JP6087220B2 - フェンス用継手及びフェンス - Google Patents

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本発明は、境界での仕切りとすることを目的として、複数の支柱の間に胴縁付パネルを取り付けて胴縁付パネルを支柱に固定するフェンス用継手及びフェンスに関するものである。
従来より、境界での仕切りとして設置されるフェンスにおいて、胴縁が設けられたパネル等を支柱に固定するものとして、特許文献1に開示される継手金具、特許文献2に開示される連結部材及び特許文献3に開示されるジョイントが提案されている。
特許文献1に開示された継手金具は、パネルの上下端に取り付けられた胴縁と支柱とに固定されるものであり、胴縁に取り付けられて胴縁が挟み込まれることによって、この継手金具で胴縁を保持するとともに美感を向上させるものである(特許文献1 図3)。
特許文献2に開示された連結部材は、支柱装着部とフェンス装着部と曲げ部とから構成される板状のものであり、湾曲形状の支柱装着部に支柱締結用孔が形成され、この支柱締結用孔にボルト、ナット等の締結具が挿通されて支柱に固定されるものである(特許文献2 図6)。
特許文献3に開示されたジョイントは、金網フェンスの縦断勾配に対応可能な技術であり、このジョイントが金網フェンスの表側と裏側とに配置され、支柱と胴縁とがこのジョイントで挟み込まれることによって、支柱と胴縁とを保持するものである(特許文献3 第3図)。
特開2010−261243号公報 特開2003−13626号公報 実開昭59−142350号公報
しかし、特許文献1に開示された継手金具は、胴縁の端部を削孔して形成された孔にボルトを挿通させて胴縁に固定されるものであり、胴縁を削孔するための加工コストが増大するのみならず、胴縁が削孔されて強度低下するおそれがあるという問題点があった。
また、特許文献2に開示された連結部材も、フェンス締結用孔とパイプ状の胴縁を削孔して形成された孔とにボルトナットを貫通させて胴縁に固定されるものであり、胴縁の削孔による加工コストが増大し、胴縁が削孔されて強度低下するおそれがあるという問題点があった。
さらに、特許文献3に開示されたジョイントは、金網フェンスの表側と裏側とに配置されて平面方向で直線状に形成されるものであることから、支柱の両側で金網フェンスの平面角度を変えることができず、平面角度を変えて金網フェンスを自在に設置することができないばかりでなく、支柱と金網フェンスとの間に生じた施工誤差を吸収することができないものとなるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、パネル本体に胴縁が設けられた胴縁付パネルを支柱に取り付けるときに、胴縁を削孔することを必要としないで、複数の胴縁付パネルの平面角度を変えることのできるフェンス用継手及びフェンスを提供することにある。
第1発明に係るフェンス用継手は、パネル本体に胴縁が設けられた胴縁付パネルを支柱に取り付けるフェンス用継手であって、支柱及び胴縁付パネルに取り付けられる第1部材と、胴縁付パネルに取り付けられる第2部材とを備え、前記第1部材は、胴縁に当接される第1胴縁保持部と、パネル本体に取り付けられる第1パネル固定部と、支柱に挿通される締結部材で固定される第1支柱固定部とを有し、前記第2部材は、胴縁に当接される第2胴縁保持部と、パネル本体に取り付けられる第2パネル固定部とを有することを特徴とする。
第2発明に係るフェンス用継手は、第1発明において、前記第1胴縁保持部及び前記第2胴縁保持部は、胴縁付パネルの正面側及び背面側から胴縁を挟み込むものであり、前記第1パネル固定部及び前記第2パネル固定部は、胴縁付パネルの正面側及び背面側からパネル本体を挟み込むものであり、パネル本体に挿通される締結部材で固定されることを特徴とする。
第3発明に係るフェンス用継手は、第1発明において、前記第1支柱固定部及び前記第2パネル固定部は、支柱及び胴縁付パネルの正面側又は背面側で、相互に干渉しないように設けられることを特徴とする。
第4発明に係るフェンス用継手は、第1発明〜第3発明の何れかにおいて、支柱を挟んで反転させて取り付けられる一対の前記第1部材と、一対の前記第1部材の各々に対応する一対の前記第2部材とを備え、一方の前記第1部材は、隣り合う複数の胴縁付パネルのうち、一方の胴縁付パネルのパネル本体を、前記第1パネル固定部と一方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで挟み込むものであり、他方の前記第1部材は、隣り合う複数の胴縁付パネルのうち、他方の胴縁付パネルのパネル本体を、前記第1パネル固定部と他方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで挟み込むものであり、一対の前記第1部材は、各々の前記第1支柱固定部が、支柱の正面側及び背面側に当接されて、支柱に挿通される1個の締結部材で固定されることを特徴とする。
第5発明に係るフェンス用継手は、第1発明又は第2発明において、支柱に取り付けられる第3部材をさらに備え、前記第3部材は、支柱に挿通される締結部材で固定される第3支柱固定部を有し、前記第1部材の前記第1支柱固定部と前記第3支柱固定部とが、支柱の正面側及び背面側に当接されて、支柱に挿通される締結部材で固定されることを特徴とする。
