JP7204282B2 - ラベル及び包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、サンドイッチやおにぎりといった食品を包装した包装袋等の包装体、及び、この包装体に貼着されるラベルに関する。
コンビニエンスストアやスーパー等で販売されるサンドイッチやおにぎり等の食品を包装した包装袋等の包装体には、一般に、賞味期限、原材料名、価格、バーコード等の商品情報が印刷されたラベルやキャンペーン用のラベルなどが、貼着されている。
例えば、側面が三角形状のサンドイッチは、外部から見易いように透明フィルム製の包装袋に包装されており、包装袋の正面に、具材を挟んだパンの切り口が位置し、両側面に、三角形状の側面が位置するように包装されている。この包装袋には、正面及び側面からの視線を遮らないように、商品情報が印刷されたラベルは、包装袋の背面に貼着されている。
包装袋の背面には、例えば、特許文献1に記載されているように、該包装袋を開封するために、摘んで操作される開封端が形成されている。この開封端は、背面上部に形成されており、この開封端を摘んで下方へ引き下げるように操作することによって、包装袋の背面に、開封端の幅に応じた開口が、上部から下方へ向かって形成されるようになっている。
特開2008-100716号公報
開封操作される包装袋の背面に貼着されているラベルは、上記開封端の幅より広い幅であって、開封端が引き下げるように操作されて開口が形成される領域を覆うように貼着されている。
このため、開封端を摘んで下方へ引き下げるように操作して開封する際に、開封位置が、ラベルが貼着された領域に達すると、ラベルが開封操作の邪魔となって円滑な開封が妨げられることになる。
本発明は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、包装体の開封を可及的に妨げないラベル、及び、このラベルを用いた包装体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明のラベルは、分断線に沿って開封される包装体に、前記分断線の少なくとも一部を覆うように貼着されるラベルであって、
当該ラベルに、前記包装体に貼着した状態で前記分断線に重なる仮想基準線を想定したときに、当該ラベルの接着面には、前記仮想基準線の近傍に、非接着領域が形成されており、
前記包装体は、その一面に、前記分断線を一対備えており、前記一対の分断線は、間隔を空けて、開封方向に沿うように形成され、
当該ラベルは、前記一対の分断線の間隔よりも広い幅であり、当該ラベルに前記一対の分断線にそれぞれ重なる一対の前記仮想基準線を想定したときに、前記一対の仮想基準線は、当該ラベルの幅方向に間隔を空けて、前記幅方向に直交する方向に沿って延び、
前記非接着領域は、前記一対の各仮想基準線にそれぞれ対応して、各仮想基準線の近傍にそれぞれ形成されている。
分断線は、包装体を開封することによって、包装体から分離される部分の境界となる線である。
仮想基準線の近傍には、仮想基準線を含む近傍、及び、仮想基準線を含まない近傍のいずれも含む。
本発明によると、ラベルの接着面には、分断線に重なる仮想基準線の近傍に、非接着領域が形成されているので、ラベルの仮想基準線の近傍は、包装体から分離した状態となっており、非接着領域がなく、ラベルの全面が包装体に密着している場合に比べて、開封す
る際の操作力が、分断線に重なる仮想基準線の近傍に効果的に作用し、仮想基準線に沿って開封し易いものとなる。
さらに、本発明によると、ラベルの接着面には、包装体の一対の分断線にそれぞれ重なる一対の各仮想基準線の近傍に、非接着領域がそれぞれ形成されているので、ラベルの各仮想基準線の近傍は、包装体からそれぞれ分離した状態となっており、非接着領域がなく、ラベルの全面が包装体に密着している場合に比べて、開封する際の操作力が、一対の分断線に重なる一対の仮想基準線の近傍に効果的に作用し、一対の仮想基準線に沿って開封し易いものとなる。
(2) 本発明の一実施態様では、前記非接着領域は、対応する前記仮想基準線を、前記幅方向に跨って形成されている。
