JP7226115B2 - 画像読取装置および画像形成システム - Google Patents
画像読取装置および画像形成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7226115B2 JP7226115B2 JP2019109478A JP2019109478A JP7226115B2 JP 7226115 B2 JP7226115 B2 JP 7226115B2 JP 2019109478 A JP2019109478 A JP 2019109478A JP 2019109478 A JP2019109478 A JP 2019109478A JP 7226115 B2 JP7226115 B2 JP 7226115B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- job
- bundle
- feeding
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00567—Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
- H04N1/00657—Compensating for different handling speeds of different apparatus or arrangements for handling a plurality of sheets simultaneously, e.g. mechanical buffering
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00567—Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
- H04N1/0057—Conveying sheets before or after scanning
- H04N1/00588—Conveying sheets before or after scanning to the scanning position
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00567—Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
- H04N1/00663—Indicating relating to handling of media
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/0077—Types of the still picture apparatus
- H04N2201/0094—Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
本発明は、後続する原稿束の原稿が装置内に引き込まれても、引き込まれた原稿を正常に読み取ることができる画像読取装置等を提供することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記第2のジョブについての前記第2の原稿束が投入されたことが検出された場合に、前記第1の原稿束の原稿を全て排出するまで前記搬送手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置である。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿を全て排出したときに、前記装置内に引き込まれた前記第2の原稿束の原稿が予め定められた速度に達することができる箇所に位置するときは、前記プレフィードを行い、前記第2のジョブを継続することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、通常の動作より短い距離で前記プレフィードを行うことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿を全て排出したときに、前記装置内に引き込まれた前記第2の原稿束の原稿が予め定められた速度に達することができない箇所に位置するときは、前記プレフィードを行わず、前記第2のジョブを中断することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置である。
請求項6に記載の発明は、前記読取手段の位置に搬送された原稿を検知する検知手段をさらに備え、前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿を全て排出したときに、前記検知手段により検知される位置まで前記第2の原稿束の原稿が引き込まれたときは、前記プレフィードを行わず、前記第2のジョブを中断することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置である。
請求項7に記載の発明は、前記制御手段は、前記第1のジョブが終了するときに原稿詰まりの警告を発することを特徴とする請求項5または6に記載の画像読取装置である。
請求項8に記載の発明は、前記制御手段は、前記プレフィードを行う距離を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置である。
請求項9に記載の発明は、前記制御手段は、前記第2の原稿束の原稿が装置内に引き込まれていないときは、通常の距離で前記プレフィードを行い、当該第2の原稿束の原稿が装置内に引き込まれているときは、引き込まれた距離に応じて当該プレフィードを行う距離を短くすることを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置である。
請求項10に記載の発明は、前記制御手段は、引き込まれた距離が予め定められた距離以上である場合は、前記プレフィードを行う距離を0にすることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置である。
