JP7209871B2 - ロケット輸送起立システム - Google Patents

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Description

本発明は、ロケット輸送起立の技術分野に属し、具体的にはロケット輸送起立システムに関する。
宇宙技術の発展、特にここ数年の商業航空の活発な発展に伴い、伝統的な「三垂直」発射モードは固定された発射塔を必要とするため、そのインフラ建設周期が比較的長く、維持コストが比較的高いなどの欠点が次第に明らかになっている。そのため、現段階の商業航空の発射需要に適応するために、迅速、柔軟、低コストの発射モードを開発する必要がある。
外国で成功した商業宇宙企業はほとんど「三水平」というテスト発射モード、すなわち、水平組立、水平輸送、水平テスト、起立発射という発射モードを採用している。したがって、ロケットの運搬、輸送および起立の過程において、ロケット本体を確実に支持、輸送し、ロケット本体が重力以外の付加力を受けないようにし、複数回の輸送を回避し、ロケットに衝突するリスクを減少させることは非常に重要となっている。
従来技術に存在する問題を解決するために、本発明はロケット輸送起立システムを提供する。
本発明の実施例によれば、起立アームと、自走式液圧モジュラートレーラーと、発射台とを含むロケット輸送起立システムであって、
上記起立アームは、上記自走式液圧モジュラートレーラーに設けられ、被支持ロケットは上記起立アームの長さ方向に沿って上記起立アームの頂部に設けられ、
上記自走式液圧モジュラートレーラーは、上記起立アームにより被支持ロケットを上記発射台に輸送するものであり、
上記起立アームの長さ方向に沿って、上記起立アームには、順にロケット支持抱締め装置、ロケット補助液圧支持装置、およびロケット後支点支持調整装置が設けられ、
上記ロケット支持抱締め装置は、被支持ロケットの前端を支持、抱締めるものであり、
上記ロケット補助液圧支持装置は、被支持ロケットの中部を浮動支持するものであり、
上記ロケット後支点支持調整装置は、ロケットの後端を支持するとともに、ロケットが起立する際の回転、並びにロケットと上記発射台との位置決めおよびドッキングを調整するものであるロケット輸送起立システムが提供される。
上記ロケット輸送起立システムにおいて、上記発射台との間の距離に応じて、上記発射台に近い地面には近くから遠くまで順に回転半座および起立油圧シリンダ支持座が設けられ、
上記起立アームの被支持ロケットの尾端に近い端には、起立アーム回転軸が設けられ、
上記起立アーム回転軸と上記回転半座との協働により、上記起立アームが上記回転半座の周りに回転可能であり、
上記起立アームに位置する、上記ロケット後支点支持調整装置に近い位置には、起立アセンブリが設けられ、
上記起立アセンブリと起立油圧シリンダ支持座との協働により、上記起立アームの起立が駆動される。
上記ロケット輸送起立システムにおいて、上記発射台には、脚支持盤および防風押付装置が設けられ、上記脚支持盤は、ロケットの脚にドッキングするために用いられ、上記防風押付装置は、ロケットの脚を押し付けるものである。
上記ロケット輸送起立システムにおいて、上記ロケット支持抱締め装置は、支持アセンブリと、抱締めアセンブリとを含み、
上記支持アセンブリは、ロケットを支持するものであり、支持されるロケットの水平径方向に沿って上記起立アームの底部に設けられ、
上記抱締めアセンブリは、上記起立アームの両側の上方に設けられ、ロケットを抱締めるものであり、
上記支持アセンブリは、ブラケットと、回転ユニットと、ガイドユニットと、駆動ユニットとを含み、
上記ブラケットは、上記回転ユニットに設けられ、
上記回転ユニットは、上記ブラケットを所定角度水平回転させるものであり、
上記回転ユニットは、上記ガイドユニットおよび駆動ユニットに設けられ、
上記ガイドユニットは、支持されるロケットの径方向に沿って起立アームの底部に設けられ、支持されるロケットの径方向における上記ブラケットの移動をガイドするものであり、
上記駆動ユニットは、上記回転ユニットにより支持されるロケットの径方向における上記ブラケットの移動を駆動するものである。
さらに、上記抱締めアセンブリは、抱締めアームユニットと、動力ユニットとを含み、2つの上記抱締めアームユニットは、起立アームの両側の上方に対向して設けられ、ロケットの上半部分を抱締めるために用いられ、
上記動力ユニットは、2つの上記抱締めアームユニットが閉じてロケットを抱締めることが可能であるように上記抱締めアームユニットに動力を提供し、
上記抱締めアームユニットは、大抱締めアームと、第1抱締めクランプと、小抱締めアームと、第2抱締めクランプとを含み、
上記大抱締めアームの内側には、上記第1抱締めクランプが接続され、上記大抱締めアームの一端は起立アームに接続され、他端は上記小抱締めアームの一端に接続され、上記小抱締めアームの他端には上記第2抱締めクランプが接続され、
上記動力ユニットは、第1油圧シリンダと、第2油圧シリンダとを含み、
上記第1油圧シリンダの一端は起立アームに接続され、他端は上記大抱締めアームに接続され、上記第1油圧シリンダは、上記大抱締めアームを駆動するものであり、
上記第2油圧シリンダの一端は上記大抱締めアームに接続され、他端は上記小抱締めアームに接続され、上記第2油圧シリンダは、上記小抱締めアームを駆動するものである。
上記ロケット輸送起立システムにおいて、上記ロケット補助液圧支持装置は、液圧システムと、ガイド支持シリンダと、弾性支持アセンブリと、ロケットホルダとを含み、
上記液圧システムは、鉛直方向の支持力が発生するように上記ガイド支持シリンダを駆動し、
上記ガイド支持シリンダの上方には、弾性支持アセンブリが設けられ、
上記弾性支持アセンブリの上方には、ロケットホルダが設けられ、
上記弾性支持アセンブリは、上記ロケットホルダを浮動支持するものであり、上記ロケットホルダは、ロケットを支持するものであり、
上記弾性支持アセンブリは、位置規制支持枠と、フランジ支持座と、ホルダ回転座と、バネ取付座と、位置規制支持バネとを含み、
上記位置規制支持枠は、上記ガイド支持シリンダの頂部に設けられ、その中心には上記フランジ支持座が設けられ、
上記フランジ支持座は、第1回転ピン軸を介して上記ホルダ回転座に接続され、上記バネ取付座は、上記位置規制支持枠の頂面に固定して設けられるとともに、上記位置規制支持枠とホルダ回転座の頂板との間に位置し、
上記位置規制支持バネは、上記バネ取付座内に設けられ、
上記バネ取付座は、上記位置規制支持バネをガイドするものであり、
上記位置規制支持バネの一端は上記バネ取付座に固定接続され、他端は上記ホルダ回転座の頂板に接触し、
上記位置規制支持バネは、上記ロケットホルダの鉛直方向における自由移動を制限するものである。
さらに、上記液圧システムは、液圧シリンダと、動力アセンブリと、油源とを含み、上記油源は上記動力アセンブリに作動油を提供し、上記動力アセンブリはロッド付きチャンバ油管およびロッドレスチャンバ油管を介して上記液圧シリンダに接続され、上記液圧シリンダはガイド支持シリンダに接続される。
さらに、上記液圧シリンダは、液圧シリンダ筒と、液圧シリンダロッドと、ストローク規制スリーブと、油圧シリンダピン軸とを含み、上記液圧シリンダロッドは、上記液圧シリンダ筒内に摺動可能に設けられ、上記ストローク規制スリーブは、上記液圧シリンダロッドの長さ方向に沿って上記液圧シリンダロッドに外嵌され、上記液圧シリンダ筒内での上記液圧シリンダロッドのストロークを制限し、上記液圧シリンダロッドの頂端は、上記油圧シリンダピン軸を介して上記ガイド支持シリンダに接続される。
さらに、上記動力アセンブリは、電磁切替弁と、アキュムレータと、圧力センサと、安全弁と、比例リリーフ弁と、逆止め弁とを含み、
油源は、上記逆止め弁を介して上記電磁切替弁の給油室に接続され、
上記電磁切替弁の油戻し室は、オイルタンクに接続され、
