JP2005312065A - 読取装置及びそのadf制御方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】読取前の原稿プリフィード動作と読取動作をモータを停止させず、連続的に実行可能とし、モータの停止時、再回転時の励磁ホールド処理時間などを必要とせず、スループットを向上させること。
【解決手段】モータにより駆動される自動原稿搬送装置(以下、ADF、という)を有する読取装置において、原稿読取動作時のモータの速度を設定し、この設定された設定速度で、原稿のプリフィード動作及び原稿の読取動作を連続して行う。これにより、読取前の原稿プリフィード動作と読取動作をモータを停止させず、連続的に実行可能とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ファクシミリ装置、複写機、スキャナーなどのシートスルー型の自動原稿搬送装置(ADF)を有する画像の読取装置に関し、特にそのスループットを向上できる読取装置、及びそのADF制御方式に関する。
ファクシミリ装置、複写機、スキャナーなどの画像読取装置において、シートスルー型のADFが用いられている。このADFは、原稿台にセットされた原稿を読取ライン手前まで搬送するプリフィード動作と、プリフィード動作で搬送された原稿をユーザーが指定した線密度に応じた速度で搬送しながら画像データを読み取る読取動作を有している。
そして、このような読取装置において、読取画像用のバッファ内の画情報の占有率により読取線密度を変更し、読取中の間欠動作が起こりにくくすること(特開平5−219326号公報)や、バッファメモリの容量により読取速度を決定し、読取中の間欠動作が起こりにくくすることなどのように、読取速度を制御することが知られている(特許文献1参照)。
しかし、これら従来の読取装置では、プリフィード動作と読取動作の間で一旦駆動用のステップモータを停止しており、画像の読取装置にもよるが駆動用のステップモータ停止時に数百msec、再回転時にやはり数百msecの励磁ホールド時間を必要としている。
特開平10−75340号公報
この励磁ホールド時間は、原稿一枚だけでは大した時間ではないが、マルチ頁読取となると、秒単位のオーダーの時間となり、決して無視できない時間となっている。もし、そのホールド時間がなければ数枚分余分に読み取ることも可能となる。
このような従来の読取装置の問題点に鑑み、本発明では、読取前の原稿プリフィード動作と読取動作をモータを停止させず、連続的に実行可能とし、モータの停止時、再回転時の励磁ホールド処理時間などを必要とせず、スループットを向上させることを目的とする。
また、プリフイード動作と読取動作間でモータを一旦停止させた場合と、プリフィード動作と読取動作をモータを停止させず連続的に行った場合とを比較し、スループットの高い制御方式を自動的に実行することで、最適なスループットを実現することを目的とする。
また、プリフィード動作時と読取動作時のモータ回転速度が違っても、モータを一時停止させず、プリフィード動作を最高速度で回転させ、モータの停止時、再回転時の励磁ホールド処理時間などを必要とせず、スループットを向上させることを目的とする。
さらに、読取画データ出力側の出力速度やバッファ容量など出力側の条件で読取開始できない場合には、モータを一旦停止させることで、出力側処理速度が遅いようなシステムにも適用可能とすることを目的とする。
本発明の請求項1記載の読取装置は、モータにより駆動される自動原稿搬送装置(以下、ADF、という)を有する読取装置において、原稿読取動作時の前記モータの速度を設定する読取速度設定手段と、この読取速度設定手段で設定された設定速度で、原稿のプリフィード動作及び原稿の読取動作を連続して行う制御手段とを、
有することを特徴とする。
請求項2の読取装置は、請求項1記載の読取装置において、前記制御手段は、前記読取速度設定手段で設定された設定速度で原稿のプリフィード動作及び原稿の読取動作を連続して行うときのスループットと、最高速度で原稿のプリフィード動作を行い、かつ前記読取速度設定手段で設定された設定速度で原稿の読取動作を行うときのスループットとを比較し、スループットの良い方の制御を実行することを特徴とする。
請求項3記載の読取装置は、モータにより駆動される自動原稿搬送装置を有する読取装置において、原稿読取動作時の前記モータの速度を設定する読取速度設定手段と、任意の速度で原稿のプリフィード動作を行い、かつ前記読取速度設定手段で設定された設定速度で原稿の読取動作を行うと共に、その原稿のプリフィード動作の速度と、原稿の読取動作の速度との間を連続的に変化させて、原稿のプリフィード動作及び原稿の読取動作を連続して行う制御手段とを有することを特徴とする。
請求項4の読取装置は、請求項1〜請求項3記載の読取装置において、前記制御手段は、さらに読取データ出力側の状況により、原稿の読取動作開始前に前記モータを一時停止させることを特徴とする。
請求項5のADF制御方式は、モータにより駆動されるシートスルー型のADFにおいて、原稿読取前のプリフィード動作の後、停止することなく原稿読取動作を連続的に行うことを特徴とする。
