JP6822204B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明器具に関する。
天井面や壁面などの造営材に直射光を照射して得られる反射光を照明として利用する間接照明用の照明器具がある。例えば、天井面を均一に照射するためには光源を水平方向に近い角度で配置することが効率的である。かかる場合、光源が直接視認されることのないように光源前方に遮光性の部材を設ける必要があり、照明器具のサイズが大きくなりやすい。
また、壁面方向を均一に照射するためには、光源すなわち照明器具自体を壁面から離すことが有効であるが、壁面から離すと人に対して照明器具自体の圧迫感を感じさせることがある。
特開2017−21900号公報
本発明が解決しようとする課題は、照射面を効率よく照射させることができ、圧迫感を感じさせにくい照明器具を提供することである。
実施形態の照明器具は、取付板、本体、第1光源、第2光源を具備する。取付板は、第1面に取り付けられる。本体は、取付板に取り付けられる。第1光源は、本体の長手方向に沿って延びる第1基板と、本体の長手方向に沿って第1面を照射するように配置される複数の第1発光素子とを有する。第2光源は、本体の長手方向に沿って延びる第2基板と、第2基板の長手方向に沿って第1面とは異なる第2面を照射するように配置される複数の第2発光素子とを有する。第1光源は、本体の長手方向視で、照射向きと第1面とのなす第1光源側の角度である第1角度が鋭角となる向きで第1面を照射するように本体に配置される。第2光源は、本体の長手方向視で、照射向きと第2面とのなす第2光源側の角度である第2角度が鋭角となる向きで第2面を照射するように本体に配置される。
本発明によれば、照射面を効率よく照射させることができ、圧迫感を感じさせにくい照明器具を提供することができる。
実施形態に係る照明器具の外観例を示す斜視図である。 実施形態に係る照明器具を示す図1のA−A断面図である。 実施形態に係る照明器具の仮吊状態を示す断面図である。
以下に説明する実施形態に係る照明器具1は、取付板2、本体30、第1光源8、第2光源9を具備する。取付板2は、第1面51に取り付けられる。本体30は、取付板2に取り付けられる。第1光源8は、取付板2の長手方向に沿って延びる第1基板14と、第1基板14の長手方向に沿って第1面51を照射するように配置される複数の第1発光素子15とを有する。第2光源9は、取付板2の長手方向に沿って延びる第2基板21と、第2基板21の長手方向に沿って第1面51とは異なる第2面52を照射するように配置される複数の第2発光素子22とを有する。第1光源8は、本体30の長手方向視で、照射向き61と第1面51とのなす第1光源8側の角度である第1角度θ1が鋭角となる向きで第1面51を照射するように本体30に配置される。第2光源9は、本体30の長手方向視で、照射向き62と第2面52とのなす第2光源9側の角度である第2角度θ2が鋭角となる向きで第2面52を照射するように本体30に配置される。
また、以下に説明する実施形態に係る本体30は、第1面51に沿う向きの底板3を有し、第1基板14および第2基板21は、本体30の長手方向視で、底板3に対して傾斜するようにそれぞれ配置される。
また、以下に説明する実施形態に係る本体30は、本体30の長手方向視で、第2面52と対向する側に、取付板2の端部2bに引掛けて仮吊りする一次引掛け部36、37を有する。
また、以下に説明する実施形態に係る本体30は、第1光源8用の第1放熱部18と、第2光源9用の第2放熱部25とを有し、第1放熱部18と第2放熱部25とは分離している。
また、以下に説明する実施形態に係る照明器具1は、第1角度θ1と第2角度θ2とが異なるように第1光源8と第2光源9とが配置される。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明が開示する技術を限定するものではない。また、実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態に係る照明器具の外観例を示す斜視図である。図1では、照明器具1を斜め上方向から見た例を示す。
図1に示すように、照明器具1は、取付板2、側板6、7、第1光源8、第2光源9、貫通孔12、器具本体30、固定部材32、33、連結部材34、一次引掛け部36、37、開口部40、41を有する。照明器具1は、固定部材32、33により天井面へ設置され、開口部40を介して第1光源8から出力される光が天井面へと照射され、開口部41を介して第2光源9から出力される光が壁面方向へと照射される天井直付けタイプの照明器具である。
なお、説明を分かりやすくするために、図1には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。また、X軸は照明器具1の長手方向に、Y軸は照明器具1の短手方向に、それぞれ沿うように図示している。
