JP7251138B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両などの操舵を行うステアリング装置に関する。
従来、操舵部材が接続されるコラムシャフトを回転可能に保持するコラムチューブと、コラムチューブを摺動可能に保持し、車両に固定される筒状のハウジングとを備えたステアリング装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このようなステアリング装置は、操舵者が締付手段を操作してコラムチューブの固定を解除した後、操舵部材を任意の位置に変更し、締付手段を操作してコラムチューブをハウジングに固定することで操舵部材の位置を固定している。
特開2018-127062号公報
ところが、締付手段を操作してハウジングの一部を縮径しコラムチューブを固定する際において、操舵者が締付手段を操作する力が設計値以上となり、操舵者が重い操作であると感じることを発明者は見出した。発明者は更なる研究の結果、ハウジングの一部を縮径した際に、締付手段が備える締付軸体とハウジングとが干渉し、いわゆるこじた状態となるため、締付操作が重くなることを見出した。
本発明は、上記知見に鑑みなされたものであり、操舵部材の位置を決定する際における締付手段の操作が重くなりにくいステアリング装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つであるステアリング装置は、操舵部材が直接的または間接的に接続される棒状部材と、前記棒状部材を軸方向に移動可能に保持する保持孔を備えたハウジングと、前記保持孔の軸方向の一部が縮径するように前記ハウジングを締め付けて前記棒状部材の位置決めをする締付手段とを備えるステアリング装置であって、前記ハウジングは、径方向に周壁を貫通し軸方向に延在するスリット状の締め代部と、前記締め代部の両側からそれぞれ径方向に突出する第一被締付部、および第二第一被締付部と、径方向と交差する第一軸線において前記第一被締付部を貫通する第一貫通孔と、径方向と交差する第二軸線において前記第二被締付部を貫通する第二貫通孔と備え、前記締付手段は、前記第一軸線と同軸上に貫通する第三貫通孔を備え、前記第一被締付部の外側から前記第一被締付部に嵌め込まれる固定カムと、前記第一貫通孔、および前記第二貫通孔に刺し通される締付軸体と、前記締付軸体が刺し通される第四貫通孔を備え、前記固定カムに対し回転することで前記固定カムと相対的に離隔接近可能な回転カムと、前記回転カムと接続される締付レバーとを備え、前記第三貫通孔は、前記締付軸体の位置を決定する小径部と、一端部に小径部を備え、他端部に前記小径部よりも径大の大径部を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明の他の1つであるステアリング装置は、操舵部材が直接的または間接的に接続される棒状部材と、前記棒状部材を軸方向に移動可能に保持する保持孔を備えたハウジングと、前記保持孔の軸方向の一部が縮径するように前記ハウジングを締め付けて前記棒状部材の位置決めをする締付手段とを備えるステアリング装置であって、前記ハウジングは、径方向に周壁を貫通し軸方向に延在するスリット状の締め代部と、前記締め代部の両側からそれぞれ径方向に突出する第一被締付部、および第二第一被締付部と、径方向と交差する第一軸線において前記第一被締付部を貫通する第一貫通孔と、径方向と交差する第二軸線において前記第二被締付部を貫通する第二貫通孔と備え、前記締付手段は、前記第一貫通孔、および前記第二貫通孔に刺し通される締付軸体を備え、前記締付手段により前記ハウジングが前記棒状部材を締め付けていない状態においては、前記第一軸線と前記第二軸線とが一致せず、前記締付手段により前記ハウジングが前記棒状部材を締め付けている状態においては、前記第一軸線と前記第二軸線とが一致するように前記第一貫通孔、および前記第二貫通孔が配置されるステアリング装置。
