JP7201374B2 - ブラケットおよび電子機器 - Google Patents
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Description
図1は電子機器装置10の外観構成を示す図であり、図2は電子機器装置10の分解斜視図である。電子機器装置10は、キャビネット12と、キャビネット12に固定されたスタッド14(図2参照)と、キャビネット12に取り付けられた電子機器20とを有する。
以上、本発明の一例として上記の実施の形態が説明されたが、本発明の技術的範囲は上記の実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。上記の実施の形態に変更または改良を加えた例を以下に記載する。ただし、上記実施の形態において説明した構成と同等の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5は変形例1のブラケット24を図3と同じ視点で示す図であり、図6は図5のVI-VI線矢視断面図である。上記実施の形態では、中間プレート部30が載置部40、係止爪42およびスライド抑制部44を有していたが、変形例1では、固定プレート部26が載置部40、係止爪42(図6参照)およびスライド抑制部44を有する。
図7は、変形例2のブラケット24を図3と同じ視点で示す図である。変形例2のブラケット24では、中間プレート部30における載置部40が、下方向に突出する突出部50を有する。具体的に突出部50は、一対の板バネ44a、44bの間に設けられ、中間プレート部30の下面から下方に突出しており、その突出部50の下面の少なくとも一部に係止爪42が形成される。
図8は、変形例3のブラケット24を図3と同じ視点で示す図である。変形例3のブラケット24では、中間プレート部30における載置部40が、中間プレート部30の下面よりも上方向に窪んだ窪み部40Dを有する。この窪み部40Dの表面は弧状に形成され、その表面の少なくとも一部に係止爪42が形成される。窪み部40Dがあることで、ブラケット24(載置部40)を仮置きする際にスタッド14を載置部40に案内し易くなる。なお、窪み部40Dは窪まなくてもよい。つまり、窪み部40Dがなくてもよい。
上記実施の形態では、係止爪42は、スタッド14の溝14aに嵌合するねじ山とされたが、例えば、図9A~図9Cに示すような形状とされてもよい。図9A~図9Cは、変形例4の係止爪42を示す図である。
図10は、変形例5のスナップフィット部の一部を示す図である。具体的には、スナップフィット部を構成する板バネ44a、44bのうち、一方の板バネ44aが示されている。
図11は、変形例6のブラケット24を図7と同じ視点で示す図であり、図12は、変形例6のブラケット24を上面側からみた図である。変形例6のブラケット24では、一対の板バネ44a、44bを互いに離れる方向に可動させる治具60が、中間プレート部30に形成されたスライド孔SHに介して、当該中間プレート部30に対して上下方向へスライド可能に設けられる。このような治具60が設けられることで、スタッド14を挟み込んだ一対の板バネ44a、44bを取り外し易くなり、キャビネット12から電子機器20を取り外す際の保守作業が向上する。
上記実施の形態の支持プレート部28は、固定プレート部26よりも前側においてその固定プレート部26と略平行に配置され、電子機器本体22の筐体22aの背面部分に固定されていた。しかし、支持プレート部28の形状および電子機器本体22での固定箇所は、上記実施の形態に限定されない。
上記実施の形態の中間プレート部30は、固定プレート部26および支持プレート部28に対して中間プレート部30の全体が略直交する方向に配置され、固定プレート部26の下端と支持プレート部28の上端とを接続していた。しかし、中間プレート部30の形状、固定プレート部26に対する接続位置および支持プレート部28に対する接続位置は、上記実施の形態に限定されない。
上記実施の形態では、電子機器20における電子機器本体22とブラケット24とが別々に構成された。しかし、電子機器20における電子機器本体22と、ブラケット24とが一体に構成されてもよい。すなわち、電子機器本体22の筐体22aと支持プレート部28とが一対に構成され、電子機器20は、当該電子機器本体22を側壁12cに固定するための固定プレート部26と、その固定プレート部26と電子機器本体22とを接続する中間プレート部30とを備える。この場合であっても、電子機器20は、上記実施の形態の載置部40、係止爪42およびスライド抑制部44を有する。
上記実施の形態および上記変形例は、矛盾の生じない範囲で任意に組み合わされてもよい。
上記の実施の形態および変形例から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
14…スタッド(円柱状部材) 20…電子機器
22…電子機器本体 24…ブラケット
26…固定プレート部 28…支持プレート部
30…中間プレート部 32…補強プレート部
40…載置部 42…係止爪
44…スライド抑制部 50…突出部
60…治具
Claims (8)
- 円柱状に形成され外周面に溝を有する円柱状部材が固定された壁に電子機器本体を取り付けるためのブラケットであって、
重力が働く方向を下方向とし前記下方向とは逆の方向を上方向とした場合に前記円柱状部材の上部に載置される載置部と、
前記載置部に設けられ、前記円柱状部材の上部に前記載置部が載置されたときに前記円柱状部材の前記溝に係止する係止爪と、
前記円柱状部材の上部に前記載置部が載置されたときに前記円柱状部材を挟み込み可能な一対の板バネで構成されるスナップフィット部と、
を備える、ブラケット。 - 請求項1に記載のブラケットであって、
前記ブラケットを前記壁に固定するための固定プレート部と、
前記電子機器本体を支持するための支持プレート部と、
前記固定プレート部と前記支持プレート部とを接続する中間プレート部と、
を備え、
前記中間プレート部は、前記載置部を有する、ブラケット。 - 請求項2に記載のブラケットであって、
前記スナップフィット部は、前記中間プレート部に設けられ、前記円柱状部材の上部に載置される前記載置部の位置が、上下方向および前記円柱状部材の中軸方向に直交する左右方向へスライドすることを抑制する、ブラケット。 - 請求項1に記載のブラケットであって、
前記一対の板バネの内側には、前記円柱状部材の上部に前記載置部が載置されたときに前記円柱状部材の前記溝に係止する第2の係止爪が設けられる、ブラケット。 - 請求項1に記載のブラケットであって、
前記載置部は、前記一対の板バネの間に設けられ、前記下方向に突出する突出部を有し、前記突出部に前記係止爪が設けられる、ブラケット。 - 請求項1に記載のブラケットであって、
前記ブラケットを前記壁に固定するための固定プレート部と、
前記固定プレート部に設けられ、前記円柱状部材が挿通可能な貫通孔と、
を備え、
前記載置部は、前記固定プレート部のうち前記貫通孔の上側部分である、ブラケット。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載のブラケットと、
前記電子機器本体と、
を備える、電子機器。 - 円柱状に形成され外周面に溝を有する円柱状部材が固定された壁に取り付けられる電子機器であって、
重力が働く方向を下方向とし前記下方向とは逆の方向を上方向とした場合に前記円柱状部材の上部に載置される載置部と、
前記載置部に設けられ、前記円柱状部材の上部に前記載置部が載置されたときに前記円柱状部材の前記溝に係止する係止爪と、
前記円柱状部材の上部に前記載置部が載置されたときに前記円柱状部材を挟み込み可能な一対の板バネで構成されるスナップフィット部と、
を備える、電子機器。
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Family Applications (1)
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