JP3737507B1 - 組立て構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造体の着脱作業が簡単且つ容易に行えるとともに、堅牢且つ強固に固定することができる組立て構造を提供する。
【解決手段】組立て構造を構成する挿入部材8を支柱2外面の所望する位置に固定し、受け部材9を構造体7縁部に形成した支持孔7aに対して下方から予め嵌合固定しておき、挿入部材8が取り付けられた位置よりも上方の支柱2を、構造体7縁部に取り付けた受け部材9の受け孔9aに対して水平方向から挿入し、支柱2外面に取り付けた挿入部材8を、構造体7の支持孔7aに取り付けた受け部材9の受け孔9aに対して下方から嵌合して一体的に組み付ける。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば棚、ラック、テーブル、ボックス、あるいは、屋内外に設置される大型構造物等の構造物を組立てるのに用いられる組立て構造に関する。
従来、上述の組立て構造としては、例えば垂直に立設した支柱外面にスリーブを取り付け、支柱外面に取り付けたスリーブに対して該支柱側方からカラーを装着した後、棚板角部に設けたホルダの両端部を弾性に抗して左右に拡張するとともに、カラー側面に形成した凹部に支柱側方から嵌着して、ホルダの両端凸部をカラーの両側凹部にそれぞれ係合して、カラーの下端側に突出する突部にホルダを載置して組立てる特許文献1の組立て式の棚がある。しかし、特許文献1の構造は、ホルダをカラー側面に対して着脱するとき、ホルダの両端部を弾性に抗して左右に拡張するが、ホルダを、カラーに対して側方及び上方から嵌着しても、ホルダを設けた棚板と、カラーを取り付けた支柱とに水平方向に向けて引っ張り応力が付与されたとき、ホルダの両端部が弾性に抗して左右に拡張されやすく、ホルダからカラーが外れることがあるため、棚の組立て状態を維持するのに十分な構造的強度が得られない。
また、棚部材角部に設けた連結部の切欠き部を弾性に抗して左右に拡張し、支柱外面に取り付けた中間部材に対して連結部を外嵌し、連結部の開口端部に形成した各爪を、中間部材の両側外面に形成した各溝にそれぞれ係合して、連結部の側方への抜けを防止する特許文献2の棚部材、棚部材固定用中間部材及び組立て式ラックがある。しかし、特許文献2の構造は、連結部を中間部材に対して着脱するとき、連結部の切欠き部を弾性に抗して左右に拡張するが、連結部を設けた棚部材と、中間部材を取り付けた支柱とに水平方向に対して引っ張り応力が付与されたとき、連結部の切欠き部が弾性に抗して左右に拡張されやすく、連結部から中間部材が外れることがあるため、組立て式ラックの組立て状態を維持するのに十分な構造的強度が得られない。
特許第3469161号 特開2000−308528号公報
この発明は上記問題に鑑み、構造体の着脱作業が簡単且つ容易に行えるとともに、堅牢且つ強固に固定することができる組立て構造の提供を目的とする。
請求項1に記載した発明の組立て構造は、支柱外面に取り付けた挿入部材を、構造体に取り付けた受け部材の受け孔に下方から嵌合して固定する組立て構造であって、上記構造体の縁部に、上記受け部材が下方から嵌合許容される支持孔を形成し、上記支持孔近傍の構造体縁部に、上記支柱が水平方向に対して着脱許容され、上記受け部材が水平方向に対して着脱阻止される幅の切欠き部を上記支持孔と連通して上下方向に形成し、上記支柱外面に側方から装着される挿入部材の外周面を上端側から下端側に向けて大きくなるテーパ状に形成し、上記受け部材の受け孔内周面を、上記挿入部材の外周面と対応して上端側から下端側に向けて大きくなるテーパ状に形成し、上記受け部材の側部に、上記支柱が水平方向に対して着脱許容され、上記挿入部材が水平方向に対して着脱阻止される幅の切欠き部を上記受け孔と連通して上下方向に形成したことを特徴とする。
