JP2006105180A - 部材の連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレーム部材とコーナー部材とを強固に接続するとともに、これらの接続に用いたねじの頭部を隠蔽し見栄えを整える構成を、少ない部品点数で実現する。
【解決手段】それぞれ異なる方向へ延びる第1及び第2フレーム部材たる脚支柱3、横フレーム部材5、及び縦フレーム部材6を、第1フレーム部材たる脚支柱3に当接する第1当接面と、第2フレーム部材たる横フレーム部材5及び縦フレーム部材6に当接する第2当接面とを有するコーナー部材7を介して連結するものであって、脚支柱3をその長手方向に沿って引き寄せてこの脚支柱3の端面と前記第1当接面とを押し当てて保持する第1保持手段8と、横フレーム部材5及び縦フレーム部材6をその長手方向に沿って引き寄せてこれら横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第2保持手段9とを備えているとともに、前記第2保持手段9を外部空間から隠蔽される位置に形成している部材の連結構造を採用する。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数のフレーム部材をコーナー部材を介して連結する部材の連結構造に関する。
従来より、それぞれ異なる方向へ延びる複数のフレーム部材をコーナー部材を介して連結するための種々の構造が考えられてきている。一例として、コーナー部材が、互いに直交する3つの側面と、これら3つの側面により区画される開放空間とを有するものであって、前記3つの側面のうち少なくとも2つにフレーム部材を当接させるとともに3つの側面それぞれに取付孔を設け、前記取付孔にねじを挿通させ、挿通させたねじをフレーム部材に設けた雌ねじ孔に螺着させて、前記コーナー部材と2つないし3つのフレーム部材とを接続するものが挙げられる。(例えば特許文献1参照)。
特許3400573号公報
ところが、前記特許文献1の構成では、フレーム部材とコーナー部材とを接続した段階では、これらの接続に用いたねじの頭部が外部に露出したままであり、見栄えがよくないという問題がある。この問題を解決するには、フレーム部材及びコーナー部材とは別にカバー部材を用意する必要があり、製造コストがその分だけかさむ不具合が存在する。
本発明は、このような課題を解決すべく構成するものである。
すなわち、本発明に係る部材の連結構造は、それぞれ異なる方向へ延びる第1及び第2フレーム部材を、第1フレーム部材に当接する第1当接面及び第2フレーム部材に当接する第2当接面を有する接続部材を介して連結するものであって、第1フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第1フレーム部材の端面と前記第1当接面とを押し当てて保持する第1保持手段と、第2フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第2フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第2保持手段とを備えているとともに、前記第2保持手段を前記第1フレーム部材により外部空間から隠蔽される位置に形成していることを特徴とする。
このようなものであれば、前記第1保持手段及び前記第2保持手段により第1フレーム部材及び第2フレーム部材を接続部材に引き寄せて強固に接続できるとともに、前記第2保持手段を、特別なカバー部材を用意することなく前記第1フレーム部材により隠蔽しているので、少ない部品点数で見栄えと取付強度との両立を図ることができる。
また、オプション部材を位置変更可能に取り付ける態様において好適に用いられる構成として、それぞれ異なる方向へ延びる第1及び第2フレーム部材を、第1フレーム部材に取り付けられ該第1フレーム部材の長手方向に沿って移動可能な保持具と、前記第1フレーム部材に当接する第1当接面及び第2フレーム部材に当接する第2当接面を有する接続部材とを介して連結するものであって、前記保持具を引き寄せて該保持具と前記第1当接面との間で前記第1フレーム部材を挟持する第1保持手段と、第2フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第2フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第2保持手段とを備えているとともに、前記第2保持手段を前記第1フレーム部材及び前記保持具により外部空間から隠蔽される位置に形成しているものが挙げられる。
このようなものであれば、第2フレーム部材にオプション部材を取り付けることにより、オプション部材を安定して取り付けられるようにできるとともに、前記第2保持手段を前記第1フレーム部材及び前記保持具により外部空間から隠蔽される位置に形成することによる少ない部品点数で見栄えと取付強度との両立を図ることができる効果を実現できる。
3つのフレーム部材を接続部材を介して連結できるようにするには、前記接続部材に、前記第2フレーム部材を2つ連結するようにすればよい。
このような部材の連結構造を簡単に実現できる態様として、前記第1保持手段と第2保持手段との少なくとも一方が、前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の長手方向に略又は完全に沿って螺着される雄ねじ部材を具備するものが挙げられる。
