JP7188629B1 - エレベーターの電源基板固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターの電源基板固定装置において、高さ方向の寸法の小型化を図る上で有利な技術を提供する。【解決手段】エレベーターの電源基板固定装置は、矩形形状の四隅の固定部のそれぞれに基板孔を備えた矩形形状の電源基板を、エレベーターの天蓋に固定するためのものである。電源基板固定装置は、電源基板の基板孔に対応する位置に板金孔が形成された矩形形状の板金部と、板金部を天蓋から離れた位置に固定する一対の取付部と、を備える。板金部は、電源基板の基板孔と板金孔とを締結した場合に、電源基板と重なる領域から固定部を除いた領域を開口するように形成された開口部を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、エレベーターの電源基板固定装置に関する。
特許文献1には、エレベーターに取り付けられる表示装置の放熱構造に関する技術が開示されている。この技術の表示装置は、プリント配線板の裏面側放熱パターンに接触して押しボタン固定板が設けられる。これにより、抵抗器から発せられる熱が効率良く外気中に逃がされるとしている。
特開2005-280903号公報
エレベーターの電源基板は、かごの天井裏の天蓋に設置される場合がある。図11は、従来のエレベーターの電源基板の取り付け構造の一例を示す図である。この図に示す例では、電源基板固定装置2と呼ばれる断面U字型の板金の底面2aに電源基板4が締結され、当該電源基板固定装置が天蓋6に下方側から締結されている。
ここで、電源基板は高電圧が印加される。このため、従来構造では、電源基板4が電源基板固定装置2の底面2aに対してスペーサー8によって嵩上げされて絶縁間隔を確保することとしている。しかしながら、このような嵩上げ構造は、装置の高さ方向の寸法が大型化するという課題がある。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、エレベーターの電源基板固定装置において、高さ方向の寸法の小型化を図る上で有利な技術を提供することを目的とする。
本開示のエレベーターの電源基板固定装置は、矩形形状の四隅の固定部のそれぞれに基板孔を備えた矩形形状の電源基板を、エレベーターの天蓋に固定する電源基板固定装置であって、電源基板の基板孔に対応する位置に板金孔が形成された矩形形状の板金部と、板金部を天蓋から離れた位置に固定する一対の取付部と、を備える。板金部は、電源基板の基板孔と板金孔とを締結した場合に、電源基板と重なる領域から固定部を除いた領域を開口するように形成された開口部を備えている。
また、本開示のエレベーターの電源基板固定装置は、矩形形状の四隅のそれぞれに固定部を備えた電源基板を、エレベーターの天蓋に固定する一対の取付部を有する電源基板固定装置であって、一対の取付部のそれぞれは、天蓋に締結される締結面と、締結面の一辺と長辺の一方を共有し、締結面に対して垂直方向に延びる矩形形状の側面と、側面の長辺の他方と一辺を共有し、電源基板の固定部に固定される固定面と、を備える。一対の取付部の固定面のそれぞれは、電源基板を固定した状態において、電源基板と重なる領域から固定部を除いた領域が切り欠かれた第一切り欠き部を備える。
本開示の技術によれば、電源基板と電源基板固定装置との間に絶縁のための隙間を設ける必要がないので、電源基板固定装置の高さ方向の寸法の小型化を図ることができる。また、電源基板をかさ上げするための部品が不要なため、部品点数を削減することができる。
本実施の形態の電源基板固定装置の第一構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第二構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第二構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第三構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第三構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第四構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第四構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第四構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第五構成例を示す図である。 本実施の形態の電源基板固定装置の第五構成例を示す図である。 従来のエレベーターの電源基板の取り付け構造の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態.
