JP2012056663A - エレベータかご室の照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明板の取外し及び取付けの際にLEDが損傷する可能性がなく、LEDの発する熱を放熱するための対策も行われたエレベータかご室の照明装置を提供する。
【解決手段】天井5に開口部16を有すると共に、前記開口部16の上部に対面して配置された底部10aを有する照明ボックス10を備えたかご室と、開口部16より全周において大きく、開口部16を覆うと共に、照明ボックス10の内側に移動可能に設けられた照明板15と、照明ボックス10の底部10aに取付けられると共に、かご室1を照射するLED11aを配置した基板11と、LED11aを貫通する孔が設けられると共に、LED11aから発生した熱を放熱する放熱板12とを備え、放熱板12のLED11aが照射される側の面は、LED11aの先端部分よりも照明ボックス10の内側にある、構造としている。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベータかご室のLEDを用いた照明装置に関するものである。
従来、LEDを用いたエレベータかご室の天井照明は、LEDが配置された基板を保護するため保護板(透明あるいは半透明であり、照明板として使っているので以下照明板と示す)で覆っている構成であった。(例えば、特開2004-338825号 参照)
特開2004−338825号公報
しかしながら、LEDの寿命などにより基板を交換するために照明板の取外し及び取付けをする際に、照明板を外した状態ではLEDが露出した状態となっている。このため照明板を取付けるときに、照明板がLEDに接触しLEDを損傷する可能性があるといった問題があった。また、LEDを照明に用いることで、かご室内が熱により温度上昇するだけでなく、LEDの性能がLEDの発する熱の影響により低下するといった問題があり、この対策として、LEDの発する熱を放熱する必要がある。
この発明は上記課題を解決するためになされたもので、LEDの発する熱を放熱するための対策が行われていて、照明板の取外し及び取付けの際にLEDが損傷する可能性がないエレベータかご室の照明装置を提供することを目的とする。
天井に開口部を有すると共に、前記開口部の上部に対面して配置された底部を有する凹部を備えたかごと、
前記開口部より全周において大きく、前記開口部を覆うと共に、前記凹部の内側に移動可能に設けられた照明板と、
前記凹部の底部に取付けられると共に、前記かごを照射するLEDを配置した基板と、
前記LEDを貫通する孔が設けられると共に、前記LEDから発生した熱を放熱する放熱板とを備え、
前記放熱板の前記LEDが照射される側の面は、前記LEDの先端部分よりも前記凹部の内部側にある、構造としている。
この発明によれば、LEDを配した基板にLEDの発する熱を放熱するための放熱板を備えているため、LEDの発する熱を放熱することができる。また、放熱板のLEDが照射される側の面はLEDの先端部分よりも凹部の内部側にあるため、凹部内の照明板の取外し及び取付けを行う時に照明板が放熱板に接触してもLEDに接触することがなくLEDを損傷する可能性はない。
この発明の実施の形態1を示すかご室の出入口を見た図である。 図1のかご室に設置した照明装置の断面図である。 図2の基板と放熱板のB部の拡大図である。 図2の照明装置を矢印A方向から見た図である。 この発明の実施の形態1における基板と放熱板と照明板のかどとの関係を表す図である。 この発明の実施の形態1における放熱板を取外す手順の説明図である。 図6を矢印C方向から見た図である。 図7を矢印D方向から見た図である。
以下、この発明を実施するための形態について、添付の図面を参照して説明する。
実施の形態1
図1〜図8は、この発明の実施の形態1を説明する図である。
図1はかご内からかご室の出入口を見た図である。かご室1は、かご床2と、かご床2から立てかけられたかご壁3および袖壁4と、かご床2の上方に配置されかご壁3および袖壁4に支持されたかご天井5とを有している。そして、かご天井5には照明装置6が設けられている。また、かご室正面の袖壁4の間には開閉可能にかごドア7が設けられている。袖壁4には行先階の指定及びドアの開閉などを行う釦が備えられた操作ボックス8が設置されている。
図2は図1における照明装置6の断面図である。図3は、図2の基板と放熱板のB部の拡大図である。また、図4は図2における照明装置6をかご室1のA方向から見た図である。