特に、前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の端面に、前記雄ねじ部材を螺着可能な雌ねじ部を形成しているものであれば、特別な雌ねじ部材を用意する必要がなくなるので、製造コストを低減することができる。
さらなる製造コストの低減を図るための態様として、前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材が、その長手寸法の全域にわたって同一の断面形状をなすとともに断面視中央部に円筒形をなす中心体を有し、前記中心体に前記雌ねじ部を形成しているものが挙げられる。このようなものであれば、前記中心体にタッピング加工等により前記雌ねじ部を形成することにより、第1保持部又は第2保持部を形成できるので、工数を削減できるからである。
前記第1フレーム部材と第2フレーム部材との少なくとも一方を、押出し成形により形成しているものであれば、切断により形成された部材の両端面をそのまま接続部材に当接させる端面とすることができるので、少ない工数でこのようなフレーム部材を形成でき、製造コストの低減を図ることができる。
このような部材の連結構造を好適に実現できるものとして、天板付き家具の天板を支持する脚構造体に用いられるものであって、前記第1フレーム部材が鉛直方向に延伸し、前記第2フレーム部材が水平方向に延伸するとともに、前記接続部材を前記第1フレーム部材の上方に配置しているものが挙げられる。このようなものであれば、前記第2保持手段を天板付き家具の天板により隠蔽できるので、天板付き家具全体としての見栄えをより少ない部品点数で整えることができる。
接続部材の前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材に対する位置決めを容易に行えるようにするための態様として、前記第1当接面と前記第1フレーム部材との間又は前記第2当接面と前記第2フレーム部材との間のうち少なくとも一方に、係合部と被係合部とを凹凸係合させてなる係合部を形成しているものが挙げられる。このようなものであれば、前記係合部を係合させることにより位置決めを容易に行えるようになるからである。
特に、前段に述べた構成に加えて、前記第1保持手段と第2保持手段との少なくとも一方が、前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の長手方向に略沿って螺着される雄ねじ部材を具備するものであって、前記雄ねじ部材の延伸方向を前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の長手方向に対して傾斜させているものであれば、前記雄ねじ部材を螺着することにより得られる緊締力を利用して前記係合部と前記被係合部とを密着させ、接続部材と前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材とを面一にできるとともに、さらに安定して接続部材と前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材とを接続できる。
接続部材の前記第1フレーム部材に対する位置決めを容易に行えるようにするためには、前記第1フレーム部材の一端部に、前記接続部材を略又は完全に隙間なく収納可能な接続部材取付空間を形成するようにしてもよい。
上述した部材の連結構造に係る効果を好適に実現できるものとして、天板を脚構造体に支持させてなるものであって、前記脚支持体が、それぞれ異なる方向へ延びる第1及び第2フレーム部材を、第1フレーム部材に当接する第1当接面及び第2フレーム部材に当接する第2当接面を有する接続部材を介して連結する構成を有し、第1フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第1フレーム部材の端面と前記第1当接面とを押し当てて保持する第1保持手段と、第2フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第2フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第2保持手段とを備えているとともに、前記第2保持手段を前記第1フレーム部材により外部空間から隠蔽される位置に形成し、前記第1保持手段を天板により外部空間から隠蔽される位置に形成していることを特徴とする天板付き家具が挙げられる。
このような天板付き家具を具体的に実現するための態様としては、前記第1フレーム部材が床面から起立する脚支柱であるとともに、前記第1保持手段が前記第1当接面たる接続部材の下向き当接面と前記脚支柱の上面とを、接続部材の上方から前記脚支柱に螺着されるねじ部材の緊締力により押し当てる構成を有するものが挙げられる。
また、このような天板付き家具にオプション部材を取り付ける際に、取付強度と見栄えとを少ない部品点数で両立可能にする態様として、前記第2フレーム部材間に、該第2フレーム部材に取り付けられる保持具と、前記第2フレーム部材に当接する第1当接面及び第3フレーム部材に当接する第2当接面を有する第2接続部材とを介して第3フレーム部材を横架させて取り付け、前記第3フレーム部材にオプション部材を支持可能であるとともに、前記保持具を第3フレーム部材に向かう方向に略又は完全に沿って引き寄せて該保持具と前記第1当接面との間で前記第2フレーム部材を挟持する第3保持手段と、第3フレーム部材をその長手方向に沿って引き寄せて該第3フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第4保持手段とを備え、前記第4保持手段を前記第2フレーム部材及び前記保持具により外部空間から隠蔽される位置に形成しているものが挙げられる。
