JP7252838B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機械に関する。
特許文献1には作業機械の一例として電動ショベルが開示されている。電動ショベルは下部走行体及び上部旋回体を備えている。上部旋回体にはブーム、アーム、及びバケット(作業具)が設けられている。ブーム、アーム、及びバケットは電動モータ及び電動シリンダによって駆動される。
特開2003-82707号公報
このような作業機械では、ブームに設けられた電動モータは、ブームの外部に露出して設けられている。このため電動モータが外部から衝撃を受ける可能性がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、高い信頼性を有する作業機械を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業機械は、車両本体と、基端部が前記車両本体に支持されて該車両本体から延びるブームと、前記ブームと前記車両本体とを接続し、前記ブームの延びる方向に対して交差する第一中心軸回りに前記車両本体に対して前記ブームを回動させる第一アクチュエータと、前記第一アクチュエータに接続されて前記第一アクチュエータを動作させる第一電動モータと、を備え、前記ブームは、前記第一中心軸の方向に対向して配置された一対のブーム側板と、前記ブーム側板同士を接続するブーム底板と、を有し、前記第一電動モータは、前記一対のブーム側板と前記ブーム底板とによって囲まれるブーム内空間に配置されており、前記ブームの先端部に支持されて該先端部から延びるアームと、前記ブームと前記アームとを接続し、前記アームの延びる方向に交差する第二中心軸回りに前記アームを回動させる第二アクチュエータと、前記第二アクチュエータを動作させる第二電動モータと、をさらに備え、前記第二電動モータは、前記ブーム内空間に配置されており前記第一アクチュエータは、前記車両本体に接続された第一端、及び、前記ブームに接続された第二端を有し、前記第二アクチュエータは、前記ブームに接続された第一端、及び、前記アームに接続された第二端を有し、前記第一電動モータは、前記第一アクチュエータにおける前記第二端側に配置され、前記第二電動モータは、前記第二アクチュエータにおける前記第一端側に配置されている。
また、本発明の一態様に係る作業機械は、車両本体と、基端部が前記車両本体に支持されて該車両本体から延びるブームと、前記ブームと前記車両本体とを接続し、前記ブームの延びる方向に対して交差する第一中心軸回りに前記車両本体に対して前記ブームを回動させる第一アクチュエータと、前記第一アクチュエータに接続されて前記第一アクチュエータを動作させる第一電動モータと、を備え、前記ブームは、前記第一中心軸の方向に対向して配置された一対のブーム側板と、前記ブーム側板同士を接続するブーム底板と、を有し、前記第一電動モータは、前記一対のブーム側板と前記ブーム底板とによって囲まれるブーム内空間に配置されており、前記第一アクチュエータは、前記車両本体に接続された第一端、及び、前記ブームに接続された第二端を有し、前記第一電動モータは、前記第一アクチュエータにおける前記第二端側に配置されている。
上記態様の作業機械によれば、電動モータへの衝撃を回避でき、高い信頼性を有する。
本発明の実施形態に係るショベルの全体側面図である。 本発明の実施形態に係るショベルのブーム、アーム、及びバケットの側面図であって、ブーム及びアームの内部を透過して示す図である。 本発明の実施形態に係るショベルのブームの側面図である。 本発明の実施形態に係るショベルのブームの斜視図であって、ブームの内部を透過して示す図である。 本発明の実施形態に係るショベルのアームの側面図である。 本発明の実施形態に係るショベルのアームの斜視図であって、アームの内部を透過して示す図である。
以下、本発明の実施形態について図1から図6を参照して詳細に説明する。
<ショベル(作業機械)>
図1に示すように、作業機械としてのショベル100は、車両本体110と、ブーム1と、アーム2と、バケット(作業具)3とを備えている。さらにショベル100は、ブーム1を動作させる第一アクチュエータ4及び第一電動モータ5と、アーム2を動作させる第二アクチュエータ6及び第二電動モータ7と、バケット3を動作させる第三アクチュエータ8及び第三電動モータ9とを備えている。
<車両本体>
車両本体110は、下部走行体121及び上部旋回体111を備えている。以下では、ショベル100が水平面に設置された状態における重力が作用する方向を「上下方向」と称する。
下部走行体121は、左右一対の履帯122を有している。例えば電動モータ(不図示)によって履帯122が駆動されることで下部走行体121が走行可能となっている。電動モータに代えて油圧モータを用いてもよい。下部走行体121の前部には、下部走行体121の車幅方向(以下、単に幅方向と称する)に延びる排土板としてのブレード123が設けられている。ブレード123は、例えば電動アクチュエータを用いて高さ位置が調整可能とされている。