図2において、かご天井5には開口部16が設けられている。この開口部16の上部に対面して底部10aを有する凹部として照明ボックス 10が設けられている。照明ボックス 10は、断面が凹であり、四角形の底部10aの周囲に側面部10bを有していて、内部に空間をもつ箱型の形状をしている。また、側面部10bの先端部には外周の外側に向かってフランジ10cが構成されていて、このフランジ10c部分がかご天井5の上面に固定されている。
照明ボックス 10の底部10aの内側に取付け座14を介して、かご1を照射するLED11aを配した基板11とLED11aの発した熱を放熱する放熱板12とがネジ13により固定されている。この放熱板12からLED11aの発した熱が大気中に放熱される。また、基板11と照明ボックス10との間に取付け座14による空間を有し、この空間にもLED11aの熱が放熱される。さらに、放熱板12の熱が取付け座14を介して照明ボックス10にも伝わるため、照明ボックス10からも熱が大気中に放熱される。
ここで、図3で示すように、放熱板12は、基板11のLED11aが配置された面に取付けられている。
この例では、LED11aの先端部分から照射される光の指向特性は図で示すようにおよそ130度の拡散角となっている。また、LED11aの光度は中心を100%とすると周辺に向かうほど低下するが、40度の角度領域で光度の比率(相対光度)が80%以上となる指向特性をもっている。
そして、図で示すように、放熱板12のLEDが照射する側の面はLED11aの先端部分よりも照明ボックス 10の内側にあると共に、放熱板12のLED11aを貫通する孔12aはLED11aのおよそ130度の拡散角をもった照射光を遮らない構成となっている。
照明板15は外形が全周にわたって開口部16よりも大きく、開口部16を覆うと共に、照明ボックス 10の内側に移動可能に設けられている。また、照明板15は、断面形状が凸形になっていて、この突出した部分が開口部16に挿入されている。これらにより、照明板15はエレベータの運転によって起る振動により挿入部分(開口部16)で多少動いても、かご室側に落下することはない。さらに、かご内から照明ボックス10や放熱板12などが見えることもない。また、照明板15は透光性をもつ平板であり、透明または半透明の材料(たとえば樹脂やガラス等)により構成されている。なお、図4では、照明板15は2点鎖線で、開口部16は1点鎖線で示している。
基板11にはLED11aが縦横に所定の間隔で配置されている。また、基板11にはLEDを発光させるための整流回路、制限抵抗等(図示せず)が設けられている。LED11aは給電されることで発光し、LED11aの照射光は開口部16、照明板15を介してかご室内に照射される。放熱板12には基板11のLED11aと同じ間隔でLED11aを貫通した孔12aが設けられている。放熱板12はその材料にアルミニウム等の金属や熱伝導率の高い樹脂等が用いられている。
さらに、図4で示すように、基板11は放熱板12と組み合わされた状態で4分割され配置されている。この4分割された光が開口部16から照射されるので、基板11と放熱板12の大きさは開口部16の概ね1/4となる。なお、この例では、基板11と放熱板12は4分割されているが、LEDの光出力、かご室の大きさなどによりその数は変化する。例えば、かご室が小さい場合、基板11と放熱板12が各1個の場合もありえる。この場合も基板11と放熱板12の外形は開口部16よりも小さく設けられる。
図5に、LED11aと放熱板12の孔12aと照明板15との関係を示している。
照明板15の4ヶ所のかど15aは図で示すように半円形状になっている。そして、かど15aの半径を大きくして照明板15のかど15aが孔12aに接触しても、かど15aが孔12a内に入りこむ量が少なくなるようにしている。これにより、かど15aとLED11aが接触しない距離を保つ。
次に、図6と図7と図8を用いて照明板15と基板11と放熱板12の取外し方法について説明する。図6では開口部16の1箇所の角に照明板15を合わせた状態を示している。図7は図6を矢印Cから見た図を示している。図8は図7を矢印Dから見た図を示している。
最初に、照明板15を照明ボックス10の方向に持ち上げて照明板15の凸部が開口部16から開放された状態にする。次に、図6に示すように照明板15の一箇所のかど15aを開口部16のかど16aに概ね合わせる。このとき、同時にかどから延びている照明板15の辺15aと開口部16の辺16a、及び照明板15の辺15cと開口部16の辺16cを概ね合わせる。そして、前記の照明板15の辺15aを支点にして、選んだ辺に対面している辺15dを図7に示すように基板11と放熱板12の方向に回動させる。このとき、かご室1側から見て照明板15の幅がほぼ開口部16と同じに見えるまで回動させる。照明板15を回動させた後、照明板15の辺15cを矢印Eと矢印Fに示すようにかごの内側に引いて照明板15をかご室1内に取り出す。