この発明によると、挿入部材を支柱外面の所望する位置に固定し、受け部材を構造体縁部の支持孔に予め固定しておき、挿入部材の取り付け位置よりも上方の支柱を、構造体縁部の支持孔に取り付けた受け部材の受け孔に対して水平方向から挿入し、支柱外面に取り付けた挿入部材を、構造体の支持孔に取り付けた受け部材の受け孔に対して下方から嵌合して、構造体に付与される自然荷重又は構造体の重量を利用し、挿入部材と受け部材とのテーパ面を互いに圧接して一体的に固定する。一方、支柱を下方に引き下げ、構造体を上方に持ち上げて、挿入部材を受け部材の受け孔から抜き取った後、挿入部材が取り付けられた支柱を、受け部材の受け孔から水平方向に抜き取り、支柱と構造体を分離する。
また、支柱は、例えば丸形、四角形、五角形、六角形、楕円形等の水平断面形状を有する中空のパイプ、中実の支柱で構成することができる。また、構造体は、例えば板状又は枠状の棚、枠体、天板、支持体、連結体等で構成することができる。また、構造体及び挿入部材、受け部材は、例えば集成材、合板、木、金属、プラスチック等の単一又は複合した材質で構成することができる。
請求項2に記載した発明の組立て構造は、上記請求項1に記載の構成と併せて、上記支柱と挿入部材との対向面に、互いに係止される凹部と凸部とを形成するとともに、該凹部及び凸部の少なくとも一方を支柱の外面に沿って長さ方向に対して所定等間隔に隔てて配列したことを特徴とする。
この発明によると、支柱と挿入部材との対向面に形成した凹部及び凸部を互いに係止して、構造体を、挿入部材が取り付けられた高さ位置に規制する。また、挿入部材の取り付け位置を支柱上の所望する位置に変更して、構造体の取り付け位置を段階的に高さ調節する。
請求項3に記載した発明の組立て構造は、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記受け部材の下端側外周部及び上端側外周部の少なくとも一方に、上記支持孔の周縁部に対して当接されるフランジ部を形成したことを特徴とする。
この発明によると、挿入部材と受け部材とを嵌合した際に、構造体縁部に形成した支持孔の下端側周縁部に、受け部材の下端側外周部に形成したフランジ部が当接される。
請求項4に記載した発明の組立て構造は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記構造体に形成した支持孔の下面側周縁部と、上記受け部材の下端側外周部とを固定部材により一体的に固定したことを特徴とする。
この発明によると、支柱を、構造体に取り付けた受け部材の受け孔に対して水平方向から挿入するとき、あるいは、支柱に取り付けた挿入部材を、構造体に取り付けた受け部材の受け孔に対して下方から嵌合する際に、構造体の支持孔から受け部材が脱落する心配がなく、組立て作業が容易に行える。また、固定部材は、例えばビス、ボルト、釘、或いは、マグネット、接着剤、粘着剤等で構成することができる。
請求項5に記載した発明の組立て構造は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記受け部材を、上記挿入部材の外周面に対して嵌合される内部材と、上記構造体の支持孔に対して嵌合される外部材とに上下分割するとともに、該内部材と外部材とを互いに合致する形状に形成したことを特徴とする。
この発明によると、内部材は支柱外面に対して圧接される方向に緊縮され、外部材は構造体の支持孔内面に対して圧接される方向に拡張され、受け部材を支柱外面と構造体の支持孔内面とに対して強固に固定することができる。
請求項6に記載した発明の組立て構造は、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記構造体の支持孔よりも上方に突出する挿入部材の上端部に螺合され、上記挿入部材と受け部材とのテーパ面が互いに圧接される方向に締め付け力を付与する締め付け部材を設けたことを特徴とする。
