JP7219893B2 - 透光パネルの下枠構造 - Google Patents

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Description

本発明は、道路や鉄道に沿って設置され、騒音の伝播を防止するとともに透光性を有して道路や鉄道の内側から外側が視認可能な透光パネルの下枠構造に関し、詳しくは、透光パネルが燃焼して溶解した際にも溶解物が枠外へ流出する事故を防止することができる透光パネルの下枠構造に関するものである。
従来、道路や鉄道に沿って設置され、自動車や列車などの車両から発生する騒音の伝播を防止する遮音壁が設置されている。また、このような遮音壁には、車両等が走行する壁の内側から外側を視認可能とするために、樹脂ガラスや無機ガラスなどの透光性を有する透光パネルが嵌め込まれた遮音壁も知られている。
しかし、図11に示すように、従来の透光パネルの下枠構造は、下枠の上面が平らなものであった。このため、図12に示すように、透光パネルが燃焼して透光板が溶解した際には、溶解物が外側(橋梁などの土木構造物の外側で透光パネルを隔てて道路や鉄道に面していない側、一般に民地となる側、以下同じ)へ流出・落下して人的被害の発生や民地の建物への延焼するおそれがあるという問題があった。
例えば、特許文献1には、合成樹脂製の透光性パネル2の横方向端部を支持させ、上下方向端部を横部材3で画した形式の遮音壁における前記透光性パネル2の板厚方向表面の近傍に沿って、格子状をなし端部が透光性パネル2近傍の縦部材1と横部材に支持された耐火線条物5製のパネル燃焼時落下防止装置4を付設した透光型遮音壁が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0011]~[0026]、図面の図1、図8等参照)。
しかし、特許文献1に記載の透光型遮音壁は、車両事故等で火災が発生して、火災の熱で軟化した透光性パネル2が外側(民地側)に落下しないように耐火線条物(ワイヤーロープ)5で受け止めるというものである。このため、合成樹脂製の透光性パネル2が溶解した溶解物が外側(民地側)へ流出して、下方を通行する者へ人的被害が発生することを確実に防止できるものではなかった。
また、特許文献2には、遮音性を有する面板と、面板を支持する少なくとも下枠材とを備えたパネルであって、前記下枠材の上面に面板表面を流下してきた雨水を受ける雨水受け溝が形成されている防音パネルが開示されている(特許文献2の特許請求の範囲の請求項2、明細書の段落[0016]~[0023]、図面の図2、図3等参照)。
しかし、特許文献2に記載の防音パネルは、下枠材の表面に光触媒含有層を設けることによりセルフクリーニングを行うことを主眼とするものであり、透光板(透光パネル)が燃焼して溶解した溶解物を受け止めることは想定されていなかった。つまり、前述の車両事故等で透光パネルが燃焼して透光板が溶解した溶解物が外側へ落下する事故を防止することは考慮されていなかった。また、これらことが考慮されていない幅の狭い雨水受け溝11では、粘性の高い透光板の溶解物を受け止めて外側へ落下することを防止できないという問題は解決されていなかった。
また、特許文献3には、防音パネル10の上部に設けられ、上方の遮蔽物より外側に張り出された樋状の雨受け部1によって集められた雨水が、内側及び/又は外側の面上に導かれることで、遮音壁の上方に遮蔽物が存在し、直接当たる雨水が期待できない状況においても最上段の防音パネル10aの内側の面を前記雨水にて洗浄でき、汚染物質を洗い流して透視性を保持することができる防音パネルの洗浄構造が開示されている(特許文献3の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0016]~[0023]、図面の図2、図3等参照)。