請求項11に記載の発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取られた画像を記録材に形成する画像形成手段と、を備え、前記画像読取装置は、原稿を搬送する搬送手段と、搬送された原稿を読み取る読取手段と、搬送前の原稿束の存在の有無を検出する検出手段と、前記検出手段により、第1のジョブについての第1の原稿束の原稿の搬送中に、次のジョブである第2のジョブについての第2の原稿束が投入されたことが検出された場合に、当該第2の原稿束の原稿の装置内に引き込まれた位置により原稿を予め装置内に引き込むプレフィードの動作を変更する制御手段と、を備える画像形成システムである。
請求項2の発明によれば、後続する原稿束の原稿が装置内に引き込まれても、少なくとも先行する原稿束の原稿を正常に読み取ることができる。
請求項3の発明によれば、先行する原稿束の原稿のみならず、後続する原稿束の原稿を正常に読み取ることができる。
請求項4の発明によれば、原稿の読み取り位置がずれにくくなる。
請求項5、6の発明によれば、後続する原稿束の原稿について、原稿の読み取り位置がずれることを抑制できる。
請求項7の発明によれば、後続する原稿束を再度セットすることをユーザに促すことができる。
請求項8の発明によれば、先行する原稿束の原稿のみならず、後続する原稿束の原稿を正常に読み取ることができる。
請求項9の発明によれば、後続する原稿束の原稿の引き込み量に応じてプレフィードを行う距離を調整することができる。
請求項10の発明によれば、後続する原稿束の原稿を正常に読み取れない場合は、プレフィードを行わないようにすることができる。
請求項11の発明によれば、原稿のコピー等を行う際に、後続する原稿束の原稿が装置内に引き込まれても、引き込まれた原稿を正常に読み取ることができる画像形成システムを提供することができる。
図1は、画像形成装置10のハードウェア構成例を示した図である。
画像形成装置10は、画像形成システムの一例であり、用紙等の記録材に画像を形成し、印刷媒体として出力する装置である。画像形成装置10は、プリンタ機能を備えるが、これに加えて例えば、スキャナ機能、ファクシミリ機能等の他の画像処理機能を備えている。
ROM13は、CPU11が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
ストレージ14は、画像読み取り部16が読み取った画像データ(画像情報)や画像形成部17における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する。ストレージ14は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)である。
操作パネル15は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う。操作パネル15は、例えばタッチパネルである。
通信I/F18は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
このような画像形成装置10を使用して、ユーザは、例えば、原稿のコピーを行うことができる。即ち、画像読み取り部16によって読み取られた原稿の画像データを基に、画像形成部17により画像を記録材上に形成することで原稿をコピーすることができる。また、ユーザは、画像形成装置10に接続されたLAN(Local Area Network)等のネットワーク(図示せず)および通信I/F18を介してPC(Personal Computer)等の外部装置(図示せず)から、印刷のジョブを画像形成装置10に送信することでプリントを行うことができる。即ち、印刷のジョブに含まれる画像データを基に、画像形成部17により画像を記録材上に形成することでプリントすることができる。さらに、ユーザは、ファクシミリの送受信を行うことができる。即ち、画像読み取り部16によって読み取られた原稿の画像データをネットワークおよび通信I/F18を介して送信できる。あるいは、ユーザは、原稿のスキャンを行うことができる。即ち、画像読み取り部16によって読み取られた原稿の画像データを、ストレージ14に保存したり、ネットワークおよび通信I/F18を介して外部装置に保存できる。
図2は、本実施の形態における原稿の画像を読み取る画像読み取り部16の構成例を示す図である。画像読み取り部16は、固定された原稿の画像を読み取ることが可能であるとともに、搬送された原稿の画像を読み取ることも可能となっている。この画像読み取り部16は、原稿の画像を読み取ることで画像データを生成する読取手段の一例である読み取り装置150と、積載された原稿束から原稿を1枚ずつ捌き、原稿を読み取り装置150に順次搬送する原稿送り装置110とを備えている。また、画像読み取り部16は、画像読み取り部16全体の制御等の処理を行う制御手段の一例としての制御部100と、読み込まれた画像データを処理する信号処理部200とを備える。また、図には、厳密には画像読み取り部16を構成するものではないが、信号処理部200からの出力に対して出力用の画像処理を施す画像処理部300と、画像読み取り部16を含むシステム全体を制御する前述のシステム制御部400と、用紙等の記録材に画像を形成する前述の画像形成部17も示している。
スキャンセンサ122は、原稿送り装置110において、読み取り装置150により原稿が読み取られる箇所の手前に設けられる。これにより、スキャンセンサ122は、搬送ロール113、捌き機構114、レジロール116により、原稿が第1搬送路131を搬送される際に、読み取り装置150まで原稿が到達したことを検知する。これにより、スキャンセンサ122は、読み取り装置150の位置に搬送された原稿を検知する検知手段として機能する。
本実施の形態では受光素子列は、R(Red:赤色)、G(Green:緑色)、B(Blue:青色)の各色に対応するCCDが、3列に配列し、原稿に記録された画像をRGBの各色で測定することが可能となっている。つまり、3ラインカラーCCDとなっている。そして、受光素子列により受光した光は、光電変換されて電荷となり、この電荷が検出されて電気信号としての画像データとなる。なお受光素子列は、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色のカラーCCDであるため、それぞれの色に対応した画像データであるR信号、G信号、B信号が生成される。
なお、以下の説明においては、図中手前側から奥側に向かう方向を主走査方向FSと呼ぶ。
