JP2006240360A - 車両のインタークーラ配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に前側から軽衝撃荷重が入力されても、インタークーラが脱落しない車両のインタークーラ配置構造を提供すること。
【解決手段】車体1のエンジンルーム2の前端部にラジエータコアサポートロア5が設けられ、ラジエータコアサポートロア5にラジエータ10の下部が支持され、ラジエータ10の前側にバンパーレインフォース6が配設されていると共に、インタークーラ12がエンジンルーム2内に配設されている。しかも、インタークーラ12とラジエータ10は車幅方向に並列に配設されている。また、インタークーラ12はバンパーレインフォース6より下方且つラジエータコアサポートロア5より上方に位置して配設されている。その上、インタークーラ12の吸気用の配管(接続筒部12b)と排気用の配管(接続筒部12a)の一方が車幅方向に配設され且つ両配管(接続筒部12a,12b)の他方が車両上下方向に配設されている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、インタークーラをエンジンルーム内に配設した車両のインタークーラ配置構造に関するものである。
自動車等の車両には、エンジンの燃焼室内への空気の充填効率を高めるために、過給機により過給され温度が上昇した空気をインタークーラで冷却するようにしたものがある。
このようなインタークーラの取付構造としては、例えばインタークーラを前側のタイヤ(前輪)の前に配置すると共に、このインタークーラを2ヶ所の回動可能な支持点で車体に取り付けることにより、車体に前側から軽衝撃荷重が入力されたときに、インタークーラが片側の支持点を中心に回動して損傷するのを抑制するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−43125号公報
しかしながら、2ヶ所の支持を同一構造としているため、車体に前側から軽衝撃荷重が入力されたときに、2ヶ所の支持点が共に破損して、インタークーラが脱落してしまう虞があった。
そこで、この発明は、車体に前側から軽衝撃荷重が入力されても、インタークーラが脱落しない車両のインタークーラ配置構造を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、本発明の車両のインタークーラ配置構造においては、車体のエンジンルームの前端部にラジエータコアサポートロアが設けられ、前記ラジエータコアサポートロア上にラジエータの下端部が支持され、前記ラジエータの前側にバンパーレインフォースが配設され、インタークーラが前記エンジンルーム内に配設されている。しかも、前記インタークーラと前記ラジエータは車幅方向に並列に配設されていると共に、前記インタークーラは前記バンパーレインフォースより下方且つ前記ラジエータコアサポートロアより上方に位置して配設されている。また、前記インタークーラの吸気用の配管と排気用の配管の一方が横向きに配設され且つ前記両配管の他方が上向きに配設されている。
この構成によれば、インタークーラはバンパーレインフォースより下方且つラジエータコアサポートロアより上方に配設されているので、車体に前側から軽衝撃荷重が入力されて、バンパーレインフォースが後方に移動しても、バンパーレインフォースがインタークーラと干渉しないので、インタークーラが脱落して損傷するのを抑制できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、車体1の前部には上方に開放するエンジンルーム2が設けられ、このエンジンルーム2の上部はフード3により開閉可能に覆われている。このエンジンルーム2の前端部の上下の部分には、車体1のラジエータコアアッパ4及びラジエータコアサポートロア5がそれぞれ配設されている(図1,図2参照)。尚、図1において、Ftはフロントタイヤ(前輪)である。
このラジエータコアアッパ4とラジエータコアサポートロア5との間の部分より前側には図1に示したようにバンパーレインフォース6が配設され、このバンパーレインフォース6にはフロントバンパ7が取り付けられている。7aはフロントバンパ7に設けた空気取り入れ用の通気口である。
また、エンジンルーム2の両側部には図3に示したように車体1のフロントサイドメンバ8,8が配設され、このフロントサイドメンバ8,8の前端部にはバンパーステイ8a,8aを介してバンパーレインフォース6の車幅方向の両端部が取り付けられている。
更に、図1に示したようにエンジンルーム2内にはエンジン9が配設され、このエンジン9の冷却水はラジエータ10により冷却されるようになっている。また、エンジン9の後部には、エンジン9の吸気風路(図示せず)に空気を過給する過給機11が取り付けられている。