請求項6のADF制御方式は、請求項5記載のADF制御方式において、原稿読取前プリフィード動作時のモータ速度と原稿読取動作時のモータ速度を同じとし連続的動作を実行した第1方式と、原稿読取前プリフィード動作時のモータ速度を最高速度とし、原稿読取前プリフィード動作と原稿読取動作間で一時停止した第2方式とのスループットを比較し、第2方式のスループットが良くなる場合に、前記第2方式で制御させることを特徴とする。
請求項7のADF制御方式は、請求項5記載のADF制御方式において、原稿読取前プリフィード動作時の速度と原稿読取動作時の速度が異なっている場合でも、原稿のプリフィード動作の速度と原稿の読取動作の速度との間を連続的に変化させて、プリフィード動作と読取動作を連続的に動作させることを特徴とする。
請求項8のADF制御方式は、請求項5〜請求項7記載のADF制御方式において、読取画データ出力側の都合により、原稿読取前プリフィード動作と原稿読取動作を連続的に動作させることができなくなった場合に、原稿読取動作開始前にモータを一時停止させることを特徴とする。
これら請求項の構成によれば、読取前の原稿プリフィード動作と読取動作をモータを停止させず、連続的に実行可能とすることで、ステップモータの停止時、再回転時の励磁ホールド処理時間などを必要とせず、スループットを向上させることができる。
また、従来方式であるプリフイード動作と読取動作間でモータを一旦停止させた場合と、本発明方式であるプリフイード動作と読取動作を連続的に行う制御方式とを比較し、スループットの高い制御方式を自動的に実行することで、読取動作が遅い場合にプリフイード動作も遅くなることを回避して、最適なスループットを実現することができる。
また、プリフィード動作時と読取動作時のモータ回転速度が違っても、モータを一旦停止させず、連続的に速度変化を行わせることで、プリフィード動作を最高速度で行わせることを可能とし、ステップモータの停止時、再回転時の励磁ホールド処理時間などを必要とせず、スループットを向上させることができる。
さらに、本発明方式であるプリフイード動作と読取動作を連続的に行う制御方式を実行中に、読取画データ出力側の出力速度やバッファ容量などにより、読取開始できない場合は、読取直前でモータを一旦停止させ、出力側の準備が整った時点で読取開始できるようにすることで、出力側処理速度が遅いようなシステムにも適用可能となる。
本発明の実施例について、図を参照して、順次説明する。
図1は本発明の読取装置を実装したファクシミリ装置のブロック図を示すものである。なお、ここではファクシミリ装置を例に説明するが、特にファクシミリ装置である必要はなく、モータにより駆動される自動原稿搬送装置(以下、ADF)を有する読取装置に広く適用することができる。
図1において、スキャナ1は、CCD、密着センサなどにより送信、コピーする画像を読み取るものである。読取画像バッファ14は、スキャナ1で読み取った画情報をライン単位に数ラインから数十ライン分(あるいは数百ライン分あるいは1ページ分が記憶可能なライン分でもかまわない)記憶するメモリで、各出力方式によってこの読取画像バッファ14から画情報をライン単位に読み出し、適切な処理を施し、出力部へ転送する。プロッタ2は、読み取った画情報を記録紙に記録したり、様々なレボートを記録紙へ出力する。操作表示部3は、配設された表示LCD(液晶表示デバイス)、LED(発光ダイオード)や操作キーにより装置の動作状態を表示する一方、オペレータが各種操作を行うものである。
画像メモリ4は、スキャナ1で読み取った画情報や通信により受信した画情報を圧縮した状態で記憶するものである。このメモリ4はバッテリ6によりバックアップされているので、装置電源がオフしてもバッテリ6が空になるまで記憶情報は消去されない。通常、DRAMが使用される場合が多く、装置電源がオフとなっても、数時間は記憶内容が消去されない。パラメータメモリ5は、様々な制御に必要なパラメータなどを記憶するもので、このメモリもバックアップされており、装置電源がオフしても記憶情報は消去されない。通常、SRAMが使用される場合が多く、装置電源がオフとなっても、数年は記憶内容が消去されない。
モデム11は、画情報や各種手順信号を変復調して伝送するもので、通信制御部6により各種信号を伝送するよう制御されるものである。網制御装置12は、電話回線が接続され、発着信の際に所定の回線制御を行うものである。符号化復号化部7は、既知の符号化方式により送信する画情報データを圧縮する一方、受信した画情報を復号化して元の画像に再生するものである。CPU8は、この装置の全ての制御を司るマイクロコンピュータである。ROM9は、この装置を制御するためのソフトウェアが記憶されており、このプログラムの命令によってCPU8は全ての制御を行う。ホストPCI/F部10は、PCとのコマンド/レスポンスデータのやり取りや画情報データ転送を行う部分である。本発明では、I/F部分については、一般に使用されるI/F仕様にて実現可能である。時計13は、現在時刻の読み書きが可能な、ICであり、本装置の時間の基準となる。
