JP3813976B1 - クサビ式組立て構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造体の着脱作業が簡単且つ容易に行えるとともに、堅牢且つ強固に固定することができるクサビ式組立て構造を提供する。
【解決手段】パネル2、支柱4に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入し、挿入部材8に形成したクサビ状を有する一対の各係止部8b,8bと、受け孔9aに形成したクサビ状を有する一対の各係止溝9b,9bを互いに係止し、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面を互いに圧接して固定する。一方、パネル2、支柱4を下方に引き下げ、棚部3を上方に持ち上げて、挿入部材8を受け部材9の受け孔9aから抜き取り、挿入部材8側のパネル2、支柱4と、受け部材9側の棚部3とを分離する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、例えば棚、ラック、テーブル、ボックス、あるいは、屋内外に設置される大型構造物等の構造物を組立てるのに用いられるクサビ式組立て構造に関する。
従来、上述の組立て構造としては、例えば支柱外面に取り付けたスリーブに対して該支柱側方からカラーを装着した後、棚板角部に設けたホルダを、カラー側面に形成した凹部に支柱側方から嵌着し、ホルダの両端凸部をカラーの両側凹部にそれぞれ係合して、カラーの下端側に突出する突部にホルダを載置して組立てる特許文献1の組立て式の棚があるが、ホルダをカラー側面に対して着脱するとき、ホルダの両端部を弾性に抗して左右に拡張するが、ホルダを、カラーに対して側方及び上方から嵌着しても、ホルダを設けた棚板と、カラーを取り付けた支柱とに水平方向に向けて引っ張り応力が付与されたとき、ホルダの両端部が弾性に抗して左右に拡張されやすく、ホルダからカラーが外れることがあるため、棚の組立て状態を維持するのに十分な構造的強度が得られない。
他の組立て構造としては、例えば延長用パネルとコーナ用パネルとの対向縁部に固定した各縁金具の各突条部端面を互いに当接して締付け具により締付け固定し、その締付け具に嵌着した腕木上に棚板を載置する特許文献2の縁金具と締付け具を使用した組立てブースがあるが、各縁金具の各突条部に装着した締付け具の操作レバーを回動操作して、各縁金具の各突条部端面を互いに当接した状態に固定した後、締付け具に嵌着した腕木上に棚板を載置しなければならず、棚板の着脱する作業、高さを変更する作業に手間及び時間が掛かる。また、例えば摩耗や変形等により締付け具の締付け力が徐々に弱くなるため、組立て構造を維持するのに必要な強度が得られなくなる。
特許第3469161号 特開平9−302818号
この発明は上記問題に鑑み、構造体の着脱作業が簡単且つ容易に行えるとともに、堅牢且つ強固に固定することができるクサビ式組立て構造の提供を目的とする。
請求項1に記載した発明のクサビ式組立て構造は、一方の構造体に取り付けた挿入部材を、他方の構造体に取り付けた受け部材の受け孔に下方から挿入して固定する組立て構造であって、上記一方の構造体に取り付けた挿入部材の外面と、上記他方の構造体縁部に形成した支持孔に取り付けた受け部材の受け孔内面とを、上記挿入部材が受け部材の受け孔に対して下方から挿入許容され、該挿入部材と受け部材とが水平方向に対して分離阻止される合致する形状に形成し、上記挿入部材の両側部外面と上記受け部材の受け孔の両側部内面とに、一方の部材の両側端部を平面視略L字状に折り曲げてなる一対の各係止部と、該各係止部が係止される一対の各係止溝とをそれぞれ形成し、上記一対の各係止部と一対の各係止溝とを、該係止部が係止溝に対して下方から挿入許容され、該係止部と係止溝とが水平方向に対して分離阻止される形状に形成するとともに、該係止部と係止溝とを下端側から上端側に向けて徐々に幅狭となるテーパ形状に形成したことを特徴とする。
