JP2023136735A - ステアリング装置 - Google Patents

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Yasushi Yokokura
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Abstract

【課題】部品点数の増加や組付工数の増加を抑制した上で、ロッドのがたつきを抑制し、スムーズなチルト動作を行うことができるステアリング装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係るステアリング装置は、コラムユニットと、フロントブラケットと、リヤブラケットと、ロック機構と、を備えている。ロック機構は、ロック解除状態においてチルトガイド孔内を上下方向に移動可能にコラムユニットに支持されたロッドと、ロッドにおける左右方向の第1側端部に固定され、ロッドを操作するための操作部と、を備えている。第1貫通孔は、第1ストレート部と、第1テーパ部と、を備えている。第2貫通孔は、第2ストレート部と、第2テーパ部と、を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
ステアリング装置には、運転者の体格差や運転姿勢に応じてステアリングシャフトの上下方向の位置を調整するチルト機能を備えたものがある。ステアリング装置は、コラムユニットによってステアリングシャフトを前後方向に沿う軸線回りに回転可能に保持している。コラムユニットの前端部は、左右方向に沿う軸線回りに回動可能にフロントブラケットに支持されている。コラムユニットの後端部は、ロッドを介してリヤブラケットに支持されている。具体的に、リヤブラケットには、上下方向に延びるチルトガイド孔が形成されている。ロッドは、コラムユニットの貫通孔を通じてチルトガイド孔内に挿入されている。ステアリング装置では、フロントブラケットに対する回動に伴い、ロッドがチルトガイド孔内を上下動することで、コラムユニット(ステアリングシャフト)の上下方向の位置が変化する。
チルト機能を備えるステアリング装置には、フロントブラケットに対するコラムユニットの回動を規制するロック状態、及びフロントブラケットに対するコラムユニットの回動を許容するロック解除状態を切り替えるロック機構が搭載されている(例えば、下記特許文献1参照)。
国際公開第2019/189473号
ところで、ロッドにおける左右方向の第1側端部には、ロッドを操作するための操作レバーが取り付けられている。そのため、ロッドの第1側端部は、操作レバーの自重によってロッドと貫通孔との隙間分、下方に傾くことになる。特に、コラムユニットに形成された貫通孔には、コラムユニットの成形時における離型性を向上させるために抜き勾配が設定されていることが一般的である。すなわち、貫通孔は、左右方向の内側から外側に向けて内径が漸次拡大するテーパ状に形成される。そのため、貫通孔の内周面と、ロッドの外周面との間に隙間が生じ易い。この状態で、チルト動作を行うと、ロッドのがたつきや、がたつきに伴う振動や異音が発生し易いという課題がある。
例えば上記特許文献1には、ロッドが貫通孔内に設けられたスリーブに支持された構成が開示されている。しかしながら、特許文献1に構成では、コラムユニットに別体のスリーブを設ける構成であることから、部品点数の増加や組付工数の増加に繋がる可能性がある。
本開示は、部品点数の増加や組付工数の増加を抑制した上で、ロッドのがたつきを抑制し、スムーズなチルト動作を行うことができるステアリング装置を提供する。
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
本開示の一態様に係るステアリング装置は、前後方向に沿う第1軸線回りに回転可能にステアリングシャフトを支持するコラムユニットと、左右方向に沿う第2軸線回りに回動可能に前記コラムユニットを支持するとともに、車体に取り付けられるフロントブラケットと、前記コラムユニットに対して左右方向の両側に位置する側板部を有し、上下方向に延びるチルトガイド孔が前記側板部に形成されるとともに、前記フロントブラケットの後方において前記車体に取り付けられるリヤブラケットと、前記フロントブラケットに対する前記コラムユニットの前記第2軸線回りの移動を規制するロック状態、及び前記フロントブラケットに対する前記コラムユニットの前記第2軸線回りの移動を許容するロック解除状態を切り替えるロック機構と、を備え、前記コラムユニットは、左右方向に貫通する第1貫通孔を有し、前記第1軸線に対して左右方向の第1側に設けられた第1締付部と、左右方向に貫通する第2貫通孔を有し、前記第1軸線に対して左右方向の第2側に設けられるとともに、前記ロック機構が前記ロック状態及び前記ロック解除状態間を移行することに伴い前記第1締付部に接近又は離間する第2締付部と、を備え、前記ロック機構は、前記第1貫通孔、前記第2貫通孔及び前記チルトガイド孔を左右方向に貫通するとともに、前記ロック解除状態において前記チルトガイド孔内を上下方向に移動可能に前記コラムユニットに支持されたロッドと、前記ロッドにおける左右方向の第1側端部に固定され、前記ロッドを操作するための操作部と、を備え、前記第1貫通孔は、少なくとも前記ロッドよりも下方に位置する部分において左右方向に沿って直線状に延びる第1ストレート部と、前記第1ストレート部以外の部分であって、左右方向の第1側に向かうに従い前記第1貫通孔の内径を漸次拡大させる第1テーパ部と、を備え、前記第2貫通孔は、少なくとも前記ロッドよりも上方に位置する部分において左右方向に沿って直線状に延びる第2ストレート部と、前記第2ストレート部以外の部分であって、左右方向の第2側に向かうに従い前記第2貫通孔の内径を漸次拡大させる第2テーパ部と、を備えている。
本態様によれば、ロック解除状態において、仮にロッドにおける左右方向の第1側端部が操作部の自重によって下方に傾こうとした場合であっても、第1ストレート部と第2ストレート部との間でロッドの傾きを規制することができる。これにより、ロッドのがたつきを抑制でき、例えばチルト動作時等におけるロッドの振動や、振動に伴ってロッドがリヤブラケット等に接触して発生する異音等を抑制できる。その結果、スムーズなチルト動作を実現することができる。
しかも、本態様では、コラムユニットの貫通孔の形状によって上述した作用効果が奏功されるため、従来のように貫通孔内に別体のスリーブを設ける場合に比べて部品点数の増加や組付工数の増加を抑制できる。