図2は、本発明の適用されるADFを、フイードローラー(feedローラー)と読取ローラー(R0〜R2ローラー)の線速差によってページ間を確保するタイプのADFを例にとって説明するための図である。
図2において、feedローラー23とR0ローラー24およびR1ローラー25は、あらかじめ線速に差をつけており、feedローラー23の方が、R0/R1ローラー24,25よりも線速を遅く設定してある。この状態で、1ページ目の原稿後端がreverseローラー(分離部)22を過ぎたときから次の原稿もfeedローラー23によってR0ローラー24へ送られようとするが、上記線速差によって、供給される原稿の1枚目と2枚目の間に隙間が発生することになる。近年では、高速読取を要求されるため、このページ間を極力短くし、マルチページ読取時の速度を向上するように設計されている。
また、図2中のセンサーS2は、原稿の先端位置を決定するためのセンサーで、このセンサーS2が原稿ありになったところを基準に原稿先端位置を割り出す。通常、原稿搬送にはステップモータが使用され、そのステップ数を管理することで原稿位置制御を実行している。
次に、原稿搬送制御について説明すると、ADF原稿搬送制御は大別して以下の3種類の動作に分けられる。
1.ADFプリフイード動作:ADF原稿台にセットされた原稿を読取ライン(スキャンライン)手前まで搬送する動作モードで、原稿搬送を開始し、センサーS2に原稿先端が到達してから、あらかじめ設定された量を引き続き搬送し、原稿先端を読取ラインより手前に停止させている。ADFプリフィード動作は最初の1ページ目のみでなく、毎ページ実行される。ただし、ADFプリフィード動作開始時に既に原稿がセンサーS2がオンの位置にあった場合は、ADFプリフイード動作は実行しない。
2.読取動作:ADFプリフィード動作において搬送された原稿をユーザーが指定した線密度に応じた速度にて搬送しながら画データを読み取る。ソフト制御としては、ADFプリフイード動作後の原稿をあらかじめ設定された長さ分だけ搬送させたところで、画像読取を開始し、あらかじめ決められた長さ分読み取る、または、センサーS2がオフした後あらかじめ設定された長さ分読み取った後、あらかじめ設定された長さ分搬送し停止する。この停止位置は、スタンプ押印待機位置である。従って、スタンプ押印位置まで搬送する動作もこの読取動作制御内に含まれる。なお、この画像読取終了後の搬送はつぎの排紙動作に含めても良い。
3.排紙動作:排紙動作は、あらかじめ設定されたパルス分モーターを正転方向に回転させ、原稿の最終ページを排出する。本動作はマルチページ読取時の途中では実行せず、最終ページのみの排出時に動作させる。従って、最終ページ以外は、次のページのADFプリフィード動作や読取動作にて自然に排出されることとなる。
なお、21はピックアップコロ、S1は原稿有無センサー、B4・A3は原稿幅検知センサ、26はキセノンランプ、27はR2ローラー、28はスタンプ、29は排出ローラー、MDFは手差し給紙など手動の原稿給紙である。
次に、本発明の第1実施例のADF原稿搬送制御及び読取制御について、図3及び図4〜図7のフローチャートを参考に説明する。
送信原稿蓄積動作を例にとって説明する。まず、図3は、全体のフローチャートを示したものであり、スタートすると、まずモード設定S10が行われる。この詳細は図4に示される。次に、プリフィード動作S20が行われる。この詳細は図5に示される。次に、読取動作S30が行われる。この詳細は図6に示される。そして、読取終了後処理S40において、読取動作が終了した時点で次の原稿が有るか無いかを確認し、有る場合は排紙動作をすることなくプリフィード動作S20に戻り、無い場合は排紙動作を実行しエンドに行き動作を終了する。この詳細は図7に示される。
次に、各動作を詳しく説明する。モード設定S10は、図4を参照して、まず原稿台に読み取りたい原稿をセットし(S101)、読取モードを設定後(S102)、送信先を入力し読取スタートボタンを押す(S103)。この時の設定された読取モードを記憶する(S104)。
この設定された読取モードに基づく読取線密度を参照して(S105)、読取中のモーター速度が決定される(S106)。この例では読取線密度は3段階に区分されている。普通字に対応するスタンダードSTDは1600PPS(1秒間当たりのパルスモータのパルス数)であり、細かい字に対応するディテールDTLは800PPSであり、微細字に対応するセミスーパーファインSSFでは400PPSである。そして、これらの線密度に対応して、プリフィード/排紙動作速度が、それぞれ定められる(S107)。
次に、プリフィード動作S20は、図5を参照して、まずモード設定S20からの指令あるいは読取終了後処理S40からの繰り返し指令を受けて設定された速度でプリフィード動作を開始する(S201)。同時に、センサS2オンからどれだけ進んだかのカウンターS2ON−CNTをクリアし、プリフィード時パルスカウンターPREFD−CNTをクリアする。また、プリフィード動作を実行中、同時に光源の点灯およびシェーディング補正データ取りも実施する。