この過給機11に吸い込ませる空気を冷却する空冷式のインタークーラ12とラジエータ10とが、図2,図3に示したようにエンジンルーム2の前端部に車幅方向に間隔をおいて並設されている。ここでラジエータ10の上下の部分は、図1に示したようにラジエータコアアッパ4及びラジエータコアサポートロア5に弾性部材10a,10bを介してそれぞれ取り付けられている。
また、インタークーラ12は、図1,図2に示したようにバンパーレインフォース6より下方且つラジエータコアサポートロア5より上方に配置されている。しかも、図4,図6に示したように、インタークーラ12の上面のラジエータ10側の端部には上方に突出する空気排出用の接続筒部(排気用の上向きの配管)12aが一体に形成され、インタークーラ12のラジエータ10とは反対側の側面には側方に突出する空気吸込用の接続筒部(吸気用の横向きの配管)12bが一体に形成されている。
接続筒部12aには空気排出用のゴムホース(配管)13の一端部が接続されており、接続筒部12bには空気吸込用のゴムホース(配管)14の一端部が接続されている。尚、ゴムホース13の他端部は過給機11の空気吸込口(図示せず)に接続され、ゴムホース14の他端部はエアフィルタ(図示せず)に接続されている。
更に、図2,図3に示したようにインタークーラ12は、ラジエータ10とは反対側の側部12cが第1固定部15によりラジエータコアサポートロア5上に固定され、ラジエータ10側の側部12dが第2固定部16によりラジエータ10に固定されている。尚、ラジエータコアサポートロア5は図7に示したように上ロア板5a及び下ロア板5bから閉断面状に形成されている。
また、第1固定部15は、図4,図6に示したように、ラジエータ10とは反対側の側部12cの下端部後面に車両後方に向けて突設した板状のアーム部17と、該アーム部17の後端部下面に固定した支持軸18を有する。この支持軸18は、上部の大径軸部18aと、下部の小径軸部18bを有する。そして、小径軸部18bは、図7に示したように上ロア板5aに形成した取付孔19に軸線Oの回りに回動可能に嵌合されている。
更に、第2固定部16は、図4に示したように、インタークーラ12を前後方向に移動可能に且つ上下方向に移動不能に車体1側のラジエータ10に支持する可動支持部20と、インタークーラ12を前後方向に移動不能に車体1側のラジエータ10に保持する移動規制部21と、を備えている。
可動支持部20は、ラジエータ10側(車体1側)の支持ブラケット22と、インタークーラ12側の支持ブラケット23を有する。この支持ブラケット22は、図4に示したように平面形状が略コ字状に折曲されていると共に、前後に位置する両端部がラジエータ10の側部に固定されている。
そして、図4に示したように支持ブラケット22のインタークーラ12側の部分には平面形状が円弧状の支持板部(車体側支持部)22aが設けられ、この支持板部22aの前端部には図5に示したように上方に開放する係止切欠22bが形成されている。この円弧状の支持板部22aは、支持軸18の軸線Oを曲率中心とする円弧状に形成されている。
また、支持ブラケット23は、図4,図6に示したように車両後方且つラジエータ10側に斜めに延びるアーム部23aと、アーム部23aの後端部に下方に向けて形成されたクーラ側支持部23bを有する(図8参照)。このクーラ側支持部23bは、図8に示したように対向する側板部23b1,23b2と、これら側板部23b1,23b2の上端部を連設している上壁部23b3と、からなり、逆U字状に形成されている。
更に、支持板部20a側の側板部23b1の下端部には側板部23b2側に突出する係止爪部24が形成されている。そして、図8に示したように側板部23b1,23b2間に支持板部20aが配設されている。これにより、クーラ側支持部23bは、支持板部(車体側支持部)20aに前後動可能に支持されていると共に、係止爪24と上壁部23b3により上下動不能に支持板部(車体側支持部)20aに支持されている。
また、支持ブラケット22は、図4,図5に示したように円弧状の支持板部20aの後端にラジエータ10側に向けて折曲され且つラジエータ10に固定された後板部22cをストッパとして有する。この後板部22cはクーラ側支持部23bが車両後方に所定範囲以上移動するのを規制するようになっている。これにより、インタークーラ12が支持軸18を中心に回動しても、所定範囲以上車両後方に移動しないようになっている。
更にまた、第2固定部16の移動規制部21は、図4,図6に示したように支持ブラケット22に一体に設けられた係止部材25と、図4,図9に示したように係止部材25が係合する上述した係止切欠22bと、を有する。
係止部材25は、所定値以上の軽衝撃荷重が入力されたことによりインタークーラ12が支持軸18を中心に後方に回動させられたときに、破断する脆弱部となっている。
[作用]
次に、このような構成のインタークーラ配置構造の作用を説明する。