第6発明に係るフェンス用継手は、第5発明において、前記第2部材及び前記第3部材は、支柱及び胴縁付パネルの正面側又は背面側で、前記第3支柱固定部と前記第2パネル固定部とが、相互に干渉しないように設けられることを特徴とする。
第7発明に係るフェンス用継手は、第5発明又は第6発明において、前記第1部材は、前記第1胴縁保持部及び前記第2部材の前記第2胴縁保持部が、胴縁付パネルの正面側及び背面側から胴縁を挟み込むものであり、前記第1パネル固定部及び前記第2部材の前記第2パネル固定部が、胴縁付パネルの正面側及び背面側からパネル本体を挟み込んでパネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであり、前記第1支柱固定部と前記第3部材の前記第3支柱固定部とが、支柱に挿通される締結部材で固定されることを特徴とする。
第8発明に係るフェンスは、正面側と背面側とを隔てて設置されるフェンスであって、パネル本体に胴縁が設けられた胴縁付パネルと、前記胴縁付パネルが取り付けられる支柱と、前記支柱を挟んで反転させて前記支柱及び前記胴縁付パネルに取り付けられる一対の第1部材と、一対の前記第1部材の各々に対応して前記胴縁付パネルに取り付けられる一対の第2部材とを備え、前記第1部材は、前記胴縁に当接される第1胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第1パネル固定部と、前記支柱に挿通される締結部材で固定される第1支柱固定部とを有し、前記第2部材は、前記胴縁に当接される第2胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第2パネル固定部とを有し、一対の前記第1部材は、一方の前記第1部材の前記第1パネル固定部と一方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで、隣り合う複数の前記胴縁付パネルのうち、一方の前記胴縁付パネルの前記パネル本体を挟み込んで前記パネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであるとともに、他方の前記第1部材の前記第1パネル固定部と他方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで、他方の前記胴縁付パネルの前記パネル本体を挟み込んで前記パネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであり、各々の前記第1支柱固定部が、前記支柱の正面側及び背面側に当接されて、前記支柱に挿通される1個の締結部材で固定されることを特徴とする。
第9発明に係るフェンスは、正面側と背面側とを隔てて設置されるフェンスであって、パネル本体に胴縁が設けられた胴縁付パネルと、前記胴縁付パネルが取り付けられる支柱と、前記支柱及び前記胴縁付パネルに取り付けられる第1部材と、前記胴縁付パネルに取り付けられる第2部材と、前記支柱に取り付けられる第3部材とを備え、前記第1部材は、前記胴縁に当接される第1胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第1パネル固定部と、前記支柱に挿通される締結部材で固定される第1支柱固定部とを有し、前記第2部材は、前記胴縁に当接される第2胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第2パネル固定部とを有し、前記第3部材は、前記支柱に挿通される締結部材で固定される第3支柱固定部を有し、前記第1部材、前記第2部材及び前記第3部材は、前記第1部材の前記第1胴縁保持部及び前記第2部材の前記第2胴縁保持部が、前記胴縁付パネルの正面側及び背面側から前記胴縁を挟み込むものであり、前記第1部材の前記第1パネル固定部及び前記第2部材の第2パネル固定部が、前記胴縁付パネルの正面側及び背面側から前記パネル本体を挟み込んで前記パネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであり、前記第1部材の前記第1支柱固定部と前記第3部材の前記第3支柱固定部とが、前記支柱の正面側及び背面側に当接されて、前記支柱に挿通される締結部材で固定されることを特徴とする。
第1発明〜第7発明によれば、第1部材の第1パネル固定部と第2部材の第2パネル固定部とが、胴縁付パネルのパネル本体を挟み込んで固定されるため、胴縁を削孔することを必要とすることなく、第1胴縁保持部と第2胴縁保持部とで胴縁を挟み込んで確実に保持することができ、胴縁付パネルの胴縁に対する加工コストを増大させずに、胴縁を強度低下させることなく、支柱に胴縁付パネルを取り付けることが可能となる。
また、第1発明〜第7発明によれば、第1部材に第1横長孔が設けられているため、一対の第1部材の各々の第1支柱固定部を部分的に重ね合わせて、一対の第1部材の各々の第1パネル固定部の平面方向の平面角度を相互に変えることができ、1個の支柱に対して、隣り合う複数の胴縁付パネルの平面方向の平面角度を相互に変えることが可能となる。
さらに、第1発明〜第7発明によれば、胴縁付パネルの左端部及び右端部に隙間塞ぎ材が設けられることで、施工誤差によって生じる支柱と胴縁付パネルとの隙間を塞いで背面側からの視界を遮ることが可能となるとともに、第1取付孔、第2取付孔、パネル本体の貫通孔及び隙間塞ぎ材の孔部が重ね合わせられて、1個のパネル締結部材で固定されるものとなり、隙間塞ぎ材の孔部を流用して、パネル締結部材の数量を増加させることなく、容易、迅速に第1部材及び第2部材を胴縁付パネルに取り付けることが可能となる。