この発明によると、一方の構造体に取り付けた挿入部材を、他方の構造体に取り付けた受け部材の受け孔に対して下方から挿入するとともに、挿入部材又は受け部材のいずれか一方の部材の両側端部を平面視略L字状に折り曲げてなる一対の各係止部と、各係止部と対応して他方の部材に形成した一対の各係止溝とを互いに係止して、水平方向に対して分離阻止される状態に抜止めする。また、構造体に付与される自然荷重又は構造体の重量により、各係止部外面と各係止溝内面とのテーパ面を互いに圧接して一体的に固定する。また、一方の構造体を下方に引き下げ、他方の構造体を上方に持ち上げて、挿入部材の各係止部を受け部材の各係止溝から抜き取り、挿入部材側の構造体と、受け部材側の構造体とを分離する。
上記構造体は、例えばパネル、棚板、底板、天板、側板、或いは、中空や中実の支柱等で構成することができる。また、構造体及び挿入部材、受け部材は、例えば集成材、合板、木、金属、プラスチック等の単一又は複合した材質で構成することができる。
請求項2に記載した発明のクサビ式組立て構造は、上記請求項1に記載の構成と併せて、上記挿入部材の外面を下端側から上端側に向けて小さくなるテーパ形状に形成し、上記挿入部材と合致する受け部材の受け孔内面を、上記挿入部材と対応して下端側から上端側に向けて小さくなるテーパ形状に形成したことを特徴とする。この発明によると、一方の構造体に取り付けた挿入部材を、他方の構造体の支持孔に取り付けた受け部材の受け孔に下方から挿入して、挿入部材と受け部材とを互いに嵌合するとともに、構造体に付与される自然荷重又は構造体の重量により、挿入部材の外面と、受け部材の受け孔内面とのテーパ面を互いに圧接して一体的に固定する。また、一方の構造体を下方に引き下げ、他方の構造体を上方に持ち上げて、挿入部材を受け部材の受け孔から抜き取り、挿入部材側の構造体と、受け部材側の構造体とを分離する。
請求項3に記載した発明のクサビ式組立て構造は、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記受け部材が取り付けられる上記支持孔を、上記受け部材が下方から挿入許容され、該受け部材が水平方向に対して着脱阻止される大きさ及び形状に形成し、上記支持孔近傍の構造体縁部に、上記挿入部材を取り付けた支柱が水平方向に対して着脱許容され、上記受け部材が水平方向に対して着脱阻止される幅に開口した切欠き部を上記支持孔と連通して上下方向に形成したことを特徴とする。この発明によると、受け部材を、構造体の縁部に形成した支持孔に対して下方から挿入し、挿入部材と受け部材とを水平方向に対して分離阻止される状態に抜止めする。
請求項4に記載した発明のクサビ式組立て構造は、上記請求項1乃至3のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記構造体縁部と対応する受け部材の側部に、上記挿入部材を取り付けた支柱が水平方向に対して着脱許容され、該挿入部材が水平方向に対して着脱阻止される幅に開口した切欠き部を上記受け孔と連通して上下方向に形成したことを特徴とする。この発明によると、挿入部材よりも上方に突出する支柱を、受け部材の受け孔に対して切欠き部から水平方向に挿入するか、受け孔から水平方向に抜き取る等して、挿入部材と受け部材とを着脱する。
請求項5に記載した発明のクサビ式組立て構造は、上記請求項1乃至4のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記挿入部材と構造体との対向面に、互いに係止される孔部と突起とを形成するとともに、該孔部及び突起の少なくとも一方を構造体外面に沿って長さ方向に対して所定等間隔に隔てて複数配列したことを特徴とする。この発明によると、挿入部材と構造体との対向面に形成した孔部及び突起を互いに係止して、構造体を、挿入部材が取り付けられた高さ位置に規制する。また、挿入部材の取付け位置を支柱上の所望する位置に変更して、構造体の取付け位置を段階的に高さ調節する。
請求項6に記載した発明のクサビ式組立て構造は、上記請求項1乃至5のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記挿入部材が取り付けられた一方の構造体を、上記受け部材が取り付けられた他方の構造体の縁部よりも外側に突出した状態に固定したことを特徴とする。この発明によると、挿入部材が取り付けられた構造体が邪魔にならず、受け部材が取り付けられた構造体の上下面を有効に活用することができる。
