JP7209871B2 - ロケット輸送起立システム - Google Patents
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Description
上記起立アームは、上記自走式液圧モジュラートレーラーに設けられ、被支持ロケットは上記起立アームの長さ方向に沿って上記起立アームの頂部に設けられ、
上記自走式液圧モジュラートレーラーは、上記起立アームにより被支持ロケットを上記発射台に輸送するものであり、
上記起立アームの長さ方向に沿って、上記起立アームには、順にロケット支持抱締め装置、ロケット補助液圧支持装置、およびロケット後支点支持調整装置が設けられ、
上記ロケット支持抱締め装置は、被支持ロケットの前端を支持、抱締めるものであり、
上記ロケット補助液圧支持装置は、被支持ロケットの中部を浮動支持するものであり、
上記ロケット後支点支持調整装置は、ロケットの後端を支持するとともに、ロケットが起立する際の回転、並びにロケットと上記発射台との位置決めおよびドッキングを調整するものであるロケット輸送起立システムが提供される。
上記起立アームの被支持ロケットの尾端に近い端には、起立アーム回転軸が設けられ、
上記起立アーム回転軸と上記回転半座との協働により、上記起立アームが上記回転半座の周りに回転可能であり、
上記起立アームに位置する、上記ロケット後支点支持調整装置に近い位置には、起立アセンブリが設けられ、
上記起立アセンブリと起立油圧シリンダ支持座との協働により、上記起立アームの起立が駆動される。
上記支持アセンブリは、ロケットを支持するものであり、支持されるロケットの水平径方向に沿って上記起立アームの底部に設けられ、
上記抱締めアセンブリは、上記起立アームの両側の上方に設けられ、ロケットを抱締めるものであり、
上記支持アセンブリは、ブラケットと、回転ユニットと、ガイドユニットと、駆動ユニットとを含み、
上記ブラケットは、上記回転ユニットに設けられ、
上記回転ユニットは、上記ブラケットを所定角度水平回転させるものであり、
上記回転ユニットは、上記ガイドユニットおよび駆動ユニットに設けられ、
上記ガイドユニットは、支持されるロケットの径方向に沿って起立アームの底部に設けられ、支持されるロケットの径方向における上記ブラケットの移動をガイドするものであり、
上記駆動ユニットは、上記回転ユニットにより支持されるロケットの径方向における上記ブラケットの移動を駆動するものである。
上記動力ユニットは、2つの上記抱締めアームユニットが閉じてロケットを抱締めることが可能であるように上記抱締めアームユニットに動力を提供し、
上記抱締めアームユニットは、大抱締めアームと、第1抱締めクランプと、小抱締めアームと、第2抱締めクランプとを含み、
上記大抱締めアームの内側には、上記第1抱締めクランプが接続され、上記大抱締めアームの一端は起立アームに接続され、他端は上記小抱締めアームの一端に接続され、上記小抱締めアームの他端には上記第2抱締めクランプが接続され、
上記動力ユニットは、第1油圧シリンダと、第2油圧シリンダとを含み、
上記第1油圧シリンダの一端は起立アームに接続され、他端は上記大抱締めアームに接続され、上記第1油圧シリンダは、上記大抱締めアームを駆動するものであり、
上記第2油圧シリンダの一端は上記大抱締めアームに接続され、他端は上記小抱締めアームに接続され、上記第2油圧シリンダは、上記小抱締めアームを駆動するものである。
上記液圧システムは、鉛直方向の支持力が発生するように上記ガイド支持シリンダを駆動し、
上記ガイド支持シリンダの上方には、弾性支持アセンブリが設けられ、
上記弾性支持アセンブリの上方には、ロケットホルダが設けられ、
上記弾性支持アセンブリは、上記ロケットホルダを浮動支持するものであり、上記ロケットホルダは、ロケットを支持するものであり、
上記弾性支持アセンブリは、位置規制支持枠と、フランジ支持座と、ホルダ回転座と、バネ取付座と、位置規制支持バネとを含み、