上記態様のステアリング装置において、前記ロック機構は、カム部を有し、前記ロッドにおける左右方向の第1側端部に固定された駆動カムと、前記ロッドの回転に伴い前記カム部に摺動するカム従節部を有し、前記側板部のうち前記第1締付部に対して左右方向の第1側に配置された前記側板部の外側で前記駆動カムと左右方向で向かい合う従動カムと、を備えていることが好ましい。
本態様によれば、従来に比べてロッドの傾き角度(左右方向に対するロッドの軸線がなす角度)を縮小することができるため、従動カムと側板部との間に作用する荷重を軽減できる。その結果、チルト動作時において、従動カムが側板部の外側面上を摺動する際の摩擦抵抗を軽減できる。その結果、よりスムーズなチルト動作を実現できる。
上記態様のステアリング装置において、前記第1ストレート部は、前記第1貫通孔のうち左右方向の第2側端部に全周に亘って形成され、前記第2ストレート部は、前記第2貫通孔のうち左右方向の第1側端部に全周に亘って形成されていることが好ましい。
本態様によれば、各貫通孔において左右方向の内側端部が全周に亘ってストレート部に形成される。そのため、コラムユニットを成形する際において、各ステアリング装置間でのストレート部の周方向範囲のばらつきを軽減できる。また、ロッドの上下方向のがたつきがより抑制し易くなる。
上記態様のステアリング装置において、前記コラムユニットは、前記第1締付部及び前記第2締付部を有する筒状のアウタコラムと、前記アウタコラム内に前後動可能に挿入されるとともに、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するインナコラムと、を備え、前記インナコラムのうち前記第1締付部及び前記第2締付部間に位置する部分には、ハンガブラケットが設けられ、前記ハンガブラケットには、前記ロッドが挿通されるとともに、前後方向に延びるテレスコガイド孔が形成され、前記ロッドには、前記テレスコガイド孔内において前記ロッドに対して少なくとも前後方向の両側に位置する緩衝部を有するスライドガイドが装着されていることが好ましい。
本態様によれば、コラムユニットの最縮位置又は最伸位置において、ロックボルトとハンガブラケットとの直接の接触を抑制できる。そのため、テレスコ動作時における異音の発生を抑制できる。
上記態様のステアリング装置において、前記スライドガイドは、前記ロッドが挿通された挿通孔を有し、前記挿通孔の内径は、前記第1締付部から前記第2締付部に向かうに従い漸次縮小していることが好ましい。
本態様によれば、ロッドとスライドガイド間のがたつきを抑制できる。そのため、ロック解除状態におけるロッドの傾きをより抑制し易い。
上記態様のステアリング装置において、前記スライドガイドは、前記ロッドが挿通された挿通孔を有し、前記挿通孔には、前記ロッドを下方から支持する支持部が形成されていることが好ましい。
本態様によれば、ロッドが挿通孔の内周縁によって下方から支持されるので、ロック解除状態におけるロッドの傾きをより抑制し易い。
上記態様のステアリング装置において、前記挿通孔の中心軸線は、前記ロッドの中心軸線に対して上方にオフセットして配置され、前記挿通孔の内周縁のうち前記ロッドよりも下方に位置する部分が、前記支持部を構成していることが好ましい。
本態様によれば、挿通孔の中心軸線がロッドの中心軸線に対して上方にオフセットして配置されているため、挿通孔の内周縁のうちロッドよりも下方に位置する部分を支持部として機能させることができる。そのため、スライドガイドを成形する際において、各ステアリング装置間での支持部の寸法ばらつきを軽減できる。
上記態様のステアリング装置において、前記ハンガブラケットは、前記テレスコガイド孔が形成されたブラケット側壁と、前記ブラケット側壁の下端縁から左右方向に延びるブラケット底壁と、を備え、前記スライドガイドは、前記挿通孔を有し、前記ブラケット側壁に対して左右方向の第1側に配置されたガイド側壁と、前記ガイド側壁の下端縁から左右方向に延び、前記ブラケット底壁の下方に配置されたガイド底壁と、を備え、前記リヤブラケットと前記コラムユニットとの間には、前記ガイド底壁を介して前記コラムユニットを上方に向けて付勢する付勢部材が設けられていることが好ましい。
本態様によれば、スライドガイドがコラムユニットとともに上方に付勢されているため、スライドガイド及びハンガブラケット間のがたつきを抑制できる。その結果、ハンガブラケットに対するロッドのがたつきを抑制して、ロック解除状態におけるロッドの傾きをより抑制し易い。
上記各態様によれば、部品点数の増加や組付工数の増加を抑制した上で、スムーズなチルト動作を行うことができる。
実施形態に係るステアリング装置の斜視図である。 図1のII-II線に対応する断面図である。 図2のIII-III線に対応する断面図である。 調整機構周辺の斜視図である。 図3のV-V線に対応する断面図である。 スライドガイド周辺の斜視図である。 図3の拡大図である。 図3のVIII-VIII線に対応する断面図である。 変形例に係るステアリング装置の概略図である。 変形例に係るスライドガイド周辺の側面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下で説明する実施形態や変形例において、対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。なお、以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
[ステアリング装置1]
図1は、ステアリング装置1の斜視図である。
図1に示すように、ステアリング装置1は、車両に搭載されている。ステアリング装置1は、ステアリングホイール2の回転操作に伴って車輪の舵角を調整する。
ステアリング装置1は、コラムユニット11と、ステアリングシャフト12と、ブラケット(フロントブラケット13及びリヤブラケット14)と、調整機構15と、を備えている。コラムユニット11及びステアリングシャフト12は、それぞれ第1軸線O1上に配置された筒状に形成されている。したがって、以下の説明では、コラムユニット11及びステアリングシャフト12の第1軸線O1の延びる方向を単にシャフト軸方向といい、第1軸線O1に直交する方向をシャフト径方向といい、第1軸線O1回りの方向をシャフト周方向という場合がある。
本実施形態のステアリング装置1は、第1軸線O1が前後方向に対して傾斜した状態で車両に搭載される。具体的に、ステアリング装置1の第1軸線O1は、後方に向かうに従い上方に延在している。但し、以下の説明では、便宜上、シャフト軸方向を前後方向とする。ステアリング装置1において、前後方向でステアリングホイール2に向かう方向を単に後方とし、ステアリングホイール2とは反対側に向かう方向を単に前方(矢印FR)とする。また、シャフト径方向のうち、ステアリング装置1が車両に取り付けられた状態での上下方向を単に上下方向(矢印UPが上方)とし、左右方向を単に左右方向とする。