しかし、特許文献3に記載の防音パネルの洗浄構造は、汚染物質を洗い流して透視性を保持するための洗浄構造であり、枠材から外側に張り出した張出部材(雨受け部1)が設けられているものの、上枠から外側に張り出した張出部材であった。このため、特許文献3に記載の防音パネルの張出部材(雨受け部1)は、透光パネル(防音パネル)が燃焼して透光板が溶解した際の溶解物を受け止めることはできないものであった。
特開2004-270262号公報 特開2004-204620号公報 特開2004-52231号公報
そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、透光パネルが燃焼して溶解した際にも溶解物が外側へ流出する事故を防止することができる透光パネルの下枠構造を提供することにある。
第1発明に係る透光パネルの下枠構造は、透光性を有する透光板が嵌め込まれた透光パネルの下枠構造であって、前記透光パネルの下枠の外側の面から水平方向外側に張り出して前記透光板の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する前記下枠と別体に構成された張出部材を有し、前記張出部材は、前記下枠の上面又は側面に形成された上方が開放された嵌合溝に下向きに折れ曲がった形状の嵌合爪が上方から嵌め込まれた重力で落下しない嵌合構造により嵌合されていることを特徴とする。
発明に係る透光パネルの下枠構造は、透光性を有する透光板が嵌め込まれた透光パネルの下枠構造であって、前記透光パネルの下枠の外側の面から水平方向外側に張り出して前記透光板の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する張出部材を有し、前記張出部材は、前記下枠の長手方向に沿って上面から上方に突出する凸条を1箇所以上有するとともに、一番内側の前記凸条のさらに内側の前記下枠と接続する上面が前記溶解物を貯留する溶解物受け部となっていること特徴とする。
発明に係る透光パネルの下枠構造は、第発明において、前記凸条は、前記下枠から外側に一定距離離間して設けられていることを特徴とする。
発明に係る透光パネルの下枠構造は、第発明において、前記張出部材の上面の前記凸条の内側に形成された前記溶解物を貯留する溶解物受け部は、平坦面からなることを特徴とする。
発明に係る透光パネルの下枠構造は、第1発明乃至第発明の何れかにおいて、前記張出部材の前記下枠と接続する上面は、前記下枠の上面と同じ高さかそれより低い位置に設けられていることを特徴とする。
発明に係る透光パネルの下枠構造は、第1発明乃至第発明の何れかにおいて、前記張出部材には、長手方向の端面を塞ぐ部材を止め付けるビスホールが形成されていることを特徴とする。
第1発明~第発明によれば、張出部材により比較的粘性の高い流動物である樹脂板や樹脂フィルムなどの樹脂材の溶解物を貯留して、外側へ流出することを防止することができる。このため、車両事故等により透光パネルが燃焼した際にも、人的被害や延焼するおそれのある透光板の溶解物が外側へ流出する事故を防止することができる。
また、第1発明~第6発明によれば、現地で張出部材を後付け設置することができるため、設置場所への運搬時などの透光パネルを平積みした時に、枠体から外側へ張り出した張出部材が邪魔にならない。また、立体交差部分や民地近接地域など溶解物対策が必要な個所だけに、下方や近隣状況を確認しつつ張出部材を設けることができて経済的である。
それに加え、第1発明~第6発明によれば、機械的な嵌合構造で固定されているため、ボルトやリベットが経年劣化しても、張出部材の脱落のおそれが極めて少ない。また、ボルトの孔同士の位置合わせと比べて位置合わせが容易で、仮置きもできるため、一人で効率よく短時間で取付作業を行うことができる。
発明~第4発明によれば、上面から上方に突出する凸条を有しているので、樹脂材の溶解物の外側への流出を堰き止めて溶解物を冷まして流動性を失わせ、溶解物の流出事故を確実に防止することができる。また、凸条により張出部材に溜まった雪の落雪も防止することができる。
特に、第発明によれば、流動性が低く粘性の高い樹脂材の溶解物の流出を防止できるとともに、それより流動性が高く粘性の低い雨水や雪解け水を張出部材の長手方向端部から排水することができる。