上記位置規制支持枠は、上記ガイド支持シリンダの頂部に設けられ、その中心には上記フランジ支持座が設けられ、
上記フランジ支持座は、第1回転ピン軸を介して上記ホルダ回転座に接続され、上記バネ取付座は、上記位置規制支持枠の頂面に固定して設けられるとともに、上記位置規制支持枠とホルダ回転座の頂板との間に位置し、
上記位置規制支持バネは、上記バネ取付座内に設けられ、
上記バネ取付座は、上記位置規制支持バネをガイドするものであり、
上記位置規制支持バネの一端は上記バネ取付座に固定接続され、他端は上記ホルダ回転座の頂板に接触し、
上記位置規制支持バネは、上記ロケットホルダの鉛直方向における自由移動を制限するものである。
油源は、上記逆止め弁を介して上記電磁切替弁の給油室に接続され、
上記電磁切替弁の油戻し室は、オイルタンクに接続され、
上記電磁切替弁の第1作動油室は、ロッドレスチャンバ油管を介して上記液圧シリンダのロッドレスチャンバに接続され、
上記電磁切替弁の第2作動油室は、ロッド付きチャンバ油管を介して上記液圧シリンダのロッド付きチャンバに接続され、
上記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路には、アキュムレータおよび圧力センサが設けられ、
上記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路およびオイルタンクと上記電磁切替弁の油戻し室とを接続する管路の間には、安全弁および比例リリーフ弁が並列接続される。
上記回転駆動ユニットは、上記回転支持座と起立アームとの間に設けられ、ロケットが発射台により支持されるようになった後に上記回転支持座を回転させることでロケットの離陸のために必要なスペースを空け、
上記支持ユニットは、上記回転支持座に設けられ、ロケットの後支点を支持し、
上記牽引ユニットは、回転支持座および支持ユニットに接続され、ロケットが起立する過程において、ロケットに対する上記支持ユニットの支持は徐々にロケットに対する上記牽引ユニットの牽引に変換される。
上記支持昇降シリンダの長さ方向における中軸線は、上記端軸頸座の長さ方向における中軸線に垂直であり、上記支持昇降シリンダは、上記支持昇降シリンダの長さ方向における上記端軸頸座の変位を調節し、上記端軸頸座は、起立アームの幅方向に沿ってロケットを支持する。
自走式液圧モジュラートレーラー2を遠隔制御し、その輸送速度を10km/h以下にする。
図2に示すように、起立アーム1が発射位置に達した後、まず、自走式液圧モジュラートレーラー2により起立アーム1の位置をゆっくりと調整して起立アーム回転軸6を回転半座4の凹口の真上に位置させる。次に、自走式液圧モジュラートレーラー2の高さをゆっくりと低減させ、起立アーム回転軸6を回転半座4の凹口内に落ち込むまでゆっくりと降下させる。最後に、回転座押蓋41により起立アーム回転軸6を回転半座4内にしっかりと押し付け、起立アーム回転軸6と回転半座4とのドッキングを完成させる。このようにして、起立アーム1は回転半座4の周りに回転することができる。
図3に示すように、液圧油管により起立油圧シリンダ71と油源とを接続し、起立アーム1における液圧で駆動する必要がある管路を接続する。液圧システムの制御により起立油圧シリンダ71はゆっくりと伸び出され、起立アーム1は起立油圧シリンダ71の駆動によりゆっくりと起立する。
図3に示すように、起立油圧シリンダ71の駆動により、起立アーム1はロケットを連れて直立状態にゆっくりとなる。起立アーム1、発射台3、回転半座4にはある程度位置偏差が存在するため、ロケットが起立した後にロケットの脚が発射台3上の脚支持盤31に正確に位置合わせすることができない。そのため、ロケット後支点支持調整装置13によりロケットロケットの脚の位置をゆっくりと調整することにより、脚支持盤31の昇降動作に応じてロケットの脚に正確に位置合わせする必要がある。そして、防風押付装置32は動作し始め、ロケットの脚をしっかりと押し付ける。これによって、ロケットに対する支持は発射台3による支持になる。