設定された速度でモータを回転し(S202)、プリフィード時パルスカウンターPREFD−CNTをステップモータに供給したパルス数分カウントアップする(S203)。プリフィード時パルスカウンターPREFD−CNTのカウント値がノンフィード検出パルス値より大きいかどうかを比較し、大きい場合にはノンフィードエラーを出力する(S205)。この比較した結果が小さい場合には、センサS2がオンになるまでこの動作を繰り返し行う。
そして、センサーS2に原稿先端が到達すると(S206)、従来方式では、その時点からあらかじめ設定された量を引き続き搬送し、原稿先端を読取ラインより手前まできた時に停止させているが、本発明では、センサーS2に原稿先端が到達した時(S206)からのステップモータに供給したパルス数のカウントS2ON−CNTを開始しながら(S208)、設定された速度でノンストップでモータ回転を継続し(S207)、センサーS2オンからのステップモータカウント値S2ON−CNTが読取前原稿待機位置まで到達したかどうかをチェックしながら(S209)、そのまま搬送を続ける。そして、カウント値S2ON−CNTが読取前原稿待機位置カウント値まで到達したら、プリフィード動作は終了し、引き続いて画像読取を開始することになる。
次に、読取動作S30は、図6を参照して、プリフィード動作S20が終了すると、一旦停止することなく、直ちに読取動作に移行し(S301)、設定された速度でモータ回転を行い(S302)、ステップモータカウント値S2ON−CNTをステップモータに供給したパルス数分カウントアップし(S303)、ステップモータカウント値S2ON−CNTが読取開始位置カウント値になるまで(S304)、この動作を継続する。ステップモータカウント値S2ON−CNTが読取開始位置カウント値になると、画情報読取を開始する(S305)。
画情報読取を開始する(S305)と、引き続いて同じく設定された速度でモータを回転させ(S306)、ステップモータカウント値S2ON−CNTをステップモータに供給したパルス数分カウントアップし(S307)、ステップモータカウント値S2ON−CNTが最大原稿長カウント値より大きいかどうかをチェックし、大きい場合には最大原稿長エラー(S309)と判断する。ステップモータカウント値S2ON−CNTが最大原稿長カウント値より小さい場合には、センサーS2がオフになるまで、この動作を繰り返す。
センサーS2がオフになると(S310)、センサS2オフからどれだけ進んだかのカウント値S2OFF−CNTをクリアし(S311)、設定された速度でモータを回転し(S312)、カウント値S2OFF−CNTをステップモータに供給したパルス数分カウントアップし(S313)、カウント値S2OFF−CNTが画情報読取終了位置カウント値より大きいかどうかをチェックし(S314)、大きくなるまでこの動作を繰り返す。カウント値S2OFF−CNが画情報読取終了位置カウント値より大きくなった時点で、画情報読取を終了し(S315)、引き続いて読取後終了処理を行うことになる。
次に、読取終了後処理S40は、図7を参照して、読取動作S30が終了すると、一旦停止することなく、引き続き設定された速度でモータを回転し(S401)、カウント値S2OFF−CNTをステップモータに供給したパルス数分カウントアップし(S402)、カウント値S2OFF−CNTがスタンプ押印待機位置カウント値より大きいかどうかをチェックし(S403)、大きくなるまでこの動作を繰り返す。
カウント値S2OFF−CNTがスタンプ押印待機位置カウント値より大きくなると(S403)、スタンプ押印モードかどうかをチェックし(S404)、スタンプ押印モードであるときにはモータを一旦停止し(S404)スタンプを押印した上で、またスタンプ押印モードでないときには直接、次ページの有無をチェックする(S406)。そして、次ページがない場合には排紙動作に移行し(S407)、設定された速度でモータを回転し排紙する。次ページがある場合には再びプリフィード動作に移行する(S408)。
以上のように、本発明の第1実施例では、センサS2に原稿先端が到達した時からのステップモータに供給したパルス数のカウントを開始しながら、ノンストップで読取動作へと移行し、センサS2オンからのステップモータカウント値をチェックしながらそのまま搬送を続ける。そして、カウント値が読取開始位置まで到達したら、そこから直ちに画像読取を開始する。
また、読取終了後、スタンプ押印位置まできた時にスタンプを押すモード設定となっているかどうかを判断し、スタンプを押さない設定となっていたら、次ページがありの場合はそのまま次ページのプリフィード動作へと移行する。次ページ無しの場合はそのまま排紙動作へと移行し、設定された速度でモータを回転し排紙する。スタンプを押す設定となっていたら、スタンプ押印位置で−旦モータを停止させ、スタンプ押印処理後、次ページがありの場合はプリフィード動作へと移行し、設定された速度でモータを回転し排紙する。無しの場合は排紙動作へと移行する。
この本発明の第1実施例によれば、読取前の原稿プリフィード動作と読取動作、及び読取動作と排紙動作をモータを停止させず、等速度で且つ連続的に実行可能としたので、ステップモータ停止時の励磁ホールド処理時間やスルーダウン時間、モータ再回転時の励磁ホールド時間やスルーアップ時間などを短縮可能とし、スループットが向上する。