この実施態様によると、ラベルの非接着領域は、対応する仮想基準線を、ラベルの幅方向に跨って形成されている、すなわち、仮想基準線を含んでその幅方向の両側に亘って、非接着領域が形成されているので、開封する際の操作力が、分断線に重なる仮想基準線の近傍に一層効果的に作用し、開封し易くなる。
(3)本発明の他の実施態様では、前記非接着領域は、対応する仮想基準線から当該非接着領域までの距離が、第1所定距離以内であり、前記第1所定距離が、前記一対の仮想基準線の間隔の17%の距離である。
この実施態様によると、各仮想基準線の近傍の非接着領域は、対応する仮想基準線から第1所定距離以内の近傍位置に形成されているので、開封する際の操作力を、分断線に重なる仮想基準線の近傍に効果的に作用させることができ、分断線に重なる仮想基準線に沿って容易に開封することができる。
(4) 本発明の一実施態様では、当該ラベルの前記幅方向の各一端から近接する側の非接着領域までの距離が、第2所定距離以上であり、前記第2 所定距離が、前記一対の仮想基準線の間隔の10% の距離である。
この実施態様によると、ラベルの幅方向の各一端から近接する側の非接着領域までの間は、非接着領域でない領域、すなわち、接着領域であり、この接着領域を、ラベルの幅方向の各一端から第2所定距離以上に亘って確保できるので、ラベルの幅方向の両端部が、包装体から浮き上がるのを防止することができる。
(6)本発明の好ましい実施態様では、前記接着面の全面に粘着剤層が形成され、前記非接着領域は、前記粘着剤層上に形成されて前記粘着剤層の粘着力を無効とする糊留め層である。
この実施態様によると、糊留め加工によって、非接着領域を所要の領域に形成することができる。
(7)本発明の他の実施態様では、前記接着面は、前記非接着領域を除いた全面に粘着剤層が形成されている。
この実施態様によると、当該ラベルの全面に、所要の領域を除いて粘着剤層を形成する、いわゆる粘着剤のパターン塗工によって、前記所要の領域を、非接着領域とすることができる。
(8) 本発明の更に他の実施態様では、前記包装体が、側面が三角形状のサンドイッチを収納した包装袋である。
この実施態様によると、サンドイッチの賞味期限や原材料等が印刷されたラベルが貼着された包装袋を、円滑に開封することができる。
(9) 本発明の包装体は、本発明のラベルが貼着されている。
本発明の包装体によると、ラベルが貼着され包装体を円滑に開封することができる。
本発明によれば、ラベルの接着面には、分断線に重なる仮想基準線の近傍に、非接着領域が形成されているので、ラベルの仮想基準線の近傍は、包装体から分離した状態となっており、非接着領域がなく、ラベルの全面が包装体に密着している場合に比べて、開封する際の操作力が、分断線に重なる仮想基準線の近傍に効果的に作用し、仮想基準線に沿って開封し易いものとなる。
図1は本発明の一実施形態に係る包装袋の斜視図である。 図2は図1の背面図である。 図3はラベルの一部の概略断面図である。 図4はラベルの非接着領域の形成パターンを説明するためのラベルの裏面図 である。 図5はラベルのサンプル及びその官能試験の結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る包装体を背面側から見た斜視図であり、この実施形態では、サンドイッチを包装した包装袋1に適用して説明する。
この包装袋1は、透明な包装フィルムの複数枚を重ね合わせて周縁部等の所要箇所をヒートシールして構成され、側面が三角形状のサンドイッチが収納されている。
包装袋1の背面1aには、当該包装袋1を開封するための一対の分断線DL,DLが、幅方向に間隔を空けて平行に形成されている。この実施形態では、一対に分断線DL,DLは、ミシン目によって形成されている。各分断線DL,DLは、包装袋1の背面1aの幅方向の中央に対して対称な直線状に形成されている。
一対の分断線DL,DLの上方には、開封操作する際の摘みとなる摘み片3が、一対の分断線DL,DLの各上端に連なるように、半円弧状等に切込み形成されている。
この包装袋1の背面1a側の内部には、図示しない内側シート片が、重ね合わされて所要箇所がヒートシールされて密封されている。
開封用の摘み片3及び一対の分断線DL,DLが形成されている包装袋1の背面1aには、賞味期限、原材料名、価格、バーコード等の商品情報が印刷されたラベル4が貼着されている。