上記電磁切替弁の第1作動油室は、ロッドレスチャンバ油管を介して上記液圧シリンダのロッドレスチャンバに接続され、
上記電磁切替弁の第2作動油室は、ロッド付きチャンバ油管を介して上記液圧シリンダのロッド付きチャンバに接続され、
上記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路には、アキュムレータおよび圧力センサが設けられ、
上記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路およびオイルタンクと上記電磁切替弁の油戻し室とを接続する管路の間には、安全弁および比例リリーフ弁が並列接続される。
上記ロケット輸送起立システムにおいて、上記ロケット後支点支持調整装置は、回転支持座と、回転駆動ユニットと、支持ユニットと、牽引ユニットとを含み、
上記回転駆動ユニットは、上記回転支持座と起立アームとの間に設けられ、ロケットが発射台により支持されるようになった後に上記回転支持座を回転させることでロケットの離陸のために必要なスペースを空け、
上記支持ユニットは、上記回転支持座に設けられ、ロケットの後支点を支持し、
上記牽引ユニットは、回転支持座および支持ユニットに接続され、ロケットが起立する過程において、ロケットに対する上記支持ユニットの支持は徐々にロケットに対する上記牽引ユニットの牽引に変換される。
さらに、上記回転駆動ユニットは、第2回転ピン軸と、位置規制支持ブロックと、駆動シリンダとを含み、上記回転支持座は、上記第2回転ピン軸を介して起立アームヒンジに接続され、上記位置規制支持ブロックは、上記回転支持座の位置を位置決めし、上記駆動シリンダは、上記第2回転ピン軸の周りに回転するように上記回転支持座を駆動する。
さらに、上記支持ユニットは、支持昇降シリンダと、端軸頸座とを含み、上記支持昇降シリンダの一端は起立アームに固定接続され、他端は上記端軸頸座に固定接続され、
上記支持昇降シリンダの長さ方向における中軸線は、上記端軸頸座の長さ方向における中軸線に垂直であり、上記支持昇降シリンダは、上記支持昇降シリンダの長さ方向における上記端軸頸座の変位を調節し、上記端軸頸座は、起立アームの幅方向に沿ってロケットを支持する。
さらに、上記牽引ユニットは、調節スクリューと、第1タイロッド座と、第2タイロッド座とを含み、上記調節スクリューの一端は上記第1タイロッド座を介して回転支持座に接続され、他端は上記第2タイロッド座を介して端軸頸座に接続され、上記調節スクリューには、調節ナットおよび締付ナットが外嵌される。
本発明の上記実施形態によれば、本発明は少なくとも以下の有益な効果を有する。本発明のロケット輸送起立システムに起立アーム、自走式液圧モジュラートレーラーおよび発射台を設け、起立アームにロケット支持抱締め装置、ロケット補助液圧支持装置およびロケット後支点支持調整装置を設け、ロケット支持抱締め装置により被支持ロケットの先端を支持可能に調整し、ロケット後支点支持調整装置により被支持ロケットの尾端を調整可能に支持し、ロケット補助液圧支持装置により被支持ロケットの中部を浮動支持することにより、ロケットを安全で確実に輸送および起立することができ、起立アームの構造変形によるロケットに加わる不要な付加力が回避され、ロケットの輸送およびドッキング過程におけるロケットに対する多自由度の調節が実現され、ロケットを輸送する際のドッキングおよび調整の難しさが効果的に低下される。
本発明のロケット輸送起立システムにおいて、発射台に近い地面に回転半座および起立油圧シリンダ支持座を設け、起立アームにおける被支持ロケットの尾端に近い端に起立アーム回転軸を設け、起立アームにおけるロケット後支点支持調整装置に近い位置に起立アセンブリを設け、自走式液圧モジュラートレーラーにより起立アーム上の起立アーム回転軸および地面上の回転半座ドッキングを位置決めすることによって、起立アセンブリと起立油圧シリンダ支持座とは起立アームの起立を確実に駆動し、ロケットと発射台の確実なドッキングを実現することができる。本発明のロケット輸送起立システムは、輸送、位置決めおよびドッキング、起立などの機能を兼ね備えるため、ロケットの発射時間を大幅に短縮させ、発射効率を向上させることができる。
以上の説明および以下の実施形態は、例示的な説明だけであり、本発明の保護範囲を制限するものではない。
以下に添付する図面は、本発明の実施例を示す本明細書の一部であり、これらの図面および明細書により本発明の原理を説明する。
本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムによりロケットを輸送する際の状態の模式図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムによりロケットを発射領域に輸送した状態の模式図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムによりロケットを起立させる際の状態の模式図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムによりロケットを起立させる際の状態の別の模式図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムにおけるロケット支持抱締め装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムのロケット支持抱締め装置におけるガイドユニットの上面図である。 図5のI部分の拡大図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムにおけるロケット補助液圧支持装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムにおけるロケット補助液圧支持装置の断面図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムにおけるロケット後支点支持調整装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係るロケット輸送起立システムのロケット後支点支持調整装置における支持ユニットの断面図である。
本発明の実施例の目的、技術的手段および利点をより明確にするために、以下、図面により本発明の開示内容の思想を詳しく説明する。当業者であれば、本発明の実施例を理解した後に、本発明の内容に基づいて変更および修飾することができ、これらの変更および修飾はいずれも本発明の範囲内に含まれる。
本発明の例示的な実施例およびその説明は本発明を解釈するものであり、本発明を制限するものではない。また、図面および実施形態において同じまたは類似の符号で示される素子/部品は同じまたは類似の部分を示すものである。
本明細書で使用される「第1」、「第2」などの用語は、特に順序や順位を指すのではなく、本発明を制限するものでもなく、同じ技術用語で示される素子または操作を区別するものだけである。
本明細書で使用される上、下、左、右、前および後などの方向用語は、図面の方向を示すものだけである。したがって、使用される方向用語は、説明するものであり、本発明を制限するものではない。
本明細書で使用される「包含」、「含む」、「有する」、「含有」などの用語は、いずれも開放式の用語であり、つまり、含むが制限しないことを意味する。
本明細書で使用される「および/または」は、説明されるもののいずれかまたはすべての組み合わせを含む。
本明細書で使用される「複数」は「2つ」および「2つ以上」を含む。本明細書で使用される「複数群」は「2群」および「2群以上」を含む。
本明細書で使用される「ほぼ」、「約」などの用語は、わずかに変化することができる量または誤差を修飾するために使用されるが、これらのわずかな変化または誤差は本質を変えない。当業者に理解できるように、上記数値は、これらに限定されず、実際の必要に応じて調整することができる。