図4に示すように、ロケットと発射台3とをドッキングした後、ロケット後支点支持調整装置13がゆっくりと開き、ロケットに対する束縛を解除し、抱締めアームユニットがゆっくりと開き、起立アーム1がゆっくりと約5°後傾し、ロケット注入コネクタはコネクタワイヤロープ9により牽引され、発射前の準備状態に入る。
ロケット推進剤が注入された後、ロケット発射の約30min前、防風押付装置32のロックが解除されることで、ロケットに対する最後の束縛が解除される。ロケットの0s点火後に、ロケット注入コネクタのロックが解除され、起立油圧シリンダ71が引き込められることで起立アーム1は迅速に後傾してコネクタワイヤロープを運動させ、ロケット注入コネクタは牽引力および重力の二重作用下でロケットの離陸に必要なスペースを空ける。
起立アーム1に設けられるコネクタ防護網19は、ロケット注入コネクタが捕獲された後にロケット注入コネクタの跳ね返りを防止し、ロケット注入コネクタと離陸中のロケットと干渉衝突することを回避することができる。
ロケットが発射された後、自走式液圧モジュラートレーラー2が所定位置に走行し、起立アーム1が水平状態に戻り、回転座押蓋41を解放し、起立油圧シリンダピン軸73を引き抜け、起立油圧シリンダ調整装置72により起立油圧シリンダ71を牽引する。自走式液圧モジュラートレーラー2がゆっくりと上がることで、起立アーム回転軸6は回転半座4の凹口よりも高くなる。自走式液圧モジュラートレーラー2は起立アーム1を連れて発射領域から離れて倉庫に戻る。これで、発射流れの全体が完成する。
11 ロケット支持抱締め装置、
111 ブラケット、
112 回転ユニット、
1121 回転軸、
1122 支持板、
1123 位置規制ブロック、
113 ガイドユニット、
1131 ガイドレール、
1132 スライダー、
1133 ストッパー、
114 駆動ユニット、
1141 ネジ棒、
1142 駆動座、
1143 液圧モータ、
115 抱締めアームユニット、
1151 大抱締めアーム、
1152 第1抱締めクランプ、
1153 小抱締めアーム、
1154 第2抱締めクランプ、
116 動力ユニット、
1161 第1油圧シリンダ、
1162 第2油圧シリンダ、
12 ロケット補助液圧支持装置、
121 液圧システム、
1210 液圧シリンダ筒、
1211 液圧シリンダロッド、
1212 ストローク規制スリーブ、
1213 油圧シリンダピン軸、
1214 電磁切替弁、
1215 アキュムレータ、
1216 圧力センサ、
1217 安全弁、
1218 比例リリーフ弁、
1219 逆止め弁、
122 ガイド支持シリンダ、
1221 ガイド支持シリンダ筒、
1222 ガイド支持シリンダロッド、
1223 シリンダロッド位置規制ブロック、
1224 駆動油圧シリンダ座、
123 弾性支持アセンブリ、
1231 位置規制支持枠、
1232 フランジ支持座、
1233 ホルダ回転座、
1234 バネ取付座、
1235 位置規制支持バネ、
1236 第1回転ピン軸、
1237 バネ位置規制ブロック、
124 ロケットホルダ、
13 ロケット後支点支持調整装置、
131 回転支持座、
132 回転駆動ユニット、
1321 第1接続板、
1322 第2接続板、
1323 第2回転ピン軸、
1324 位置規制支持ブロック、
1325 駆動シリンダ、
133 支持ユニット、
1331 支持シリンダ筒、
1332 昇降ネジ棒、
1333 ウォーム、
1334 タービン、
1335 昇降シリンダロッド、
1336 座筒、
1337 駆動ネジ棒、
1338 ハンドホイール、
1339 支持シリンダロッド、
134 牽引ユニット、
1341 調節スクリュー、
1342 第1タイロッド座、
1343 第2タイロッド座、
1344 調節ナット、
1345 締付ナット、