本発明によれば、ハウジングを用いて棒状部材を締め付ける際に発生するハウジングと締付軸体との干渉を抑制し、締付操作が重く感じる現象を解消することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリング装置の構成を示す斜視図である。 図2は、ハウジングを締め付けていない状態のステアリング装置を図1におけるI-I線に沿った断面で示す断面図である。 図3は、ハウジングを締め付けた状態のステアリング装置を図1におけるI-I線に沿った断面で示す断面図である。 図4は、図2に示す状態において締付手段等を省略して示す断面図である。 図5は、固定カムを示す斜視図である。 図6は、固定カムを第一軸線を含む面で切断して示す断面図である。 図7は、図3に示す状態において締付手段等を省略して示す断面図である。 図8は、締め付けていない状態の第一貫通孔、第二貫通孔の配置の第一別例を示す断面図である。 図9は、図8に示す状態において締付手段等を省略して示す断面図である。 図10は、締め付けた状態の第一貫通孔、第二貫通孔の配置の第一別例を示す断面図である。 図11は、固定カムの第三貫通孔の別例を締め付けていない状態で示す断面図である。
以下に、本発明に係るステアリング装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリング装置の構成を示す斜視図である。図2は、ハウジングを締め付けていない状態のステアリング装置を図1におけるI-I線に沿った断面で示す断面図である。図3は、ハウジングを締め付けた状態のステアリング装置を図1におけるI-I線に沿った断面で示す断面図である。これらの図に示すように、ステアリング装置100は、操舵者の操舵に連動して、車両の転舵輪を転舵する装置であって、棒状部材の1つであるコラムチューブ120と、ハウジング130と、締付手段140とを備える。本実施の形態の場合、ステアリング装置100はさらに、コラムシャフト110と、第一衝撃吸収体150と、第二衝撃吸収体160とを備える。なお、ステアリング装置100は、コラムシャフト110に連結されるインターミディエイトシャフトなどのシャフト部材、ラックアンドピニオン機構などの転舵機構を備えるが、これらの図示および説明は省略する。
ステアリング装置100は、衝突が発生していない通常の使用においては、締付手段140をゆるめ、ハウジング130に対しコラムチューブ120を軸方向(図中Y軸方向)にスライドさせることにより、操舵者の体格などに応じて操舵部材のポジションを変更し、締付手段140でハウジング130を締め付けることにより、変更したコラムチューブ120のポジションを固定することができる。本実施の形態の場合、ステアリング装置100は、車体に対するハウジング130の傾きを変更でき、ハウジング130の傾きの固定と解除も締付手段140により実行することができるものとなっている。
コラムシャフト110は、操舵者が操舵する操舵部材が先端部に取り付けられる部材であり、コラムチューブ120を介してハウジング130の内方に挿通状態で回転可能に保持され、操舵部材の操舵角を転舵機構に伝達する部材である。本実施の形態の場合、コラムシャフト110は、第一軸受111を介してコラムチューブ120に保持されており、コラムチューブ120に対し軸方向には固定、周方向には回転可能となっている。コラムシャフト110は、ハウジング130に対するコラムチューブ120の出没に伴って伸縮し、かつ操舵角の伝達を維持できるように構成されている。具体的に例えばコラムシャフト110は、第一軸受111に保持される第一軸体112と、第二軸受(図示省略)を介してハウジングに保持される第二軸体(図示省略)とを備えている。第一軸体112と第二軸体とは、テレスコピック構造を実現するように形成されており、ハウジング130に対するコラムチューブ120の出没に伴って、第二軸体に対し第一軸体112が出没し、コラムシャフト110が伸縮する。また、第一軸体112と第二軸体とはスプライン嵌合構造を実現するように形成されており、操舵部材の操舵角を伝達できるものとなっている。
コラムチューブ120は、棒状部材の実施の形態の1つであり、コラムシャフト110を回転可能に保持するコラムジャケットなどと称される部材である。コラムチューブ120は、コラムシャフト110を介して操舵部材を保持している。また、コラムチューブ120は、車体に取り付けられたハウジング130に保持されることにより、コラムシャフト110を介して操舵部材を所定の位置に配置する。コラムチューブ120の形状は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、円筒形状(管状)であり、軸方向に第一貫通孔を備えたハウジング130に挿入状態で保持される。また、コラムチューブ120は、第一軸受111などの軸受を介して内方にコラムシャフト110を保持しており、保持したコラムシャフト110と共にハウジング130に対して軸方向(図中Y軸方向)に移動可能となっている。