特に、第2発明によれば、第1部材及び第2部材を胴縁付パネルに取り付けた状態で、第1部材の第1支柱固定部が、胴縁付パネルの正面側又は背面側の何れか一方にのみ設けられるため、第1部材及び第2部材を胴縁付パネルにあらかじめ取り付けた後に、胴縁付パネルを支柱に固定することができ、支柱に胴縁付パネルを支持させながら第1部材及び第2部材を胴縁付パネルに取り付けることを必要とせず、容易、迅速に第1部材及び第2部材を胴縁付パネルに取り付けることが可能となる。
特に、第3発明によれば、第1部材の第1支柱固定部と、第2部材の第2パネル固定部とが、支柱及び胴縁付パネルの正面側又は背面側の各々で、幅方向で相互に干渉しないように設けられるものとなり、第1支柱固定部と第2パネル固定部とが重なり合わないようにして、第1部材及び第2部材を容易に取り付けることが可能となる。
さらに、第3発明によれば、1個の支柱に対して、隣り合う複数の胴縁付パネルの平面角度を相互に変えても、支柱及び胴縁付パネルの正面側又は背面側で一方の胴縁付パネルに取り付けられた第1部材と他方の胴縁付パネルに取り付けられた第2部材が相互に干渉することなく、この平面角度に容易に対応することができる。
特に、第4発明、第5発明によれば、胴縁付パネルの左上端部、左下端部、右上端部及び右下端部で、胴縁付パネル及び支柱の正面側及び背面側に反転させて、第1部材、第2部材、第3部材が取り付けられるため、各々の形状が共通する第1部材、第2部材、第3部材を用いて、継手の種類を増加させることなく、少ない種類の継手で胴縁付パネルを取り付けることができ、材料コストや施工コストの増大を抑制することが可能となる。
特に、第6発明によれば、第2部材の第2パネル固定部と、第3部材の第3支柱固定部とが、支柱及び胴縁付パネルの正面側及び背面側の各々で、幅方向で相互に干渉しないように設けられるものとなり、第2パネル固定部と第3支柱固定部とが重なり合わないようにして、第2部材及び第3部材を容易に取り付けることが可能となる。
特に、第7発明によれば、第1部材の第1支柱固定部や第3部材の第3支柱固定部のみによって、胴縁付パネルを支柱に支持させることができ、胴縁付パネルを支柱に直接的に支持させるものとして第2部材が用いられないため、第2部材の板厚を薄くすることができ、材料コストの増大を抑制することが可能となる。
第8発明、第9発明によれば、胴縁付パネルの胴縁に対する加工コスト、フェンスの材料コストや施工コスト及びフェンス継手の材料コストの増大を抑制することが可能となるとともに、容易、迅速に第1部材及び第2部材を胴縁付パネルに取り付けることが可能となる。
特に、第8発明によれば、フェンス継手を屈曲部に用いることによって、一対の第1部材の各々の第1パネル固定部の平面方向の平面角度を相互に変えることができ、1個の支柱に対して、隣り合う複数の胴縁付パネルの平面方向の平面角度を相互に変えることが可能となる。
本発明を適用したフェンスを示す斜視図である。 本発明を適用したフェンスを示す正面図である。 本発明を適用したフェンスの胴縁付パネルを示す正面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの支柱を示す正面図であり、(b)は、その平面方向の断面図である。 本発明を適用したフェンスに取り付けられるフェンス継手を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンス継手の第1部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンス継手の第2部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンス継手の第3部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンスの支柱の支柱上部及び支柱下部に取り付けられたフェンス継手の第1部材及び第3部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンスの胴縁付パネルの右上端部に取り付けられたフェンス継手の第1部材及び第2部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンスの支柱及び胴縁付パネルの左上端部に取り付けられたフェンス継手の第1部材、第2部材及び第3部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンスの支柱の支柱上部及び胴縁付パネルの右上端部に取り付けられたフェンス継手の一対の第1部材及び第2部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンスの支柱及び胴縁付パネルの左端部に取り付けられたフェンス継手の第1部材、第2部材及び第3部材を示す斜視図である。 本発明を適用したフェンスの支柱及び胴縁付パネルの右端部に取り付けられたフェンス継手の一対の第1部材及び第2部材を示す斜視図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの連結部を示す拡大正面図であり、(b)は、そのC−C断面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの両端部を示す拡大正面図であり、(b)は、そのD−D断面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの屈曲部における支柱を示す平面方向の断面図であり、(b)は、その支柱に取り付けられたフェンス継手の一対の第1部材を示す平面方向の断面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの屈曲部を示す拡大正面図であり、(b)は、そのE−E断面図である。 本発明を適用したフェンスの他の実施形態を示す正面図である。