請求項7に記載した発明のクサビ式組立て構造は、上記請求項1乃至6のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記受け部材の下端側外面に、上記支持孔の周縁部に係止されるフランジ部を形成したことを特徴とする。この発明によると、受け部材のフランジ部を、構造体に形成した支持孔の周縁部に係止又は当接して、受け部材のフランジ部に載置される構造体を略水平に支持する。
請求項8に記載した発明のクサビ式組立て構造は、上記請求項7に記載の構成と併せて、上記受け部材のフランジ部と、該フランジ部に載置された構造体の下面側とを固定手段により一体的に固定したことを特徴とする。この発明によると、一方の構造体に取り付けた挿入部材を、他方の構造体に取り付けた受け部材の受け孔に下方から挿入するか、一方の構造体を、受け部材の受け孔に挿入する際に、構造体の支持孔から受け部材が脱落する心配がない。また、固定手段は、例えばビス、ボルト、釘、或いは、マグネット、接着剤、粘着剤等で構成することができる。
この発明によれば、一方の構造体に取り付けた挿入部材を、他方の構造体に取り付けた受け部材の受け孔に下方から挿入し、クサビ状に形成した挿入部材と受け部材とを互いに嵌合固定するので、一方の構造体と他方の構造体とに水平方向に対して引っ張り応力が付与されても、挿入部材が受け部材から水平方向に抜き取られることがなく、簡単な構造でありながら、堅牢且つ強固に固定することができる。
また、下位側構造体の高さを変更する場合、その構造体を上方に持ち上げれば、挿入部材を受け部材の受け孔から抜き取ることができるので、上位側構造体を分離するような手間及び作業が省け、構造体を着脱する作業、高さを変更する作業が簡単且つ容易に行える。
また、一方の構造体と他方の構造体との組み付け精度に多少の誤差が生じても、挿入部材と受け部材とのテーパ面を互いに嵌合すれば、ガタ付きの無い状態に固定することができる。且つ、精度誤差が吸収又は修正されるので、異なる素材の部材を組み合わせるのに最適である。
この発明は、構造体の着脱作業が簡単且つ容易に行えるとともに、堅牢且つ強固に固定することができる目的を、一方の構造体に取り付けた挿入部材を、他方の構造体に取り付けた受け部材の受け孔に下方から挿入し、クサビ状に形成した挿入部材と受け部材とを互いに嵌合固定することで達成した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、構造体の一例であるパネル、棚部を組み合わせてなる構造物の組立て作業に用いられる第1実施例のクサビ式組立て構造を示し、図1に於いて、第1実施例のクサビ式組立て構造は、構造物1を構成する左右一対の各パネル2,2に取り付けた各挿入部材8…を、例えば棚板、底板、天板等を構成する各棚部3…の両側縁部に取り付けた各受け部材9…に挿入固定して、工具類を使用せずに組立てるものである。実施例において、挿入部材8及び受け部材9は同一の材質で形成しているが、異なる材質で形成してもよい。
上記構造物1は、板状を有する2枚の各パネル2,2を、棚部3全長と対応する左右間隔に隔てて真上方向に向けて略垂直に立設し、各パネル2,2の上端側対向面及び下端側対向面に取り付けた各挿入部材8…を、底板用の棚部3と天板用の棚部3との両側縁部に取り付けた各受け部材9…に対して下方から嵌合固定し、底板用の棚部3と天板用の棚部3との間に架設される移動用の各棚部3…の両側縁部を、各パネル2,2の中央部対向面に取り付けた各棚受け部材10…に載置して、底板用及び天板用、移動用の各棚部3…を略水平に架設している。
且つ、棚受け部材10は、図2にも示すように、該部材の裏面側に突設した2本の各突起10a,10aを、パネル2の垂直面に沿って上下方向に対して所定等間隔に隔てて配列した所望する位置の各孔部2a…に差込み固定して位置決めするので、各棚受け部材10…の差込み位置を変更するだけで、移動用の各棚部3…を所望する高さ位置に上下移動することができる。