この発明によると、挿入部材上端部に螺合した締め付け部材を受け部材に当接するとともに、締め付け部材の締め付け力により、挿入部材を受け部材に対して嵌合される方向に引き上げ、その反力により受け部材を引き下げて、挿入部材と受け部材とのテーパ面を互いに圧接するので、構造体に付与される自然荷重又は構造体の自重等により、挿入部材と受け部材とのテーパ面を互いに圧接するよりも大きなグリップ力が得られる。
請求項7に記載した発明の組立て構造は、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記構造体の支持孔よりも下方に突出する受け部材の下端部に螺合され、該記受け部材の受け孔よりも下方に突出する挿入部材に当接され、上記挿入部材と受け部材とのテーパ面が互いに圧接される方向に対して締め付け力を付与する締め付け部材を設けたことを特徴とする。
この発明によると、受け部材下端部に螺合した締め付け部材を挿入部材に当接するとともに、締め付け部材の締め付け力により、挿入部材を受け部材に対して嵌合される方向に押し上げ、挿入部材と受け部材とのテーパ面を互いに圧接するので、請求項6と同等又は同等以上の大きなグリップ力が得られ、支柱と構造体とをガタ付きのない状態に強固に固定することができる。
請求項8に記載した発明の組立て構造は、上記請求項6又は7に記載の構成と併せて、上記締め付け部材の側部に、上記支柱が水平方向に対して着脱許容される幅の切欠き部を上下方向に形成したことを特徴とする。
この発明によると、挿入部材と受け部材とを、締め付け部材の締め付け力により互いに合致した状態に嵌合固定しても、挿入部材の取り付け位置よりも上方の支柱を、構造体縁部に取り付けた受け部材の受け孔に対して切欠き部から水平方向に挿入することができる。
この発明によれば、挿入部材の取り付け位置よりも上方の支柱を、構造体縁部に取り付けた受け部材の受け孔に対して切欠き部から水平方向に挿入し、支柱外面に取り付けた挿入部材を、構造体縁部に取り付けた受け部材の受け孔に下方から嵌合するので、支柱と構造体とに水平方向に対して引っ張り応力が付与されても、挿入部材が受け部材から水平方向に抜き取られることがなく、簡単な構造でありながら、堅牢且つ強固に固定することができる。
また、支柱を下方に引き下げ、構造体を上方に持ち上げて、挿入部材を受け部材の受け孔から抜き取った後、支柱を受け部材の受け孔から水平方向に抜き取るので、上側の構造体を支柱から抜き取るような手間及び作業が省け、構造体を着脱する作業及び構造体の取り付け位置を変更・調節する作業が簡単且つ容易に行える。
また、支柱と構造体との組み付け精度に多少の誤差が生じても、挿入部材と受け部材とのテーパ面を互いに嵌合すれば、ガタ付きの無い状態に固定することができる。且つ、精度誤差が吸収又は修正されるので、異なる素材の部材を組み合わせるのに最適である。
この発明は、構造体の着脱作業が簡単且つ容易に行えるとともに、堅牢且つ強固に固定することができるという目的を、挿入部材が取り付けられた支柱を、構造体縁部に取り付けた受け部材の受け孔に対して切欠き部から水平方向に挿入するとともに、挿入部材を受け部材の受け孔に下方から嵌合することで達成した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、棚状の構造体を2本の支柱間に取り付けてなる構造物の組立て構造を示し、図1及び図2に於いて、本発明の組立て構造は、構造物1を構成する各支柱2,2外面に取り付けた各挿入部材8,8を、棚状を有する構造体7の両側縁部に取り付けた各受け部材9,9に下方から嵌合して、工具類を使用せずに組立てるものである。実施例において、挿入部材8及び受け部材9は同一の材質で形成しているが、異なる材質で形成してもよい。