上部旋回体111は下部走行体121の上部に設けられている。上部旋回体111には上記の走行用電動モータ、及び走行用電動モータの動力源となるバッテリやインバータが設置されている。上部旋回体111は、下部走行体121に対して上下方向に延びる軸線回りに旋回可能とされている。
また上部旋回体111にはキャノピー112が設けられている。キャノピー112は運転スペースCAを形成している。即ちキャノピー112は、運転スペースCAの天井部を形成するフード113と、フード113の後部に設けられてフード113から下方に延びる後部支柱114と、フード113の前部に設けられてフード113から下方に延びる前部支柱115とを有している。前部支柱115及び後部支柱114の各々は幅方向に離れた位置に対をなして設けられている。
ここで、下部走行体121の走行方向にかかわらず、運転者の前方後方を、上部旋回体111における「前後方向」と称する。またこの前後方向に交差する車幅方向を「幅方向」と称する。
図1及び図2に示すように、上部旋回体111の前部にはブーム1を支持するブラケット130が設けられている。図2に示すようにブラケット130には、上部旋回体111の幅方向に延びる第一孔130aと、第一孔130aよりも下方で、かつ前方に配置されて第一孔130aと並行に延びる第二孔130bとが設けられている。
<ブーム>
ブーム1は、図2から図4に示すように、一対のブーム側板12と、これらブーム側板12同士を接続するブーム底板13と、これらブーム側板12及びブーム底板13を車両本体110に支持させるブーム支持部14と、ブーム側板12に設けられてアーム2を支持するアーム支持部16と、を有している。またブーム1は、一対のブーム側板12同士を接続するブーム仕切部材17をさらに有している。
<ブーム支持部>
図2から図4に示すように、ブーム支持部14はブーム1の基端部に設けられている。ブーム支持部14には、上部旋回体111の幅方向に貫通する第一貫通孔14aが設けられている。この第一貫通孔14aには幅方向に延びる第一ピンP1が挿通される。第一ピンP1の回転中心を第一中心軸O1とする。第一ピンP1が車両本体110のブラケット130の第二孔130bに挿通されることで、ブーム支持部14が上部旋回体111に対して第一中心軸O1回りに回動可能に支持されている。
<ブーム側板>
一対のブーム側板12は、図4に示すように第一中心軸O1の方向、即ち上部旋回体111の幅方向に間隔をあけて対向して配置されている。また図3に示すように各々のブーム側板12は、ブーム1の基端部となる基端部12xから、ブーム1の先端部となる先端部12yに向かってブーム底板13からの立設方向の寸法(板幅寸法)が徐々に大きくなった後に、徐々に小さくなるような形状をなしている。よって、ブーム側板12の延在方向Daの中央部で最も板幅寸法が大きくなっている。またブーム側板12同士は、図4に示すように基端部12xから先端部12yに向かって互いに並行に延びた後に、互いに離れるように屈曲又は湾曲し、その後さらに互いに近づくように屈曲又は湾曲して最後は並行に延在方向Daの中央部、及び先端部12yに向かって延びている。
一対のブーム側板12の基端部12xは、ブーム支持部14と一体に設けられていることでそれぞれのブーム側板12はブーム支持部14から離れるように延びている。
<アーム支持部>
アーム支持部16は、図4に示すように第一中心軸O1の方向、即ち上部旋回体111の幅方向に間隔をあけて対向して配置されている。また各々のアーム支持部16は板状をなしている。
図3及び図4に示すようにアーム支持部16はブーム側板12の先端部12yに設けられている。一対のアーム支持部16は、一対のブーム側板12を挟み込むように、各々のブーム側板12の外面に設けられている。各々のアーム支持部16は各々のブーム側板12の先端部12yからブーム側板12の延在方向Daに突出して設けられている。アーム支持部16におけるブーム側板12から突出する部分には上部旋回体111の幅方向に貫通する第二貫通孔16aが設けられている。この第二貫通孔16aには幅方向に延びる第二ピンP2が挿通される。第二ピンP2の回転中心を第二中心軸O2とする。
<ブーム底板>
ブーム底板13は、図4に示すように板状をなしている。ブーム底板13は、ブーム側板12の延在方向Daに沿って設けられている。図3及び図4に示すように、ブーム底板13は一対のブーム側板12同士を接続している。具体的にはブーム底板13における第一中心軸O1が延びる方向、即ち幅方向の両縁部に、ブーム底板13と一体に一対のブーム側板12が設けられている。ブーム1の全体が上下方向に沿って配置された状態ではブーム底板13からはブーム側板12が上部旋回体111側に向かって立設されている。以下、ブーム底板13からブーム側板12が立設する方向を第一方向D1とする。第一方向D1は延在方向Daに交差する方向である。ブーム底板13は、延在方向Daの中央部で第一方向D1に凸となるように屈曲又は湾曲している。