実施例では、挿入部材8を、パネル2の上端側垂直面及び下端側垂直面に対して2本の各ビス13,13で固定するが、例えばボルトや釘、接着剤等の固定手段で固定してもよい。また、棚受け部材10と同様にして、挿入部材8の裏面側に突設した突起を、パネル2の各孔部2a…に差込み固定してもよい。
前記挿入部材8は、図3、図4にも示すように、後述する受け部材9の受け孔9aと合致する大きさ及び形状に形成され、受け孔9a内面と対応して下端側から上端側に向けて徐々に小さくなる又は厚みが薄くなるテーパ形状に形成している。また、受け孔9aに対して下方から挿入許容されるとともに、水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される形状に形成している。
また、挿入部材8の両側部に、受け部材9に形成した一対の各係止溝9b,9bに対して下方から挿入許容され、該挿入部材8が水平方向に対して分離阻止される平面から見てクサビ状を有する一対の各係止部8b,8bを形成するとともに、各係止部8b,8bを、下端側から上端側に向けて徐々に小さく又は厚みが薄くなるテーパ形状に形成している。
前記受け部材9は、棚部3の一側縁部に形成した平面から見て略半円形状の支持孔3aと合致する大きさ及び形状に形成され、支持孔3aに対して下方から挿入許容されるとともに、水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される形状に形成している。
また、支持孔3a近傍の縁部に開口した切欠き部3bは、後述するパイプ状の支柱4が水平方向(又は側方)に対して着脱許容され、受け部材9が水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される幅に上記支持孔3aと連通して上下方向に切欠き形成している。
且つ、受け部材9に形成した受け孔9a内面は、上記挿入部材8の外面と対応して下端側から上端側に向けて徐々に幅が狭くなるテーパ形状に形成している。また、上記挿入部材8が下方から挿入許容され、該挿入部材8が水平方向に対して分離阻止される形状に形成している。
また、受け孔9aの両側部内面に、挿入部材8に形成した一対の各係止部8b,8bが下方から挿入許容され、該挿入部材8が水平方向に対して分離阻止される平面から見てクサビ状を有する一対の各係止溝9b,9bを形成するとともに、各係止溝9b,9bを、各係止部8b,8bと対応して下端側から上端側に向けて徐々に幅が狭くなるテーパ形状に形成している。
また、棚部3の切欠き部3bと対応する受け部材9の側部には、上記挿入部材8が上下方向(又は垂直方向)に対して挿入許容され、該挿入部材8が水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される幅に開口した切欠き部9cを、上記受け孔9aと連通して上下方向に切欠き形成している。
また、受け孔9a内部に設けた抜止め機構11は、受け孔9a中央面に固定した板バネ12の下端部を、受け孔9aに挿入された挿入部材8の下端側縁部に係止して抜止めする。なお、板バネ12の下端部を、バネ自体の復元力に抗して挿入部材8の下端側縁部から離脱すれば係止解除され、挿入部材8と受け部材9との分離が許容される。
また、受け部材9の下端側外面に沿って円周方向に連続して形成した鍔状のフランジ部9Aは、棚部3に形成した支持孔3aの下面側周縁部に対して複数本の各ビス13…で固定され、挿入部材8を受け部材9の受け孔9aに挿入するか、後述する支柱4を受け部材9の受け孔9aに挿入する際に、棚部3の支持孔3aから受け部材9が脱落しない。なお、フランジ部9Aは、受け部材9の下端側外周部に沿って円周方向に対して所定間隔に隔てて部分的に形成してもよい。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、上記クサビ式組立て構造による構造物1の組立て方法を説明する。