特に、前記第3フレーム部材が、前記第2フレーム部材の長手方向に沿って移動可能であれば、この第3フレーム部材に支持されるオプション部材の位置もまた移動可能となるので、より幅広い使用態様に対応することができる。
第2フレーム部材を前記第2当接面に当接させた状態に保持する第2保持手段が、特別なカバー部材を用意することなく第1フレーム部材により隠蔽されるので、少ない部品点数で見栄えと取付強度との両立を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
この実施形態に係る部材の連結構造は、図1に全体斜視図、図2に分解斜視図、図3に図2の要部を拡大して示した図をそれぞれ示すような天板付き家具Tの脚構造体2に用いられる。
前記天板付き家具Tは、天板1を脚構造体2に支持させてなるものであって、本実施形態ではさらに脚構造体2にオプション部材を取付可能に構成している。
前記天板1は、略矩形板状をなし、下方から前記脚構造体2に支持させてなる。
前記脚構造体2は、床面から起立してなる4本の第1フレーム部材たる脚支柱3と、この脚支柱3に支持され上面に天板1を載置してなる天板受部4とを備えている。
前記脚支柱3は、アルミ押出し成形により形成され、長手寸法の略全域にわたって同一の断面形状を有する。具体的には、図4に斜視図、図5の(a)に平面図、同図の(b)に正面図、同図の(c)に側面図をそれぞれ示すように、この脚支柱3の外面を形成し、横断面視正方形状の周壁部31と、横断面視中央部に位置し、円筒状をなす中心体32と、横断面視前記周壁部31の対角線に沿う方向に前記周壁部31から内方に向けて突出して設けられ前記周壁部31及び中心体32を接続するリブ33とを有する。そして、上端面の中央部には、後述する第1保持手段8を構成する雌ねじ部3aを形成している。この雌ねじ部3aは、前記中心体32の内面をタッピング加工することにより形成している。すなわち、この雌ねじ部3aは、前記脚支柱3の長手方向に延伸している。さらに、この脚支柱3の上端部は、天板付き家具Tの外方に向く面を有する外周壁を、他の部分よりもよりも前記横フレーム部材5の一辺の長さよりは短い所定の寸法だけ上方に突出させている。そして、前記外周壁が上方に突出している部分により区画される領域に、接続部材取付空間たるコーナー部材取付空間3sを形成している。
前記天板受部4は、その上方に天板1を載置し該天板を下方から支持するものであり、天板1の長手方向に延伸する第2フレーム部材たる横フレーム部材5と、天板1の短辺方向に延伸する第2フレーム部材たる縦フレーム部材6と、これら横フレーム部材5及び縦フレーム部材6を接続する接続部材たるコーナー部材7とを備えている。
前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6は、アルミ押出し成形により形成され、長手寸法の略全域にわたって同一の断面形状を有する。具体的には、これら横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の外面を形成する周壁部51、61と、縦断面視中央部に位置し、円筒状をなす中心体52、62と、前記周壁部51、61及び中心体52、62を接続するリブ53、63とをそれぞれ有する。なお、前記「縦断面視中央部」とは、横フレーム部材5又は縦フレーム部材6を長手方向に直交する垂直面に沿って切断した面の中央部を示す。さらに本実施形態では、前記周壁部の内面にスリット5s、6sを設けているとともに、このスリット5s、6sと前記中心体52、62との間に目隠し板部54、64を形成している。そして、両端面の中央部には、後述する第2保持手段9を構成する雌ねじ部5a、6aを形成している。この雌ねじ部5a、6aは、前記中心体52、62の内面をタッピング加工することにより形成している。すなわち、この雌ねじ部5a、6aは、それぞれ前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の長手方向に延伸している。さらに、これら横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の端面は、押出し成形の際の切断面をそのまま使用している。
前記コーナー部材7は、図6、図7、及び図8に示すように、前記コーナー部材取付空間3sに配置される本体71と、前記本体71の上方に連接され、前記脚支柱3の横断面と同一の巾寸法及び奥行き寸法を有する鍔部72とを一体に有する。
前記本体71は、前記横フレーム5の端面に当接可能な第2当接面たる横当接面7b及び前記縦フレーム6の端面に当接可能な第2当接面たる縦当接面7cを有する。横当接面7bには幅方向に水平ねじ挿通孔7b1を貫通させて設けている。また、縦当接面7cには奥行き方向に水平ねじ挿通孔7c1を貫通させて設けている。さらに、前記脚支柱3に当接する面、すなわち横当接面7b及び縦当接面7cと反対側の面から水平ねじ挿通孔7b1、7c1に沿う方向に、有底でねじ部材の頭部を挿入可能な座繰り穴7b2、7c2をそれぞれ設けている。これら座繰り穴7b2、7c2の底は、ねじ部材相互の干渉を避けるべく平面視中央よりも横当接面7b寄り及び縦当接面7c寄りに配置している。すなわち本実施形態では、これら座繰り穴7b2、7c2は交差している。また、底部には前記脚支柱3のリブ33及び中心体32の形状に対応する形状の溝部7mを設けていて、この溝部7mと前記脚支柱3のリブ33及び中心体32とを係合させることにより位置決めを行うようにしている。