このような構成において、通常状態では、第1固定部15に設けられた支持軸18の小径軸部18bは、図7に示したように上ロア板5aに形成した取付孔19に嵌合されている。一方、第2固定部16側においては、図8に示したように側板部23b1,23b2間に支持板部20aが配設されていて、通常、クーラ側支持部23bは係止爪24と上壁部23b3により上下動不能に支持板部(車体側支持部)20aに支持されている。しかも、係止部材25が係止切欠22bに係合していて、インタークーラ12の前後方向の回動が規制されている。
従って、インタークーラ12は、第1,第2固定部15,16により通常の走行振動等では脱落しないように車体1側に固定されている。
また、エンジン9の稼働時には、エンジン冷却水がラジエータとエンジン9の冷却通路(図示せず)との間で循環される。この際、通常、図示しない冷却ファンによりエアがフロントバンパ7の通気口7aから吸い込まれてラジエータ10を透過し、ラジエータ10内を流れる冷却水が冷却される。
一方、エンジン9の稼働時には、過給機11が駆動されてエンジン9の図示しない吸気風路への過給が開始される。この過給が開始されると外気は、図示しないエアフィルタ及び吸気用のゴムホース14を介してインタークーラ12内の図示しない内側冷却風路に導入された後、インタークーラ12から排気用のゴムホース13を介して過給機11に吸い込まれる。尚、このインタークーラ12の後面側に図示しない冷却ファンを設けて、通気口7aから導入される空気をインタークーラ12の外側冷却風路を強制的に透過させることにより、インタークーラ12内の内側冷却風路を流れて過給機11に供給される空気を冷却することができる。
ここで、図1のフロントバンパ7に軽衝撃荷重が車両後方に向けて入力されて、フロントバンパ7が後方に変形することにより、図10の矢印26で示したような軽衝撃荷重がフロントバンパ7を介してバンパーレインフォース6に車両後方に向けて入力されると、バンパーレインフォース6が車両後方に変形移動することもある。
このようにバンパーレインフォース6が軽衝撃荷重により後方に変形移動させられると、バンパーレインフォース6はゴムホース13を介してインタークーラ12の配管である接続筒部12aを後方に押圧する。この際、バンパーレインフォース6は接続筒部12aに直接当たらずに、ゴムホース13に当たるので、このゴムホース13により衝撃が吸収される。
そして、この接続筒部12aがバンパーレインフォース6から所定値以上の軽衝撃荷重を受けると、インタークーラ12の係止部材25が破断して、インタークーラ12のクーラ側支持部23bがラジエータ10の支持板部(車体側支持部)22aに沿って車両後方に移動すると共に、インタークーラ12のラジエータ10側の部分が支持軸18を中心として後方に回動する。
そして、クーラ側支持部23bが支持板部(車体側支持部)22aに沿って後方に所定範囲移動すると、クーラ側支持部23bは支持ブラケット22の後板部(ストッパ)22cに当たって車両後方への移動が規制され、インタークーラ12の後方への回動が所定範囲で停止させられる。
このインタークーラ12の車両後方への回動は所定範囲内、即ちインタークーラ12がエンジンルーム2内の他の部品に当たらない範囲内で行われるようになっている。しかも、クーラ側支持部23bが支持ブラケット22の後板部(ストッパ)22cに当たって後方への移動が規制された状態では、インタークーラ12のラジエータ10側の側部12dがクーラ側支持部23bと支持板部(車体側支持部)22aにより下方に落下しないようにラジエータ(車体1側の部材)10に支持される。
以上説明したように、この発明の実施の形態の車両のインタークーラ配置構造においては、車体1のエンジンルーム2の前端部にラジエータコアサポートロア5が設けられ、前記ラジエータコアサポートロア5にラジエータ10の下部が支持され、前記ラジエータ10の前側にバンパーレインフォース6が配設されていると共に、インタークーラ12が前記エンジンルーム2内に配設されている。しかも、前記インタークーラ12と前記ラジエータ10は車幅方向に並列に配設されている。また、前記インタークーラ12は前記バンパーレインフォース6より下方且つ前記ラジエータコアサポートロア5より上方に位置して配設されている。その上、前記インタークーラ12の吸気用の配管(接続筒部12b)と排気用の配管(接続筒部12a)の一方が車幅方向に配設され且つ前記両配管(接続筒部12a,12b)の他方が車両上下方向に配設されている。
この構成によれば、インタークーラ12はバンパーレインフォース6より下方且つラジエータコアサポートロア5より上方に配設されているので、車体1に車両前側から軽衝撃荷重が入力されて、バンパーレインフォース6が車両後方に移動しても、バンパーレインフォース6がインタークーラ12と干渉しないので、インタークーラ12が脱落して損傷するのを抑制できる。