上記構造物1を構成する中空パイプの各支柱2,2は、左右に配置した各枠体3,3の上面側中央部に対して真上方向に向けて略垂直に立設され、各支柱2,2の両側外周面には、後述する挿入部材8に形成した各突起8b,8bが係止される孔部2aを、丸形断面を有する中空支柱2の外周面に沿って長さ方向に対して所定等間隔に隔てて配列している。且つ、2本の各枠体4,4を、各枠体3,3の間に略平行に架設し、連結体5を、各枠体3,3の上端部間に略水平に架設して、棚状の構造体7が取り付けられる構造物1を構成している。また、各枠体3,3の下面側両端部には、所望する方向(例えば略360度)に水平回動自在なストッパー機能付きキャスター6…を取り付けている。また、キャスター6を取り付けず、構造物1を所望する場所に直接設置してもよい。
前記構造体7の両側縁部には、図3、図6のホ、ヘにも示すように、後述する受け部材9が下方から嵌合許容(又は挿入許容)され、該受け部材9が水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される支持孔7aを形成している。且つ、各支持孔7a,7a近傍の両側縁部には、支柱2が水平方向(又は側方)に対して着脱許容され、受け部材9が水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される幅の切欠き部7bを、上記支持孔7aと連通して上下方向に切欠き形成している。
前記挿入部材8は、図4のイ、ロにも示すように、半円錐台形状を有する一対の各分割部材8a,8aにより構成されるとともに、各分割部材8a,8aは、支柱2,2の外周面に装着する際に2つ割りされる。且つ、各分割部材8a,8aからなる挿入部材8の外周面は、後述する受け部材9の内周面と合致する大きさ及び形状に形成され、受け部材9の内周面と対応して上端側小径部から下端側大径部に向けて大きくなるテーパ状に形成している。
また、各分割部材8a,8aの内周面に形成した各突起8b,8bは、各分割部材8a,8aを支柱2の両側外周面に装着した際に、支柱2の両側外周面に形成した同一高さの各孔部2a,2aに対して径方向に係止され、各分割部材8a,8aの内周面は、支柱2の外周面と対応する曲率半径に形成している。
また、各分割部材8a,8aの対向端部は、互いに合致するような段付き形状に形成され、支柱2の外周面に装着したとき互いに合致して上下に位置ズレするの防止するとともに、側面から見て略円錐台形状に組み付けられた状態を維持する。
また、支柱2,2の外周面と、各分割部材8a,8aの内周面との少なくとも一方の面に、接触抵抗の大きい滑り止め加工又は滑り止め処理を施したり、合成ゴム製の滑り止め部材を介在する等してもよい。
一方、支柱2の各孔部2a…は、該支柱2の両側外周面に沿って長さ方向に対して所定等間隔に隔てて形成され、各分割部材8a,8aの各突起8b,8bを、支柱2に形成した所望する位置の各孔部2a,2aに係止することで、後述する構造体7を、挿入部材8が取り付けられた高さ位置に規制又は変更することができる。
なお、上述のような突起を、支柱2の外周面全長に対して所定等間隔に隔てて複数設け、いずれか一つの突起が係止される孔部を各分割部材8a,8aの内周面に設けてもよい。
また、孔部2aと突起8bとに代わる他の位置決め手段として、各分割部材8a,8aの各突起8b,8bを、支柱2の外周面全長に対して所定等間隔に隔てて形成した所望する高さ位置の溝部又は凹部に係止してもよい。あるいは、各分割部材8a,8aに取り付けたビスを、支柱2の孔部2a(又は溝部、凹部)に係止するか、そのビスを支柱2の外周面に当接する等して位置決めしてもよい。
前記受け部材9は、図5のハ、ニにも示すように、構造体7の両側縁部に形成した支持孔7aの内周面と合致する大きさ及び形状に形成され、構造体7の支持孔7aに対して下方から嵌合(又は挿入)される。且つ、受け部材9の中心部に形成した受け孔9aの内周面は、上記挿入部材8を下方から嵌合許容(又は挿入許容)するとともに、挿入部材8の外周面と合致する大きさ及び形状に形成され、挿入部材8の外周面と対応して上端側小径部から下端側大径部に向けて大きくなるテーパ状に形成している。
また、受け部材9の側部には、支柱2が水平方向(又は側方)に対して着脱許容され、上記挿入部材8が水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される幅の切欠き部9bを、上記受け孔9aと連通して上下方向に切欠き形成している。
