JP6734223B2 - 油圧ショベル - Google Patents
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Description
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る油圧ショベルの全体構成を表す側面図である。なお、図1はアタッチメントとしてバケットを装着した状態を、図2はアタッチメントとしてブレーカを装着した状態を表している。以下の説明において油圧ショベル100の運転席の前方(同図では左)を前方とする。
走行体10は油圧ショベル100が自力走行するための履帯式(クローラ式)の走行体であり、トラックフレーム11、左右の走行装置12及びアウトリガー13を備えている。トラックフレーム11は走行体10のフレームをなすもので、センタフレーム(不図示)、左右のリンク(不図示)及び左右のサイドフレーム16からなり、閉脚時に平面視でH型になるように形成されている。センタフレームの後部(図1では右側部分)に上記アウトリガー13が設けられている。掘削作業の邪魔になり得るためセンタフレームの前部にアウトリガーは設けられておらず、アウトリガー13は後部のみに存在する。アウトリガー13は図示しないシリンダによって上下に揺動し、場面に応じて高さを調節することで作業中における油圧ショベル100の後傾を抑制することができる。
図5は旋回体30のフレーム構造を表した斜視図である。ここでは図5を先の各図と共に参照する。旋回体30は、旋回フレーム31、運転席32、カウンタウェイト33及び機械室34等を備えている。旋回フレーム31は旋回体30のベースフレームであり、旋回輪25を介してトラックフレーム11(センタフレーム)の上部に設けられている。旋回フレーム31には旋回輪25の付近に旋回モータ(不図示)が搭載され、旋回モータの出力軸が旋回輪25に設けた歯車と噛み合うことで、走行体10に対して旋回体30が鉛直な旋回中心Cを軸にして旋回する。旋回モータには電動モータを用いることもできるが、本実施形態では油圧モータが用いてある。
作業機40は作業腕41及びアタッチメントである作業具44を含む多関節型のフロント作業機である。この作業機40は、旋回体30上における旋回体30の中央より右側であって後述するキャノピ50の側方位置に回動基端が位置するように取り付けられている。作業腕41は、ブーム42、アーム43、ブームシリンダ(不図示)、アームシリンダ46及び作業具シリンダ47を備えている。ブーム42は旋回体30の前部(上記作業機ブラケット31e)に回動可能に連結され、アーム43はブーム42の先端に、作業具44はアーム43の先端に、それぞれ回動可能に連結されている。ブーム42、アーム43及び作業具44はいずれも左右に水平に延びる回転軸を支点にして回動する。図1では作業具44としてバケットを、図2では作業具44としてブレーカを装着した例を表しているが、装着されるアタッチメントの種類はこれらに限られない。また、ブームシリンダは旋回体30及びブーム42に、アームシリンダ46はブーム42及びアーム43に、それぞれ両端が連結されている。作業具シリンダ47は、基端がアーム43に連結される一方、先端がリンク48を介してアーム43の先端部及び作業具44に連結されている。ブームシリンダ、アームシリンダ46及び作業具シリンダ47はいずれも油圧アクチュエータであり、油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され、伸縮動作により作業機40を駆動する。
図6は旋回体30の要部の側面図、図7は後面図、図8は平面図、図9は第1支柱の取り付け部の斜視図、図10は旋回体におけるキャノピの支柱の基部の位置を表した模式平面図である。旋回体30の上部にはキャノピ50が設けられており、このキャノピ50によって運転席32の上方が覆われている。キャノピ50は、第1支柱51、第2支柱52、第3支柱53及びルーフ54を備えている。第1支柱51、第2支柱52及び第3支柱53は断面円形で中空のパイプ材で形成された柱であり、第1支柱51はルーフ54の右前の角、第2支柱52はルーフ54の右後の角、第3支柱55はルーフ54の左後の角を支持している。
