JP6103351B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)などの半導体発光素子を備え、天井などの造営材に設けられた穴に取り付けられる照明器具に関する。
従来技術に係る照明器具の一例として、特許文献1に開示された照明器具1001について図12を用い説明する。
図12に示すように、照明器具1001は、天井1500に設けられた穴に挿入されている。照明器具1001は、錐台状のベース1010に対して、その下側にLEDユニット1100が取り付けられ、天井1500の裏に位置する部分に電源ユニット1016が取り付けられている。LEDユニット1100と電源ユニット1016とは、配線1017により接続されており、電源ユニット1016には、図示を省略する電源線が接続されている。
また、ベース1010のZ軸方向下側には、LEDユニット1100の周囲を取り囲むように、天井1500の穴を臨む側壁部分に沿って反射板1104が設けられている。反射板1104のZ軸方向下側部分は、フランジ状となっており、天井1500の穴の周囲部分に当接している。照明器具1001は、反射板1104のフランジ部分に固定された取付バネ1107により、天井1500に対して取り付けられている。
なお、天井1500裏には、気密シート1502および断熱材1501が設けられており、照明器具1001のベース1010により一部が押し上げられ、空間Dを形成している。
特開2012−48969号公報
しかしながら、図12に示すような従来技術に係る構成の照明器具1001では、LEDユニット1100および電源ユニット1016が天井1501の穴内に挿入されているため、点灯時にLED素子1102が発生する熱が、全て天井1500裏に溜まる。このため、天井1500の裏の空間Dの温度が上昇することになり、電源ユニット1016を構成する電子部品について、耐熱グレードの高いものを用いることが必要であり、製造コストの上昇を招く。
また、高輝度化を図ろうとLED素子1102の数を増やそうとする場合には、必然的に天井1500に設ける穴の大きさも大きくする必要があり、部屋の気密性および施工性を低下させることになる。
本発明は、上記のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、発光時における光源ユニットからの熱の電源ユニットへの影響を抑えることで製造コストの上昇を抑え、天井などの造営材に設ける穴の大きさを抑えることで部屋の気密性および施工性の低下を抑えることができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明器具は、造営材(天井、壁、床など)に設けられた穴に取り付けられる照明器具であって、光源ユニットと電源ユニットとを備える。
光源ユニットは、半導体発光素子を有する。
電源ユニットは、光源ユニットへの電力を供給する。
そして、本発明の一態様に係る照明器具では、造営材に設けられた穴に取り付けられた状態において、電源ユニットの少なくとも一部が造営材における穴の室内側開口縁よりも造営材の裏側に配置され、光源ユニットにおける半導体発光素子の少なくとも一部が、平面視において、造営材における穴の周囲の部分と重なる領域に配置されているとともに、天井に対して熱結合されている。
上記態様に係る照明器具では、光源ユニットにおける半導体発光素子の少なくとも一部が、平面視で造営材の穴の周囲と重なる部分に配され、穴内に挿入されない構成となっている。そして、造営材の穴の周囲に配される半導体発光素子については、造営材に対して熱結合されている。よって、点灯時に造営材に対して熱結合された半導体発光素子から発せられる熱が穴から造営材裏へと伝達され難いため、造営材裏の温度上昇を抑えることができる。
また、上記態様に係る照明器具では、電源ユニットの少なくとも一部は、穴の室内側開口縁よりも造営材裏側に配置されるので、当該造営材裏側に配置された電源ユニットの少なくとも一部については、耐熱グレードの高い回路部品を必ずしも用いなくてもよい。即ち、上述のように、点灯時に造営材に対して熱結合された半導体発光素子から発せられる熱が穴から造営材裏へと伝達され難いため、造営材裏側の温度上昇が抑えられ、その分だけ、回路部品の耐熱グレードを落とすことも可能である。
さらに、上記態様に係る照明器具では、光源ユニットにおける半導体発光素子の少なくとも一部を、穴内ではなく、その周囲に配するので、従来技術に比べて造営材に設ける穴の大きさを大きくする必要がない。よって、部屋の気密性および施工性という観点から優れる。
従って、上記態様に係る照明器具では、発光時における光源ユニットからの熱の電源ユニットへの影響を抑えることで製造コストの上昇を抑え、造営材に設ける穴の大きさを抑えることで部屋の気密性および施工性の低下を抑えることができる。