また、受け部材9の下端側外周部に沿って円周方向に連続して形成した鍔状のフランジ部9Aは、構造体7に形成した支持孔7aの下端側周縁部に対して下方から当接される。なお、フランジ部9Aは、受け部材9の下端側外周部に沿って円周方向に対して所定間隔に隔てて部分的に形成してもよい。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、上記組立て構造による構造物1の組立て方法を説明する。
先ず、図3、図4のイ、ロにも示すように、棚状の構造体7を、構造物1(図1参照)を構成する各支柱2,2の所望する高さ位置に取り付ける場合、挿入部材8を構成する一対の各分割部材8a,8aを2つに分割して支柱2の両側外周面に装着するとともに、各分割部材8a,8aの内周面に形成した各突起8b,8bを、支柱2の両側外周面に形成した同一高さの各孔部2a,2aに対して両側から差し込み、一対の各分割部材8a,8aを互いに合致固定して、構造体7が取り付けられる高さ位置を決定する。
且つ、構造体7に形成した支持孔7aの切欠き部7bと、受け部材9に形成した受け孔9aの切欠き部9bとを、支柱2が水平方向(又は側方)に対して着脱許容されるように一致させる。
次に、図2、図5のハ、ニにも示すように、受け部材9を、構造体7の両側縁部に形成した各支持孔7a,7aに対して下方から予め嵌合固定しておき、構造体7を、各支柱2,2の間に挿入した際に、構造体7の一側縁部に取り付けた受け部材9の受け孔9aに、挿入部材8が取り付けられた一方の支柱2を略水平方向から挿入した後、構造体7の他側縁部に取り付けた受け部材9の受け孔9aに、挿入部材8が取り付けられた他方の支柱2を略水平方向から挿入する。
次に、図6のホ、ヘにも示すように、水平姿勢の構造体7を下方に向けて降下させ、各支柱2,2に取り付けた各挿入部材8,8を、構造体7の両側縁部の各支持孔7a,7aに取り付けた各受け部材9,9の各受け孔9a,9aに対して下方から嵌合して、各挿入部材8,8と各受け部材9,9とを互いに合致固定するので、棚状の構造体7を、各支柱2,2の所望する高さ位置に単数又は複数取り付けることができる。
且つ、構造体7に付与される自然荷重又は構造体7の重量を利用して、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面を互いに圧接し、相互を合致した固定するの必要なグリップ力が得られ、各支柱2,2と構造体7とをガタ付きのない状態に固定することができる。また、圧接時に生じる反力により、挿入部材8を構成する各分割部材8a,8aを径方向に緊縮して、支柱2の外周面に対して各分割部材8a,8aを径方向に圧接するので、構造体7を、各支柱2,2上の所望する高さ位置に取り付けた状態を維持するのに必要な接触抵抗も得られ、図1に示す構造物1に組立てることができる。
以上のように、挿入部材8の取り付け位置よりも上方の支柱2を、構造体7縁部の支持孔7aに取り付けた受け部材9の受け孔9aに切欠き部9bから水平方向に挿入して、挿入部材8を受け部材9の受け孔9aに下方から嵌合するので、支柱2と構造体7とに水平方向に対して引っ張り応力が付与されても、挿入部材8が受け部材9から水平方向に抜き取られることがなく、簡単な構造を有しながら、堅牢且つ強固に固定することができる。且つ、挿入部材8と受け部材9とを同一の材質で形成しているので、収縮率及び膨張率が同じであり、挿入部材8と受け部材9との間に隙間が生じにくく、ガタ付きの無い状態に固定することができる。
また、支柱2を下方に引き下げ、構造体7を上方に持ち上げて、挿入部材8を受け部材9の受け孔9aから抜き取った後、支柱2を受け部材9の切欠き部9を介して受け孔9aから水平方向に抜き取るので、上側の構造体7を支柱2から抜き取るような手間及び作業が省け、所望する取り付け位置の構造体7を着脱する作業及び構造体7の取り付け位置を変更・調節する作業が簡単且つ容易に行える。
