JP2006198672A - テーラード素材製パネル部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、テーラード素材の製造に影響を与えずに、絞り成形の際、接合線から引き離す方向に荷重が作用しても、割れの発生なく、テーラード素材に所望の断面形状の絞り成形が施せるテーラード素材製パネル部品の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、接合線S2の端と隣接したテーラード素材1の縁部分20aに、同部分の剛性を、接合線S2をなす接合部分より弱くする脆弱部25を形成してから、絞り加工を行なうようにした。これにより、絞り加工時、テーラード素材1を形成する各パネル部材1a,1cに、接合線S2から引き離す方向の力が加わっても、脆弱部25が有る縁部分20bが、加わる過大な力で伸びるだけで、接合部分S2の端での割れ発生は抑えられる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、板厚寸法がそれぞれ異なる第1,2プレート部材の端面を突き合わせ接合したテーラード素材に、絞り成形を施して、所望の隆起形状をもつパネル部品を製造するテーラード素材製パネル部品の製造方法に関する。
自動車(車両)のボデーの各部を形成するパネル部品は、一定の強度を保ちつつ重量低減や部品点数の低減等によるコスト低減の要求が高い。
そのため、自動車を生産する工場では、今まで行なわれてきた、同一板厚寸法のパネル素材にプレス加工を施したパネル部品に、各種補強部材を追加して、要求される各部強度を確保する技術から、要求される各部強度にしたがい板厚寸法を変えたテーラード素材を用いてパネル部品を成形するという、パネル部品自体で、できるだけ要求される強度を確保して、補強部材を抑える技術へ変わりつつある。
このようなテーラード素材(ブランク材)には、例えば特許文献1に開示されているように板厚寸法がそれぞれ異なるパネル部材とパネル部材の端同士を突き合わせて接合、多くは溶接で接合した構造が用いられる。
特開平11−309591号公報
ところで、テーラード素材で、自動車のパネル部品として、車体の車幅方向側部の外壁部品であるサイドアウタパネルを成形する場合がある。この場合、テーラード素材には、例えば要求強度が高い部分、具体的にはサイドシルの剛性強度の確保に適した厚み寸法が大きなパネル部材と、要求強度がそれよりも低い部分、具体的にはピラー(サイドシルから分岐する外壁部位)の剛性強度の確保に適した厚み寸法を抑えたパネル部材とを用意し、これらパネル部材の端を突き合わせ溶接したブランク材が用いられる。つまり、テーラード素材は、プレス加工機によって、両パネル部材に絞り成形が施されることにより、図6に示されるように厚み寸法が大きなパネル部材aには、サイドシルbの断面形状(アウタ側)が直線状に成形され、厚み寸法を抑えたパネル部材dには、得られるサイドシルbとは交叉する方向に延びるピラーe(ここではセンタピラー)の断面形状(アウタ側)が成形される。
このプレス加工(絞り成形加工)の場合、両パネル部材a,dの接合した端部分で形成される接合線fの近くは、図6に示されるようにピラーeと、サイドシルbとの板厚方向への絞り成形が同時に進行すると難成形部gが発生する。つまり、ピラーeの絞り成形に伴う材料流動を示す矢印xとサイドシルbの絞り成形に伴う材料の流動を示す矢印yとで、パネル部材a,dには、接合線fから引き離す方向の力(荷重)が加わるという挙動が生じる。特に、両パネル部材a,bの延設方向が異なっているとこの傾向が顕著にみられる。
ところで、テーラード素材は、板厚寸法が異なるパネル部材a,dを突き合わせ溶接(接続)しているために、構造上、接合(溶接)部分は、他の部分に比べて、弱く強度的に不安定である。特に接合線fの端はその傾向が高い。
このため、テーラード素材のプレス加工中(絞り加工中)、難成形により、過大なx、y方向の力(荷重)が接合部分(接合線f)に加わると、ときとして図6に示されるように接合線fの端、すなわち始端や終端において、製品形状を損なうような割れhが発生することがある。
そこで、割れhが製品形状に影響を及ぼさないよう、テーラード素材の縁部に設定してある加工代を増加させることが試みられたが、これだと、パネル部材の接合線が長く、その分、溶接時間が増加しテーラード素材を製造する時間が必要、テーラード素材が大形になるなどの問題があり、良い結果にはならなかった。