この実施形態のラベル4は、矩形であり、図2に示されるように、その幅方向(図2の左右方向)の中央が、包装袋1の背面1aの幅方向の中央に一致するように貼着されている。このラベル4の幅は、包装体1の背面1aの一対の分断線DL,DLの間隔よりも広く、一対の分断線DL,DLを覆うように貼着されている。
ラベルは、上記のように、その幅方向の中央が、包装袋1の背面1aの幅方向の中央に一致するように貼着されているので、ラベルの幅方向の両側は、各分断線DL,DLから幅方向の外方に等しい幅でそれぞれ延びている。
当該サンドイッチを購入した消費者は、包装袋1の背面1a上部の摘み片3を摘んで引き下げるように開封操作する。これによって、背面1aの包装フィルム及び内側シートを、上下方向に延びる一対の分断線DL,DLに沿って分断し、両分断線DL,DLの間の部分を、包装袋1の背面1aから分離して開封する。
包装袋1の背面1aには、分断線DL,DLを覆うようにラベル4が貼着されているので、消費者が、摘み片3を摘んで下方へ引き下げて開封する際に、ラベル4が邪魔になって円滑な開封が妨げられることになる。
そこで、この実施形態のラベル4では、開封を可及的に妨げないように、次のように構成している。
包装袋1に貼着される従来のラベルでは、その裏面は接着面となっており、その全面に、接着剤層として粘着剤層が形成されており、ラベルは、その裏面の全面が包装袋1の背面1aに貼着されている。
これに対して、この実施形態では、包装袋1の開封が、ラベル4によって妨げられるのを抑制するために、ラベル4の裏面の全面を粘着剤層とするのではなく、所要の領域を、粘着力のない領域としている。具体的には、全面に粘着剤層が形成されたラベル4の裏面の所要の領域に、粘着剤層の粘着力を無効とする加工、いわゆる、糊留め加工を施した糊留め層を形成している。
図3は、この実施形態のラベル4の幅方向の一部の概略断面図である。
ラベル4は、基材5の表面に、商品情報等が印刷された印刷層6が形成され、接着面となる基材5の裏面には、その全面に粘着剤層7が形成されている。基材5は、例えば、紙、合成紙、樹脂フィルム等からなる。
この実施形態では、ラベル4の裏面の粘着剤層7上には、後述の所要の領域に、糊留め加工が施された糊留め層8が形成されて非接着領域とされている。この糊留め層8は、例えば、従来公知の糊留め剤が印刷されて形成される。
糊留め加工を施して非接着領域とする所要の領域を決定するために、糊留め加工を施す領域を変更した複数のラベルのサンプルを作製し、作製したラベルのサンプルを、包装袋1の背面1aを構成する、摘み片3及び分断線DL,DLが形成された包装フィルムに貼着し、摘み片3を摘んで引き下げて開封する際の開封のし易さ、及び、ラベルの端部の包装フィルムからの浮き上がりを、官能試験によって評価した。
図4は、作製したラベル4のサンプルにおける、糊留め加工が施された非接着領域の形成パターンを説明するためのラベル4の裏面図である。この図4において、斜線を施した領域が、裏面の全面に形成された粘着剤層7の粘着力を無効にする糊留め層8が形成された非接着領域NRであり、斜線が施されていない白地の領域が、粘着剤層7が露出している接着領域ARである。
この図4において、ラベル4に付されている破線は、包装袋1の背面1aにラベル4を貼着した場合に、上記一対の分断線DL,DLにそれぞれ重なると想定した一対の仮想基準線IL,ILである。
すなわち、ラベル4は、その一対の仮想基準線IL,ILが、包装袋1の背面1aの一対の分断線DL,DLに重なるように貼着される。
この実施形態のラベル4は、図4(a)に示すように、その幅Wが60mm、長さLが70mmの矩形であって、前記一対の仮想基準線IL,IL間の幅W1が30mmであり、各仮想基準線IL,ILと幅方向の各一端との間の各幅W2は等しく、15mmである。
作製したラベル4のサンプルでは、いずれも非接着領域NR,NRは、幅方向(図4の左右方向)の中央の仮想の中心線CLに対して対称となるように、かつ、各仮想基準線IL,ILの近傍にそれぞれ形成した。また、非接着領域NR,NRは、ラベル4の長手方向(図4の上下方向)の全長に亘って等しい幅で形成した。