<コラムユニット11>
図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。図3は、図2のIII-III線に対応する断面図である。
図1~図3に示すように、コラムユニット11は、アウタコラム21と、インナコラム22と、を有している。
アウタコラム21は、ブラケット13,14を介して車体に取り付けられている。アウタコラム21は、保持筒部24と、第1締付部25と、第2締付部26と、を備えている。
保持筒部24は、第1軸線O1に沿って延びる筒状に形成されている。保持筒部24の後部において、シャフト周方向の一部(本実施形態では、アウタコラム21の下部)には、スリット28が形成されている。スリット28は、アウタコラム21を上下方向に貫通するとともに、アウタコラム21の後端面で開放されている。
図3に示すように、締付部25,26は、保持筒部24のうち、スリット28を間に挟んで左右方向で向かい合う位置からそれぞれ下方に延びている。第1締付部25には、第1締付部25を左右方向に貫通する第1貫通孔31が形成されている。第2締付部26には、第2締付部26を左右方向に貫通する第2貫通孔32が形成されている。各貫通孔31,32の形状については後述する。
図2に示すように、インナコラム22は、第1軸線O1に沿って延びる筒状に形成されている。インナコラム22の外径は、保持筒部24の内径よりも小さい。インナコラム22は、保持筒部24内に挿入されている。インナコラム22は、保持筒部24に対して前後方向に移動可能に構成されている。インナコラム22内において、前端部及び後端部には、それぞれ軸受34が圧入等によって取り付けられている。
<ステアリングシャフト12>
ステアリングシャフト12は、リヤシャフト40及びフロントシャフト41を備えている。リヤシャフト40は、インナコラム22内に挿入されている。リヤシャフト40は、インナコラム22内において、軸受34を介して第1軸線O1回りに回転可能に支持されている。リヤシャフト40の後端部は、インナコラム22の後端開口部を通じて後方に突出している。リヤシャフト40の後端部には、ステアリングホイール2(図1参照)が連結される。
フロントシャフト41は、リヤシャフト40の前端部に第1自在継手43を介して連結されている。すなわち、フロントシャフト41は、リヤシャフト40に対して揺動可能に構成されている。フロントシャフト41の前端部は、第2自在継手(不図示)を介してステアリングギヤボックス(不図示)に連結される。ステアリング装置1では、ステアリングシャフト12の回転力がステアリングギヤボックスに伝達されることで、車輪が操舵される。
<ブラケット13,14>
図1に示すように、フロントブラケット13は、ピボット軸50を介してアウタコラム21と車体との間を接続している。フロントブラケット13は、前後方向から見た正面視で下方に開口するU字状に形成されている。フロントブラケット13は、アウタコラム21の後端部を上方及び左右方向の両側から取り囲んでいる。アウタコラム21は、ピボット軸50を中心として左右方向に延びる第2軸線O2回りに回動可能にフロントブラケット13に支持されている。
図3に示すように、リヤブラケット14は、後述するロックボルト(ロッド)80を介してアウタコラム21と車体との間を接続している。リヤブラケット14は、前後方向から見た正面視で下方に開口するU字状に形成されている。リヤブラケット14は、アウタコラム21を上方及び左右方向の両側から取り囲んでいる。具体的に、リヤブラケット14は、コラムユニット11に対して左右方向の第1側に配置された第1側板部54と、コラムユニット11に対して左右方向の第2側に配置された第2側板部55と、各側板部54,55同士を接続するブリッジ部56と、を備えている。
図4は、ロックボルト80周辺の拡大斜視図である。
図3、図4に示すように、各側板部54,55には、各側板部54,55を左右方向に貫通するチルトガイド孔57が形成されている。チルトガイド孔57は、上下方向に延びる長孔である。具体的に、チルトガイド孔57は、第2軸線O2を曲率中心とした後方に向けて凸の円弧状に形成されている。チルトガイド孔57内には、ロックボルト80が左右方向に貫通している。すなわち、ロックボルト80は、コラムユニット11のチルト動作(第2軸線O2回りのコラムユニット11の上下位置調整)の際に、チルトガイド孔57内を上下動する。
図2に示すように、ブリッジ部56は、各側板部54,55の上端部同士を連結している。ブリッジ部56は、上方に向けて突のアーチ状に形成されている。ブリッジ部56は、コラムユニット11のチルト動作に際し、コラムユニット11の回動軌跡上に位置している。ブリッジ部56には、コラムユニット11のチルト動作に際してコラムユニット11が下方から接近又は離間する。
<調整機構15>
図3、図4に示すように、調整機構15は、アウタコラム21に対するインナコラム22(及びステアリングシャフト12)の前後方向の位置(テレスコ位置)、及びフロントブラケット13に対するコラムユニット11の第2軸線O2回りにおける上下方向の位置(チルト位置)を調整する。具体的に、調整機構15は、ハンガブラケット60と、ロック機構61と、スライドガイド62と、付勢部材63と、を備えている。
ハンガブラケット60は、アウタコラム21に対するインナコラム22の前後動を案内する。ハンガブラケット60は、インナコラム22の外周面に下向きで固定されている。ハンガブラケット60は、例えば金属板に対してプレス加工を施すことで形成されている。ハンガブラケット60は、正面視において上方に向けて開口するU字状に形成されている。ハンガブラケット60は、左右方向で向かい合う第1対向壁部(ブラケット側壁)71及び第2対向壁部(ブラケット側壁)72と、対向壁部71,72の下端縁同士を接続するブラケット底壁73と、を備えている。対向壁部71,72の上端縁は、インナコラム22に溶接等によって固定されている。
ハンガブラケット60は、スリット28を通してアウタコラム21の外部に露出している。第1対向壁部71には、第1対向壁部71を左右方向に貫通する第1テレスコガイド孔74が形成されている。第2対向壁部72には、第2対向壁部72を左右方向に貫通する第2テレスコガイド孔75が形成されている。各ガイド孔74,75は、左右方向に向か合って配置されている。各ガイド孔74,75は、前後方向を長軸方向とする長孔である。各ガイド孔74,75は、前後方向の一部において、左右方向から見て貫通孔31,32と重なり合っている。