また、支柱2と構造体7との組み付け精度に多少の誤差が生じても、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面を互いに嵌合すれば、ガタ付きの無い状態に固定することができる。且つ、精度誤差が吸収又は修正されるので、異なる素材の部材を組み合わせるのに最適である。
上記丸形断面以外の断面形状を有する支柱2の他の例として、図7に示すように、四角形の支柱2に取り付けた円錐台形状の挿入部材8と、該挿入部材8の外面形状と対応して構造体7に取り付けた受け部材9を互いに嵌合固定するか、図8に示すように、四角形の支柱2に取り付けた四角錐台形状の挿入部材8と、該挿入部材8の外面形状と対応して構造体7に取り付けた受け部材9を互いに嵌合固定する等してもよい。
図9は、受け部材9を、内部材9cと外部材9dとに上下分割自在に設けた組立て構造の他の例を示し、内部材9cを構造体7の支持孔7aに対して下方から嵌め込み、外部材9dを構造体7の支持孔7aに対して上方から嵌め込み、ムリ嵌め、圧入する等して互いに合致固定するとともに、内部材9c及び外部材9dの外周部に形成したフランジ部9A,9Bを、支持孔7aの上下面周縁部に当接して取り付けた後、上述と同様に、支柱2に取り付けた挿入部材8と、構造体7に取り付けた受け部材9とを互いに嵌合固定するので、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、内部材9cを支柱2外面に対して圧接される方向に緊縮し、外部材9dを構造体7の支持孔7a内面に対して圧接される方向に拡張して、受け部材9を支柱2外面と構造体7の支持孔7a内面とに対して強固に固定することができる。
図10は、受け部材9を、構造体7の下面側に対して一体的に固定する組立て構造の他の例を示し、2本のビス10,10を、受け部材9のフランジ部9A,9Aに形成した各孔部9e,9eを介して、構造体7に形成した支持孔7aの下面側周縁部に捩じ込んで一体的に固定した後、上述と同様に、支柱2に取り付けた挿入部材8と、構造体7に取り付けた受け部材9とを互いに嵌合固定するので、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
図11、図12は、構造体7の支持孔7aよりも上方に突出する挿入部材8の上端側に形成した雄ネジ部8cに螺合され、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面が互いに圧接される方向に締め付け力を付与する締め付け部材12を設けた強度中方式の組立て構造を示し、締め付け部材12の側部には、支柱2が水平方向に対して着脱許容され、挿入部材8が水平方向に対して着脱阻止される幅の切欠き部12bを上下方向に切欠き形成している。
つまり、挿入部材8の雄ネジ部8cに、支柱2側部から取り付けた締め付け部材13を螺合して、受け部材9の上端側に当接した締め付け部材12の締め付け力により、挿入部材8を受け部材9に対して嵌合される方向に引き上げ、その反力により受け部材9を引き下げて、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面を互いに圧接するので、自然荷重により挿入部材8と受け部材9とのテーパ面を互いに圧接するよりも大きなグリップ力が得られ、支柱2と構造体7とをガタ付きのない状態に固定することができる。
図13、図14は、構造体7の支持孔7aよりも下方に突出する受け部材9の下端側に形成した雄ネジ部9fに螺合され、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面が互いに圧接される方向に対して締め付け力を付与する締め付け部材13を設けた強度大方式の組立て構造を示し、締め付け部材13の側部には、支柱2が水平方向に対して着脱許容され、挿入部材8が水平方向に対して着脱阻止される幅の切欠き部13bを上下方向に切欠き形成している。なお、受け部材9は、図10に示すように構造体7下面に固定している。