先ず、図3、図4にも示すように、一対の各挿入部材8,8を、構造物1を構成する各パネル2,2の上端側対向縁部及び下端側対向縁部に固定し、各受け部材9…を、底板用棚部3及び天板用棚部3に形成した各支持孔3a…に下方から挿入して、棚部3に形成した支持孔3aの切欠き部3bと、受け部材9に形成した受け孔9aの切欠き部9cとを一致させるとともに、棚部3の上面と受け部材9の上端面とが略水平又は同一高さとなるように固定する。
次に、2枚の各パネル2,2を、棚部3全長と対応する左右間隔に隔てて真上方向に向けて略垂直に立設し、各パネル2,2の上下縁部に取り付けた各挿入部材8…を、底板用棚部3及び天板用棚部3に取り付けた各受け部材9…に対して下方から挿入して、各挿入部材8…の上端面と各受け部材9…の上端面とが略水平又は同一高さとなるように固定する。
且つ、挿入部材8に形成したクサビ状を有する一対の各係止部8b,8bを、受け孔9aに形成したクサビ状を有する一対の各係止溝9b,9bに下方から挿入して係止し、挿入部材8と受け部材9とを水平方向に対して分離阻止される状態に合致固定する。また、移動用の各棚部3…を、図2にも示すように、各パネル2,2の中央部対向面に取り付けた左右一対の各棚受け部材10…に対して略水平に載置すれば、図1に示す構造物1の組立て作業が完了する。
一方、パネル2を下方に引き下げ、棚部3を上方に持ち上げて、挿入部材8を受け部材9の受け孔9aから抜き取れば、挿入部材8側のパネル2と、受け部材9側の棚部3とを分離することができる。
以上のように、一方のパネル2に取り付けた挿入部材8を、他方の棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入し、挿入部材8に形成したクサビ状を有する一対の各係止部8b,8bと、受け孔9aに形成したクサビ状を有する一対の各係止溝9b,9bとを互いに係止して嵌合固定するので、パネル2と棚部3とに水平方向に対して引っ張り応力が付与されても、挿入部材8が受け部材9から水平方向に抜き取られることがなく、簡単な構造でありながら、堅牢且つ強固に固定することができる。且つ、挿入部材8と受け部材9とを同一の材質で形成しているので、収縮率及び膨張率が同じであり、挿入部材8と受け部材9との間に隙間が生じにくく、ガタ付きの無い状態に固定することができる。
また、挿入部材8と受け部材9との組み付け精度に多少の誤差が生じても、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面を互いに嵌合すれば、ガタ付きの無い状態に固定することができる。且つ、精度誤差が吸収又は修正されるので、異なる素材の部材を組み合わせるのに最適である。
図5は、パネル2と棚部3とを固定する第2実施例のクサビ式組立て構造を示し、パネル2に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入して、挿入部材8の両側端部を内側に折曲げて形成した一対の各係止部8b,8bを、該挿入部材8と合致する大きさ及び形状に形成した受け孔9aの一対の各係止溝9b,9bに係止するので、前記第1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。
図6、図7は、パネル2と棚部3とを固定する第3実施例のクサビ式組立て構造を示し、中央部が凹状に形成された挿入部材8を、パネル2の垂直面に対して各ビス13…で固定し、平面から見て略矩形に形成した受け部材9を、該受け部材9と合致する大きさ及び形状に形成した略矩形を有する棚部3の支持孔3aに下方から挿入し、受け部材9の下端側後部外面に形成したフランジ部9Aを、フランジ部9Aに載置された棚部3下面に係止又は当接して各ビス13…で固定し、フランジ部9Aに突設した例えばタボ、ピン等の突起9Bを、棚部3下面に形成した例えば孔部や凹部等に差込み固定して、フランジ部9Aに載置される棚部3を略水平に支持する。