特に、第発明によれば、砂や飛来粉塵が風で飛ばされるため、張出部材上に粉塵等が溜まりにくいだけでなく、雨水や雪解け水を溜めることなく張出部材の長手方向端部から排水することができる。
特に、第発明によれば、砂や飛来粉塵が張出部材で堰き止められることがなく、溜まりにくいだけでなく、雨水や雪解け水を溜めることなく張出部材の長手方向端部から排水することができる。
特に、第発明によれば、張出部材の長手方向の端部を側面パネル(側面塞ぎ板)でビス止めするだけで簡単に短時間で塞ぐことができる。また、側面パネルを設けることにより、端面で発生する風切音を防止することができるとともに、端面の内部を隠すことができ、見栄えが良くなる。
本発明の第1実施形態に係る透光パネルを示す正面図である。 同上の透光パネルを示す平面図である。 同上の透光パネルを示す右側面図である。 透光パネルの一部を省略して示す図1のA-A線切断部分拡大端面図である。 透光パネルの一部を省略して示す図1のB-B線切断部分拡大断面図である。 同上の透光パネルの下枠構造を示す図3のC部拡大右側面図である。 同上の透光パネルの下枠構造の張出部材の下枠への取付作業の作業ステップを示す工程説明図であり、(a)がスライド嵌合ステップを示し、(b)がボルト装着ステップを示している。図7(c)は、凸条の変形例を示す図5に相当する部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る透光パネルの下枠構造を示す部分拡大鉛直端面図である。 本発明の第3実施形態に係る透光パネルの下枠構造を示す部分拡大鉛直端面図である。 本発明の第4実施形態に係る透光パネルの下枠構造を示す部分拡大鉛直端面図である。 従来の透光パネルの下枠構造を主に示す部分拡大鉛直端面図である。 透光パネルのバーナー燃焼試験を示す写真である。
以下、本発明の実施形態に係る透光パネルの下枠構造について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
先ず、図1~図7を用いて、本発明の第1実施形態に係る透光パネルの下枠構造について説明する。図1は、第1実施形態に係る透光パネルを示す正面図であり、図2は、その平面図、図3は、右側面図である。また、図4は、透光パネルの一部を省略して示す図1のA-A線切断部分拡大端面図であり、図5は、透光パネルの一部を省略して示す図1のB-B線切断部分拡大断面図である。ここで、正面とは、騒音の発生源である道路又は鉄道側(以下、内側という)から見て透光板の板面に対して垂直且つ水平に見た状態を指している。
図1~図5に示すように、本実施形態に係る透光パネル1は、透光板G1と、この透光板G1が嵌め込まれた枠体であるパネル枠2など、から主に構成されている。この透光パネル1は、道路又は鉄道に沿って立設されたH形鋼などからなる支柱H(図4参照)に取り付けられ、自動車や列車などの車両から発生する騒音の伝播を防止する遮音壁として用いられる。また、透光パネル1は、透光板G1が透光性を有しており、内側から見て壁の向こう側(外側)が視認可能となっている。
<透光板>
本実施形態に係る透光板G1は、ポリカーボネイト、アクリル樹脂、イソソルバイド(イソソルビド)を主原料としたバイオエンジニアリングプラスチックなどの樹脂ガラスからなる。但し、樹脂ガラスではなく、化学強化ガラス間に樹脂フィルムを介装した化学強化合わせガラスや一般的なフロートガラスなどからなる無機ガラスの外側に樹脂フィルム等が貼着されている場合も本発明を適用することができる。要するに、本発明は、車両事故等により透光パネルが燃焼した際に透光板の一部又は全部が溶解して外側へ流出するおそれがある透光パネルには適用することができる。
<パネル枠>
パネル枠2は、押し出し成形されたアルミ合金からなるアルマイト製の枠体であり、図1~図5に示すように、左右一対の縦枠3,3と、これらの縦枠3,3の上端及び下端に架け渡された上枠4及び下枠5など、から構成されている。
