JP2010174572A - カーテンウォール固定用ブラケット及びカーテンウォール - Google Patents

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【課題】寸法精度の低下や連結ボルトを締結する際の作業性低下を招来することなく、固定部材の脱落を確実に防止すること。
【解決手段】カーテンウォール1を構成する面材10に取り付けられる取付部21と、両端面が開口し、内部にナット部材50,51を収容する収容溝23a,23bと、収容溝23a,23bに交差して形成された連結ボルト用挿通孔23eとを有し、建造物の躯体Aに設けたファスナーB及び連結ボルト用挿通孔23eを介してナット部材50,51に連結ボルト40を締結することにより、ファスナーBを介して躯体Aに面材10を支持させるカーテンウォール固定用ブラケット20において、収容溝23a,23bの両端部においてナット部材50,51の端面の少なくとも一部に対向する部位にネジ部材30を配設した。
【選択図】図2

Description

本発明は、カーテンウォール固定用ブラケット及びカーテンウォールに関する。
建造物の外壁として用いられるカーテンウォールは、コンクリートパネルやガラスによって構成した面材と、この面材を躯体に固定するための固定用ブラケットとを備えて構成されている。固定用ブラケットは、面材の内表面に沿って延在する取付部と、取付部の上端部から外方に向けて突設した突設部とを有しており、取付部を介して面材の内表面に取り付けられている。固定用ブラケットの取付部には、面材との間に位置する部位に固定部材としてナット部材が設けられている。ナット部材は、連結ボルトが螺合するための締結孔を有したもので、取付部において面材に対向する部位に設けた収容溝に収容されている。収容溝は、面材に対向する部位の開口が内部の幅よりも狭幅となるように構成されており、端面から挿入したナット部材を脱落することなく保持することが可能である。
この種のカーテンウォールを建造物に取り付ける場合には、まず、躯体にファスナーが取り付けられる。ファスナーは、躯体の上面に固定される固定片と固定片の先端部から上方に向けて延在した起立片とを備えたアングル材である。このファスナーの起立片を覆う態様で固定用ブラケットの突設部を配置し、さらにファスナーの起立片及び固定用ブラケットの取付部を介してナット部材に連結ボルトを締結すれば、面材が躯体に支持されることになる。
特開2006−144290号公報
上記のようなカーテンウォール固定用ブラケットにおいては、ウェルドナットのようにナット部材を固定用ブラケットに溶接していないため、熱による変形が招来されることがなく、寸法精度の点で有利となる。しかしながら、固定用ブラケットを運搬する場合には、収容溝の端面からナット部材が脱落する恐れがある。
このため従来では、固定用ブラケットの取付部に形成した連結ボルト用挿通孔とナット部材の締結孔とに亘ってリング部材を挿通させたり、索状部材を挿通させて縛ることにより、ナット部材の固定用ブラケットからの脱落を防止するようにしている。
しかしながら、リング部材や索状部材を挿通させた場合には、そのまま連結ボルトを締結することが困難である。従って、連結ボルトの締結作業時には、都度リング部材や索状部材を取り外す作業が必要となり、作業性の点で必ずしも好ましいとはいえない。
本発明は、上記実情に鑑みて、寸法精度の低下や連結ボルトを締結する際の作業性低下を招来することなく、固定部材の脱落を確実に防止することのできるカーテンウォール固定用ブラケット及びカーテンウォールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るカーテンウォール固定用ブラケットは、カーテンウォールを構成する面材に取り付けられる取付部と、両端面が開口し、内部に固定部材を収容する収容溝と、前記収容溝に交差して形成された連結ボルト用挿通孔とを有し、建造物の躯体に設けたファスナー及び前記連結ボルト用挿通孔を介して前記固定部材に連結ボルトを締結することにより、当該ファスナーを介して前記躯体に前記面材を支持させるカーテンウォール固定用ブラケットにおいて、前記収容溝の両端部において前記固定部材の端面の少なくとも一部に対向する部位に脱落防止部材を配設したことを特徴とする。
