JP7247771B2 - リアバンパにおける後方確認装置の取付構造 - Google Patents

リアバンパにおける後方確認装置の取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両後部のリアバンパにバックソナーなどの後方確認装置を取り付けるためのリアバンパにおける後方確認装置の取付構造に関する。
従来より、車両のリアパンパには灯火類やリフレクタなどとともに、各種のセンサが一体的に取り付けられている。一般に、各種のセンサはリアバンパに灯火類やリフレクタなどとは別に取り付けられるが、センサがバンパの灯火類を利用して取り付けられるものも提案されている。この種のセンサの取付構造が特許文献1により開示されている。
この文献1のセンサの取付構造では、バンパの開口部に取り付けられる灯火類のレンズの縁に通線用凹部が形成され、センサのコードが通線用凹部を通してバンパの開口部内で結線されて、センサは底部を灯火類のレンズの表面に両面接着テープなどにより接着されて取り付けられる。
実開平7-45015号公報
しかしながら、上記従来のセンサの取付構造では、灯火類の表面にセンサが取り付けられるため、灯火類の灯火範囲が狭くなって視認性が低下する、という問題があり、また、センサが灯火類の表面と同一面に配置されていると、センサや灯火類が飛来物により破損したり汚れたりして、灯火類、センサの各機能が共に低下したり失われたりする恐れがある、という問題がある。さらには、このセンサの取付構造では、センサが灯火類の表面に両面接着テープにより取り付けられるため、両面接着テープが比較的高価であり、コストが増大する、という問題もある。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、本発明では特に、リフレクタをガーニッシュを介して装着する車両後部のリアバンパに後方確認装置を取り付ける、リアバンパにおける後方確認装置の取付構造において、後方確認装置をリアバンパにリフレクタのガーニッシュを利用して取り付けて、後方確認装置の飛来物などによる衝撃に対する性能維持と汚れによる性能低下の防止を図ること、併せてこの後方確認装置のリアバンパへの取り付けを低コストに実現すること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
リフレクタをガーニッシュを介して装着する車両後部のリアバンパに後方確認装置を取り付ける、リアバンパにおける後方確認装置の取付構造において、
前記ガーニッシュの一部に後方確認装置の取付部を備え、前記リフレクタと前記後方確認装置が共通の前記ガーニッシュにより前記リアバンパに取り付けられる、
ことを要旨とする。
また、この後方確認装置の取付構造は各部に次のような構成を備えることが好ましい。
(1)ガーニッシュはリフレクタの周囲に沿って車両後方に対向されるフランジを有し、後方確認装置の取付部は前記フランジに後方確認装置を埋め込み配置可能に形成され、かつ前記フランジにおいて前記取付部の上部側が車両後方に張り出し形成されて、前記後方確認装置は前記フランジの前記後方確認装置の取付部に埋め込み設置され、前記取付部の上部側が前記取付部の前記後方確認装置の埋め込み面に対して車両後方に張り出される。
(2)後方確認装置の取付部はガーニッシュに、リフレクタに対して車幅方向で隣り合ってかつ前記後方確認装置の取付部と前記リフレクタとの間に車両後方に延びる後方壁を有する隣接部を介して形成され、後方確認装置は前記ガーニッシュに前記リフレクタに対して車幅方向に隣り合って配置される。
この場合、リアバンパとガーニッシュは前記ガーニッシュの後方壁に近接する位置で固定されることが望ましい。
(3)リアバンパに、リフレクタをガーニッシュを介して取り付けるための取付凹部が車両前方側に凸状に突出形成されて、前記ガーニッシュは前記取付凹部に固定され、前記ガーニッシュの後方確認装置の取付部に取り付けられる後方確認装置は前記取付凹部から車幅方向に突出される突出部を有し、前記取付凹部の凸状側に前記取付凹部の凸状よりも車両前方に延出され、かつ車幅方向に向けて延びて前記後方確認装置の前記突出部と上下に重なり合う延出部が設けられる。