一方、前記鍔部72は、脚支柱3の上面に当接可能な第1当接面たる下向き当接面7aを有するとともに、その中央部から鉛直方向に貫通する鉛直ねじ挿通孔7a1及び有底でねじ部材の頭部を挿入可能な座繰り穴7a2を設けている。
しかして本実施形態では、第2保持手段9を介して前記横フレーム部材5及び前記縦フレーム部材6を前記コーナー部材7に接続して横当接面7b及び縦当接面7cにそれぞれ当接させた状態に保持し、前記コーナー部材7の開放空間7s内に前記脚支柱3を位置させて第1保持手段8により前記下向き当接面7aに脚支柱3を当接させた状態に保持しているとともに、前記第2保持手段9が前記脚支柱3により隠蔽されるようにしている。
具体的には、前記図2、及びその要部を拡大した図である図9に示すように、前記水平ねじ挿通孔72aに、第2保持手段9を構成する雄ねじ部材91を挿通させ、この雄ねじ部材91を前記横フレーム部材5の雌ねじ部5a及び前記縦フレーム部材6の雌ねじ部6aにそれぞれ螺着させて、緊締力により雄ねじ部材91の頭部911と前記横フレーム部材5の端面との間、及び雄ねじ部材91の頭部911と前記縦フレーム部材6の端面との間に前記コーナー部材7を挟持させるようにしている。このとき、雄ねじ部材91の頭部911は、前記座繰り穴72bに収納するようにしている。
そして、前記下向き当接面7aを脚支柱3の上端に当接させ、前記横フレーム部材5の端面、前記縦フレーム部材6の端面、及び前記外周壁が上方に突出している部分により前記雄ねじ部材91の頭部911を隠蔽し、この状態で上方から第1保持手段8を構成する雄ねじ部材81を、同じく第1保持手段8を構成する脚支柱3の雌ねじ孔3aに螺着し、脚支柱3、横フレーム部材5、及び縦フレーム部材6を、前記コーナー部材7を介して接続するようにしている。
本実施形態では、以上に述べたように、前記第2保持手段9を、前記脚支柱3により隠蔽することにより、特別なカバー部材を用意することなく、見栄えを整えつつ、脚支柱3、横フレーム部材5、及び縦フレーム部材6を、前記コーナー部材7を介して強固に接続することができる。
特に本実施形態では、前記コーナー部材7を脚支柱3の上方に位置させているので、前記コーナー部材7と脚支柱3とを接続する前記第1保持手段8をも天板1により隠蔽することができ、より効果的に見栄えを整えることができる。
さらに、前記第1保持手段8が前記脚支柱3の長手方向に沿って該脚支柱3の雌ねじ部3aに螺着される雄ねじ部材81、前記第2保持手段9が前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の長手方向に沿って該前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の雌ねじ部5a、6aに螺着される雄ねじ部材91を具備するので、簡単な構成でこれら横フレーム部材5、縦フレーム部材6、及びコーナー部材7を強固に接続できる。
また、前記脚支柱3に前記雄ねじ部材81を螺着可能な雌ねじ部3aを形成しているとともに、該前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6に前記雄ねじ部材91を螺着可能な雌ねじ部5a、6aを形成しているので、特別な雌ねじ部材を用意することなく前記第1保持手段8及び前記第2保持手段9を形成でき、製造コストを低減することができる。
特に、前記脚支柱3、前記横フレーム部材5及び前記縦フレーム部材6の雌ねじ部3a、5a、6aを、それぞれの中心体32、52、62にタッピング加工により形成しているので、少ない工数で雌ねじ部3a、5a、6aを形成でき、製造コストをさらに低減することができる。
加えて、前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6を押出し成形により形成し、押出し成形の際の切断面をそのままこれら横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の端面として使用しているので、少ない工数でこのような部材の連結構造を実現できる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、門形の脚構造体を左右一対に形成する態様において、前記脚構造体を前後1対に設けた第1フレーム部材たる脚支柱と、脚支柱の上端間を接続する第2フレーム部材たる横架材と、これら脚支柱及び横架材を接続するコーナー部材とを備えるものとし、これらの接続に上述したような部材の連結構造を採用してもよい。
さらに、第1及び第2フレーム部材は、押出し成形以外の方法で形成されたものでのよい。また、雌ねじ部はタッピング以外の方法、例えばナット部材を溶接等により取り付ける方法で形成してもよい。