ここで、ユーザが、原稿送り装置110を使用して、原稿を読みとらせようとするとき、原稿を読み取る第1のジョブについての第1の原稿束を、原稿積載部111に置く。そして、原稿送り装置110は、この第1の原稿束の原稿を順次装置内に引き込み、読み取りを行っていく。ところが、第1の原稿束の原稿が、排紙積載部112に全て排出される前に、ユーザが、後続する次のジョブである第2のジョブについての第2の原稿束を、原稿積載部111に置いてしまうことがある。この場合、クラッチ機構を有する原稿積載部111であれば、レジロール116および排出ロール119により原稿を搬送しつつ、搬送ロール113や捌き機構114を停止させることで、第2の原稿束の原稿が原稿送り装置110内に引き込まれることを防止できる。対して、上述したように、本実施の形態の原稿送り装置110は、クラッチレスの装置であるため、搬送ロール113や捌き機構114を停止させることはできず、第2の原稿束の原稿が原稿送り装置110内に引き込まれてしまう。
図示する原稿G1は、第1のジョブの第1の原稿束のうち最後の原稿である。そして、図3では、原稿G1を読み取り装置150で読み取っている状態を示している。そして、第2のジョブの第2の原稿束のうち最初の原稿である原稿G2が、原稿送り装置110内引き込まれた状態を示している。この例では、原稿G2は、第1搬送路131において、スキャンセンサ122の位置まで引き込まれている。
そして、この状態で第2のジョブを開始すると、原稿G2は、読み取り位置がずれ読み取りが正常に行われなかったり、原稿詰まりが生じたりする。さらに、第1のジョブの原稿G1は、原稿送り装置110内に存在しており、原稿G1についても原稿詰まりとされることがある。この場合、ユーザは、第1のジョブの原稿束を再度原稿積載部111に置き、読み直しをしなければならない。即ち、第1のジョブの原稿束の原稿について、最後の原稿G1まで搬送されたにもかかわらず、最初から読み直しを行う必要が生じ、ユーザは、大きな負担を感じることになる。
そこで、本実施の形態では、制御部100は、原稿送り装置110について、以下の第1の制御および第2の制御を行うことで、この問題の抑制を図っている。
図4は、制御部100が、原稿送り装置110に対して行う第1の制御について示した図である。
本実施の形態では、制御部100は、原稿センサ121により、第1のジョブについての第1の原稿束の原稿G1の搬送中に、次のジョブである第2のジョブについての第2の原稿束の原稿G2が投入されたことが検出された場合に、第1の原稿束の原稿を全て排出するまで搬送手段を動作させる。
つまり、後続する第2のジョブについての原稿G2が引き込まれた場合でも、図4に示すように、先行する第1のジョブについての原稿G1を排紙積載部112に排出するまで、搬送手段である搬送ロール113、捌き機構114、レジロール116および排出ロール119を停止させず動作させる。
本実施の形態では、制御部100は、第1の原稿束の原稿G1を全て排出したときに、第2の原稿束のうち原稿送り装置110内に引き込まれた原稿G2の位置により、第2のジョブについて行う搬送手段の動作を変更する。
以下、この事項について詳述する。
図5は、原稿G1が排紙積載部112に排出されたときの原稿G2の位置について示した図である。
まず、原稿G1を全て排出したときに、図示する(I)の位置に原稿G2があることが考えられる。図示する(I)の位置は、第1搬送路131において、原稿積載部111から原稿センサ121に至る位置である。このとき、原稿G2は、原稿送り装置110内に引き込まれていない。これは、例えば、原稿G1を全て排出したときに、まだ第2のジョブについての原稿束が原稿積載部111に置かれておらず、原稿G1を全て排出した後に、この原稿束が原稿積載部111に置かれた場合である。このとき、原稿G2は、原稿送り装置110内に引き込まれず、図示する(I)の位置に原稿G2が存在する。
つまり、原稿G1が排出されたときに、原稿センサ121が原稿束を検出してなければ、原稿G2は、(I)の位置に存在すると判断できる。対して、検出していれば、原稿G2は、(II)~(IV)の位置に存在すると判断できる。
このとき、さらにスキャンセンサ122が、原稿G2を検出していれば、原稿G2は、(IV)の位置に存在すると判断できる。
また、スキャンセンサ122が、原稿G2を検出していなければ、原稿G2は、(II)の位置または(III)の位置の何れかに存在する。そして、第2のジョブの開始後、予め定められた時間T2内に、スキャンセンサ122が原稿G2を検知したときは、原稿G2は、(III)の位置に存在すると判断でき、予め定められた時間T2を超えて、スキャンセンサ122が原稿G2を検知したときは、原稿G2は、(II)の位置に存在すると判断できる。即ち、(III)の位置は、スキャンセンサ122により近く、(II)の位置は、スキャンセンサ122により遠いため、スキャンセンサ122に原稿G2が到達するまでの時間に差異が生じる。制御部100は、この時間の差異を利用して、原稿G2が、(II)の位置または(III)の位置の何れかに存在するかを判断する。
このうち、図6(a)は、原稿G2が、(I)~(IV)の位置にあるときに、従来行っていた制御の内容を示す。また、図6(b)は、本実施の形態において行う第2の制御の内容を示す。
図6(a)で示すように、従来は、(I)~(III)の位置において、プレフィードを実施していた。「プレフィード」とは、予め原稿を原稿送り装置110内に引き込む動作を行うことである。実際には、第1搬送路131において、(II)の位置と(III)の位置との境界の直前まで原稿の引き込みを行う。これにより、プレフィードを行わず、原稿積載部111から原稿を引き込む場合に比較して、原稿の搬送距離が小さくなり、読み取り速度が向上する。また、プレフィードに続き、読み取り装置150により原稿の読み取りを行い、その後、排紙積載部112に原稿を排出するために、搬送手段により原稿を搬送する必要があるが、これを以下、「本フィード」と言うことがある。
原稿G2が(I)の位置に存在する場合(図7(a)の場合)は、プレフィードを実施する。そして、プレフィード後の原稿G2の位置は、(II)と(III)との境界の直前の位置になる。この場合、プレフィードを、固定長にて行う。つまり、プレフィードにより、原稿G2は、原稿G2が置かれた位置から、(II)と(III)との境界の直前の位置までの予め定められた距離を移動する。この場合、原稿G2は、原稿送り装置110内に引き込まれない場合であるので、正常に読み取りが終了する。