次に、パネル2に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入して、挿入部材8に形成した一対の各係止部8b,8bを、受け部材9に形成した一対の各係止溝9b,9bに係止するので、前記第1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。なお、第3実施例の受け部材9は、図12に示すパイプ状の支柱4を固定する構造としても用いることができる。
図8、図9は、棚部3と支柱4とを固定する第4実施例のクサビ式組立て構造を示し、挿入部材8の受け面8eに突設した2本の各突起8d,8dを、支柱4の外周面に沿って長さ方向に対して所定等間隔に隔てて形成した各孔部4a…に差込み固定して、挿入部材8を支柱4上の所望する高さ位置に取付けた後、挿入部材8よりも上方に突出する支柱4を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに対して略水平方向から挿入し、受け部材9に形成した受け面9eにより支柱4を保持した後、支柱4に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入して、挿入部材8に形成した一対の各係止部8b,8bを、受け部材9に形成した一対の各係止溝9b,9bに係止するので、前記第1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。
なお、受け部材9の切欠き部9cは、支柱4が水平方向(又は側方)に対して着脱許容され、上記挿入部材8が水平方向(又は側方)に対して着脱阻止される幅に上記受け孔9aと連通して上下方向に切欠き形成している。また、挿入部材8を支柱4に対してビス等で固定してもよい。また、アジャスト機能付き支柱4の上端はキャップで閉塞され、支柱4の下端は接地部材で閉塞している。
図10は、棚部3と支柱4とを固定する第5実施例のクサビ式組立て構造を示し、挿入部材8の受け面8eに突設した2本の各突起8d,8dを支柱4の各孔部4a…に差込み固定し、支柱4に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入して、挿入部材8に形成したクサビ状を有する一対の各係止溝8f,8fと、受け部材9に形成したクサビ状を有する一対の各係止部9f,9fとを互いに係止するので、前記第1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。
図11は、棚部3と支柱4とを2つ割り可能に設けた挿入部材8を用いて固定する第6実施例のクサビ式組立て構造を示し、挿入部材8を構成する後部分割部材8aを支柱4の後部外周面に装着して、後部分割部材8aの受け面8eに形成した各突起8d…を支柱4の各孔部4a…に差込み固定した後、前部分割部材8aを支柱4の前部外周面に装着して、各分割部材8a,8aの対向端部(例えば段部、突起、溝部等)を互いに係合して合致固定する。また、支柱4に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入して、挿入部材8に形成した一対の各係止溝8f,8fと、受け部材9に形成した一対の各係止部9f,9fとを互いに係止するので、前記第1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。
なお、前部分割部材8aを、後部分割部材8aと同様にして支柱4外周面に取付けてもよい。また、第4乃至第6実施例のクサビ式組立て構造は、挿入部材8をパネル2に固定することにより、パネル2と棚部3とを固定する構造としても用いることができる。この場合、支柱4と対応する孔部が挿入部材8と受け部材9との間に形成されるが、その孔部をキャップや蓋等の閉塞部材で閉塞するとよい。
図12は、支柱4を、棚部3の一側縁部よりも外側に突出した状態に固定する第7実施例のクサビ式組立て構造を示し、平面から見て略U字状を有する挿入部材8の湾曲側受け面8eに突設した2本の各突起8d,8dを支柱4の各孔部4a…に差込み固定し、支柱4に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入して、挿入部材8に形成した一対の各係止部8b,8bを、受け部材9に形成した一対の各係止溝9b,9bに係止するので、前記第1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。また、支柱4が固定される挿入部材8の湾曲部を、棚部3の縁部よりも外側に突出するように設けているので、上記挿入部材8と受け部材9とを嵌合固定すれば、挿入部材8が取り付けられた支柱4が邪魔にならず、受け部材9が取り付けられた棚部3の上下面を有効に活用することができる。