本実施の形態の場合、コラムチューブ120には、軸方向に延在し径方向に貫通する長孔状のチューブ長孔121が形成されている。ハウジング130には、チューブ長孔121に刺し通されるピン状の第三衝撃吸収体135が固定されている。第三衝撃吸収体135は、通常の使用におけるハウジング130に対するコラムチューブ120の移動を妨げることなくチューブ長孔121の内方に位置する。通常使用時において、チューブ長孔121の長手方向の端縁が第三衝撃吸収体135と当接することで、軸方向においてハウジング130に対するコラムチューブ120の移動距離を規制する。
二次衝突が発生した場合、チューブ長孔121の端縁が第三衝撃吸収体135を破断する。第三衝撃吸収体135の破断により二次衝突の衝撃を吸収し、操舵者に与える衝撃を抑制する。
ハウジング130は、車体に対しコラムチューブ120を軸方向(図中Y軸方向)に移動可能に保持する筒状の部材である。またハウジング130は、軸方向における操舵部材側(車体の後側)の端部において、径方向(図中Z軸方向)に周壁を貫通し軸方向に延在するスリット状の締め代部132(図2等参照)と、締め代部132の両側からそれぞれ径方向に突出する第一被締付部133、および第二被締付部136を備えている。第一被締付部133は、締付手段140により締め付けられていない状態において、締め代部132の貫通方向(径方向の1つ)、およびコラムチューブ120の軸方向にそれぞれ直交する第一軸線L1(図4参照)を管軸とする第一貫通孔134を備えている。第二被締付部136は、第二軸線L2を管軸とする第二貫通孔137を備えている。図4に締付手段140等を省略して示すように、第一軸線L1と第二軸線L2とが一致するように第一貫通孔134、および第二貫通孔137が配置されている。
ハウジング130を構成する材質は特に限定されるもので無いが、本実施の形態の場合、ハウジング130はアルミニウムを主成分とする合金で構成されている。
第一貫通孔134、および第二貫通孔137の形状は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合は円筒形である。また、第一貫通孔134の第二被締付部136と反対側の端部には、後述する固定カム144が挿入される固定カム孔138が設けられている。固定カム孔138は、第一被締付部133の外側の面に開口している。固定カム孔138は、嵌め込まれる固定カム144が第一軸線L1周りに回転しないよう、第一軸線L1と直交する断面形状は非真円形となっている。本実施の形態の場合、固定カム孔138の断面形状はひし形である。
第一貫通孔134、および第二貫通孔137には、後述する締付手段140の締付軸体141が刺し通されており、締付手段140により対向状に配置される第一被締付部133、および第二被締付部136の間隔を狭めることができる。第一被締付部133、および第二被締付部136の間隔を狭めることで、ハウジング130は、刺し通されたコラムチューブ120を周囲から締め付けて固定的に保持する。
本実施の形態の場合、ハウジング130には、軸方向(図中Y軸方向)において操舵部材と反対側(車体の前側)部分に、一組の第一ヒンジ部材131が突出状に設けられており、車体に固定された第二ヒンジ部材(図示せず)と第一ヒンジ部材131とを軸体を用いて回転可能に連結することによりハウジング130は、車体に対してチルト可能に固定される。また、第一ヒンジ部材131に対し操舵部材側(車体の後側)の位置において第一被締付部133、および第二被締付部136の両側には2つの固定ブラケット170が面対称に配置されている。固定ブラケット170は、車体に固定される部材である。また2つの固定ブラケット170は、第一ヒンジ部材131の回転中心を中心とした円弧状の固定長孔171をそれぞれ備えている。2つの固定長孔171に刺し通された締付手段140により固定ブラケット170は、ハウジング130の第一被締付部133、および第二被締付部136に押しつけられ、所定のチルト位置にハウジング130を固定することができるものとなっている。
締付手段140は、コラムチューブ120の外側において、ハウジング130の径方向の端部を締め付けてコラムチューブ120の位置決めをするユニットである。締付手段140は、締付軸体141と、固定カム144と、回転カム145と、締付レバー143とを備えている。