さらに、制御部100は、第1の原稿束の原稿G1を全て排出したときに、スキャンセンサ122により検知される位置まで原稿G2が引き込まれたとき(原稿G2が(IV)の位置に存在する場合)は、プレフィードを行わず、第2のジョブを中断する。
具体的には、制御部100は、第2の原稿束の原稿G2が読み取り装置150内に引き込まれていないとき(原稿G2が(I)の位置に存在する場合)は、通常の距離でプレフィードを行い、第2の原稿束の原稿G2が読み取り装置150内に引き込まれているとき(原稿G2が(II)、(III)、(IV)の位置に存在する場合)は、引き込まれた距離に応じてプレフィードを行う距離を短くする。この場合、制御部100は、引き込まれた距離が予め定められた距離以上である場合(原稿G2が(III)、(IV)の位置に存在する場合)は、プレフィードを行う距離を0にする。即ち、プレフィードを行わない。
次に、本実施の形態の制御部100の機能構成について説明を行う。
図9は、本実施の形態の制御部100の機能構成例について説明したブロック図である。
なお、図9では、制御部100が有する種々の機能のうち本実施の形態に関係するものを選択して図示している。
図示するように、制御部100は、検出信号を取得する検出信号取得部101と、時間の計測を行う時間計測部102と、搬送手段Hの制御を行う搬送制御部103と、予め定められた内容を記憶する記憶部104とを備える。
次に、制御部100の動作を含む原稿送り装置110の動作の説明を行う。
図10は、原稿送り装置110の動作について説明したフローチャートである。
まず、搬送制御部103は、原稿のプレフィードを行う。このとき、搬送制御部103は、原稿の引き込み量に応じて、原稿G2のプレフィードを行う距離を変更する(ステップ101)。これは、上述した(I)、(II)の位置に原稿が存在する場合であり、プレフィードを行う場合である。
続いて、搬送制御部103は、原稿G2の本フィードを開始し(ステップ102)、読み取り装置150が、読み取り(スキャン)を行う(ステップ103)。
その結果、原稿が検出された場合(ステップ104でYes)、次の原稿を搬送するために、ステップ101に戻る。
対して、原稿が検出されない場合(ステップ104でNo)、このジョブに対する最後の原稿であることがわかるため、搬送制御部103は、このジョブの終了判定を行う(ステップ105)。
そして、搬送制御部103は、このジョブの最後の原稿が、排紙積載部112に排出されたか否かを判断する(ステップ107)。排紙積載部112に原稿が排出されたか否かは、上述したように、原稿の後端が検知されてからの時間で判断できる。即ち、原稿の後端が検知されてから、予め定められた時間T1が経過していなければ、原稿は、搬送中であると判断できる。一方、予め定められた時間T1が経過していれば、原稿は、排紙積載部112に排出されたと判断できる。この時間は、時間計測部102が計測を行い、搬送制御部103が取得する。
そして、原稿が検出されず、新たな原稿束が置かれていない場合(ステップ108でNo)、ステップ107に戻る。
対して、原稿が検出され、新たな原稿束が置かれた場合(ステップ108でYes)、時間計測部102が、次原稿の引き込み量の計測を開始する(ステップ109)。その後は、ステップ107に戻る。
そして、搬送制御部103は、計測された引き込み量が予め定められた閾値以上であるか否かを判断する(ステップ111)。
その結果、予め定められた閾値以上であった場合(ステップ111でYes)、搬送制御部103は、原稿詰まりの判定をし、警告を発する(ステップ112)。これは、上述した(III)、(IV)の位置に原稿が存在する場合である。
対して、予め定められた閾値以上でなかった場合(ステップ111でNo)、搬送制御部103は、新たな原稿束に対し、上述したステップ101以降の制御を行う。これは、上述した(I)、(II)の位置に原稿が存在する場合である。
Claims (11)
- 原稿を搬送する搬送手段と、
搬送された原稿を読み取る読取手段と、
搬送前の原稿束の存在の有無を検出する検出手段と、
前記検出手段により、第1のジョブについての第1の原稿束の原稿の搬送中に、次のジョブである第2のジョブについての第2の原稿束が投入されたことが検出された場合に、当該第2の原稿束の原稿の装置内に引き込まれた位置により原稿を予め装置内に引き込むプレフィードの動作を変更する制御手段と、
を備える画像読取装置。 - 前記制御手段は、前記第2のジョブについての前記第2の原稿束が投入されたことが検出された場合に、前記第1の原稿束の原稿を全て排出するまで前記搬送手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿を全て排出したときに、前記装置内に引き込まれた前記第2の原稿束の原稿が予め定められた速度に達することができる箇所に位置するときは、前記プレフィードを行い、前記第2のジョブを継続することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、通常の動作より短い距離で前記プレフィードを行うことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿を全て排出したときに、前記装置内に引き込まれた前記第2の原稿束の原稿が予め定められた速度に達することができない箇所に位置するときは、前記プレフィードを行わず、前記第2のジョブを中断することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記読取手段の位置に搬送された原稿を検知する検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿を全て排出したときに、前記検知手段により検知される位置まで前記第2の原稿束の原稿が引き込まれたときは、前記プレフィードを行わず、前記第2のジョブを中断することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。 - 前記制御手段は、前記第1のジョブが終了するときに原稿詰まりの警告を発することを特徴とする請求項5または6に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、前記プレフィードを行う距離を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、前記第2の原稿束の原稿が装置内に引き込まれていないときは、通常の距離で前記プレフィードを行い、当該第2の原稿束の原稿が装置内に引き込まれているときは、引き込まれた距離に応じて当該プレフィードを行う距離を短くすることを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、引き込まれた距離が予め定められた距離以上である場合は、前記プレフィードを行う距離を0にすることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
- 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
前記画像読取装置により読み取られた画像を記録材に形成する画像形成手段と、
を備え、
前記画像読取装置は、
原稿を搬送する搬送手段と、
搬送された原稿を読み取る読取手段と、
搬送前の原稿束の存在の有無を検出する検出手段と、
前記検出手段により、第1のジョブについての第1の原稿束の原稿の搬送中に、次のジョブである第2のジョブについての第2の原稿束が投入されたことが検出された場合に、当該第2の原稿束の原稿の装置内に引き込まれた位置により原稿を予め装置内に引き込むプレフィードの動作を変更する制御手段と、
を備える画像形成システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019109478A JP7226115B2 (ja) | 2019-06-12 | 2019-06-12 | 画像読取装置および画像形成システム |
US16/655,433 US10764454B1 (en) | 2019-06-12 | 2019-10-17 | Image reading apparatus and image forming system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019109478A JP7226115B2 (ja) | 2019-06-12 | 2019-06-12 | 画像読取装置および画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020202513A JP2020202513A (ja) | 2020-12-17 |
JP7226115B2 true JP7226115B2 (ja) | 2023-02-21 |
Family
ID=72241584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019109478A Active JP7226115B2 (ja) | 2019-06-12 | 2019-06-12 | 画像読取装置および画像形成システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10764454B1 (ja) |
JP (1) | JP7226115B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312065A (ja) | 1999-09-21 | 2005-11-04 | Ricoh Co Ltd | 読取装置及びそのadf制御方式 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0543083A (ja) * | 1991-08-15 | 1993-02-23 | Ricoh Co Ltd | 画像読み取り装置の原稿搬送制御方法 |
US5347352A (en) * | 1991-09-30 | 1994-09-13 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Copying apparatus with automatic document feeding device |
US5506658A (en) * | 1992-06-15 | 1996-04-09 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and automatic document feeder |
JPH0619249A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Ricoh Co Ltd | 原稿給送装置 |
JP2930817B2 (ja) * | 1992-10-16 | 1999-08-09 | ミノルタ株式会社 | 自動原稿搬送装置 |
US6035156A (en) * | 1997-11-06 | 2000-03-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
US7050751B2 (en) * | 2003-07-28 | 2006-05-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming system with temporary storage trays between sheet storage units and image forming apparatus |
JP4722767B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2011-07-13 | 株式会社リコー | 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
JP5335342B2 (ja) * | 2008-09-17 | 2013-11-06 | キヤノン株式会社 | 画像形成システム、そのシート搬送制御方法、画像形成装置およびシート供給装置 |
WO2016052526A1 (ja) * | 2014-10-02 | 2016-04-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 |