図4に示すようにブーム底板13からは、ブーム側板12の先端部12y側でブーム側板12の立設方向、即ち第一方向D1に突出するとともに、一対のブーム側板12同士を接続する先端凸部18が設けられている。先端凸部18は板状の部材をブーム底板13及びブーム側板12に溶接等で接合することでブーム底板13及びブーム側板12と一体に設けられている。よって先端凸部18はブーム底板13上で一対のブーム側板12によって挟まれて設けられている。
先端凸部18は、図4に示すようにブーム底板13における延在方向Daの中央部寄りの位置でブーム底板13から第一方向D1に離れるに従って、ブーム側板12の先端部12yに向かうように傾斜する傾斜面18aを備えている。先端凸部18は、傾斜面18aから屈曲又は湾曲して連続して先端部12yに向かう平面状の上面18bをさらに備えている。
先端凸部18の上面18bは、ブーム側板12における上縁部、即ちブーム底板13から第一方向D1に離れた側の縁部よりもブーム底板13に近い側に配置されている。これにより、先端凸部18の上面18bと一対のブーム側板12とによって挟まれるとともに、上面18bの第一方向D1側には先端側空間TS1が形成されている。先端凸部18には、一方のブーム側板12に隣接する位置で、ブーム1の延びる方向に貫通するとともに傾斜面18aに開口する通路18cが設けられている。
またブーム底板13からは、ブーム側板12の基端部12x側で第一方向D1に突出するとともに、一対のブーム側板12同士を接続する基端凸部19が設けられている。よって基端凸部19はブーム底板13上で一対のブーム側板12によって挟まれて設けられている。
図4に示すように、基端凸部19はブーム底板13における延在方向Daの中央部寄りの位置でブーム底板13から第一方向D1に離れるに従って、ブーム側板12の基端部12xに向かうように傾斜した傾斜面19aを備えている。基端凸部19は、傾斜面19aから屈曲又は湾曲して連続して基端部12xに向かう平面状の上面19bをさらに備えている。上面19bは、ブーム側板12における上縁部、即ちブーム底板13から第一方向D1に離れた側の縁部よりもブーム底板13に近い側に配置されている。これにより、基端凸部19の上面19bと一対のブーム側板12によって挟まれるとともに、上面19bの第一方向D1側には基端側空間PS1が形成されている。
ここでブーム底板13と一対のブーム側板12とで囲まれ、先端凸部18における傾斜面18aと、基端凸部19における傾斜面19aとの間でブーム底板13の第一方向D1側に形成された空間をブーム内空間S1とする。ブーム内空間S1はブーム側板12の延在方向Daの中央部に配置されている。
<ブーム仕切部材>
ブーム仕切部材17は、図4に示すように板状をなしている。ブーム仕切部材17は、ブーム内空間S1内に配置されて一対のブーム側板12同士を接続している。具体的にはブーム仕切部材17はブーム底板13とは離れた位置に設けられて、延在方向Daの途中でブーム内空間S1を仕切っている。ブーム仕切部材17を挟んで延在方向Daの両側には、一対のブーム側板12の各々における上記の上縁部に近接した位置で上部旋回体111の幅方向に貫通する第一アクチュエータ孔12aと第二アクチュエータ孔12bとが設けられている。
第一アクチュエータ孔12aは、第二アクチュエータ孔12bよりもブーム側板12の基端部12x側に設けられている。第一アクチュエータ孔12a及び第二アクチュエータ孔12bの中心軸は、第一貫通孔14a及び第二貫通孔16aの中心軸と並行に設けられている。
<アーム>
アーム2は、図2、図5、及び図6に示すように、ブーム側板12の先端部12yのアーム支持部16から離れる方向に延びる一対のアーム側板21と、一対のアーム側板21同士を接続するアーム底板22と、アーム側板21に設けられて作業具としてのバケット3を支持する作業具支持部23とを有している。またアーム2は、一対のアーム側板21同士の間を接続するアーム仕切部材24をさらに有している。
<アーム側板>
一対のアーム側板21は、図5及び図6に示すように、第二中心軸O2の方向、即ち上部旋回体111の幅方向に間隔をあけて対向して配置されている。アーム側板21はブーム1の先端部から離れる方向(延在方向Db)に延びている。ブーム1の先端部側となる一対のアーム側板21の基端部21xには、上部旋回体111の幅方向に貫通するブーム接続孔21aが設けられている。このブーム接続孔21aはアーム底板22に隣接する位置に設けられている。このブーム接続孔21aには上記第二ピンP2が挿通される。
図5に示すように、ブーム接続孔21aよりもアーム側板21における上縁部、即ちアーム底板22から離れた側の縁部に近い位置で、かつ、ブーム接続孔21aよりもアーム側板21におけるさらに基端部21x側には、上部旋回体111の幅方向に貫通するアクチュエータ接続孔21bが設けられている。また、アクチュエータ接続孔21bと並行に、上部旋回体111の幅方向にアーム側板21を貫通する第三アクチュエータ孔21cが設けられている。第三アクチュエータ孔21cはブーム接続孔21aに対してアーム側板21の上記の上縁部に近い位置に設けられている。