締付軸体141は、第一貫通孔134、および第二貫通孔137に刺し通される棒状の部材であり、一端部に回転カム145と係合する第一フランジ部146を備え、他端部には第二被締付部136の第二貫通孔137の周縁と係合する第二フランジ部142を備えている。締付軸体141、第一フランジ部146、および第二フランジ部142の形状は特に限定されるものでは無い。また第一フランジ部146、および第二フランジ部142の少なくとも一方が締付軸体141に着脱可能であれば、他方は締付軸体141と一体であっても構わない。本実施の形態の場合、締付軸体141は、雄ネジが設けられた軸体であり、第一フランジ部146、および第二フランジ部142は締付軸体141に螺合するナットである。
図5は、固定カムを示す斜視図である。図6は、固定カムを第一軸線を含む面で切断して示す断面図である。同図、図2等に示すように、固定カム144は、締付手段140が締め付けていない状態において、第一貫通孔134の管軸である第一軸線L1と同軸上に貫通する第三貫通孔147を備え、第一被締付部133の外側から第一被締付部133に一部が嵌め込まれる部材である。固定カム144は、ハウジング130の第一被締付部133に対し第一軸線L1周りには回転不可能に嵌め込まれており、第一軸線方向には摺動可能となっている。本実施の形態の場合、固定カム144の嵌め込み部181の第一軸線L1と垂直な断面形状は、矩形(具体的にはひし形)であり、第一被締付部133に設けられた断面形状が同形状の固定カム孔138に嵌め込まれることにより、回転が規制され、摺動が可能となっている。また、嵌め込み部181は、第二衝撃吸収体160の長孔部161(図1参照)に挿入可能な大きさ(幅)となっている。また、嵌め込み部181は、固定ブラケット170の固定長孔171に挿入可能な大きさ(幅)となっている。なお、長孔部161と固定長孔171は、長手方向が交差して配置されている。従って、長孔部161と固定長孔171を所定の交差状態で重ね合わせて形作られるひし形とほぼ同形状のひし形が、固定カム144の嵌め込み部181の断面形状となっている。
固定カム144を構成する材質は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、ハウジング130を構成する材質よりも高硬度の材質が採用されている。具体的に例えば、固定カム144を構成する材質は焼き入りが施された鋼材が採用される。これは、回転カム145との相対的な回転により締付手段140の締付力を発生させる部材であるため、摩耗などが少ない高い耐久性が要求されるからである。
固定カム144は、嵌め込み部181の端部に径方向に突出する第三フランジ部182を備えている。第三フランジ部182は、締付手段140を締め付けた際に、長孔部161を形成する第二衝撃吸収体160の部分、および固定長孔171を形成する固定ブラケット170の部分を第一被締付部133の表面に押しつける。第三フランジ部182の表面には第一カム183が突出状に設けられており、回転カム145が備える第二カム(図示せず)が第一カム183に乗り上がることで固定カム144と回転カム145との距離が広くなり、第二カムが第一カム183から降りることにより固定カム144と回転カム145との距離が狭くなる。
固定カム144の第三フランジ部182から嵌め込み部181に渡って貫通する第三貫通孔147は、一端部の径と他端部の径とが異なっている。本実施の形態の場合、第三貫通孔147は、第三フランジ部182側に小径部148を備え、嵌め込み部181側に小径部148よりも大径の大径部149を備えている。小径部148の管軸方向の長さは、大径部149の管軸方向の長さよりも短い。小径部148と大径部149のつなぎ部分はテーパーとなっている。小径部148は、締付軸体141の位置を決定し、第一被締付部133に対して締付軸体141の端部がぐらつかない程度の径に設定される。具体的に例えば締付軸体141の径の2%程度広い径に小径部148の径は設定される。大径部149は、締付手段140によりハウジング130を締め付けてハウジング130が歪んだ場合でも締付軸体141と大径部149が強く干渉して締付手段140の操作が重く感じることを回避できる程度の径に設定される。具体的に例えば締付軸体141の径の25%程度広い径に大径部149の径は設定される。また本実施の形態の場合、大径部149の径と、第一貫通孔134の径は同じ、またはほぼ同じに設定されている。
回転カム145は、締付軸体141が刺し通される第四貫通孔184を備え、固定カム144に対し相対的に回転揺動することで固定カム144の第一カム183に乗り上がり、また降りることにより固定カム144と相対的に離隔接近可能な部材である。回転カム145は、締付レバー143接続されている。締付レバー143は、操舵部材側に突出している。操舵者は締付レバー143を操作することで回転カム145を締付軸体141に対して回転させ、締付手段140を締め付け状態にすることができ、また締め付け状態を解除することができる。具体的には、回転カム145と固定カム144とを離隔させることにより締付軸体141の第一フランジ部146に対しハウジング130の第一被締付部133を第二被締付部136側に押し出し、第二フランジ部142に対し第二被締付部136を第一被締付部133側に押し出すことで、第一被締付部133と第二被締付部136との距離を短くする。これにより、スリット状の締め代部132の幅が狭まりハウジング130に挿入されているコラムチューブ120を締め付けて固定することができる。また逆の操作をすることで、第一被締付部133と第二被締付部136との距離を広げて締め付けを解除することができる。
本実施の形態の場合、締付手段140は、第一被締付部133、および第二被締付部136のそれぞれの外側に配置される固定ブラケット170、および第二衝撃吸収体160をそれぞれ第一被締付部133、および第二被締付部136に押しつけることができるものとなっている。以上の様に締付手段140は、締付レバー143を操作することにより、一対の第一被締付部133、および第二被締付部136の間隔を狭めることでハウジング130にコラムチューブ120を締め付けさせて位置決めをすることができる。また、締付手段140は、コラムチューブ120の位置決めができるとともに、2つの第二衝撃吸収体160をハウジング130の2つの第一被締付部133、および第二被締付部136の外側表面にそれぞれ押しつけて垂直抗力を発生させ、二次衝突時における第二動摩擦力を発生させることができる。さらに、締付手段140は、コラムチューブ120の位置決め、および通常使用時の第二衝撃吸収体160の固定と同時に、第二衝撃吸収体160を介して第一被締付部133、および第二被締付部136に固定ブラケット170を押しつけることで、ハウジング130のチルト位置を決定することができる。
つぎにステアリング装置100の動作について説明する。
通常の使用時において、操舵者が締付レバー143を操作して締付手段140による締め付けを解除することにより、ハウジング130は、第一ヒンジ部材131を中心として回転可能となり、またコラムチューブ120、およびコラムシャフト110は、ハウジング130に対し軸方向に移動可能となる。この締付手段140による締め付けが解除された状態では、図2に示すように、第一貫通孔134、第二貫通孔137、第三貫通孔147は同軸上に配置され、締付軸体141が貫通孔の周壁と干渉するいわゆるこじた状態は発生しない。従って、操舵者は締付レバー143を軽い状態で操作することができる。
締付手段140による締付が解除された状態において操舵者は、操舵部材を上下や前後に移動させることで操舵部材を操舵者に適したポジションに設定する。設定したポジションを固定するために、操舵者は締付手段140が締め付け状態となるように締付レバー143を回転させる。締付レバー143を回転させると図3に示すように第一被締付部133と第二被締付部136の径方向の先端が近づき、図7に示すように、第一軸線L1と第二軸線L2とが交差する状態となる。しかし、固定カム144の第三貫通孔147には、小径部148と大径部149が設けられているため、硬度が高く剛性が高い固定カム144の第三貫通孔147に対し締付軸体141がこじた状態になることを回避できる。
以上によれば、操舵者は必要以上に重さを感じること無く締付レバー143操作して締付手段140を締め付け状態とし、操舵部材のポジションを固定することが可能となる。また、締付レバー143の操作が必要以上に重いため、締付手段140による締付が完了したと勘違いしたり、締付を途中で断念したりすることを回避でき、締付手段140の所定の締付力を安定して発生させることができる。従って、締付手段140の締付力により発生する二次衝突の衝撃吸収を所望のプロファイルで実現できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、図8、図9に示すように、締付手段140によりハウジング130が棒状部材であるコラムチューブ120を締め付けていない状態においては、第一軸線L1と第二軸線L2とが一致せず、締付手段140によりハウジング130がコラムチューブ120を締め付けている状態においては、図10に示すように第一軸線L1と第二軸線L2とが一致するように第一貫通孔134、および第二貫通孔137を配置しても構わない。この場合、締付手段140が締め付けていない状態において、第一被締付部133、および第二被締付部136の径方向の先端が基端よりも離れた状態となっていてもかまわない。