本実施の形態の電源基板固定装置は、エレベーターのかごの天井裏において、天井の上に設置されている天蓋に電源基板を設置するための装置である。図11に示す従来構造では、断面U字型に曲げられた板金の電源基板固定装置2の底面2aに電源基板4が設置され、電源基板固定装置2の上端から外側に張り出した取付面2bが天蓋6に締結されている。
電源基板4は高圧が印加される部品であるため、底面2aとの間に一定の絶縁間隔を設ける必要がある。従来構造では、この対策として、嵩上げスペーサー8を用いて電源基板4と底面2aとの絶縁間隔を確保している。
しかしながら、このような従来構造には以下の課題がある。すなわち、従来構造では、嵩上げスペーサー8の高さ分だけ電源基板固定装置2の高さ方向の寸法が大きくなってしまう。天井9と天蓋6との間の隙間には制限があるため、嵩上げスペーサー8による嵩上げ度合によっては、天井9と天蓋6との間の隙間に入らないおそれがある。このように、電源基板固定装置2の従来構造には、高さ方向の寸法を極力小さくすることに対して課題がある。
本実施の形態の電源基板固定装置は、この課題を解決するための特徴的な構成を備えている。以下、電源基板固定装置の具体的な構成例について、詳細に説明する。
1.電源基板固定装置の第一構成例
1-1.構成
図1は、本実施の形態の電源基板固定装置の第一構成例を示す図である。図1において、(A)は電源基板10の平面図を示している。(B)は第一構成例の電源基板固定装置100の平面図を示している。(C)は電源基板固定装置100の側面図を示している。(D)は、電源基板固定装置100が配置される天蓋20を上から見た平面図を示している。そして、(E)は、第一構成例の電源基板固定装置100を(D)のA-Aで切断した断面図である。以下の説明では、電源基板10が固定されている状態において、電源基板の長辺方向をX方向とし、短辺方向をY方向とし、厚さ方向をZ方向とする。
電源基板10は、矩形形状の基板である。電源基板10は、例えばAC100Vから240Vの電圧が印加される。電源基板10の四隅の固定部10aには、基板孔12が形成されている。固定部10aは、電源基板10の四隅に設けられた矩形領域であり、少なくとも基板孔12を形成可能な大きさを有している。また、電源基板10の表面には、例えば実装部品14が配置されている。
電源基板固定装置100は、板金部102と、一対の取付部110とを備えている。板金部102と一対の取付部110とは、例えば1枚の板金を折り曲げて一体に形成される。板金部102は、電源基板10の外形を含む大きさの矩形形状を有している。板金部102は、電源基板10の基板孔12に対応した位置に、板金孔104がそれぞれ形成されている。
電源基板10の基板孔12は、板金孔104にねじ等の締結部材30を用いて締結される。板金部102の中央部には、開口部106が形成されている。典型的には、開口部106は、電源基板10を固定した状態で、電源基板10と重なる領域から固定部10aを除いた領域を開口するように形成されている。
一対の取付部110は、板金部102を天蓋20から離れた位置に固定するための板金部材である。一対の取付部110のそれぞれは、締結面112と、側面114と、を備えている。側面114は矩形形状を有し、長辺の一方を板金部102の短辺と共有し、板金部102から垂直に折り曲げられることで構成される。締結面112は、矩形形状を有し、長辺の一方を側面114の長辺の他方と共有し、側面114から外側に向かって垂直に折り曲げられることで構成される。これにより、締結面112は、板金部102に平行な面として構成され、側面114は板金部102及び締結面112に垂直な面として構成される。
締結面112は、天蓋20に接触して固定される。天蓋20には、締結面112の固定領域内に天蓋孔22が設けられている。また、締結面112には、天蓋孔22に対応する位置に取付孔116が形成されている。締結面112は、取付孔116と天蓋孔22とをねじ等の締結部材32によって締結することにより天蓋20に固定される。
側面114の短辺寸法は、天蓋20から板金部102までの高さ寸法に相当する。ここでは、高さ寸法が予め定められた基準間隔h1となるように側面114の寸法が設定されている。ここでの基準間隔h1は、天蓋20と天井24との間の高さ寸法h2よりも小さく、且つ、板金部102に固定された電源基板10の実装部品14が天蓋20に接触しない高さに設定される。
1-2.作用及び効果
第一構成例の電源基板固定装置100によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
電源基板固定装置100の開口部106は、電源基板10を固定した状態で、固定部10aを除いた電源基板10と重なる領域を含むように形成されている。このような構成によれば、電源基板10と板金部102との間に絶縁間隔を確保する必要がない。これにより、電源基板固定装置100の高さ方向の寸法の小型化を図ることができる。
電源基板10は、嵩上げするためのスペーサーを用いることなく板金部102に固定される。これにより、部品点数の削減が図れる。
1-3.変形例