また、本発明に係るカーテンウォール固定用ブラケットは、上述したカーテンウォール固定用ブラケットにおいて、前記固定部材は、ナット部材であり、前記脱落防止部材は、頭部の一部を前記ナット部材の端面に対向させた状態で螺合したネジ部材であることを特徴とする。
また、本発明に係るカーテンウォール固定用ブラケットは、上述したカーテンウォール固定用ブラケットにおいて、前記取付部は、プレート状を成し、かつ前記収容溝は、前記取付部から突出して形成した収容部を貫通するように設けたものであり、前記脱落防止部材は、弾性部材によって無端環状に成形し、前記収容溝の両端面を通過した状態で前記収容部に装着した弾性ベルト部材であることを特徴とする。
また、本発明に係るカーテンウォールは、面材に取り付けられる取付部と、両端面が開口し、内部に固定部材を収容する収容溝と、前記収容溝に交差して形成された連結ボルト用挿通孔とを有した固定用ブラケットを具備し、建造物の躯体に設けたファスナー及び前記連結ボルト用挿通孔を介して前記固定部材に連結ボルトを締結することにより、当該ファスナーを介して前記躯体に前記面材を支持させるようにしたカーテンウォールにおいて、前記固定用ブラケットは、前記収容溝の両端部において前記固定部材の端面の少なくとも一部に対向する部位に脱落防止部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るカーテンウォールは、上述したカーテンウォールにおいて、前記固定部材は、ナット部材であり、前記脱落防止部材は、頭部の一部を前記ナット部材の端面に対向させた状態で螺合したネジ部材であることを特徴とする。
また、本発明に係るカーテンウォールは、上述したカーテンウォールにおいて、前記取付部は、プレート状を成し、かつ前記収容溝は、前記取付部から突出して形成した収容部を貫通するように設けたものであり、前記脱落防止部材は、弾性部材によって無端環状に成形し、前記収容溝の両端面を通過した状態で前記収容部に装着した弾性ベルト部材であることを特徴とする。
本発明によれば、収容溝の両端部において固定部材の端面の少なくとも一部に対向する部位に脱落防止部材を配設しているため、固定部材を溶接することなくその脱落を確実に防止することが可能である。しかも、収容溝の端部に配設した脱落防止部材は、連結ボルトを締結する際に取り外す必要がないため、締結する際の作業性が低下することもない。
図1は、本発明の実施の形態1であるカーテンウォールにおける固定用ブラケットとファスナーとの連結部を示す断面図である。 図2は、図1における II−II 線断面図である。 図3−1は、図1のカーテンウォールに適用する固定用ブラケットの分解斜視図である。 図3−2は、図1のカーテンウォールに適用する固定用ブラケットの分解斜視図である。 図4は、図1に示したカーテンウォールの断面側面図である。 図5は、図1に示したカーテンウォールにおける固定用ブラケットとファスナーとの連結部を示す平面図である。 図6は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォール固定用ブラケットの斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るカーテンウォール固定用ブラケット及びカーテンウォールの好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図4及び図5は、本発明の実施の形態1であるカーテンウォールを示したものである。ここで例示するカーテンウォール1は、建造物の外壁として用いられるもので、面材10と面材10を建造物の躯体Aに支持させるための固定用ブラケット20とを備えて構成してある。
面材10は、上枠部材11、下枠部材12及び左右一対の縦枠部材13を四周枠組みすることによって構成した枠の内部にガラスやコンクリート等の面材パネル14を保持したものである。
固定用ブラケット20は、図1〜図3−2に示すように、矩形のプレート状を成す取付部21と、取付部21の外表面においてその上端となる部位から直角方向に延在した調整ボルト装着部22とを有したもので、アルミニウムの押出形材としてこれら取付部21及び調整ボルト装着部22を一体に成形してある。
取付部21は、面材10の縦枠部材13に取り付けられる部分であり、高さ方向の略中間となる部位に収容部23を有し、かつこの収容部23を挟んで上下となる部位にそれぞれ取付ボルト用貫通孔24を有している。収容部23は、取付部21の外表面において左右方向に沿うように突出した部分であり、横断面が略半円柱状を成している。