この場合、リアバンパの取付凹部から延出される延出部は前記取付凹部から車幅方向に突出される後方確認装置の突出部に対して下方に配置され、前記延出部の前方端が前記後方確認装置の突出部よりも車両前方にあることが望ましい。
本発明によれば、リフレクタをガーニッシュを介して装着する車両後部のリアバンパに後方確認装置を取り付ける、リアバンパにおける後方確認装置の取付構造において、ガーニッシュの一部に後方確認装置の取付部を備え、リフレクタと後方確認装置が共通のガーニッシュによりリアバンパに取り付けられるので、このガーニッシュにより、後方確認装置の飛来物などによる衝撃に対する性能維持と汚れによる性能低下の防止を図ることができ、併せてこの後方確認装置のリアバンパへの取り付けを低コストに実現することができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
本発明の一実施の形態によるリアバンパにおける後方確認装置の取付構造の構成を示す車体後方から見た斜視図 同後方確認装置の取付構造の構成を拡大して示す車体後方から見た斜視図 同後方確認装置の取付構造の構成を示す車体前方から見た斜視図 同後方確認装置の取付構造の構成を拡大して示す車体前方から見た斜視図 同後方確認装置の取付構造の構成を拡大して示す車体上方から見た平面図 同後方確認装置の取付構造の構成を示す側面断面図(図2のA-A線断面図) 同後方確認装置の取付構造の構成を示す側面断面図(図2のB-B線断面図)
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1、図2にリアバンパにおける後方確認装置の取付構造(以下、本構造という。)を示している。図1、図2において、1は自動車の車両後部に取り付けられるリアバンパ、2はリアバンパに装着されるリフレクタ、3はリフレクタ2が固定されるガーニッシュ、4はリアバンパ1に取り付けられる後方確認装置、ここではバックソナー(以下、バックソナー4という。)であり、本構造は、リフレクタ2をガーニッシュ3を介して装着する車両後部のリアバンパ1にバックソナー4を取り付ける、リアバンパにおける後方確認装置の取付構造において、バックソナー4をリアバンパ1にリフレクタ2と共通のガーニッシュ3を利用して取り付けることにより、バックソナー4の性能の維持と性能の低下防止、さらにコストの低減を図る。なお、リフレクタ2の形状は任意に変更されるが、ここでは特に横に長い略長方形のリフレクタ2として例示してある。
図1、図2に示すように、リアバンパ1には左右両側所定の位置にリフレクタ2をガーニッシュ3を介して取り付けるためのリフレクタ取付部10が設けられ、車両後部に図示されないバンパーステーを介して取り付けられる。
リアバンパ1のリフレクタ取付部10はそれぞれ、図2に示すように、リアバンパ1に開口11が形成され、図3、図4に示すように、開口11からボックス形の取付凹部12が車両前方側に凸状に突出形成されてなる。このリフレクタ取付部10の場合、リフレクタ2の形状に合わせて、図2に示すように、開口11は横に長い略長方形状に形成され、図7に示すように、この開口11の内周に沿って車両前方側に断面略L字形に凹む内周縁部111が形成されて、この内周縁部111の車両後方に対向する面112には、この面112の幅方向略中央に全周に亘ってガーニッシュ3のための係止溝113が形成される。取付凹部12は開口11の内周縁部111の内側端に連続して車両前方側に向けて凸状に横に長い略直方体状のボックス形に形成される。この取付凹部12の底部121、すなわち、車両前後方向に向けられる面121には、この取付凹部12内にリフレクタ2をガーニッシュ3とともに固定するためのボルト5を通すため、ボルト挿通部122、123が設けられる。この場合、ボルト挿通部122、123は、図4に示すように、取付凹部12の底部121において、後述するリフレクタ2に設けられる取付ボス21、ガーニッシュ3に形成されるボルト挿通部3B12、3B13のそれぞれの位置に合わせて、車幅方向内側寄りの所定の位置と、車幅方向中央付近の位置の、合計2箇所に穿設される。