以下、本発明を適用したフェンス継手1及びフェンス5を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用したフェンス5は、図1に示すように、正面側Aと背面側Bとを隔てる境界に設置されるものであり、パネル本体61に胴縁62が設けられた胴縁付パネル6と、胴縁付パネル6が取り付けられる支柱7と、本発明を適用したフェンス継手1とを備える。
胴縁付パネル6は、正面側Aと背面側Bとを隔てる境界で、本発明を適用したフェンス5の幅方向X及び高さ方向Yに延びて設けられる。胴縁62は、断面略円形状の鋼管が用いられ、パネル本体61の上端部及び下端部で、長手方向を幅方向Xとして一対となって設けられる。胴縁62は、これに限らず、如何なる形状、材質のものが用いられてもよい。
パネル本体61は、本発明を適用したフェンス5の奥行方向Zに突出させて、複数の小段部が幅方向Xに並べて形成された鋼板が用いられる。また、パネル本体61は、必要に応じて、鋼板の複数箇所にガラリ加工が施されて、ルーバーが形成されてもよい。パネル本体61は、これに限らず、如何なる材質、態様のものが用いられてもよく、金網等が用いられてもよい。
パネル本体61は、図2、図3に示すように、パネル上部61a、パネル下部61b及びパネル中間部61cで、左端部及び右端部の各々に、奥行方向Zに貫通する3箇所の貫通孔63が形成される。パネル本体61は、支柱7との隙間を塞いで背面側Bからの視界を遮るものとして、左端部及び右端部の各々に隙間塞ぎ材64が設けられる。
隙間塞ぎ材64は、パネル本体61に当接される平板部が形成された鋼板等が用いられ、パネル本体61の貫通孔63に対応させて、平板部に3箇所の孔部65が形成される。隙間塞ぎ材64は、パネル本体61の貫通孔63と孔部65とが重ね合わせられて、ボルト、ネジ等のパネル締結部材66を挿通させてナット等で締結することによって固定される。
支柱7は、図2、図4に示すように、本発明を適用したフェンス5の幅方向Xで、所定の間隔を空けて複数並べて設けられて、これらの間に胴縁付パネル6が取り付けられるものとなる。支柱7は、地面、コンクリート基礎又はブロック塀等に基端部が埋め込まれて、本発明を適用したフェンス5の高さ方向Yで、基端部から上方に向けて延びて設けられる。
支柱7は、断面略円形状の鋼管が用いられ、先端部に蓋部材71が取り付けられる。支柱7は、これに限らず、如何なる形状、材質のものが用いられてもよい。支柱7は、支柱上部7a及び支柱下部7bにおいて、正面側Aから背面側Bまで平面方向で略直線状に連通する挿通孔72が形成される。
本発明を適用したフェンス継手1は、図5に示すように、胴縁付パネル6を支柱7に取り付けるために用いられるものであり、支柱7及び胴縁付パネル6に取り付けられる第1部材2と、胴縁付パネル6に取り付けられる第2部材3とを備える。本発明を適用したフェンス継手1は、さらに、支柱7に取り付けられる第3部材4を備えるものとすることもできる。
第1部材2は、図6に示すように、高さ方向Yに湾曲させて略円弧状に形成される第1胴縁保持部21と、第1胴縁保持部21から連続して設けられる平板状の第1パネル固定部22と、第1パネル固定部22から連続して設けられ、幅方向Xに湾曲させて略円弧状に形成される第1支柱固定部23とを有する。第1部材2は、金属製のものが用いられるが、これに限らず、如何なる材質のものが用いられてもよい。
第1パネル固定部22は、奥行方向Zに貫通する略矩形状の第1取付孔24が形成される。第1取付孔24は、これに限らず、如何なる形状で形成されてもよい。第1支柱固定部23は、幅方向Xに湾曲させて延びる第1横長孔25が形成される。
第2部材3は、図7に示すように、高さ方向Yに湾曲させて略円弧状に形成される第2胴縁保持部31と、第2胴縁保持部31から連続して設けられる平板状の第2パネル固定部32とを有する。第2部材3は、金属製のものが用いられるが、これに限らず、如何なる材質のものが用いられてもよい。
第2パネル固定部32は、奥行方向Zに貫通する略矩形状の第2取付孔34が形成される。第2取付孔34は、これに限らず、如何なる形状で形成されてもよい。第2パネル固定部32は、必要に応じて、側端部から奥行方向Zに湾曲させて形成された突出部33が設けられる。
第3部材4は、図8に示すように、幅方向Xに湾曲させて略円弧状に形成される第3支柱固定部43を有する。第3部材4は、金属製のものが用いられるが、これに限らず、如何なる材質のものが用いられてもよい。第3支柱固定部43は、幅方向Xに湾曲させて延びる第3横長孔45が形成される。
本発明を適用したフェンス5は、図1に示すように、正面側Aと背面側Bとを隔てる境界で、必要に応じて、幅方向Xに複数の胴縁付パネル6が並べて設けられ、また、必要に応じて、複数の胴縁付パネル6が平面方向の平面角度を変えて並べて設けられる。