加えて、図10に斜視図、図11の(a)に平面図、同図の(b)に正面図、同図の(c)に側面図、同図の(d)に底面図、図12に図11の(b)におけるB−B断面の取付状態における図をそれぞれ示すように、コーナー部材に、横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の被係合部たる中空部に係合可能な係合部たる凸部73を横当接面7b及び縦当接面7cから突出させて設けてもよい。このようにすれば、前記凸部73と前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6との摩擦により、コーナー部材と第1及び第2フレーム部材との離間を効果的に防ぐことができるとともに、前記凸部73と前記中空部とが係合することにより前記横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の回転してしまうことを防ぐことができる。
また、図13に分解斜視図を示すように、押出し成形の際の切断面を脚支柱3の上端面とし、脚支柱3と横フレーム部材5との間、及び脚支柱3と縦フレーム部材6との間でコーナー部材70を挟持するようにする態様も考えられる。この態様におけるコーナー部材70は、図14の(a)に平面図、同図の(b)に正面図、図15に図14におけるa−a断面図、図16に図14におけるb−b断面図をそれぞれ示すように、脚支柱3の上端面に載置される平板部701と、この平板部701の一端縁から垂下して設けられ、横フレーム部材5に当接する横当接面70bを有する第1垂下部702と、この平板部701の前記一端縁と隣接する端縁から垂下して設けられ、縦フレーム部材6に当接する縦当接面70cを有する第2垂下部703とを具備する。そして、平板部701、第1垂下部702、及び第2垂下部703にはそれぞれ雄ねじ部材81、91を挿通可能なねじ挿通孔70a1、70b1、70c1を形成しているとともに、平板部701の上面側には雄ねじ部材81の頭部811を収納可能な座繰り穴70a2、第1垂下部702の横当接面70bと反対側の面には雄ねじ部材91の頭部911を収納可能な座繰り穴70b2、第2垂下部703の縦当接面70cと反対側の面には雄ねじ部材91の頭部911を収納可能な座繰り穴70c2をそれぞれ形成している。このように形成したコーナー部材70を用いても、前記雄ねじ部材91を横フレーム部材5及び縦フレーム部材6の雌ねじ部5a、6aに螺着し、その頭部911を座繰り穴70b2、70c2に収納することにより、コーナー部材70を横フレーム部材5及び縦フレーム部材6に接続する第2保持手段を脚支柱3により外部から隠蔽できる。また、この態様を採用すれば、第1フレーム部材たる脚支柱の上面も、押出し成形の際の切断面をそのまま利用することができる。なお、この態様において、横当接面70b及び縦当接面70cの一方又は双方に横フレーム部材5又は縦フレーム部材6の凹部に係合可能な凸部を設けてももちろんよい。
さらに、図17に全体斜視図を示すようなオプション部材Pの取り付けに本発明を適用してもよい。
前記オプション部材Pは、下端部を構成するオプション取付具P2と、このオプション取付具P2を利用して取り付けられるオプション部材本体たるカウンター天板P1とを具備してなる。本態様では、オプション取付具P2の他の一部を第3フレーム部材たる補強ビームP5にねじv3を用いてねじ止め固定し、オプション取付具P2の一部を、当該一部にねじ込んだねじv2の押し付け力を利用して反使用端側の横フレーム部材5に締め付け固定するようにしている。
カウンター天板P1は、天板1の反使用端側の縁部近傍より上方に起立して配置される左右一対の支柱P3の上端部に取り付けられているもので、支柱P3の下端側の内部にはナットP3aが収容してある。また、支柱P3の前面側には、上端部に前記カウンター天板P1の他の部位を取り付けた補助支柱P4が一体的に設けてあり、この補助支柱P4の下端側にもナットP4aが収容してある。なお、前記図17において符号PPで示すものは、左右の支柱P3間に配置された目隠しパネルである。
また、オプション取付具P2は、図19に示すように、対向片たる上片P2a及び下片P2bと、これら上下片P2a、P2b間を連結する側片P2cとを具備し、上片P2a、下片P2b及び側片P2cの間にチャネル部P2xを形成してなるもので、チャネル部P2xの上下内法寸法を反使用端側の横フレーム部材5の上下寸法よりも若干大きい値に設定するとともに、上片P2aは下片P2bよりも長尺で肉厚方向に貫通する対をなす段付きのねじ通過孔P2d及び下端側に開口するねじ孔P2eを有するのもにし、下片P2bは肉厚方向に貫通する対をなすねじ孔P2fを有するものにしている。
そして、予め上片P2aのねじ通過孔P2dに雄ねじ部材v3を通過させ、その雄ねじ部材v3を、上片P2a上に立設した支柱P3及び補助支柱P4のナットP3a、P4aにねじ止めするとともに、この状態で上片P2aを天板3と反使用端側の横フレーム部材5との隙間から天板下空間に挿入して先端を補強ビームP5の上面に対向する部位に位置づけ、かつチャネル部P2xを反使用端側の横フレーム部材5を抱え込む位置に位置づける。そして、下方から補強ビームP5に挿入した雄ねじ部材v3を上片P2aのねじ孔P2eにねじ止めし、また下方から下片P2bの雌ねじ孔P2fにねじ込んだ雄ねじ部材v2の先端を反使用端側の横フレーム部材5とオプション取付具P2との間に介在させたアングル金具P7を介して反使用端側の横フレーム部材5の底壁に押し付け、これにより雄ねじ部材v2と上片P2aとで該チャネル部P2xを反使用端側の横フレーム部材5に締め付け固定するようにしている。
