JP7215885B2 - 自動車用内燃機関及びこれに使用する吸気系部材支持ブラケット - Google Patents

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本発明は、自動車用内燃機関及びこれに使用する吸気系部材支持ブラケットに関するものである。
内燃機関は、エアクリーナ等の吸気系補助装置を備えており、自動車用内燃機関では、エアクリーナに吸気取り込みダクトを接続して、吸気取り込みダクトの先端に空気取り入れ口を設けている。その一例として、特許文献1には、吸気取り込みダクトをクランク軸線方向に長い形態として、その先端に、平面視で斜め前方に開口した空気取り入れ口を設けることが開示されている。
特開平8-326614号公報
さて、吸気騒音の低減や脈動抑制のために、吸気取り込みダクトにレゾネータを接続することが行われている。この場合、レゾネータはある程度の容量が必要であり、それなりの重量がある。また、レゾネータは吸気取り込みダクトから分岐した状態になっているため、大型になると、吸気取り込みダクトとの接続部に大きなモーメントが作用する。
従って、吸気取り込みダクトにレゾネータを接続している場合、吸気取り込みダクトを安定的に支持するための手段が必要であるが、この場合、取付けの容易性や耐熱性も注意せねばならない。また、自動車のエンジンルームはスペースが限られているため、スペースの有効利用も考慮すべきである。
他方、自動車では、事故に際して人の身体がフード(ボンネット)に上から当たることがあり、この場合、人に対する衝撃を緩和するために、フードの変形ができるだけ大きくなるように配慮されている。
そして、吸気系のダクトは長さが長いため、ヘッドカバー等の機関本体にブラケットで支持されることが多いが、事故に際して、フードが吸気系ダクトに支えて変形が不十分になると、人が受ける衝撃を十分に緩和できないおそれがある。この点については、吸気系ダクトを柔軟な構造にすることが考えられるが、吸気系ダクトにはある程度の剛性を要するものもあるため、吸気系ダクトを柔軟な構造することでは対応できない場合もある。
本願発明はこのような現状を契機に成されたものであり、レゾネータ付きの吸気取り込みダクトを備えた内燃機関において、吸気取り込みダクトを安定的に支持することや部材の耐久性向上、或いは、内燃機関全体としてのコンパクト化等を一つの目的としている。また、本願発明は、吸気取り込みダクトのような吸気系ダクトを支持するブラケットに関して、吸気系ダクトを過剰に柔軟構造にすることなく事故時にフードの下向き変形を容易化するブラケットを提供することも目的としている。
本願発明は、内燃機関と吸気系ダクト支持ブラケットとを含んでいる。内燃機関は、請求項1,2で特定している。すなわち、請求項1の発明では、
「シリンダヘッドの上面にヘッドカバーが固定されている機関本体と、吸気取り込みダクトが接続されたエアクリーナとを備えており、
前記機関本体は、クランク軸線を車体の幅方向に長い姿勢にして排気側面を車体の前向きにして配置されて、前記シリンダヘッドの排気側面には、排気ガスが流れる排気系部材が接続されている一方、
前記エアクリーナは前記機関本体の上に配置されて、前記吸気取り込みダクトは、前記シリンダヘッドの排気側面の上方部においてクランク軸線方向に長い姿勢の横長部を有しており、前記横長部の中途部レゾネータを設けて、前記横長部の先端空気取り入れ口を設けており
前記吸気取り込みダクトは、前記排気系部材の上方部に配置した第1ブラケットと、それよりも上流側の部位に位置した第2ブラケットとによって前記ヘッドカバーで支持されている
という基本構成において、
前記吸気取り込みダクトの横長部は、グロメットを介して前記第1ブラケットに取付けられて、前記第1ブラケットは、前記グロメットの外径の2倍以上の横幅に設定されており、
前記レゾネータは、前記吸気取り込みダクトにおける横長部の後ろに配置されていて前記第2ブラケットによって支持されている」
という構成になっている。
請求項2の発明は、請求項1において、