図13、図14は、平面から見てクサビ形状を有する挿入部材8を、該挿入部材8と合致する大きさ及び形状に形成した受け部材9の受け孔9aに挿入固定する第8実施例のクサビ式組立て構造を示し、側面から見て略円錐台形状に形成した挿入部材8の外周面と、受け部材9の受け孔9a内周面とを下端側大径部から上端側小径部に向けて徐々に径が小さくなるテーパ面に形成しているので、パネル2に取り付けた挿入部材8を、棚部3に取り付けた受け部材9の受け孔9aに下方から挿入すれば、挿入部材8と受け部材9とのテーパ面が互いに圧接され、ガタ付きの無い状態に固定されるので、前記第1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。
図15は、第1及び第4実施例のクサビ式組立て構造を用いて、1枚のパネル2と、複数の各棚部3…及び各支柱4…とを組み合わせてなる構造物1の他の組立て例を示し、パネル2に取り付けた各挿入部材8…を、各棚部3…の一側縁部に取り付けた各受け部材9…に下方から挿入固定し、2本の各支柱4…に取り付けた各挿入部材8…を、各棚部3…の他側縁部に取り付けた各受け部材9…に下方から挿入固定すれば、図14に示す構造物1の組立て作業が完了するので、前記1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。また、第2及び第3実施例と、第5乃至第8実施例のクサビ式組立て構造を用いることもできる。
また、下位側に架設した移動用棚部3の高さを変更する場合、その棚部3を上方に持ち上げれば、挿入部材8を受け部材9の受け孔9aから抜き取ることができるので、上位側に架設した棚部3を支柱4,4の間から抜き取るような手間及び作業が省け、棚部3を着脱する作業、高さを変更する作業が簡単且つ容易に行える。
図16は、第4実施例のクサビ式組立て構造を用いて、複数の各棚部3…及び各支柱4…を組み合わせてなる構造物1のその他の組立て例を示し、4本の各支柱4…に取り付けた各挿入部材8…を、各棚部3…の両側縁部に取り付けた各受け部材9…に下方から挿入固定すれば、図15に示す構造物1の組立て作業が完了するので、前記1実施例と同等の作用及び効果を奏することができる。
また、構造物1の下端部にストッパー機能付きキャスターを取り付けて、所望する方向(例えば略360度)に走行移動可能に設けるか、キャスターを取り付けず、構造物1を所望する場所に直接設置等してもよい。また、第5乃至第7実施例のクサビ式組立て構造を用いることもできる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の構造体は、実施例のパネル2と、棚部3と、支柱4とに対応し、
以下同様に、
固定手段は、ビス13に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
前記支柱4は、例えば丸形、四角形、五角形、六角形、楕円形等の水平断面形状を有するもので構成することができる。
なお、本発明を構成するクサビは、挿入部材8に形成した一対の各係止部8b,8b及び各係止溝8f,8fと、受け部材9に形成した一対の各係止溝9b,9b及び各係止部9f,9fとを係止する構造と、平面から見てクサビ形状を有する挿入部材8と、該挿入部材8と合致する大きさ及び形状に形成した受け部材9の受け孔9aとを係止する構造とに対応する。
