
図2は、実施形態の飛翔体100に搭載された目標検出装置120の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、目標検出装置120は、例えば、アンテナ制御器121と、送信器122と、アンテナ123と、サーキュレータ124と、合成器125と、受信器126と、A/D(Analog to Digital;アナログ-デジタル)変換器127と、目標検出器128とを備える。
サーキュレータ124は、送信器122により出力された電波(送信波)を取得し、取得した電波をアンテナ123へ出力する。また、サーキュレータ124は、アンテナ123により出力された電波(反射波)を取得し、取得した電波を合成器125へ出力する。サーキュレータ124により、アンテナ123を電波の送信及び受信において共用することが可能になる。また、サーキュレータ124により、送信される電波(送信波)が合成器125へ回り込んだり、受信された電波(反射波)が送信器122へ回り込んだりすることを防止することができる。
上述したように、アンテナ制御器121は、送信される電波(送信波)のパターンを示す情報を生成する。そして、アンテナ制御器121は、生成された情報を送信器122へ出力する。
送信器122は、アンテナ制御器121により出力された情報を取得する。取得された情報に基づいて電波(送信波)を生成する。この送信器122による電波(送信波)の生成処理を図4に示す。
図7は、実施形態の飛翔体100に搭載された解析処理器128Aによるビームの形成を示す模式図である。
解析処理器128Aは、周波数ステップごとにフーリエ変換を行う(ステップS003)。図4に示したように、解析処理器128Aが取得するデジタル信号は、電波(送信波)が目標Taによって反射された電波(反射波)に基づく信号である。そして、電波(送信波)は、所定の周波数ステップ間隔で送信された送信パルスに基づく電波である。1周波数あたりの送信パルスの個数はMp[個]であり、かつ、周波数ステップの数はMs[ステップ]である。したがって、合計Mp×Ms[個]の送信パルスが送信されている。解析処理器128Aは、周波数ごとにMp点のフーリエ変換を実施する。
図8は、実施形態の飛翔体100に搭載された解析処理器128Aによって形成されるビームの位置を示す模式図である。図8に示すように、解析処理器128Aは、2軸(A軸及びB軸)がともに考慮された位置に、速度補正されたA軸の信号と速度補正されたB軸の信号とが乗算された信号に基づくビームを形成する。ここで、A軸の信号とB軸の信号とが乗算された信号は、乗算がなされない元の受信波と比較して、位相変化量が2倍になるという特性がある。
上述したように、ビームの乗算によって位相変化量が2倍になる。これにより、図10に示すように、乗算後の周波数ステップ間の位相変化量(Δω’)は、周波数ステップ間隔が2倍になった場合の位相変化量(2Δω)と等価になる。
このように、距離分解能Δrは、周波数ステップ間隔Δfに反比例する。したがって、ビームの乗算によって位相の変化量が2倍になることによって、距離分解能を2倍の細かさにすることができる。
また、Ain、a(na,θ,φ)、b(nb,θ,φ)、は、それぞれ以下の式(4)、式(5)、式(6)によって表される。なお、a及びbは、それぞれA軸及びB軸におけるアンテナ素子間の相対的な位置関係を示す。
A軸及びB軸のビームYa及びYbは、それぞれ以下の式(9)及び式(10)で表される。
A軸のビームとB軸のビームとの乗算は、以下の式(11)で表される。
以上で図6のフローチャートが示す解析処理器128Aの動作が終了する。
Claims (6)
- 第1軸と、前記第1軸と交差する第2軸とに沿って配置された複数のアンテナ素子によってそれぞれ受信された受信信号に基づいて目標を検出する目標検出装置であって、
前記受信信号は、周波数をステップ状に変化させて送信された電波が前記目標によって反射されて前記アンテナ素子によって受信された信号であり、
前記第1軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第1合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第1合成信号を合成することにより第1マルチ信号を生成し、前記第2軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第2合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第2合成信号を合成することにより第2マルチ信号を生成し、前記第1マルチ信号と前記第2マルチ信号を乗算した信号に対して合成帯域処理を行う解析処理部と、
前記解析処理部による前記合成帯域処理の結果に基づいて、前記目標を検出する検出処理部と、
を備える目標検出装置。 - 前記検出処理部は、自装置の位置と前記目標が存在する位置との間の距離を算出する、