図5は、図3のV-V線に対応する断面図である。
図5に示すように、第1テレスコガイド孔74は、テレスコ領域74aと、テレスコ領域74aに対して後方に連なる荷重吸収領域74bと、を有している。
テレスコ領域74aは、上下方向の幅が一様に形成されている。テレスコ領域74a内では、アウタコラム21に対するインナコラム22の移動に伴い、ロックボルト80が前後動する。
第1テレスコガイド孔74の下端縁において、テレスコ領域74aと荷重吸収領域74bとの境界部分には、突出片74cが形成されている。突出片74cは、前後方向におけるロックボルト80の移動軌跡上に位置している。突出片74cは、テレスコ動作時、ロックボルト80が突出片74cに当接することで、テレスコ範囲を規制する。突出片74cは、例えば二次衝突時の衝撃がロックボルト80を介して伝達されることで、下端部を支点にして後方に倒れるように構成されている。すなわち、荷重吸収領域74bでは、ロックボルト80に対するハンガブラケット60の前方への相対移動に伴い、突出片74cが倒れることで、二次衝突時の衝撃荷重を緩和する。なお、突出片74cは、第1テレスコガイド孔74の上端縁から下方に突出していても構わない。
図2に示すように、第2テレスコガイド孔75は、第1テレスコガイド孔74(テレスコ領域74a及び荷重吸収領域74b)と同等の長さを有している。第2テレスコガイド孔75は、上下方向の幅が全長に亘って一様に形成されている。
図4に示すように、ロック機構61は、ロックボルト80と、操作レバー81と、カム機構82と、を備えている。
ロックボルト80は、チルトガイド孔57、貫通孔31,32及びテレスコガイド孔74,75を通じて、各側板部54,55、締付部25,26及びハンガブラケット60を左右方向に貫通している。ロックボルト80は、テレスコ動作時において、アウタコラム21に対してインナコラム22が前後動することで、テレスコガイド孔74,75内を前後動する。ロックボルト80は、チルト動作時において、チルトガイド孔57内を上下動することで、コラムユニット11とともに上下動する。なお、以下の説明では、ロックボルト80の軸線を第3軸線O3とし、第3軸線O3に直交する方向をボルト径方向といい、第3軸線O3回りの方向をボルト周方向という場合がある。
操作レバー81は、ロックボルト80から後方に向けて片持ちで延びている。具体的に、操作レバー81の基端部(前端部)は、ロックボルト80の左側端部(左右方向の第1側端部)に連結されている。操作レバー81は、先端部(後端部)を介して押し下げ又は引き上げることで、ロックボルト80とともに第3軸線O3回りに回動可能に構成されている。
カム機構82は、操作レバー81と第1側板部54との間に配置されている。カム機構82は、駆動カム90と、従動カム91と、を備えている。
駆動カム90は、第3軸線O3と同軸に配置された円板状に形成されている。駆動カム90は、操作レバー81に固定されている。すなわち、駆動カム90は、操作レバー81の操作に伴い、軸線O3回りに操作レバー81と一体に回転する。駆動カム90は、駆動ベース90aと、カム部90bと、を備えている。
駆動ベース90aは、第3軸線O3と同軸に配置された円板状に形成されている。駆動ベース90aにおいて、ボルト径方向の中央部には、ロックボルト80が左右方向に貫通している。
カム部90bは、駆動ベース90aから左右方向の内側(従動カム91側)に向けて突出している。カム部90bは、ボルト周方向に間隔をあけて複数形成されている。
従動カム91は、第1側板部54と駆動カム90との間に配置されている。従動カム91は、軸線O3と同軸に配置された円板状に形成されている。従動カム91は、ロックボルト80が貫通した状態で、第1側板部54に支持されている。従動カム91は、従動ベース91aと、回り止め部91b(図7参照)と、カム従節部91cと、を備えている。
従動ベース91aは、第3軸線O3と同軸に配置された円板状に形成されている。従動ベース91aにおいて、ボルト径方向の中央部には、ロックボルト80が左右方向に貫通している。
図7に示すように、回り止め部91bは、従動ベース91aから左右方向の内側に向けて突出している。回り止め部91bは、チルトガイド孔57内に収容されている。回り止め部91bは、チルトガイド孔57の内周縁に接触することで、第1側板部54に対する従動カム91の第3軸線O3回りの回転を規制する。
図4に示すように、カム従節部91cは、カム部90bに対応してボルト周方向に間隔をあけて複数形成されている。カム従節部91cは、操作レバー81の回動に伴い、カム部90bが摺動する摺動面を形成する。カム従節部91cは、カム部90bは、ボルト周方向の一方側に向かうに従い従動ベース91aからの突出量が漸次拡大している。
カム機構82は、操作レバー81の回動操作に伴い、カム部90bがカム従節部91c上を摺動することで、左右方向の厚さが変化するように構成されている。ステアリング装置1では、カム機構82の厚さが変化することで、各側板部54,55を介して各締付部25,26が左右方向で互いに接近又は離間するように(スリット28の左右方向の寸法が拡大又は縮小するように)構成されている。具体的に、操作レバー81をボルト周方向の一方側に向けて回動させることで、カム機構82の厚さが増加する。すると、各締付部25,26同士が各側板部54,55とともに接近して保持筒部24が縮径する。これにより、保持筒部24によってインナコラム22が締め付けられ、テレスコ動作及びチルト動作が規制される(ロック状態)。一方、ロック状態において、ボルト周方向の他方側に向けて操作レバー81を回動させることで、カム機構82の厚さが減少する。すると、締付部25,26同士が各側板部54,55とともに離間して保持筒部24が拡径される。これにより、保持筒部24によるインナコラム22の締め付けが解除され、テレスコ動作及びチルト動作が許容される。
図6は、スライドガイド62周辺の斜視図である。
図6に示すように、スライドガイド62は、ロックボルト80とハンガブラケット60との間に跨って装着されている。スライドガイド62は、弾性変形可能で、かつロックボルト80よりも摩擦係数が小さい材料(例えば、樹脂材料)により形成されている。スライドガイド62は、正面視において、L字状に形成されている。スライドガイド62は、ガイド底壁100と、立ち上がり片101と、ガイド側壁102と、前側緩衝部103と、後側緩衝部104と、を備えている。
ガイド底壁100は、ブラケット底壁73の下方において、左右方向に延びている。ガイド底壁100は、ブラケット底壁73に下方から当接している。ガイド底壁100における前後両端縁には、下方に突出するリブ100aが形成されている。各リブ100aは、ガイド底壁100における前後両端縁を左右方向に延びている。
