JP7206773B2 - 車両用ドアフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアフレームに関する。
従来、ドアフレームの前部において、アッパフレームと下側部材としてのブラケットとが溶接された車両用ドアフレームが知られている(特許文献1)。特許文献1では、ブラケットは、当該ブラケットの端面からアッパフレームの下面に沿って延びる突出部を有し、当該突出部は、アッパフレームを下側から支持している。
特開2018-47805号公報
上記車両用ドアフレームでは、突出部を構成する板材の曲げ加工された表面がアッパフレームの下面と面するため、突出部のうちアッパフレームの下面と面する部位を精度良く構成するのが難しい場合があった。
そこで、本発明の課題の一つは、例えば、突出部のうちアッパフレームの下面と面する部位を精度良く構成することが可能な車両用ドアフレームを得ることである。
本発明の車両用ドアフレームは、例えば、長手方向の一端の第一端面と、下側の外面と、を有したアッパフレームと、上記第一端面と面した第二端面と、上記第二端面から上記アッパフレームの下側で上記長手方向に突出した突出部と、上記突出部の上端において上記長手方向に延びるとともに上記アッパフレームの上記外面の下方に面した第三端面と、上記第二端面と上記第三端面との間に位置された第四端面と、を有し、上記アッパフレームと接合された板状の下側部材と、を備え、上記第四端面の上記長手方向と直交する断面における法線方向が、上記第二端面から上記第三端面に近付くにつれて、上記外面に沿う方向から上方へ徐々に変化する。
上記車両用ドアフレームでは、例えば、上記第四端面と上記外面との間に隙間が設けられている。
上記車両用ドアフレームでは、例えば、上記下側部材は、上記第二端面と上記第四端面との間に位置され上記外面の下側で上記外面に沿って延びた第一下壁を有している。
上記車両用ドアフレームは、例えば、上記外面と上記第三端面とが溶接されている。
上記車両用ドアフレームでは、例えば、上記下側部材は、上記外面よりも下側で上記外面に沿って延び上記第二端面の一部を構成する第二下壁を有し、上記第二下壁には、上記第二端面から上記長手方向に切り欠かれた切欠が設けられている。
上記車両用ドアフレームでは、例えば、板状の下側部材の第三端面がアッパフレームの下側の外面と面するため、突出部のうちアッパフレームの下面と面する部位をより精度良く構成することが可能な車両用ドアフレームを得ることができる。
図1は、実施形態の車両用ドアフレームの車幅方向内側から見た模式的かつ例示的な側面図である。 図2は、図1のII部が拡大された模式的かつ例示的な斜視図である。 図3は、図2の模式的かつ例示的な分解斜視図である。 図4は、図2のIV-IV断面図である。 図5は、図2のV-V断面図である。 図6は、図2のVI-VI断面図である。 図7は、図2のVII-VII断面図である。 図8は、図2のVIII-VIII断面図である。 図9は、実施形態の下側部材の端面の模式的かつ例示的な斜視図である。 図10は、実施形態の下側部材の端面の図9とは異なる方向に見た模式的かつ例示的な斜視図である。 図11は、実施形態の下側部材の第二端面が加工される前の図2と同じ方向から見た模式的かつ例示的な斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。なお、本明細書において、序数は、部品や、部位、位置、方向等を区別するために便宜上付与されており、優先順位や順番を示すものではない。
各図中には、便宜上、方向が示されている。Xは、車両前後方向における前方、Yは、車幅方向における右方、また、Zは、車両上下方向における上方を示している。車両前後方向、車幅方向、および車両上下方向は、互いに交差(直交)している。
本明細書において、端面とは、厚みのあるものを裁断したときにできる切り口の面である。ただし、端面は、裁断(切断、切削)しただけの面には限定されず、裁断された後に曲げや研磨等の他の加工が加えられた面であってもよい。
図1は、フロントドアフレーム1の車幅方向外側から見た側面図である。図1に示されるように、フロントドアフレーム1は、前縁1aおよび上縁1bを構成するアッパフレーム11と、フロントドアフレーム1の前側の下部を構成する下側部材12と、後縁1dを構成するピラー13と、下縁1cを構成するウエストレインフォース14と、を備えている。フロントドアフレーム1は、車両用ドアフレームの一例である。
アッパフレーム11、下側部材12、ピラー13、およびウエストレインフォース14は、例えば、アルミニウム合金や、鉄系材料のような金属材料によって構成されている。アッパフレーム11は、例えば、アルミニウム合金の押出成形によって構成されうる。また、下側部材12、ピラー13、およびウエストレインフォース14は、例えば、複数の金属材料のプレート(板状の部材)を屈曲しかつ接合することによって構成されうる。なお、ピラー13は、鋳造部品であってもよい。