本明細書を説明するために使用されるいくつかの用語は、本明細書に関連する説明に関して当業者がさらなるガイダンスを提供するために、以下または本明細書の別の場所で説明する。
図1から図4に示すように、本発明に係るロケット輸送起立システムは、起立アーム1と、自走式液圧モジュラートレーラー2と、発射台3とを含む。起立アーム1の長さ方向において、起立アーム1の底部には2台の自走式液圧モジュラートレーラー2が設けられる。自走式液圧モジュラートレーラー2は、全輪操舵機能を有することで旋回半径を最小限に小さくすることができる。自走式液圧モジュラートレーラー2は、衝撃吸収機能も有することでロケット本体を確実に保護することができる。被支持ロケット8は、起立アーム1の長さ方向に沿って起立アーム1の頂部に設けられる。自走式液圧モジュラートレーラー2は、起立アーム1を介して被支持ロケット8を発射台3まで輸送する。
起立アーム1によって支持されるロケットの先端から尾端への方向において、起立アーム1の前端にロケット支持抱締め装置11が設けられ、起立アーム1の中部にロケット補助液圧支持装置12が設けられ、起立アーム1の後端にロケット後支点支持調整装置13が設けられる。ロケット支持抱締め装置11、ロケット補助液圧支持装置12およびロケット後支点支持調整装置13によってロケットに対する三点支持を構成する。ロケット支持抱締め装置11は、被支持ロケット8の前端を支持して抱締める。ロケット補助液圧支持装置12は、被支持ロケット8の中部を確実に浮動支持する。ロケット後支点支持調整装置13は、ロケットの後端を支持し、回転微調整機能および横・縦方向の微調整機能を有し、これによって、ロケットを起立するときの微回転の調整、並びにロケットと発射台3との正確な位置決めおよびドッキングの調整が実現される。
発射台3との距離に応じて、発射台3に近い地面には、近くから遠くまで回転半座4および起立油圧シリンダ支持座5が順に設けられる。
図2に示すように、起立アーム1の尾端、すなわち、被支持ロケットの尾端に接近する起立アーム1の端部には、起立アーム回転軸6が設けられる。起立アーム1は、起立アーム回転軸6および回転半座4を介して回転半座4の周りに回転して起立することができる。具体的には、起立アーム1の幅方向に沿って、ロケットの尾端に近い起立アーム1の端部に2つの起立アーム回転軸6が設けられる。好ましくは、2つの起立アーム回転軸6は、起立アーム1の長さ方向における中心鉛直平面に対して対称的である。回転半座4は凹型半座構造である。発射台3の近くに輸送されるロケットの水平径方向に沿って回転半座4は2つ設けられる。
自走式液圧モジュラートレーラー2が起立アーム1を発射台3の近くに搬送したときに、起立アーム回転軸6は回転半座4の凹口に入り、回転座押蓋41により起立アーム回転軸6を回転半座4内に押し付ける。これによって、起立アーム1は回転半座4の周りに回転することができる。
起立アーム1におけるロケット後支点支持調整装置13に近い位置には起立アセンブリ7が設けられる。起立アセンブリ7と起立油圧シリンダ支持座5との協働により起立アーム1を起立させる。具体的には、起立アセンブリ7は、起立油圧シリンダ71と、起立油圧シリンダ調整装置72と、起立油圧シリンダピン軸73とを含む。起立油圧シリンダ71は起立油圧シリンダ調整装置72によって起立アーム1の幅方向の両側に位置規制される。起立油圧シリンダ71の上支点は起立アーム1にヒンジ接続され、起立油圧シリンダ71の下耳リングは起立油圧シリンダピン軸73を介して起立油圧シリンダ支持座5にヒンジ接続される。起立油圧シリンダ調整装置72は、起立油圧シリンダ71の下耳リングが起立油圧シリンダ支持座5にヒンジ接続されるように起立油圧シリンダ71を引っ張るものである。起立油圧シリンダ71は、液圧油管を介して外部に設けられる油源に接続される。
具体的には、起立アーム1は凹断面トラス構造であってもよい。被支持ロケット8は、起立アーム1の長さ方向に沿って起立アーム1の凹溝に載置することができる。これによって、起立アーム1とロケットとの組み合わせ全体の高さが低減される。
図1に示すように、起立アーム1には空調管路14、液体酸素注入管路15、メタン注入管路16および給気管路17などの硬質管管路がさらに設けられる。硬質管管路は、起立アーム1の凹溝に設けられ、軟質管を介してロケットの注入コネクタに接続することができる。
起立アーム1には、操作プラットフォーム18がさらに設けられる。作業者が操作プラットフォーム18に登って水平および起立状態でのロケットの重要部位を検査することができる。ロケットが起立状態にある場合、作業者は高所作業車により操作プラットフォーム18に到達することができる。
起立アーム1には、コネクタ防護網19がさらに設けられる。コネクタ防護網は、捕獲されたロケットの注入コネクタの跳ね返りを防止できる。
発射台3には、脚支持盤31が設けられる。脚支持盤31は、ロケットの脚にドッキングし、ロケットに対する支持を実現する。
ロケットと発射台3とがドッキングした後、ロケットと発射台3は比較的安定した状態を維持する。発射台3には、防風押付装置32がさらに設けられる。防風押付装置32は、ロケットの脚を押し付けるものである。
図5に示すように、ロケット支持抱締め装置11は、支持アセンブリと、抱締めアセンブリとを含む。支持アセンブリはロケットを支持するものであり、支持されるロケットの水平径方向に沿って起立アーム1の底部に設けられる。抱締めアセンブリは起立アーム1の両側の上方に設けられ、ロケットを抱締めるものである。
具体的には、支持アセンブリは支持されるロケットの水平径方向に沿って起立アーム1の凹型截面の底部に設けられ、抱締めアセンブリは起立アーム1の凹型截面の両側の上方に設けられる。
支持アセンブリは、ブラケット111と、回転ユニット112と、ガイドユニット113と、駆動ユニット114とを含む。ブラケット111は、回転ユニット112に設けられる。回転ユニット112は、ロケットの後端支点の周りの回転変位に適応するために、ブラケット111を所定角度水平回転させる。回転ユニット112は、ガイドユニット113および駆動ユニット114に設けられる。ガイドユニット113は、支持されるロケットの径方向に沿って起立アーム1の凹型截面の底端に設けられ、支持されるロケットの径方向におけるブラケット111の移動をガイドする。駆動ユニット114は、回転ユニット112を介してブラケット111を支持されるロケットの径方向に沿って移動させることにより、ブラケット111と支持されるロケットとの位置偏差を調整する。
具体的な実施例において、回転ユニット112は、回転軸1121と、支持板1122と、位置規制ブロック1123とを含む。ブラケット111は、回転軸1121を介して支持板1122に接続される。回転軸1121は2つ設けられ、支持板1122に垂直な中軸線を対称軸とする。2つの回転軸1121は、支持板1122に対称的に設けられる。位置規制ブロック1123は、ブラケット111の底端と支持板1122との間に設けられる。位置規制ブロック1123の高さ方向の中軸線はブラケット111と支持板1122の両方に垂直な中軸線に重なり合う。位置規制ブロック1123は、ブラケット111の水平回転の限界位置を規制し、ブラケット111の片側への傾斜を防止する。
図6に示すように、ガイドユニット113は、ガイドレール1131と、スライダー1132と、ストッパー1133とを含む。ガイドレール1131は2本設けられ、被支持ロケット8の径方向に沿って起立アーム1の凹型截面の底端に平行に設けられる。支持板1122の長さ方向に沿って支持板1122の底面の両側にはそれぞれスライダー1132が設けられる。スライダー1132はガイドレール1131に可動に設けられる。ガイドレール1131の両端にはストッパー1133が設けられる。ストッパー1133はガイドレール1131におけるスライダー1132の最大移動距離を制限し、支持板1122の過度移動による危険の発生を防止する。