つまり、受け部材9の雄ネジ部9fに、支柱2側部から取り付けた締め付け部材13を螺合して、受け部材9の雄ネジ部9fよりも下方に突出する挿入部材8の下端側に当接した締め付け部材13の締め付け力により、挿入部材8を受け部材9に対して嵌合される方向に押し上げ、その反力により受け部材9を引き下げて、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面を互いに圧接するので、図11、図12に示す構造よりも大きなグリップ力が得られ、支柱2と構造体7とをガタ付きのない状態に強固に固定することができる。
上記締め付け部材12,13の締め付け力により挿入部材8と受け部材9とを互いに合致した状態に嵌合固定しても、挿入部材8の取り付け位置よりも上方の支柱2を、切欠き部12b,13bを介して、構造体7縁部に取り付けた受け部材9の受け孔9aに対して切欠き部9bから水平方向に挿入することができる。
なお、締め付け部材12,13の切欠き部12b,13bは、支柱2が水平方向に対して着脱許容されるように受け部材9の切欠き部9bと一致させる。また、締め付け部材12,13を併用して、挿入部材8と受け部材9とを互いに嵌合固定してもよい。
図15は、棚状の構造体7を、構造物1を構成する四隅に立設した4本の支柱2…間に取り付けた構造物1の他の組立て例を示し、上述と同様にして、各支柱2…に取り付けた各挿入部材8…と、構造体7の四隅縁部に取り付けた各受け部材9…とを互いに嵌合固定するので、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、構造体7を、図中仮想線に示すように複数取付けてもよい。
図16は、棚状の構造体7を、床部Aと天井部Bとの間に固定した各支柱2,2に取り付けた構造物1のその他の組立て例を示し、免震性能を向上させるために床部Aと天井部Bとの間に突っ張った状態に固定した各支柱2,2あるいは手前側に立設した各支柱2,2に、挿入部材8及び受け部材9を介して、棚状の構造体7を前面から取り付けるので、構造体7の着脱作業が簡単且つ容易に行え、作業性が向上する。
図17は、ボックス状の構造体7を、家具Cと天井部Bとの間に固定した各支柱2,2に取り付けた構造物1のその他の組立て例を示し、家具Cと天井部Bとの間に突っ張った状態に固定した各支柱2,2に、挿入部材8及び受け部材9を介して、ボックス状の構造体7を前面から単数又は複数取り付けるので、構造体7の着脱作業が簡単且つ容易に行えるだけでなく、家具C上部の壁面あるいは空間を有効に利用することができる。また、棚状の構造体7を単数又は複数取付けてもよい。
図18は、屋内外に設置される大型構造物1Aの組立て例を示し、所定間隔に隔てて立設した各支柱2…の上端部に、挿入部材8及び受け部材9を介して、日除け部材、雨除け部材等が架設された枠状の各構造体7A,7Aを取り付けるので、組立て場所において、工具類を使用せずに簡単且つ容易に組立てることができる。また、2本の各支柱2,2間に、椅子形状を有する構造体7Bを取り付けてもよい。
なお、本発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
棚状の構造体を2本の支柱間に取り付けた組立て例を示す斜視図。 挿入部材と受け部材との嵌合方法を示す斜視図。 挿入部材及び受け部材の取り付け方を示す斜視図。 図のイ,ロは挿入部材の取り付け方を示す断面図。 図のハ,ニは挿入部材と受け部材の嵌合方法を示す断面図。 図のホ,ヘは挿入部材と受け部材の嵌合方法を示す平面図。 四角形の支柱に円錐台形状の挿入部材を装着した例を示す斜視図。 四角形の支柱に四角錐台形状の挿入部材を装着した例を示す斜視図。 受け部材を上下分割自在に設けた構造の他の例を示す斜視図。 受け部材を構造体下面に固定した構造の他の例を示す斜視図。 締め付け部材を挿入部材に螺合した構造の他の例を示す斜視図。 図11の挿入部材と受け部材との嵌合状態を示す断面図。 締め付け部材を受け部材に螺合した構造の他の例を示す斜視図。 図13の挿入部材と受け部材との嵌合状態を示す断面図。 構造体を4本の支柱間に取り付けた構造物の他の例を示す斜視図。 床部と天井部間に支柱を固定した構造物の他の例を示す斜視図。 家具と天井部間に支柱を固定した構造物の他の例を示す斜視図。 屋内外に設置される構造物の他の例を示す斜視図。