各々のアーム側板21は、基端部21xにおけるアクチュエータ接続孔21bが設けられた位置から先端部21yに向かって、アーム底板22からの立設方向の寸法(板幅寸法)が徐々に大きくなった後に、徐々に小さくなる。アーム側板21における最も板幅寸法が大きくなっている位置にブーム接続孔21a及び第三アクチュエータ孔21cが設けられている。
図2に示すように、一対のアーム側板21が一対のアーム支持部16によって挟み込まれ、第二ピンP2がブーム接続孔21aと第二貫通孔16aに挿通されることで、一対のアーム側板21がブーム1におけるアーム支持部16によって支持されている。これによりアーム2がブーム1に対して第二中心軸O2回りに回動可能となっている。
<作業具支持部>
作業具支持部23は、図5及び図6に示すようにアーム側板21の先端部21yに一対のアーム側板21同士の間にわたって設けられている。作業具支持部23には、上部旋回体111の幅方向に貫通する第三貫通孔23aが設けられている。この第三貫通孔23aには幅方向に延びる第三ピンP3が挿通される。第三ピンP3の回転中心を第三中心軸O3とする。第三貫通孔23aに隣接して、第三貫通孔23aよりもアーム側板21の基端部21x側には一対のアーム側板21の各々から離れる方向に突出するようにリンク支持部25が設けられている。このリンク支持部25には第三貫通孔23aと並行に延びる第一リンク接続孔25aが設けられている。
<アーム底板>
アーム底板22は、図5及び図6に示すように平板状をなしている。そしてアーム底板22は一対のアーム側板21同士を接続している。具体的にはアーム底板22における第三中心軸O3が延びる方向、即ち幅方向の両縁部に、アーム底板22と一体に一対のアーム側板21が設けられている。アーム底板22は、アーム側板21の延在方向Dbに沿って設けられている。アーム2の全体が上下方向に沿って配置された状態ではアーム底板22からはアーム側板21が上部旋回体111と離れる方向に立設されている。以下、アーム底板22からアーム側板21が立設する方向を第二方向D2とする。第二方向D2は延在方向Dbに交差する方向である。
図6に示すように、アーム底板22からは、アーム側板21の先端部21y側でアーム側板21の立設方向、即ち第二方向D2に突出するとともに一対アーム側板21同士を接続する先端凸部26がアーム側板21の延在方向Dbの中央部から先端部21yにわたって設けられている。先端凸部26は板状の部材をアーム底板22及びアーム側板21に溶接等で接合することでアーム底板22及びアーム側板21と一体に設けられている。よって先端凸部26はアーム底板22上で一対のアーム側板21によって挟まれて設けられている。
先端凸部26は、図6に示すようにアーム側板21における延在方向Dbの中央部寄りの位置にアーム底板22から第二方向D2に離れるに従って、アーム側板21の先端部21yに向かうように傾斜する傾斜面26aを備えている。先端凸部26は、傾斜面26aから屈曲又は湾曲して連続する平面状の上面26bをさらに備えている。上面26bは、アーム側板21における上縁部、即ちアーム底板22から第二方向D2に離れた側の縁部よりもアーム底板22に近い側に配置されている。これにより、先端凸部26の上面26bと一対のアーム側板21とによって挟まれるとともに、上面26bの第二方向D2側には先端側空間TS2が形成されている。
ここでアーム底板22と一対のアーム側板21とで囲まれ、先端凸部26における傾斜面26aとアーム仕切部材24との間でアーム底板22の第二方向D2側に形成された空間をアーム内空間S2とする。
<アーム仕切部材>
アーム仕切部材24は、図6に示すように板状をなしている。アーム仕切部材24は、図2及び図6に示すように、一対のアーム側板21同士を接続している。アーム仕切部材24はアーム底板22とは離れた位置に設けられて、延在方向Dbの途中でアーム内空間S2を仕切っている。アーム仕切部材24はアーム底板22から離れるに従ってアーム側板21の基端部21xに向かった後に、先端部21y側に屈曲又は湾曲して基端部21xに向かって延びるV字板状をなす(図2参照)。
<バケット>
作業具としてのバケット3には、図1及び図2に示すように上部旋回体111の幅方向に貫通する作業具貫通孔31aが設けられている。またバケット3には、作業具貫通孔31aに隣接して作業具貫通孔31aに対してアーム側板21の先端部21yから離れた位置に作業具貫通孔31aと並行に延びる第二リンク接続孔31bが設けられている。
作業具貫通孔31aにアーム2における作業具支持部23の第三貫通孔23aとともに第三ピンP3が挿通されることで、バケット3がアーム2に対して第三中心軸O3回りに回動可能に支持されている。
<第一アクチュエータ>