図7に示すように、駆動ユニット114は、ネジ棒1141と、駆動座1142と、液圧モータ1143とを含む。ネジ棒1141は、起立アーム1の凹型截面の底端に設けられ、2本のガイドレール1131の間に平行に設けられる。支持板1122の底端は、駆動座1142を介してネジ棒1141に接続される。ネジ棒1141は液圧モータ1143に接続される。液圧モータ1143はネジ棒1141の回転を駆動する。ネジ棒1141は駆動座1142を介してガイドレール1131での支持板1122の運動を駆動し、ブラケット111とそれに支持されるロケットとの位置偏差を調整する。
理解できるように、液圧モータ1143の代わりにモータ駆動または手動駆動によりネジ棒1141を駆動してもよい。
抱締めアセンブリは、抱締めアームユニット115と動力ユニット116とを含む。2つの抱締めアームユニット115は起立アーム1の凹型截面の両側の上方に対向して設けられ、ロケットの上半部を抱締める。動力ユニット116は抱締めアームユニット115に動力を提供することにより、2つの抱締めアームユニット115が閉じてロケットを抱締めるか、または2つの抱締めアームユニット115が開いてロケットを解放することができる。
一実施例において、抱締めアームユニット115は、大抱締めアーム1151と、第1抱締めクランプ1152と、小抱締めアーム1153と、第2抱締めクランプ1154とを含む。大抱締めアーム1151の内側には、ピン軸を介して第1抱締めクランプ1152が接続され、大抱締めアーム1151の一端は、ピン軸を介して起立アーム1に接続され、他端は、ピン軸を介して小抱締めアーム1153の一端に接続され、小抱締めアーム1153の他端には、ピン軸を介して第2抱締めクランプ1154が接続される。第1抱締めクランプ1152および第2抱締めクランプ1154の抱締めクランプ面のラジアンはいずれもロケットの円周ラジアンに適合する。大抱締めアーム1151と小抱締めアーム1153の二重関節の設置により、ロケット表面に加わる力が最適化される。
動力ユニット116は、第1油圧シリンダ1161と、第2油圧シリンダ1162とを含む。第1油圧シリンダ1161の一端は起立アーム1に接続され、他端は大抱締めアーム1151に接続される。第1油圧シリンダ1161は大抱締めアーム1151を駆動する。第2油圧シリンダ1162の一端は大抱締めアーム1151に接続され、他端は小抱締めアーム1153に接続される。第2油圧シリンダ1162は小抱締めアーム1153を駆動する。第1油圧シリンダ1161および第2油圧シリンダ1162の伸出力の作用下で、大抱締めアーム1151は第1抱締めクランプ1152によりロケットをクランプし、小抱締めアーム1153は第2抱締めクランプ1154によりロケットをクランプする。
ブラケット111によりロケットの下半部を支持し、大抱締めアーム1151および小抱締めアーム1153によりロケットの上半部を抱締める。ロケットの表面が複数の点で力を受けるため、ロケットは確実に支持して抱締めされ得る。
理解できるように、第1油圧シリンダ1161および第2油圧シリンダ1162の代わりに、ガスシリンダおよび電気シリンダを用いて大抱締めアーム1151および小抱締めアーム1153を駆動してもよい。
図8に示すように、ロケット補助液圧支持装置12は、液圧システム121と、ガイド支持シリンダ122と、弾性支持アセンブリ123と、ロケットホルダ124とを含む。液圧システム121は鉛直方向における支持力が発生するようにガイド支持シリンダ122を駆動する。ガイド支持シリンダ122の上方には弾性支持アセンブリ123が設けられ、弾性支持アセンブリ123の上方にロケットホルダ124が設けられる。弾性支持アセンブリ123はロケットホルダ124を浮動支持する。ロケットホルダ124はロケット8を支持する。ガイド支持シリンダ122は下端フランジを介して起立アーム1に接続される。
具体的には、図9に示すように、液圧システム121は、液圧シリンダと、動力アセンブリと、油源(図示せず)とを含む。油源は動力アセンブリに作動油を提供する。動力アセンブリはロッド付きチャンバ油管およびロッドレスチャンバ油管を介して液圧シリンダに接続される。液圧シリンダはガイド支持シリンダ122に接続され、鉛直方向における支持力が発生するようにガイド支持シリンダ122を駆動する。
液圧シリンダは、液圧シリンダ筒1210と、液圧シリンダロッド1211と、ストローク規制スリーブ1212と、油圧シリンダピン軸1213とを含む。液圧シリンダロッド1211は液圧シリンダ筒1210内に摺動可能に設けられる。ストローク規制スリーブ1212は、液圧シリンダロッド1211の長さ方向に沿って液圧シリンダロッド1211に外嵌され、液圧シリンダ筒1210内での液圧シリンダロッド1211のストロークを規制する。液圧シリンダロッド1211の頂端は、油圧シリンダピン軸1213を介してガイド支持シリンダ122に接続される。
具体的には、ストローク規制スリーブ1212の直径は液圧シリンダロッド1211の底部の直径以下でありかつ液圧シリンダロッド1211の中部の直径よりも大きい。ストローク規制スリーブ1212は液圧シリンダロッド1211の中部に外嵌され、液圧シリンダロッド1211の底部を規制することにより液圧シリンダ筒1210内での液圧シリンダロッド1211のストロークを規制する目的を達成することができる。
動力アセンブリは、電磁切替弁1214と、アキュムレータ1215と、圧力センサ1216と、安全弁1217と、比例リリーフ弁1218と、逆止め弁1219とを含む。油源は逆止め弁1219を介して電磁切替弁1214の給油室Pに接続され、電磁切替弁1214の油戻し室Tはオイルタンクに接続される。電磁切替弁1214の第1作動油室Aはロッドレスチャンバ油管を介して液圧シリンダのロッドレスチャンバに接続され、電磁切替弁1214の第2作動油室Bはロッド付きチャンバ油管を介して液圧シリンダのロッド付きチャンバに接続される。逆止め弁1219と電磁切替弁1214の給油室Pとを接続する管路にはアキュムレータ1215および圧力センサ1216が接続される。逆止め弁1219と電磁切替弁1214の給油室Pとを接続する管路およびオイルタンクと電磁切替弁1214の油戻し室Tとを接続する管路の間には、安全弁1217および比例リリーフ弁1218が並列接続される。
電磁切替弁1214がオフ状態である場合、作動油は逆止め弁1219を通してそれぞれ液圧シリンダのロッド付きチャンバおよびロッドレスチャンバに入るとともに、アキュムレータ1215に入り、液圧シリンダは差動接続状態にある。アキュムレータ1215の作用下で、動力アセンブリは一定の支持力補償能力を有する。安全弁1217は動力アセンブリの最大圧力、すなわち、液圧シリンダの押出力の大きさを制限することにより押出力が大きすぎてロケット本体を損傷することを防止する。比例リリーフ弁1218は、動力アセンブリの圧力変化をリアルタイムに制御する。圧力センサ1216は、動力アセンブリの圧力をリアルタイムに検出する。ロケット8が所定位置に起立した後、電磁切替弁1214がオンにされ、アキュムレータ1215中の油液は液圧シリンダのロッド付きチャンバ管路を通して液圧シリンダのロッド付きチャンバに入り、ロッドレスチャンバの油液は液圧シリンダのロッドレスチャンバ管路を通してオイルタンクに戻る。
図9に示すように、ガイド支持シリンダ122は、ガイド支持シリンダ筒1221と、ガイド支持シリンダロッド1222と、シリンダロッド位置規制ブロック1223と、駆動油圧シリンダ座1224とを含む。ガイド支持シリンダロッド1222は、ガイド支持シリンダ筒1221内に摺動可能に設けられる。ガイド支持シリンダロッド1222は液圧シリンダの駆動によって上下運動する。ガイド支持シリンダ筒1221の幅方に沿って、ガイド支持シリンダロッド1222の外壁とガイド支持シリンダ筒1221の内壁との間には、ガイド支持シリンダロッド1222の回転運動を制限するための2つのシリンダロッド位置規制ブロック1223が対向して設けられる。駆動油圧シリンダ座1224は、ガイド支持シリンダロッド1222の底部に固定して設けられる。駆動油圧シリンダ座1224は、油圧シリンダピン軸1213を介して液圧シリンダロッド1211に接続される。