この収容部23には、その左右両端部に開口するようにナット収容溝(収容溝)23a、プレート収容溝(収容溝)23b、開口溝23c及びネジ取付溝23dが形成してある。ナット収容溝23aは、横断面が矩形の溝であり、収容部23において板厚方向のほぼ中央となる部位に貫設してある。プレート収容溝23bは、ナット収容溝23aにおいて収容部23の突出端部側に位置する部位から上方及び下方に延在した溝である。プレート収容溝23bの板厚方向寸法は、ナット収容溝23aよりも十分に小さく構成してある。このプレート収容溝23bは、ナット収容溝23aとの間において薄板状部材を、取付部21と平行となる姿勢で収容することが可能である。開口溝23cは、ナット収容溝23aを取付部21の内表面に開口させるための溝である。この開口溝23cは、上下方向の寸法がナット収容溝23aよりも小さく形成してある。ネジ取付溝23dは、ネジ部材30を螺合することのできる小径の溝であり、ナット収容溝23aにおいて高さ方向の略中間となる部位に隣接して設けてある。ネジ取付溝23dとナット収容溝23aとの距離は、ネジ取付溝23dにネジ部材30を螺合させた場合に、ネジ部材30の頭部30aがナット収容溝23aの開口に対してプレート収容溝23bの板厚方向寸法分だけ突出できるように設定してある。図からも明らかなように、これらナット収容溝23a、プレート収容溝23b、開口溝23c及びネジ取付溝23dは、互いに高さ方向の中心位置を収容部23の高さ方向中心位置に合致させた状態で収容部23に設けてある。
また、取付部21の収容部23には、連結ボルト用挿通孔23eが形成してある。連結ボルト用挿通孔23eは、連結ボルト40を挿通させるための円形開口であり、収容部23の左右方向略中央となる部位にその中心軸線が収容部23の高さ方向中心位置に合致する態様で設けてある。
一対の取付ボルト用貫通孔24は、それぞれ取付部21の外表面から取付ボルト41を挿通させるための円形開口である。
尚、図中の符号25は、固定用ブラケット20を面材10に取り付ける際の位置決めとなる一条の突起である。
一方、固定用ブラケット20の調整ボルト装着部22は、取付部21から水平方向に沿って延在した後、その延在端部が下方に向けて略直角に屈曲している。この調整ボルト装着部22において水平に延在した部分には、その中心部に調整ボルト挿通孔26が形成してあるとともに、その下面に調整ナット収容溝22aが形成してある。調整ボルト挿通孔26は、その上面から調整ボルト42を挿通させるための円形開口である。調整ナット収容溝22aは、横断面が矩形状で左右両端部が開口した溝であり、その中心軸線が調整ボルト挿通孔26の中心軸線と直交する態様で調整ボルト装着部22に形成してある。
この調整ナット収容溝22aには、調整ナット43が収容してある。調整ナット43は、調整ボルト挿通孔26に挿通した調整ボルト42に螺合するためのものである。調整ボルト42は、ネジ部にロックナット44を備えたもので、調整ボルト42及びロックナット44によって固定用ブラケット20の調整ボルト装着部22に装着されている。
さらに、固定用ブラケット20には、取付部21の収容部23に四角ナット(ナット部材)50及びガイドプレート(ナット部材)51が収容してある。四角ナット50は、外形が四角状に構成され、かつ中央部にネジ孔50aを備えたナットであり、収容部23に形成したナット収容溝23aに収容することが可能である。この四角ナット50は、その一辺が開口溝23cの上下方向寸法より大きく構成してあり、両端部の開口を介してのみナット収容溝23aに挿入/抜去することが可能である。また、四角ナット50は、板厚方向の寸法が、ナット収容溝23aの板厚方向寸法よりも僅かに小さく構成してある。ガイドプレート51は、中心部に矩形の装着孔51aを有した薄板状部材であり、収容部23に形成したプレート収容溝23bに収容することが可能である。ガイドプレート51に形成した装着孔51aは、四角ナット50を収容することのできる大きさに形成したものである。これら四角ナット50及びガイドプレート51は、図3−1に示すように、装着孔51aに四角ナット50を収容した状態でガイドプレート51がプレート収容溝23bに収容されるとともに、四角ナット50がナット収容溝23aに収容され、さらに図3−2に示すように、収容部23のネジ取付溝23dにそれぞれネジ部材30を螺合することによって固定用ブラケット20からの脱落が阻止されることになる。