山岳地で鉄塔の深礎杭孔として縦孔Hを掘削する場合、例えば現地で組み立てた分解型油圧ショベルで地表面から一定の深さまで縦孔Hを掘削し、その後クレーン等で油圧ショベル100を縦孔Hの内部に投入する。油圧ショベル100を操作する際、オペレータは運転席32に座って操作装置36を適宜操作する。これにより走行体10によって油圧ショベル100を移動させたり、作業機40によって掘削作業をしたり旋回体30を旋回させたりすることができる。掘削作業は、例えば図1に示したように作業具44としてバケットを用いて縦孔Hの底部を掘削したり、必要に応じて図2のように作業具44としてブレーカを用いて縦孔Hの底面の岩盤を破砕したりする。掘削した土砂や礫等はバケットで掬って別途用意した容器に積み込み、クレーン等で容器を吊り上げて縦孔Hの外に運び出す。また図4に示したように開脚して左右の走行装置12の間の領域を掘削する必要がある場合、開脚用のシリンダ(不図示)を伸長させる。
(1)仮に旋回体30における左右方向の中央に運転席32が配置されていれば、支柱ブラケット31cが運転席32よりも左右両側に長く伸びる。この場合は位置P3を運転席32よりも左側に配置する余裕があり、第3支柱53を運転席32の左側に配置することができる。従って後方から見て第3支柱53が運転席32と重なることがなく、運転席からの後方の視界性にはさほど影響しない。
以上の実施形態では、運転席32が旋回体30における左側にオフセットして配置された構成を例に挙げて説明したが、運転席32は旋回体30における左右方向の一方側にオフセットした位置に配置されていれば良い。従って運転席32は旋回体30における右側に配置されていても良い。この場合、第3支柱53は第1支柱51及び第2支柱52よりも右側に配置され、上方に向かって右側に傾斜して延びる構成となる。
Claims (4)
- 走行体、前記走行体の上部に旋回可能に設けた旋回体、及び前記旋回体に取り付けた作業機を備え、前記旋回体が、前記作業機の油圧アクチュエータを駆動する圧油を吐出する油圧ポンプ、前記油圧ポンプを駆動する原動機、後端に設けたカウンタウェイト、旋回中心に対して左右方向の一方側でかつ後側にオフセットして配置された運転席、及び前記運転席の上方を覆うキャノピを備えており、前記キャノピが、前記運転席より前側でかつ左右方向の他方側の位置から立ち上がる第1支柱、前記運転席より後側でかつ左右方向の他方側の位置から立ち上がる第2支柱、前記運転席の後側の位置から立ち上がる第3支柱、並びに前記第1支柱、前記第2支柱及び第3支柱で支持されて前記運転席の上方に配置されたルーフを備えた油圧ショベルにおいて、
前記走行体が、前記旋回体を支持するセンタフレーム、前記センタフレームに対して回動可能に連結されて互いの前部の間隔を拡大してV字型に開脚可能な左右の走行装置、及び前記左右の走行装置を開脚及び閉脚させるシリンダを備え、
前記走行装置の前後方向の寸法が、前記旋回体の前後方向の長さ以下で、かつ前記左右の走行装置が平行なときの前記走行体の車幅方向の長さとなるように設定され、
前記第1支柱は前記ルーフの右前の角、前記第2支柱は前記ルーフの右後の角、前記第3支柱は前記ルーフの左後の角を支持しており、
前記第3支柱が、上方から見て前記旋回体の外縁より内側に収まっており、上方に向かって左右方向の一方側で且つ前側に傾斜して延び、前記第2支柱が、前記第3支柱と共に前傾している
ことを特徴とする油圧ショベル。 - 請求項1に記載の油圧ショベルにおいて、前記第3支柱が屈曲部で折れ曲がっており、下部が基部から前記屈曲部まで左右方向の一方側に傾斜して延び、上部が前記屈曲部から前記ルーフとの接続部まで前側に傾斜して延びていることを特徴とする油圧ショベル。
- 請求項2に記載の油圧ショベルにおいて、前記第3支柱の前記屈曲部から前記基部までの距離が前記屈曲部から前記接続部までの距離よりも短いことを特徴とする油圧ショベル。
- 請求項1に記載の油圧ショベルにおいて、上方から見て、前記運転席の後部の外縁と前記旋回体の後部の外縁との最小距離が、前記第3支柱の太さよりも短いことを特徴とする油圧ショベル。
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