第一アクチュエータ4は、図2に示すようにブーム1の延びる方向に沿って伸縮する棒状をなす。第一アクチュエータ4は詳細な図示は省略するが、例えばボールねじを用いた構造を有している。第一アクチュエータ4の第一端は、ブラケット130の第一孔130aにピンPaによって接続されて、ブラケット130に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能にブラケット130を介して上部旋回体111に支持されている。
第一アクチュエータ4の第二端は、ブーム1の第一アクチュエータ孔12aにピンPbによって接続されて、ブーム1に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能にブーム1に支持されている。これにより第一アクチュエータ4はブーム仕切部材17よりもブーム側板12の基端部12x側に配置されている。
<第一電動モータ>
第一電動モータ5は、図2に示すように第一アクチュエータ4に隣接して設けられ、前述したバッテリを動力源として第一アクチュエータ4を動作させる。第一電動モータ5によって第一アクチュエータ4が動作させられることで、第一アクチュエータ4が伸縮し、車両本体110の上部旋回体111に対して中心軸O1回りにブーム1が回動する。
本実施形態では第一電動モータ5は第一アクチュエータ4よりもブーム底板13に近い位置に配置されて、ブーム底板13と第一アクチュエータ4との間に配置されている。そして第一電動モータ5は、ブーム内空間S1に配置されている。第一電動モータ5と第一アクチュエータ4との間には例えば遊星歯車機構やプーリーを用いた第一動力伝達機構41が設けられている。
本実施形態では第一動力伝達機構41は第一アクチュエータ4の第二端に設けられて、第一電動モータ5は、第一アクチュエータ4における第二端側に配置されている。第一電動モータ5からは配線42が延びている。配線42は、ブーム1の基端凸部19の傾斜面19a及び上面19bに沿って延び、ブラケット130内を通じて上部旋回体111に設けられた不図示の動力源に接続されている。よって配線42は、ブーム内空間S1及び基端側空間PS1に配置されている。ここで、第一電動モータ5は、ブーム1の姿勢にかかわらず、常にブーム内空間S1に配置されている。また第一電動モータ5、及び配線42は、ブーム仕切部材17よりもブーム側板12の基端部12x側に配置されている。
<第二アクチュエータ>
第二アクチュエータ6は、図2に示すように第一アクチュエータ4と同様の構成を有する。第二アクチュエータ6の第一端は、ブーム1の第二アクチュエータ孔12bにピンPcによって接続されて、ブーム1に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能にブーム1に支持されている。
第二アクチュエータ6の第二端は、アーム2のアクチュエータ接続孔21bにピンPdによって接続されて、アーム2に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能にアーム2に支持されている。これにより第二アクチュエータ6はブーム仕切部材17よりもブーム側板12の先端部12y側に配置されている。
<第二電動モータ>
第二電動モータ7は、第一電動モータ5と同様の構成を有し、図2に示すように第二アクチュエータ6に隣接して設けられ、前述したバッテリを動力源として第二アクチュエータ6を動作させる。第二電動モータ7によって第二アクチュエータ6が動作させられることで、第二アクチュエータ6が伸縮し、ブーム1に対してアーム2が第二中心軸回りに回動する。
本実施形態では第二電動モータ7は第二アクチュエータ6よりもブーム底板13に近い位置に配置されて、ブーム底板13と第二アクチュエータ6との間に配置されている。そして第二電動モータ7は、ブーム内空間S1に配置されている。第二電動モータ7と第二アクチュエータ6との間には第二動力伝達機構44が設けられている。第二動力伝達機構44は第一動力伝達機構41と同様の構成を有している。
本実施形態では、第二動力伝達機構44は第二アクチュエータ6の第一端に設けられて、第二電動モータ7は、第二アクチュエータ6における第一端側に配置されている。第二電動モータ7からは配線45が延びている。配線45は、第一電動モータ5に向かって第一電動モータ5の配線42とともに、ブーム1の基端凸部19の傾斜面19a及び上面19bに沿って延び、ブラケット130内を通じて上部旋回体111に設けられた不図示の動力源に接続されている。よって配線45は、ブーム内空間S1及び基端側空間PS1に配置されている。ここで、第二電動モータ7は、アーム2の姿勢にかかわらず、常にブーム内空間S1に配置されている。また第二電動モータ7、及び配線45は、ブーム仕切部材17よりもブーム側板12の先端部12y側に配置されて、かつ、第二電動モータ7と第一電動モータ5とはブーム内空間S1で近接した位置に設けられている。
<第三アクチュエータ>
第三アクチュエータ8は、図2に示すように第一アクチュエータ4及び第二アクチュエータ6と同様の構成を有する。第三アクチュエータ8の第一端は、アーム2の第三アクチュエータ孔21cにピンPeによって接続されている。よって第三アクチュエータ8は、アーム2に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能にアーム2に支持されている。