1346 位置決めピン、
14 空調管路、
15 液体酸素注入管路、
16 メタン注入管路、
17 給気管路、
18 操作プラットフォーム、
19 コネクタ防護網、
2 自走式液圧モジュラートレーラー、
3 発射台、
31 脚支持盤、
32 防風押付装置、
4 回転半座、
41 回転座押蓋、
5 起立油圧シリンダ支持座、
6 起立アーム回転軸、
7 起立アセンブリ、
71 起立油圧シリンダ、
72 起立油圧シリンダ調整装置、
73 起立油圧シリンダピン軸、
8 ロケット、
9 コネクタワイヤロープ。
Claims (14)
- 起立アームと、自走式液圧モジュラートレーラーと、発射台とを含むロケット輸送起立システムであって、
前記起立アームは、前記自走式液圧モジュラートレーラーに設けられ、被支持ロケットは前記起立アームの長さ方向に沿って前記起立アームの頂部に設けられ、
前記自走式液圧モジュラートレーラーは、前記起立アームにより被支持ロケットを前記発射台に輸送するものであり、
前記起立アームの長さ方向に沿って、前記起立アームには、順にロケット支持抱締め装置、ロケット補助液圧支持装置、およびロケット後支点支持調整装置が設けられ、
前記ロケット支持抱締め装置は、被支持ロケットの前端を支持、抱締めるものであり、
前記ロケット補助液圧支持装置は、被支持ロケットの中部を浮動支持するものであり、
前記ロケット後支点支持調整装置は、ロケットの後端を支持するとともに、ロケットが起立する際の回転、並びにロケットと前記発射台との位置決めおよびドッキングを調整するものであることを特徴とする、ロケット輸送起立システム。 - 前記発射台との間の距離に応じて、前記発射台に近い地面には近くから遠くまで順に回転半座および起立油圧シリンダ支持座が設けられ、
前記起立アームの被支持ロケットの尾端に近い端には、起立アーム回転軸が設けられ、
前記起立アーム回転軸と前記回転半座との協働により、前記起立アームが前記回転半座の周りに回転可能であり、
前記起立アームに位置する、前記ロケット後支点支持調整装置に近い位置には、起立アセンブリが設けられ、
前記起立アセンブリと起立油圧シリンダ支持座との協働により、前記起立アームの起立が駆動されることを特徴とする、請求項1に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記起立アセンブリは、起立油圧シリンダと、起立油圧シリンダ調整装置と、起立油圧シリンダピン軸とを含み、
前記起立油圧シリンダは、前記起立油圧シリンダ調整装置により前記起立アーム幅方向の両側に位置規制され、
前記起立油圧シリンダの上支点は、前記起立アームにヒンジ接続され、
前記起立油圧シリンダの下耳リングは、前記起立油圧シリンダピン軸を介して前記起立油圧シリンダ支持座にヒンジ接続され、
前記起立油圧シリンダ調整装置は、前記起立油圧シリンダの下耳リングが前記起立油圧シリンダ支持座にヒンジ接続されるように前記起立油圧シリンダを牽引することを特徴とする、請求項2に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記発射台には、脚支持盤および防風押付装置が設けられ、
前記脚支持盤は、ロケットの脚にドッキングするために用いられ、
前記防風押付装置は、ロケットの脚を押し付けるものであることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記ロケット支持抱締め装置は、支持アセンブリと、抱締めアセンブリとを含み、
前記支持アセンブリは、ロケットを支持するものであり、支持されるロケットの水平径方向に沿って前記起立アームの底部に設けられ、
前記抱締めアセンブリは、前記起立アームの両側の上方に設けられ、ロケットを抱締めるものであり、
前記支持アセンブリは、ブラケットと、回転ユニットと、ガイドユニットと、駆動ユニットとを含み、
前記ブラケットは、前記回転ユニットに設けられ、