また、これらのリフレクタ取付部10の取付凹部12には、図4、図5に示すように、この取付凹部12に固定される後述するガーニッシュ3の後方確認装置取付部32に取り付けられるバックソナー4が取付凹部12から車幅方向に突出される突出部41を有するため、具体的に言えば、バックソナー4の電源カプラ41が取付凹部12の車幅方向内側端の開口から車幅方向内側に向けて突出されるため、取付凹部12の凸状側、すなわち、取付凹部12の車両前方側で車幅方向内側端に、取付凹部12の凸状(突出寸法)よりも車両前方に延出され、かつ車幅方向内側に向けて延びてバックソナー4の電源カプラ41と上下に重なり合う延出部13が設けられる。この場合、延出部13は取付凹部12の車幅方向内側端の下部から(垂下部131を介して)リアパンパ1の車両前方側の面に沿って車幅方向内側に向けて略四角形のプレート状に延びて、取付凹部12の車幅方向内側に突出されるバックソナー4の電源カプラ41に対して下方に配置され、この延出部13の前方端はバックソナー4の電源カプラ41よりも車両前方に延出される。
本構造では、図1、図2に示すように、ガーニッシュ3の一部に後方確認装置取付部32を備え、リフレクタ2とバックソナー4が共通のガーニッシュ3によりリアバンパ1に取り付けられる。
図2に示すように、ガーニッシュ3はリフレクタ2の周囲に沿って車両後方に対向されるフランジ31を有し、このフランジ31に後方確認装置取付部32がバックソナー4を埋め込み配置可能に形成され、かつこのフランジ31において後方確認装置取付部32の上部側311が車両後方に張り出し形成される。また、後方確認装置取付部32はガーニッシュ3に、リフレクタ2に対して車幅方向で隣り合ってかつ後方確認装置取付部32とリフレクタ2との間に車両後方に延びる後方壁331を有する隣接部33を介して形成される。
この場合、ガーニッシュ3は、図2に示すように、正面に開口30を有し、開口30周囲にフランジ31を有し、図7に示すように、本体3Bが略ボックス形に形成される。ガーニッシュ3の開口30は、図2に示すように、リフレクタ2の表面が表出可能に、この場合、横に長い略長方形のリフレクタ2に合わせて横に長い略長方形に形成される。フランジ31は車幅方向内側の端部313が幅広に、他の各部はリフレクタ取付部10の開口11の内周縁部111(図7参照)に当接可能に幅狭に形成され、フランジ31の車幅方向内側の端部313にはバックソナー4の表面部(信号を送受信する面)を表出可能に、開口320が、この場合、円形に形成され、この開口320の周囲の上部側311が、図6に示すように、車両後方に張り出されて、この上部側311の縁部がリアバンパ1のリフレクタ取付部10の開口11の内周縁部111で車幅方向内側の上部側縁部に当接可能になっている。なお、この開口320の周囲の下部側は、図6に示すように、車両後方に張り出されておらず、開口320から下方に垂下されて、この下部側の縁部がリアバンパ1のリフレクタ取付部10の開口11の内周縁部111で車幅方向内側の下部側縁部に当接可能になっている。このフランジ31の車両前方に向けられる面には、図7に示すように、車両上下にリアバンパ1のリフレクタ取付部10の開口11の内周縁部111の係止溝113に係合可能に係止爪312が突設される。本体3Bはリアパンパ1のリフレクタ取付部10の取付凹部12内に嵌合可能に正面に既述の各開口30、320を開口される横に長い略直方体状の略ボックス形に形成される。そして、この本体3B内には開口30と開口320との間に隣接部33として車両前後方向に延びる仕切り部を形成されて、開口30の車両前方側にリフレクタ収納部3B1が、開口320の車両前方側にバックソナー収納部3B2(図6参照)が、それぞれ、画成される。このガーニッシュ3のフランジ31の構成から、すなわち、フランジ31の車幅方向内側の端部313の開口320の上部側311が車両後方に張り出されることで、図7に示すように、本体3B内に設けられる隣接部33はリフレクタ収納部3B1側の面が車両後方に延びる後方壁331をなす。このガーニッシュ3のリフレクタ収納部3B1の底部3B11となる車両前後方向に向けられる面にはボルト挿通部3B12、3B13が設けられる。この場合、ボルト挿通部3B12はリフレクタ収納部3B1の底部3B11に2箇所穿設され、一方のボルト挿通部3B12はリフレクタ収納部3B1の底部3B11において既述の後方壁331に近接して設けられ、他方のボルト挿通部3B12はリフレクタ収納部3B1の底部3B11において車幅方向略中央に設けられる。また、リフレクタ2の破損の保護を図るため、さらにガーニッシュ3にバックソナー4が追加されたことで、軽微衝突性能を向上させる必要が増したため、図4、図5に示すように、リフレクタ取付部10の取付凹部12の底部で車幅方向略中央より外側の周縁部に車両前方に向けてリブ124が突出される。