第三アクチュエータ8の第二端には、第一リンク部材51が設けられている。第一リンク部材51の第一端には上部旋回体111の幅方向に貫通する第一リンク貫通孔51aが設けられている。第三アクチュエータ8の第二端は、第一リンク貫通孔51aにピンPfによって接続されている。よって第三アクチュエータ8は、第一リンク部材51に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能に第一リンク部材51を支持している。
また第一リンク部材51の第二端には上部旋回体111の幅方向に貫通する第二リンク貫通孔51bが設けられている。第二リンク貫通孔51bは、アーム2の第一リンク接続孔25aにピンPgによって接続されている。よって第一リンク部材51はアーム2に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能に、アーム2に支持されている。
また第三アクチュエータ8には第二リンク部材52が設けられている。第二リンク部材52の第一端には上部旋回体111の幅方向に貫通する第三リンク貫通孔52aが設けられている。第三リンク貫通孔52aは第三アクチュエータ8の第二端及び第一リンク貫通孔51aとともにピンPfによって接続されている。よって第二リンク部材52は、第三アクチュエータ8の第二端及び第一リンク部材51に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能に設けられている。
さらに第二リンク部材52の第二端には、上部旋回体111の幅方向に貫通する第四リンク貫通孔52bが設けられている。第四リンク貫通孔52bはバケット3の第二リンク接続孔31bにピンPhによって接続されている。よって第二リンク部材52は、バケット3に対して上部旋回体111の幅方向に延びる中心軸回りに回動可能に設けられている。第三アクチュエータ8は、アーム仕切部材24よりもアーム側板21の先端部21y側に配置されている。
<第三電動モータ>
第三電動モータ9は、第一電動モータ5及び第二電動モータ7と同様の構成を有し、図2に示すように第三アクチュエータ8に隣接して設けられ、前述したバッテリを動力源として第三アクチュエータ8を動作させる。第三電動モータ9によって第三アクチュエータ8が動作させられることで、第三アクチュエータ8が伸縮し、第一リンク部材51及び第二リンク部材52によってアーム2に対してバケット3が中心軸O3回りに回動する。
本実施形態では第三電動モータ9は第三アクチュエータ8よりもアーム底板22に近い位置に配置されて、アーム底板22と第三アクチュエータ8との間に配置されている。そして第三電動モータ9は、アーム内空間S2に配置されている。第三電動モータ9と第三アクチュエータ8との間には第三動力伝達機構47が設けられている。第三動力伝達機構47は第一動力伝達機構41及び第二動力伝達機構44と同様の構成を有している。
本実施形態では、第三動力伝達機構47は第三アクチュエータ8の第一端に設けられて、第三電動モータ9は、第三アクチュエータ8における第一端側に配置されている。第三電動モータ9からは配線48が延びている。配線48は、ブーム1に向かって延びてブーム1の先端凸部18に設けられた図4に示す通路18cを通過している。さらに配線48は第一電動モータ5及び第二電動モータ7に向かって第一電動モータ5及び第二電動モータ7の配線42、45とともに、ブーム1の基端凸部19の傾斜面19a及び上面19bに沿って延び、ブラケット130内を通じて上部旋回体111に設けられた不図示の動力源に接続されている。よって配線48は、ブーム内空間S1及び基端側空間PS1に配置されている。ここで、第三電動モータ9は、バケット3の姿勢にかかわらず、常にアーム内空間S2に配置されている。また第三電動モータ9、及び配線48は、アーム仕切部材24よりもアーム側板21の先端部21y側に配置されている。
<作用効果>
上記構成のショベル100では、第一電動モータ5がブーム内空間S1に配置されている。即ち、第一電動モータ5は一対のブーム側板12とブーム底板13との間に囲まれて設けられている。従って、第一電動モータ5がブーム1から露出していない。
この結果、ショベル100で作業を行っている際に第一電動モータ5が衝撃を受けてしまうことを回避でき、作業を継続することができ、安定してショベル100を動作させることができる。よってショベル100の信頼性が高まる。
また、第二電動モータ7も同様にブーム内空間S1に配置されている。よって第二電動モータ7がブーム1から露出しておらず、ショベル100で作業を行っている際に第二電動モータ7が衝撃を受けてしまうことを回避でき、ショベル100の信頼性が高まる。