JP6476813B2 (ja) * | 2014-12-11 | 2019-03-06 | 株式会社リコー | 自動原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置および画像形成システム |
JP2017218273A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 株式会社リコー | 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
JP6800718B2 (ja) * | 2016-12-01 | 2020-12-16 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム |
JP6312784B1 (ja) * | 2016-12-19 | 2018-04-18 | 株式会社Pfu | 原稿搬送装置 |
JP6904699B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-07-21 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置、画像読取方法 |
JP6855269B2 (ja) | 2017-02-15 | 2021-04-07 | キヤノン株式会社 | 原稿読取装置及び画像形成装置 |
JP6988334B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2022-01-05 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
-
2019
- 2019-06-12 JP JP2019109478A patent/JP7226115B2/ja active Active
- 2019-10-17 US US16/655,433 patent/US10764454B1/en active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312065A (ja) | 1999-09-21 | 2005-11-04 | Ricoh Co Ltd | 読取装置及びそのadf制御方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020202513A (ja) | 2020-12-17 |
US10764454B1 (en) | 2020-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8104765B2 (en) | Document feeder for efficiently supplying originals and storing originals in a discharge stacker after reading | |
JP6500548B2 (ja) | 画像読取装置および画像形成装置 | |
US9807267B2 (en) | Automatic document feeder, image forming device, and image reading device | |
JP2017046291A (ja) | 画像形成装置 | |
US8672314B2 (en) | Sheet stacking apparatus | |
JP4418255B2 (ja) | シート集積装置並びにシート供給装置 | |
JP7302253B2 (ja) | 画像読取装置および画像形成システム | |
JP7226115B2 (ja) | 画像読取装置および画像形成システム | |
JP5552849B2 (ja) | 画像形成装置及び制御プログラム | |
JP2005263396A (ja) | 自動原稿給送装置、これを用いた画像形成装置 | |
JP2011213429A (ja) | シート搬送装置、原稿読取装置及び画像形成装置 | |
JP2005132610A (ja) | シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2008174366A (ja) | 原稿送り装置、画像読取装置、及び画像形成装置 | |
JP2020108094A (ja) | 原稿読取装置及び画像形成装置 | |
JP2021022823A (ja) | 自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置 | |
JP2014049872A (ja) | 原稿読取部、原稿読取装置及び画像形成装置 | |
JP2009263128A (ja) | ベルトユニット、画像読取装置及び画像形成装置。 | |
JP3849677B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2013237536A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP3214663B2 (ja) | 自動原稿送り装置及び画像形成装置 | |
JPH0725799Y2 (ja) | 画像形成装置の自動原稿給送装置 | |
JP2023108357A (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP2012184069A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2024134617A (ja) | シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP6134939B2 (ja) | 画像形成システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230123 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7226115 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |