JP6222572B2 - ラックの防護ネット取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ラックの後ろ側支柱に、このラックの後ろ側を覆う防護ネットを取り付けるための防護ネット取付け構造に関するものである。
枠組み構造の一般的なラックでは、特許文献1にも示されるように、ラックの後ろ側支柱に、このラックの後ろ側を覆う防護ネットが取り付けられる。特許文献1に記載された防護ネットの取付け構造は、後ろ側支柱の左右両側面を利用して左右一対のネット支持部材を取り付け、この左右一対のネット支持部材との間でネットを保持する押え部材を、ボルトナットにより左右一対のネット支持部材に取り付ける構成となっている。
特開平6−127643号公報
特許文献1に記載された構成では、ネット支持部材が左右一対必要であるばかりでなく、後ろ支柱の左右両側に分けて取り付ける必要があるので、その取付け作業に多大の手間がかかるだけでなく、ネット支持部材も大型になり、全体として必要コストが高くなっていた。又、枠組み構造の一般的なラックでは、ラック間口方向に配列された後ろ側支柱どうしを互いに連結一体化する水平ビーム材やブレースなどの各種連結部材が設けられるものであるが、これら各種連結部材を後ろ側支柱に取り付けるためには、後ろ側支柱の背面となる正面板部に、これら各種連結部材の端部をボルトナット止めするための取付け板が取り付けられるが、上記の特許文献1に記載された構成では、各種連結部材取付け用の取付け板を防護ネットの取付けに利用することも出来ないので、この点でもコスト高になっていた。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできるラックの防護ネット取付け構造を提案するものであって、本発明に係るラックの防護ネット取付け構造は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、ラックの後ろ側支柱(2b)に防護ネット支持具(39)を取り付け、この防護ネット支持具(39)にラックの後ろ側を覆う防護ネット(38)を取り付けたラックの防護ネット取付け構造において、後ろ側支柱(2b)の防護ネット支持具(39)の取付け箇所に取付け板(29)を取り付け、この取付け板(29)には、後ろ側支柱(2b)の外側面との間に空間を形成する突出部(32)を形成すると共に当該突出部(32)の上下両側に開口部(46a,46b)を形成し、前記防護ネット支持具(39)には、前記突出部(32)の上下両側の開口部(46a,46b)の一方から他方にわたって上下方向に挿通可能な取付け用板部(40a)が設けられ、この取付け用板部(40a)を前記突出部(32)の上下両側の開口部(46a,46b)の一方から他方にわたって上下方向に貫通させた状態で、当該取付け用板部(40a)の上下方向移動を抑止する止めネジ(42)が設けられた構成になっている。
上記本発明の構成によれば、後ろ側支柱の防護ネット支持具の取付け箇所に取付け板を取り付けておきさえすれば、その取付け板の突出部の上下両側の開口部に、一方の開口部から他方の開口部にわたって防護ネット支持具の取付け用板部を差し込み、この後、止めネジにより取付け用板部の上下方向移動を抑止するだけで準備作業が完了する。この後、防護ネット支持具に適宜の方法で防護ネットを取り付ければ良い。このように本発明の構成によれば、防護ネット取付け前の準備作業が簡単容易に行えるばかりでなく、防護ネット支持具自体も、後ろ側支柱への取付け用としては、1本の上下垂直方向の取付け用板部を設けておけば良いので、小型且つシンプルに構成することが出来る。更に、この防護ネット支持具を取付け板に固定するためには、取付け用板部の上下移動を抑止するだけで良いので、1本の止めネジだけでも簡単かつ確実に実施することが出来、全体として、構造が簡単で安価に実施することが出来る。
尚、上記本発明の構成を実施する場合、前記取付け用板部(40a)の先端部には貫通ネジ孔(43)を設け、この取付け用板部(40a)を前記突出部(32)の上下両側の開口部(46a,46b)の一方から他方にわたって制限位置まで挿通したとき、他方の開口部から突出する前記貫通ネジ孔(43)に重なる位置において、前記取付け板(29)に貫通孔(47a/47b)を設け、前記止めネジ(42)は、前記貫通ネジ孔(43)に螺合して、その先端が前記貫通孔(47a/47b)を経由して後ろ側支柱(2b)に圧接するように構成することが出来る。
この構成によれば、取付け用板部の板厚が薄いために前記貫通ネジ孔の深さが浅くなる場合でも、この貫通ネジ孔を螺合貫通する止めネジは、取付け板の表面に圧接するのではなく、当該取付け板の貫通孔を経由して後ろ側支柱に圧接するので、前記取付け用板部(貫通ネジ孔)に対する止めネジの取付け強度が十分に得られる。しかも、止めネジ先端が後ろ側支柱に圧接する圧接力で取付け用板部の上下移動を抑止するのではなく、取付け用板部の上下移動は、止めネジと取付け板の貫通孔との嵌合によって阻止するものであり、止めネジ先端の圧接力は止めネジの弛み止めとして働くものであるから、取付け板に対する防護ネット支持具の取り付けを、1本の止めネジのみを使用して強力且つ確実に行わせることが出来る。
又、前記突出部(32)の上下両側の開口部(46a,46b)と前記取付け用板部(40a)とは、当該取付け用板部(40a)を前記前記開口部(46a,46b)に対し上下何れ側からも挿通可能に構成し、取付け板(29)の前記貫通孔(47a,47b)は、前記突出部(32)の上下両側の開口部(46a,46b)の上下両側に上下対称に設けておくことにより、防護ネット支持具を取付け板に取り付けるとき、その取付け用板部を突出部の上下両側の開口部に対し、上下何れ側からでも差し込んで取り付けることが出来る。
前記防護ネット支持具に対する防護ネットの取付け方法は特に限定されるものではないが、具体的は、当該防護ネット支持具(39)のネット支持用板部(40b)との間で防護ネット(38)を挟持した状態でボルトナット(45,48)により当該ネット支持用板部(40b)に固定することの出来るネット押え具(41)を設け、このネット押え具(41)には、その両端から内側に折曲形成された一対の脚板部(41a,41b)を設け、前記ネット支持用板部(40b)には、ネット押え具(41)との間で挟持された防護ネット(38)を貫通した前記一対の脚板部(41a,41b)が嵌入する一対の位置決め孔(44a,44b)を設けることが出来る。この構成によれば、1本のボルトナットでネット押え具を回転不能に強固に位置決めして固定することが出来、防護ネットの取付け強度を高めることが出来る
更に、前記取付け板(29)の突出部(32)は、当該取付け板(29)の左右横巾方向に沿って横長に形成し、この突出部(32)の長さ方向両端部に、ラックの間口方向に配列された前記後ろ側支柱(2b)どうしを連結する連結部材(水平連結部材(6a,6b)や垂直面ブレース(7))の取付け用ボルト(角根ボルト(30))を突設しておき、前記突出部(32)の上下両側の開口部(46a,46b)は、左右一対の前記取付け用ボルト(角根ボルト(30))間の中央位置に設けておくことが出来る。この構成によれば、防護ネットを後ろ側支柱に取り付けるために必要な取付け板を、水平連結部材や垂直面ブレースなどの連結部材を後ろ側支柱に取り付けるための取付け用ボルトの取付け座として兼用することが出来、このとき当該取付け板に形成されている突出部の内側を、前記取付け用ボルトの頭部を収納する空間として機能させることが出来るので、前記取付け用ボルトの突設も容易になる。
図1は、ラック要部の背面図である。 図2は、ラック要部の平面図である。 図3は、ラック要部の側面図である。 図4は、ラック要部の拡大縦断側面図である。 図5は、ラック要部の拡大縦断背面図である。 図6は、支柱に対する連結部材の取付け構造を示す分解横断平面図である。 図7は、支柱に対する連結部材の取付け構造を示す横断平面図である。 図8は、支柱に対する荷支持部材の取付け構造を示す一部分解横断平面図である。 図9は、荷支持部材の支柱への取付け部を示す斜視図である。 図10は、連結部材取付け用ボルトをセットした状態の連結部材取付け板を示す斜視図である。 図11Aは、防護ネットの取付け構造を示す一部縦断側面図、図11Bは、防護ネットの取付け用部材を示す斜視図である。 図12は、防護ネット取付け箇所の背面図である。
図1〜図3において、1は仕切り用垂直フレーム構造体であって、ラックの間口方向に所定間隔を隔てて立設されている。各仕切り用垂直フレーム構造体1は、前後一対の支柱2a,2bと、これら前後一対の支柱2a,2bを連結一体化するラチス材3から構成されたラチス構造のものである。ラックの間口方向に隣り合う仕切り用垂直フレーム構造体1間には、取り扱う荷Wの左右両側辺を支持する荷支持部材4を下端に備えた上下複数段の荷支持区画5が形成されている。各荷支持部材4は、その前後両端部が、ラック間口方向と平行な腕材4a,4bを介して前後一対の支柱2a,2bに取り付けられている。
各荷支持区画5の左右両側の仕切り用垂直フレーム構造体1の前側支柱2aどうしと後ろ側支柱2bどうしとは、各段荷支持部材4の直下位置で水平連結部材6a,6bによって連結されると共に、後ろ側支柱2bどうしが、互いに交叉する垂直面ブレース7によって連結され、更に、同一高さに位置する前後一対の水平連結部材6a,6bどうしが、傾斜の方向がラックの間口方向で交互に異なる水平面ラチス材8によって連結されることにより、各仕切り用垂直フレーム構造体1が連結一体化されて、立体的に荷Wを収納し得るラックが構成されている。
各支柱2a,2bは、図4〜図7に示すように、左右巾方向の中央位置に内側へ凹入する補強用凹溝部9を備えた正面板部10と、この正面板部10の左右両側辺から同一側に折曲連設された左右両側板部11a,11bとから成る背面側解放の型鋼から構成され、左右両側板部11a,11bの前後奥行き方向の中間位置には、正面板部10から遠ざかる方向に内側へ斜めに折曲形成された中間傾斜板部12a,12bが形成されて、この中間傾斜板部12a,12bより背面側の左右両側板部11a,11b間の間隔が狭められると共に遊側辺が外向きに折曲されて補強されている。この同一横断面形状の2本の支柱2a,2bが、その正面板部10が外側になるように前後対称に配置され、前記ラチス材3の端部が、前後一対の支柱2a,2bの、中間傾斜板部12a,12bより背面側の間隔が狭められた左右両側板部11a,11b間に差し込まれた状態で、左右両側板部11a,11bにボルトナットで固定されることにより、仕切り用垂直フレーム構造体1が構成されている。
各荷支持部材4は、図4、図5、図8、及び図9に示すように、その前後両端の腕材4a,4bの遊端に取り付けられた取付け部材13を介して前後一対の支柱2a,2bに取り付けられている。取付け部材13は、支柱2a,2bの正面板部10と中間傾斜板部12a,12bとの間の左右両側板部11a,11bに当接する側面板13aと、正面板部10の左右横巾の半分の領域に当接する正面板13bとから成る平面形状がL字形のものであって、側面板13aには、その高さの全域にわたって連続し且つ外側に大きく円弧形に突曲する上下方向補強用リブ14aが形成され、正面板13bには、その高さ方向の中間領域にのみ外側に突曲する上下方向補強用リブ14bが形成されている。荷支持部材4の前後両端の腕材4a,4bは、溝形材から成るもので、そのコ字形端辺が取付け部材13の側面板13aに溶接されるが、当該腕材4a,4bの上下水平板部の端辺には、側面板13aの上下方向補強用リブ14aが丁度嵌合する凹部15が形成されており、この凹部15と上下方向補強用リブ14aとの嵌合により、両者間の溶接長さが長くなるだけでなく、取付け部材13に対する腕材4a,4bの前後方向の位置と姿勢が決まることになり、両者の溶接を位置精度良く行える。
又、取付け部材13の側面板13aの後側辺は、支柱2a,2bの中間傾斜板部12a,12bの外に被さるように内側へ斜めに折曲された折曲辺13cとなっており、この折曲辺13cの上端部に、ボルト挿通用凹入部16が切欠形成されている。そして正面板13bには、側面板13aとの間の角部に近い位置で、前記ボルト挿通用凹入部16と同一高さに、ボルト挿通孔17が設けられている。
支柱2a,2bの荷支持部材4(取付け部材13)の取付け位置には、荷支持部材4の取付け部材13を上記のように支柱2a,2bに当接させたとき、ボルト挿通孔17と同心状に位置するボルト挿通孔18が、正面板部10の左右両側辺近傍位置に設けられると共に、ボルト挿通用凹入部16の内側に重なるように位置するボルト挿通孔19が中間傾斜板部12a,12bに設けられている。支柱2a,2bに荷支持部材4の取付け部材13を取り付けるボルトには、円形頭部20a側の基部20bが斜め横側方に折曲する屈曲ボルト20が用意されている。
荷支持部材4の取付け部材13を支柱2a,2bに取り付けるときは、当該取付け部材13を支柱2a,2bの所定位置に当接させた状態で、取付け部材13のボルト挿通用凹入部16から支柱2a,2b側のボルト挿通孔19に屈曲ボルト20を差し込むと共に、先端螺軸部20cを支柱2a,2bの左右両側板部11a,11bと平行になるように水平に揺動させ、先端螺軸部20cを支柱2a,2bのボルト挿通孔18から取付け部材13のボルト挿通孔17へ挿通させる。そしてボルト挿通孔17から突出する先端螺軸部20cにナット21を螺嵌して締め付けることにより、屈曲ボルト20の円形頭部20aが、取付け部材13の折曲辺13cと側面板13aとの間の角部の外側に係合して、当該側面板13aを支柱2a,2bの左右両側板部11a,11bに押圧させると同時に、取付け部材13の正面板13bを支柱2a,2bの正面板部10に押圧し、荷支持部材4の取付け部材13を支柱2a,2bの所定位置にガタツキなく強固に固定することが出来るように構成されている。
前側支柱2a間の水平連結部材6aは、図4及び図7に示すように、荷支持部材4の取付け部材13を前側支柱2aに取り付ける手段と同一の手段を以て、その両端部が前側支柱2aに取り付けられている。即ち、前後一対の水平連結部材6a,6bは、丸パイプ材の両端を偏平状に押し潰すことにより形成された偏平取付け部22を備えるものであって、両端の偏平取付け部22の外側面と丸パイプ材の周面とが1つの仮想平面に沿うように形成され、各偏平取付け部22にはボルト挿通孔23が設けられている。前側支柱2aには、水平連結部材6aの端部を取り付ける位置において、荷支持部材4の取付け部材13を前側支柱2aに取り付ける手段として設けられたボルト挿通孔18,19に相当するボルト挿通孔24,25が設けられると共に、屈曲ボルト20と同様に、円形頭部26a、折曲基部26b、及び先端螺軸部26cを備えた屈曲ボルト26が用意されている。
従って、荷支持部材4の取付け部材13を前側支柱2aに取り付ける場合と同様に、前側支柱2aの中間傾斜板部12a,12bに設けられたボルト挿通孔25から正面板部10に設けられたボルト挿通孔24に屈曲ボルト26を挿通し、前側支柱2aの正面板部10から突出する屈曲ボルト26の先端螺軸部26cに水平連結部材6aの偏平取付け部22のボルト挿通孔23を嵌合し、当該先端螺軸部26cに螺嵌したナット27により偏平取付け部22を前側支柱2aの正面板部10に押圧固定することが出来る。
後ろ側支柱2b間の水平連結部材6bと垂直面ブレース7は、それらの端部が後ろ側支柱2bに対して共通の取付け手段28によって取り付けられている。即ち、図4〜図7、及び図10に示すように、取付け手段28は、支柱2bの正面板部10の外側に四隅が固定される連結部材取付け板29と、この連結部材取付け板29から突設された左右一対の角根ボルト30及びナット31から構成されている。連結部材取付け板29は、ほぼ矩形の板材からなるもので、その高さの中央位置に、左右横方向の全巾にわたって連続して外側に突曲する、縦断面台形の突出部32が形成され、四隅には、それぞれリベット挿通孔33が設けられている。前記突出部32の内側に形成される空間は、前記角根ボルト30の頭部30aが丁度嵌まり込む深さと巾を有するものであって、この突出部32の左右両端近傍位置に、前記角根ボルト30の頭部30aに隣接して形成されている角軸部30bが嵌合する角孔34が設けられている。尚、この連結部材取付け板29は、前記角根ボルト30の角軸部30bの軸方向の高さ(厚さ)と同一か又は若干厚い程度の板厚を有する。又、この連結部材取付け板29の突出部32を除く領域の左右横巾は、支柱2bの正面板部10とほぼ同一であるが、突出部32は、角孔34の周囲の板材に必要な強度を確保出来るように、支柱2bの正面板部10よりも左右両側に張り出す左右横巾(長さ)としている。
後ろ側支柱2bの正面板部10には、連結部材取付け板29の取付け高さにおいて、当該連結部材取付け板29の四隅に設けられているリベット挿通孔33のそれぞれと対応するように、リベット挿通孔36が設けられている。この後ろ側支柱2bに連結部材取付け板29を取り付けるに際しては、当該連結部材取付け板29の左右一対の角孔34に、それぞれ角根ボルト30を突出部32の内側から挿通して、その角軸部30bを角孔34に嵌合させ、頭部30aを突出部32の内側空間内に嵌合させる。この状態の連結部材取付け板29を、後ろ側支柱2bの正面板部10の所定位置に設けられている4つのリベット挿通孔36に連結部材取付け板29の四隅のリベット挿通孔33が重なるように、後ろ側支柱2bの正面板部10に当接させる。このとき、左右一対の角根ボルト30の頭部30aは、連結部材取付け板29の突出部32と後ろ側支柱2bの正面板部10との間で挟み付けられる。
係る状態において、ブラインドファスナーなどと称される、部材の片側のみから操作して互いに重なる部材どうしを結合出来るリベット、即ち、図6に示すように、張出し頭部37aと当該張出し頭部37aから一体に連設された円筒体37b、及びこの円筒体37bと張出し頭部37aとにわたって軸方向に貫通する操作軸体(図示されていない)から成る従来周知のリベット37を使用して、連結部材取付け板29の四隅が後ろ側支柱2bの正面板部10の所定位置に固定される。前記リベット37の構造と使用方法は従来周知であるが、使用方法を簡単に説明すると、操作軸体が内装された前記リベット37の円筒体37bを、連結部材取付け板29の表面側からリベット挿通孔33,36に挿通させ、張出し頭部37aから突出している前記操作軸体を専用工具により軸方向に牽引すると、円筒体37bから突出していた当該操作軸体の、円筒体37bの外径と等しい直径を有する後端頭部が円筒体37b内に圧入されて、リベット挿通孔36から後ろ側支柱2b内に突出している円筒体37bを内側から拡張させ、抜け止め用膨出部37cが形成される。この後、更に前記操作軸体を自転させながら牽引すれば、当該操作軸体に形成された破断部において前記操作軸体が破断され、前記操作軸体の張出し頭部37aから突出していた部分が取り除かれる。このようにして連結部材取付け板29を後ろ側支柱2bの正面板部10に固定すると同時に、左右一対の角根ボルト30を連結部材取付け板29の突出部32から突設させることが出来る。
後ろ側支柱2b間に架設される垂直面ブレース7は、両端の取付け板部7aに両端部が螺合連結されたロッド7bを正逆回転操作することにより、両端の取付け板部7a間の長さを調整し得るように構成された従来周知のものであって、両端の取付け板部7aには、取付け用のボルト挿通孔35が設けられている。後ろ側の水平連結部材6bは、前側の水平連結部材6aと同じものを、前後逆向きに使用している。
上記のようにして左右一対の角根ボルト30を、連結部材取付け板29を介して後ろ側支柱2bの正面板部10の所定位置に固定したならば、後ろ側水平連結部材6bにおける偏平取付け部22のボルト挿通孔23と、2本の垂直面ブレース7の互いに重ねられた端部の取付け板部7aのボルト挿通孔35を、連結部材取付け板29から突出している左右一対の角根ボルト30に嵌合させ、最後に角根ボルト30にナット31を螺嵌して、後ろ側水平連結部材6bの偏平取付け部22と2本の垂直面ブレース7の互いに重ねられた端部の取付け板部7aを、連結部材取付け板29に締結固定することが出来る。
尚、後ろ側支柱2bに連結部材取付け板29を取り付けるために設けられる上側の左右一対のリベット挿通孔36と下側の左右一対のリベット挿通孔36との間の上下方向中央位置に、後ろ側支柱2bでは不要な左右一対のボルト挿通孔24,25を設けておけば、後ろ側支柱2bと同一の支柱を前後対称に前側支柱2aとして使用し、後ろ側支柱2bでは不要であった、追加された左右一対のボルト挿通孔24,25を利用して、後ろ側水平連結部材6bと同一高さで前側支柱2aに前側水平連結部材6aを取り付けることが出来る。このとき、前側水平連結部材6aの取付け位置の上下両側に位置するリベット挿通孔36が遊ぶことになる。
当然のことであるが、ラックの間口方向の両端に位置する仕切り用垂直フレーム構造体1の前後一対の支柱2a,2bには、その片側にのみ、荷支持部材4や水平連結部材6a,6b、及び垂直面ブレース7が取り付けられることになるが、支柱自体に設けられるボルト挿通孔やリベット挿通孔及び支柱に取り付けられる連結部材取付け板29を含めて、全ての仕切り用垂直フレーム構造体1には同一構造の支柱2a,2bを使用することが出来る。又、水平連結部材6a,6bや垂直面ブレース7の配置は、ラックの間口方向に隣り合う仕切り用垂直フレーム構造体1間に形成される荷支持区画5の大きさや数、取り扱う荷Wの重量などに応じて適宜変更することが出来る。又、連結部材取付け板29の四隅を後ろ側支柱2bに取り付ける固定具として、上記実施例ではリベット37を利用したが、荷支持部材4や水平連結部材6aの取り付けに利用した屈曲ボルトとナット、或いは普通のボルトナットを利用することも出来る。
以上のように構成されたラックの各荷支持区画5に対する荷出し入れ作業通路に面する正面側とは反対の背面側には、図2及び図3に仮想線で示すように、防護ネット38が張設される。次に上記構成のラックにおいて、具体的に防護ネット38を張設する場合の本発明の実施例について説明する。
図11及び図12に示すように、この実施例では、後ろ側支柱2bに水平連結部材6bと垂直面ブレース7を取り付けるための連結部材取付け板29を、防護ネット支持具39の取付け板に利用し、この連結部材取付け板29に防護ネット支持具39を取り付けるように構成している。防護ネット支持具39は、本体40とネット押え具41とから成り、本体40は、垂直帯板状の取付け用板部40aと垂直帯板状のネット支持用板部40bとを水平帯板状の連結板部40cによって階段状に連結した形状のもので、帯状板の折り曲げ加工により一体成型している。取付け用板部40aは、その他の部分に対して幅が狭くなっており、取付け用板部40aの基部には段部40dが形成され、先端部に止めネジ42を螺嵌させるための貫通ネジ孔43が設けられている。ネット支持用板部40bには、その長さ方向等間隔おきに3つの貫通孔が設けられ、そのうちの両側の貫通孔がネット押え具41の位置決め孔44a,44bとなり、中央の貫通孔がボルト挿通孔44cとなっている。ネット押え具41は、ネット支持用板部40bと同じ巾の帯板状のもので、その両端には、本体40側の位置決め孔44a,44bに嵌合可能な脚板部41a,41bが折曲連設され、中央位置には、本体40側のボルト挿通孔42cとにわたって締結用ボルト45を挿通させるボルト挿通孔41cが設けられている。
連結部材取付け板29には、左右横巾の中心位置で、突出部32の上下両側壁部に、防護ネット支持具39の本体40における取付け用板部40aを垂直に挿通させることが出来る矩形開口部46a,46bが設けられ、この上下の矩形開口部46a,46bの外側で上下一対の貫通孔47a,47bが設けられている。
防護ネット支持具39の取付けに使用される連結部材取付け板29は、図11Aには示していないが、図12に仮想線で示すように、後ろ側支柱2bに水平連結部材6bと垂直面ブレース7を取り付けるために使用されている。この連結部材取付け板29の全て又は防護ネットの取り付け位置として選択した特定の連結部材取付け板29に、防護ネット支持具39が取り付けられる。即ち、防護ネット支持具39の本体40における取付け用板部40aを、取付け対象の連結部材取付け板29における上下一対の矩形開口部46a,46bに対し、例えば図示のように、下から上向きに垂直に挿通させる。この挿通深さは、当該取付け用板部40aの基部の段部40dが突出部32の基部に当接することにより制限される。この制限深さまで取付け用板部40aを上下一対の矩形開口部46a,46bに垂直に挿通させたとき、取付け用板部40aの先端の貫通ネジ孔43が、連結部材取付け板29における上側の貫通孔47aに重なる状態になるので、当該貫通ネジ孔43に止めネジ42を螺合させて、その先端を上側の貫通孔47aから内側に突出させて後ろ側支柱2bの正面板部10(実際には、補強用凹溝部9の内面)に圧接させる。このように止めネジ42の先端を後ろ側支柱2bの正面板部10に圧接させることにより、貫通ネジ孔43に対する止めネジ42の弛み止め効果が得られ、連結部材取付け板29に対する取付け用板部40aの取付け位置を、止めネジ42と連結部材取付け板29の上側の貫通孔47aとの嵌合により確定させることが出来る。
上記のように必要な個所に防護ネット支持具39の本体40を取り付けたならば、各防護ネット支持具39の本体40のネット支持用板部40bの外側に当接させるように防護ネット38を配置し、その防護ネット38の外側からネット押え具41を、その上下一対の脚板部41a,41bが防護ネット38の網目を通して本体40のネット支持用板部40bにおける上下一対の位置決め孔44a,44bに嵌まり込むように被せる。この状態で締結用ボルト45を、ネット押え具41のボルト挿通孔41cから本体40のネット支持用板部40bにおけるボルト挿通孔44cに挿通し、裏側からナット48を締結用ボルト45に螺嵌締結して、本体40のネット支持用板部40bとネット押え具41との間で防護ネット38の線材を挟持固定する。この場合、図示のように、防護ネット38の少なくとも上下2本の線材38a,38bがネット押え具41の上下一対の脚板部41a,41bの内側で挟持されるように構成するのが望ましい。
尚、図示の実施例とは上下逆に、防護ネット支持具39の本体40の取付け用板部40aを上から下向きに、連結部材取付け板29の上下一対の矩形開口部46a,46bに差し込み、止めネジ42を連結部材取付け板29の下側の貫通孔47bを経由させて後ろ側支柱2bの正面板部10(実際には、補強用凹溝部9の内面)に圧接させて、本体40(取付け用板部40a)を、連結部材取付け板29を介して後ろ側支柱2bに固定することも出来る。
本発明のラックの防護ネット取付け構造は、ラックの背面側を覆う防護ネットを、ラックの後ろ側支柱に取り付けるための手段として、活用出来る。
1 仕切り用垂直フレーム構造体
2a,2b 前後一対の支柱
3 ラチス材
4 荷支持部材
4a,4b 腕材
5 荷支持区画
6a,6b 水平連結部材
7 垂直面ブレース
8 水平面ラチス材
9 補強用凹溝部
10 正面板部
11a,11b 左右両側板部
12a,12b 中間傾斜板部
13 取付け部材
17〜19,23〜25,35,41c,44c ボルト挿通孔
20,26 屈曲ボルト
20a,26a 円形頭部
20b,26b 折曲基部
20c,26c 先端螺軸部
21,27,31 ナット
28 取付け手段
29 連結部材取付け板
30 角根ボルト
30a 頭部
30b 角軸部
32 突出部
33,36 リベット挿通孔
34 角孔
37 リベット
38 防護ネット
39 防護ネット支持具
40 本体
40a 取付け用板部
40b ネット支持用板部
40c 連結板部
41 ネット押え具
41a,41b 脚板部
42 止めネジ
43 貫通ネジ孔
44a,44b 位置決め孔
45 締結用ボルト
46a,46b 矩形開口部
47a,47b 貫通孔

Claims (5)

  1. ラックの後ろ側支柱に防護ネット支持具を取り付け、この防護ネット支持具にラックの後ろ側を覆う防護ネットを取り付けたラックの防護ネット取付け構造において、後ろ側支柱の防護ネット支持具の取付け箇所に取付け板を取り付け、この取付け板には、後ろ側支柱の外側面との間に空間を形成する突出部を形成すると共に当該突出部の上下両側に開口部を形成し、前記防護ネット支持具には、前記突出部の上下両側の開口部の一方から他方にわたって上下方向に挿通可能な取付け用板部が設けられ、この取付け用板部を前記突出部の上下両側の開口部の一方から他方にわたって上下方向に貫通させた状態で、当該取付け用板部の上下方向移動を抑止する止めネジが設けられている、ラックの防護ネット取付け構造。
  2. 前記取付け用板部の先端部には貫通ネジ孔が設けられ、この取付け用板部を前記突出部の上下両側の開口部の一方から他方にわたって制限位置まで挿通したとき、他方の開口部から突出する前記貫通ネジ孔に重なる位置において、前記取付け板に貫通孔が設けられ、前記止めネジは、前記貫通ネジ孔に螺合されて、その先端が前記貫通孔を経由して後ろ側支柱に圧接するように構成されている、請求項1に記載のラックの防護ネット取付け構造。
  3. 前記突出部の上下両側の開口部と前記取付け用板部とは、当該取付け用板部を前記前記開口部に対し上下何れ側からも挿通可能に構成され、取付け板の前記貫通孔は、前記突出部の上下両側の開口部の上下両側に上下対称に設けられている、請求項2に記載のラックの防護ネット取付け構造。
  4. 前記防護ネット支持具は、そのネット支持用板部との間でネットを挟持した状態でボルトナットにより当該ネット支持用板部に固定されるネット押え具が設けられ、このネット押え具には、その両端から内側に折曲形成された一対の脚板部が設けられ、前記ネット支持用板部には、ネット押え具との間で挟持されたネットを貫通した前記一対の脚板部が嵌入する一対の位置決め孔が設けられている、請求項1〜3の何れか1項に記載のラックの防護ネット取付け構造。
  5. 前記取付け板の突出部は、当該取付け板の左右横巾方向に沿って横長に形成され、この突出部の長さ方向両端部に、ラックの間口方向に配列された前記後ろ側支柱どうしを連結する連結部材の取付け用ボルトが突設され、前記突出部の上下両側の開口部は、左右一対の前記連結部材の取付け用ボルト間の中央位置に設けられている、請求項1〜4の何れか1項に記載のラックの防護ネット取付け構造。
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