そこで、本発明の目的は、テーラード素材の製造に影響を与えずに、絞り成形の際、接合線から引き離す方向に力(荷重)が作用しても、割れの発生なく、テーラード素材に、所望の断面形状の絞り成形が施せるテーラード素材製パネル部品の製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、接合線の端と隣接したテーラード素材の縁部分に、同部分の剛性を、パネル部材の接合部分より弱くする脆弱部を形成してから、絞り成形をするという、テーラード素材の製造に影響を与えない手法を採用した。
これにより、テーラード素材に絞り成形が施され、第1,2パネル部材に、接合線から引き離す方向の力(荷重)が加わるような場合、脆弱部が有る縁部分が、加わる力(荷重)の影響で伸びる。この挙動により、引き離す方向の力(荷重)が前記接続線に影響を与えることを抑制することができ、パネル部材の接合部分(端)での割れ発生が抑えられる。
請求項2に記載の発明は、上記目的に加え、有効に脆弱部が作用するよう、板厚の異なる2枚のパネル部材のうち、脆弱部は、少なくとも板厚寸法の厚いパネル部材の縁部分に形成されるようにした。
請求項3に記載の発明は、上記目的に加え、さらに簡単な構造で、パネル部材の接合部分の割れが防げるよう、脆弱部には、テーラード素材の縁部分の一部を切欠した切欠部で形成される構造を採用した。
請求項4に記載の発明は、上記目的に加え、さらに切欠部が製品形状に影響を与えることがないよう、テーラード素材の縁部は、絞り成形を終えた後で、除去加工が施される加工代を有した構成を前提としたうえで、加工代の領域内だけに切欠部が形成される構成を採用した。
請求項1に記載の発明によれば、たとえテーラード素材に、パネル部材に接合線から引き離す方向の力(荷重)が作用する絞り成形(難成形)が施されても、脆弱部が有る縁部分が伸びて、当該力を逃がす(吸収)ので、パネル部材の接合部分は引き離す方向の力から護られる。
それ故、テーラード素材には、割れの発生なく、プレス加工が施せる。しかも、割れの防止は、脆弱部をテーラード素材の縁部分に形成するだけですむので、テーラード素材の製造には影響を与えないですむ。
請求項2に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、脆弱部による割れ防止を有効に作用させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、脆弱部はテーラード素材の縁部分に切欠部を設けるだけでよく、コスト的な負担が小さい簡単な構造ですむといった効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、切欠部は、加工代の除去加工に伴い、自然と製品形状から切り離されるから、切欠部が製品形状に影響を与えずにすむといった効果を奏する。
[一実施形態]
以下、本発明を図1〜図5に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1(a)は、テーラード素材1の全体を示す。このテーラード素材1は、自動車(車両)の外壁を形成する外壁部品の一部、例えば図2のようなワゴン車の外壁部品であるサイドアウタパネルSを成形するために用意されたオーダ素材である。なお、図2は、例えばテーラード素材1にプレス加工を施した直後の中間成形部品を示している。
このテーラード素材1は、サイドアウタパネルSの要求強度にしたがい大小の部位に分け、この分けた部位の板厚寸法を変えて、各部の要求強度を満せる素材にしている。
具体的には、例えばテーラード素材1は、図1(a)および図2(b)に示されるように要求強度が高い部分となる例えばサイドシルAのアウタ形状の成形(絞り)に適した横長のパネル部材1a(本願の第1パネル部材に相当)と、パネル部材1aより要求強度が低い部分となる例えばリヤフェンダBのアウタ形状の成形(絞り)に適した矩形状のパネル部材1bと、パネル部分1bより要求強度が低い部分となる例えばフロントピラーC、センタピラーD、サイドルーフレールEのアウタ形状の成形(絞り)に適したアーム状のパネル部材1c(本願の第2パネル部材に相当)との3つの領域に分けてある。そして、各領域での要求強度にしたがい、パネル部材1aには、板厚寸法が一番厚い素材(例えば1.6mm程度)が用い、パネル部材1bには、板厚寸法がパネル部材1aより薄い素材(例えば0.8mm程度)が用い、パネル部材1cには、板厚寸法がパネル部材1bより薄い素材(例えば0.7mm程度)が用いてある。