次に、本発明の第2実施例のADF原稿搬送制御及び読取制御について、図8及び図9,図10のフローチャートを参考に、送信原稿蓄積動作を例にとって説明する。
まず、図8は、全体のフローチャートを示したものであり、第1実施例の図3とほぼ同様であるが、プリフィード動作S22と読取終了後処理S42のフローチャートが図9,図10に示されるように一部異なっている。なお、モード設定S10と読取動作S30は、フローチャート自体は第1実施例の図4,図6と同じである。したがって、全体のフローチャートは図4→図9→図6→図10となる。
ここで、原稿の読取モード設定時に微細字SSFモードで読取指定されているときを想定すると、第1実施例の制御方式で制御した場合と、プリフィード動作時は最高速度で駆動し、読取動作に移行する前に一旦モータを停止させる従来方式で制御した場合とで、従来方式の方が励磁ホールド時間等を加味しても早い場合が想定される。この第2実施例は、そのような場合に自動的に後者制御を実施するようにして、適切な制御を実行しスループットを高く維持するようにしたものである。
さて、モード設定S10は、第1実施例と同じく図4のフローチャートであるが、まず、原稿台に読み取りたい原稿をセットし(S101)、読取モードを設定後(S102)、送信先を入力し読取スタートボタンを押す(S103)。この時設定された読取線密度(S105)により、読取中のモーター速度が、STDの1600PPS、DTLの800PPS、またはSSFの400PPSのいずれかに決定される(S106)。
その際、たとえば、読取線密度がSSFに設定されていた場合、SSFの速度でプリフィールド動作及び読取動作をノンストップで行うよりも、最高速度でプリフィールド動作を行い、一旦停止し、その後SSFの速度で読取動作を行う従来方式のほうが早いので、従来方式での制御が選択される。この場合のプリフィード/排紙動作速度の設定(S107)は、各読取線密度に対応して、例えば、STDに対して1600PPS、DTLに対して800PPS、SSFに対して1600PPSとされる。
したがって、本実施例においては、第1実施例の制御方式が選択されている場合には、プリフィールド動作S22及び読取動作S30において、設定された読取線密度に応じた速度で駆動される。また、従来の制御方式が選択されている場合には、読取動作S30は設定された読取線密度に応じた速度で行われ、プリフィード動作S22は最高速度で行われる。なお、排紙動作は、プリフィード動作の速度と同じ速度で行われる。本実施例において、第1実施例の制御方式が選択されている場合には、同様な制御動作となるので説明を省略する。
よって、従来の制御方式が選択されていると仮定して、動作フローを説明するが、第1実施例と重複することが多いので、ポイントに重点をおいて説明する。
図9のプリフィード動作S22において、最高速度にてプリフィード動作を開始する(S201)。光源の点灯やシェーディング動作は第1実施例と同様、プリフイード動作を実行中同時に光源の点灯及びシェーディング補正データ取りも実施する。そして、センサS2に原稿先端が到達してから(S206)、予め設定された量を引き続き搬送し、原稿先端が読取ラインより手前まできたとき(S209)に、従来方式であるから、モータを一旦停止させる(S230、S231)。
このとき、プリフィード動作中に、センサS2に原稿先端が到達したとき(S206)からのステップモータに供給したパルス数のカウントS2ON−CNTを開始している(S208)。そして、第1実施例と同じく、図6の読取動作S30に入り、一旦停止後の読取動作開始で引き続きセンサーS2オンからのステップモータカウント値S2ON−CNTをチェックしながら搬送を続ける(S302,S303,S304)。そして、カウント値S2ON−CNTが読取開始位置まで到達したら(S304)、同様に画像読取を開始する(S305)。
読取終了後(S315)、図10の読取終了後処理S42に入り、スタンプ押印位置まで搬送し(S401〜S403)、スタンプを押す設定となっているかどうかを判断する(S404)。スタンプを押さない設定となっていたら、次ページがありの場合はそのまま次ページのプリフィード動作へと移行する(S408)。次ページ無しの場合はそのまま排紙動作へと移行し(S407)、設定された速度でモータを回転し排紙する。スタンプを押す設定となっていたら(S404)、モータを一旦停止させ(S405)、スタンプ押印処理後、次ページがありの場合はプリフィード動作へと移行する(S408)。次ページが無しの場合は排紙動作へと移行し(S428)、設定された速度でモータを回転し排紙する。次ページ以降の制御は、1ページ目と同様の動作となる。
この第2実施例では、プリフイード動作S22と読取動作S30を等回転速度で連続的に実行する第1実施例の制御方式と、プリフイード動作S22を高速で行い、読取動作S30を設定速度で行い、モータを一旦停止させる従来方式のスループットを比較・判断し、スループットの高い制御方式を自動的に実行することができるようにし、最適なスループットを実現する。