取付板2は、例えば鋼板であり、固定部材32、33が挿通されるように開口されている。固定部材32、33は、例えば、ねじであり、取付板2の下側から固定部材32、33を挿通させて取付板2が天井面に固定される。なお、取付板2の天面は天井面と接触するように取り付けられる。なお、取付板2は天井面と離れて固定されてもよい。
また、取付板2は、長手方向の一端部分に連結部材34を有し、他端部分に連結用孔35が設けられている。連結部材34は、凸部34a、34bを有しており、連結用孔35は、凸部34a、34bの形状に対応した凹部35a、35bを有している。凸部34a、34bは、X軸正方向に配置された別の照明器具1(図示せず)の凹部35a、35bに差し込まれることにより、2つの照明器具1が連結される。また、凹部35a、35bは、X軸負方向に配置された別の照明器具1(図示せず)の凸部34a、34bが差し込まれることにより、2つの照明器具1が連結される。
側板6、7は、照明器具1の長手方向の両端にそれぞれ設けられる。側板6、7は、照明器具1の機械的強度を保つとともに、照明器具1の長手方向への第1光源8および第2光源9からの光の漏出や外部からの異物の混入を抑制する役割を有している。側板6、7は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などの樹脂材料、あるいは鋼板などで構成することができる。
第1光源8および第2光源9は、照明器具1の長手方向に延びる長尺の部材であり、照明器具1の短手方向の両側にそれぞれ設けられる。第1光源8は主として天井面を、第2光源9は主として壁面をそれぞれ照明する。すなわち、照明器具1は、天井面および壁面の両方に光を照射する間接照明器具である。
ここで、照明器具1の構成について、図1、図2を参照して更に詳しく説明する。図2は、実施形態に係る照明器具を示す図1のA−A断面図である。図2に示すように、照明器具1は、第2光源9が壁面52を照射するよう、第2光源9が壁面52と向かい合い、かつ長手方向が壁面52に沿うように壁面52から所定の間隔をあけて天井面51に設置される。
取付板2は、短手方向の両端がZ軸負方向に折曲されており、端部2a、2bをそれぞれ構成する。端部2a、2bは、器具本体30に取り付けられる。
また、取付板2の下に端部2a、2bで挟まれるように形成された空間には、点灯装置10が配置されている。点灯装置10は放熱板11を介して取付板2に取り付けられている。点灯装置10は、商用交流電源に接続されており、この商用交流電源を受けて直流出力を生成する。点灯装置10は、第1点灯装置10aおよび第2点灯装置10bを含む。第1点灯装置10aは第1光源8を、第2点灯装置10bは第2光源9を、それぞれ独立して点灯制御または調光制御するように構成される。
第1点灯装置10aは、第1基板14を介して第1発光素子15に接続されており、直流出力を第1発光素子15に供給し、第1発光素子15を点灯制御する。第2点灯装置10bは、第2基板21を介して第2発光素子22に接続されており、直流出力を第2発光素子22に供給し、第2発光素子22を点灯制御する。なお、第1基板14、第1発光素子15、第2基板21および第2発光素子22については後述する。
また、取付板2には、端子台(図示せず)も取り付けられている。端子台には、電源線や送り線、調光信号線が接続されるようになっている。
次に、器具本体30について説明する。器具本体30は、底板3、第1枠体4および第2枠体5を有する。底板3、第1枠体4および第2枠体5はいずれも、照明器具1の長手方向に延びる長尺の部材である。
底板3は、例えば鋼板などの遮光性を有する部材であり、天井面51に沿う向きに配置されている。底板3は、第1光源8および第2光源9の下方に配置される。このように底板3を配置することにより、照明器具1は、第1光源8および第2光源9から照射された光が第1光源8および第2光源9の下に直接には届かないようになり、間接照明として適したものとなる。また、底板3は、Y軸負方向側の端部3aがZ軸正方向側に屈曲されている。このように端部3aを構成することにより、照明器具1は、第1光源8から照射された光が、第1光源8の側面から直接見えないようになり、間接照明として適したものとなる。
また、図2では、底板3のY軸正方向側の端部3bは、第2光源9の下方を一部露出させるように配置されている。このように底板3を配置させることにより、第2光源9から照射された光が、第2光源9と向かい合う壁面52の正面や上方側だけでなく、下方側を照射することができるようになる。なお、第1光源8および第2光源9に対する底板3の端部3a、3bの位置関係は、間接照明として所望する特性に応じて適宜変更することができる。
第1枠体4および第2枠体5は、器具本体30の短手方向の両端部に配置されている。第1枠体4および第2枠体5は、例えば鋼板などの剛性を有する部材で構成され、底板3とともに器具本体30の外観形状を規定する。