前記補強ビームP5は、例えば、図18に要部の分解斜視図、図19に要部の横断面図をそれぞれ示すように、上述した前後の横フレーム部材5のスリット5sに挿入した保持具P61、及びこの保持具P61と前記補強ビームP5との間に介在させた接続部材P62を介して使用端側及び反使用端側の横フレーム部材5にそれぞれ接続し、これら横フレーム部材5、5間に横架させ、該横フレーム部材5の長手方向に移動可能に設けている。
この態様において、前記保持具P61は、前記スリット5sと前記目隠し板54との間に挿入可能な鍔部P611を有する。一方、前記接続部材P62は、図20に示すように、前記横フレーム部材5の端面に当接する第1当接面P62aと、前記補強ビームP5に当接する第2当接面P62bとを有する。さらに、前記接続部材P62の長手方向中央部からは、前記第1当接面P62aに向かい下方に傾斜しつつ延伸する有底の第1座繰り穴P62a2を設けているとともに、この第1座繰り穴P62a2の底からさらに第1当接面P62a側に貫通する第1ねじ挿通孔P62a1を設けている。そして、前記第1座繰り穴P62a2と、前記第1ねじ挿通孔P62a1と、前記保持具P61に形成した雌ねじ部P61aと、前記第1座繰り穴P62a2及び前記第1ねじ挿通孔P62a1に順次挿通させ前記雌ねじ部P61aに螺着してなる雄ねじ部材v8とを利用して、前記第1当接面P62aと前記保持具P61との間で前記横フレーム部材5を挟持する第3保持手段P8を形成している。一方、前記第1当接面P62aからは、前後方向に水平に延伸する有底の第2座繰り穴P62b2を設けているとともに、この第2座繰り穴P62b2の底からさらに第2当接面P62b側に貫通する第2ねじ挿通孔P62b1を設けている。そして、これら第2座繰り穴P62b2、第2ねじ挿通孔P62b1、前記補強ビームP5に形成した雌ねじ部P5a、及び前記第2ねじ挿通孔P62b1に挿通させ前記雌ねじ部P5aに螺着される雄ねじ部材v9を利用して、この接続部材P62に前記補強ビームP5を保持させる第4保持手段P9を形成している。なお、前記図20において、(a)は前記接続部材P62の平面図、(b)は同正面図、(c)は同側面図、(d)は同背面図である。
このような構成であれば、前記第2保持手段P9は、前記横フレーム部材5及び前記保持具P61により外部空間から隠蔽される。また、前記第1保持手段P8は、このような補強ビームP5の上方に天板1を配置した状態において外部空間から隠蔽される。
さらに、前述した横フレーム部材5と補強ビームP5との接続態様は、一方向に延伸するフレーム部材の両端以外の箇所に、保持具及び接続部材を介して他方向に延伸するフレーム部材を接続する箇所一般に用いてよい。
加えて、第2保持手段が第2フレーム部材を引き寄せる方向を、第2フレーム部材の延伸方向に対して傾斜させる態様も考えられる。例えば、鉛直に起立し、上述した実施形態における脚支柱3と同様の断面形状を有する第1フレーム部材X1の上端部に、第1保持手段X4を介して、図21の(a)に正面図、同図の(b)に底面図をそれぞれ示すような接続部材X3を接続するとともに、この接続部材X3に、第2保持手段X5を介して、図22に断面形状を示すような水平に延伸する第2フレーム部材X2を接続する以下に述べるような態様が考えられる。
前記接続部材X3は、その底面に第1の凸部X31、X32、X33を形成していて、この第1の凸部X31、X32、X33を第1フレーム部材X1の中空部X1sに挿入して第1フレーム部材X1に対する位置決めを行うことができるようにしている。また、その一側面には係合部たる第2の凸部X34を形成していて、この第2の凸部X34を被係合部たる第2フレーム部材X2の中空部X2sに挿入して第2フレーム部材X2に対する位置決めを行うことができるようにしている。また、前記第1フレーム部材X1の上端部にはこの接続部材X3を挿入可能な接続部材取付空間(図示略)を形成しているとともに、この接続部材X3には第1フレーム部材X1の上端面X1aに当接可能な鍔部X3tを形成している。
しかして、この態様では、縦断面図を図23に示すように、第2保持手段X5は、第2の雄ねじ部材X51を上方に向けて傾斜した状態で雌ねじ孔X5aに螺着し、前記雄ねじ部材X51の頭部X511を前記接続部材X3の第2座繰り部X3dに当接させた状態で第2フレーム部材X2の端面X2aに前記接続部材X3の第2当接面たる一側面X3bを押し当てるとともに前記第2の凸部X34を前記第2フレーム部材X2の中空部X2sの上面X2s1に押し当てて保持するようにしている。より具体的には、前記雌ねじ孔X5aを有するとともに、この雌ねじ孔X5aの傾斜を変更可能な雌ねじ部材X52を第2フレーム部材X2に形成した雌ねじ部材取付孔X2hに挿入して取り付けるようにし、前記雄ねじ部材X51をこの雌ねじ部材X52の雌ねじ孔X5aに螺着するようにしている。ここで、前記雌ねじ部材X52の正面図を図24の(a)、側面図を同図の(b)、中央縦断面図を同図の(c)にそれぞれ示す。そして、第1保持手段X4は、雄ねじ部材X41を第1フレーム部材X1に形成した雌ねじ孔X1aに螺着し、前記雄ねじ部材X41の頭部X411を前記接続部材X3の第1座繰り部X3cに当接させた状態で第1フレーム部材X1の端面X1aに前記接続部材X3の第1当接面たる一側面X3aを押し当てるようにしている。このように構成すれば、前記凸部X34の上面をも第2フレーム部材X2に押し当てることにより、接続部材X3の上面と第2フレーム部材X2の上面とを面一にできるとともに、これら接続部材X3と第2フレーム部材X2とをさらに安定して接続できる。そして、このような構成であっても、第2保持手段X5を第1フレーム部材X1により隠蔽可能であり、第1保持手段X4は図23に想像線で示すような天板X9により隠蔽可能であるので、上述した実施形態における主要な効果を得ることができる。なお、鉛直に起立する第1フレーム部材に水平方向に延伸する2つの第2フレーム部材を接続する際に同様の構成を利用してももちろんよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