このとき、本発明を適用したフェンス5は、幅方向Xの両端部51と、幅方向Xに隣り合う複数の胴縁付パネル6が1個の支柱7に連結される連結部52とを有し、また、隣り合う複数の胴縁付パネル6が平面方向の平面角度を変えて設けられる屈曲部53を有するものとなる。
本発明を適用したフェンス継手1は、最初に、図9に示すように、フェンス5の両端部51の支柱7に、第1部材2と第3部材4とが取り付けられる。本発明を適用したフェンス継手1は、支柱7の支柱上部7a及び支柱下部7bにおいて、支柱7の正面側A及び背面側Bに、第1部材2の第1支柱固定部23及び第3部材4の第3支柱固定部43が当接される。
このとき、第1支柱固定部23及び第3支柱固定部43は、支柱7の挿通孔72、第1横長孔25及び第3横長孔45が重ね合わせられて、ボルト、ネジ等の支柱締結部材76を挿通させてナット等で締結されることによって、1個の支柱締結部材76で固定されるものとなる。
また、第1部材2及び第3部材4は、支柱7の支柱上部7a及び支柱下部7bにおいて、支柱7の正面側A及び背面側Bに反転させて用いられ、例えば、支柱7の支柱上部7aで背面側Bに第1部材2が取り付けられた場合は、支柱7の支柱下部7bで正面側Aに第1部材2が取り付けられる。
本発明を適用したフェンス継手1は、次に、図10に示すように、胴縁付パネル6の右上端部で、第1部材2と第2部材3とが取り付けられる。第1部材2及び第2部材3は、胴縁付パネル6を地面等に置いたままの状態で、容易に取り付けることができるものとなる。
このとき、第1胴縁保持部21及び第2胴縁保持部31は、胴縁付パネル6の正面側A及び背面側Bから、胴縁62の略円弧状の周面に当接されて、胴縁62を奥行方向Zで挟み込むものとなる。なお、胴縁付パネル6は、例えば、隙間塞ぎ材64の中間の孔部65のみがパネル締結部材66でパネル本体61に固定された状態で出荷される。
また、第1パネル固定部22及び第2パネル固定部32は、胴縁付パネル6の右上端部で、胴縁付パネル6の正面側A及び背面側Bから、パネル本体61に当接されて、パネル本体61を奥行方向Zで挟み込むものとなる。さらに、第1パネル固定部22及び第2パネル固定部32は、第1取付孔24、第2取付孔34、パネル本体61の貫通孔63及び隙間塞ぎ材64の孔部65が重ね合わせられて、ボルト、ネジ等のパネル締結部材66を挿通させてナット等で締結されることによって、1個のパネル締結部材66で固定されるものとなる。
本発明を適用したフェンス継手1は、次に、図11に示すように、胴縁付パネル6が複数の支柱7の間に設置されて、胴縁付パネル6の左上端部で、胴縁付パネル6の胴縁62に第2部材3の第2胴縁保持部31が当接される。このとき、第2部材3の第2胴縁保持部31は、フェンス5の両端部51の支柱7に取り付けられた第1部材2の第1胴縁保持部21とともに、胴縁付パネル6の正面側A及び背面側Bから、胴縁62を奥行方向Zで挟み込むものとなる。
また、第1パネル固定部22及び第2パネル固定部32は、胴縁付パネル6の左上端部で、胴縁付パネル6の正面側A及び背面側Bから、パネル本体61に当接されて、パネル本体61を奥行方向Zで挟み込むものとなる。さらに、第1パネル固定部22及び第2パネル固定部32は、第1取付孔24、第2取付孔34、パネル本体61の貫通孔63及び隙間塞ぎ材64の孔部65が重ね合わせられて、ボルト、ネジ等のパネル締結部材66を挿通させてナット等で締結されることによって、1個のパネル締結部材66で固定されるものとなる。
これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、胴縁付パネル6の左上端部で、第1部材2の第1胴縁保持部21及び第2部材3の第2胴縁保持部31が胴縁62を挟み込むものとなり、第1部材2の第1パネル固定部22及び第2部材3の第2パネル固定部32が、パネル本体61を挟み込んでパネル締結部材66で固定されるものとなり、第1部材2の第1支柱固定部23及び第3部材4の第3支柱固定部43が支柱締結部材76で固定されるものとなる。
本発明を適用したフェンス継手1は、次に、図12に示すように、胴縁付パネル6の右上端部で、胴縁付パネル6に取り付けられた一方の第1部材2と、支柱7を挟んで反転させて取り付けられる他方の第1部材2とが、支柱7及び胴縁付パネル6の正面側A及び背面側Bから、フェンス5の連結部52の支柱7に、一対の第1部材2として取り付けられるものとなる。
一対の第1部材2は、各々の第1支柱固定部23が、支柱7の正面側A及び背面側Bから、フェンス5の連結部52の支柱7の側面に当接されて、支柱7を奥行方向Zで挟み込むものとなる。各々の第1支柱固定部23は、各々の第1横長孔25及び支柱7の挿通孔72が重ね合わせられて、ボルト、ネジ等の支柱締結部材76を挿通させてナット等で締結されることによって、1個の支柱締結部材76で固定されるものとなる。
これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、胴縁付パネル6の右上端部で、第1部材2の第1胴縁保持部21及び第2部材3の第2胴縁保持部31が、胴縁62を挟み込むものとなり、第1部材2の第1パネル固定部22及び第2部材3の第2パネル固定部32が、パネル本体61を挟み込んでパネル締結部材66で固定されるものとなり、一対の第1部材2の各々の第1支柱固定部23が、支柱7を挟み込んで支柱締結部材76で固定されるものとなる。
本発明を適用したフェンス継手1は、次に、図13に示すように、第1部材2、第2部材3及び第3部材4が、胴縁付パネル6の左下端部で、胴縁付パネル6の左上端部と高さ方向Y及び奥行方向Zの向きを反転させて取り付けられる。また、本発明を適用したフェンス継手1は、図14に示すように、一対の第1部材2及び第2部材3が、胴縁付パネル6の右下端部で、胴縁付パネル6の右上端部と高さ方向Y及び奥行方向Zの向きを反転させて取り付けられる。このとき、一対の第1部材2は、支柱7の支柱上部7a及び支柱下部7bにおいて、支柱7の正面側A及び背面側Bに反転させて用いられるものとなる。
本発明を適用したフェンス継手1は、最後に、図15に示すように、フェンス5の連結部52で、一対の第1部材2及び各々の第1部材2に対応する一対の第2部材3が用いられ、1個の支柱7に対して幅方向Xで隣り合う複数の胴縁付パネル6を取り付けるものとなる。このとき、各々の第1部材2は、一方の胴縁付パネル6に一方の第2部材3とともに固定され、他方の胴縁付パネル6に他方の第2部材3とともに固定されるものとなる。
これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、フェンス5の連結部52において、一方の第1部材2の第1支柱固定部23と、他方の第2部材3の第2パネル固定部32とが、支柱7及び胴縁付パネル6の正面側A及び背面側Bの各々で、幅方向Xで相互に干渉しないように設けられるものとなり、第1支柱固定部23と第2パネル固定部32とが重なり合わないようにして、第1部材2及び第2部材3を容易に取り付けることが可能となる。
また、本発明を適用したフェンス継手1は、図16に示すように、フェンス5の両端部51において、第2部材3の第2パネル固定部32と、第3部材4の第3支柱固定部43とが、支柱7及び胴縁付パネル6の正面側A及び背面側Bの各々で、幅方向Xで相互に干渉しないように設けられるものとなり、第2パネル固定部32と第3支柱固定部43とが重なり合わないようにして、第2部材3及び第3部材4を容易に取り付けることが可能となる。
本発明を適用したフェンス継手1は、図1に示すように、フェンス5の屈曲部53で、1個の支柱7に対して並べて設けられる複数の胴縁付パネル6の平面方向の平面角度を相互に変えるものとして用いることもできる。本発明を適用したフェンス継手1は、例えば、複数の胴縁付パネル6の平面角度を略直角とする場合に、図17(a)に示すように、挿通孔72の向きを奥行方向Zに対して約45°傾斜させた支柱7に取り付けられるものとなる。
このとき、支柱締結部材76は、図17(b)に示すように、奥行方向Zに対して約45°傾斜させて挿通孔72に挿通されるものとなり、一対の第1部材2の各々の第1パネル固定部22が略直角に配置されて、各々の第1横長孔25に挿通されるものとなる。一対の第1部材2は、フェンス5の屈曲部53で、一方の第1部材2の第1パネル固定部22の近傍となる第1横長孔25の基端側25bと、他方の第1部材2の第1横長孔25の先端側25aとに支柱締結部材76が挿通されて、支柱7の正面側A及び背面側Bから固定されるものとなる。
これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、図18に示すように、フェンス5の屈曲部53で、1個の支柱7に対して、隣り合う複数の胴縁付パネル6の平面方向の平面角度を相互に変えるものとして用いられて、本発明を適用したフェンス5に屈曲部53が形成される。本発明を適用したフェンス継手1は、フェンス5の屈曲部53において、1個の支柱7に対して、隣り合う複数の胴縁付パネル6の平面角度を相互に変えても、支柱7及び胴縁付パネル6の正面側A又は背面側Bで、一方の胴縁付パネル6に取り付けられた第1部材2と、他方の胴縁付パネル6に取り付けられた第2部材3とが相互に干渉することなく、この平面角度に容易に対応することが可能となる。
本発明を適用したフェンス継手1は、図15、図16、図18に示すように、第1部材2の第1パネル固定部22と第2部材3の第2パネル固定部32とが、胴縁付パネル6のパネル本体61を挟み込んで固定されるため、胴縁62を削孔することを必要とすることなく、第1胴縁保持部21と第2胴縁保持部31とで胴縁62を挟み込んで確実に保持することができる。これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、胴縁付パネル6の胴縁62に対する加工コストを増大させずに、胴縁62を強度低下させることなく、支柱7に胴縁付パネル6を取り付けることが可能となる。
本発明を適用したフェンス継手1は、第1部材2、第2部材3及び第3部材4を、胴縁付パネル6の左上端部、左下端部、右上端部及び右下端部で、胴縁付パネル6及び支柱7の正面側A及び背面側Bに反転させて取り付けることができる。これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、フェンス5の両端部51、連結部52及び屈曲部53で、各々の形状が共通する第1部材2、第2部材3及び第3部材4を用いることができ、継手の種類を増加させることなく、少ない種類の継手で胴縁付パネル6を取り付けることができ、フェンス5の材料コストや施工コストの増大を抑制することが可能となる。
本発明を適用したフェンス継手1は、第1部材2に第1横長孔25が設けられているため、フェンス5の屈曲部53で、一対の第1部材2の各々の第1支柱固定部23を部分的に重ね合わせて、一対の第1部材2の各々の第1パネル固定部22の平面方向の平面角度を相互に変えることができる。これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、1個の支柱7に対して、隣り合う複数の胴縁付パネル6の平面方向の平面角度を相互に変えることが可能となる。