記吸気取り込みダクトは、前記第1ブラケットと、前記第2ブラケットと、前記エアクリーナとの3カ所によって支持されており、前記第1ブラケットによる支持位置は、前記第2ブラケットによる支持位置及び前記エアクリーナによる支持位置よりも車体の前方に位置している」
という構成になっている。
ブラケットは請求項1又は2に記載した自動車用内燃機関に使用するものであり、請求項3のとおり、
「クランク軸線を車幅方向に長い横置き姿勢で配置されると共に排気側面を前向きにして配置された機関本体のうち排気側の上部に固定されて吸気系ダクトを支持するブラケットであって、
前記機関本体に固定される下取付け部と、前記下取付け部から上向きに立ち上がった起立部と、前記起立部の上端に設けられていて前記吸気系ダクトを支持する上支持部とを有しており、
前記起立部は、上に行くに従って車体前方に向かうように前傾姿勢になっている」
という構成になっている。
本願請求項1,2では、吸気取り込みダクトは、その基端はエアクリーナに取付けられているため、第1ブラケットと第2ブラケットとを合わせて3か所で支持されている。すなわち、三点支持の状態で支持されている。従って、レゾネータを備えた吸気取り込みダクトでありながら、安定的に保持できる。
請求項の構成を採用すると、レゾネータが第2ブラケットによって支持されているため、レゾネータを大型化しつつ、吸気取り込みダクトの支持安定性を更に向上できる。また、レゾネータは横長部の後ろに配置されているため、機関本体の上方に空いているスペースを有効利用して、内燃機関を全体としてコンパクトに纏めることができる。従って、軽自動車のようにエンジンルームのスペースが小さい自動車に適用すると、特に有益である。
さて、グロメットはゴム等の弾性体から成っていて、吸振性に優れている。また、ロッドを差し込むだけで部材を保持することも可能である。従って、請求項1のように、第1ブラケットに対する吸気取り込みダクトの連結手段としてグロメットを採用すると、エンジンの振動や車体の振動から吸気取り込みダクトを保護できると共に、取付け作業の手間の軽減も可能になる。もとより、グロメットを吸振部材として使用して、ボルト及びナットを使用して吸気取り込みダクトをブラケットに固定することも可能である。
他方、グロメットは熱に弱いという性質があるため、排気系部材の上方に配置されていると、排気系部材から輻射熱を受けて、長期に亙って使用していると劣化する可能性がある。この点、請求項のように、第1ブラケットの幅をグロメットの外径の2倍以上に設定しておくと、第1ブラケットがグロメットに対する遮熱板の役割を果たして、グロメットに高い耐久性を保持させることができる。従って、請求項を採用すると、インシュレータを別途設けることなく、グロメットの耐久性を向上できる利点も有している。
請求項3のブラケットを採用すると、起立部は前傾姿勢であるため、上からの荷重が掛かると前倒れしやすくなっている。従って、衝突事故などで人の身体がフードに上から当たってフードによって吸気系ダクトが下向きに押された場合、起立部が変形することにより、吸気系ダクトが容易に沈み込むことが許容されている。その結果、フードが大きく変形することを可能にして、人の身体に対するダメージを緩和することができる。従って、請求項3のブラケットは、請求項1,2に使用するブラケットとして好適である。
実施形態に係る内燃機関の平面図である。 吸気取り込みダクトを分離した部分平面図である。 図1のIII-III 視正面図である。 図1の IV-IV視側面図である。 要部の正面図である。 (A)(B)とも、要部の斜視図である。 図5の VII-VII視断面図である。 第2ブラケットを示す図で、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は使用状態の断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下では、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、前後方向は自動車の向きを基準にしており、前進方向を前、後退方向を後ろとしている。左右方向は自動車の車幅方向である。なお、内燃機関では、クランク軸線方向を前後方向と呼ぶことが一般化しているが、本実施形態の方向は、自動車を基準にして定義している。念のため、図1に方向を明記している。