本発明の実施の形態1に係る照明器具1の外観構成を示す模式斜視図。 照明器具1の構成を示す模式分解図。 照明器具1の背面側の構成を示す模式斜視図。 天井500に取り付けた状態の照明器具1を示す模式断面図。 (a)は、天井500に設けられた穴500aとLED素子102との相対的な配置を示す模式平面図、(b)は、LED素子102で発生した熱の放熱経路を示す模式図。 (a)は、変形例に係る天井500に対する照明器具1の配置形態を示す模式断面図、(b)は、本発明の実施の形態2に係る照明器具2の構成を示す模式断面図。 本発明の実施の形態3に係る照明器具3の構成を示す模式断面図。 (a)は、本発明の実施の形態4に係る照明器具4の構成を示す模式断面図、(b)は、本発明の実施の形態5に係る照明器具5の構成を模式断面図。 (a)は、本発明の実施の形態6に係る照明器具6の構成を示す模式断面図、(b)は、本発明の実施の形態7に係る照明器具7の構成を模式断面図。 (a)は、本発明の実施の形態8に係る照明器具8の構成を示す模式断面図、(b)は、本発明の実施の形態9に係る照明器具9の構成を模式断面図。 アジャスター505の構成を示す模式斜視図。 従来技術に係る照明器具の構成を示す模式断面図。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1に係る照明器具1について、図1から図5を用い説明する。
1.天井500への照明器具1の取り付け形態
図1に示すように、本実施の形態に係る照明器具1は、天井500に設けられた穴500aを用いて天井500に取り付けられる。照明器具1は、Z軸方向の高さが、X軸方向およびY軸方向の寸法に比べて低い扁平の略直方体形状をしている。
2.照明器具1の概略構成
図2に示すように、照明器具1は、器具本体10とカバー15とを有する。
器具本体10は、矩形状の開口を有するベース110と、その中に取り付けられた2つのLEDユニット100、反射板103、および導光板105を有する。器具本体10の略中央部分には、天井500の穴500a(図1を参照。)に対応したサイズの開口10aが開けられており、当該開口10aは、略円板状の蓋104により封口されている。なお、蓋104における導光板105側の主面は、反射板103と同様に高反射処理がなされている。
LEDユニット100は、長尺状をしたLED実装基板101と、その上に実装された複数のLED素子102(本実施の形態では、14個)とから構成されている。LED素子102は、例えば、COB(Chip on Board)技術を用いて、LED実装基板101の一方の主面にフェイスアップ実装されている。さらに、LED素子102の上にレンズなどで保護を兼ねた光学部材が追加され、カバー15にムラなく光を出射できるようになっている。
なお、器具本体10におけるベース110は、例えば、鋼鈑をプレス加工などして構成されている。
また、反射板103は、LEDユニット100から出射された光を効率よく下方へと反射するための板材であって、例えば、高反射ポリカーボネート樹脂、高反射ナイロン樹脂、高反射ポリブチレンテレフタレート樹脂、高反射発泡樹脂などの材料を用い構成されている。また、器具本体10におけるベース110を反射板形状に加工することとしてもよい。
なお、LEDユニット100において、レンズの代わりに導光板を用いる構成をすることもできる。
また、導光板105は、2つのLEDユニット100から出射された光を導光して、下方へと出射する板材であって、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ガラスなどの材料を用い構成されている。
カバー15は、矩形状の開口を有する浅皿形状を有し、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラスなどの透光性材料を用い構成されている。導光板105を通して出射された光は、カバー15により拡散されて下方および側方へと照射される。
次に、図3に示すように、照明器具1の背面側、即ち、天井500への取り付け時に天井500に面する側には、その略中央にコの字状の取付フレーム106が立設されている。取付フレーム106が立設されるベース部分は、器具本体10の開口10aの周縁の裏側に相当する位置となっている。当該ベース部分は、天井500に設けられた穴500aの内径と同等か少し小さな円環状の凸部となっている。
取付フレーム106は、胴部分106aの両端辺から2つの腕部分106bが垂下した構成となっており、各腕部分106bに取付金具107が設けられている。取付金具107は、図示を省略するばねにより天井500に掛止できるようになっている。
また、照明器具1では、電源ユニット16が器具本体10とは別体として構成されており、互いの間が配線17により電気的に接続されている。電源ユニット16は、電源回路を構成する基板および回路部品がケース内に収納されてなる構成となっている。
3.天井500に取り付けた状態での照明器具1
天井500に取り付けた状態での照明器具1について、図4および図5(a)を用い説明する。
先ず、図4に示すように、天井500には、照明器具1の取り付けのための穴500aが設けられており、当該穴500aから取付フレーム106が天井裏へと挿入されている。そして、天井500における裏面500b側に取付金具107が掛止することで、照明器具1は天井500に取り付けられている。