本発明を適用したフェンス継手1は、フェンス5の両端部51、連結部52及び屈曲部53における胴縁付パネル6の支柱7への支持は、第1部材2の第1支柱固定部23のみによってされている。これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、胴縁付パネル6を支柱7に直接的に支持させるものとして、第2部材3が用いられないため、第2部材3の強度を高くすることを必要としないことから、第2部材3の板厚を薄くすることができ、フェンス継手1の材料コストの増大を抑制することが可能となる。
本発明を適用したフェンス継手1は、胴縁付パネル6の左端部及び右端部に隙間塞ぎ材64が設けられることで、施工誤差によって生じる支柱7と胴縁付パネル6との隙間を塞いで背面側Bからの視界を遮ることが可能となる。また、本発明を適用したフェンス継手1は、第1取付孔24、第2取付孔34、パネル本体61の貫通孔63及び隙間塞ぎ材64の孔部65が重ね合わせられて、1個のパネル締結部材66で固定されるものとなるため、隙間塞ぎ材64の孔部65を流用して、パネル締結部材66の数量を増加させることなく、容易、迅速に第1部材2及び第2部材3を胴縁付パネル6に取り付けることが可能となる。
本発明を適用したフェンス継手1は、第1部材2及び第2部材3を胴縁付パネル6に取り付けた状態で、第1部材2の第1支柱固定部23が、胴縁付パネル6の正面側A又は背面側Bの何れか一方にのみ設けられるため、第1部材2及び第2部材3を胴縁付パネル6にあらかじめ取り付けた後に、胴縁付パネル6を支柱7に固定することができる。これにより、本発明を適用したフェンス継手1は、支柱7に胴縁付パネル6を支持させながら第1部材2及び第2部材3を胴縁付パネル6に取り付けることを必要とせず、容易、迅速に第1部材2及び第2部材3を胴縁付パネル6に取り付けることが可能となる。
本発明を適用したフェンス5は、本発明を適用したフェンス継手1を両端部51、連結部52及び屈曲部53に用いることができ、胴縁付パネル6の胴縁62に対する加工コスト、フェンス5の材料コストや施工コスト及びフェンス継手1の材料コストの増大を抑制することが可能となるとともに、容易、迅速に第1部材2及び第2部材3を胴縁付パネル6に取り付けることが可能となる。
本発明を適用したフェンス5は、本発明を適用したフェンス継手1を屈曲部53に用いることができ、一対の第1部材2の各々の第1パネル固定部22の平面方向の平面角度を相互に変えることによって、1個の支柱7に対して、隣り合う複数の胴縁付パネル6の平面方向の平面角度を相互に変えることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
例えば、本発明を適用したフェンス5は、他の実施形態において、図19に示すように、支柱7の支柱中間部7cに挿通孔72を形成されて、高さ方向Yで2段に亘って胴縁付パネル6が取り付けられるものとされてもよい。
1 :フェンス継手
2 :第1部材
21 :第1胴縁保持部
22 :第1パネル固定部
23 :第1支柱固定部
24 :第1取付孔
25 :第1横長孔
25a :先端側
25b :基端側
3 :第2部材
31 :第2胴縁保持部
32 :第2パネル固定部
33 :突出部
34 :第2取付孔
4 :第3部材
43 :第3支柱固定部
45 :第3横長孔
5 :フェンス
51 :両端部
52 :連結部
53 :屈曲部
6 :胴縁付パネル
61 :パネル本体
61a :パネル上部
61b :パネル下部
61c :パネル中間部
62 :胴縁
63 :貫通孔
64 :隙間塞ぎ材
65 :孔部
66 :パネル締結部材
7 :支柱
7a :支柱上部
7b :支柱下部
7c :支柱中間部
71 :蓋部材
72 :挿通孔
76 :支柱締結部材
A :正面側
B :背面側
X :幅方向
Y :高さ方向
Z :奥行方向

Claims (9)

  1. パネル本体に胴縁が設けられた胴縁付パネルを支柱に取り付けるフェンス用継手であって、
    支柱及び胴縁付パネルに取り付けられる第1部材と、胴縁付パネルに取り付けられる第2部材とを備え、
    前記第1部材は、胴縁に当接される第1胴縁保持部と、パネル本体に取り付けられる第1パネル固定部と、支柱に挿通される締結部材で固定される第1支柱固定部とを有し、
    前記第2部材は、胴縁に当接される第2胴縁保持部と、パネル本体に取り付けられる第2パネル固定部とを有すること
    を特徴とするフェンス用継手。
  2. 前記第1胴縁保持部及び前記第2胴縁保持部は、胴縁付パネルの正面側及び背面側から胴縁を挟み込むものであり、
    前記第1パネル固定部及び前記第2パネル固定部は、胴縁付パネルの正面側及び背面側からパネル本体を挟み込むものであり、パネル本体に挿通される締結部材で固定されること
    を特徴とする請求項1記載のフェンス用継手。
  3. 前記第1支柱固定部及び前記第2パネル固定部は、支柱及び胴縁付パネルの正面側又は背面側で、相互に干渉しないように設けられること
    を特徴とする請求項1記載のフェンス用継手。
  4. 支柱を挟んで反転させて取り付けられる一対の前記第1部材と、一対の前記第1部材の各々に対応する一対の前記第2部材とを備え、