上記のように構成した固定用ブラケット20は、一対の取付ボルト用貫通孔24及び面材10の縦枠部材13に設けた取付ボルト用挿通孔13aを介してそれぞれ取付ボルト41を挿通し、かつ取付ボルト41のそれぞれを裏板15に形成したネジ孔15aに螺合させることによって面材10に取り付けられ、カーテンウォール1を構成する。固定用ブラケット20が取り付けられるのは、面材10を構成する左右一対の縦枠部材13においてそれぞれの上端部である。
このカーテンウォール1を建造物に支持させる場合には、まず、建造物の躯体AにファスナーBと称されるアングル材を取り付ける。ファスナーBは、躯体Aの上面に取り付けられる水平片B1と、水平片B1の前端部から上方に向けて延在した鉛直片B2とを備えたもので、鉛直片B2にルーズホールB3を有している。ルーズホールB3は、上下方向に沿って形成した連結ボルト40の貫通孔である。このルーズホールB3及び固定用ブラケット20の収容部23に設けた連結ボルト用挿通孔23eに連結ボルト40を挿通させ、さらに連結ボルト40を収容部23の四角ナット50に締結すれば、これらファスナーB及び固定用ブラケット20を介して面材10が建造物に支持されることになる。すなわち、連結ボルト40を四角ナット50に螺合させることでファスナーBに対する固定用ブラケット20の左右方向及び離反する方向の相対移動が規制され、さらに調整ボルト42の下端面がファスナーBの鉛直片B2に設けた受片B4に当接することでファスナーBに対する固定用ブラケット20の下方への移動が規制されることになる。
ここで、連結ボルト40が螺合される四角ナット50は、固定用ブラケット20の取付部21に設けたナット収容溝23aに収容させたもので、ウェルドナットのように溶接したものではない。従って、固定用ブラケット20に熱による変形が招来される恐れはなく、高い寸法精度を確保することができる。しかも、四角ナット50は、ガイドプレート51によってその位置が規制され、さらに固定用ブラケット20に螺合させたネジ部材30の頭部30aによってガイドプレート51のプレート収容溝23bからの脱落が阻止されているため、ナット収容溝23aから脱落することがない。従って、仮にカーテンウォール1を長時間運搬して建造物の建築現場に搬入したとしても、四角ナット50が紛失する恐れはなく、連結ボルト40の締結作業を確実に実施することが可能である。加えて、四角ナット50の脱落を阻止するネジ部材30は、連結ボルト40を締結する際にも取り外す必要がないため、作業性が損なわれる恐れも全くない。
尚、上述した実施の形態1では、取付部21に収容部23を突設し、この収容部23にナット収容溝23a及びプレート収容溝23bを形成しているが、必ずしも収容部23を設ける必要はなく、直接取付部21にナット収容溝23a及びプレート収容溝23bを形成しても構わない。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォール固定用ブラケットを示したものである。ここで例示するカーテンウォール固定用ブラケット20は、実施の形態1と同様に、建造物の外壁として用いられるカーテンウォール1の面材10を建造物の躯体Aに支持させるためのもので、実施の形態1とは脱落防止部材の構成のみが異なっている。尚、以下の説明において実施の形態1と同様の構成に関しては、同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
実施の形態2のカーテンウォール固定用ブラケット20では、実施の形態1のネジ部材30に代えて、ゴム等の弾性材料によって無端環状に成形した輪ゴム70を脱落防止部材として適用している。この輪ゴム70は、プレート収容溝23bを含む位置においてナット収容溝23aの両端開口を覆う態様で収容部23の外周部に装着してある。