図4に示すように、本実施の形態において照明器具1の取り付け対象とする天井500には、その裏面側に気密シート502を挟んで断熱材501が載置されている。照明器具1の取り付けに際して、取付フレーム106の胴部106aが断熱材501の一部を持ち上げ、穴500aの上部空間の容積を大きくするように機能している。これにより、天井裏における空間の熱容量を増加させることができ、温度上昇を抑えることができ、電源ユニット16の耐熱性という観点から優れる。
照明器具1における電源ユニット16は、穴500aから天井裏へと挿入され、天井の裏面500b上に載置されている。
なお、図4では、蓋104、導光板105およびカバー15が取り付けられた状態を示しているが、これらは、器具本体10のベース110などを天井500に取り付け、電源ユニット16を天井500の裏に挿入した後に、取り付けられる。
図5(a)に示すように、平面視において、2つのLEDユニット100における各LED素子102は、天井500に設けられた穴500aの周囲の部分に重なるように配されている。換言すると、本実施の形態に係る照明器具1では、穴500aの室内側部分にLED素子102を配されない構成としている。
4.点灯時におけるLED素子102の熱
点灯時においては、各LED素子102から熱が発することになるが、図4の矢印Aの部分、および図5(a)に示すように、天井500に設けられた穴500aの周囲にLED素子102を配することにより、熱は穴500aから天井500の裏へと伝達されることが抑制できる。
具体的には、図5(b)に示すように、点灯時にLED素子102から発した熱は、LED実装基板101を介してLEDユニット100を支持する基板ホルダ108に伝達される。そして、伝達された熱は、ベース110を介して天井500へと伝達される(熱の流れFT1)。
さらに、天井500に伝達された熱は、天井500の板内に拡散される(熱の流れFT2)。
ここで、天井500の体積は、照明器具1に比べて大きく、熱容量も大きい。このように、照明器具1に比べて広い本体表面積を有し、且つ、気流のある大きな空間、即ち室内側に露出した構造であるため、LED素子102の近傍における器具本体10の表面からの放射および空気への熱伝達による室内側への放熱も期待できる。
よって、点灯時にLED素子102から発した熱は、天井500へと拡散され、穴500aから天井500の裏へと挿入・載置された電源ユニット16への影響を小さなものとすることができる。よって、電源ユニット16を構成する回路部品について、耐熱グレードが高い部品を必ずしも使用する必要がなく、製造コストの低減を図ることができる。
5.その他の効果
本実施の形態に係る照明器具1では、LEDユニット100を天井500に設けた穴500a内に挿入するのではなく、天井500の室内面上に配置しているので、電源ユニット16を挿入することができる大きさの穴500aを開けるだけで済む。よって、照明器具1の取り付けに係る施工が楽に行うことができる。これは、照明器具1の取り付けに係る工事コストの低減を図ることに繋がる。
[変形例]
天井500に対する照明器具1の取り付けに係る変形例について、図6(a)を用い説明する。なお、照明器具1の構成については、上記実施の形態1と同様であるので、同一の符号を付している。
図6(a)に示すように、本変形例では、天井500の室内側面に対して、照明器具1におけるベース110のZ軸方向上側面が空間Bを開けた状態で取り付けられている。空間Bの隙間寸法Gは、例えば1mm〜5mm程度である。
このように、天井500の室内側面に対して、照明器具1におけるベース110のZ軸方向上側面を当接させなくても、鋼鈑などからなるベース110を天井500に熱結合することによって、点灯時にLED素子102で発した熱を天井500に伝達させることができる。
よって、本変形例においても、上記実施の形態1と同様に、LED素子102からの熱を天井500に拡散させることにより、天井500の裏に挿入された電源ユニット16の温度上昇を抑えることができる。また、施工性などの効果も上記同様に得ることができる。
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2に係る照明器具2について、図6(b)を用い説明する。なお、本実施の形態では、天井500に対する器具本体10の取り付け形態に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態1および変形例と同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図6(b)に示すように、本実施の形態に係る照明装置2では、器具本体10におけるベース110と天井500の室内側面との間の空間にパッキン20が介挿されている。パッキン20は、例えば、シリコーン系の樹脂材料若しくはゴム材料から構成されており、ベース110および天井500の室内側面に対して密に当接している。
なお、本実施の形態では、図6(b)に示すように、LEDユニット100のZ軸方向上方にパッキン20を配しているが、パッキン20の配設位置については、これに限らず、X軸方向の穴500a寄りの箇所とすることも、隙間全体を埋めるように配設することもできる。