リアバンパ1のリフレクタ取付部10、ガーニッシュ3はこのような構成を有し、図2に示すように、リフレクタ2とバックソナー4がこの共通のガーニッシュ3によりリアバンパ1のリフレクタ取付部10に取り付けられる。この場合、バックソナー4はガーニッシュ3のフランジ31の後方確認装置取付部32、すなわち、フランジ31の開口320の車両前方側に設けられたガーニッシュ3の本体3Bのバックソナー収納部3B2(図6参照)に埋め込み設置されて、バックソナー4の信号の送受信面がフランジ31の開口320に表出される。そして、リフレクタ2がガーニッシュ3の本体3Bのリフレクタ収納部3B1(図7参照)に配置されてリアバンパ1のリフレクタ取付部10内に嵌め込まれ、図7に示すように、リアバンパ1、ガーニッシュ3、リフレクタ2間に車両前後方向に通されるボルト5により固定される。この場合、リフレクタ2の裏面(車両前方に向けられる面)にはガーニッシュ3の各ボルト挿通部3B12、3B13に対応して2箇所にねじ孔を有する取付ボス21を有し、リアバンパ1のリフレクタ取付部10の底部121(車両前後方向に向けられる面121)にはガーニッシュ3の各ボルト挿通部3B12、3B13に合わせて2箇所にボルト挿通部122、123が設けられている。ガーニッシュ3はリフレクタ収納部3B1に収納されたリフレクタ2とともに、リアバンパ1のリフレクタ取付部10に開口11から取付凹部12内に嵌め込まれるとともに、ガーニッシュ3のフランジ31の車両前方側の面の係止爪312がリアバンパ1のリフレクタ取付部10の開口内周縁部111の係止溝113に係合され、リアバンパ1のリフレクタ取付部10の底部121、ガーニッシュ3の底部3B11、リフレクタ2の裏面が重ね合わせられて、この状態から、リアバンパ1のリフレクタ取付部10の底部121の2箇所のボルト挿通部122、123から2本のボルト5がガーニッシュ3を固定する。ボルト挿通部122(ボルト挿通孔3B12)を介してガーニッシュ3に配置された取付ボス21によりボルト5が締結され、ボルト挿通部123(ボルト挿通孔3B13)を介して、リフレクタ2の取付ボス21にねじ締結される。また、各ボルト5を用いて各ボルト挿通孔3B12、3B13を通し、リフレクタ2の取付ボス21に固定されてもよい。
本構造では、これら各部の構成から、リフレクタ2とともにバックソナー4の性能が維持され、又は性能の低下を防止される。
(1)リフレクタ2とバックソナー4が共通のガーニッシュ3でリアバンパ1に固定されることにより、リフレクタ2とバックソナー4が同時に破損するのを防止することができる。
(2)ガーニッシュ3の車両後方に向けられたフランジ31にバックソナー4が埋め込み配置され、このフランジ31のバックソナー4の上部側311がバックソナー4よりも車両後方に張り出されるので、飛来物がフランジ31のバックソナー4の上部側311で受けやすくなり、バックソナー4に直接衝撃が加えられるのを防止することができる。また、リアバンパ1にバックソナー4に向けて泥水が掛かった場合でも、この泥水をバックソナー4の上部側311のフランジ31の張り出しにより受けて、この張り出しから下方に向けて流出しやすくなり、バックソナー4(の信号の送受信面)の汚れを防止することができる。
(3)ガーニッシュ3に後方確認装置取付部32がリフレクタ2に対して車幅方向内側の端部313で隣り合って形成され、バックソナー4はガーニッシュ3にリフレクタ2に対して車幅方向内側の端部313に隣り合って配置されるので、バックソナー4を車両後方にほぼ真直ぐに向けることができ、バックソナー4の取り付け位置として好適である。