図4,図5に示すように、本実施形態に係るパネル枠2は、樹脂ガラスからなる透光板G1を支持するために、縦枠3、上枠4、及び下枠5に押縁6が嵌着され、これらの押縁6で透光板G1の四周の縁が内側から押さえ止められて固定されている。
(縦枠)
図4に示すように、縦枠3は、支柱Hに固定されている。
縦枠3に押縁6が装着された上、透光板G1が縦枠3,3間に嵌め込まれている。なお、押縁6には、透光板G1と当接する部分には、シリコン樹脂などのゴム弾性体からなるガスケットGeが装着されている。
(上枠)
上枠4は、図5に示すように、鉛直断面が概略矩形状で上部中央が長手方向に沿って窪んだ条材である上枠本体40からなり、この上枠本体40の下面の内側寄りに透光板G1を装着する透光板装着溝41が形成されている。なお、符号42は、透光板として耐衝撃性の低い無機ガラスを装着した場合に、割れないように弾性支持するためのガスケット装着溝42である。図5に示すように、透光板G1が樹脂ガラスからなる場合は、ガスケット装着溝42には、透光板G1の上辺部を掛け止めるボルトが装着されている。勿論、図11に示すように、透光板G1は、ボルト止めするのではなく、セッティングブロックSB上に載置してもよいことは云うまでもない。
(下枠)
図6は、透光パネル1の下枠5を主に示す図3のC部拡大端面図である。図5,図6に示すように、下枠5は、上枠4と同様に、鉛直断面が概略矩形状で下部中央が長手方向に沿って窪んだ条材である下枠本体50からなり、この下枠本体50の上面の内側寄りに透光板G1を装着する透光板装着溝51が形成されている。なお、下枠5にも、上枠4と同様に、ガスケット装着溝52が形成されている。
そして、図5、図6に示すように、下枠5には、後述の張出部材8を嵌め込む嵌合機構として、上面の外側角部に上方が開放された長手方向に沿った嵌合溝56が形成されている。
((張出部材))
次に、図5,図6を用いて、本発明の特徴部分である張出部材8について説明する。
図5,6に示すように、下枠本体50の外側の縁には、下枠5の外側面から水平方向外側に張り出して透光板G1の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する張出部材8が設けられている。
この張出部材8は、図5に示すように、後付け可能とするため下枠5と別体として成形された部材であり、断面台形状の張出部材本体80と、この張出部材本体80の上面に形成された複数本の凸条81,81’と、を有している。また、張出部材本体80には、内側の角部に形成された前述の嵌合溝56と嵌合する嵌合爪82と、張出部材本体80に形成されたビスホール83など、が形成されている。そして、図6に示すように、張出部材本体80の長手方向の端面は、ビスホール83で側面パネル84がボルトB2でねじ止めされて塞がれている。このため、端面で発生する風切音を防止することができるとともに、端面の内部を隠すことができ見栄えが良くなる。なお、張出部材8は、下枠5と一体に形成されていてもよい。但し、下枠5と別体として後付け可能とすることで、透光パネル1を平積みした時に、パネル枠2から外側へ張り出した張出部材8が邪魔にならないようにすることができる。
(張出部材本体)
張出部材本体80は、上面が略平らな平面状となっており、横長な断面台形状の本体から下方へボルト止め用のフランジ80aが突き出した形状となっている。また、張出部材本体80は、一番内側の凸条81のさらに内側の下枠5と接続する上面が溶解物を貯留する溶解物受け部80bとなっている。
この溶解物受け部80bは、平坦面からなり、下枠本体50の上面と面一となっている。即ち、溶解物受け部80bの平坦面の高さは、下枠本体50の上面の高さと同じになるように、張出部材8が下枠5に装着されている。このため、雨水などの降水が段差で堰き止められて溜まることがなく、張出部材本体80の端部から排水することができる。また、段差がなく面一となっているため、風等で飛ばされ易く張出部材8や下枠5に砂や飛来粉塵が溜まりにくい。