以上のような構成を採用する場合には、パッキン20の介挿により、天井500の室内側面とベース110との間の隙間を埋めることができ、部屋の気密性を向上させることができる。また、シリコーン系の材料を用いたパッキン20を採用することにより、熱伝達性を確保することができる、点灯時にLED素子102で発生した熱を高効率に天井500に伝達することができる。
また、天井500の室内側面とベース110との間にパッキン20を介挿することにより、器具本体10と天井500との間の隙間の均一化を図ることもできる。
また、パッキン20を介挿する構成を除き、上記実施の形態1および変形例と同様の構成を採用するので、上記同様の効果を得ることができる。
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3に係る照明器具3について、図7を用い説明する。なお、本実施の形態では、天井500に対する器具本体10の取り付け形態に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態1,2および変形例と同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態に係る照明器具3では、天井500の室内側面と器具本体10のベース110との間の隙間にパッキン20と断熱材30とが介挿されている。パッキン20は、上記実施の形態2と同様に、LEDユニット100のZ軸方向上方に介挿されている。
一方、断熱材30は、パッキン20よりも穴500a側に介挿されている。ここで、断熱材30については、例えば、グラスウールのようなものである。
以上の構成を有する本実施の形態に係る照明器具3では、パッキン20よりも穴500aに近い側の空間Cを介して穴500aへと熱が伝達されるのを、断熱材30の介挿により抑制することができる。よって、本実施の形態の構成を採用する場合には、天井500の裏に載置される電源ユニット16へのLED素子102からの熱の影響を更に抑えることができる。
なお、断熱材30を介挿する構成を除き、上記実施の形態2と同様の構成を採用するので、上記同様の効果を得ることができる。
[実施の形態4]
本発明の実施の形態4に係る照明器具4について、図8(a)を用い説明する。なお、本実施の形態では、電源ユニット46の配置形態に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態1〜3および変形例と同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図8(a)に示すように、本実施の形態に係る照明器具4では、電源ユニット46が取付フレーム106の胴部106a内側に取り付けられている。このため、天井500の裏に収納した電源ユニット46の位置を固定することができ、施工性という観点から優れる。
なお、取付フレーム106の腕部106bには、取付金具107が設けられているが、電源ユニット46はこれらと干渉しない位置に配されている。また、取付フレーム106への電源ユニット46の取り付けは、取付フレーム106を天井500の穴500a内に挿入して掛止した後でもよいし、挿入前に予め実施しておくこともできる。
以上のような構成においても、天井500の穴500aから電源ユニット46だけを挿入するので、天井500に設ける穴500aを最小限の開口サイズに抑えることができる。
また、本実施の形態においても、器具本体10と電源ユニット46との間に空間を開けた状態としているので、点灯時にLED素子102で発した熱による電源ユニット46への影響を小さく抑えることができる。
[実施の形態5]
本発明の実施の形態5に係る照明器具5について、図8(b)を用い説明する。なお、本実施の形態では、電源ユニット56の配置形態に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態1〜3および変形例と同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図8(b)に示すように、本実施の形態に係る照明器具5では、電源ユニット56が取付フレーム106の一方の腕部106b(図8(b)におけるX軸方向右側の腕部106b)内側に取り付けられている。このため、本実施の形態の構成においても、天井500の裏に収納した電源ユニット56の位置を固定することができ、施工性という観点から優れる。
なお、電源ユニット56については、取付フレーム106の胴部106aから間隙をあけて配置することで、天井500の裏の断熱材501からも間隙をあけることができる。このため、穴500aから天井500の裏の空間(取付フレーム106で断熱材501を押し上げることにより形成される空間)に溜まる熱に対しての影響を抑えることができる。即ち、空間においては、Z軸方向上方ほど温度が高くなるが、本実施の形態では、電源ユニット56を空間のZ軸方向中程の位置に配することで、熱の影響を抑えることができる。
また、本実施の形態では、電源ユニット56を取付フレーム106の腕部106bに取り付けるため、取付金具107を用いて取付フレーム106を天井500に掛止する際に障害となることが考えられる。このような場合には、取付フレーム106への電源ユニット56の取り付けを、取付フレーム106を天井500の穴500a内に挿入して掛止した後で実施するようにできる。