駆動油圧シリンダ座1224と液圧シリンダロッド1211との接続箇所に油圧シリンダピン軸1213を取り付けるために、ガイド支持シリンダ筒1221の側壁に貫通孔が形成される。貫通孔を通過して油圧シリンダピン軸1213を取り付けるかまたは調節することができる。
弾性支持アセンブリ123は、位置規制支持枠1231と、フランジ支持座1232と、ホルダ回転座1233と、バネ取付座1234と、位置規制支持バネ1235とを含む。位置規制支持枠1231は、ガイド支持シリンダ122の上方に設けられ、その中心にフランジ支持座1232が固定して設けられる。フランジ支持座1232は、ボルトを介してガイド支持シリンダロッド1222に固定接続される。フランジ支持座1232は、第1回転ピン軸1236を介してホルダ回転座1233に接続される。バネ取付座1234は、位置規制支持枠1231の頂面に固定して設けられるとともに、位置規制支持枠1231とホルダ回転座1233の頂板との間に位置する。位置規制支持バネ1235はバネ取付座1234内に設けられ、バネ取付座1234は、位置規制支持バネ1235をガイドする。位置規制支持バネ1235の一端はバネ取付座1234に固定接続され、他端はホルダ回転座1233の頂板に接触する。位置規制支持バネ1235は、鉛直方向でのロケットホルダ124の自由移動を規制する。
また、ホルダ回転座1233の頂板に位置する底面における位置規制支持バネ1235に対応する位置にバネ位置規制ブロック1237が設けられる。
別の実施例において、位置規制支持枠1231とフランジ支持座1232と一体に成形されてもよい。
一実施例において、位置規制支持バネ1235は2本設けられる。ロケットホルダ124の長さ方向に沿って位置規制支持枠1231の鉛直方向の中軸線を対称軸として、2本の位置規制支持バネ1235は位置規制支持枠1231に対称して設けられる。
ロケットホルダ124がロケット8の表面を損傷させることを防止するために、ロケットホルダ124の上支持面にフェルトパッドが設けられる。
図10に示すように、ロケット後支点支持調整装置13は、回転支持座131と、回転駆動ユニット132と、支持ユニット133と、牽引ユニット134とを含む。回転駆動ユニット132は回転支持座131と起立アーム1との間に設けられ、ロケットが発射台3に支持されるようになった後に、ロケットが離陸するのに必要なスペースを空けるために回転支持座131の回転を駆動し、ロケットの後支持の迅速な分解を実現する。支持ユニット133は回転支持座131に設けられ、ロケットの後支点を支持する。牽引ユニット134は、回転支持座131および支持ユニット133に接続される。ロケットの起立過程において、ロケットに対する支持ユニット133の支持は徐々にロケットに対する牽引ユニット134の牽引に変換される。
図10に示すように、回転駆動ユニット132は、第1接続板1321と、第2接続板1322と、第2回転ピン軸1323と、位置規制支持ブロック1324と、駆動シリンダ1325とを含む。第1接続板1321は、起立アーム1に設けられ、第2接続板1322は、回転支持座131の起立アーム1に近い端面に設けられる。第1接続板1321と第2接続板1322はペアになって使用され、第2回転ピン軸1323を介してヒンジ接続される。位置規制支持ブロック1324は、起立アーム1と回転支持座131の底面との間に設けられ、回転支持座131の位置を位置決めする。駆動シリンダ1325の一端は起立アーム1にヒンジ接続され、他端は回転支持座131の底面にヒンジ接続される。駆動シリンダ1325は、第2回転ピン軸1323の周りに起立アーム1に支持されるロケットに接近または離間する方向へ回転するように回転支持座131を駆動する。
具体的には、駆動シリンダ1325は駆動油圧シリンダまたは駆動液圧シリンダを採用してもよい。
図11に示すように、支持ユニット133は、支持昇降シリンダと端軸頸座とを含む。支持昇降シリンダの一端は起立アーム1に固定接続され、他端は端軸頸座に固定接続される。支持昇降シリンダと端軸頸座とはT型に設けられ、すなわち、支持昇降シリンダの長さ方向の中軸線は端軸頸座の長さ方向の中軸線に垂直である。支持昇降シリンダは支持昇降シリンダの長さ方向に沿う端軸頸座の変位を調整する。端軸頸座は起立アーム1の幅方向に沿ってロケットを支持する。
具体的には、図3に示すように、支持昇降シリンダは支持シリンダ筒1331と、昇降ネジ棒1332と、ウォーム1333と、タービン1334と、昇降シリンダロッド1335とを含む。
支持シリンダ筒1331の起立アーム1に接続される一端には、ネジ止めキャップが設けられる。昇降ネジ棒1332は、支持シリンダ筒1331内に回転可能に設けられる。昇降ネジ棒1332のネジ止めキャップに近い端には、深溝玉軸受が設けられる。深溝玉軸受とネジ止めキャップとの間に止め輪が設けられる。止め輪は深溝玉軸受を位置規制する。
深溝玉軸受の上方には位置規制ナットが設けられる。位置規制ナットの上方にはタービン1334が設けられる。タービン1334はフラットキーを介して昇降ネジ棒1332に接続される。ウォーム1333の一端は支持シリンダ筒1331を通過してタービン1334に接続される。位置規制ナットは昇降ネジ棒1332上の階段に嵌合してタービン1334を昇降ネジ棒1332に押し付けて位置決めする。
昇降ネジ棒1332の長さ方向に沿って、タービン1334の頂端および底端のいずれにもスラスト軸受が設けられる。スラスト軸受は、昇降シリンダロッド1335による上下両方向の作用力を受ける。スラスト軸受の上方には位置規制バッフルが設けられる。位置規制バッフルは昇降ネジ棒1332が起立アーム1から離間する方向への運動を制限する。
昇降ネジ棒1332のネジ止めキャップに近い端に対向する端は、昇降シリンダロッド1335の一端にネジ接続される。昇降シリンダロッド1335のこの端は、支持シリンダ筒1331内に摺動可能に設けられる。
支持シリンダ筒1331のネジ止めキャップが設けられる端に対向する端には、第1支持フランジ蓋が設けられる。第1支持フランジ蓋には、貫通孔が形成される。貫通孔の内壁には、ガイドベルトが設けられる。昇降シリンダロッド1335の他端は、貫通孔を通過して遷移フランジを介して端軸頸座に接続される。ガイドベルトは、昇降シリンダロッド1335を支持、ガイドする。
昇降シリンダロッド1335が支持シリンダ筒1331内を摺動するときに回転することを防止するために、位置規制バッフルと第1支持フランジ蓋との間の支持シリンダ筒1331の内壁には第1ガイド溝が形成される。第1ガイド溝には第1位置規制ブロックが設けられる。第1位置規制ブロックの一端は昇降シリンダロッド1335に固定接続され、他端は第1ガイド溝内を摺動する。
昇降ネジ棒1332の回転により、昇降シリンダロッド1335の上下運動が実現される。
図11に示すように、端軸頸座は座筒1336と、駆動ネジ棒1337と、ハンドホイール1338と、支持シリンダロッド1339とを含む。座筒1336は、支持昇降シリンダの頂端に固定して設けられ、支持されるロケットの水平径方向と一致する。具体的には、座筒1336は遷移フランジを介して昇降シリンダロッド1335に接続される。
座筒1336の被支持ロケット8から遠い端には支持フランジが設けられる。駆動ネジ棒1337の一端は座筒1336の外部に位置し、ハンドホイール1338に接続され、他端は支持フランジを通過して座筒1336内で支持シリンダロッド1339の一端にネジ接続される。ハンドホイール1338により駆動ネジ棒1337を回転させる。駆動ネジ棒1337の回転により、支持シリンダロッド1339は座筒1336内を伸縮運動することができる。