    一方の前記第1部材は、隣り合う複数の胴縁付パネルのうち、一方の胴縁付パネルのパネル本体を、前記第1パネル固定部と一方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで挟み込むものであり、
    他方の前記第1部材は、隣り合う複数の胴縁付パネルのうち、他方の胴縁付パネルのパネル本体を、前記第1パネル固定部と他方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで挟み込むものであり、
    一対の前記第1部材は、各々の前記第1支柱固定部が、支柱の正面側及び背面側に当接されて、支柱に挿通される1個の締結部材で固定されること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のフェンス用継手。
  5. 支柱に取り付けられる第3部材をさらに備え、
    前記第3部材は、支柱に挿通される締結部材で固定される第3支柱固定部を有し、前記第1部材の前記第1支柱固定部と前記第3支柱固定部とが、支柱の正面側及び背面側に当接されて、支柱に挿通される締結部材で固定されること
    を特徴とする請求項1又は2記載のフェンス用継手。
  6. 前記第2部材及び前記第3部材は、支柱及び胴縁付パネルの正面側又は背面側で、前記第3支柱固定部と前記第2パネル固定部とが、相互に干渉しないように設けられること
    を特徴とする請求項5記載のフェンス用継手。
  7. 前記第1部材は、前記第1胴縁保持部及び前記第2部材の前記第2胴縁保持部が、胴縁付パネルの正面側及び背面側から胴縁を挟み込むものであり、前記第1パネル固定部及び前記第2部材の前記第2パネル固定部が、胴縁付パネルの正面側及び背面側からパネル本体を挟み込んでパネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであり、前記第1支柱固定部と前記第3部材の前記第3支柱固定部とが、支柱に挿通される締結部材で固定されること
    を特徴とする請求項5又は6記載のフェンス用継手。
  8. 正面側と背面側とを隔てて設置されるフェンスであって、
    パネル本体に胴縁が設けられた胴縁付パネルと、前記胴縁付パネルが取り付けられる支柱と、前記支柱を挟んで反転させて前記支柱及び前記胴縁付パネルに取り付けられる一対の第1部材と、一対の前記第1部材の各々に対応して前記胴縁付パネルに取り付けられる一対の第2部材とを備え、
    前記第1部材は、前記胴縁に当接される第1胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第1パネル固定部と、前記支柱に挿通される締結部材で固定される第1支柱固定部とを有し、
    前記第2部材は、前記胴縁に当接される第2胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第2パネル固定部とを有し、
    一対の前記第1部材は、一方の前記第1部材の前記第1パネル固定部と一方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで、隣り合う複数の前記胴縁付パネルのうち、一方の前記胴縁付パネルの前記パネル本体を挟み込んで前記パネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであるとともに、他方の前記第1部材の前記第1パネル固定部と他方の前記第2部材の前記第2パネル固定部とで、他方の前記胴縁付パネルの前記パネル本体を挟み込んで前記パネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであり、各々の前記第1支柱固定部が、前記支柱の正面側及び背面側に当接されて、前記支柱に挿通される1個の締結部材で固定されること
    を特徴とするフェンス。
  9. 正面側と背面側とを隔てて設置されるフェンスであって、
    パネル本体に胴縁が設けられた胴縁付パネルと、前記胴縁付パネルが取り付けられる支柱と、前記支柱及び前記胴縁付パネルに取り付けられる第1部材と、前記胴縁付パネルに取り付けられる第2部材と、前記支柱に取り付けられる第3部材とを備え、
    前記第1部材は、前記胴縁に当接される第1胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第1パネル固定部と、前記支柱に挿通される締結部材で固定される第1支柱固定部とを有し、
    前記第2部材は、前記胴縁に当接される第2胴縁保持部と、前記パネル本体に取り付けられる第2パネル固定部とを有し、
    前記第3部材は、前記支柱に挿通される締結部材で固定される第3支柱固定部を有し、
    前記第1部材、前記第2部材及び前記第3部材は、前記第1部材の前記第1胴縁保持部及び前記第2部材の前記第2胴縁保持部が、前記胴縁付パネルの正面側及び背面側から前記胴縁を挟み込むものであり、前記第1部材の前記第1パネル固定部及び前記第2部材の第2パネル固定部が、前記胴縁付パネルの正面側及び背面側から前記パネル本体を挟み込んで前記パネル本体に挿通される締結部材で固定されるものであり、前記第1部材の前記第1支柱固定部と前記第3部材の前記第3支柱固定部とが、前記支柱の正面側及び背面側に当接されて、前記支柱に挿通される締結部材で固定されること
    を特徴とするフェンス。
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