前記回転ユニットは、前記ブラケットを所定角度水平回転させるものであり、
前記回転ユニットは、前記ガイドユニットおよび駆動ユニットに設けられ、
前記ガイドユニットは、支持されるロケットの径方向に沿って起立アームの底部に設けられ、支持されるロケットの径方向における前記ブラケットの移動をガイドするものであり、
前記駆動ユニットは、前記回転ユニットにより支持されるロケットの径方向における前記ブラケットの移動を駆動するものであることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記抱締めアセンブリは、抱締めアームユニットと、動力ユニットとを含み、2つの前記抱締めアームユニットは、起立アームの両側の上方に対向して設けられ、ロケットの上半部分を抱締めるために用いられ、
前記動力ユニットは、2つの前記抱締めアームユニットが閉じてロケットを抱締めることが可能であるように前記抱締めアームユニットに動力を提供し、
前記抱締めアームユニットは、大抱締めアームと、第1抱締めクランプと、小抱締めアームと、第2抱締めクランプとを含み、
前記大抱締めアームの内側には、前記第1抱締めクランプが接続され、前記大抱締めアームの一端は起立アームに接続され、他端は前記小抱締めアームの一端に接続され、前記小抱締めアームの他端には前記第2抱締めクランプが接続され、
前記動力ユニットは、第1油圧シリンダと、第2油圧シリンダとを含み、
前記第1油圧シリンダの一端は起立アームに接続され、他端は前記大抱締めアームに接続され、前記第1油圧シリンダは、前記大抱締めアームを駆動するものであり、
前記第2油圧シリンダの一端は前記大抱締めアームに接続され、他端は前記小抱締めアームに接続され、前記第2油圧シリンダは、前記小抱締めアームを駆動するものであることを特徴とする、請求項5に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記ロケット補助液圧支持装置は、液圧システムと、ガイド支持シリンダと、弾性支持アセンブリと、ロケットホルダとを含み、
前記液圧システムは、鉛直方向の支持力が発生するように前記ガイド支持シリンダを駆動し、
前記ガイド支持シリンダの上方には、弾性支持アセンブリが設けられ、
前記弾性支持アセンブリの上方には、ロケットホルダが設けられ、
前記弾性支持アセンブリは、前記ロケットホルダを浮動支持するものであり、前記ロケットホルダは、ロケットを支持するものであり、
前記弾性支持アセンブリは、位置規制支持枠と、フランジ支持座と、ホルダ回転座と、バネ取付座と、位置規制支持バネとを含み、
前記位置規制支持枠は、前記ガイド支持シリンダの頂部に設けられ、その中心には前記フランジ支持座が設けられ、
前記フランジ支持座は、第1回転ピン軸を介して前記ホルダ回転座に接続され、前記バネ取付座は、前記位置規制支持枠の頂面に固定して設けられるとともに、前記位置規制支持枠とホルダ回転座の頂板との間に位置し、
前記位置規制支持バネは、前記バネ取付座内に設けられ、
前記バネ取付座は、前記位置規制支持バネをガイドするものであり、
前記位置規制支持バネの一端は前記バネ取付座に固定接続され、他端は前記ホルダ回転座の頂板に接触し、
前記位置規制支持バネは、前記ロケットホルダの鉛直方向における自由移動を制限するものであることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記液圧システムは、液圧シリンダと、動力アセンブリと、油源とを含み、
前記油源は前記動力アセンブリに作動油を提供し、前記動力アセンブリはロッド付きチャンバ油管およびロッドレスチャンバ油管を介して前記液圧シリンダに接続され、前記液圧シリンダはガイド支持シリンダに接続されることを特徴とする、請求項7に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記液圧シリンダは、液圧シリンダ筒と、液圧シリンダロッドと、ストローク規制スリーブと、油圧シリンダピン軸とを含み、
