JP2013063729A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性の高い簡潔な構成で緊急時におけるリフレクタの破損や脱落を防止可能な車両後部構造を提供することを目的とする。
【解決手段】車両の後面を構成する後面部材106と、後面部材106の車外側に取り付けられるリアバンパ102と、リアバンパ102の車両幅方向の端側に取り付けられるリフレクタ104aとを備える車両後部構造100において、後面部材106は、車両幅方向の中央側の平面領域E1と、車両の側面に向かって前方へ傾斜した傾斜領域E2とを有し、リアバンパ102は、車内側へ窪んで、後面部材106へ向かって突出する背面部112を有するリフレクタ取付部110を有し、背面部112は、平面領域E1にほぼ平行な平面形状部114、および平面形状部114から傾斜領域E2に沿って傾斜した傾斜形状部116を有し、平面形状部114は、縦方向に設けられる縦リブ122a・122bを含んでいる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の後面を構成する後面部材と、後面部材の車外側に取り付けられるリアバンパと、リアバンパの車両幅方向の端側に取り付けられるリフレクタとを備える車両後部構造に関するものである。
車両の後部には衝撃緩和装置としてリアバンパが設置されている。リアバンパの安全性の評価基準としては欧州経済委員会(ECE)のRegulation NO.42(R42)が有名である。ECE・R42には、比較的遅い速度における衝突を模擬した試験(軽微衝突試験)が規定されている。この軽微衝突試験では、振り子のように動く衝突体(インパクタ)を車両に衝突させ、リアバンパ等の損傷具合が評価される。現在普及する多くのリアバンパがこのECE・R42を満たすよう設計されている。
一般的なリアバンパには、夜間に車両を視認しやすくするため、外部からの光を反射するリフレクタが備えられている。リアバンパのリフレクタが取り付けられる部位(リフレクタ取付部)は車内側へ窪んだ形状となっている。これらを備えたリアバンパは、テールスカートパネルまたはバックパネルなどの車両の後面を構成する部材(以下、「後面部材」と総称する)に取り付けられている。
現在の車両には、ECE・R42を満たすだけでなく、衝突時の損害がさらに抑えられるような構成が望まれている。例えば特許文献1には、軽微な後突時においてリフレクタの破損を防止できる車両後部構造が開示されている。特許文献1では、リフレクタを守るためのリフレクタ保護ブラケットおよび補強ブラケットを設置し、加えてリフレクタをその車内側の構造物との間に間隔(クリアランス)を空けて設置することで、リフレクタがインパクタ等によって潰され変形することを防いでいる。
特開2008−94234号公報
しかし車種によっては、リフレクタまたはリアバンパの車内側にクリアランスを確保することが困難な場合がある。すなわち、特許文献1の車両後部構造の構成をそのまま適用しても、車種によってはリフレクタ保護ブラケット等を取り付けるスペースが確保できなかったり、リフレクタの車内側に間隔を空けることができなかったりするおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み、汎用性の高い簡潔な構成で緊急時におけるリフレクタの破損や脱落を防止可能な車両後部構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両後部構造の代表的な構成は、車両の後面を構成する後面部材と、後面部材の車外側に取り付けられるリアバンパと、リアバンパの車両幅方向の端側に取り付けられるリフレクタとを備える車両後部構造において、後面部材は、車両幅方向の中央側の平面領域と、平面領域の端から車両の側面に向かって前方へ傾斜した傾斜領域とを有し、リアバンパは、リフレクタを取り付けるために車内側へ窪んだリフレクタ取付部であって、後面部材へ向かって突出し後面部材に対向する背面部を有するリフレクタ取付部を有し、背面部は、平面領域にほぼ平行な平面形状部、および平面形状部から傾斜領域に沿って傾斜した傾斜形状部を有し、平面形状部は、縦方向に設けられる少なくとも1以上の縦リブを含んでいることを特徴とする。
上記のリフレクタ取付部であれば、緊急時などにリアバンパが前方へ向かって変形した場合において、上記形状の背面部によって後面部材に対して面接触することができる。特に、リフレクタ取付部の背面部は、後面部材における平面領域と傾斜領域とで構成された角の領域に面接触するため、車幅方向にずれるような変形が抑えられる。これらによって、上記構成によれば、リフレクタ取付部からの衝撃荷重を効率よく分散させてその変形を抑え、リフレクタの破損および脱落を防ぐことができる。