次に、本発明の第3実施例のADF原稿搬送制御及び読取制御について、図11及び図12、図13のフローチャートを参考に、送信原稿蓄積動作を例にとって説明する。
まず、図11は、全体のフローチャートを示したものであり、第1実施例の図3とほぼ同様であるが、読取動作S34と読取終了後処理S44のフローチャートが図12,図13に示されるように一部異なっている。なお、モード設定S10とプリフィード動作S20は、フローチャート自体は第1実施例の図4,図5と同じである。したがって、全体のフローチャートは図4→図5→図12→図13となる。
この第3実施例は、第1実施例、第2実施例をさらに改善し、プリフィード動作時と読取動作時のモータ回転速度が違っていても、モータを一時停止させず、プリフィード動作を最高速度で回転させることにより、ステップモータの停止時、再回転時の励磁ホールド処理時間などを必要とせず、スループットを向上させることができるようにしたものである。
そのために、プリフィード動作速度から読取動作速度への切替、及び、読取動作速度からプリフィード動作速度への切替を、モータの特性を考慮したスルーダウンテーブル、スルーアップテーブルにしたがってなめらかに変化させることで行うものである。これにより、プリフィード動作を最高速度で回転させつつ、モーターを一旦停止させる必要をなくしスループットを向上させるものである。
さて、本第3実施例の動作をフローチャートを参照して説明するが、第1実施例と重複することが多いので、ポイントに重点をおいて説明する。
まず、図4のモード設定S10において、原稿台に読み取りたい原稿をセットし(S101)、読取モードを設定後(S102)、送信先を入力し読取スタートボタンを押す(S103)。この時設定された読取線密度により(S105)、読取中のモーター速度が決定される(S106)。なお、プリフィード/排紙動作速度は、読取線密度に関わりなく、例えば最高速度1600PPSに設定される(S107)。
一方、図5のプリフィード動作S20において、プリフィード動作のモーター回転速度は固定で、一般的には最高速度で回転させる。そして、センサS2に原稿先端が到達したとき(S206)からのステップモータに供給したパルス数のカウントS2ON−CNTを開始する(S208)。なお、第1実施例と同様、プリフイード動作を実行中同時に光源の点灯およびシェーディング補正データ取りも実施する。
そして、図12の読取動作S34において、読取動作に移行すると(S301)、モータの速度を設定された読取速度にスルーダウンさせる(S355)。なお、読取速度も最高速度であれば、そのままの速度となり、第1実施例と同じ動作となる。
この時、ステップモータ速度を最高速度からいきなり低い速度に落とすと、モータが脱調を起こす可能性があるため、あらかじめ設定されたスルーダウンテーブルに従って、設定された読取速度まで速度ダウンさせる。
モータ速度が読取速度と等速になったところで読取動作が進行し、センサーS2オンからのステップモータカウント値S2ON−CNTをチェックしながらそのまま搬送を続ける(S302ないしS304)。そして、カウント値S2ON−CNTが読取開始位置まで到達したら(S304)そこから、第1実施例と同様に画像読み取りを開始する(S305)。
読取終了後(S315)、図13の読取終了後処理S44において、スタンプ押印位置まできた時(S403)にスタンプを押すモード設定となっているかどうかを判断し(S404)、スタンプを押さない設定となっていたら、次ページがありの場合は、今度はプリフィード動作時の最高速度まで速度をスルーアップする(S450)。この時もあらかじめ設定されたスルーアップテーブルに従って、読取動作速度からプリフイード動作速度まで速度アップさせる。当然、読取速度が最高速度の場合はそのままの速度となり、第1実施例と同じ動作となる。速度アップ完了時点で、プリフイード動作へと移行する(S408)。
次ページ無しの場合も同様、排紙動作速度まで速度アップ(通常、排紙動作も最高速が多い)させ(S449)、速度アップ完了時点で排紙動作へと移行し(S407)、設定された速度でモータを回転し排紙する。
スタンプを押す設定となっていたら(S404)、スタンプ押印位置で一旦モータを停止させ(S405)、スタンプ押印処理後、次ページがありの場合はプリフイード動作へと移行し(S408)、無しの場合は排紙動作へと移行し(S407)、設定された速度でモータを回転し排紙する。次ページ以降の制御は、1ページ目と同様の動作を続ける。
この第3実施例では、プリフィード動作時と読取動作時のモータ回転速度が違っていても、モータを一時停止させず、プリフィード動作を最高速度で回転させることにより、ステップモータの停止時、再回転時の励磁ホールド処理時間などを必要とせず、読取モードによらず、最適なスループットを実現できる。
次に、本発明の第4実施例のADF原稿搬送制御及び読取制御について、図14及び図15、図16、図17のフローチャートを参考に、送信原稿蓄積動作を例にとって説明する。