立ち上がり片101は、ガイド底壁100における左右方向の第2側端縁から上方に延びている。立ち上がり片101は、第2対向壁部72に左右方向の外側から近接又は当接している。立ち上がり片101の上端縁は、第2テレスコガイド孔75の下端縁よりも下方に位置している。
図7は、図3の要部拡大図である。図8は、図3のVIII-VIII線に対応する断面図である。
図7、図8に示すように、ガイド側壁102は、ガイド底壁100における左右方向の第1側端縁から上方に延びている。ガイド側壁102は、第1対向壁部71に左右方向の外側から近接又は当接している。すなわち、ガイド底壁100、立ち上がり片101及びガイド側壁102は、ハンガブラケット60を下方及び左右両側から取り囲んでいる。ガイド側壁102の上端縁は、第1テレスコガイド孔74の上端縁よりも上方に位置している。
ガイド側壁102のうち左右方向から見て第1テレスコガイド孔74と重なり合う位置には、挿通孔102aが形成されている。挿通孔102aは、左右方向の外側から内側に向かうに従い内径が漸次縮小するテーパ状に形成されている。挿通孔102aの中心軸線O4は、第3軸線O3に対して上方にオフセットして配置されている。挿通孔102aの最下端は、第1テレスコガイド孔74の下端縁よりも上方であって、貫通孔31,32の最下端よりも上方に位置している。挿通孔102aには、第1貫通孔31及び第1テレスコガイド孔74の間において、ロックボルト80が貫通している。ロックボルト80は、挿通孔102a内において、挿通孔102aの下端縁(最下端を含む部分)に下方から支持されている。
図5、図8に示すように、前側緩衝部103は、テレスコ動作時にコラムユニット11が最縮位置に移動する際、ロックボルト80が前側緩衝部103を介して第1テレスコガイド孔74の前端縁に接触することで、接触時の荷重を緩和する。前側緩衝部103は、ガイド側壁102のうち挿通孔102aに対して前方に位置する部分から、左右方向の内側に向けて突出している。前側緩衝部103は、第1テレスコガイド孔74内において、第1テレスコガイド孔74の前端縁とロックボルト80との間に介在している。各前側緩衝部103は、左右方向から見て三日月形状に形成されている。
前側緩衝部103のうち後方を向く面(以下、内周面103aという。)は、左右方向から見て中心軸線O4を中心として前方に向けて凸の円弧状に形成されている。本実施形態において、前側緩衝部103の内周面103aは、挿通孔102aの内周面に滑らかに連なっている。すなわち、前側緩衝部103の内周面103aは、左右方向の内側に向かうに従い中心軸線O4に接近する向きに延びるテーパ状に形成されている。前側緩衝部103のうち前方を向く面(以下、外周面103bという。)は、左右方向から見て第1テレスコガイド孔74の前端縁に倣って延びる円弧状に形成されている。
前側緩衝部103の上端面は、前側緩衝部103の内周面103a及び外周面103bの上端同士を接続している。前側緩衝部103の上端面は、上下方向に直交する平坦面に形成されている。前側緩衝部103の上端面は、第1テレスコガイド孔74の上端縁に対して下方に離間していることが好ましい。
前側緩衝部103の下端面は、前側緩衝部103の内周面103a及び外周面103bの下端同士を接続している。前側緩衝部103の下端面は、上下方向に直交する平坦面に形成されている。前側緩衝部103の下端面は、第1テレスコガイド孔74の下端縁に対して上方に離間していることが好ましい。
後側緩衝部104は、テレスコ動作時にコラムユニット11が最伸位置に移動する際、ロックボルト80が後側緩衝部104を介して突出片74cに衝突することで、衝突時の荷重を緩和する。後側緩衝部104は、左右方向から見て中心軸線O4を通り上下方向に沿う対称線を基準に線対称に形成されている。但し、各緩衝部103,104は非対称に形成されていてもよい。
後側緩衝部104は、ガイド側壁102のうち挿通孔102aに対して後方に位置する部分から、左右方向の内側に向けて突出している。後側緩衝部104は、第1テレスコガイド孔74内において、突出片74cとロックボルト80との間に介在している。後側緩衝部104のうち前方を向く面(以下、内周面104aという。)は、左右方向から見て中心軸線O4を中心として前方に向けて凸の円弧状に形成されている。本実施形態において、後側緩衝部104の内周面104aは、挿通孔102aの内周面に滑らかに連なっている。すなわち、後側緩衝部104の内周面104aは、左右方向の内側に向かうに従い中心軸線O4に接近する向きに延びるテーパ状に形成されている。したがって、前側緩衝部103の内周面103a及び後側緩衝部104の内周面104aは、左右方向の内側に向かうに従いロックボルト80の外周面に接近している。本実施形態において、前側緩衝部103の内周面103a及び後側緩衝部104の内周面104a同士は、同等の曲率半径に形成されている。
後側緩衝部104のうち後方を向く面(以下、外周面104bという。)は、左右方向から見て第1テレスコガイド孔74の後端縁に倣って延びる円弧状に形成されている。本実施形態において、前側緩衝部103の外周面103b及び後側緩衝部104の外周面104bb同士は、同等の曲率半径に形成されている。
後側緩衝部104の上端面は、後側緩衝部104の内周面及び外周面の上端同士を接続している。後側緩衝部104の上端面は、上下方向に直交する平坦面に形成されている。後側緩衝部104の上端面は、第1テレスコガイド孔74の上端縁に対して下方に離間していることが好ましい。
後側緩衝部104の下端面は、後側緩衝部104の内周面及び外周面の下端同士を接続している。後側緩衝部104の下端面は、上下方向に直交する平坦面に形成されている。後側緩衝部104の下端面は、第1テレスコガイド孔74の下端縁に対して上方に離間していることが好ましい。
図2~図4に示すように、付勢部材63は、リヤブラケット14とスライドガイド62との間に介在している。付勢部材63は、スライドガイド62を介してコラムユニット11を上方に向けて付勢している。付勢部材63は、例えばダブルトーションスプリングである。すなわち、付勢部材63は、第1コイル部63a及び第2コイル部63b(図2参照)と、第1接続部63cと、第2接続部63dと、中間部63eと、を備えている。
第1コイル部63aは、第1側板部54の前方において、左右方向を軸方向として配置されている。
第2コイル部63bは、第2側板部55の前方において、左右方向を軸方向として配置されている。すなわち、コイル部63a,63bは、スリット28を間に挟んで左右方向の両側にそれぞれ配置されている。