(1).内燃機関の基本構成
図3に示すように、内燃機関は、機関本体として、シリンダブロック1とその上面に固定されたシリンダヘッド2、シリンダヘッド2の上面に固定されたヘッドカバー3、シリンダブロック1及びシリンダヘッド2の側面に固定されたフロントカバー4を備えている。そして、機関本体は、クランク軸線を左右方向(車幅方向)に長い姿勢とした横置きで自動車のエンジンルームに配置されている。
また、機関本体は、排気側面を前向きにして配置している。更に、気筒軸線は、鉛直線に対して若干の角度(10°程度)前倒れしているが、基本的には縦型になっている。従って、本実施形態の内燃機関は、前排気で横置きの縦型内燃機関である。なお、実施形態の内燃機関は3気筒である。
図3や図4に示すように、シリンダヘッド2の前面(排気側面)には、インシュレータ5で覆われた触媒ケース6が接続されている。正確に述べると、シリンダヘッド2の内部にはマニホールド部が内蔵されていて、排気出口は1つのみとなっており、この1つの排気出口に、触媒ケース6がエルボ状の継手部を介して接続されている。
触媒ケース6の上部には、A/Fセンサー7が取付けられている。図3において符号8で示すのはEGRパイプであり、その始端は触媒ケース6の下流部に接続されている。また、符号9で示すのはEGRクーラであり、これには冷却水パイプ10が接続されている。また、シリンダヘッド2の後部には、多数本の冷却水パイプが接続された冷却水分配部11を設けている。図1や図4に示すように、ヘッドカバー3の前部には、オイル注入口を塞ぐオイルキャップ12を設けている。
例えば図4に示すように、ヘッドカバー3の後部上方には、エアクリーナ15が配置されている。エアクリーナ15は、ダストサイドになる下ケース15aと、クリーンサイドになる上ケース15bとを有しており、両者でフィルタエレメントが挟まれている。エアクリーナ15はヘッドカバー3の後ろに部分的にずれた状態に配置しており、下ケース15aの下面は、ヘッドカバー3の後部に当たらないように抉られた形状になっている。
図1,4に示すように、シリンダヘッド2の後ろには、吸気マニホールド16が配置されている。吸気マニホールド16にはサージタンク17を設けており、サージタンク17に固定したスロットルユニット18とエアクリーナ15の上ケース15bとが、蛇腹部を有する吸気送りダクト19で接続されている。
(2).吸気取り込みダクト
図4に示すように、エアクリーナ15を構成する下ケース15aの前面には、吸気取り込みダクト20が接続されている。図1,2に示すように、吸気取り込みダクト20は、エアクリーナ15の下ケース15aに向けて後ろ向きに開口した基部20aと、基部と連続して左右方向に長い姿勢に延びる横長部20bとを有しており、横長部20bの先端に、手前に向けて延びる空気取り入れ口20cが接続されている。従って、吸気取り込みダクト20は、大まかには、平面視でクランク状に曲がった形態になっている。
吸気取り込みダクト20の先端は下向きに開口している。また、吸気取り込みダクト20の先端部には左右のフランジ21を設けており、フランジ21は、車体の前部を構成するラジエータサポート(フロントフレーム、図示せず)に固定されている。
吸気取り込みダクト20の横長部20bとエアクリーナ15との間には、ある程度の間隔が空いている。そこで、横長部20bとエアクリーナ15との間に、左右に並べて第1及び第2のレゾネータ23,24を配置しており、両レゾネータ23,24は、エルボ部23a,24aを介して横長部20bに接続されている。なお、レゾネータ23,24を有する吸気取り込みダクト20は、2枚のパリソン板を材料にしたブロー成型によって製造されており、吸気取り込みダクト20は、レゾネータ23,24を備えた状態に成型されている。
2つのレゾネータ23,24は、吸気取り込みダクト20の基部20aに近い第1レゾネータ23は容量が小さくて、基部20aから遠くに位置した第2レゾネータ24は左右長さを長くして容量が大きくなっており、第2レゾネータ24は、冷却水分配部11の上方まで延びている。