また、平面形状部には縦リブが含まれていて、平面形状部はこの縦リブによって後面部材に接触する。すなわち、縦リブによって平面形状部は接触面積が低減されている。したがって、平面形状部は後面部材に接触することによる変形や破損のおそれが減少していて、これによってもリフレクタの破損および脱落が防がれている。これらのように、上記構成であれば、背面部の形状を利用するという簡潔な構成でリフレクタを保護できるため、リアバンパの車内側に確保できるクリアランスが狭い場合であっても設置できる。したがって、様々な車種に汎用することが可能である。そして、バンパメンバに代表される追加部材を用いることなくリフレクタの破損や脱落が防止できるため、部品点数を増やすことがなく、車両の軽量化を促進させることができる。
上記の傾斜領域は、リアバンパの軽微衝突試験において車両前後方向に対して斜めから車両に衝突するインパクタの前面とほぼ平行に形成されるとさらに効果的である。
軽微衝突試験では、車両の正面または後面に対して、インパクタを車両前後方向から垂直に衝突させる場合と、車両幅方向に対して30度の角度で衝突(30度衝突)させる場合とがある。このうち、特に30度衝突の場合ではリアバンパが不規則に変形し、リフレクタが破損するおそれが高まる。そこで、上記構成では後面部材の傾斜領域、合わせてリフレクタ取付部の傾斜形状部を、30度衝突におけるインパクタが垂直に衝突するようこのインパクタと平行に形成している。これによって、インパクタからの衝突荷重を効率よく受けとめ分散させることができるため、リアバンパの変形を抑えてリフレクタを保護することが可能になる。
上記の縦リブは、リアバンパとリフレクタとの連結部の両脇に設けられるとよい。この構成であれば、連結部を保護することでリフレクタの脱落が防止できるため、リフレクタを使用可能な状態に好適に維持することができる。
上記の背面部における縦リブ同士の間の上側または下側のそれぞれに横方向に設けられる横リブをさらに有し、後面部材は、縦リブおよび横リブに囲まれ得る領域に後面部材と他部材とを締結する締結具を有し、縦リブおよび横リブは、インパクタのリアバンパへの衝突時において後面部材の締結具の周囲に接触するよう設けられるとよい。
通常、後面部材は他の部材と連結していて、この連結のために後面部材には各所にボルト等の締結具が締め付けられている。この締結具の周囲の領域は、他の部材が連結していることで剛性が高まっている。そこで上記の縦リブおよび横リブは、この剛性の高い締結具の周囲の領域に接触するよう構成されている。これによってリフレクタ取付部にかけられた衝突荷重を効率よく分散させることができるため、リアバンパおよび後面部材の変形を抑えてリフレクタの破損をより効率よく防止することが可能となっている。
当該車両後部構造は、後面部材にリアバンパへ向かって突出するよう設置されるアブソーバをさらに備え、背面部は、その車幅方向中央側の壁部がインパクタのリアバンパへの衝突時においてアブソーバに接触するよう設けられるとよい。この構成によれば、特にリアバンパが車幅方向の中央側へ向かって変形しようとする際、リフレクタ取付部の背面部がアブソーバに接触することでその変形を抑えることができる。したがって、リアバンパの変形を効率よく防いでリフレクタを破損から保護することができる。
以上のように、上記構成によれば、汎用性の高い簡潔な構成で緊急時におけるリフレクタの破損や脱落を防止可能な車両後部構造を提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかる車両後部構造を備える車両を後方から示した図である。 図1の車両後部構造を分解した斜視図である。 図2の背面部の拡大図である。 図1の車両後部構造に対応する各断面図である。 図1の車両後部構造に対応する各断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかる車両後部構造100を備える車両を後方から示した図である。図1を含めた以下の図面では、車両幅方向をX軸、車両前後方向をY軸、車両上下方向をZ軸で示している。
図1に示すように、車両後部構造100にはリアバンパ102が含まれている。このリアバンパ102には、車両幅方向の両端側にリフレクタ104a・104bが取り付けられている。当該車両後部構造100は、主に軽微衝突時におけるリフレクタ104a・104bの破損や脱落を防ぐ作用を有している。
図2は、図1の車両後部構造100を分解した斜視図である。図2に示すように、リアバンパ102は、例えばリアスカートパネルやバックパネルなどと呼ばれる、車両の後面を構成する部材(後面部材106)の車外側に取り付けられる。後面部材106には、リアバンパ102へ向かって突出するようにアブソーバ108a・108bが取り付けられる。アブソーバ108a・108bは衝撃吸収用の部材であって、衝突時などにおいてリアバンパ102が変形した際に、リアバンパ102と接触してその衝撃荷重を吸収する。
リアバンパ102にはリフレクタ104aを取り付けるリフレクタ取付部110(リフレクタ104b用の不図示のリフレクタ取付部も同様の構成)は、車内側へ窪んでいて、その背面部112が後面部材106へ向かって突出している。当該車両後部構造100では、この後面部材106に対向する背面部112の形状を利用することで、軽微衝突時におけるリフレクタ104aの破損や脱落を防ぐことが可能になっている。