アッパフレーム11の前端(下端)と下側部材12の上端(後端)とは、溶接によって接合されている。また、アッパフレーム11とピラー13とは、上側コーナー部1eにおいて、溶接によって接合されている。
また、下側部材12の下部およびピラー13の下部には固定部12a,13aが設けられている。これら固定部12a,13aは、ドアパネル(不図示)に、溶接等によって接合される。固定部12a,13aは、ブラケットとも称されうる。また、固定部12a,13aは、ドアパネルの剛性および強度を高めている。よって、固定部12a,13aは、レインフォースとも称されうる。
図2は、図1のII部、すなわち、アッパフレーム11と下側部材12との接続部分(接合部分)が拡大された斜視図である。また、図3は、図2の分解斜視図である。
図2に示されるように、アッパフレーム11は、後方かつ上方に向かう方向Deに延びている。方向Deは、アッパフレーム11の長手方向や延び方向と称されうる。
図2,3に示されるように、アッパフレーム11の端面11dと、下側部材12の端面12hとが互いに突き合わされている。端面11dは、方向Deとは反対方向を向き、端面12hは、方向Deを向いている。端面11dは、第一端面の一例であり、端面12hは、第二端面の一例である。
また、アッパフレーム11の下側の外面11eは、下側部材12から方向Deに突出した突出部12fによって支持されている。換言すれば、突出部12fは、外面11eに沿って方向Deに突出している。
外面11eには、突出部12fの上側の端面12f1が面している。端面12f1の法線方向は、外面11eの法線方向の反対方向と略同じであるが、これには限定されない。本実施形態では、外面11eと端面12f1とは、例えば隅肉溶接のような溶接により接合されうる。端面12f1は、第三端面の一例である。
図4は、図2のIV-IV断面図、図5は、図2のV-V断面図、図6は、図2のVI-VI断面図、図7は、図2のVII-VII断面図、また、図8は、図2のVIII-VIII断面図である。
図5に示されるように、アッパフレーム11は、閉断面部11aと、横架壁11bと、立壁11cと、を備えている。閉断面部11aは、上壁11a1、下壁11a2、内壁11a3、および外壁11a4を有している。横架壁11bは、閉断面部11aの車幅方向外側に隣接し、立壁11cは、横架壁11b車幅方向外側に隣接している。また、閉断面部11aの上壁11a1と横架壁11bとは連なって延びている。上壁11a1および横架壁11bは、車幅方向外方に向かうにつれて上方へ向かうように車幅方向に対してやや傾斜している。立壁11cの上下方向の中間部と横架壁11bの車幅方向外方の端部とが繋がっている。すなわち、横架壁11bと立壁11cとは略T字状の断面形状を構成している。
図2,4に示されるように、下側部材12は、横架壁12bと、内壁12cと、下壁12dと、立壁12eと、突出部12fと、を有している。横架壁12bは、アッパフレーム11の上壁11a1および横架壁11bと隣接するとともに段差の無い状態で方向Deの反対方向に連なっている。内壁12cは、アッパフレーム11の内壁11a3と隣接するとともに段差の無い状態で方向Deの反対方向に連なっている。下壁12dは、その板厚の分だけアッパフレーム11の下壁11a2よりも下方にずれて位置され、方向Deに沿って延びている。下壁12dの方向Deの端縁(端面12h)には、当該端縁から方向Deとは反対方向に凹んだ切欠12gが設けられている。アッパフレーム11の方向Deとは反対方向の端面11dと面する下側部材12の端面12hは、横架壁12bの方向Deの端縁、内壁12cの方向Deの端縁、および下壁12dのうち切欠12gよりも内壁12cに近い側の端縁、を有している。立壁12eと下壁12dとの間には屈曲部12kが設けられている。立壁12eは、車幅方向と略交差して延びている。突出部12fは、立壁12eと隣接している。また、立壁12eは、突出部12fと連なっており、当該突出部12fと一つの壁を構成している。突出部12fも、車幅方向と略交差して延びている。下壁12dは、第二下壁の一例であり、端面12hは、第二端面の一例である。