前記液圧シリンダロッドは、前記液圧シリンダ筒内に摺動可能に設けられ、
前記ストローク規制スリーブは、前記液圧シリンダロッドの長さ方向に沿って前記液圧シリンダロッドに外嵌され、前記液圧シリンダ筒内での前記液圧シリンダロッドのストロークを制限し、
前記液圧シリンダロッドの頂端は、前記油圧シリンダピン軸を介して前記ガイド支持シリンダに接続されることを特徴とする、請求項8に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記動力アセンブリは、電磁切替弁と、アキュムレータと、圧力センサと、安全弁と、比例リリーフ弁と、逆止め弁とを含み、
油源は、前記逆止め弁を介して前記電磁切替弁の給油室に接続され、
前記電磁切替弁の油戻し室は、オイルタンク接続に接続され、
前記電磁切替弁の第1作動油室は、ロッドレスチャンバ油管を介して前記液圧シリンダのロッドレスチャンバに接続され、
前記電磁切替弁の第2作動油室は、ロッド付きチャンバ油管を介して前記液圧シリンダのロッド付きチャンバに接続され、
前記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路には、アキュムレータおよび圧力センサが設けられ、
前記逆止め弁と電磁切替弁の給油室とを接続する管路およびオイルタンクと前記電磁切替弁の油戻し室とを接続する管路の間には、安全弁および比例リリーフ弁が並列接続されることを特徴とする、請求項8に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記ロケット後支点支持調整装置は、回転支持座と、回転駆動ユニットと、支持ユニットと、牽引ユニットとを含み、
前記回転駆動ユニットは、前記回転支持座と起立アームとの間に設けられ、ロケットが発射台により支持されるようになった後に前記回転支持座を回転させることでロケットの離陸のために必要なスペースを空け、
前記支持ユニットは、前記回転支持座に設けられ、ロケットの後支点を支持し、
前記牽引ユニットは、回転支持座および支持ユニットに接続され、ロケットが起立する過程において、ロケットに対する前記支持ユニットの支持は徐々にロケットに対する前記牽引ユニットの牽引に変換されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記回転駆動ユニットは、第2回転ピン軸と、位置規制支持ブロックと、駆動シリンダとを含み、
前記回転支持座は、前記第2回転ピン軸を介して起立アームヒンジに接続され、
前記位置規制支持ブロックは、前記回転支持座の位置を位置決めし、
前記駆動シリンダは、前記第2回転ピン軸の周りに回転するように前記回転支持座を駆動することを特徴とする、請求項11に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記支持ユニットは、支持昇降シリンダと、端軸頸座とを含み、
前記支持昇降シリンダの一端は起立アームに固定接続され、他端は前記端軸頸座に固定接続され、
前記支持昇降シリンダの長さ方向における中軸線は、前記端軸頸座の長さ方向における中軸線に垂直であり、
前記支持昇降シリンダは、前記支持昇降シリンダの長さ方向における前記端軸頸座の変位を調節し、
前記端軸頸座は、起立アームの幅方向に沿ってロケットを支持することを特徴とする、請求項11に記載のロケット輸送起立システム。 - 前記牽引ユニットは、調節スクリューと、第1タイロッド座と、第2タイロッド座とを含み、
前記調節スクリューの一端は前記第1タイロッド座を介して回転支持座に接続され、他端は前記第2タイロッド座を介して端軸頸座に接続され、
前記調節スクリューには、調節ナットおよび締付ナットが外嵌されることを特徴とする、請求項11に記載のロケット輸送起立システム。
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