支持フランジの内壁と駆動ネジ棒1337との間には円すいころ軸受が設けられる。円すいころ軸受はペアに立って設けられるとともに、背向して取り付けられ、駆動ネジ棒1337を支持、ガイドする作用を有する。
円すいころ軸受のハンドホイール1338に近い側には、規制ナットが設けられる。規制ナットは駆動ネジ棒1337上の階段に嵌合して円すいころ軸受を駆動ネジ棒1337に固定接続する。
また、規制ナットのハンドホイール1338に近い側には、保護カバーが設けられる。保護カバーは座筒1336に固定接続され、座筒1336内の規制ナット、円すいころ軸受などを保護する。
規制ナットが円すいころ軸受をより緊密に押し付けることを容易にするために、駆動ネジ棒1337の長さ方向に沿って規制ナットと円すいころ軸受との間にパッドが設けられる。
座筒1336の被支持ロケット8に近い端には、第2支持フランジ蓋が設けられる。支持シリンダロッド1339の駆動ネジ棒1337に接続される端に対向する端は第2支持フランジ蓋を通過して端軸頸に接続される。
理解できるように、ハンドホイール1338による駆動ネジ棒1337の駆動の代わりに、モータ駆動を使用してもよい。
支持シリンダロッド1339が座筒1336内を伸縮運動するときに回転することを防止するために、支持フランジと第2支持フランジ蓋との間の座筒1336の内壁に第2ガイド溝が形成される。第2ガイド溝には、第2位置規制ブロックが設けられる。第2位置規制ブロックの一端は支持シリンダロッド1339に固定接続され、他端は第2ガイド溝内を摺動する。
一実施例において、図11に示すように、支持シリンダロッド1339の端軸頸に接続される端には押付蓋が設けられる。押付蓋は側壁が開閉可能な筒状構造である。
図11に示すように、牽引ユニット134は、調節スクリュー1341と、第1タイロッド座1342と、第2タイロッド座1343と、調節ナット1344と、締付ナット1345とを含む。調節スクリュー1341の一端は第1タイロッド座1342を介して回転支持座131に接続され、他端は第2タイロッド座1343を介して端軸頸座に接続される。調節スクリュー1341には調節ナット1344および締付ナット1345が外嵌される。調節ナット1344を回転させることにより、調節スクリュー1341の長さを変化させることができる。調節スクリュー1341が所定の長さに調節されたときに、調節スクリュー1341の長さが変化しなくなるように締付ナット1345により調節スクリュー1341を締め付けることができる。
具体的には、第1タイロッド座1342は位置決めピン1346を介して回転支持座131に固定接続される。
支持昇降シリンダは端軸頸座を昇降させ、調節スクリュー1341は第2タイロッド座1343により端軸頸座を牽引することにより、端軸頸座の異なる支持高さに適する。また、端軸頸座は一定の水平調節能力を有し、これによって、ロケットの水平方向における位置を調節することができる。
本発明のロケット輸送起立システムによりロケットの輸送、起立、発射を完成させる過程は以下の通りである。
S1:輸送
自走式液圧モジュラートレーラー2を遠隔制御し、その輸送速度を10km/h以下にする。
図1に示すように、ロケットの輸送過程において、ロケット支持抱締め装置11、ロケット補助液圧支持装置12およびロケット後支点支持調整装置13はロケット本体を確実に支持することができる。ロケット支持抱締め装置11における抱締めアセンブリはロケット本体を緊密に抱締め、ロケットの自由度を制限する。起立アセンブリ7は起立アーム1に伴って輸送する。
S2:支持座へのドッキング
図2に示すように、起立アーム1が発射位置に達した後、まず、自走式液圧モジュラートレーラー2により起立アーム1の位置をゆっくりと調整して起立アーム回転軸6を回転半座4の凹口の真上に位置させる。次に、自走式液圧モジュラートレーラー2の高さをゆっくりと低減させ、起立アーム回転軸6を回転半座4の凹口内に落ち込むまでゆっくりと降下させる。最後に、回転座押蓋41により起立アーム回転軸6を回転半座4内にしっかりと押し付け、起立アーム回転軸6と回転半座4とのドッキングを完成させる。このようにして、起立アーム1は回転半座4の周りに回転することができる。
起立油圧シリンダ調整装置72は、起立油圧シリンダ71をゆっくりと下降させ、自走式液圧モジュラートレーラー2の昇降運動と協働して起立油圧シリンダ71の下耳リングと起立油圧シリンダ支持座5の孔とを同心にし、そして手動で起立油圧シリンダピン軸73を挿入し、起立油圧シリンダ71と起立油圧シリンダ支持座5とのドッキングを完成させる。
S3:ロケットの起立
図3に示すように、液圧油管により起立油圧シリンダ71と油源とを接続し、起立アーム1における液圧で駆動する必要がある管路を接続する。液圧システムの制御により起立油圧シリンダ71はゆっくりと伸び出され、起立アーム1は起立油圧シリンダ71の駆動によりゆっくりと起立する。
起立アーム1が受ける力は元の自走式液圧モジュラートレーラー2による支持力から起立アーム回転軸6および起立油圧シリンダ71による支持力に変換されるため、起立アーム1にある程度の弾性変形が発生し、この場合、ロケットは後支点の周りに反時計回りにやや回転し、ロケット補助液圧支持装置12は支持力の大きさをリアルタイムに調節し、起立アーム1の変形による影響を克服し、ロケットが受ける支持力の要求を満たす。また、ロケット補助液圧支持装置12には最大力制限があり、過負荷を防止する。起立過程において、理論的に必要な力に応じてロケット補助液圧支持装置12の支持力をリアルタイムに調節し、ロケットに荷重が不均一になる現象が発生することを防止する。最後に、ロケットが直立状態まで起立した後、ロケットの全部重さはロケット後支点支持調整装置13により支えられるようになる。
S4:発射台3へのドッキング
図3に示すように、起立油圧シリンダ71の駆動により、起立アーム1はロケットを連れて直立状態にゆっくりとなる。起立アーム1、発射台3、回転半座4にはある程度位置偏差が存在するため、ロケットが起立した後にロケットの脚が発射台3上の脚支持盤31に正確に位置合わせすることができない。そのため、ロケット後支点支持調整装置13によりロケットロケットの脚の位置をゆっくりと調整することにより、脚支持盤31の昇降動作に応じてロケットの脚に正確に位置合わせする必要がある。そして、防風押付装置32は動作し始め、ロケットの脚をしっかりと押し付ける。これによって、ロケットに対する支持は発射台3による支持になる。
S5:ロケットのロック解除
図4に示すように、ロケットと発射台3とをドッキングした後、ロケット後支点支持調整装置13がゆっくりと開き、ロケットに対する束縛を解除し、抱締めアームユニットがゆっくりと開き、起立アーム1がゆっくりと約5°後傾し、ロケット注入コネクタはコネクタワイヤロープ9により牽引され、発射前の準備状態に入る。
S6:0s後傾
ロケット推進剤が注入された後、ロケット発射の約30min前、防風押付装置32のロックが解除されることで、ロケットに対する最後の束縛が解除される。ロケットの0s点火後に、ロケット注入コネクタのロックが解除され、起立油圧シリンダ71が引き込められることで起立アーム1は迅速に後傾してコネクタワイヤロープを運動させ、ロケット注入コネクタは牽引力および重力の二重作用下でロケットの離陸に必要なスペースを空ける。
S7:ロケット注入コネクタの脱落保護
起立アーム1に設けられるコネクタ防護網19は、ロケット注入コネクタが捕獲された後にロケット注入コネクタの跳ね返りを防止し、ロケット注入コネクタと離陸中のロケットと干渉衝突することを回避することができる。
S8:水平戻しと回収
ロケットが発射された後、自走式液圧モジュラートレーラー2が所定位置に走行し、起立アーム1が水平状態に戻り、回転座押蓋41を解放し、起立油圧シリンダピン軸73を引き抜け、起立油圧シリンダ調整装置72により起立油圧シリンダ71を牽引する。自走式液圧モジュラートレーラー2がゆっくりと上がることで、起立アーム回転軸6は回転半座4の凹口よりも高くなる。自走式液圧モジュラートレーラー2は起立アーム1を連れて発射領域から離れて倉庫に戻る。これで、発射流れの全体が完成する。