以上のような構成においても、上記のような効果に加えて、天井500の穴500aから電源ユニット56だけを挿入するので、天井500に設ける穴500aを最小限の開口サイズに抑えることができる。
また、本実施の形態においても、器具本体10と電源ユニット56との間に空間を開けた状態としているので、点灯時にLED素子102で発した熱による電源ユニット56への影響を小さく抑えることができる。
[実施の形態6]
本発明の実施の形態6に係る照明器具6について、図9(a)を用い説明する。なお、本実施の形態では、電源ユニット66の構成および配置形態に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態1〜3および変形例と同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図9(a)に示すように、本実施の形態に係る照明器具6では、電源ユニット66aと電源ユニット66bとを備えている。各電源ユニット66a,66bは、配線67a,67bにより器具本体10に電気的に接続されている。
2つの電源ユニット66a,66bのうち、電源ユニット66aは、取付フレーム106における胴部106a内側に取り付けられており、もう一方の電源ユニット66bは、器具本体10の天面(Z軸方向上面)に取り付けられている。本実施の形態の構成においても、両電源ユニット66a,66bが天井500に設けられた穴500aの室内側開口縁よりも内側(天井500の裏側)に収納されている。そして、LEDユニット100(図9(a)では、図示を省略。)については、上記実施の形態1などと同様に、穴500aの外側(室内側)に配されている。よって、天井500の穴500aからは、電源ユニット66a,66bを挿入するだけであるので、穴500aの大きさを最小限に抑えることができ、施工性という観点から優れる。
また、本実施の形態では、2つの電源ユニット66a,66bを備えることとしており、電源回路の構成および構成部品の耐熱性、さらには構成部品の耐熱グレードとの関係での部品コストなどを勘案して、何れの電源ユニット66a,66bにどの回路部分を収納するかを決めることが可能である。
本実施の形態に係る構成を採用する場合においても、照明器具6の取り付けに係る施工性などを考慮し、取付フレーム106への電源ユニット66a,66bの取り付けを、取付フレーム106を天井500の穴500a内に挿入して掛止した後で実施することにより対応できる。
[実施の形態7]
本発明の実施の形態7に係る照明器具7について、図9(b)を用い説明する。なお、本実施の形態では、電源ユニット76の配置形態に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態1〜3および変形例と同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図9(b)に示すように、本実施の形態に係る照明器具7では、電源ユニット76は、器具本体10の天面(Z軸方向上面)からZ軸方向上方に向けて突設されている。このような構成においても、電源ユニット76が天井500に設けられた穴500aの室内側開口縁よりも内側(天井500の裏側)に収納され、LEDユニット100(図4などを参照。)については、上記実施の形態1などと同様に、穴500aの外側(室内側)に配されている。よって、本実施の形態の構成においても、天井500に設ける穴500aの大きさを最小限に抑えることができ、施工性という観点から優れる。
なお、電源ユニット76については、器具本体10における蓋104(図4などを参照。)に直接接合した形態を採用することもできるし、蓋104に対してフレームを介することにより、器具本体10との間に空間をあけた構成を採用することもできる。
以上の構成を採用する本実施の形態では、取付フレーム106が断熱材501を持ち上げることで形成された空間の鉛直方向(Z軸方向)下部に電源ユニット76を配することで、電源ユニット76に用いる構成部品の耐熱グレードを低いものとすることができる。このため、製造コストの低減を図ることができる。
また、本実施の形態では、蓋104に電源ユニット76を予め取り付けておく構成を採用する場合、照明器具7の取り付けに係る施工時の工数低減を図ることもできる。即ち、器具本体10のベース110などを天井500に取り付けたのち、蓋104を取り付けることにより、同時に電源ユニット76の取り付けも完了することになる。
さらに、電源ユニット76の配置を除き、上記実施の形態1〜3と同様の構成を採用するので、上述の効果をそのまま得ることができる。
[実施の形態8]
本発明の実施の形態8に係る照明器具8について、図10(a)を用い説明する。なお、本実施の形態では、LEDユニット800の構成およびその周りの構成に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態2などと同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図10(a)に示すように、本実施の形態に係る照明器具8では、器具本体80のベース910に対して、その内側上面(Z軸方向上方の内面)にLEDユニット800が取り付けられている。LEDユニット800は、ベース810に対して絶縁シート809を介することで、金属材料からなるベース810に対しての電気的な絶縁性が確保されている。