ここで、図2に示されるように、下側部材12の端面12hは、方向Deを向く一方、端面12f1は、方向Deと直交しかつ車幅方向と直交する方向Df(斜め上方)を向いている。これを両立するため、本実施形態では、端面12f1と端面12hとの間の端面12iは捩れている。具体的には、図5~図8に示されるように、下側部材12の方向Deと直交する断面における端面12iの法線方向は、端面12hから端面12f1に向かうにつれて、外面11eに沿う方向D5(図5)から、方向D6(図6)および方向D7(図7)を経て、方向D8(図8、例えば上方)に徐々に変化している。すなわち、端面12iの法線方向は、外面11eに沿う方向D5から上方へ徐々に変化している。端面12iと、外面11eとの間には、隙間gが設けられている。このように隙間gが設けられることにより、隙間gが設けられない場合に比べて、法線方向が変化する端面12iが成形されやすくなる。なお、外面11eと端面12f1との間に第二隙間(不図示)がある場合、当該第二隙間は隙間gよりも小さい(狭い)。端面12iは、第四端面の一例である。
図9は、下側部材の方向Deの端面12f1,12h,12iの斜視図、図10は、下側部材の端面12f1,12h,12iを図9とは異なる方向に見た斜視図である。
図9,10に示されるように、下壁12dのうち屈曲部12kと隣接した隣接部位12d1は、小さい幅で細長く端面12hから方向Deに突出している。隣接部位12d1の車幅方向外側の端面12mは、切欠12gの屈曲部12kに近い側の側面12g1と略段差の無い状態で隣接している。端面12mおよび側面12g1は、いずれも方向Deと交差しかつアッパフレーム11の外面11eに沿う方向を向いている。図2に示されるように、隣接部位12d1は、端面12hと端面12iとの間に位置されアッパフレーム11の外面11eの下側で当該外面11eに沿って方向Deに延びている。このような構成にあっては、アッパフレーム11と下側部材12との間の隙間に塗布されるシーラント(シール剤)は、隣接部位12d1とアッパフレーム11の外面11eとの間に介在しうる。よって、隣接部位12d1が存在しない構成に比べて、シーラントが塗布されやすくなるとともにシーラントが保持されやすくなる。隣接部位12d1は、第一下壁の一例である。
図9,10に示されるように、端面12iは、端面12mと端面12f1との間に位置されている。よって、端面12iは、図10および図5~8に示されるように、端面12mと端面12f1との間で、方向Deに向かうにつれて、外面11eに沿う方向D5から外面11eと略直交する方向D8に捩れている。仮に、法線方向が変化するように捩れる端面12iが、方向Deを向く端面12hから端面12f1にかけて変化する構成である場合、端面12iは曲がりながら捩れる形態となるため、端面12iの形状がより複雑化するとともに精度良く形成され難くなる。この点、本実施形態では、隣接部位12d1が設けられている。よって、端面12iは、方向Deと直交しかつ外面11eに沿う方向D5を向く隣接部位12d1の端面12mと、方向Deと直交しかつ外面11eと略直交する方向D8(例えば上方)を向く突出部12fの端面12f1との間に位置されることになり、端面12iが端面12hから端面12f1にかけて変化する場合に比べて端面12iの曲がり量がより少なくなるため、端面12iの形状がより簡素化されるとともにより精度良く形成されやすくなる。よって、例えば、アッパフレーム11の外面11eと端面12iとの間の隙間がより小さく形成されやすくなる。
図11は、下側部材12の端面12hが加工される前の状態を示す斜視図である。図11に示されるように、下側部材12の横架壁12b、内壁12c、および下壁12dのうち切欠12gよりも内壁12c側の部位12d2の、方向Deの先端部分12nは、切断位置PLで切り落とされ、残った切断面が、端面12hとなる。
仮に、端面12hがプレス成形によって形成された場合、プレス成形後の曲げ工程や接合工程等によって端面12hが僅かに曲がる虞がある。また、端面12hの平面度に個体差が生じる虞がある。このような後行程による変形や当該変形のばらつきを考慮して端面12hの精度を確保するのは難しい。これに対し、先端部分12nの切り落としは、下側部材12の製造工程の後段に実施されうるため、切断面すなわち端面12hの平面度が確保されやすい。なお、先端部分12nの切断後、例えばバリ取りや研磨等の仕上げ加工は適宜実施されうる。
また、仮に、切欠12gが設けられていなかった場合、突出部12fの反対側から、すなわち図11における右上上から左下へ下降する切断工具(不図示)の到達位置を設定し難くなり、切断面が突出部12fあるいは立壁12eまで到達し、傷が生じてしまう虞がある。
この点、本実施形態によれば、切断工具の進行を切欠12gに到達した時点で容易に終わらせることができるため、突出部12fあるいは立壁12eに傷が生じるのが回避されうる。すなわち、本実施形態によれば、切欠12gが設けられたことにより、先端部分12nの切り落としによって、より容易により精度の高い端面12hが得られる。また、端面12hを、例えば、アッパフレーム11や下側部材12の製造ばらつきに応じた位置に、設定することができる。