第2レゾネータ24はある程度の自重があるため、図8に示す第2ブラケット25により、ヘッドカバー3の端部に支持されている。第2ブラケット25は金属板製であり、ヘッドカバー3に固定される下水平状部状部25aと、第2レゾネータ24を支持する上水平状部25bと、これらを繋ぐ連結部25cとでクランク状の形態を成しており、上水平状部25bの先端に、リング状のグロメット25dを装着している。
第2レゾネータ24には、グロメット25dに挿入されるボス24bを設けている。ボス24bは、グロメット25dによって弾性的に掴持されているため、グロメット25dに差し込んだだけでも、安定的に保持されている。
吸気取り込みダクト20の横長部20bは、概ね触媒ケース6の上方の部位において、図2~7に示す第1ブラケット26を介してヘッドカバー3に支持されている。第1ブラケット26は金属板で製造されており、例えば図6に示すように、ヘッドカバー3の上面に突設されたボス27にボルト28で固定された下取付け部29と、吸気取り込みダクト20に設けた前向きアーム部30が載る上支持部31と、上支持部31と下取付け部29を繋ぐ起立部32とを有しており、起立部32は、上に行くに従って前にずれるように前傾している。第1ブラケット26の左右側部には、補強のために下向きリブ33を形成している。
図6(A)に示すように、ヘッドカバー3に設けたボス27から上向きの位置決めピン27aを突設して、これに第1ブラケット26の下取付け部29を嵌め込んでいる。従って、第1ブラケット26は、1本のボルト28での締結でありながら、所定の姿勢に保持されている。
例えば図7に示すように、第1ブラケット26の上支持部31にはゴム製のグロメット34が嵌め込まれており、前向きアーム部30は、グロメット34をパッキンとして、ボルト35及びナット36で締結されている。なお、ボルト35及びナット36を使用せずに、第2ブラケット25の場合と同様に、前向きアーム部30からピン状のボスを下向きに突設して、このボスをグロメット34に上から弾性に抗して差し込む構造も採用可能である。
図5から理解できるように、本実施形態の特徴として、第1ブラケット26の左右幅Wは、グロメット34の外径Dの2倍以上になっている。すなわち、第2レゾネータ24は第2ブラケットで支持されているため、第1ブラケット26に作用する負担は小さく、従って、第1ブラケット26は、グロメット34の外径と同じ程度か僅かに大きい程度の横幅であれば吸気取り込みダクト20を支持する強度を有するが、実施形態では、第1ブラケット26は、吸気取り込みダクト20を支持するための強度を大きく超えた広幅になっている。
さて、第1ブラケット26は触媒ケース6の上方の部位において第1ブラケット26で支持されているが、第1ブラケット26をこの位置に設けると、吸気取り込みダクト20は最も安定良く支持される。
すなわち、図1,2に模式的に示すように、エアクリーナ15への連結部37と、第1ブラケット26の上支持部31と、第2ブラケット25のグロメット25dとを結ぶ線は三角形を成しており、吸気取り込みダクト20が三点支持されているため、吸気取り込みダクト20は、振動に対して強い支持形態になっている。従って、第1ブラケット26を触媒ケース6の上方部に配置することは、吸気取り込みダクト20を安定的に支持するために好適である。
他方、図5に点線で模式的に示すように、触媒ケース6から輻射熱38が向かって照射されるため、第1ブラケット26は輻射熱38に晒される。この場合、第1ブラケット26は金属製であるので耐熱性の問題はないが、グロメット34はゴム質であって金属に比べると耐熱性に劣るため、輻射熱38が強く当たると耐久性が低下するおそれがある。
しかるに、本実施形態では、第1ブラケット26のグロメット34の大きさに対して広幅になっているため、触媒ケース6の輻射熱が下方から照射されても、輻射熱を第1ブラケット26で遮って、グロメット34に回り込むことを防止できる。従って、特段の遮蔽板を設けることなく、簡単な構造により、グロメット34の耐久性を向上できる。
さて、エンジンルームは図示しないフードで覆われており、衝突事故などで人の身体がフードに上から当たると、フードは下向きに凹むように変形するが、図7に矢印F1で示すように、吸気取り込みダクト20が上から押されることが有り得る。そして、本実施形態では、第1ブラケット26の起立部32は前傾しているため、第1ブラケット26は矢印F2で示すように、起立部32が更に前倒れするように容易に変形し得る。