なお、張出部材8の下枠5と接続する上面は、面一となっているのではなく、下枠本体50の上面より低い位置に装着されていてもよい。下がる方向に段差があっても、張出部材本体80の端部から排水することは可能であるからである。
(凸条)
凸条81は、張出部材本体80の上面から上方へ2.5mm程度突出した長手方向に沿って形成された比較的高さの低いリブ状の部材であり、本実施形態では、4本の凸条81,81’が形成されている。但し、一番外側の凸条81’は、鋭利な角で怪我をしないように、角が丸められた凸条となっている。また、図7(c)に示すように、変形例として、一番外側の凸条81’を10mm程度に高くした凸条81”として、その他上面には、凸条を設けずに平坦とする構成にしてもよい。
この凸条81,81’は、水より粘性の高い樹脂の溶解物の流動(移動)速度を遅らせて、その間に外気で冷却されることで溶解物を硬化させ、枠外へ流出しないようにする機能を有している。
また、凸条81は、一番内側の凸条81でも、下枠5から外側に一定距離離間して設けられており、その離間した張出部材本体80の上面が、前述の平坦な溶解物受け部80bとなっている。
(嵌合爪)
嵌合爪82は、溶解物受け部80bと面一で張出部材本体80から内側へ突出するとともに、下向きに折れ曲がった形状となっており、上方が開放された前述の嵌合溝56と嵌合して重力で落下しない嵌合構造を構成する。このため、ボルトやリベットなどの連結部材が経年劣化しても、張出部材8が脱落するおそれが極めて少ない。
図7は、張出部材8の下枠5への取付作業の作業ステップを示す工程説明図であり、(a)が、スライド嵌合ステップを示し、(b)が、ボルト装着ステップを示す。張出部材8と下枠5を現地で取り付ける際は、図7(a)に示すように、先ず、張出部材8のフランジ80aを下枠5の外側面に当接させて下方へズラして嵌合爪82を嵌合溝56に嵌め合わせてスライド嵌合させる。次に、図7(b)に示すように、嵌合爪82を嵌合溝56に嵌め合わせて仮置きした状態で、左右に張出部材8をズラして、下枠本体50とフランジ80aの両者のボルト孔を合わせる。そして、下枠本体50内に予め装着されたナットNにボルトB1を挿通してボルト止めして張出部材8の下枠5への取付作業が完了する。
要するに、嵌合爪82を嵌合溝56に嵌め合わせるだけで、張出部材8の上下の位置合わせが完了し、仮置きもできる。このため、位置合わせが容易であり、一人で効率よく短時間で張出部材8の下枠5への取付作業を行うことができる。
以上説明した第1実施形態に係る透光パネル1の下枠構造によれば、下枠5の外側に張出部材8が設けられているので、比較的粘性の高い流動物である樹脂材の溶解物を張出部材8で一時的に貯留して、下枠5の外側へ流出することを防止することができる。このため、車両事故等により透光パネル1が燃焼した際にも、人的被害や延焼するおそれのある透光板G1の溶解物が外側へ流出する事故を防止することができる。
また、第1実施形態に係る透光パネル1の枠構造によれば、張出部材8が下枠5と別体で後付け可能な構成としたため、透光パネル1の設置場所で張出部材8を取り付けすることができる。このため、運搬時などの透光パネル1を平積みした時に、パネル枠2から外側へ張り出した張出部材8が邪魔にならない。また、立体交差部分や民地近接地域など溶解物対策が必要な個所だけに、下方や近隣状況を確認しつつ張出部材を設けることができて経済的である。
その上、第1実施形態に係る透光パネル1の枠構造によれば、張出部材8が下枠5に機械的な嵌合構造で固定されているため、ボルトやリベットが経年劣化しても、張出部材8の脱落のおそれが極めて少ない。また、ボルトの孔同士の位置合わせと比べて位置合わせが容易で、仮置きもできるため、一人で効率よく短時間で張出部材8の下枠5への取付作業を行うことができる。
それに加え、第1実施形態に係る透光パネル1の枠構造によれば、複数の凸条81,81’が設けられているので、樹脂材の溶解物の枠外への流出を遅延させて、溶解物を冷まして流動性を失わせ、溶解物の流出事故を確実に防止することができる。また、凸条81により溜まった雪の落雪も防止することができる。