LEDユニット800は、ベース810の内側上面に沿って配されるLED実装基板801と、そのZ軸方向下側主面に2次元実装された複数のLED素子802とを有し構成されている。各LED素子802は、その主出射方向が、例えばZ軸方向下向き(床面向き)であって、平面視において、天井500における穴500aの周囲の領域に重なるように配されている。
器具本体80では、天井500に設けられた穴500aに相当する部分は、蓋を兼ねる反射板803が配されている。
本実施の形態に係る照明器具8では、LED素子802から出射された光が、直接カバー15へと照射され、カバー15で拡散されて室内へと出射される。そして、本実施の形態においても、LEDユニット800におけるLED素子802は、平面視において、天井500における穴500aの周囲の領域に重なるように配されているので、点灯時における熱が効率的に天井500へと放熱される。よって、天井500の穴500aから天井500の裏へと挿入された電源ユニットに対する熱の影響を抑えることができる。なお、本実施の形態においても、器具本体80と天井500との間にパッキン20が介挿されるので、気密性および放熱性という観点で優れる。
また、本実施の形態においても、天井500に設ける穴500aの大きさを最小限に抑えることができるのは、上述と同様の理由からである。
[実施の形態9]
本発明の実施の形態9に係る照明器具9について、図10(b)を用い説明する。なお、本実施の形態では、LEDユニット900,903の構成およびその周りの構成に特徴を有し、他の構成については、上記実施の形態2,10などと同様であるので、同一の符号を付し、以下での説明を省略する。
図10(b)に示すように、本実施の形態に係る照明器具9では、器具本体90において、天井500に設けられた穴500aの周囲に相当する領域に、LEDユニット900が配されている。LEDユニット900は、ベース910に対して絶縁シート909を介して配されたLED実装基板901のZ軸方向下側主面に複数のLED素子902が実装されており、上記実施の形態8と同様の構成となっている。
本実施の形態に係る照明器具9では、天井500に設けられた穴500aのZ軸方向下方の領域に、絶縁シート911を介してLEDユニット903が配されている。LEDユニット903は、LEDユニット900におけるLED実装基板901と並設されたLED実装基板904と、そのZ軸下側主面に実装された複数のLED素子905とを有し構成されている。
本実施の形態に係る照明器具9では、LEDユニット900が、上記実施の形態2などと同様に、平面視において、穴500aの周囲の領域に重なるように配されており、また、パッキン20の介挿された構成により、LEDユニット900からの熱が効率的に天井500へと伝達される。このため、点灯時におけるLEDユニット900からの熱については、穴500aから天井500の裏へと挿入された電源ユニット(図4などを参照。)に対して熱的影響を与え難い。よって、上記実施の形態2と同様の効果を得ることが可能となる。
また、本実施の形態に係る照明器具9では、中央部分にも光源(LEDユニット903)を配しているので、中央部分が暗くなり難い。
なお、本実施の形態においても、穴500aから天井500の裏へと挿入するのが電源ユニットだけであるので、天井500の穴500aの穴径を小さく抑えることができ、部屋の気密性および施工性という観点から優れる。
[その他の事項]
上記実施の形態1〜9および変形例では、各部の形成に用いることができる材料について、一例を示したが、本発明は、各部の構成材料として上記に限定されるものではない。例えば、器具本体10,80,90のベース110,810,910については、鋼鈑以外にも、アルミニウム若しくはその合金などを用いて形成することや、樹脂材料(例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂など)を用いることもできる。
また、上記実施の形態1〜9および変形例では、半導体発光素子の一例としてLED素子を採用したが、本発明は、これに限定されない。例えば、無機EL素子や有機EL素子、LD(Laser Diode)、発光トランジスタ(Light Emitting Transistor)などを採用することもできる。
また、図1,2などに示すように、上記実施の形態1〜9および変形例では、照明器具1〜9の平面形状を略矩形としたが、形状については、これに限定されるものではない。例えば、平面視で円形や楕円形状のものや、長尺矩形状のものとすることもできる。また、天井から室内側に突出する器具本体が、球形状や円錐台形状のものとすることもできる。
また、上記実施の形態1〜9および変形例では、天井500に設けられた穴500aに対して、器具本体の上部に取り付けられた取付フレームを用いて直接取り付けることとしたが、取り付け形態はこれに限定されない。例えば、天井が石膏ボードなどで構成されているような場合には、天井の穴を臨む内周面と器具本体との間に、図11に示すようなアジャスター505を介挿させることとしてもよい。