しかも、前記インタークーラ12と前記ラジエータ10は車幅方向に並列に配設されているので、ラジエータ10の冷却効率を低下させずにインタークーラ12の冷却効率を向上させることができる。その上、インタークーラ12がバンパーレインフォース6より下方に位置しているので、インタークーラ12がエンジンルーム2の上方を覆うフード3のデザインを規制することがない。更に、バンパーレインフォース6との干渉による損傷が少ないので、バンパーストロークをインタークーラ12の前方に確保しなくて良い分だけ、フロントオーバーハングを小さくできる。
また、この発明の実施の形態の車両のインタークーラ配置構造において、前記車両上下方向に配設された配管(接続筒部12a)のバンパーレインフォース6後方に位置する部分をゴムホース13としている。
この構成によれば、車両前側からバンパーレインフォース6に軽衝撃荷重が入力されて、バンパーレインフォース6が車両後方に移動しても、バンパーレインフォース6がインタークーラ12の金属部分と干渉しないので、インタークーラ12の損傷を抑制できる。即ち、この際、バンパーレインフォース6がインタークーラ12の上向きの配管(接続筒部12a)に直接接触することなく、ゴムホース13がバンパーレインフォース6により後方に押されて撓むことにより緩衝材の役割を果たすので、インタークーラ12の損傷を抑制できる。
更に、前記インタークーラ12は第1,第2固定部15,16の2ヶ所で前記車体1(ラジエータコアサポートロア5及び車体側のラジエータ10)に固定され、且つ、前記第1固定部15は前記上向きの配管(接続筒部12a)から車幅方向にずれた略車両上下方向に延びる支持軸18で前記インタークーラ12を軸線回りに回動可能に前記車体1のラジエータコアサポートロア5上に支持固定している。
この構成によれば、車両前側からバンパーレインフォース6に軽衝撃荷重が入力されて、バンパーレインフォース6が車両後方に移動することにより、ゴムホース13がバンパーレインフォース6により車両後方に押されて、前記第2固定部16が破壊されたときに、前記インタークーラ12が前記支持軸18を中心として車両後方に回動できるので、より効果的にインタークーラ12の損傷を抑制できる。
また、この発明の実施の形態の車両のインタークーラ配置構造において、前記第2固定部16は、前記ゴムホース13が前記バンパーレインフォース6により所定値以上の荷重で車両後方に押されたときに破断する脆弱構造を有する。
この構成によれば、車両前側からバンパーレインフォース6に軽衝撃荷重が入力されて、バンパーレインフォース6が車両後方に移動することにより、ゴムホース13がバンパーレインフォース6により押されて、前記第2固定部16のみが破壊されることにより、インタークーラの損傷を抑制できる。
また、この発明の実施の形態の車両のインタークーラ配置構造において、前記第2固定部16は、前記インタークーラ12を車両前後方向に移動可能に且つ車両上下方向に移動不能に前記車体1に支持する可動支持部20と、前記インタークーラ12を車両前後方向に移動不能に前記車体1(車体1側のラジエータ10)に保持する移動規制部21を備えている。
この構成によれば、車両前側からバンパーレインフォース6に軽衝撃荷重が入力されて、バンパーレインフォース6が車両後方に移動することにより、ゴムホース13がバンパーレインフォース6により車両後方に押されて、前記移動規制部21が破断したときに、インタークーラ12の第1固定部15側が可動支持部20により車両後方に移動すると共に下方に移動しないように車体1(ラジエータ10を介して車体1)に支持される。この結果、移動規制部21が破断してもインタークーラ12の第2固定部16側が落下することがないので、インタークーラ12が落下して損傷するのを抑制できる。
また、この発明の実施の形態の車両のインタークーラ配置構造において、前記第1固定部15は前記上向きの配管(接続筒部12a)に対して車幅方向に離れた位置に設けられている。
この構成によれば、前側からバンパーレインフォース6に軽衝撃荷重が入力されて、バンパーレインフォース6が車両後方に移動して、ゴムホース13がバンパーレインフォース6により車両後方に押されることにより、前記第2固定部16が破壊されて、前記インタークーラ12が前記支持軸18を中心として後方に回動する際、インタークーラの回動運動が容易になる。
また、この発明の実施の形態の車両のインタークーラ配置構造において、前記可動支持部20は車体側支持部(支持板部22a)と該車体側支持部(支持板部22a)に車両前後動可能且つ車両上下方向動不能に支持されたクーラ側支持部23bを備え、前記車体側支持部(支持板部22a)は平面形状が前記支持軸18の軸線を曲率中心を有する円弧状に形成されている。
この構成によれば、第2固定部16が破断した後、インタークーラ12が支持軸18を中心に後方に回動させられる際、クーラ側支持部23bが車体側支持部(支持板部22a)に沿って回動しやすくなる。
また、前記車体側支持部(支持板部22a)の後端部には前記クーラ側支持部23bの車両後方への回動を規制するストッパ(支持ブラケット22の後板部22c)が設けられている。