また、第1実施形態に係る透光パネル1の枠構造によれば、溶解物受け部80bが平坦面からなり、下枠本体50の上面と面一となっているので、降水が段差で堰き止められて溜まることがなく、張出部材本体80の端部から排水することができる。また、段差がなく面一となっているため、砂や飛来粉塵が風等で飛ばされ易く、張出部材8や下枠5上に溜まりにくくなっている。
[第2実施形態]
次に、図8を用いて、本発明の第2実施形態に係る透光パネルの下枠構造について説明する。本発明の第2実施形態に係る透光パネルの下枠構造が前述の第1実施形態に係る透光パネルの下枠構造と相違する点は、主に、張出部材8’と下枠5の嵌合構造である。よって、その点について主に説明し、同一構成は同一符号を付し説明を省略する。
図8は、第2実施形態に係る透光パネルの下枠構造を示す鉛直部分端面図である。第2実施形態に係る下枠5は、前述の第1実施形態に係る下枠5と略同構成となっているが、嵌合機構として、前述の嵌合溝56ではなく、断面円弧状の円弧凹溝57と、下枠本体50の外側面の中腹に嵌合溝58と、が形成されている。
また、下枠本体50の外側の縁には、下枠5の外側面から水平方向外側に張り出して透光板G1の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する張出部材8’が設けられている。
この張出部材8’は、内側側面が開口した断面台形状の張出部材本体80’と、この張出部材本体80’の上面に形成された複数本の凸条81,81’と、を有している。また、張出部材本体80’には、前述の円弧凹溝57と嵌合する円弧状の円弧凸部82’が形成されているとともに、前述の嵌合溝58と嵌合する嵌合爪83’が形成されている。
また、張出部材本体80’は、下枠5と接続する一番内側の凸条81のさらに内側の上面が溶解物を貯留する溶解物受け部80’bとなっている。この溶解物受け部80’bも、平坦面からなり、下枠本体50の上面と面一となっている。このため、降水が段差で堰き止められて溜まることがなく、張出部材本体80’の端部から排水することができる。また、段差がなく面一となっているため、砂や飛来粉塵が風等で飛ばされ易く張出部材8’や下枠5に溜まりにくい。
この張出部材8’と下枠5を取り付ける際は、先ず、張出部材8’の円弧凸部82’を円弧凹溝57に差し込み、円弧凹溝57に案内されて張出部材8’を回転揺動する。すると、フランジ80’aが下枠5の外側面に当接するとともに、嵌合溝58に嵌合爪83’が掛け止められる仕組みとなっている。そして、下枠本体50とフランジ80’aの両者のボルト孔を合わせ、下枠本体50内に予め装着されたナットNにボルトB1を挿通してボルト止めして取付作業が完了する。
以上説明した第2実施形態に係る透光パネルの枠構造によれば、張出部材8’と下枠5との嵌合構造が、円弧凹溝57と円弧凸部82’との嵌合及び嵌合溝58と嵌合爪83’の嵌合と2つの嵌合構造からなる。よって、前述の張出部材8’を下枠5に嵌め込む際の反対の揺動方向へ回転させないかぎり、両者の嵌合が外れることがない。このため、ボルトB1が経年劣化しても、張出部材8’の脱落のおそれが極めて少ない。
また、張出部材8’の円弧凸部82’を円弧凹溝57に差し込むだけで、張出部材8’の上下の位置合わせが完了し、仮置きもできる。このため、位置合わせが容易であり、一人で効率よく短時間で張出部材8’の下枠5への取付作業を行うことができる。
[第3実施形態]
次に、図9を用いて、本発明の第3実施形態に係る透光パネルの下枠構造について説明する。本発明の第3実施形態に係る透光パネルの下枠構造が前述の第1実施形態に係る透光パネルの下枠構想と相違する点は、主に、張出部材9の上面に凸条91を境に段差がついている点である。よって、その点について主に説明し、同一構成は同一符号を付し説明を省略する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る透光パネルの下枠構造を示す部分拡大鉛直端面図である。第3実施形態に係る下枠5は、前述の第1実施形態に係る下枠5と略同構成となっている。そして、下枠本体50の外側の縁には、下枠5の外側面から水平方向外側に張り出して透光板G1の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する張出部材9が設けられている。