ここで、ラベル4の領域は、一対の仮想基準線IL,ILの間の幅W1に亘る中間領域と、この中間領域よりも幅方向外方の領域であって、幅方向の一方側(左側)の幅W2に亘る一方側領域と、幅方向の他方側(右側)の幅W2に亘る他方側領域とに便宜上区分することができる。
ラベル4の複数のサンプルにおける、非接着領域NR,NRの形成パターンは、基本的に図4(a),(b),(c)の3つの形成パターンに分類することができる。
すなわち、図4(a)は、各非接着領域NR,NRを、対応する仮想基準線IL,IL、すなわち、近接する側の仮想基準線IL,ILの幅方向の外方に形成する場合であり、上記中間領域の両側、すなわち、一方側(左側)領域と他方側(右側)領域とにそれぞれ形成する場合である。この場合、各非接着領域NRの幅方向の内方側の各一端NR1は、対応する仮想基準線IL上にあってもよい。
図4(b)は、各非接着領域NR,NRを、対応する仮想基準線IL,ILを跨るように形成する場合であり、この場合、一方の非接着領域NRを、中間領域と一方側(左側)領域とに跨って形成し、他方の非接着領域NRを、中間領域と他方側(右側)領域とに跨って形成する。
図4(c)は、各非接着領域NR,NRを、対応する仮想基準線IL,ILの幅方向の内方に形成する場合であり、各非接着領域NR,NRを、中間領域内にそれぞれ形成する場合である。この場合、各非接着領域NRの幅方向の外方側の各一端NR2は、対応する仮想基準線IL上にあってもよい。
上記のように非接着領域NR,NRは、中心線CLに対して対称に形成されるので、一方の非接着領域NRの位置を特定することによって、他方の非接着領域NRの位置も同様に特定されることになる。
ここでは、ラベル4のサンプルにおける一方の非接着領域NRの形成位置を、次のように定義した。すなわち、図4に示すように、仮想基準線ILを基準位置「0(mm)」として、この仮想基準線ILから対応する非接着領域NRまでの距離を「D1(mm)」とし、図4(a)に示すように、非接着領域NRが、仮想基準線ILより外方の前記一方側領域にある場合を「+」とし、図4(c)に示すように、仮想基準線ILより内方側の中間領域にある場合を「-」とした。なお、図4(b)では、非接着領域NRが、基準位置である仮想基準線IL上にあるので、D1は「0(mm)」となる。
また、一方側の領域における、幅方向の一端から非接着領域NRまでの距離を「D2(mm)」とした。
上記のように位置が定義される非接着領域NR,NRの形成位置を異ならせたNo.1~No.12の12種類のラベル4のサンプルを作製し、官能試験によって、開封のし易さ、及び、ラベルの端部の包装フィルムからの浮き上がりを評価した。
この官能試験では、作製したラベルのサンプルを、摘み片3及び分断線DL,DLが形成された包装袋1の背面1aを構成する包装フィルムに貼着し、摘み片3を摘んで引き下げて開封する際の開封のし易さ、及び、包装フィルムからのラベルの端部の浮きを評価した。
開封のし易さ、すなわち、破れ易さは、摘み片3を摘んで引き下げて、貼着されたラベル4の上端に達するまでゆっくりと開封しておき、ラベル4の上端から下端まで摘み片3をゆっくりと引き下げて、そのときの破れ易さを、「良(○)」、「可(△)」、「不可(×)」の三段階で評価した。
また、ラベル4の幅方向の両端部における包装フィルムからの浮きを、「良(○)」、「可(△)」、「不可(×)」の三段階で評価した。
なお、作製した12種類のラベルのサンプルと共に、ラベルの裏面の全面が接着面となっている従来例のラベルについても同様に評価した。
図5は、従来例を含むラベルのサンプル及びその評価結果を示す図である。
この図5では、非接着領域の形成位置を示す上記D1、D2を示すと共に、ラベルの長手方向の一部の図4に対応するラベル領域を、幅W1(=30mm)の中間領域と、幅W2(=15mm)の一方側領域と、幅W2(=15mm)の他方側領域として示している。このラベル領域には、非接着領域NRを斜線で示し、接着領域ARを白地で示し、その下方に、各領域の幅(mm)を数値で示している。
また、D1、D2については、一対の仮想基準線DL,DLの間隔、すなわち、中間領域の幅W1に対する比率(D1/W1)、(D2/W1)を併せて示している。