また、上記実施の形態1〜9および変形例では、器具本体10,80,90のZ軸方向下方にカバー15を配することとしたが、カバーは必須の要件ではなく、省略することも可能である。
また、上記実施の形態4〜6では、取付フレーム106に電源ユニット46,56,66aを取り付けることとしたが、電源ユニットの取り付け形態について、本発明はこれに限定されない。例えば、取付フレーム106とは別にフレームを立設しておき、当該フレームに電源ユニットを取り付けることとしてもよい。
また、上記実施の形態1〜9および変形例では、取り付けの対象となる天井500の穴500aについて、円形の開口形状としたが、穴の開口形状は、これに限定されない。例えば、三角形、四角形などの多角形でもよく、楕円形でもよい。
また、上記実施の形態1〜9および変形例では、LEDユニットを部屋の床面を照らす形態のものとしたが、これに加えて、側壁を照らす間接光用の光源を構成に含んでもよい。
また、取付フレーム106については、例えば、円柱形の缶形状であってもよく、また、埃や結露水滴を防ぐために円形の屋根を有することとしてもよい。
また、上記実施の形態1〜9および変形例では、天井500に設けた穴500aに対して取り付ける照明器具1〜9を一例に説明したが、取付対象は天井に限らず、壁や床などの造営材であってもよい。
[本発明におけるバリエーション態様]
本発明におけるバリエーション態様について、以下で補足しておく。
本発明の一態様に係る照明器具では、光源ユニットの半導体発光素子が椀状または板状の器具本体に取り付けられており、器具本体が造営材における穴の周囲の室内側面に対して空間をあけて配されている、という構成を採用することもできる。これにより、点灯時に半導体発光素子からの熱の少なくとも一部が、器具本体を介して造営材へと伝達される。よって、電源ユニットの少なくとも一部が収納された穴内あるいは造営材の裏の温度上昇を抑えることができる。これより、電源ユニットの回路部品の耐熱グレードを下げることもでき、製造コストの低減を図ることができる。
なお、熱結合との条件を考慮するとき、器具本体と造営材の隙間は、例えば、1mm〜5mm程度に抑えることが望ましい。
また、本発明の一態様に係る照明器具では、器具本体と造営材における前記穴の周囲の室内側面との間の隙間には、熱伝導部材が介挿されている、という構成を採用することもできる。これにより、点灯時に半導体発光素子から発せられる熱の少なくとも一部が、高効率に造営材へと伝達される。これより、電源ユニットの少なくとも一部が挿入される穴内および造営材の裏の温度上昇がさらに抑えられる。
また、本発明の一態様に係る照明器具では、熱伝導部材がシリコーン系の樹脂材料若しくはゴム材料からなるパッキンであって、造営材に設けられた穴の周囲を取り囲むとともに、造営材の室内側面および器具本体の双方に対して気密に当接している、という構成を採用することもできる。これにより、より高い部屋の気密性が確保されるとともに、点灯時に上記少なくとも一部の半導体発光素子から発せられる熱が、さらに高効率に造営材へと伝達される。
また、本発明の一態様に係る照明器具では、造営材に設けられた穴の室内側開口縁と熱伝導部材との間に、造営材に設けられた穴の周囲を取り囲むように断熱部材が配されている、という構成を採用することもできる。これにより、点灯時に上記少なくとも一部の半導体発光素子から発せられる熱が、造営材と器具本体との間の空間を伝わって穴内に伝達されることを抑制できる。
また、本発明の一態様に係る照明器具では、光源ユニットの半導体発光素子が椀状または板状の器具本体に取り付けられており、器具本体が造営材における穴の周囲の室内側面に対して当接している、という構成を採用することもできる。このように器具本体と造営材とが当接する構成とすれば、点灯時に半導体発光素子から発せられる熱の少なくとも一部が空気層を介することなく、造営材へと伝達される。よって、放熱性という観点から優れる。
また、本発明の一態様に係る照明器具では、器具本体に対して、造営材に設けられた穴から造営材の裏に向けて突出するフレームが取り付けられており、電源ユニットが当該フレームに取り付けられている、という構成を採用することもできる。このような構成を採用することにより、点灯時に半導体発光素子から発せられる熱が、直接電源ユニットへと伝達されることを抑制できる。よって、電源ユニットにおける構成部品の耐熱グレードについて、特に高いグレードとする必要がなく、製造コストを低減することができる。
また、本発明の一態様に係る照明器具では、器具本体において造営材に設けられた穴に対応した箇所が開口されており、当該開口が蓋部材により封口され、蓋部材における光出射前方側の面に、1または複数の半導体発光素子を有する第2光源ユニットが取り付けられている、という構成を採用することもできる。このような構成を採用することにより、蓋部材が配された領域についても発光させることができる。