第1接続部63cは、第1コイル部63aにおける左右方向の外側端部から上方に延びている。第1接続部63cの先端部は、第1側板部54の上部に接続されている。
第2接続部63dは、第2コイル部63bにおける左右方向の外側端部から上方に延びている。第2接続部63dの先端部は、第2側板部55の上部に接続されている。
中間部63eは、第1コイル部63a及び第2コイル部63bにおける左右方向の内側端部同士を接続している。中間部63eは、上下方向から見て前方に向けて開口するU字状に形成されている。中間部63eにおける後端部は、ガイド底壁100に下方から当接している。このように、付勢部材63は、第1側板部54及び第2側板部55間を、ガイド底壁100に下方から当接した状態で接続していることで、スライドガイド62を上方に向けて付勢しつつ、コラムユニット11を上方に向けて付勢している。
ここで、図7、図8に示すように、第1貫通孔31は、第3軸線O3と同軸に配置されている。第1貫通孔31は、第1ストレート部31aと、第1テーパ部31bと、を備えている。
第1ストレート部31aは、第1貫通孔31のうち左右方向の内側端部を構成する。第1ストレート部31aは、第1貫通孔31のうち内径が一様(勾配角(第3軸線O3と第1貫通孔31の内周面とがなす角度が0°))に形成された部分である。すなわち、第1ストレート部31aは、正面視及び平面視の双方において、左右方向に直線状に延びている。第1貫通孔31の内径は、ロックボルト80よりも僅かに大きく形成されている。第1ストレート部31aにおける左右方向の内側端縁は、第1貫通孔31における左右方向の内側端縁に一致している。
第1テーパ部31bは、第1貫通孔31のうち第1ストレート部31a以外の部分である。図示の例において、第1テーパ部31bは、第1貫通孔31のうち左右方向の中心よりも内側に位置する部分から、左右方向の外側端縁までを構成している。第1テーパ部31bの内径は、左右方向の外側に向かうに従い漸次拡大している。第1テーパ部31bにおける左右方向の内側端部は、第1ストレート部31aに連なっている。第1テーパ部31bは、アウタコラム21を成形する際の抜き勾配としての機能に加え、ロックボルト80を第1貫通孔31内に挿入する際のガイドとしての機能を有する。図示の例において、第1テーパ部31bの勾配角は、ボルト周方向の全周に亘って一様になっている。
第2貫通孔32は、左右方向から見て第1貫通孔31に重なり合うとともに、第1貫通孔31に対して左右方向で面対称に形成されている。具体的に、第2貫通孔32は、第2ストレート部32aと、第2テーパ部32bと、を備えている。
第2ストレート部32aは、第2貫通孔32のうち左右方向の内側端部を構成する。第2ストレート部32aは、正面視及び平面視の双方において、左右方向に直線状に延びている。
第2テーパ部32bは、第2貫通孔32のうち第2ストレート部32a以外の部分である。第2テーパ部32bにおける左右方向の内側端部は、第2ストレート部32aに連なっている。第2テーパ部32bは、アウタコラム21を成形する際の抜き勾配としての機能を有する。なお、貫通孔31,32において、ストレート部31a,32a及びテーパ部31b,32bの寸法を異ならせてもよい。
次に、上述したステアリング装置1の作用(テレスコ動作及びチルト動作)について説明する。以下の説明では、ステアリング装置1がロック状態にあるときを初期状態とする。
テレスコ動作又はチルト動作を行うにあたっては、まずステアリング装置1をロック解除状態とする。ステアリング装置1をロック解除状態とするには、カム機構82の厚さが減少する方向(例えば下方)に操作レバー81を押し下げる。すると、締付部25,26同士が各側板部54,55とともに離間して保持筒部24の内径(スリット28の幅)が拡大される。これにより、保持筒部24によるインナコラム22の締め付けが解除されるとともに、側板部54,55によるアウタコラム21の締め付けが解除される。その結果、テレスコ動作及びチルト動作が可能となる。
<テレスコ動作>
ステアリングホイール2の位置を前方に変更するには、ロック解除状態において、ステアリングホイール2を前方に押し込む。すると、ステアリングホイール2がインナコラム22及びステアリングシャフト12とともに、アウタコラム21に対して前方に移動する。ステアリング装置1では、前側緩衝部103が第1テレスコガイド孔74の前端縁に後方から突き当たることで、コラムユニット11の最縮位置(最前端位置)が規定されている。
一方、ステアリングホイール2のテレスコ位置を後方に変更するには、ロック解除状態において、ステアリングホイール2を引き込む。すると、ステアリングホイール2がインナコラム22及びステアリングシャフト12とともに、アウタコラム21に対して後方に移動する。ステアリング装置1では、後側緩衝部104が突出片74cに前方から突き当たることで、コラムユニット11の最伸位置(最後端位置)が規定されている。このように、コラムユニット11の最縮位置及び最伸位置の間でステアリングホイール2の前後位置を任意に調整できる。
<チルト動作>
ステアリングホイール2の位置を上方に変更するには、ロック解除状態において、ステアリングホイール2を上方に押し上げる。すると、ロックボルト80がチルトガイド孔57内を上方に移動することで、ステアリングホイール2がコラムユニット11及びステアリングシャフト12とともに第2軸線O2回りの上方に回動する。
一方、ステアリングホイール2のチルト位置を下方に変更するには、ロック解除状態において、ステアリングホイール2を下方に引き下げる。すると、ロックボルト80がチルトガイド孔57内を下方に移動することで、ステアリングホイール2がコラムユニット11及びステアリングシャフト12とともに第2軸線O2回りの下方に回動する。これにより、ステアリングホイール2の上下位置を任意の位置に調整できる。
ところで、ステアリング装置1では、ロックボルト80における左右方向の第1側端部に操作レバー81が取り付けられている。そのため、従来のステアリング装置では、特にロック解除状態において、操作レバーの自重により、ロックボルトにおける左右方向の第1側端部が第2側端部に比べて下方に傾く可能性がある。この場合、従動カムが第1側板部に押し付けられることで、従動カムと第1側板部との間に作用する荷重が大きくなり易い。その結果、チルト動作時において、従動カムが第1側板部の外側面上を摺動する際の摩擦抵抗が大きくなる可能性がある。
そこで、本実施形態のステアリング装置1では、第1貫通孔31及び第2貫通孔32が、左右方向の内側にストレート部31a,32aが形成され、左右方向の外側にテーパ部31b,32bが形成される構成とした。