この図5において、例えば、従来例は、ラベルの全領域が接着領域であって、ラベル領域における中間領域、一方側領域及び他方側領域の全てが白地で示され、D1、D2は規定できない。従来例は、開封のし易さは、「不可(×)」であり、ラベルの端部の浮きはなく、「良(○)」であった。
例えば、サンプルNo.1のラベルは、非接着領域NRの形成パターンが、上記図4(a)に対応するものであり、ラベル領域には、一方側領域及び他方側領域に、幅5mmの非接着領域NRが斜線で示されている。このサンプルNo.1のラベルでは、一方側領域及び他方側領域において、幅5mmの非接着領域NRの両側に、幅5mmの接着領域ARが白地で示されている。したがって、このサンプルNo.1のラベルでは、図4(a)に示されるD1が、「+5(mm)」となり、D2が、「5(mm)」となる。
例えば、サンプルNo.5のラベルは、非接着領域NRの形成パターンが、上記図4(b)に対応するものであり、ラベル領域には、一方側領域と中間領域とに跨る非接着領域NR、及び、中間領域と他方側領域とに跨る非接着領域NRがそれぞれ斜線で示されている。各非接着領域NRは、中間領域側における幅が5mmであり、一方側領域または他方側領域における幅が5mmであることが示されている。また、ラベルの幅方向の各一端から非接着領域NRまでの幅が10mmであることが示されている。したがって、このサンプルNo.5のラベルでは、D1が、「0(mm)」となり、D2が、「10(mm)」となる。
例えば、サンプルNo.11のラベルは、非接着領域NRの形成パターンが、上記図4(c)に対応するものであり、ラベル領域には、中間領域に、幅5mmの非接着領域NRが斜線で示されている。このサンプルNo.11のラベルでは、中間領域において、幅5mmの非接着領域NRの幅方向の外方に、幅5mmの接着領域ARが白地で示されている。したがって、このサンプルNo.11のラベルでは、図4(c)に示されるD1が、「-5(mm)」となり、D2が、「20=15+5(mm)」となる。
非接着領域NRが、対応する仮想基準線ILを跨って形成されたサンプル、すなわち、非接着領域NRが、一方側領域と中間領域とに跨って、及び、中間領域と他方側領域とに跨ってそれぞれ形成されたサンプルNo.5,9のラベルは、いずれも開封のし易さが、「良(○)」であった。このように開封をし易くするには、非粘着領域NRは、対応する仮想基準線ILを跨ってその近傍に形成するのが好ましい。
非接着領域NRが、中間領域からその外方の領域に形成されたサンプルNo.1~4,6~8のラベルの内、サンプルNo.3,6のラベル以外は、開封のし易さがいずれも「良(○)」であったが、サンプルNo.3,6のラベルは、開封のし易さがいずれも「可(△)」であった。
開封のし易さが「良(○)」であったサンプルNo.2,8のラベルは、いずれも上記D1が「0」であって、基準位置である仮想基準線IL上から非接着領域NRが形成されている。同じく開封のし易さが「良(○)」であったサンプルNo.4のラベルは、D1が「+2」であって、仮想基準線ILからその外方の非接着領域NRまでの距離が2mmであり、同じく開封のし易さが「良(○)」であったサンプルNo.7のラベルは、D1が「+4」であって、仮想基準線ILからその外方の非接着領域NRまでの距離が4mmであり、同じく開封のし易さが「良(○)」であったサンプルNo.1は、D1が「+5」であって、仮想基準線ILからその外方の非接着領域NRまでの距離が5mmである。
このように仮想基準線ILから対応する非接着領域NRまでの距離が、「0(mm)」、「2(mm)」、「4(mm)」、「5(mm)」のサンプルNo.2,8;4,7,1の各ラベルは、開封のし易さが、いずれも「良(○)」であり、好ましい。
これに対して、開封のし易さが「可(△)」であったサンプルNo.3のラベルは、D1が「+7」であって、仮想基準線ILからその外方の非接着領域NRまでの距離が7mmであり、同じく開封のし易さが「可(△)」であったサンプルNo.6のラベルは、D1が「+9」であって、仮想基準線ILからその外方の非接着領域NRまでの距離が9mmである。
