JP6539053B2 - ワゴン式棚装置 - Google Patents
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「4つのコーナー部を有する平面視略四角形の金属板製棚板と、前記棚板をそのコーナー部において支持する4本の金属板製支柱と、前記各支柱の下端又は最下段の棚板のコーナー部に設けたキャスタと、を備えており、
前記棚板は、水平姿勢の基板の四辺に鉛直姿勢の外壁が形成された浅い箱状であって、前記外壁のうち前記基板から遠い先端に、各外壁で囲われた内部空間の側に位置した内壁が外連接部を介して折り返し形成されており、前記外壁と内壁との間に空間が空いている一方、前記支柱は平面視で直交した2枚の側板を有しており、前記両側板がそれぞれ締結具によって前記棚板に固定されている」
という基本構成になっている。
「前記棚板における隣り合った外壁の横端縁は互いに当接又は近接しており、各外壁の横端部に、支柱の側板と対向した棚側ストッパー片を一体に又は別体に設けている一方、
前記支柱における両側板の内面には、前記棚板の外壁に重なると共に前記棚側ストッパ ー片に横方向から当接又は近接する支柱側位置決め片が一体に又は別体に設けられている」
という構成を特徴にしている。
「4つのコーナー部を有する平面視略四角形の金属板製棚板と、前記棚板をそのコーナー部において支持する4本の金属板製支柱と、前記各支柱の下端又は最下段の棚板のコーナー部に設けたキャスタと、を備えており、
前記棚板は、水平姿勢の基板の四辺に鉛直姿勢の外壁が形成された浅い箱状であって、前記外壁のうち前記基板から遠い先端に、各外壁で囲われた内部空間の側に位置した内壁が外連接部を介して折り返し形成されている一方、
前記支柱は平面視で直交した2枚の側板を有しており、前記両側板がそれぞれ締結具によって前記棚板に固定されている」
という構成において、
「前記棚板における隣り合った外壁の横端縁は互いに当接又は近接しており、各外壁の横端部に、当該横端部と支柱との間に位置する棚側ストッパー片を一体に又は別体に設けている一方、
前記支柱における両側板の内面には、前記棚板の外壁に重なると共に前記棚側ストッパー片に横方向から対向する支柱側ストッパー片が一体に又は別体に設けられている」
というものである。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4の実施形態は、請求項1を具体化したものである。まず、各実施形態に共通したワゴン式棚装置の概要を、図1に基づいて説明する。
次に、図2(A)に示す第1実施形態を説明する。外壁5のうち基板4と反対側の先端縁4aに、棚板1の内部に位置した内壁8が外連接部9介して一体に折り返し形成されており、更に、内壁8のうち基板4に近い先端に、外壁5に重なる補助壁10が、下連接部11を介して一体に折り返し形成されている。補助壁10は上連接部9の側(基板4から離れる方向)に向いており、補助壁10のうち支柱2と重複する横端部に、締結具の構成要素である雌ねじ部の一例として、ボルト7がねじ込まれるナット12を溶接によって固定している。
次に、図2(B)〜(D)に示す第2〜4実施形態を説明する。図2(A)に示す第2実施形態では、内壁8に円形等の透かし穴14を空けて、この透かし穴14からナット12を空所内に挿入している。ナット12は、例えば組立時にソケットレンチで保持しておいてもよいし、透かし穴14に嵌め込まれる保持具(ホルダー、図示せず)に保持しておいてもよい。
次に、図3に示す第5〜7実施形態を説明する。図3(A)に示す第5実施形態と図3(B)に示す第6実施形態とは、第2〜4実施形態と同様に後付けでナット12を溶接するものであるが、ナット12を、内連接部11に設けた逃がし穴17から中空部に嵌め込む点に一つの特徴がある。
図4に示す第8実施形態では、隣り合った2つの保持金具18の連接片12cを一体に連続させている。この実施形態では、保持金具18は隣り合った補助壁10を連結する補強部材の役割を果たすため、棚板1の堅牢性を一層向上できると共に、ワゴン式棚装置の倒れ抑制機能も更に向上できる。
図5では、第1参考例を示している。この参考例では、従前の実施形態の補助壁10は備えておらず、内壁8の下端には、先端が外壁5に当接する自由端部22が形成されている。なお、自由端部22は基板4に近づくように傾斜しているが、基板4と平行な水平姿勢に形成したり、基板4から遠ざかるように(外連接部9に近づくように)傾斜させてもよい。外連接部9は外向き凸の円弧状に形成している。
次に、図7では第4参考例を示している。この第4参考例は、支柱2と棚板1との位置決め手段に関するものである。この第4参考例では、締結手段してとのボルト及びナットは締結具の一例になる。
次に、図8(A)(B)に示す第5参考例を説明する。この第5参考例では、支柱2の側板6は、外側部分6aとここれに折り返し形成された内側部分6bとで二重構造になっており、コーナー部に、隣り合った内側部分に重なるインナーストッパー28を固定している(インナーストッパー28は、内側部分6bを外側に向けて折り返すことによっても形成できる。)。この参考例では、インナーストッパー28は単なるL形の形態であり、第4参考例のように切り欠き30や係合突起31は備えてない。
次に、図8(C)(D)に示す第9実施形態を説明する。この実施形態は請求項2を具体化したもので、第5参考例と同様に、支柱2の側板6は、外側部分6aとこれに折り返し形成された内側部分6bとで二重構造になっている。内側部分6bは支柱2の内角までは至っておらずに、内側部分6bの横端と支柱2の内角との間には若干の(例えば数mm〜10mm程度)の間隔が空いており、内側部分6bを支柱側ストッパー片と成している。