この構成によれば、ロック解除状態において、仮にロックボルト80における左右方向の第1側端部が下方に傾こうとした場合であっても、第1ストレート部31aの下端縁と第2ストレート部32aの上端縁との間でロックボルト80の傾きを規制することができる。これにより、ロックボルト80のがたつきを抑制でき、例えばチルト動作時等におけるロックボルト80の振動や、振動に伴ってロックボルト80がリヤブラケット14等に接触して発生する異音等を抑制できる。その結果、スムーズなチルト動作を実現することができる。
しかも、本実施形態では、アウタコラム21の貫通孔31,32の形状によって上述した作用効果が奏功されるため、従来のように貫通孔内に別体のスリーブを設ける場合に比べて部品点数の増加や組付工数の増加を抑制できる。
本実施形態において、ロック機構61は、ロックボルト80における左右方向の第1側端部に固定された駆動カム90と、第1側板部54の外側で駆動カム90と左右方向で向かい合う従動カム91と、を備えている構成とした。
この構成によれば、従来に比べてロックボルト80の傾き角度(左右方向に対する第3軸線O3のなす角度)を縮小することができるため、従動カム91と第1側板部54との間に作用する荷重を軽減できる。その結果、チルト動作時において、従動カム91が第1側板部54の外側面上を摺動する際の摩擦抵抗を軽減できる。その結果、よりスムーズなチルト動作を実現できる。
本実施形態では、第1ストレート部31aは、第1貫通孔31のうち左右方向の内側端部に全周に亘って形成され、第2ストレート部32aは、第2貫通孔32のうち左右方向の内側端部に全周に亘って形成されている構成とした。
この構成によれば、各貫通孔31,32において左右方向の内側端部が全周に亘ってストレート部31a,32aに形成される。そのため、アウタコラム21を成形する際において、各ステアリング装置1間でのストレート部31a,32aの周方向範囲のばらつきを軽減できる。また、ロックボルト80の上下方向のがたつきがより抑制し易くなる。
本実施形態において、ロックボルト80には、第1テレスコガイド孔74内においてロックボルト80に対して少なくとも前後方向の両側に位置する緩衝部103,104を有するスライドガイド62が装着されている構成とした。
この構成によれば、コラムユニット11の最縮位置又は最伸位置において、ロックボルト80とハンガブラケット60との直接の接触を抑制できる。そのため、テレスコ動作時における異音の発生を抑制できる。
本実施形態において、スライドガイド62は、ロックボルト80が挿通された挿通孔102aを有し、挿通孔102aの内径は左右方向の内側に向かうに従い漸次縮小している構成とした。
この構成によれば、ロックボルト80とスライドガイド62間のがたつきを抑制できる。そのため、ロック解除状態におけるロックボルト80の傾きをより抑制し易い。
本実施形態において、挿通孔102aのうち第3軸線O3よりも下方に位置する部分には、ロックボルト80を下方から支持する支持部が形成されている構成とした。
この構成によれば、ロックボルト80が挿通孔102aの内周縁うち第3軸線O3よりも下方に位置する部分によって下方から支持されるので、ロック解除状態におけるロックボルト80の傾きをより抑制し易い。
特に、本実施形態では、挿通孔102aの中心軸線O4が第3軸線O3に対して上方にオフセットして配置されているため、挿通孔102aの内周縁のうち第3軸線O3よりも下方に位置する部分を支持部として機能させることができる。そのため、スライドガイド62を成形する際において、各ステアリング装置1間での支持部の寸法ばらつきを軽減できる。
本実施形態では、リヤブラケット14とコラムユニット11との間には、ガイド底壁100を介してコラムユニット11を上方に向けて付勢する付勢部材63が設けられている構成とした。
この構成によれば、スライドガイド62がコラムユニット11とともに上方に付勢されているため、スライドガイド62及びハンガブラケット60間のがたつきを抑制できる。また、ロックボルト80の外周面を挿通孔102aの下端縁(支持部)によって支持し易い。そのため、ロック解除状態におけるロックボルト80の傾きをより抑制し易い。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、第1軸線O1が前後方向に交差している構成について説明していたが、この構成のみに限られない。第1軸線O1は、車両の前後方向に一致していてもよい。
上述した実施形態では、各ストレート部31a,32aが対応する貫通孔31,32の全周に亘って設けられている構成について説明したが、この構成に限られない。例えば図9に示すように、第1貫通孔31のうちロックボルト80の下方に位置する部分(上方から見てロックボルト80に重なり合う部分)、及び第2貫通孔32のうちロックボルト80の上方に位置する部分(下方から見てロックボルト80に重なり合う部分)のみがそれぞれストレート部31a,32aであってもよい。この場合、ストレート部31a,32aは、貫通孔31,32の左右方向の全体に亘って形成されていてもよく、貫通孔31,32の一部に形成されていてもよい。
上述した実施形態では、ロック状態及びロック解除状態をロックボルト80の回転に伴うカム機構82の動作によって切り替える構成について説明したが、この構成に限られない。ロック機構は、カム機構以外の機構(例えば、歯車やリンク等)によってロック状態及びロック解除状態を切り替えてもよい。また、ロックボルト80は、操作部によってスライド操作等がされてもよい。
上述した実施形態では、スライドガイド62がロックボルト80及びハンガブラケット60に亘って装着されるL字状に形成された構成について説明したが、この構成に限られない。スライドガイド62は、緩衝部103,104を有し、ロックボルト80のみに装着される構成であってもよい。
上述した実施形態では、貫通孔31,32の形状及びスライドガイド62の双方によってロックボルト80のがたつきを抑制する構成について説明したが、この構成に限られない。ステアリング装置では、貫通孔31,32の形状及びスライドガイド62の少なくとも一方の構成でロックボルト80のがたつきを抑制できればよい。
上述した実施形態では、挿通孔102aの中心軸線O4がロックボルト80の第3軸線O3にオフセットしている構成について説明したが、この構成に限られない。図10に示すように、第3軸線O3と同軸に配置された挿通孔102aの下端縁に、ロックボルト80を下方から支持する支持部102bを形成してもよい。