テーラード素材1の全体形状は、これらパネル部材1a〜1c同士を突き合わせ接合することによって形成してある。具体的には、図1(a),(b)に示されるようにテーラード素材1の全体は、パネル部材1aの上部に形成されているピラー根元成形部分11、12(フロント、センタ)の端面と、パネル部材1cに形成されているピラー下部成形部13,14(フロント、センタ)の端面とを突き合わせ溶接で接合、さらにはパネル部材1aの右側部に形成されているサイドシル成形部15の端面およびパネル部材1cの右下部にそれぞれ形成されているピラー上部成形部16,17の端面と、パネル部材1bの左側部と上部にそれぞれ形成されているリヤフェンダ端成形部18,19の端面とを突き合わせ溶接で接合することによって、一枚のブランク材にしてなる。図1(a)中のS1〜S4は、各パネル部材1a〜1cを接合した部分で形成される接合線を示している。むろん、各パネル部材1a〜1cの各縁部20には、所望の製品形状(サイドアウタパネルS)を確保するために必要な調整代、例えば図1(c)および図3中の一点鎖線αで示す領域、具体的には縁部20の先端を、若干、縁方向へ延ばして形成される加工代20bが形成してある。
なお、図1(a)のテーラード素材1上の二点鎖線は、プレス加工(絞り加工)により成形される代表的な部位(サイドシルA,フロントピラーC,センタピラーD、サイドルーフレールE)しか図示していない。
テーラード素材1は、プレス加工機(図示しない)により絞り成形が施されることによって、図2に示されるようにパネル部材1aには、所望の断面形状をもつ車両前後方向に延びるサイドシルAが成形され、パネル部材1bには、所望の断面形状をもつリヤフェンダBが成形され、パネル部材1cには、所望の断面形状をもつフロントピラーC、センタピラーD、サイドルーフレールEなどが成形される。
ここで、テーラード素材1のうち、パネル部材間を引き離すような材料の流動が発生する接合部付近には、同流動を要因とした接合部の割れを防ぐ工夫が施してある。
本実施形態では、例えば図1(c)に拡大して示される部位、具体的にはピラー根元成形部12(パネル部材1a)とピラー下部成形部14(パネル部材1c)とが接合される部位に、同工夫が施してある。
すなわち、この部位は、接合線S2の近くで、図3に示されるようなセンタピラーD(車両の上下方向に延設される部分)の断面形状を形成する絞り成形と、サイドシルA(車両の前後方向に延設される部分)の断面形状を形成する絞り成形とが同時に進行する難成形部分である。このため、絞り成形時(プレス加工)には、サイドシルAの絞り成形に伴う材料の流動により、パネル部材1a,1cには、図2中の矢印x、yに示されるような接合線1cから引き離す方向の力(荷重)が作用する。
一方、接合部の割れを防ぐ工夫には、テーラード素材1(プレス加工をする前の素材)の縁部20のうち、接合線S2の端(始端、始端)と隣接した縁部分20aに脆弱部25を形成する構造が用いられている。さらに述べるならば、脆弱部25は、少なくともパネル部材1a(板厚寸法が厚い部材)の縁部分20a、ここでは図1(c)、図2および図3に示されるようにパネル部材1a(板厚寸法が厚い部材)とパネル部材1c(板厚寸法の薄い側)との双方の縁部分20aにそれぞれ形成してある。
いずれも脆弱部25は、例えばパネル部分1a,1cの縁部20の一部を小さく切欠いた切欠部26で形成されている。これら切欠部26の形成によって、接合線S2の始端,終端(いずれも端)と隣合う各縁部分20aにおける剛性を、接合線S2の始端,終端(剛性強度が弱いとされる部位)よりも弱くしている。同切欠部26により、接合線S2から引き離す方向の力がパネル部材1a,1cに作用すると、切欠部26が有る縁部分20aが伸びるようにしてある。切欠部26の大きさや形状は、作用する過大な力やパネル部材の要素に応じて設定されるものである。なお、本実施形態の切欠部26は、例えば円弧形に凹ませた構造が用いてある。
また切欠部26は、いずれも、加工代20b、すなわち絞り成形(プレス加工)を終えた後で、除去加工が施される部分(領域内)だけに形成してある。これにより、最終製品のパネル部品(サイドアウタパネルS)には、切欠部26が残らずにすむようにしている。
このようにテーラード素材1に切欠部26(脆弱部25)を形成すると、難成形部分でも割れを避けた絞り成形が行なわれる。
すなわち、今、プレス加工機(図示しない)により、テーラード素材1に、製品の各部形状(サイドシルA,フロントピラーC,センタピラーD、サイドルーフレールEなど)を成形する絞り成形が一度に施されたとする。
このとき、難成形部分となるサイドシルAとセンタピラーDとが交叉する根元の曲がり部Gを含む地点では、センタピラーDとは異なる方向に延設されたサイドシルAの絞り成形の材料流動を受けて、図4中の矢印x,yに示されるような接合線S2からパネル部材1a,1cを引き離す方向の力(荷重)が作用する。
ここで、通常であれば、接合線S2の端(始端、始端)が剛性強度的に弱い部分であるが、本実施形態は、当該端の近くに切欠部26を形成したことによって、接合線S2の始端、始端と隣接した、切欠部26の有る縁部分20aが、接合線S2の端よりも剛性強度が弱い部分(脆弱部25)となっている。