本発明のロケット輸送起立システムにより、「三水平」テスト発射モードでの中型液体ロケットの安全輸送および起立が実現され、起立アーム1の構造変形によるロケットに加わる不要な付加力が回避され、ロケットの輸送およびドッキング過程におけるロケットに対する多自由度の調節が実現され、ロケットを輸送する際のドッキングおよび調整の難しさが効果的に低下され、発射部位に到達した後にロケットを確実に起立させてロケットを発射台3にドッキングすることができ、空調送風、注入およびガス供給管路のために取付空間を提供する。
本発明のロケット輸送起立システムでは、従来の固定式発射塔のアンビリカルアームが省略される。また、本発明のロケット輸送起立システムの0s迅速後傾運動により、ロケットの離陸に必要なスペースを効果的に空けることができるとともに、ロケット注入コネクタに対する脱落牽引および保護を実現することができる。本発明のロケット輸送起立システムは複数の機能を有し、ロケットの発射時間を大幅に短縮させ、発射効率を向上させることができる。
以上の説明は、本発明の模式的な実施形態であり、本発明の思想および原則から逸脱しない範囲内で当業者が行う同等の変化および修正は、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。
1 起立アーム、
11 ロケット支持抱締め装置、
111 ブラケット、
112 回転ユニット、
1121 回転軸、
1122 支持板、
1123 位置規制ブロック、
113 ガイドユニット、
1131 ガイドレール、
1132 スライダー、
1133 ストッパー、
114 駆動ユニット、
1141 ネジ棒、
1142 駆動座、
1143 液圧モータ、
115 抱締めアームユニット、
1151 大抱締めアーム、
1152 第1抱締めクランプ、
1153 小抱締めアーム、
1154 第2抱締めクランプ、
116 動力ユニット、
1161 第1油圧シリンダ、
1162 第2油圧シリンダ、
12 ロケット補助液圧支持装置、
121 液圧システム、
1210 液圧シリンダ筒、
1211 液圧シリンダロッド、
1212 ストローク規制スリーブ、
1213 油圧シリンダピン軸、
1214 電磁切替弁、
1215 アキュムレータ、
1216 圧力センサ、
1217 安全弁、
1218 比例リリーフ弁、
1219 逆止め弁、
122 ガイド支持シリンダ、
1221 ガイド支持シリンダ筒、
1222 ガイド支持シリンダロッド、
1223 シリンダロッド位置規制ブロック、
1224 駆動油圧シリンダ座、
123 弾性支持アセンブリ、
1231 位置規制支持枠、
1232 フランジ支持座、
1233 ホルダ回転座、
1234 バネ取付座、
1235 位置規制支持バネ、
1236 第1回転ピン軸、
1237 バネ位置規制ブロック、
124 ロケットホルダ、
13 ロケット後支点支持調整装置、
131 回転支持座、
132 回転駆動ユニット、
1321 第1接続板、
1322 第2接続板、
1323 第2回転ピン軸、
1324 位置規制支持ブロック、
1325 駆動シリンダ、
133 支持ユニット、
1331 支持シリンダ筒、
1332 昇降ネジ棒、
1333 ウォーム、
1334 タービン、
1335 昇降シリンダロッド、
1336 座筒、
1337 駆動ネジ棒、
1338 ハンドホイール、
1339 支持シリンダロッド、
134 牽引ユニット、
1341 調節スクリュー、
1342 第1タイロッド座、
1343 第2タイロッド座、
1344 調節ナット、
1345 締付ナット、
1346 位置決めピン、
14 空調管路、
15 液体酸素注入管路、
16 メタン注入管路、
17 給気管路、
18 操作プラットフォーム、
19 コネクタ防護網、
2 自走式液圧モジュラートレーラー、
3 発射台、
31 脚支持盤、
32 防風押付装置、
4 回転半座、
41 回転座押蓋、
5 起立油圧シリンダ支持座、
6 起立アーム回転軸、
7 起立アセンブリ、
71 起立油圧シリンダ、
72 起立油圧シリンダ調整装置、
73 起立油圧シリンダピン軸、
8 ロケット、
9 コネクタワイヤロープ。

Claims (14)

  1. 起立アームと、自走式液圧モジュラートレーラーと、発射台とを含むロケット輸送起立システムであって、
    前記起立アームは、前記自走式液圧モジュラートレーラーに設けられ、被支持ロケットは前記起立アームの長さ方向に沿って前記起立アームの頂部に設けられ、
    前記自走式液圧モジュラートレーラーは、前記起立アームにより被支持ロケットを前記発射台に輸送するものであり、
    前記起立アームの長さ方向に沿って、前記起立アームには、順にロケット支持抱締め装置、ロケット補助液圧支持装置、およびロケット後支点支持調整装置が設けられ、
    前記ロケット支持抱締め装置は、被支持ロケットの前端を支持、抱締めるものであり、
    前記ロケット補助液圧支持装置は、被支持ロケットの中部を浮動支持するものであり、
    前記ロケット後支点支持調整装置は、ロケットの後端を支持するとともに、ロケットが起立する際の回転、並びにロケットと前記発射台との位置決めおよびドッキングを調整するものであることを特徴とする、ロケット輸送起立システム。
  2. 前記発射台との間の距離に応じて、前記発射台に近い地面には近くから遠くまで順に回転半座および起立油圧シリンダ支持座が設けられ、
    前記起立アームの被支持ロケットの尾端に近い端には、起立アーム回転軸が設けられ、
    前記起立アーム回転軸と前記回転半座との協働により、前記起立アームが前記回転半座の周りに回転可能であり、
    前記起立アームに位置する、前記ロケット後支点支持調整装置に近い位置には、起立アセンブリが設けられ、
    前記起立アセンブリと起立油圧シリンダ支持座との協働により、前記起立アームの起立が駆動されることを特徴とする、請求項1に記載のロケット輸送起立システム。
  3. 前記起立アセンブリは、起立油圧シリンダと、起立油圧シリンダ調整装置と、起立油圧シリンダピン軸とを含み、
    前記起立油圧シリンダは、前記起立油圧シリンダ調整装置により前記起立アーム幅方向の両側に位置規制され、
    前記起立油圧シリンダの上支点は、前記起立アームにヒンジ接続され、
    前記起立油圧シリンダの下耳リングは、前記起立油圧シリンダピン軸を介して前記起立油圧シリンダ支持座にヒンジ接続され、
    前記起立油圧シリンダ調整装置は、前記起立油圧シリンダの下耳リングが前記起立油圧シリンダ支持座にヒンジ接続されるように前記起立油圧シリンダを牽引することを特徴とする、請求項2に記載のロケット輸送起立システム。
  4. 前記発射台には、脚支持盤および防風押付装置が設けられ、
    前記脚支持盤は、ロケットの脚にドッキングするために用いられ、
    前記防風押付装置は、ロケットの脚を押し付けるものであることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。
  5. 前記ロケット支持抱締め装置は、支持アセンブリと、抱締めアセンブリとを含み、
    前記支持アセンブリは、ロケットを支持するものであり、支持されるロケットの水平径方向に沿って前記起立アームの底部に設けられ、
    前記抱締めアセンブリは、前記起立アームの両側の上方に設けられ、ロケットを抱締めるものであり、
    前記支持アセンブリは、ブラケットと、回転ユニットと、ガイドユニットと、駆動ユニットとを含み、
    前記ブラケットは、前記回転ユニットに設けられ、
    前記回転ユニットは、前記ブラケットを所定角度水平回転させるものであり、
    前記回転ユニットは、前記ガイドユニットおよび駆動ユニットに設けられ、