この張出部材9は、内側側面が開口した断面台形状の張出部材本体90と、この張出部材本体90の上面に形成された複数本の凸条91、91’と、を有している。また、張出部材本体90には、内側の角部に形成された前述の嵌合溝56と嵌合する嵌合爪92が形成されている。また、張出部材本体90には、横長な断面台形状の本体から下方へボルト止め用のフランジ90aが突き出した形状となっている。
この張出部材本体90の上面は、凸条91を境に3つの平坦面90b,平坦面90c,平坦面90dが形成された3段の段差面となっている。また、張出部材本体90には、横長な断面台形状の本体から下方へボルト止め用のフランジ90aが突き出した形状となっている。
この下枠5と接続する平坦面90bが溶解物受け部となっており、下枠本体50の上面より一段低い高さとなっている。このため、降水が段差で堰き止められて溜まることがなく、平坦面90bへ流れて張出部材本体90の長手方向の端部から排水することができる。
そして、平坦面90cは、平坦面90bより一段高く、下枠本体50の上面と同じ高さとなっており、平坦面90dは、平坦面90cよりもさらに一段高くなっている。このため、平坦面90bだけでなく、平坦面90cや平坦面90dも溶解物受け部としての機能を発揮するこができる。
よって、以上説明した第3実施形態に係る透光パネルの枠構造によれば、前述の作用効果に加え、透光板G1が溶解して大量の溶解物が発生した場合でも、下枠5の枠外へ溶解物が流出する事故を確実に防ぐことができる。
[第4実施形態]
次に、図10を用いて、本発明の第4実施形態に係る透光パネルの下枠構造について説明する。本発明の第4実施形態に係る透光パネルの下枠構造が前述の第1実施形態に係る透光パネルの下枠構想と相違する点は、主に、張出部材10と下枠5の嵌合構造と凸条101の形状である。よって、その点について主に説明し、同一構成は同一符号を付し説明を省略する。
図10は、第4実施形態に係る透光パネルの下枠構造を示す鉛直部分端面図である。第4実施形態に係る下枠5は、前述の第1実施形態に係る下枠5と略同構成となっているが、嵌合機構として、前述の嵌合溝56でなく、嵌合凹部59が形成されている。
また、下枠本体50の外側の縁には、下枠5の外側面から水平方向外側に張り出して透光板G1の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する張出部材10が設けられている。
この張出部材10は、内断面台形状の張出部材本体100と、この張出部材本体100の上面に形成された断面三角形状の複数本の凸条101、101’と、を有している。また、張出部材本体100には、前述の嵌合凹部59と嵌合する嵌合凸部102が形成されているとともに、張出部材本体100には、横長な断面台形状の本体から下方へボルト止め用のフランジ100aが突き出した形状となっている。
また、張出部材本体100は、下枠5と接続する一番内側の凸条101のさらに内側の上面が溶解物を貯留する溶解物受け部100bとなっている。この溶解物受け部100bも、平坦面からなり、下枠本体50の上面と面一となっている。しかし、前述の内側の凸条81よりも一番内側の凸条101の下枠5との離間距離は短くなっている。つまり、溶解物受け部100bは、溶解物受け部80bよりも面積が小さくなっている。
しかし、一番内側の凸条101も、下枠5と離間距離はとっているので、降水が段差で堰き止められて溜まることがなく、張出部材本体100の端部から排水することはできる。また、段差がなく面一となっているため、砂や飛来粉塵が風等で飛ばされ易く張出部材100や下枠5に溜まりにくい。