また、第三電動モータ9はアーム内空間S2に配置されている。即ち、第三電動モータ9は一対のアーム側板21とアーム底板22との間に囲まれて設けられている。よって第三電動モータ9がアーム2から露出しておらず、ショベル100で作業を行っている際に第三電動モータ9が衝撃を受けてしまうことを回避でき、ショベル100の信頼性が高まる。
また、第一電動モータ5がブーム底板13と第一アクチュエータ4との間に配置されていることで、第一電動モータ5を第一アクチュエータ4によって保護することができる。この結果、第一電動モータ5への衝撃をさらに回避できる。
同様に、第二電動モータ7がブーム底板13と第二アクチュエータ6との間に配置されていることで、第二電動モータ7を第二アクチュエータ6によって保護することができる。この結果、第二電動モータ7への衝撃をさらに回避できる。
また、第三電動モータ9がアーム底板22と第三アクチュエータ8との間に配置されていることで、第三電動モータ9を第三アクチュエータ8によって保護することができる。この結果、第三電動モータ9への衝撃をさらに回避できる。
また、第一電動モータ5と第二電動モータ7とは、いずれもブーム内空間S1に配置されている。この結果、ブーム1の延びる方向の中央部に集中して第一電動モータ5と第二電動モータ7とが設けられている。従って、第一電動モータ5及び第二電動モータ7のメンテナンスを一か所で行うことができ、メンテナンス性を向上できる。
また、ブーム仕切部材17を一対のブーム側板12を接続するように設けたことで、ブーム1の強度を向上できる。即ち、ブーム側板12におけるブーム底板13からの立設寸法(第一方向D1の寸法)が、延在方向Daの中央部で最も大きくなっているが、その位置にブーム仕切部材17を設けたことでブーム側板12のたわみを抑制することができる。
同様にアーム仕切部材24を一対のアーム側板21を接続するように設けたことで、アーム2の強度を向上できる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、ブーム1が、ブーム底板13に対向して配置され、一対のブーム側板12同士を接続する天板をさらに有してもよい。この場合、ブーム1は蓋の有る箱状をなし、ブーム内空間S1は上下左右をブーム底板13、ブーム側板12、及び天板によって囲まれた空間となる。この場合、第一電動モータ5及び第二電動モータ7がブーム側板12の立設方向からも囲まれるため、第一電動モータ5及び第二電動モータ7への衝撃をさらに回避することができる。
同様に、アーム2が、アーム底板22に対向して配置され、一対のアーム側板21同士を接続する天板をさらに有していてもよい。この場合、アーム2は蓋の有る箱状をなし、アーム内空間S2は上下左右をブーム底板13、ブーム側板12、及び天板によって囲まれた空間となる。この場合、第三電動モータ9がアーム側板21の立設方向からも囲まれるため、第三電動モータ9への衝撃をさらに回避することができる。
また、第一電動モータ5の位置と第一アクチュエータ4の位置とが逆になっていてもよい。即ち、第一アクチュエータ4が第一電動モータ5とブーム底板13とで挟まれるように設けられていてもよい。第二電動モータ7の位置と第二アクチュエータ6の位置とが逆になっていてもよく、第三電動モータ9の位置と第三アクチュエータ8の位置とが逆になっていてもよい。また、第三電動モータ9はアーム2から露出していてもよい。
また実施形態では、作業機械の例としてショベル100について説明したがこれに限定されることはない。例えば、アーム2を備えないクレーンやパイプレイヤーに本実施形態に係る発明を適用してもよい。また、作業具の例としてバケット3をアーム2に設けた例について説明したが、バケット3に代えて圧砕具や、切断機等をアーム2に設けたショベル100に本実施形態に係る発明を適用してもよい。
1…ブーム 2…アーム 3…バケット 4…第一アクチュエータ 5…第一電動モータ 6…第二アクチュエータ 7…第二電動モータ 8…第三アクチュエータ 9…第三電動モータ 12…ブーム側板 12a…第一アクチュエータ孔 12b…第二アクチュエータ孔 12x…基端部 12y…先端部 13…ブーム底板 14…ブーム支持部 14a…第一貫通孔 16…アーム支持部 16a…第二貫通孔 17…ブーム仕切部材 18…先端凸部 18a…傾斜面 18b…上面 18c…通路 19…基端凸部 19a…傾斜面 19b…上面 21…アーム側板 21a…ブーム接続孔 21b…アクチュエータ接続孔 21c…第三アクチュエータ孔 21x…基端部 21y…先端部 22…アーム底板 23…作業具支持部 23a…第三貫通孔 24…アーム仕切部材 25…リンク支持部 25a…第一リンク接続孔 26…先端凸部 26a…傾斜面 26b…上面 31a…作業具貫通孔 31b…第二リンク接続孔 41…第一動力伝達機構 42…配線 44…第二動力伝達機構 45…配線 47…第三動力伝達機構 48…配線 51…第一リンク部材 51a…第一リンク貫通孔 51b…第二リンク貫通孔 52…第二リンク部材 52a…第三リンク貫通孔 52b…第四リンク貫通孔 100…ショベル 110…車両本体 111…上部旋回体 112…キャノピー 113…フード 114…後部支柱 115…前部支柱 121…下部走行体 122…履帯 123…ブレード 130…ブラケット 130a…第一孔 130b…第二孔 O1…第一中心軸 O2…第二中心軸 O3…第三中心軸 S1…ブーム内空間 S2…アーム内空間 PS1…基端側空間 TS1…先端側空間 TS2…先端側空間 P1…第一ピン P2…第二ピン P3…第三ピン Pa、Pb、Pc、Pd、Pf、Pg、Ph…ピン CA…運転スペース D1…第一方向 D2…第二方向 Da…延在方向 Db…延在方向