(4)ガーニッシュ3のリフレクタ2とバックソナー4との間の隣接部33に車両前後方向に延びる後方壁331があるため、隣接部33の前後方向の剛性とともに、バックソナー4の上部側311のフランジ31の張り出しの剛性を向上させることができる。
(5)ガーニッシュ3はリフレクタ収納部3B1に収納されたリフレクタ2とともに、リアバンパ1のリフレクタ取付部10に開口11から取付凹部12内に嵌め込まれて、リフレクタ取付部10の2箇所のボルト挿通部122、123から2本のボルト5がガーニッシュ3の2箇所のボルト挿通孔3B12、3B13を通して固定される。ボルト挿通孔3B12では、ガーニッシュ3に配置された取付ボス21を介してボルト締結により固定される。ボルト挿通孔3B13では、リフレクタ2の1箇所の取付ボス21にねじ締結されて固定されることにより、ガーニッシュ3が底部121と挟持され、固定される。一方のボルト5がガーニッシュ3の後方壁331に近接してこの後方壁331に並列に通されるので、後方壁331の剛性が向上し、この後方壁331の剛性の向上によりバックソナー収納部3B2の周辺の剛性が向上して、バックソナー4の保護をより高めることができる。
(6)リアバンパ1のリフレクタ取付部10の凸状側に延出部13が車両前方に延出され、この延出部13とリフレクタ取付部10の取付凹部12から突出されるバックソナー4の突出部(電源カプラ)41とを上下に重なり合うようにしたので、車両に後突、軽微衝突が発生した場合であっても、延出部13がバックパネル(車体骨格)6(図6参照)に当接して、バックソナー4の故障を防止することができる。また、この場合、延出部13がバックソナー4の突出部41の下方で突出部41よりも前方端に延出されるので、車両のタイヤにより巻き上げられた泥水や飛来物をこの延出部13で防いで、バックソナー4の突出部(電源カプラ)41の電気的、機械的な保護を図り、バックソナー4の故障を防止することができる。また、延出部13とバックソナー4の電源カプラ41とを上下に重なり合うようにしたことで、電源カプラ41を包囲閉塞することがなく、電源カプラ41と電源ケーブルとの連結作業を簡単に行うことができる。さらに、延出部13とバックソナー4の電源カプラ41とを上下に重なり合うようにしたことで、延出部13に付着した水をはけやすくすることもできる。
(7)リフレクタ取付部10の取付凹部12の底部で車幅方向略中央より外側の周縁部に車両前方に向けてリブ124が突出されるので、後突、軽微衝突が発生した場合でも、リフレクタ2やバックソナー4の保護をより高めることができる。
また、本構造では、次のとおり、コスト面でも、優位性が得られる。すなわち、ガーニッシュ3の一部に後方確認装置取付部32を一体に設け、バックソナー4をリフレクタ2と共通のガーニッシュ3によりリアバンパ1に取り付けるようにしたことで、従来のようにセンサを灯火類のレンズの表面に両面接着テープにより接着して取り付けることに比べて、バックソナー4の取り付けに要するコストを低く抑えることができる。また、バックソナー4をリアバンパ1に直接取り付ける場合は、バックソナー4の色をリアバンパ1毎にリアバンパ1の色に合わせて変える必要があるが、バックソナー4をガーニッシュ3に取り付けることで、バックソナー4の色はガーニッシュ4の統一色(黒)でよく、この点でもコストの低減に資することができる。
以上説明したように、本構造によれば、リフレクタ2をガーニッシュ3を介して装着する車両後部のリアバンパ1にバックソナー4を取り付ける、リアバンパにおける後方確認装置の取付構造において、ガーニッシュ3の一部に後方確認装置取付部32を備え、また、この取付部32の上部側311を車両後方に張り出すようにするなどして、バックソナー4をリフレクタ2と共通のガーニッシュ3によりリアバンパ1に取り付けるので、このガーニッシュ3により、バックソナー4の飛来物などによる衝撃に対する性能維持と汚れによる性能低下の防止を図ることができ、併せてこのバックソナー4のリアバンパ1への取り付けを低コストに実現することができる。