電源基板固定装置100の開口部106は、電源基板10を固定した状態で、固定部10aを除いた電源基板10と重なる領域を含むように形成されているのであれば、その形状に限定はない。例えば、開口部106は、電源基板10と重なる領域よりも大きな領域から固定部10aを除いた領域でもよい。
締結面112は、矩形形状の側面の長辺と一辺を共有し、前記締結面に対して垂直方向に延びる面であれば、その形状に限定はない。
2.電源基板固定装置の第二構成例
2-1.構成
第二構成例の電源基板固定装置200は、第一構成例における電源基板固定装置100の板金部102と取付部110とを別体として構成するための構造を有している。第二構成例の電源基板固定装置200において、第一構成例の電源基板固定装置100と共通する構成については共通の符号を付してその説明を省略する。
図2及び図3は、本実施の形態の電源基板固定装置の第二構成例を示す図である。これらの図において、(A)は電源基板10の平面図を示している。(B)は第二構成例の電源基板固定装置200の板金部102の平面図を示している。(C)は第二構成例の電源基板固定装置200の取付部120の平面図を示している。(D)は第二構成例の電源基板固定装置200の取付部120の側面図を示している。(E)は、第二構成例の電源基板固定装置200が配置される天蓋20を上から見た平面を示している。そして、(F)は、第二構成例の電源基板固定装置200を(E)のB-Bで切断した断面図である。
第二構成例の電源基板固定装置200は、板金部102と一対の取付部120とが別体として構成されている。板金部102は、取付部120と一体に構成されていない点を除いて第一構成例における板金部102と同様の構成を有している。
一対の取付部120は、締結面112と、側面114と、固定面122と、を備えている。締結面112及び側面114の構成は、第一構成例における締結面112及び側面114と同様である。固定面122は、長辺の一方を側面114の長辺の他方と共有し、側面114から締結面112とは反対方向に向かって垂直に折り曲げられることで構成される。これにより、締結面112は、固定面122に平行な面として構成され、側面114は固定面122及び締結面112に垂直な面として構成される。
固定面122には、板金部102の板金孔104に対応する位置に締結孔124が形成されている。固定面122は、電源基板10の基板孔12と板金部102の板金孔104とともに、締結部材30によって共締めされる。また、固定面122には、板金部102の開口部106と重なる領域に第一切り欠き部126が形成されている。
2-2.作用及び効果
第二構成例の電源基板固定装置200によれば、第一構成例の電源基板固定装置100と同様の作用及び効果を得ることができる。また、板金部102と一対の取付部120とが別体として構成されているため、それぞれの加工が容易となる。
2-3.変形例
一対の取付部120の固定面122の形状は、板金孔104に対応する位置に締結孔124が形成され、開口部106と重なる領域に第一切り欠き部126が形成されていれば、他の形状に限定はない。
一対の取付部120の板金部102への固定方法に限定はない。すなわち、一対の取付部120は、板金部102の長辺方向の端部に固定されるのであれば、例えば溶接、接着等の他の固定手段を利用してもよい。
3.電源基板固定装置の第三構成例
3-1.構成
第三構成例の電源基板固定装置300は、第二構成例における電源基板固定装置200の一対の取付部110のみによって構成され、板金部102を備えていない構造を有している。第三構成例の電源基板固定装置300において、第二構成例の電源基板固定装置200と共通する構成については共通の符号を付してその説明を省略する。
図4及び図5は、本実施の形態の電源基板固定装置の第三構成例を示す図である。これらの図において、(A)は電源基板10Aの平面図を示している。(B)は電源基板10Bの平面図を示している。(C)は第三構成例の電源基板固定装置300の取付部120の平面図を示している。(D)は電源基板固定装置300の取付部120の側面図を示している。(E)は、電源基板固定装置300が配置される天蓋20を上から見た平面図を示している。(F)は、電源基板固定装置300に電源基板10Aを固定した場合のC-C断面図である。(G)は、電源基板固定装置300に電源基板10Bを固定した場合のC-C断面図である。
第三構成例の電源基板固定装置300は、一対の取付部120により構成されている。一対の取付部120の構造は、第二構成例の一対の取付部120と同一である。
3-2.作用及び効果
第三構成例の電源基板固定装置300によれば、長辺方向のサイズが異なる電源基板10A,10Bに、共通の取付部120を締結することができる。図5中の(E)に示すように、天蓋20には、電源基板10Aを固定する場合の締結孔124に対応する位置に天蓋孔22Aが設けられ、電源基板10Bを固定する場合の締結孔124に対応する位置に天蓋孔22Bが設けられている。このような構成によれば、図5中の(F)及び(G)に示すように、長辺方向のサイズ違いの電源基板10A,10Bを、共通の電源基板固定装置300を用いて、天蓋20に固定することが可能となる。