請求項1に記載の目標検出装置。 - 前記検出処理部は、自装置の位置と前記目標が存在する位置との間の方位角と高低角を算出する、
請求項1又は請求項2に記載の目標検出装置。 - 第1軸と、前記第1軸と交差する第2軸とに沿って配置された複数のアンテナ素子によってそれぞれ受信された受信信号に基づいて目標を検出し、移動体に前記目標を追随させる前記移動体に備えられた誘導装置であって、
前記受信信号は、周波数をステップ状に変化させて送信された電波が前記目標によって反射されて前記アンテナ素子によって受信された信号であり、
前記第1軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第1合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第1合成信号を合成することにより第1マルチ信号を生成し、前記第2軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第2合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第2合成信号を合成することにより第2マルチ信号を生成し、前記第1マルチ信号と前記第2マルチ信号を乗算した信号に対して合成帯域処理を行う解析処理部と、
前記解析処理部による前記合成帯域処理の結果に基づいて、前記目標を検出し、前記移動体の位置と前記目標が存在する位置との間の距離及び方位角と高低角のうち少なくとも一方を算出する検出処理部と、
前記検出処理部によって算出された前記距離及び前記方位角と高低角のうち少なくとも一方に基づいて前記移動体に前記目標を追随させるための誘導信号を生成する目標追随部と、
を備える誘導装置。 - 第1軸と、前記第1軸と交差する第2軸とに沿って配置された複数のアンテナ素子によってそれぞれ受信された受信信号に基づいて検出された目標を追随する飛翔体であって、
前記受信信号は、周波数をステップ状に変化させて送信された電波が前記目標によって反射されて前記アンテナ素子によって受信された信号であり、
前記第1軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第1合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第1合成信号を合成することにより第1マルチ信号を生成し、前記第2軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第2合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第2合成信号を合成することにより第2マルチ信号を生成し、前記第1マルチ信号と前記第2マルチ信号を乗算した信号に対して合成帯域処理を行う解析処理部と、
前記解析処理部による前記合成帯域処理の結果に基づいて、前記目標を検出し、自装置の位置と前記目標が存在する位置との間の距離及び方位角と高低角のうち少なくとも一方を算出する検出処理部と、
前記検出処理部によって算出された前記距離及び前記方位角と高低角のうち少なくとも一方に基づいて前記目標を追随させるための誘導信号を生成する目標追随部と、
前記目標追随部によって生成された誘導信号に基づいて自装置を操舵する操舵部と、
を備える飛翔体。 - 第1軸と、前記第1軸と交差する第2軸とに沿って配置された複数のアンテナ素子によってそれぞれ受信された受信信号に基づいて目標を検出する目標検出方法であって、
前記受信信号は、周波数をステップ状に変化させて送信された電波が前記目標によって反射されて前記アンテナ素子によって受信された信号であり、
解析処理部が、前記第1軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第1合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第1合成信号を合成することにより第1マルチ信号を生成し、前記第2軸に沿ったアンテナ群の受信信号を合成した第2合成信号を、複数の前記アンテナ群についてそれぞれ生成し、生成した複数の前記第2合成信号を合成することにより第2マルチ信号を生成し、前記第1マルチ信号と前記第2マルチ信号を乗算した信号に対して合成帯域処理を行う解析処理ステップと、
検出処理部が、前記解析処理ステップによる前記合成帯域処理の結果に基づいて、前記目標を検出する検出処理ステップと、
を有する目標検出方法。
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富岡 多寿子 他,MUSICを利用した合成帯域レーダの速度推定精度向上方法,電子情報通信学会2012年総合大会講演論文集 通信1,日本,社団法人電子情報通信学会,2012年03月06日,Page: 279,ISSN: 1349-1369 |
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