以上、説明したように、本実施形態では、下側部材12の突出部12fの端面12f1(第三端面)が、アッパフレーム11の下側の外面11eと面している。仮に、外面11eに、曲げ成形された板状の下側部材12の表面または裏面が面する構成であった場合、外面11eと面する面(すなわち表面または裏面)を精度良く構成するのが難しくなる。この点、本実施形態によれば、外面11eには、板材である下側部材12の突出部12fの端面12f1が面するため、例えば、端面12f1をより精度良く構成することができる。よって、外面11eと端面12f1とをより精度良く突き当てることができ、例えば外面11eと端面12f1とを溶接しやすくなったり、溶接しない場合にあっては外面11eと端面12f1との間のシーラントによるシール性能が向上したりするといった効果も得られる。
また、本実施形態では、端面12i(第四端面)の方向De(長手方向)と直交する断面における法線方向が、端面12hから端面12f1に近付くにつれて、方向D5(外面11eに沿う方向)から方向D8(上方)へ徐々に変化する。このような構成によれば、例えば、端面12hを有した下側部材12が、アッパフレーム11の外面11eと面した突出部12fの端面12f1を有した構成を、比較的簡素な構成として実現することができる。
また、本実施形態では、端面12i(第四端面)と外面11eとの間に隙間gが設けられている。このような構成によれば、例えば、隙間gが設けられない場合に比べて、法線方向が変化する端面12iが成形されやすくなる。
また、本実施形態では、下側部材12が、端面12h(第二端面)と端面12f1(第四端面)との間に位置され外面11eの下側で当該外面11eに沿って延びた隣接部位12d1(第一下壁)を有している。このような構成によれば、例えば、端面12i(第三端面)を比較的簡素な構成として実現できたり、アッパフレーム11と下側部材12との間のシーラントが残存しやすくなったり、といった効果が得られる。
また、本実施形態では、外面11eと端面12f1(第三端面)とは溶接されうる。このような構成によれば、例えば、外面11eと端面12f1とが溶接されない場合に比べて、アッパフレーム11と下側部材12との接合部分における剛性および強度が向上されうる。
また、本実施形態では、下壁12d(第二下壁)には、端面12hから方向Deの反対方向に切り欠かれた切欠12gが設けられた。このような構成によれば、例えば、先端部分12nの切り落としの際に、突出部12fあるいは立壁12eが切断されるのを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら様々な形態や変形された形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…フロントドアフレーム(車両用ドアフレーム)、11…アッパフレーム、11d…端面(第一端面)、11e…外面、12…下側部材、12d…下壁(第二下壁)、12d1…隣接部位(第一下壁)、12f…突出部、12f1…端面(第三端面)、12g…切欠、12h…端面(第二端面)、12i…端面(第四端面)、De…方向(長手方向)、D5~D8…(端面12iの)方向(法線方向)、g…隙間。

Claims (5)

  1. 長手方向の一端の第一端面と、下側の外面と、を有したアッパフレームと、
    前記第一端面と面した第二端面と、前記第二端面から前記アッパフレームの下側で前記長手方向に突出した突出部と、前記突出部の上端において前記長手方向に延びるとともに前記アッパフレームの前記外面の下方に面した第三端面と、前記第二端面と前記第三端面との間に位置された第四端面と、を有し、前記アッパフレームと接合された板状の下側部材と、を備え
    前記第四端面の前記長手方向と直交する断面における法線方向が、前記第二端面から前記第三端面に近付くにつれて、前記外面に沿う方向から上方へ徐々に変化する、車両用ドアフレーム。
  2. 前記第四端面と前記外面との間に隙間が設けられた、請求項に記載の車両用ドアフレーム。
  3. 前記下側部材は、前記第二端面と前記第四端面との間に位置され前記外面の下側で前記外面に沿って延びた第一下壁を有した、請求項またはに記載の車両用ドアフレーム。
  4. 前記外面と前記第三端面とが溶接された、請求項1~のうちいずれか一つに記載の車両用ドアフレーム。
  5. 前記下側部材は、前記外面よりも下側で前記外面に沿って延び前記第二端面の一部を構成する第二下壁を有し、
    前記第二下壁には、前記第二端面から前記長手方向に切り欠かれた切欠が設けられた、請求項1~のうちいずれか一つに記載の車両用ドアフレーム。
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