この実施の形態2においても、連結ボルト40が螺合される四角ナット50は、固定用ブラケット20の取付部21に設けたナット収容溝23aに収容させてあるため、ウェルドナットのように溶接したものではない。従って、固定用ブラケット20に熱による変形が招来される恐れはなく、高い寸法精度を確保することができる。しかも、四角ナット50は、ガイドプレート51によってその位置が規制され、さらに固定用ブラケット20の収容部23に装着した輪ゴム70によってガイドプレート51のプレート収容溝23bからの脱落が阻止されているため、ナット収容溝23aから脱落することがない。従って、仮にカーテンウォール1を長時間運搬して建造物の建築現場に搬入したとしても、四角ナット50が紛失する恐れはなく、連結ボルト40の締結作業を確実に実施することが可能である。加えて、四角ナット50の脱落を阻止する輪ゴム70は、連結ボルト40を締結する際にも取り外す必要がないため、作業性が損なわれる恐れも全くない。
尚、上述した実施の形態1及び2では、いずれも固定部材としてガイドプレート51と四角ナット50とを備えたものを例示している。従って、汎用の四角ナット50を適用することでコストの低減を図ることが可能である。しかしながら、固定部材としては必ずしもガイドプレート51と四角ナット50とを備えてものである必要はない。例えば、四角ナット50に代えて六角ナットを適用しても良いし、ネジ孔を形成したプレート状部材をナット部材として適用することも可能である。プレート状部材をナット部材として適用する場合には、上述したプレート収容溝23bを固定用ブラケット20に形成する必要はなく、ナット収容溝23aのみを形成すれば良い。
1 カーテンウォール
10 面材
20 カーテンウォール固定用ブラケット
21 取付部
23 収容部
23a ナット収容溝
23b プレート収容溝
23d ネジ取付溝
23e 連結ボルト用挿通孔
30 ネジ部材
30a 頭部
40 連結ボルト
50 四角ナット
51 ガイドプレート
70 輪ゴム

Claims (6)

  1. カーテンウォールを構成する面材に取り付けられる取付部と、両端面が開口し、内部に固定部材を収容する収容溝と、前記収容溝に交差して形成された連結ボルト用挿通孔とを有し、建造物の躯体に設けたファスナー及び前記連結ボルト用挿通孔を介して前記固定部材に連結ボルトを締結することにより、当該ファスナーを介して前記躯体に前記面材を支持させるカーテンウォール固定用ブラケットにおいて、
    前記収容溝の両端部において前記固定部材の端面の少なくとも一部に対向する部位に脱落防止部材を配設したことを特徴とするカーテンウォール固定用ブラケット。
  2. 前記固定部材は、ナット部材であり、
    前記脱落防止部材は、頭部の一部を前記ナット部材の端面に対向させた状態で螺合したネジ部材であることを特徴とする請求項1に記載のカーテンウォール用固定ブラケット。
  3. 前記取付部は、プレート状を成し、かつ前記収容溝は、前記取付部から突出して形成した収容部を貫通するように設けたものであり、
    前記脱落防止部材は、弾性部材によって無端環状に成形し、前記収容溝の両端面を通過した状態で前記収容部に装着した弾性ベルト部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載のカーテンウォール用固定ブラケット。
  4. 面材に取り付けられる取付部と、両端面が開口し、内部に固定部材を収容する収容溝と、前記収容溝に交差して形成された連結ボルト用挿通孔とを有した固定用ブラケットを具備し、建造物の躯体に設けたファスナー及び前記連結ボルト用挿通孔を介して前記固定部材に連結ボルトを締結することにより、当該ファスナーを介して前記躯体に前記面材を支持させるようにしたカーテンウォールにおいて、
    前記固定用ブラケットは、前記収容溝の両端部において前記固定部材の端面の少なくとも一部に対向する部位に脱落防止部材を備えたことを特徴とするカーテンウォール。
  5. 前記固定部材は、ナット部材であり、
    前記脱落防止部材は、頭部の一部を前記ナット部材の端面に対向させた状態で螺合したネジ部材であることを特徴とする請求項4に記載のカーテンウォール。
  6. 前記取付部は、プレート状を成し、かつ前記収容溝は、前記取付部から突出して形成した収容部を貫通するように設けたものであり、
    前記脱落防止部材は、弾性部材によって無端環状に成形し、前記収容溝の両端面を通過した状態で前記収容部に装着した弾性ベルト部材である
    ことを特徴とする請求項4に記載のカーテンウォール。
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