本願発明の実施形態は上記の構成に尽きるものではなく、更に、様々に具体化できる。例えば、雌ねじ部(ナット)の配置に関する実施形態と位置決めに関する実施形態とは、任意に組み合わせることができる。
2 支柱
3 キャスタ
4 基板
5 外壁
5a 横端縁
6 側板
6a 外側部分
6b 支柱側ストッパー片にもなる内側部分
7 ボルト(ファスナ)
8 内壁
9 外連接部
10 補助壁
11 内連接部
18 保持金具
28 インナーストッパー
32 アウターストッパーを構成する係合穴
33 アウターストッパーを構成する係合突起
37 棚側ストッパー片の一例としての折り返し片
38 凹部
39 凸部
41 係合穴
42 係合突起
Claims (3)
- 4つのコーナー部を有する平面視略四角形の金属板製棚板と、前記棚板をそのコーナー部において支持する4本の金属板製支柱と、前記各支柱の下端又は最下段の棚板のコーナー部に設けたキャスタと、を備えており、
前記棚板は、水平姿勢の基板の四辺に鉛直姿勢の外壁が形成された浅い箱状であって、前記外壁のうち前記基板から遠い先端に、各外壁で囲われた内部空間の側に位置した内壁が外連接部を介して折り返し形成されており、前記外壁と内壁との間に空間が空いている一方、
前記支柱は平面視で直交した2枚の側板を有しており、前記両側板がそれぞれ締結具によって前記棚板に固定されている、
という構成であって、
前記締結具はボルトと雌ねじ部とから成っており、前記ボルトは、頭が支柱の外側に位置する姿勢である一方、
前記内壁のうち前記基板に近い先端に、前記外壁に重なって外連接部に向いた補助壁が内連接部を介して折り返し形成されており、前記補助壁に前記雌ねじ部を部を設けている、
ワゴン式棚装置。 - 4つのコーナー部を有する平面視略四角形の金属板製棚板と、前記棚板をそのコーナー部において支持する4本の金属板製支柱と、前記各支柱の下端又は最下段の棚板のコーナー部に設けたキャスタと、を備えており、
前記棚板は、水平姿勢の基板の四辺に鉛直姿勢の外壁が形成された浅い箱状であって、前記外壁のうち前記基板から遠い先端に、各外壁で囲われた内部空間の側に位置した内壁が外連接部を介して折り返し形成されており、前記外壁と内壁との間に空間が空いている一方、
前記支柱は平面視で直交した2枚の側板を有しており、前記両側板がそれぞれ締結具によって前記棚板に固定されている、
という構成であって、
前記棚板における隣り合った外壁の横端縁は互いに当接又は近接しており、各外壁の横端部に、当該横端部と支柱との間に位置する棚側ストッパー片を一体に又は別体に設けている一方、
前記支柱における両側板の内面には、前記棚板の外壁に重なると共に前記棚側ストッパー片に横方向から対向する支柱側ストッパー片が一体に又は別体に設けられている、
ワゴン式棚装置。 - 4つのコーナー部を有する平面視略四角形の金属板製棚板と、前記棚板をそのコーナー部において支持する4本の金属板製支柱と、前記各支柱の下端又は最下段の棚板のコーナー部に設けたキャスタと、を備えており、
前記棚板は、水平姿勢の基板の四辺に鉛直姿勢の外壁が形成された浅い箱状であって、前記外壁のうち前記基板から遠い先端に、各外壁で囲われた内部空間の側に位置した内壁が外連接部を介して折り返し形成されている一方、
前記支柱は平面視で直交した2枚の側板を有しており、前記両側板がそれぞれ締結具によって前記棚板に固定されている、
という構成であって、
前記棚板における隣り合った外壁の横端縁は互いに当接又は近接しており、各外壁の横端部に、当該横端部と支柱との間に位置する棚側ストッパー片を一体に又は別体に設けている一方、
前記支柱における両側板の内面には、前記棚板の外壁に重なると共に前記棚側ストッパー片に横方向から対向する支柱側ストッパー片が一体に又は別体に設けられている、
ワゴン式棚装置。
Priority Applications (1)
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JP2015008637A JP6539053B2 (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | ワゴン式棚装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015008637A JP6539053B2 (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | ワゴン式棚装置 |
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JP2016131745A JP2016131745A (ja) | 2016-07-25 |
JP6539053B2 true JP6539053B2 (ja) | 2019-07-03 |
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ID=56434922
Family Applications (1)
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JP2015008637A Active JP6539053B2 (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | ワゴン式棚装置 |
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-
2015
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