このため、図4に示されるように上記のようにパネル部材1a,1cに引き離す方向の過大な力が作用すると(絞り加工時)、接合線S2はそのままで、切欠部26の有る縁部分20a(脆弱部25)だけが、荷重に耐え切れずに、絞り成形の進行に伴い次第に伸びていく。具体的には、同部分は、図4中の二点鎖線に示す小さな円弧から、次第に実線に示されるような大きな円弧形へ伸びる。
この伸びの挙動により、接合線S2へ加わるはずの過大な力は、脆弱部25の変形により吸収される(逃げ)。この力の吸収(逃げ)は、板厚寸法が厚いパネル部材1aだけに、切欠部26を形成することによっても得られるが、十分な吸収機能を確保するには、本実施形態のように板厚寸法の厚いパネル部材1aと板厚寸法の薄いパネル部材1cとの双方に形成した方が望ましい。
この吸収(逃げ)により、引き離す方向の力が加わることを要因とした、パネル部材1a,1cの接合線S2(接合部分)での割れの発生は抑えられる。
したがって、脆弱部25を形成する技術により、接合線S2から引き離す方向に力が過大な作用するような難成形が余儀なくされても、割れの発生なく絞り成形が進められ、良好な製品形状が形成できる。しかも、同技術は脆弱部25を形成するだけなので、テーラード素材1の製造に影響を与えることはない。特に、脆弱部25の形成には、縁部20の一部を切欠するという切欠構造を採用したので、脆弱部25は簡単な構造ですむ。
加えて、切欠部26は、加工代20bだけに形成してあるので、図5に示されるようにプレス加工後、得られた中間成形部品の形状を整えるという、通常、行なわれる加工代20bの除去加工を実施すれば、切欠部26は、加工代20bと一緒に中間成形部品から取り除かれるので、切欠部26が製品形状に影響を与える心配はない。
なお、一実施形態では、サイドシルとセンタピラーとが交わる部分にある接合線S2の割れを防ぐ構造を例に挙げたが、これに限らず、他の絞り成形に伴う材料の流動によって接合線から引き離すようなパネル部材の挙動が生じる部分に適用してもよい。例えば図1中のパネル部材1bとパネル部材1cとが接合する接合線S3,S4が有る部位に、本発明をそのまま適用してもよい。また一実施形態では、切欠部により脆弱部を形成する構造を用いたが、これに限らず、他の手段で、脆弱部を形成するようにしても構わない。もちろん、一実施形態では、割れを防ぐ構造を、サイドアウタパネルを成形するのに用いられるテーラード素材に適用したが、これに限らず、他の車両の部品、例えば各種のドアパネルやフレームなど、内板部品、外板部品、骨格部品などを成形するのに用いられるテーラード素材に適用してもよい。
本発明の一実施形態に係るテーラード素材を説明するための正面図。 同テーラード素材にプレス加工を施して成形されたサイドアウタパネルを示す正面図。 図2中のX部の外観を示す斜視図。 図2中のX部における詳細を説明するための正面図。 加工代を取り除いたセンタピラーの根元部を示す正面図。 テーラード素材を絞り成形するときに生じる割れを説明するための正面図。
符号の説明
1…テーラード素材、1a…パネル部材(第1パネル部材)、1c…パネル部材(第2パネル部材)、20…縁部、25…脆弱部、26…切欠部、S2…接合線(接合部)。

Claims (4)

  1. 第1パネル部材と第2パネル部材の端同士を突き合わせ接合してなるテーラード素材を用意し、同テーラード素材に、絞り成形されるテーラード素材製パネル部品の製造方法であって、
    前記テーラード素材には、前記絞り成形加工の前に、前記接合線の端と隣接した前記テーラード素材の縁部分に、同部分の剛性をパネル部材の接合部分より弱くする脆弱部を形成しておく
    ことを特徴とするテーラード素材製パネル部品の製造方法。
  2. 前記第1パネル部材と前期第2パネル部材の板厚はそれぞれ異なっており、前記脆弱部は、少なくとも板厚寸法の厚いパネル部材の縁部分に形成されることを特徴とする請求項1に記載のテーラード素材製パネル部品の製造方法。
  3. 前記脆弱部は、前記テーラード素材の縁部分の一部を切欠した切欠部で形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーラード素材製パネル部品の製造方法。
  4. 前記テーラード素材の縁部は、前記絞り成形を終えた後で、除去加工が施される加工代を有し、
    前記切欠部は、前記加工代の領域内だけに形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載のテーラード素材製パネル部品の製造方法。
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