第1枠体4の上端部42は、固定部材31によって取付板2の端部2aに固定される。また、第1枠体4の端部28および下端部27は、底板3の端部3aおよび底板3に当接されている。そして、第1枠体4の上端部42と下端部27との間には、第1光源8が取り付けられる。
固定部材31は、例えばプッシュスクリューである。固定部材31は1つであってもよく、また複数であってもよい。固定部材31は、例えば、照明器具1のサイズなどに応じて適宜設定することができる。
第2枠体5の上端部43は、一次引掛け部36、37によって取付板2の端部2bに固定される。また、第2枠体5の端部44は、底板3に当接するように折曲されている。そして、第2枠体5の上端部43と、端部44からZ軸正方向側に折曲された折曲部29との間には、第2光源9が取り付けられる。
次に、第1光源8について説明する。第1光源8は、第1光源取付具19と、第1拡散カバー13と、第1基板14と、第1発光素子15とを含む。
第1光源取付具19は、第1枠体4に取り付けられる。第1光源取付具19は、例えばアルミニウムなどの、放熱性の高い金属製の材料にて構成される。また、第1光源取付具19は、第1枠体4の上端部42に当接される上端部19a、上端部19aから折曲された第2装着部17、第2装着部17から折曲された第1放熱部18および第1放熱部18から折曲された第1装着部16を含む。第1装着部16および第2装着部17は、第1拡散カバー13が装着されるよう互いに平行となるように配置されている。
第1装着部16の端部は、第1枠体4に予め設けられた開口(図示せず)に差し込まれる。また、第1光源取付具19の上端部19aは、例えばボルトなどの締結部材(図示せず)によって第1枠体4の上端部42に取り付けられる。これにより、第1光源取付具19は第1枠体4に固定される。
第1基板14は、第1基板14の長手方向が器具本体30の長手方向に沿って延びる断面略長方形状に形成されている。第1基板14は、第1放熱部18にねじ止め等によって、第1基板14の裏面側が第1放熱部18に密着するように取付けられている。この第1基板14の表面側である主面14aには、複数の第1発光素子15が実装されている。
第1基板14は、第1放熱部18の一方面、具体的には天井面51側の面に取り付けられる。第1基板14は、例えばガラスエポキシ樹脂などの絶縁性を有する平板であり、主面14a側には銅箔などの導電性材料で形成された配線パターンが施されている。また、適宜レジスト層が施されるようになっている。なお、第1基板14の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用してもよい。また、第1基板14の材料は、金属製としてもよく、かかる場合には、例えばアルミニウムなどの熱伝導性が良好で放熱性に優れた材料を適用するのが好ましい。
第1発光素子15は、第1基板14の長手方向に沿って複数配置されている。第1発光素子15は、例えばセラミックスで形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とを含む。
LEDチップは、例えば、青色光を発する青色のLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。なお、LEDチップは、例えば赤色光や緑色光を発するものであってもよい。
また、LEDは、LEDチップを直接第1基板14に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、特に限定されるものではない。
第1拡散カバー13は、例えば、アクリルやポリカーボネート等の透光性の材料から作られている。第1拡散カバー13は、第1基板14の長手方向に沿った長尺状を有しており、第1装着部16および第2装着部17に嵌着させるようにして固定される。また、第1拡散カバー13は、フロスト処理が施されて第1発光素子15から出射される光を拡散する機能を有するようになっている。なお、第1拡散カバー13に適宜拡散材を混入させて光の拡散性をもたせるようにしてもよい。
このように構成された第1光源8は、器具本体30の長手方向視で、第1光源8の照射向き61と天井面51とのなす第1光源8側の角度θ1(以下、「第1角度θ1」と称する)が鋭角となる向きで天井面51を照射するように器具本体30に配置されている。これにより、第1光源8は、照射面である天井面51を効率よく照射させることができる。
ここで、「第1光源8の照射向き61」とは、第1光源8の光軸の向き、具体的には、第1発光素子15から放射された光が第1基板14に平行な面を照射するときの照射領域の中心に対する、第1発光素子15の中心を基準とした向きをいう。なお、図2では、第1基板14に対して垂直な方向を第1光源8の照射向き61として図示している。
なお、第1光源8の照射向き61は、例えば、第1光源取付具19の上端部19aに対する第2装着部17の折曲角度を変更することで調整することができる。