まず、図14は、全体のフローチャートを示したものであり、第1実施例の図3とほぼ同様であるが、モード設定S16、プリフィード動作S26、読取動作S36、読取終了後処理S46のフローチャートが図15,図16、図17、図18に示されるように一部異なっている。したがって、全体のフローチャートは図15→図16→図17→図18となる。
この第4実施例は、第1実施例、第2実施例及び第3実施例をさらに改善し、
各実施例の制御方式を実行中でも読取画データ出力側の出力速度やバッファ容量などにより、読取開始できない場合は、読取直前でモータを一旦停止させ、出力側の準備が整った時点で読取開始できるようにすることで、出力側処理速度が遅いようなシステムにも適用可能にしたものである。
第1〜第3の実施例のものでは、画情報読取速度よりも出力側の読取画情報出力速度の方が早い場合または、読取画情報を十分に記憶できる大きさの読取画像バッファを保持している場合にのみ適用できる。すなわち、読み取った画情報を出力する速度が遅いあるいは、読取画像バッファが少ないと途中で止まらざるを得ない場合がある。また、直接送信のように、送信相手先とのブロトコル手順があり、その手順に応じて読取処理を進めるような場合も同様に、プリフィード動作と読取動作間、読取動作と排紙動作間で一旦停止せざるを得ない場合がある。
そこで、第4実施例では、このような場合でも問題無く動作する制御方式を提供するものである。この第4実施例の動作を図15、図16、図17、図18のフローチャートに沿って説明するが、他の実施例と重複することが多いので、ポイントに重点をおいて説明する。
本実施例では、読取制御を行うためのタスクが存在し、そのタスクが読取制御部に対しプリフィード開始指令、読取開始指令、排紙開始指令を送出し、その指示に従って、読取制御部は所定の動作を実行する。送信原稿蓄積動作を例にとって説明する。
まず、図15のモード設定S16において、原稿台に読み取りたい原稿をセットし(S101)、読取モードを設定後(S102)、送信先を入力し読取スタートボタンを押す(S103)。この時設定された読取線密度(S105)により、読取中のモーター速度が決定される(S106)。なお、プリフィード/排紙動作速度は、読取線密度の関わりなく、例えば最高速度1600PPSに設定される(S107)。
ジョブタスクは、読取制御部に対し、プリフイード開始指令を発行する(S168)。これを受けた読取制御部は、プリフィード動作のモーター回転速度(一般的には最高速度)で回転開始させる。また、第1実施例と同様、プリフィード動作を実行中同時に光源の点灯及びシェーディング補正データ取りも実施する。
次に、図16のプリフィード動作S26及び図17の読取動作S36において、プリフィード動作実行中に、ジョブタスクは出力側の準備が整っているかどうかをチェックし、また、直接送信時などの場合は送信相手先からのプロトコルにて画情報送出しても良いタイミングとなったかどうかをチェックし、出力可能であれば、その時点で読取開始指令を読取制御部に対して発行する(S261)。
読取制御部は、この読取開始指令を受けた(S261)タイミングが、センサーS2に原稿先端が到達してから(S206)、あらかじめ設定された量を引き続き搬送し、原稿先端が読取ラインより手前まできた時以降、読取前原稿待機位置(S209)とするよりも前であれば、第3実施例におけると同様に、読取速度に速度スルーダウンを実施し(S368)、ノンストップで読取動作を実行する(S305)。
プリフィード動作にて、原稿先端が読取前原稿待機位置に到達した時点(S209)で、ジョブタスクより、読取開始指令を受けていなかった場合(S261)は、従来と同様に一旦停止処理を実行する(S262)。その後、読取開始指令を受けた時点(S261)で、読取速度までスルーアップして(S366,S367)、読取動作を実行する(S305)。
次に、図18の読取終了後処理S46において、読取動作が終了し(S315)、スタンプ押印位置まできた時(S403)に、スタンプを押すモード設定となっているかどうかを判断する(S404)。
スタンプを押さない設定となっていて、次ページがありの場合であって、このスタンプ押印位置まできた時点(S403)で次のページのプリフィード開始指令を受けていた場合(S469)には、読取速度からプリフイード動作時の最高速度まで速度アップさせ(S473)、ノンストップでプリフィード動作を実行する(S408)。
この時点で、次ページのプリフィード開始指令を受けていなかった場合(S469)は、スタンプ押印位置で−旦モータを停止させ(S470)、次ページのプリフィード開始指令が発行されるのを待ち(S469)、発行された時点で停止状態から設定されたプリフィード速度にスルーアップし(S472)、プリフィード動作を開始する(S408)。
次ページが無しの場合(S406)も同様、スタンプ押印位置にきた時点(S403)で、排紙動作開始指令を受けていれば(S474)、読取速度から排紙動作速度に速度アップさせ(S478)、ノンストップで排紙動作に移行し(S407)、排紙する。
この時点で、排紙動作開始指令を受けていなかった場合(S474)は、スタンプ押印位置で一旦モータを停止し(S475)、排紙動作開始指令を待ち(S474)、発行された時点で停止状態から設定された排紙速度にスルーアップし(S477)、排紙動作に移行し(S407)、排紙する。