また、本発明の一態様に係る照明器具では、電源ユニットが電源回路と当該電源回路を収納する電源ケースとを有し構成されており、電源ケースに収納された電源回路と光源ユニットとが、配線で電気的に接続されているとともに、互いの間に空間をあけて配されている、という構成を採用することもできる。このように電源回路を電源ケースに収納することで、点灯時に半導体発光素子から発せられる熱を電源ケースで遮断(遮熱)することもできる。この構成により、さらに電源ケースと光源ユニットとの間に空間を設けることで互いの間の熱伝達を抑制できる。
1〜9. 照明器具
10,80,90. 器具本体
15. カバー
16,46,56,66a,66b,76. 電源ユニット
17,67a,67b. 配線
20. パッキン
30. 断熱材
100,800,900,903. LEDユニット
101,801,901,904. LED実装基板
102,802,902,905. LED素子
103,803. 反射板
104. 蓋
105. 導光板
106. 取付フレーム
107. 取付金具
108. 基板ホルダ
110,810,910. ベース
500. 天井
500a. 穴
501. 断熱材
502. 気密シート
505. アジャスター
809,909,911. 絶縁シート

Claims (7)

  1. 造営材に設けられた穴に取り付けられる照明器具であって、
    半導体発光素子を有する光源ユニットと、
    前記光源ユニットへの電力を供給する電源ユニットと、
    を備え、
    前記造営材の穴に取り付けられた状態において、
    前記電源ユニットは、少なくとも一部が前記穴の室内側開口縁よりも造営材の裏側に配置され、
    前記光源ユニットにおける前記半導体発光素子の少なくとも一部は、平面視において、前記造営材における前記穴の周囲の部分と重なる領域に配置されているとともに、前記造営材に対して熱結合されており、
    前記光源ユニットの前記半導体発光素子は、椀状または板状の器具本体に取り付けられており、
    前記器具本体は、前記造営材における前記穴の周囲の室内側面に対して空間をあけて配されており、前記空間には、熱伝導部材が介挿されている
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記熱伝導部材は、シリコーン系の樹脂材料若しくはゴム材料からなるパッキンであって、前記穴の周囲を取り囲むとともに、前記室内側面および前記器具本体の双方に対して気密に当接している
    請求項に記載の照明器具。
  3. 前記穴の室内側開口縁と前記熱伝導部材との間には、前記穴の周囲を取り囲むように断熱部材が配されている
    請求項または請求項に記載の照明器具。
  4. 前記光源ユニットの前記半導体発光素子は、椀状または板状の器具本体に取り付けられており、
    前記器具本体は、前記造営材における前記穴の周囲の室内側面に対して当接している
    請求項1に記載の照明器具。
  5. 造営材に設けられた穴に取り付けられる照明器具であって、
    半導体発光素子を有する光源ユニットと、
    前記光源ユニットへの電力を供給する電源ユニットと、
    を備え、
    前記造営材の穴に取り付けられた状態において、
    前記電源ユニットは、少なくとも一部が前記穴の室内側開口縁よりも造営材の裏側に配置され、
    前記光源ユニットにおける前記半導体発光素子の少なくとも一部は、平面視において、前記造営材における前記穴の周囲の部分と重なる領域に配置されているとともに、前記造営材に対して熱結合されており、
    前記光源ユニットの前記半導体発光素子は、椀状または板状の器具本体に取り付けられており、
    前記器具本体には、前記穴から前記造営材の裏に向けて突出するフレームが取り付けられており、
    前記電源ユニットは、前記フレームに取り付けられている
    ことを特徴とする照明器具。
  6. 造営材に設けられた穴に取り付けられる照明器具であって、
    半導体発光素子を有する光源ユニットと、
    前記光源ユニットへの電力を供給する電源ユニットと、
    を備え、
    前記造営材の穴に取り付けられた状態において、
    前記電源ユニットは、少なくとも一部が前記穴の室内側開口縁よりも造営材の裏側に配置され、
    前記光源ユニットにおける前記半導体発光素子の少なくとも一部は、平面視において、前記造営材における前記穴の周囲の部分と重なる領域に配置されているとともに、前記造営材に対して熱結合されており、
    前記光源ユニットの前記半導体発光素子は、椀状または板状の器具本体に取り付けられており、
    前記器具本体は、前記造営材に設けられた前記穴に対応した箇所が開口されており、
    前記開口は、蓋部材により封口されており、
    前記蓋部材における光出射前方側の面には、1または複数の半導体発光素子を有する第2光源ユニットが取り付けられている
    ことを特徴とする照明器具。
  7. 前記電源ユニットは、電源回路と当該電源回路を収納する電源ケースとを有し構成されており、
    前記電源ケースに収納された前記電源回路と、前記光源ユニットとは、配線で電気的に接続されているとともに、互いの間に空間をあけて配されている
    請求項1から請求項の何れかに記載の照明器具。
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