なお、この実施の形態では、リアバンパ1のリフレクタ取付部10、ガーニッシュ3、リフレクタ2の形状を(正面視)横に長い略長方形のものとしたが、リフレクタ取付部10、ガーニッシュ3、リフレクタ2の形状はこれに限定されるものではなく、略長円形、略台形など種々に変更可能であり、どのような形状であっても、本発明の適用により、同様の作用効果を奏することができる。また、この実施の形態では、後方確認装置としてバックソナー4を例示したが、後方確認装置はこれに限定されるものではなく、超音波式、赤外線式などの各種センサやカメラであってもよい。さらに、この実施の形態では、ガーニッシュ4に後方確認装置取付部32を1つ設け、このガーニッシュ3にバックソナー4を1つ取り付けるものとしたが、例えばガーニッシュ3の車幅方向両端部に後方確認装置取付部32を1つずつ、合計2つ設けて、ガーニッシュ3に後方確認装置を2つ取り付けるなど、ガーニッシュ3に複数の後方確認装置を取り付けることもできる。
1 リアバンパ
10 リフレクタ取付部
11 開口
111 内周縁部
112 車両後方に対向する面
113 係止溝
12 取付凹部
121 底部(車両前後方向に向けられる面)
122、123 ボルト挿通部
124 リブ
13 延出部
131 垂下部
2 リフレクタ
21 取付ボス
3 ガーニッシュ
30 開口
31 フランジ
311 上部側
312 係止爪
313 内側の端部
32 後方確認装置取付部
320 開口
33 隣接部
331 後方壁
3B 本体
3B1 リフレクタ収納部
3B2 バックソナー収納部
3B11 底部
3B12、3B13 ボルト挿通部
4 後方確認装置(バックソナー)
41 突出部(電源カプラ)
5 ボルト
6 バックパネル(車体骨格)

Claims (6)

  1. リフレクタをガーニッシュを介して装着する車両後部のリアバンパに後方確認装置を取り付けるリアバンパにおける後方確認装置の取付構造において、
    前記ガーニッシュの一部に後方確認装置の取付部を備え、前記リフレクタと前記後方確認装置が共通の前記ガーニッシュにより前記リアバンパに取り付けられる、
    ことを特徴とするリアバンパにおける後方確認装置の取付構造。
  2. ガーニッシュはリフレクタの周囲に沿って車両後方に対向されるフランジを有し、後方確認装置の取付部は前記フランジに後方確認装置を埋め込み配置可能に形成され、かつ前記フランジにおいて前記取付部の上部側が車両後方に張り出し形成されて、前記後方確認装置は前記フランジの前記後方確認装置の取付部に埋め込み設置され、前記取付部の上部側が前記取付部の前記後方確認装置の埋め込み面に対して車両後方に張り出される請求項1に記載のリアバンパにおける後方確認装置の取付構造。
  3. 後方確認装置の取付部はガーニッシュに、リフレクタに対して車幅方向で隣り合ってかつ前記後方確認装置の取付部と前記リフレクタとの間に車両後方に延びる後方壁を有する隣接部を介して形成され、後方確認装置は前記ガーニッシュに前記リフレクタに対して車幅方向に隣り合って配置される請求項1又は2に記載のリアバンパにおける後方確認装置の取付構造。
  4. リアバンパとガーニッシュは前記ガーニッシュの後方壁に近接する位置で固定される請求項3に記載のリアバンパにおける後方確認装置の取付構造。
  5. リアバンパに、リフレクタをガーニッシュを介して取り付けるための取付凹部が車両前方側に凸状に突出形成されて、前記ガーニッシュは前記取付凹部に固定され、前記ガーニッシュの後方確認装置の取付部に取り付けられる後方確認装置は前記取付凹部から車幅方向に突出される突出部を有し、前記取付凹部の凸状側に前記取付凹部の凸状よりも車両前方に延出され、かつ車幅方向に向けて延びて前記後方確認装置の前記突出部と上下に重なり合う延出部が設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載のリアバンパにおける後方確認装置の取付構造。
  6. リアバンパの取付凹部から延出される延出部は前記取付凹部から車幅方向に突出される後方確認装置の突出部に対して下方に配置され、前記延出部の前方端が前記後方確認装置の突出部よりも車両前方にある請求項5に記載のリアバンパにおける後方確認装置の取付構造。
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