複数の各パネルからなる構造体の組立て状態を示す斜視図。 棚受け部材の取付け状態を示す断面図。 第1実施例の挿入部材と受け部材との組付け方法を示す斜視図。 挿入部材と受け部材との組付け状態を示す平面図。 第2実施例の挿入部材と受け部材との組付け方法を示す斜視図。 第3実施例の挿入部材と受け部材との組付け方法を示す斜視図。 図6の挿入部材と受け部材との組付け状態を示す平面図。 第4実施例のクサビ式組立て構造を示す斜視図。 図8の挿入部材と受け部材との組付け状態を示す平面図。 第5実施例のクサビ式組立て構造を示す平面図。 第6実施例のクサビ式組立て構造を示す平面図。 第7実施例のクサビ式組立て構造を示す平面図。 第8実施例のクサビ式組立て構造を示す斜視図。 図13の挿入部材と受け部材との組付け状態を示す平面図。 パネル、棚部、支柱からなる構造物の他の組立て例を示す斜視図。 棚部、支柱からなる構造物のその他の組立て例を示す斜視図。
符号の説明
1…構造物
2…パネル
2a…孔部
3…棚部
3a…支持孔
3b…切欠き部
4…支柱
4a…孔部
8…挿入部材
8a…分割部材
8b…係止部
8d…突起
8f…係止溝
9…受け部材
9a…受け孔
9b…係止溝
9c…切欠き部
9f…係止部
9A…フランジ部

Claims (8)

  1. 一方の構造体に取り付けた挿入部材を、他方の構造体に取り付けた受け部材の受け孔に下方から挿入して固定する組立て構造であって、
    上記一方の構造体に取り付けた挿入部材の外面と、上記他方の構造体縁部に形成した支持孔に取り付けた受け部材の受け孔内面とを、上記挿入部材が受け部材の受け孔に対して下方から挿入許容され、該挿入部材と受け部材とが水平方向に対して分離阻止される合致する形状に形成し、
    上記挿入部材の両側部外面と上記受け部材の受け孔の両側部内面とに、一方の部材の両側端部を平面視略L字状に折り曲げてなる一対の各係止部と、該各係止部が係止される一対の各係止溝とをそれぞれ形成し、
    上記一対の各係止部と一対の各係止溝とを、該係止部が係止溝に対して下方から挿入許容され、該係止部と係止溝とが水平方向に対して分離阻止される形状に形成するとともに、該係止部と係止溝とを下端側から上端側に向けて徐々に幅狭となるテーパ形状に形成した
    クサビ式組立て構造。
  2. 上記挿入部材の外面を下端側から上端側に向けて小さくなるテーパ形状に形成し、
    上記挿入部材と合致する受け部材の受け孔内面を、上記挿入部材と対応して下端側から上端側に向けて小さくなるテーパ形状に形成した
    請求項1に記載のクサビ式組立て構造。
  3. 上記受け部材が取り付けられる上記構造体の支持孔を、上記受け部材が下方から挿入許容され、該受け部材が水平方向に対して着脱阻止される大きさ及び形状に形成し、
    上記支持孔近傍の構造体縁部に、上記挿入部材を取り付けた支柱が水平方向に対して着脱許容され、上記受け部材が水平方向に対して着脱阻止される幅に開口した切欠き部を上記支持孔と連通して上下方向に形成した
    請求項1又は2に記載のクサビ式組立て構造。
  4. 上記構造体縁部と対応する受け部材の側部に、上記挿入部材を取り付けた支柱が水平方向に対して着脱許容され、該挿入部材が水平方向に対して着脱阻止される幅に開口した切欠き部を上記受け孔と連通して上下方向に形成した
    請求項1乃至3のいずれか一つに記載のクサビ式組立て構造。
  5. 上記挿入部材と構造体との対向面に、互いに係止される孔部と突起とを形成するとともに、該孔部及び突起の少なくとも一方を構造体の外面に沿って長さ方向に対して所定等間隔に隔てて複数配列した
    請求項1乃至4のいずれか一つに記載のクサビ式組立て構造。
  6. 上記挿入部材が取り付けられた一方の構造体を、上記受け部材が取り付けられた他方の構造体の縁部よりも外側に突出した状態に固定した
    請求項1乃至5のいずれか一つに記載のクサビ式組立て構造。
  7. 上記受け部材の下端側外面に、上記支持孔の周縁部に係止されるフランジ部を形成した
    請求項1乃至6のいずれか一つに記載のクサビ式組立て構造。
  8. 上記受け部材のフランジ部と、該フランジ部に載置された構造体の下面側とを固定手段により一体的に固定した
    請求項7に記載のクサビ式組立て構造。
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