この構成によれば、インタークーラ12が支持軸18を中心として後方へ回動する際、回動し過ぎによるインタークーラ12とその後方のエンジンルーム2内の他の部品との接触による損傷を抑制できる。
尚、上述した実施形態では排気用の接続筒部(配管)12aを上向きに設定し且つ吸気用の接続筒部(配管)12bを横向きに設定しているが、これとは逆に排気用の接続筒部(配管)12aを横向きに設定し且つ吸気用の接続筒部(配管)12bを上向きに設定しても良い。
また、上述した実施形態では、車体側支持部としての支持板部22aが設けられた支持ブラケット22をラジエータ10に設けた例を示したが、この支持ブラケット22はラジエータコアアッパ部材4又はラジエータコアサポートロア5に設けることもできる。
この発明に係る車両のインタークーラ配置構造を備える自動車の要部概略断面構造である。 図1を矢印A1方向から見た部分正面図である。 図2のA2−A2線に沿う部分断面図である。 図3の一部を矢印A3方向から見た要部拡大図である。 図4のラジエータ側の支持ブラケットをA4方向から見た要部斜視図である。 図4のインタークーラを矢印A5方向から見た斜視図である。 図2のA6−A6線に沿う断面図である。 図4のA7−A7線に沿う断面図である。 図4の一部を矢印A8方向から見た説明図である。 図1の要部作用説明図である。
符号の説明
1…車体
2…エンジンルーム
5…ラジエータコアサポートロア
10…ラジエータ
6…バンパーレインフォース
12…インタークーラ
12a…接続筒部(排気用の配管)
12b…接続筒部(吸気用の配管)
13…ゴムホース
15…第1固定部
16…第2固定部
18…支持軸
20…可動支持部
21…移動規制部
22a…支持板部(車体側支持部)
23b…クーラ側支持部

Claims (8)

  1. 車体のエンジンルームの前端部にラジエータコアサポートロアが設けられ、前記ラジエータコアサポートロアにラジエータの下部が支持され、前記ラジエータの前側にバンパーレインフォースが配設されていると共に、インタークーラが前記エンジンルーム内に配設された車両のインタークーラ配置構造であって、
    前記インタークーラと前記ラジエータは車幅方向に並列に配設されていると共に、前記インタークーラは前記バンパーレインフォースより下方且つ前記ラジエータコアサポートロアより上方に位置して配設され、前記インタークーラの吸気用の配管と排気用の配管の一方が車幅方向に配設され且つ前記両配管の他方が車両上下方向に配設されていることを特徴とする車両のインタークーラ配置構造。
  2. 前記車両上下方向に配設された配管のバンパーレインフォース後方に位置する部分をゴムホースとしたことを特徴とする請求項1に記載の車両のインタークーラ配置構造。
  3. 前記インタークーラは第1,第2固定部の2ヶ所で前記車体に固定され、且つ、前記第1固定部は前記上向きの配管から車幅方向にずれた略車両上下方向に延びる支持軸で前記インタークーラを軸線回りに回動可能に前記車体のラジエータコアサポートロア上に支持固定していることを特徴とする請求項2に記載の車両のインタークーラ配置構造。
  4. 前記第2固定部は、前記ゴムホースが前記バンパーレインフォースにより所定値以上の荷重で車両後方に押されたときに破断する脆弱構造を有することを特徴とする請求項3に記載の車両のインタークーラ配置構造。
  5. 前記第2固定部は、前記インタークーラを車両前後方向に移動可能に且つ車両上下方向に移動不能に前記車体に支持する可動支持部と、前記インタークーラを車両前後方向に移動不能に前記車体に保持する移動規制部を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両のインタークーラ配置構造。
  6. 前記第1固定部は前記上向きの配管に対して車幅方向に離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の車両のインタークーラ配置構造。
  7. 前記可動支持部は車体側支持部と該車体側支持部に車両前後方向動可能且つ車両上下方向動不能に支持されたクーラ側支持部を備え、前記車体側支持部は平面形状が前記支持軸の軸線を曲率中心を有する円弧状に形成されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の車両のインタークーラ配置構造。
  8. 前記車体側支持部の後端部には前記クーラ側支持部の車両後方への回動を規制するストッパが設けられていることを特徴とする請求項7に記載の車両のインタークーラ配置構造。
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CN109572406A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 铃木株式会社 车辆用中冷器的装配结构
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