Claims (7)

  1. 車両本体と、
    基端部が前記車両本体に支持されて該車両本体から延びるブームと、
    前記ブームと前記車両本体とを接続し、前記ブームの延びる方向に対して交差する第一中心軸回りに前記車両本体に対して前記ブームを回動させる第一アクチュエータと、
    前記第一アクチュエータに接続されて前記第一アクチュエータを動作させる第一電動モータと、
    を備え、
    前記ブームは、
    前記第一中心軸の方向に対向して配置された一対のブーム側板と、
    前記ブーム側板同士を接続するブーム底板と、
    を有し、
    前記第一電動モータは、前記一対のブーム側板と前記ブーム底板とによって囲まれるブーム内空間に配置されており、
    前記ブームの先端部に支持されて該先端部から延びるアームと、
    前記ブームと前記アームとを接続し、前記アームの延びる方向に交差する第二中心軸回りに前記アームを回動させる第二アクチュエータと、
    前記第二アクチュエータを動作させる第二電動モータと、
    をさらに備え、
    前記第二電動モータは、前記ブーム内空間に配置されており、
    前記第一アクチュエータは、前記車両本体に接続された第一端、及び、前記ブームに接続された第二端を有し、
    前記第二アクチュエータは、前記ブームに接続された第一端、及び、前記アームに接続された第二端を有し、
    前記第一電動モータは、前記第一アクチュエータにおける前記第二端側に配置され、
    前記第二電動モータは、前記第二アクチュエータにおける前記第一端側に配置されている作業機械。
  2. 前記ブームにおける前記先端部には、前記ブーム底板から突出するとともに前記一対の
    ブーム側板を接続する先端凸部が設けられ、
    前記ブームにおける前記基端部には、前記ブーム底板から突出するとともに前記一対のブーム側板を接続する基端凸部が設けられ、
    前記ブーム内空間は、先端凸部と前記基端凸部との間に形成されている請求項に記載の作業機械。
  3. 前記第一電動モータは、前記ブーム底板と前記第一アクチュエータとの間に配置されている請求項1又は2に記載の作業機械。
  4. 前記第二電動モータは、前記ブーム底板と前記第二アクチュエータとの間に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の作業機械。
  5. 前記アームに支持される作業具と、
    前記作業具と前記アームとを接続し、前記アームの延びる方向に交差する第三中心軸回りに前記作業具を回動させる第三アクチュエータと、
    前記第三アクチュエータを動作させる第三電動モータと、
    を備え、
    前記アームは、前記第三中心軸の方向に対向して配置された一対のアーム側板と、
    前記アーム側板同士を接続するアーム底板と、
    を有し、
    前記第三電動モータは、前記一対のアーム側板と前記アーム底板とによって囲まれるアーム内空間に配置されている請求項1から4のいずれか一項に記載の作業機械。
  6. 前記ブームは、前記一対のブーム側板同士を接続するとともに、前記ブーム内空間を前記ブームの延びる方向の途中で仕切部材をさらに有する請求項1から5のいずれか一項に記載の作業機械。
  7. 車両本体と、
    基端部が前記車両本体に支持されて該車両本体から延びるブームと、
    前記ブームと前記車両本体とを接続し、前記ブームの延びる方向に対して交差する第一中心軸回りに前記車両本体に対して前記ブームを回動させる第一アクチュエータと、
    前記第一アクチュエータに接続されて前記第一アクチュエータを動作させる第一電動モータと、
    を備え、
    前記ブームは、
    前記第一中心軸の方向に対向して配置された一対のブーム側板と、
    前記ブーム側板同士を接続するブーム底板と、
    を有し、
    前記第一電動モータは、前記一対のブーム側板と前記ブーム底板とによって囲まれるブーム内空間に配置されており、
    前記第一アクチュエータは、前記車両本体に接続された第一端、及び、前記ブームに接続された第二端を有し、
    前記第一電動モータは、前記第一アクチュエータにおける前記第二端側に配置されている作業機械。
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