このように仮想基準線ILから対応する非接着領域NRまでの距離が、「5(mm)」以内であるサンプルNo.2,8,4,7,1の各ラベルは、開封のし易さが、いずれも「良(○)」であるのに対して、仮想基準線ILから対応する非接着領域NRまでの距離が、「5(mm)」を超えるサンプルNo.3,6のラベルでは、いずれも開封のし易さが、「可(△)」であった。
したがって、開封をし易くするためには、非接着領域NRは、対応する仮想基準線ILからの距離が、第1所定距離である5mm以内の近傍にあるのが好ましい。この第1所定距離は、一対の仮想基準線IL,ILの間隔、すなわち、中間領域の幅W1(=30mm)に対する比率で示すと、「0.17」、すなわち、「17」%である。
サンプルNo.3,6の各ラベルは、いずれも開封のし易さが「可(△)」であり、従来例の開封のし易さである「不可(×)」に比べて、開封し易くなっている。
したがって、従来例に比べて、開封し易くするためには、上記第1所定距離を、「5(mm)」に代えて、サンプルNo.3の「7(mm)」、あるいは、「9(mm)」としてもよく、一対の仮想基準線IL,ILの間隔に対する比率で示すと、「23(%)」、あるいは、「30(%)」としてもよい。
すなわち、非接着領域NRは、対応する仮想基準線ILからの距離が、9mm、好ましくは7mm、より好ましくは5mm以内の近傍に形成される。この距離は、一対の仮想基準線IL,ILの間隔の30%、好ましくは23%、より好ましくは17%である。
非接着領域NRが、対応する仮想基準線ILの内方、すなわち、中間領域内に形成されたサンプルNo.10~12のラベルの内、サンプルNo.10のラベルは、開封のし易さが「良(○)」であったが、サンプルNo.11,12のラベルは、開封のし易さがいずれも「不可(×)」であった。
開封のし易さが「良(○)」であったサンプルNo.10のラベルは、D1が「0」であって、基準位置である仮想基準線IL上から非接着領域NRが形成されている。これに対して、開封のし易さが「不可(×)」であったサンプルNo.11のラベルは、D1が「-5」であって、仮想基準線ILからその内方の非接着領域NRまでの距離が5mmであり、同じく開封のし易さが「不可(×)」であったサンプルNo.12は、D1が「-7」であって、仮想基準線ILからその内方の非接着領域NRまでの距離が7mmである。
このように非接着領域NRを、対応する仮想基準線ILの内方に形成する場合には、サンプルNo.10のラベルのように、D1が「0」、すなわち、仮想基準線IL上からその内方へ形成するのが好ましい。
また、サンプルNo.11のラベルのように、仮想基準線ILからその内方の非接着領域NRまでの距離が5mmでは、開封のし易さが「不可(×)」であるので、仮想基準線ILからその内方の非接着領域NRまでの距離は、少なくとも5mm未満である必要があり、一対の仮想基準線IL,ILの間隔の17%未満である必要がある。
非接着領域NRが、中間領域の外方の領域に形成されたサンプルNo.1~9のラベルの内、サンプルNo.6,7のラベル以外は、ラベルの端部の包装フィルムからの浮きがなく、いずれも「良(○)」であったが、サンプルNo.6,7のラベルは、端部における包装フィルムからの浮きが認められ、「可(△)~不可(×)」であった。
端部の浮きが「可(△)~不可(×)」であったサンプルNo.6,7は、D2がいずれも「1」mmであり、ラベルの幅方向の各一端から非接着領域NRまでの距離が1mmである。言い換えると、ラベルの端部から非接着領域NRまでは、僅か1mm幅しか接着領域ARが存在しない。
これに対して、サンプルNo.3,4のラベルは、D2がいずれも「3」mmであり、ラベルの幅方向の端部から非接着領域NRまでの距離が3mmである。言い換えると、ラベルの端部から非接着領域までの幅3mmの領域が、接着領域ARとなっている。また、サンプルNo.1,8,9のラベルは、D2がいずれも「5」mmであり、ラベルの幅方向の端部から非接着領域NRまでの距離が5mmである。言い換えると、ラベルの端部から非接着領域NRまでの幅5mmの領域が、接着領域となっている。サンプルNo.2,5のラベルは、D2がいずれも「10」mmであり、ラベルの幅方向の端部から非接着領域NRの近接する側の端NR2までの距離が10mmである。言い換えると、ラベルの端部から非接着領域NRまでの幅10mmの領域が、接着領域となっている。