次に、第2光源9について説明する。第2光源9は、第2光源取付具26と、第2拡散カバー20と、第2基板21と、第2発光素子22とを含む。
第2光源取付具26は、第2枠体5に取り付けられる。第2光源取付具26は、例えば第1光源取付具19と同じ材料にて構成される。また、第2光源取付具26は、第2枠体5の上端部43に当接される上端部26a、上端部26aからY軸負方向側に折曲されるとともに第2枠体5に当接される折曲部26b、折曲部26bから折曲された第4装着部24、第4装着部24から折曲された第2放熱部25および第2放熱部25から折曲された第3装着部23を含む。第3装着部23および第4装着部24は、第2拡散カバー20が装着されるよう互いに平行となるように配置されている。
第3装着部23の端部は、第2枠体5に予め設けられた開口(図示せず)に差し込まれる。また、第2光源取付具26の上端部26aは、例えばボルトなどの締結部材(図示せず)によって第1枠体4の上端部42に取り付けられる。これにより、第2光源取付具26は第2枠体5に固定される。
第2基板21は、第2基板21の長手方向が器具本体30の長手方向に沿って延びる断面略長方形状に形成されている。第2基板21は、第2放熱部25にねじ止め等によって、第2基板21の裏面側が第2放熱部25に密着するように取付けられている。この第2基板21の表面側である主面21aには、複数の第2発光素子22が実装されている。
第2基板21は、第2放熱部25の一方面、具体的には壁面52側の面に取り付けられる。第2基板21は、例えば、第1基板14と同様に構成される。
第2発光素子22は、第2基板21の長手方向に沿って複数配置されている。第2発光素子22は、例えば第1発光素子15と同様に構成することができる。なお、第1発光素子15および第2発光素子22は、例えば色温度や発光色を同じとしてもよく、また色温度や発光色の一方または両方を互いに異ならせてもよい。
第2拡散カバー20は、例えば、第1拡散カバー13と同じ材料にて構成することができる。第2拡散カバー20は、第2基板21の長手方向に沿った長尺状を有しており、第3装着部23および第4装着部24に嵌着させるようにして固定される。なお、第2拡散カバー20は、第1拡散カバー13と共通化して使用することができる。
このように構成された第2光源9は、器具本体30の長手方向視で、第2光源9の照射向き62と壁面52とのなす第2光源9側の角度θ2(以下、「第2角度θ2」と称する)が鋭角となる向きで壁面52を照射するように器具本体30に配置されている。これにより、第2光源9は、照射面である壁面52を効率よく照射させることができる。
ここで、「第2光源9の照射向き62」とは、第2光源9の光軸の向き、具体的には、第2発光素子22から放射された光が第2基板21に平行な面を照射するときの照射領域の中心に対する、第2発光素子22の中心を基準とした向きをいう。なお、図2では、第2基板21に対して垂直な方向を第2光源9の照射向き62として図示している。
なお、第2光源9の照射向き62は、例えば、第2光源取付具26の上端部26aに対する折曲部26bおよび第4装着部24の折曲角度を変更することで調整することができる。
次に、一次引掛け部36、37の用途について図3を用いて説明する。図3は、実施形態に係る照明器具1の仮吊状態を示す断面図である。以下では、図3に示した一次引掛け部36についての説明にとどめるが、一次引掛け部37についても同様である。
図3に示すように、まず、天井面51に取付板2を取り付ける。次に、取付板2の端部2bに設けられた貫通孔12に、一次引掛け部36の端部36aを挿通させるようにして引掛ける。この状態で、器具本体30は一次引掛け部36により貫通孔12に仮吊される。
そして、器具本体30を取付板2に向かって底板3の下から持ち上げるように移動させると、第1枠体4と取付板2の端部2bとが当接する。ここで、固定部材31を用いることにより、取付板2と、器具本体30とを有する照明器具1が得られる。このように、壁面52に近い取付板2の端部2bに一次引掛け部36、37を有すると、壁面52に近い箇所での取り付け作業であっても施工性が向上する。
実施形態に係る照明器具1が備える第1光源8は、器具本体30の長手方向視で、照射向き61と第1面51とのなす第1光源8側の角度である第1角度θ1が鋭角となる向きで天井面51を照射するように器具本体30に配置され、第2光源9は、本体の長手方向視で、照射向き62と第2面52とのなす第2光源9側の角度である第2角度θ2が鋭角となる向きで第2面52を照射するように配置される。これにより、照明器具1は、第2面52に近く、圧迫感を感じさせにくい配置にて照射面である第1面51および第2面52を効率よく照射させることができる。また、照明器具1を小型化することができる。