また、スタンプを押す設定となっていた場合(S404)は、そこでモーターを一旦停止し(S405)、スタンプ押印処理を実行する。その後、次ページがありの場合(S406)は、次ページのプリフィード開始指令が発行される(S469)のを待ち、発行された時点でプリフィード動作を開始する(S408)。次ページ無しの場合(S406)は、排紙動作開始指令が発行される(S474)のを待ち、発行された時点で排紙動作に移行し(S407)、排紙する。次ページ以降の制御は、1ページ目と同様の動作を続ける。
この第4実施例では、従来方式とノンストップ方式をジョブタスクからの各種動作指令タイミングによって、自動的に選択可能としたので、出力側が遅くなった場合や、出力先とのプロトコル手順にあわせて動作しなければならないような場合も、最適なスループットを実現できる。
本発明の読取装置を実装したファクシミリ装置のブロック図 本発明の適用されるADFを説明する図 本発明の第1実施例の全体のフローチャート 本発明の第1実施例のモード設定のフローチャート 本発明の第1実施例のプリフィード動作のフローチャート 本発明の第1実施例の読取動作のフローチャート 本発明の第1実施例の読取終了後処理のフローチャート 本発明の第2実施例の全体のフローチャート 本発明の第2実施例のプリフィード動作のフローチャート 本発明の第2実施例の読取終了後処理のフローチャート 本発明の第3実施例の全体のフローチャート 本発明の第3実施例の読取動作のフローチャート 本発明の第3実施例の読取終了後処理のフローチャート 本発明の第4実施例の全体のフローチャート 本発明の第4実施例のモード設定のフローチャート 本発明の第4実施例のプリフィード動作のフローチャート 本発明の第4実施例の読取動作のフローチャート 本発明の第4実施例の読取終了後処理のフローチャート
符号の説明
1・・・スキャナ
4・・・画像メモリ
6・・・通信制御部
8・・・CPU
11・・・モデム
12・・・網制御装置
14・・・読取画像バッファ
S1・・・原稿存在有無センサー
S2・・・原稿到達センサー

Claims (8)

  1. モータにより駆動される自動原稿搬送装置(以下、ADF、という)を有する読取装置において、
    原稿読取動作時の前記モータの速度を設定する読取速度設定手段と、
    この読取速度設定手段で設定された設定速度で、原稿のプリフィード動作及び原稿の読取動作を連続して行う制御手段とを、
    有することを特徴とする読取装置。
  2. 請求項1記載の読取装置において、前記制御手段は、前記読取速度設定手段で設定された設定速度で原稿のプリフィード動作及び原稿の読取動作を連続して行うときのスループットと、最高速度で原稿のプリフィード動作を行い、かつ前記読取速度設定手段で設定された設定速度で原稿の読取動作を行うときのスループットとを比較し、スループットの良い方の制御を実行することを特徴とする読取装置。
  3. モータにより駆動される自動原稿搬送装置を有する読取装置において、
    原稿読取動作時の前記モータの速度を設定する読取速度設定手段と、
    任意の速度で原稿のプリフィード動作を行い、かつ前記読取速度設定手段で設定された設定速度で原稿の読取動作を行うと共に、その原稿のプリフィード動作の速度と、原稿の読取動作の速度との間を連続的に変化させて、原稿のプリフィード動作及び原稿の読取動作を連続して行う制御手段とを有することを特徴とする読取装置。
  4. 請求項1〜請求項3記載の読取装置において、前記制御手段は、さらに読取データ出力側の状況により、原稿の読取動作開始前に前記モータを一時停止させることを特徴とする読取装置。
  5. モータにより駆動されるシートスルー型のADFにおいて、原稿読取前のプリフィード動作の後、停止することなく原稿読取動作を連続的に行うことを特徴とするADF制御方式。
  6. 請求項5記載のADF制御方式において、原稿読取前プリフィード動作時のモータ速度と原稿読取動作時のモータ速度を同じとし連続的動作を実行した第1方式と、原稿読取前プリフィード動作時のモータ速度を最高速度とし、原稿読取前プリフィード動作と原稿読取動作間で一時停止した第2方式とのスループットを比較し、第2方式のスループットが良くなる場合に、前記第2方式で制御させることを特徴とするADF制御方式。
  7. 請求項5記載のADF制御方式において、原稿読取前プリフィード動作時の速度と原稿読取動作時の速度が異なっている場合でも、原稿のプリフィード動作の速度と原稿の読取動作の速度との間を連続的に変化させて、プリフィード動作と読取動作を連続的に動作させることを特徴とするADF制御方式。
  8. 請求項5〜請求項7記載のADF制御方式において、読取画データ出力側の都合により、原稿読取前プリフィード動作と原稿読取動作を連続的に動作させることができなくなった場合に、原稿読取動作開始前にモータを一時停止させることを特徴とするADF制御方式。
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