このようにラベルの端部から非接着領域NRまでの距離が、1mmのサンプルNo.6,7のラベルでは、ラベルの端部の接着領域ARの幅が、1mmと狭いために、端部の包装フィルムからの浮きが生じるのに対して、ラベルの端部から非接着領域NRまでの距離が3mm以上であるサンプルNo.1~5,8,9のラベルでは、ラベルの端部の包装フィルムからの浮きは認められなかった。したがって、ラベルの幅方向の各一端から近接する非接着領域NRまでの距離が、第2所定距離である3mm以上であるのが好ましく、この3mmは、一対の仮想基準線IL,ILの間隔の10%である。
したがって、ラベルの幅方向の各一端から近接する非接着領域NRまでの第2所定距離は、好ましくは3mm以上、一対の仮想基準線IL,ILの間隔の10%以上であるのが好ましい。
上記実施形態では、分断線DLは、ミシン目で構成したが、ミシン目に限らず、ハーフカットや貫通孔などで構成してもよい。
上記実施形態では、図3に示されるように、裏面の全面に粘着剤層7を形成し、このラベル4の裏面の所要の領域に、糊留め層8を形成して非接着領域としたが、本発明の他の実施形態として、ラベル4の裏面に、前記所要の領域を除いて粘着剤層7を形成する、つまり、前記所要の領域を、粘着剤層7を形成しない領域とする、いわゆる粘着剤のパターン塗工によって、前記所要の領域を非接着領域としてもよい。
ラベルが貼着される包装体は、分断線に沿って分断されて開封するものであれば、開封のための構成は、上記実施形態に限らず、任意である。
また、包装体は、サンドイッチを包装袋に限らず、おにぎりやその他の食品等を包装する包装袋や包装容器にも適用できるものである。
1 包装袋
1a 背面
3 摘み片
4 ラベル
7 粘着剤層
8 糊留め層
11 切込み
DL 分断線
IL 仮想基準線
CL 中心線
NR 非接着領域
AR 接着領域

Claims (7)

  1. 分断線に沿って開封される包装体に、前記分断線の少なくとも一部を覆うように貼着されるラベルであって、
    当該ラベルに、前記包装体に貼着した状態で前記分断線に重なる仮想基準線を想定したときに、当該ラベルの接着面には、前記仮想基準線の近傍に、非接着領域が形成されており、
    前記包装体は、その一面に、2本一対の前記分断線を備えており、
    前記2本一対の分断線は、互いの間隔を空けて、開封方向に沿うように当該包装体に一体に形成されており、
    当該ラベルは、前記2本一対の分断線の前記間隔よりも広い幅であり、当該ラベルに前記2本一対の分断線にそれぞれ重なる2本一対の前記仮想基準線を想定したときに、前記2本一対の仮想基準線は、当該ラベルの幅方向に間隔を空けて、前記幅方向に直交する方向に沿って延び、
    前記非接着領域は、前記2本一対の各仮想基準線にそれぞれ対応して、各仮想基準線の近傍にそれぞれ形成され、
    当該ラベルの前記幅方向の各一端から近接する側の非接着領域までの距離が、第2所定距離以上であり、前記第2所定距離が、前記一対の仮想基準線の間隔の10%の距離である、
    ことを特徴とするラベル。
  2. 前記非接着領域は、対応する前記仮想基準線を、前記幅方向に跨って形成されている、請求項1に記載のラベル。
  3. 前記非接着領津域は、対応する仮想基準線から当該非接着領域までの距離が、第1所定距離以内であり、前記第1所定距離が、前記一対の仮想基準線の間隔の17%の距離である、請求項1に記載のラベル。
  4. 前記接着面の全面に粘着剤層が形成され、前記非接着領域は、前記粘着剤層上に形成されて前記粘着剤層の粘着力を無効とする糊留め層である、請求項1ないし3のいずれかに記載のラベル。
  5. 前記接着面は、前記非接着領域を除いた全面に粘着剤層が形成されている、請求項1ないし4のいずれかに記載のラベル。
  6. 前記包装体が、側面が三角形状のサンドイッチを収納した包装袋である、請求項1ないし5のいずれかに記載のラベル。
  7. 前記請求項1ないし6のいずれかに記載のラベルが貼着されている、ことを特徴とする包装体。
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