また、実施形態に係る照明器具1が備える器具本体30は、第1面51に沿う向きの底板3を有する。また、第1基板14および第2基板21は、器具本体30の長手方向視で、底板3に対して傾斜するようにそれぞれ配置される。これにより、照明器具1は、圧迫感を感じさせにくい配置にて照射面である第1面51および第2面52を効率よく照射させることができる。また、第1面51や第2面52の造作を必要とせず、簡便に間接照明用の照明器具1を設置することができる。
また、実施形態に係る照明器具1が備える器具本体30は、長手方向視で、第2面52と対向する側に、取付板2の端部2bに引掛けて仮吊りする一次引掛け部36、37を有する。これにより、第2面52に近い箇所での取り付け作業であっても、施工性が向上する。
また、実施形態に係る照明器具1が備える器具本体30は、第1光源8用の第1放熱部18と、第2光源9用の第2放熱部25とを有し、第1放熱部18と第2放熱部25とは分離している。これにより、照明器具1は、例えば光出力を高めた場合など発熱量が大きくなった場合であっても良好な放熱性を確保することができる。
また、実施形態に係る照明器具1が備える器具本体30は、第1角度θ1と第2角度θ2とが異なるように第1光源8と第2光源9とが配置される。これにより、第1放熱部18と第2放熱部とが平行でない角度で形成されることとなるので、筐体内での空気の流れによる放熱効果を期待できる。
なお、実施形態に係る照明器具1が備える器具本体30のうち、第1光源8および第2光源9から照射される光が届く部位、具体的には第1枠体4の下端部27および端部28、第2枠体5の折曲部29ならびに底板3の端部3bの表面を反射面となるように構成してもよい。また、例えば、上記した各部位に対して光反射性を有する白色塗料を塗布して反射面を構成してもよく、また、第1枠体4、第2枠体5および底板3を予め金属製の反射板で構成してもよい。これにより、第1光源8および第2光源9から照射された光を効率よく利用することができる。
また、第1発光素子15および第2発光素子22は、第1基板14および第2基板21の短手方向に複数に配列されるように構成してもよい。
また、第1角度θ1および第2角度θ2が同じ、すなわち、第1放熱部18および第2放熱部25が平行となるように配置されてもよい。
また、上述した説明では、照明器具1は、第1面として天井面51を照明し、第2面として壁面52を照明した。しかしながら、照明器具1は、第1面として壁面52を照明し、第2面として天井面51を照明してもよい。かかる場合、器具本体30は、壁面52に取り付けられた取付板2に取り付けられ、第1光源8が壁面52を照明し、第2光源9が天井面51を照明することとなる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明器具
2 取付板
3 底板
4 第1枠体
5 第2枠体
6、7 側板
8 第1光源
9 第2光源
14 第1基板
15 第1発光素子
18 第1放熱部
21 第2基板
22 第2発光素子
25 第2放熱部
30 器具本体(本体)
36、37 一次引掛け部

Claims (4)

  1. 第1面に取り付けられる取付板と;
    前記取付板に取り付けられる本体と;
    前記本体の長手方向に沿って延びる第1基板と、前記第1基板の長手方向に沿って前記第1面を照射するように配置される複数の第1発光素子とを有する第1光源と;
    前記本体の長手方向に沿って延びる第2基板と、前記第2基板の長手方向に沿って前記第1面とは異なる第2面を照射するように配置される複数の第2発光素子とを有する第2光源と;
    を具備し、
    前記第1光源は、前記本体の長手方向視で、照射向きと前記第1面とのなす前記第1光源側の角度である第1角度が鋭角となる向きで前記第1面を照射するように前記本体に配置され、
    前記第2光源は、前記本体の長手方向視で、照射向きと前記第2面とのなす角度である前記第2光源側の第2角度が鋭角となる向きで前記第2面を照射するように前記本体に配置され
    前記本体は、前記第1面に沿う向きの底板を有し、
    前記第1基板および前記第2基板は、前記本体の長手方向視で、前記底板に対して傾斜するようにそれぞれ配置されることを特徴とする照明器具。
  2. 前記本体は、前記本体の長手方向視で、前記第2面と対向する側に、前記取付板の端部に引掛けて仮吊りする一次引掛け部を有することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記本体は、前記第1光源用の第1放熱部と、前記第2光源用の第2放熱部とを有し、前記第1放熱部と前記第2放熱部とは分離していることを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記第1角度と前記第2角度とが異なるように前記第1光源と前記第2光源とが配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の照明器具。
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