図3は、図2の背面部112の拡大図である。図3に示す背面部112は、リフレクタ104a(図2参照)の車内側を覆う部位であって、この背面部112の変形や破損はリフレクタ104aの破損や脱落に直結してしまう。そこで本実施形態では、これらを防ぐために、背面部112には平面形状部114および傾斜形状部116などの特有な形状の部位を設けている。これらの部位の縁はリブ形状となっていて、他の部位に接触したとしてもリフレクタ104aの取付けに影響がないよう考慮されている。
図3と図4とを参照しながら説明する。図4は図1の車両後部構造100に対応する各断面図であって、図4(a)は図1のA−A断面図である。
図4(a)に示すように、後面部材106には、車両幅方向の中央側に平面領域E1が設けられている。背面部112の平面形状部114は、この後面部材106の平面領域E1にほぼ平行に形成されている。また後面部材106には、平面領域E1の端から車両の側面に向かって、前方へ傾斜した傾斜領域E2が設けられている。そして背面部112の傾斜形状部116は、この傾斜領域E2に沿って平面形状部114から傾斜するよう形成されている。
当該車両後部構造100では、軽微衝突試験を基準にした設計がなされている。軽微衝突試験では、車両の正面または後面に対して、試験装置たるインパクタ118を車両前後方向から垂直に衝突させる場合と、車両幅方向に対して30度の角度で衝突(30度衝突)させる場合とがある。特に30度衝突の場合ではリアバンパ102が不規則に変形し、リフレクタ104aが破損するおそれが高まる。
そこで当該車両後部構造100では、後面部材106の傾斜領域E2、およびこの傾斜領域E2に沿っている背面部112の傾斜形状部116を、この30度衝突におけるインパクタ118の前面とほぼ平行になるように形成している。すなわち、インパクタ118の前面の車両幅方向に対する角度α1と、傾斜領域E2の角度α2、および傾斜形状部116の角度α3がほぼ等しくなるように形成している。
図4(b)は、図4(a)の車両後部構造100の軽微衝突試験(30度衝突)における変形後の状態を例示する図である。上記構成によって、軽微衝突時において、平面形状部114は平面領域E1に、また傾斜形状部116は傾斜領域E2にそれぞれ面接触することが可能になっている。特に、傾斜領域E2および傾斜形状部116がインパクタ118の前面と平行に形成されているため、インパクタ118からの衝突荷重を効率よく受けとめ分散させることができる。これにより、バンパメンバに代表される追加部材を用いることなくリフレクタ104aの破損や脱落が防止でき、またリフレクタ104aの設置位置やデザインを変更することなく法規を満たすことができる。したがって、部品点数を増やすことがないために車両の軽量化やコストダウンを促進させることができ、さらには商品性を向上させることができる。
また当該車両後部構造100は、背面部112が傾斜領域E2および平面領域E1で構成された角R1にわたって面接触することで、リアバンパ102の車両幅方向へずれるような変形を抑えることができる。これらによって、車両後部構造100では、背面部112ひいてはリアバンパ102の変形を抑え、リフレクタ104aを破損や脱落から保護することが可能になっている。
さらに当該車両後部構造100では、背面部112を、その車幅方向中央側の壁部120がインパクタ118のリアバンパ102への衝突時において、アブソーバ108aに接触するよう設けている。この構成によれば、特に30度衝突において、リアバンパ102が車幅方向の中央側へ向かって変形しようとする際、壁部120がアブソーバ108aに接触することでその変形を抑えることができる。したがって、リアバンパ102の変形を効率よく防いでリフレクタ104aを破損から保護することができる。
再び図3を参照する。図3に示すように、平面形状部114の車両中央側(図中右側)には、四角形状にリブが設けられている。詳細には、縦方向に設けられる2つの縦リブ122a・122b、および縦リブ同士の間の上側または下側のそれぞれに横方向に横リブ124a・124bが設けられている。
上記各リブによって、平面形状部114は、例えば図4(b)に示すように、後面部材106への接触面積が低減されている。特に、リフレクタ取付け用のビス125が後面部材106に接触しないよう構成されている。これらのように、平面形状部114は後面部材106に接触することによる変形や破損のおそれが減少していて、これらによってもリフレクタ104aの破損および脱落が防がれている。
各リブの構成をさらに詳細に説明する。図4(a)に示すように、縦リブ122a・122bはリアバンパ102とリフレクタ104aとの連結部128の両脇に設けられている。そして図4(b)に示すように、縦リブ122a・122bによって、軽微衝突時等にリアバンパ102が変形した場合であっても、連結部128は後面部材106に接触することがなくなっている。この構成によれば、連結部128を保護することでリフレクタ104aの脱落が防止できるため、リフレクタ104aを使用可能な状態に好適に維持することができる。
図5は図1の車両後部構造100に対応する各断面図であって、図5(a)は図1のB−B断面図である。図5(a)に示すように、横リブ124a・124bはリフレクタ104aの連結部128の上下近傍にそれぞれ設けられている。図5(b)は、図5(a)の車両後部構造100の軽微衝突試験(30度衝突)における変形後の状態を例示する図である。図5(b)に示すように、横リブ124a・124bによっても、連結部128は後面部材106への接触が防がれている。