従って、フードが下方に大きく沈み込むことを許容して、人の身体に対するダメージを少なくすることができる。従って、事故時のダメージ緩和作用に優れている。実施形態では、第1ブラケット26は吸気取り込みダクト20を支持しているが、第1ブラケット26は、エアクリーナ15の下流側に位置したダクトなどの支持にも使用できる。
例えば、シリンダヘッド2の排気側面に排気ターボ過給機が固定されている場合、排気ターボ過給機の出口とインタークーラの入り口とが加圧吸気ダクトで接続されており、この加圧吸気ダクトが触媒ケースの上方において水平状に延びる場合があるが、この加圧吸気ダクトを第1ブラケット26によって支持することが可能である。
以上、本願発明の一実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、シリンダヘッドには、枝管を有する排気マニホールドを接続したり、排気ターボ過給機を取付けたりすることができる。第1ブラケットも、実施形態のようなクランク形状である必要性はないのであり、L形や逆L形なども採用可能である。
本願発明は、自動車用内燃機関に具体化できる。従って、産業上利用できる。
2 シリンダヘッド
3 ヘッドカバー
6 触媒ケース
15 エアクリーナ
18 スロットルユニット
19 吸気送りダクト
20 吸気取り込みダクト
20a 基部
20b 横長部
20c 空気取り入れ口
23,24 レゾネータ
25 第2ブラケット
26 第1ブラケット
29 下取付け部
30 アーム部
31 上支持部
32 起立部(傾斜部)
34 グロメット
35 ボルト
36 ナット
37 エアクリーナへの連結部

Claims (3)

  1. シリンダヘッドの上面にヘッドカバーが固定されている機関本体と、吸気取り込みダクトが接続されたエアクリーナとを備えており、
    前記機関本体は、クランク軸線を車体の幅方向に長い姿勢にして排気側面を車体の前向きにして配置されて、前記シリンダヘッドの排気側面には、排気ガスが流れる排気系部材が接続されている一方、
    前記エアクリーナは前記機関本体の上に配置されて、前記吸気取り込みダクトは、前記シリンダヘッドの排気側面の上方部においてクランク軸線方向に長い姿勢の横長部を有しており、前記横長部の中途部レゾネータを設けて、前記横長部の先端空気取り入れ口を設けており
    前記吸気取り込みダクトは、前記排気系部材の上方部に配置した第1ブラケットと、それよりも上流側の部位に位置した第2ブラケットとによって前記ヘッドカバーで支持されている構成であって
    前記吸気取り込みダクトの横長部は、グロメットを介して前記第1ブラケットに取付けられて、前記第1ブラケットは、前記グロメットの外径の2倍以上の横幅に設定されており、
    前記レゾネータは、前記吸気取り込みダクトにおける横長部の後ろに配置されていて前記第2ブラケットによって支持されている、
    自動車用内燃機関。
  2. 記吸気取り込みダクトは、前記第1ブラケットと、前記第2ブラケットと、前記エアクリーナとの3カ所によって支持されており、前記第1ブラケットによる支持位置は、前記第2ブラケットによる支持位置及び前記エアクリーナによる支持位置よりも車体の前方に位置している、
    請求項1に記載した自動車用内燃機関。
  3. クランク軸線を車幅方向に長い横置き姿勢で配置されると共に排気側面を前向きにして配置された機関本体のうち排気側の上部に固定されて吸気系ダクトを支持するブラケットであって、
    前記機関本体に固定される下取付け部と、前記下取付け部から上向きに立ち上がった起立部と、前記起立部の上端に設けられていて前記吸気系ダクトを支持する上支持部とを有しており、
    前記起立部は、上に行くに従って車体前方に向かうように前傾姿勢になっている、
    請求項1又は2に記載した自動車用内燃機関に使用する吸気系部材支持ブラケット。
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