    前記ガイドユニットは、支持されるロケットの径方向に沿って起立アームの底部に設けられ、支持されるロケットの径方向における前記ブラケットの移動をガイドするものであり、
    前記駆動ユニットは、前記回転ユニットにより支持されるロケットの径方向における前記ブラケットの移動を駆動するものであることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。
  6. 前記抱締めアセンブリは、抱締めアームユニットと、動力ユニットとを含み、2つの前記抱締めアームユニットは、起立アームの両側の上方に対向して設けられ、ロケットの上半部分を抱締めるために用いられ、
    前記動力ユニットは、2つの前記抱締めアームユニットが閉じてロケットを抱締めることが可能であるように前記抱締めアームユニットに動力を提供し、
    前記抱締めアームユニットは、大抱締めアームと、第1抱締めクランプと、小抱締めアームと、第2抱締めクランプとを含み、
    前記大抱締めアームの内側には、前記第1抱締めクランプが接続され、前記大抱締めアームの一端は起立アームに接続され、他端は前記小抱締めアームの一端に接続され、前記小抱締めアームの他端には前記第2抱締めクランプが接続され、
    前記動力ユニットは、第1油圧シリンダと、第2油圧シリンダとを含み、
    前記第1油圧シリンダの一端は起立アームに接続され、他端は前記大抱締めアームに接続され、前記第1油圧シリンダは、前記大抱締めアームを駆動するものであり、
    前記第2油圧シリンダの一端は前記大抱締めアームに接続され、他端は前記小抱締めアームに接続され、前記第2油圧シリンダは、前記小抱締めアームを駆動するものであることを特徴とする、請求項5に記載のロケット輸送起立システム。
  7. 前記ロケット補助液圧支持装置は、液圧システムと、ガイド支持シリンダと、弾性支持アセンブリと、ロケットホルダとを含み、
    前記液圧システムは、鉛直方向の支持力が発生するように前記ガイド支持シリンダを駆動し、
    前記ガイド支持シリンダの上方には、弾性支持アセンブリが設けられ、
    前記弾性支持アセンブリの上方には、ロケットホルダが設けられ、
    前記弾性支持アセンブリは、前記ロケットホルダを浮動支持するものであり、前記ロケットホルダは、ロケットを支持するものであり、
    前記弾性支持アセンブリは、位置規制支持枠と、フランジ支持座と、ホルダ回転座と、バネ取付座と、位置規制支持バネとを含み、
    前記位置規制支持枠は、前記ガイド支持シリンダの頂部に設けられ、その中心には前記フランジ支持座が設けられ、
    前記フランジ支持座は、第1回転ピン軸を介して前記ホルダ回転座に接続され、前記バネ取付座は、前記位置規制支持枠の頂面に固定して設けられるとともに、前記位置規制支持枠とホルダ回転座の頂板との間に位置し、
    前記位置規制支持バネは、前記バネ取付座内に設けられ、
    前記バネ取付座は、前記位置規制支持バネをガイドするものであり、
    前記位置規制支持バネの一端は前記バネ取付座に固定接続され、他端は前記ホルダ回転座の頂板に接触し、
    前記位置規制支持バネは、前記ロケットホルダの鉛直方向における自由移動を制限するものであることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。
  8. 前記液圧システムは、液圧シリンダと、動力アセンブリと、油源とを含み、
    前記油源は前記動力アセンブリに作動油を提供し、前記動力アセンブリはロッド付きチャンバ油管およびロッドレスチャンバ油管を介して前記液圧シリンダに接続され、前記液圧シリンダはガイド支持シリンダに接続されることを特徴とする、請求項7に記載のロケット輸送起立システム。
  9. 前記液圧シリンダは、液圧シリンダ筒と、液圧シリンダロッドと、ストローク規制スリーブと、油圧シリンダピン軸とを含み、
    前記液圧シリンダロッドは、前記液圧シリンダ筒内に摺動可能に設けられ、
    前記ストローク規制スリーブは、前記液圧シリンダロッドの長さ方向に沿って前記液圧シリンダロッドに外嵌され、前記液圧シリンダ筒内での前記液圧シリンダロッドのストロークを制限し、
    前記液圧シリンダロッドの頂端は、前記油圧シリンダピン軸を介して前記ガイド支持シリンダに接続されることを特徴とする、請求項8に記載のロケット輸送起立システム。
  10. 前記動力アセンブリは、電磁切替弁と、アキュムレータと、圧力センサと、安全弁と、比例リリーフ弁と、逆止め弁とを含み、
    油源は、前記逆止め弁を介して前記電磁切替弁の給油室に接続され、
    前記電磁切替弁の油戻し室は、オイルタンク接続に接続され、
    前記電磁切替弁の第1作動油室は、ロッドレスチャンバ油管を介して前記液圧シリンダのロッドレスチャンバに接続され、
    前記電磁切替弁の第2作動油室は、ロッド付きチャンバ油管を介して前記液圧シリンダのロッド付きチャンバに接続され、
    前記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路には、アキュムレータおよび圧力センサが設けられ、
    前記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路およびオイルタンクと前記電磁切替弁の油戻し室とを接続する管路の間には、安全弁および比例リリーフ弁が並列接続されることを特徴とする、請求項8に記載のロケット輸送起立システム。
  11. 前記ロケット後支点支持調整装置は、回転支持座と、回転駆動ユニットと、支持ユニットと、牽引ユニットとを含み、
    前記回転駆動ユニットは、前記回転支持座と起立アームとの間に設けられ、ロケットが発射台により支持されるようになった後に前記回転支持座を回転させることでロケットの離陸のために必要なスペースを空け、
    前記支持ユニットは、前記回転支持座に設けられ、ロケットの後支点を支持し、
    前記牽引ユニットは、回転支持座および支持ユニットに接続され、ロケットが起立する過程において、ロケットに対する前記支持ユニットの支持は徐々にロケットに対する前記牽引ユニットの牽引に変換されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。
  12. 前記回転駆動ユニットは、第2回転ピン軸と、位置規制支持ブロックと、駆動シリンダとを含み、
    前記回転支持座は、前記第2回転ピン軸を介して起立アームヒンジに接続され、
    前記位置規制支持ブロックは、前記回転支持座の位置を位置決めし、
    前記駆動シリンダは、前記第2回転ピン軸の周りに回転するように前記回転支持座を駆動することを特徴とする、請求項11に記載のロケット輸送起立システム。
  13. 前記支持ユニットは、支持昇降シリンダと、端軸頸座とを含み、
    前記支持昇降シリンダの一端は起立アームに固定接続され、他端は前記端軸頸座に固定接続され、
    前記支持昇降シリンダの長さ方向における中軸線は、前記端軸頸座の長さ方向における中軸線に垂直であり、
    前記支持昇降シリンダは、前記支持昇降シリンダの長さ方向における前記端軸頸座の変位を調節し、
    前記端軸頸座は、起立アームの幅方向に沿ってロケットを支持することを特徴とする、請求項11に記載のロケット輸送起立システム。
  14. 前記牽引ユニットは、調節スクリューと、第1タイロッド座と、第2タイロッド座とを含み、
    前記調節スクリューの一端は前記第1タイロッド座を介して回転支持座に接続され、他端は前記第2タイロッド座を介して端軸頸座に接続され、
    前記調節スクリューには、調節ナットおよび締付ナットが外嵌されることを特徴とする、請求項11に記載のロケット輸送起立システム。
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