第三構成例の電源基板固定装置300によれば、第二構成例の電源基板固定装置200が備える板金部102を備えてない。これにより、第二構成例の電源基板固定装置200に比べて部品点数を削減が図れる。
4.電源基板固定装置の第四構成例
4-1.構成
第四構成例の電源基板固定装置400は、第三構成例における電源基板固定装置300の一対の取付部120のそれぞれを、2つに分断した構造を有している。第四構成例の電源基板固定装置400において、第三構成例の電源基板固定装置300と共通する構成については共通の符号を付してその説明を省略する。
図6、図7及び図8は、本実施の形態の電源基板固定装置の第四構成例を示す図である。これらの図において、(A)は電源基板10Aの平面図を示している。(B)は電源基板10Bの平面図を示している。(C)は電源基板10Cの平面図を示している。(D)は電源基板10Dの平面図を示している。(E)は第四構成例の電源基板固定装置400の取付部120a,120bの平面図を示している。(F)は電源基板固定装置400の取付部120bの側面図を示している。(G)は、電源基板固定装置400が配置される天蓋20を上から見た平面図を示している。(H)は、電源基板固定装置400に電源基板10Aを固定した場合のD-D断面図である。(J)は、電源基板固定装置400に電源基板10Cを固定した場合のD-D断面図である。
第四構成例の電源基板固定装置400は、第三構成例における取付部120を、締結面112の長辺方向に垂直な方向に沿って取付部120を取付部120a,120bに分断する第二切り欠き部128を有している。これにより、取付部120を構成する締結面112、側面114、及び固定面122は、それぞれ締結面112a,112b、側面114a,114b、及び固定面122a,122bに分断されている。第二切り欠き部128は、電源基板10の一対の固定部10aと重なる範囲を切り欠かない範囲であれば、その切り欠き幅に限定はない。
4-2.作用及び効果
第四構成例の電源基板固定装置400によれば、長辺方向のサイズが異なる電源基板10A,10Bだけでなく、短辺方向のサイズが異なる電源基板10C,10Dに対しても、共通の取付部120を締結することができる。図8中の(G)に示すように、天蓋20には、電源基板10A,10B,10C,10Dを固定する場合の締結孔124に対応する位置に、それぞれ天蓋孔22A,22B,22C,22Dが設けられている。このような構成によれば、図8中の(H)及び(J)に示すように、長辺方向のサイズ違いの電源基板10A,10Cを、共通の電源基板固定装置400を用いて、天蓋20に固定することが可能となる。また、図5中の(F)及び(G)に示すように、長辺方向のサイズ違いの電源基板10A,10Bを、共通の電源基板固定装置300を用いて、天蓋20に固定することも可能となる。
また、第四構成例の電源基板固定装置400によれば、第二構成例の電源基板固定装置200が備える板金部102を備えてない。これにより、第二構成例の電源基板固定装置200に比べて部品点数を削減が図れる。
5.電源基板固定装置の第五構成例
2-5-1.構成
第三構成例における電源基板固定装置300では、締結孔124と基板孔12とを締結部材30で締結することによって電源基板10を取付部120に固定することとしている。第五構成例の電源基板固定装置500では、第三構成例における締結部材30による締結に替えて、取付部120が電源基板10を把持する構成を備えたことに特徴を有している。第五構成例の電源基板固定装置500において、第三構成例の電源基板固定装置300と共通する構成については共通の符号を付してその説明を省略する。
図9及び図10は、本実施の形態の電源基板固定装置の第五構成例を示す図である。これらの図において、(A)は電源基板10の平面図を示している。(B)は第五構成例の取付部120cの平面図を示している。(C)及び(D)は第五構成例の電源基板固定装置500の側面図を示している。(E)は、電源基板固定装置500が配置される天蓋20を上から見た平面図を示している。(F)は、第五構成例の電源基板固定装置500を(E)のE-Eで切断した断面図である。
電源基板固定装置500は、一対の取付部120cと、一対の基板押え部130と、を備えている。取付部120cは、締結孔124を備えていない点を除き第三構成例における取付部120と同様の構成を有している。また、一対の取付部120cの天蓋20への固定構造についても、第三構成例における取付部120と同様である。
基板押え部130は、第一平面132と、第二平面136と、基板押え面138と、軸134と、を備えている。第一平面132は、側面114の長辺と共通の長さの長辺を有する矩形形状の板材である。第二平面136は、側面114の長辺と共通の長さの長辺を有する矩形形状の板材である。基板押え面138は、長辺の一方を第二平面136の長辺の一方と共有し、第二平面136から垂直に折り曲げられることで構成される。基板押え面138は、固定面122と同様の形状を有している。