これによれば、締付手段140を締め付けた状態においては、第一貫通孔134、第二貫通孔137、および第三貫通孔147が同軸上に配置されることになるため、各貫通孔と締付軸体141とが干渉することがない。従って、操舵者は必要以上の重さを感じること無く締付レバー143を操作して、操舵部材のポジションを固定することができる。また、図8に示すように、締付手段140の締付を解除した状態においては、固定カム144に大径部149が設けられているため、第三貫通孔147に締付軸体141がこじた状態になることは無く、スムーズに締付レバー143を操作することが可能である。
また、棒状部材として円筒状のコラムチューブ120を例示したが、棒状部材はコラムチューブ120に限定されるものでは無く、ステアリング装置100の構造に従い、第一衝撃吸収体150が取り付けられる棒状部材は任意に選択される。また、棒状部材の軸方向に垂直な断面形状は真円に限定されるものでは無く、多角形など任意の形状を採用することも可能である。
また、図11に示すように、締付手段140によりハウジング130が棒状部材であるコラムチューブ120を締め付けていない状態においては、第一軸線L1と第二軸線L2とが一致せず、締付手段140によりハウジング130がコラムチューブ120を締め付けている状態においては、図10に示すように第一軸線L1と第二軸線L2とが一致するように第一貫通孔134、および第二貫通孔137を配置する構成において、固定カム144が備える第三貫通孔147に径の異なる部分が無くても構わない。
L1…第一軸線、L2…第二軸線、100…ステアリング装置、110…コラムシャフト、111…第一軸受、112…第一軸体、120…コラムチューブ、121…チューブ長孔、130…ハウジング、131…第一ヒンジ部材、132…締め代部、133…第一被締付部、134…第一貫通孔、135…第三衝撃吸収体、136…第二被締付部、137…第二貫通孔、138…固定カム孔、140…締付手段、141…締付軸体、142…第二フランジ部、143…締付レバー、144…固定カム、145…回転カム、146…第一フランジ部、147…第三貫通孔、148…小径部、149…大径部、150…第一衝撃吸収体、160…第二衝撃吸収体、161…長孔部、170…固定ブラケット、171…固定長孔、181…嵌め込み部、182…第三フランジ部、183…第一カム、184…第四貫通孔

Claims (3)

  1. 操舵部材が直接的または間接的に接続される棒状部材と、前記棒状部材を軸方向に移動可能に保持する保持孔を備えたハウジングと、前記保持孔の軸方向の一部が縮径するように前記ハウジングを締め付けて前記棒状部材の位置決めをする締付手段とを備えるステアリング装置であって、
    前記ハウジングは、
    径方向に周壁を貫通し軸方向に延在するスリット状の締め代部と、
    前記締め代部の両側からそれぞれ径方向に突出する第一被締付部、および第二被締付部と、
    前記径方向と交差する第一軸線において前記第一被締付部を貫通する第一貫通孔と、
    前記径方向と交差する第二軸線において前記第二被締付部を貫通する第二貫通孔と備え、
    前記締付手段は、
    前記第一軸線と同軸上に貫通する第三貫通孔を備え、前記第一被締付部の外側から前記第一被締付部に嵌め込まれる固定カムと、
    前記第一貫通孔、および前記第二貫通孔に刺し通される締付軸体と、
    前記締付軸体が刺し通される第四貫通孔を備え、前記固定カムに対し回転することで前記固定カムと相対的に離隔接近可能な回転カムと、
    前記回転カムと接続される締付レバーとを備え、
    前記第三貫通孔は、前記回転カム側の一端部に小径部を備え、前記回転カムとは離れる側の他端部に前記小径部よりも大径の大径部を備える
    ステアリング装置。
  2. 前記固定カムの軸方向において、前記大径部の長さは前記小径部の長さよりも長い
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記締付手段により前記ハウジングが前記棒状部材を締め付けていない状態においては、前記第一軸線と前記第二軸線とが一致せず、前記締付手段により前記ハウジングが前記棒状部材を締め付けている状態においては、前記第一軸線と前記第二軸線とが一致するように前記第一貫通孔、および前記第二貫通孔が配置される
    請求項1または2に記載のステアリング装置。
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