照明板15を取り外した後、かご室1内より基板11と放熱板12を固定しているネジ13を外し、基板11と放熱板12を取り出す。基板11を交換して放熱板12と照明板15を取付けるときは前記の逆の動作を行う。
上記動作により、図7のように照明板15を傾けた時に、照明板15が放熱板12に干渉することはありえる。しかし、LED11aの先端部分は放熱板12の外面より内側にあり、照明板15が放熱板12に接触するのは外形の辺の部分である。放熱板12の辺の長さは孔12aの径よりもはるかに長いので、孔12aの内側に入りこむことはなく、放熱板12がLED11aに接触することはない。
また、図8で示すように、照明板15をかご内に取出すときに照明板15のかど15aが孔12aに接触することも考えられる。しかし、図5で示したように、照明板15のかど15aが孔12aに接触したとしても、LED11a の先端部分と照明板15のかど15aとは充分な隙間があり接触することはない。よって、照明板15の取外しおよび取付けによりLED11aが損傷する可能性はない。
上記で説明した実施の形態1による効果を以下に説明する。
このようなエレベータかご室の照明装置6では、天井5に開口部16を有すると共に底部を有する照明ボックス10を備えたかご室1と、開口部16を覆うと共に、照明ボックス10の内側に移動可能に設けられた照明板15と、照明ボックス10の底部に取付けられると共に、かご室1内を照射するLED11aを配置した基板11と、LED11aを貫通する孔12aが設けられると共に、LED11aから発生した熱を放熱する放熱板12とを備えていて、放熱板12の前記LEDが照射する側の面は、LED11aの先端部分よりも照明ボックス10の内部側にある。
これにより、放熱板12を介してLED11aから発生した熱を放熱できることと共に、照明板15を照明ボックス10の内側から開口部16を介して取り出しあるいは取付けを行うとき、照明板15が放熱板12に接触してもLED11aには接触しないので、LED11aを損傷する可能性はない。
また、基板11と放熱板12は取り付け座14を介して照明ボックス10の底部に取り付けられているので、基板11と照明ボックス10の間に空間が設けられている。これにより、LED11aが発した熱を基板11と照明ボックス10の間に滞留させることなく大気中に放熱することができる。
基板11と放熱板12の外形は開口部16より小さいため、基板11と放熱板12は開口部16より抜き出すことができる。よって、基板11と放熱板12の交換作業をかご内から行うことができる。
また、照明板15は4個のかど15aが半円形状であり、そして、かど15aの半径を大きくして照明板15のかど15aが孔12aに接触しても、かど15aが孔12a内に入りこむ量を少なくしている。これにより、かど15aとLED11aが接触しない距離を保つようにしているので、照明板15の取外し及び取付けを行うとき、LED11aを損傷する可能性はない。
この発明はエレベータの照明装置に適用できる。
6 照明装置、
10 照明ボックス、
10a 底部、
10b 側面部、
10c フランジ、
11 基板、
11a LED、
12 放熱板、
12a 孔、
14 取付け座、
15 照明板、
16 開口部、

Claims (3)

  1. 天井に開口部を有すると共に、前記開口部の上部に対面して配置された底部を有する凹部を備えたかごと、
    前記開口部より全周において大きく、前記開口部を覆うと共に、前記凹部の内側に移動可能に設けられた照明板と、
    前記凹部の底部に取付けられると共に、前記かごを照射するLEDを配置した基板と、
    前記LEDを貫通する孔が設けられると共に、前記LEDから発生した熱を放熱する放熱板とを備え、
    前記放熱板の前記LEDが照射される側の面は、前記LEDの先端部分よりも前記凹部の内部側にある、
    ことを特徴とするエレベータかご室の照明装置。
  2. 前記基板と前記放熱板は取り付け座を介して前記凹部の底部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータかご室の照明装置。
  3. 前記基板と前記放熱板の外形は前記開口部より小さい、ことを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載のエレベータかご室の照明装置。
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