この張出部材10を下枠5に取り付ける際は、先ず、張出部材10の嵌合凸部102を嵌合凹部59に押し当てる。すると、嵌合凸部102のテーパー面に案内されて嵌合凹部59に嵌合凸部102が差し込まれることとなる。これにより、張出部材10の上下の位置決めが完了する。その後、下枠本体50とフランジ100aの両者のボルト孔を合わせ、下枠本体50内に予め装着されたナットNにボルトB1を挿通してボルト止めして取付作業が完了する。
このため、以上説明した第4実施形態に係る透光パネルの枠構造によれば、前述の作用効果に加え、仮置きはできないものの、位置決めが極めて容易で、張出部材10の下枠5への取付作業を短時間で行うことができる。
以上、本発明の第1~第4実施形態に係る透光パネルの下枠構造について詳細に説明したが、前述した又は図示した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたって具体化した一実施形態を示したものに過ぎない。よって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1:透光パネル
G1:透光板
2:パネル枠
3:縦枠
4:上枠
40:上枠本体
41:透光板装着溝
42:ガスケット装着溝
5:下枠
50:下枠本体
51:透光板装着溝
52:ガスケット装着溝
56:嵌合溝
57:円弧凹溝
58:嵌合溝
59:嵌合凹部
6:押縁
8,8’,9,10:張出部材
80,80’,90,100:張出部材本体
80a,80’a,90a,100a:フランジ
80b,80’b,100b:溶解物受け部
90b,90c,90d:平坦面(溶解物受け部)
81,81’,91,91’,101,101’:凸条
82,92,83’:嵌合爪
82’:円弧凸部
102:嵌合凸部
83:ビスホール
83’:嵌合爪
84:側面パネル(側面塞ぎ板)
Ge:ガスケット
H:支柱
Ha:内フランジ
N:ナット
B1:ボルト
B2:ボルト
SB:セッティングブロック

Claims (6)

  1. 透光性を有する透光板が嵌め込まれた透光パネルの下枠構造であって、
    前記透光パネルの下枠の外側の面から水平方向外側に張り出して前記透光板の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する前記下枠と別体に構成された張出部材を有し
    前記張出部材は、前記下枠の上面又は側面に形成された上方が開放された嵌合溝に下向きに折れ曲がった形状の嵌合爪が上方から嵌め込まれた重力で落下しない嵌合構造により嵌合されていること
    を特徴とする透光パネルの下枠構造。
  2. 透光性を有する透光板が嵌め込まれた透光パネルの下枠構造であって、
    前記透光パネルの下枠の外側の面から水平方向外側に張り出して前記透光板の一部又は全部が溶解した際の溶解物の枠外への流出を防止する張出部材を有し
    前記張出部材は、前記下枠の長手方向に沿って上面から上方に突出する凸条を1箇所以上有するとともに、一番内側の前記凸条のさらに内側の前記下枠と接続する上面が前記溶解物を貯留する溶解物受け部となっていること
    を特徴とする透光パネルの下枠構造。
  3. 前記凸条は、前記下枠から外側に一定距離離間して設けられていること
    を特徴とする請求項に記載の透光パネルの下枠構造。
  4. 前記張出部材の上面の前記凸条の内側に形成された前記溶解物を貯留する溶解物受け部は、平坦面からなること
    を特徴とする請求項に記載の透光パネルの下枠構造。
  5. 前記張出部材の前記下枠と接続する上面は、前記下枠の上面と同じ高さかそれより低い位置に設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の透光パネルの下枠構造。
  6. 前記張出部材には、長手方向の端面を塞ぐ部材を止め付けるビスホールが形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の透光パネルの下枠構造。
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