上記説明した図3の縦リブ122a・122bおよび横リブ124a・124bは、後面部材106のうちのより剛性の高い領域に接触するよう形成されている。詳細には、縦リブ122a・122bおよび横リブ124a・124bは、図4(a)のアブソーバ108aを取り付けるための締結具(ボルト126)を囲うように後面部材106へ接触する。そのため、図4(b)に示す縦リブ122a・122bはボルト126の左右両脇に接触していて、図5(b)に示す横リブ124a・124bはボルト126の上下両脇に接触している。
なお、図5(a)ではボルト126は表れていない。これは図4(a)と図4(b)とを比べると分かるように、リアバンパ102は車両前後方向に対して斜めに変形しているからであって、図5(a)の変形前のリアバンパ102では連結部128はボルト126とは車両前後方向において重なっていないからである。
アブソーバ108aに代表されるように、後面部材106には他の部材が連結していて、各所にボルトが締め付けられている。このようなボルトの周囲の領域は、複数の部材同士が連結したことで剛性が高まっている。そこで当該車両後部構造100では、縦リブ122a・122bおよび横リブ124a・124bを、剛性の高いボルト126の周囲の領域に接触し得るよう構成している。この構成によって、リフレクタ取付部110にかけられた衝突荷重を効率よく分散させ、リアバンパ102および後面部材106の変形を抑えてリフレクタ104aの破損をより効率よく防止している。
以上説明したように、当該車両後部構造100では、背面部112の形状を利用するという簡潔な構成でリフレクタ104aを保護できるため、リアバンパ102の車内側に確保できるクリアランスが狭い場合であっても設置できる。したがって、様々な車種に汎用することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両の後面を構成する後面部材と、後面部材の車外側に取り付けられるリアバンパと、リアバンパの車両幅方向の端側に取り付けられるリフレクタとを備える車両後部構造として利用することができる。
E1 …平面領域、E2 …傾斜領域、R1 …角、100 …車両後部構造、102 …リアバンパ、104a・104b …リフレクタ、106 …後面部材、108a・108b …アブソーバ、110 …リフレクタ取付部、112 …背面部、114 …平面形状部、116 …傾斜形状部、118 …インパクタ、120 …壁部、122a・122b …縦リブ、124a・124b …横リブ、125 …ビス、126 …ボルト、128 …連結部

Claims (5)

  1. 車両の後面を構成する後面部材と、該後面部材の車外側に取り付けられるリアバンパと、該リアバンパの車両幅方向の端側に取り付けられるリフレクタとを備える車両後部構造において、
    前記後面部材は、車両幅方向の中央側の平面領域と、該平面領域の端から車両の側面に向かって前方へ傾斜した傾斜領域とを有し、
    前記リアバンパは、前記リフレクタを取り付けるために車内側へ窪んだリフレクタ取付部であって、前記後面部材へ向かって突出し該後面部材に対向する背面部を有するリフレクタ取付部を有し、
    前記背面部は、前記平面領域にほぼ平行な平面形状部、および該平面形状部から前記傾斜領域に沿って傾斜した傾斜形状部を有し、
    前記平面形状部は、縦方向に設けられる少なくとも1以上の縦リブを含んでいることを特徴とする車両後部構造。
  2. 前記傾斜領域は、リアバンパの軽微衝突試験において車両前後方向に対して斜めから前記車両に衝突するインパクタの前面とほぼ平行に形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記縦リブは、前記リアバンパとリフレクタとの連結部の両脇に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の車両後部構造。
  4. 前記背面部における前記縦リブ同士の間の上側または下側のそれぞれに横方向に設けられる横リブをさらに有し、
    前記後面部材は、前記縦リブおよび横リブに囲まれ得る領域に該後面部材と他部材とを締結する締結具を有し、
    前記縦リブおよび横リブは、前記インパクタのリアバンパへの衝突時において前記後面部材の締結具の周囲に接触するよう設けられることを特徴とする請求項3に記載の車両後部構造。
  5. 前記後面部材に前記リアバンパへ向かって突出するよう設置されるアブソーバをさらに備え、
    前記背面部は、その車幅方向中央側の壁部が前記インパクタのリアバンパへの衝突時において前記アブソーバに接触するよう設けられることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の車両後部構造。
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