第一平面132は、側面114における基板設置側に固定される。固定方法に限定はない。第二平面136の長辺の他方は、軸134により第一平面132の長辺の一方に接続される。軸134は、トーションばねを内蔵し、第一平面132に対して第二平面136を、軸方向を中心とする回転方向に付勢可能に構成されている。つまり、基板押え部130の第一平面132、第二平面136、及び軸134は、基板押え面138を固定面122の側へと付勢する付勢機構に相当する。
5-2.作用及び効果
一対の基板押え部130は、基板押え面138が固定面122との間で電源基板10を把持可能な位置に固定される。基板押え面138は、軸134により電源基板10の側に付勢されている。電源基板10を固定する場合、図10中の(D)に示すように、基板押え部130を固定面122から離間する方向に持ち上げ、電源基板1を設置した後に戻す。これにより、特別な工具を用いることなく電源基板10を取付部120に固定することができる。
5-3.変形例
一対の基板押え部130は、固定面122との間で電源基板10を把持可能な構成であれば、その形状等に限定はない。
2 電源基板固定装置、 2a 底面、 2b 取付面、 4 電源基板、 6 天蓋 8 スペーサー、 10,10A,10B,10C,10D 電源基板、 12 基板孔、 14 実装部品、 20 天蓋、 22,22A,22B,22C,22D 天蓋孔、 24 天井、 30 締結部材、 32 締結部材、 100,200,300,400,500 電源基板固定装置、 102 板金部、104 板金孔、 106 開口部、 110 取付部、 112,112a,112b 締結面、 114,114a,114b 側面、 116 取付孔、 120,120a,120b,120c 取付部、122,122a,122b 固定面、 124 締結孔、 126 第一切り欠き部、 128 第二切り欠き部、 130 基板押え部、 132 第一平面、 134 軸、 136 第二平面、 138 基板押え面

Claims (8)

  1. 矩形形状の四隅の固定部のそれぞれに基板孔を備えた矩形形状の電源基板を、エレベーターの天蓋に固定するエレベーターの電源基板固定装置であって、
    前記電源基板の前記基板孔に対応する位置に板金孔が形成された矩形形状の板金部と、
    前記板金部を前記天蓋から離れた位置に固定する一対の取付部と、
    を備え、
    前記板金部は、前記電源基板の前記基板孔と前記板金孔とを締結した場合に、前記電源基板と重なる領域から前記固定部を除いた領域を開口するように形成された開口部を備えていることを特徴とするエレベーターの電源基板固定装置。
  2. 前記板金部と前記一対の取付部は、一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの電源基板固定装置。
  3. 前記一対の取付部は前記板金部に対して別体で構成され、
    前記一対の取付部のそれぞれは、
    前記天蓋に締結される締結面と、
    前記締結面の一辺と長辺の一方を共有し、前記締結面に対して垂直な方向に延びる矩形形状の側面と、
    前記側面の前記長辺の他方と一辺を共有し、前記板金部の端部に固定される固定面と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの電源基板固定装置。
  4. 前記固定面は、前記板金孔に対応する位置に締結孔を備え、
    前記板金部は、前記板金孔に前記基板孔及び前記締結孔を重ねて締結されることを特徴とする請求項3に記載のエレベーターの電源基板固定装置。
  5. 矩形形状の四隅のそれぞれに固定部を備えた電源基板を、エレベーターの天蓋に固定する一対の取付部を有するエレベーターの電源基板固定装置であって、
    前記一対の取付部のそれぞれは、
    前記天蓋に締結される締結面と、
    前記締結面の一辺と長辺の一方を共有し、前記締結面に対して垂直な方向に延びる矩形形状の側面と、
    前記側面の前記長辺の他方と一辺を共有し、前記電源基板の前記固定部に固定される固定面と、を備え、
    前記一対の取付部の前記固定面のそれぞれは、前記電源基板を固定した状態において、前記電源基板と重なる領域から前記固定部を除いた領域が切り欠かれた第一切り欠き部を備えることを特徴とするエレベーターの電源基板固定装置。
  6. 前記電源基板は、前記固定部のそれぞれに基板孔を有し、
    前記固定面は、前記基板孔に対応する位置に締結孔を備え、前記締結孔に前記基板孔を重ねて締結されるように構成される請求項5に記載のエレベーターの電源基板固定装置。
  7. 前記一対の取付部のそれぞれは、前記締結面の前記長辺に垂直な方向に沿って前記取付部を2つに分断する構造を備えることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のエレベーターの電源基板固定装置。
  8. 前記一対の取付部のそれぞれは、
    前記固定面との間で前記電源基板を把持する基板押え面と、
    前記基板押え面を前記固定面の側へ付勢する付勢機構と、
    を備える請求項5に記載のエレベーターの電源基板固定装置。
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