符号の説明
1,1A…構造物
2…支柱
2a…孔部
7,7A,7B…構造体
7a…支持孔
7b…切欠き部
8…挿入部材
8a…分割部材
8b…突起
8c…雄ネジ部
9…受け部材
9a…受け孔
9b…切欠き部
9c…内部材
9d…外部材
9e…孔部
9f…雄ネジ部
9A,9B…フランジ部
10…ビス
12,13…締め付け部材
12b,13b…切欠き部

Claims (8)

  1. 支柱外面に取り付けた挿入部材を、構造体に取り付けた受け部材の受け孔に下方から嵌合して固定する組立て構造であって、
    上記構造体の縁部に、上記受け部材が下方から嵌合許容される支持孔を形成し、
    上記支持孔近傍の構造体縁部に、上記支柱が水平方向に対して着脱許容され、上記受け部材が水平方向に対して着脱阻止される幅の切欠き部を上記支持孔と連通して上下方向に形成し、
    上記支柱外面に側方から装着される挿入部材の外周面を上端側から下端側に向けて大きくなるテーパ状に形成し、
    上記受け部材の受け孔内周面を、上記挿入部材の外周面と対応して上端側から下端側に向けて大きくなるテーパ状に形成し、
    上記受け部材の側部に、上記支柱が水平方向に対して着脱許容され、上記挿入部材が水平方向に対して着脱阻止される幅の切欠き部を上記受け孔と連通して上下方向に形成した
    組立て構造。
  2. 上記支柱と挿入部材との対向面に、互いに係止される凹部と凸部とを形成するとともに、該凹部及び凸部の少なくとも一方を支柱の外面に沿って長さ方向に対して所定等間隔に隔てて配列した
    請求項1に記載の組立て構造。
  3. 上記受け部材の下端側外周部及び上端側外周部の少なくとも一方に、上記支持孔の周縁部に対して当接されるフランジ部を形成した
    請求項1又は2に記載の組立て構造。
  4. 上記構造体に形成した支持孔の下面側周縁部と、上記受け部材の下端側外周部とを固定部材により一体的に固定した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の組立て構造。
  5. 上記受け部材を、上記挿入部材の外周面に対して嵌合される内部材と、上記構造体の支持孔に対して嵌合される外部材とに上下分割するとともに、該内部材と外部材とを互いに合致する形状に形成した
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の組立て構造。
  6. 上記構造体の支持孔よりも上方に突出する挿入部材の上端部に螺合され、上記挿入部材と受け部材とのテーパ面が互いに圧接される方向に締め付け力を付与する締め付け部材を設けた
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の組立て構造。
  7. 上記構造体の支持孔よりも下方に突出する受け部材の下端部に螺合され、該記受け部材の受け孔よりも下方に突出する挿入部材に当接され、上記挿入部材と受け部材とのテーパ面が互いに圧接される方向に対して締め付け力を付与する締め付け部材を設けた
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の組立て構造。
  8. 上記締め付け部材の側部に、上記支柱が水平方向に対して着脱許容される幅の切欠き部を上下方向に形成した
    請求項6又は7に記載の組立て構造。
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