本発明の一実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具を示す斜視図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具を示す分解斜視図。 図2の要部を拡大して示した図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の脚支柱を示す斜視図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の脚支柱を示す平面図、正面図、及び側面図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具のコーナー部材を示す斜視図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具のコーナー部材を示す正面図、平面図、側面図、及び底面図。 図7におけるA−A断面図。 図7におけるB−B断面図。 本発明の他の実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具のコーナー部材を示す斜視図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具のコーナー部材を示す平面図、正面図、側面図、及び底面図。 図11におけるB−B断面図。 本発明の他の実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の要部の分解斜視図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具のコーナー部材を示す平面図及び正面図。 図14におけるA−A断面図。 図14におけるB−B断面図。 本発明の他の実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の全体斜視図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の要部の分解斜視図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の要部の中央横断面図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の接続部材の平面図、正面図、側面図、及び背面図。 本発明の他の実施形態に係る部材の連結構造に用いられる接続部材の正面図及び底面図。 同実施形態に係る部材の連結構造に用いられる第2フレーム部材の断面図。 同実施形態に係る部材の連結構造を用いた天板付き家具の要部の縦断面図。 同実施形態に係る部材の連結構造に用いられる雌ねじ部材の正面図、側面図、及び中央縦断面図。
符号の説明
T…天板付き家具
2…脚構造体
3…脚支柱(第1フレーム部材)
5…横フレーム部材(第2フレーム部材)
6…縦フレーム部材(第2フレーム部材)
3a、5a、6a…雌ねじ部
7、70…コーナー部材(接続部材)
7a、70a…下向き当接面(第1当接面)
7b、70b…横当接面(第2当接面)
7c、70c…縦当接面(第2当接面)
8…第1保持手段
9…第2保持手段
P5…補強ビーム(第3フレーム部材)
P61…保持具
P62…接続部材
P8…第3保持手段
P9…第4保持手段
81、91…雄ねじ部材

Claims (15)

  1. それぞれ異なる方向へ延びる第1及び第2フレーム部材を、第1フレーム部材に当接する第1当接面及び第2フレーム部材に当接する第2当接面を有する接続部材を介して連結するものであって、第1フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第1フレーム部材の端面と前記第1当接面とを押し当てて保持する第1保持手段と、第2フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第2フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第2保持手段とを備えているとともに、前記第2保持手段を前記第1フレーム部材により外部空間から隠蔽される位置に形成していることを特徴とする部材の連結構造。
  2. それぞれ異なる方向へ延びる第1及び第2フレーム部材を、第1フレーム部材に取り付けられ該第1フレーム部材の長手方向に沿って移動可能な保持具と、前記第1フレーム部材に当接する第1当接面及び第2フレーム部材に当接する第2当接面を有する接続部材とを介して連結するものであって、前記保持具を引き寄せて該保持具と前記第1当接面との間で前記第1フレーム部材を挟持する第1保持手段と、第2フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第2フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第2保持手段とを備えているとともに、前記第2保持手段を前記第1フレーム部材及び前記保持具により外部空間から隠蔽される位置に形成していることを特徴とする部材の連結構造。