上述した実施形態では、操作レバー81を引き上げることでロック解除状態からロック状態に移行する構成(いわゆる引きロックタイプ)について説明したが、操作レバー81を押し下げることでロック解除状態からロック状態に移行する構成(いわゆる押しロックタイプ)を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1:ステアリング装置
11:コラムユニット
12:ステアリングシャフト
13:フロントブラケット
14:リヤブラケット
21:アウタコラム
22:インナコラム
25:第1締付部
26:第2締付部
31:第1貫通孔
31a:第1ストレート部
31b:第1テーパ部
32:第2貫通孔
32a:第2ストレート部
32b:第2テーパ部
54:第1側板部(側板部)
55:第2側板部(側板部)
57:チルトガイド孔
60:ハンガブラケット
61:ロック機構
62:スライドガイド
63:付勢部材
73:ブラケット底壁
74:第1テレスコガイド孔(テレスコガイド孔)
75:第2テレスコガイド孔(テレスコガイド孔)
80:ロックボルト(ロッド)
90:駆動カム
90b:カム部
91:従動カム
91c:カム従節部
100:ガイド底壁
102:ガイド側壁
102a:挿通孔
102b:支持部
103:緩衝部
104:緩衝部
O1:第1軸線
O2:第2軸線
O3:第3軸線(ロッドの中心軸線)
O4:中心軸線

Claims (8)

  1. 前後方向に沿う第1軸線回りに回転可能にステアリングシャフトを支持するコラムユニットと、
    左右方向に沿う第2軸線回りに回動可能に前記コラムユニットを支持するとともに、車体に取り付けられるフロントブラケットと、
    前記コラムユニットに対して左右方向の両側に位置する側板部を有し、上下方向に延びるチルトガイド孔が前記側板部に形成されるとともに、前記フロントブラケットの後方において前記車体に取り付けられるリヤブラケットと、
    前記フロントブラケットに対する前記コラムユニットの前記第2軸線回りの移動を規制するロック状態、及び前記フロントブラケットに対する前記コラムユニットの前記第2軸線回りの移動を許容するロック解除状態を切り替えるロック機構と、を備え、
    前記コラムユニットは、
    左右方向に貫通する第1貫通孔を有し、前記第1軸線に対して左右方向の第1側に設けられた第1締付部と、
    左右方向に貫通する第2貫通孔を有し、前記第1軸線に対して左右方向の第2側に設けられるとともに、前記ロック機構が前記ロック状態及び前記ロック解除状態間を移行することに伴い前記第1締付部に接近又は離間する第2締付部と、を備え、
    前記ロック機構は、
    前記第1貫通孔、前記第2貫通孔及び前記チルトガイド孔を左右方向に貫通するとともに、前記ロック解除状態において前記チルトガイド孔内を上下方向に移動可能に前記コラムユニットに支持されたロッドと、
    前記ロッドにおける左右方向の第1側端部に固定され、前記ロッドを操作するための操作部と、を備え、
    前記第1貫通孔は、
    少なくとも前記ロッドよりも下方に位置する部分において左右方向に沿って直線状に延びる第1ストレート部と、
    前記第1ストレート部以外の部分であって、左右方向の第1側に向かうに従い前記第1貫通孔の内径を漸次拡大させる第1テーパ部と、を備え、
    前記第2貫通孔は、
    少なくとも前記ロッドよりも上方に位置する部分において左右方向に沿って直線状に延びる第2ストレート部と、
    前記第2ストレート部以外の部分であって、左右方向の第2側に向かうに従い前記第2貫通孔の内径を漸次拡大させる第2テーパ部と、を備えているステアリング装置。
  2. 前記ロック機構は、
    カム部を有し、前記ロッドにおける左右方向の第1側端部に固定された駆動カムと、
    前記ロッドの回転に伴い前記カム部に摺動するカム従節部を有し、前記側板部のうち前記第1締付部に対して左右方向の第1側に配置された前記側板部の外側で前記駆動カムと左右方向で向かい合う従動カムと、を備えている請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記第1ストレート部は、前記第1貫通孔のうち左右方向の第2側端部に全周に亘って形成され、
    前記第2ストレート部は、前記第2貫通孔のうち左右方向の第1側端部に全周に亘って形成されている請求項1又は請求項2に記載のステアリング装置。
  4. 前記コラムユニットは、
    前記第1締付部及び前記第2締付部を有する筒状のアウタコラムと、
    前記アウタコラム内に前後動可能に挿入されるとともに、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するインナコラムと、を備え、
    前記インナコラムのうち前記第1締付部及び前記第2締付部間に位置する部分には、ハンガブラケットが設けられ、
    前記ハンガブラケットには、前記ロッドが挿通されるとともに、前後方向に延びるテレスコガイド孔が形成され、
    前記ロッドには、前記テレスコガイド孔内において前記ロッドに対して少なくとも前後方向の両側に位置する緩衝部を有するスライドガイドが装着されている請求項1から請求項3の何れか1項に記載のステアリング装置。
  5. 前記スライドガイドは、前記ロッドが挿通された挿通孔を有し、
    前記挿通孔の内径は、前記第1締付部から前記第2締付部に向かうに従い漸次縮小している請求項4に記載のステアリング装置。
  6. 前記スライドガイドは、前記ロッドが挿通された挿通孔を有し、
    前記挿通孔には、前記ロッドを下方から支持する支持部が形成されている請求項4又は請求項5に記載のステアリング装置。
  7. 前記挿通孔の中心軸線は、前記ロッドの中心軸線に対して上方にオフセットして配置され、
    前記挿通孔の内周縁のうち前記ロッドよりも下方に位置する部分が、前記支持部を構成している請求項6に記載のステアリング装置。
  8. 前記ハンガブラケットは、
    前記テレスコガイド孔が形成されたブラケット側壁と、
    前記ブラケット側壁の下端縁から左右方向に延びるブラケット底壁と、を備え、
    前記スライドガイドは、
    前記挿通孔を有し、前記ブラケット側壁に対して左右方向の第1側に配置されたガイド側壁と、
    前記ガイド側壁の下端縁から左右方向に延び、前記ブラケット底壁の下方に配置されたガイド底壁と、を備え、
    前記リヤブラケットと前記コラムユニットとの間には、前記ガイド底壁を介して前記コラムユニットを上方に向けて付勢する付勢部材が設けられている請求項5から請求項7の何れか1項に記載のステアリング装置。
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