  3. 前記接続部材に、前記第2フレーム部材を2つ連結していることを特徴とする請求項1又は2記載の部材の連結構造。
  4. 前記第1保持手段と第2保持手段との少なくとも一方が、前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の長手方向に略又は完全に沿って螺着される雄ねじ部材を具備することを特徴とする請求項1、2又は3記載の部材の連結構造。
  5. 前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の端面に、前記雄ねじ部材を螺着可能な雌ねじ部を形成していることを特徴とする請求項4記載の部材の連結構造。
  6. 前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材が、その長手寸法の全域にわたって同一の断面形状をなすとともに断面視中央部に円筒形をなす中心体を有し、前記中心体に前記雌ねじ部を形成していることを特徴とする請求項5記載の部材の連結構造。
  7. 前記第1フレーム部材と第2フレーム部材との少なくとも一方を、押出し成形により形成していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の部材の連結構造。
  8. 天板付き家具の天板を支持する脚構造体に用いられるものであって、前記第1フレーム部材が鉛直方向に延伸し、前記第2フレーム部材が水平方向に延伸するとともに、前記接続部材を前記第1フレーム部材の上方に配置していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の部材の連結構造。
  9. 前記第1当接面と前記第1フレーム部材との間又は前記第2当接面と前記第2フレーム部材との間のうち少なくとも一方に、係合部と被係合部とを凹凸係合させてなる係合部を形成していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の部材の連結構造。
  10. 前記第1保持手段と第2保持手段との少なくとも一方が、前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の長手方向に略沿って螺着される雄ねじ部材を具備するものであって、前記雄ねじ部材の延伸方向を前記第1フレーム部材又は前記第2フレーム部材の長手方向に対して傾斜させていることを特徴とする請求項9記載の部材の連結構造。
  11. 前記第1フレーム部材の一端部に、前記接続部材を略又は完全に隙間なく収納可能な接続部材取付空間を形成していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の部材の連結構造。
  12. 天板を脚構造体に支持させてなるものであって、前記脚構造体が、それぞれ異なる方向へ延びる第1及び第2フレーム部材を、第1フレーム部材に当接する第1当接面及び第2フレーム部材に当接する第2当接面を有する接続部材を介して連結する構成を有し、第1フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第1フレーム部材の端面と前記第1当接面とを押し当てて保持する第1保持手段と、第2フレーム部材をその長手方向に略又は完全に沿って引き寄せて該第2フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第2保持手段とを備えているとともに、前記第2保持手段を前記第1フレーム部材により外部空間から隠蔽される位置に形成し、前記第1保持手段を天板により外部空間から隠蔽される位置に形成していることを特徴とする天板付き家具。
  13. 前記第1フレーム部材が床面から起立する脚支柱であるとともに、前記第1保持手段が前記第1当接面たる接続部材の下向き当接面と前記脚支柱の上面とを、接続部材の上方から前記脚支柱に螺着されるねじ部材の緊締力により押し当てる構成を有することを特徴とする請求項12記載の天板付き家具。
  14. 前記第2フレーム部材間に、該第2フレーム部材に取り付けられる保持具と、前記第2フレーム部材に当接する第1当接面及び第3フレーム部材に当接する第2当接面を有する第2接続部材とを介して第3フレーム部材を横架させて取り付け、前記第3フレーム部材にオプション部材を支持可能であるとともに、前記保持具を第3フレーム部材に向かう方向に略又は完全に沿って引き寄せて該保持具と前記第1当接面との間で前記第2フレーム部材を挟持する第3保持手段と、第3フレーム部材をその長手方向に沿って引き寄せて該第3フレーム部材の端面と前記第2当接面とを押し当てて保持する第4保持手段とを備え、前記第4保持手段を前記第2フレーム部材及び前記保持具により外部空間から隠蔽される位置に形成していることを特徴とする請求項12又は13記載の天板付き家具。
  15. 前記第3フレーム部材が、前記第2フレーム部材の長手方向に沿って移動可能であることを特徴とする請求項14記載の天板付き家具。
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