JP7186968B2 - バックホウ用タイタンパー - Google Patents
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Description
また、本発明に係るバックホウ用タイタンパーでは、前記レール横断バー左右両側には、それぞれ、1つの回動軸孔が形成されている一方、前記タイピングツール支持部材には、前記レール横断バー左右両側それぞれの1つの回動軸孔に回動可能に連結される回動軸部が複数設けられており、その複数の回動軸部の内のいずれかの回動軸部を前記連結孔に挿入することによって、前記レール横断バーの左右両側それぞれに設けた前記タイピングツール間の間隔を調整できるように構成したことも特徴とする。
また、本発明に係るバックホウ用タイタンパーでは、前記レール横断バー左右両側の前記伸縮機構支持部には、前記伸縮機構部の他端が連結される連結箇所が複数設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係るバックホウ用タイタンパーでは、前記複数の連結箇所の中心間の水平間隔は、前記複数の回動軸部の中心間の水平間隔よりも大きいことも特徴とする。
また、本発明に係るバックホウ用タイタンパーでは、前記レール横断バーの下側面には、左右のレールの頭頂面および内側面に絶縁体を介して当接するレール頭部載置部が設けられていることも特徴とする。
そのため、マクラギの長手方向両側からレール間の中心に向かって砕石を詰め固める作業を確実に実行できると共に、マクラギを長手方向の幅が広いものに交換したり、またマクラギを支持するモルタル支持盤のモルタルを増す工事によってモルタル支持盤の幅が拡幅された場合でも、レール横断バー左右両側からタイピングツールまでの長さを変更することによって容易に対応することができる。
レール横断バー11は、図1~図3に示すように、レールRを支持するマクラギMの横幅よりも長く、バックホウ2の作動アーム21先端にレールRを横切るように装着されるもので、図4に示すように断面コ字状の鋼製チャネル材11a,11aの背板間に後述するタイピングツール支持部材12bを回動可能に支持するように構成されている。
タイタンパー機構部12は、レール横断バー11の左右両側にそれぞれ設けられ、マクラギMの両側からタイピングツール12aを突き刺して砕石を固めるもので、タイピングツール12aと、タイピングツール支持部材12bと、伸縮機構部12cと、伸縮機構支持部12d等を備えて構成される。
タイピングツール12aは、砕石間にタイピングツール12a先端の爪部12a1を突き刺して砕石を詰め固めるもので、上部には発電機3から供給される電源電流により動作してタイピングツール12a先端の爪部12a1を振動させるバイブレータ12a2が設けられている。
タイピングツール支持部材12bは、ほぼL字形状の鋼製板材から構成されており、先端部側にはタイピングツール12aが固定される一方、基端部側には伸縮機構部12cのピストン12c2が連結されており、伸縮機構部12cによってレール横断バー11の長手方向と平行な面で回動して砕石を詰め固めるように構成されている。
伸縮機構部12cは、バックホウ2から供給される油圧によってピストン12c2を出入させるシリンダ12c1によって構成されており、ピストン12c2先端はタイピングツール支持部材12bの基端部に連結される一方、シリンダ12c1後端はレール横断バー11に固定した伸縮機構支持部12dに連結されており、シリンダ12c1に対しピストン12c2を出入させてタイピングツール支持部材12bの基端部を押引することによってタイピングツール支持部材12bを回動軸部12b1,12b2のいずれか一方の回動軸部を中心に回動させ、タイピングツール12a先端の爪部12a1をレール横断バー11の長手方向と平行な面でレールR,R側に動かして砕石を詰め固めるように動作する。
伸縮機構支持部12dは、レール横断バー11の中央側に溶接等で固定され、伸縮機構部12cを構成するシリンダ12c1の後端が連結され支持するもので、図5~図8等に示すように、シリンダ12c1後端が連結される複数(ここでは、例えば、2つとするが、2つに限定されるものではない。)の連結箇所である連結孔12d1,12d2が設けられている。
次に、以上のように構成されたバックホウ用タイタンパー1の動作について説明する。
図5および図6は、左右両側のタイピングツール12a,12a間の間隔を狭くして作業する場合のバックホウ用タイタンパー1の動作を示す正面図である。
図7および図8は、左右両側のタイピングツール12a,12a間の間隔を広げて作業する場合のバックホウ用タイタンパー1の動作を示す正面図である。
以上説明したように本発明に係る実施形態のバックホウ用タイタンパー1によれば、レール横断バー11と、レール横断バー11の左右両側にそれぞれ設けられ、マクラギMの両側からタイピングツール12a,12aを突き刺して砕石を固めるタイタンパー機構部12とを備え、タイタンパー機構部12は、レール横断バー11の左右両側それぞれにタイピングツール支持部材12bの回動軸部12b1,12b2を介し回動可能に設けられ、先端部側にはタイピングツール12aが設けられたタイピングツール支持部材12bと、ピストン12c1先端はタイピングツール支持部材12bの基端部に連結される一方、シリンダ12c2後端はレール横断バー11に固定した伸縮機構支持部12dに連結され、当該タイピングツール支持部材12bの基端部を押引することにより当該タイピングツール支持部材12bを回転させ、タンパー機構部12をレール横断バー11の長手方向と平行な面で回動させる伸縮機構部12cとを有し、レール横断バー11の左右両側とタイピングツール支持部材12bとは、レール横断バー11の左右両側からタイピングツール12aまでの長さを変更できるように構成している。
11 レール横断バー
11a 鋼製チャネル材
11b 連結部
11b1 連結ピン
11d スペーサー
11d1 鋼製チャネル材
11d2 内側面当接用絶縁体支持部
11e 絶縁体
11e1 頭頂面当接用絶縁体
11e2 内側面当接用絶縁体
12 タイタンパー機構部
12a タイピングツール
12a1 爪部
12a2 バイブレータ
12b タイピングツール支持部材
12b1,12b2 回動軸部
12c 伸縮機構部
12c1 シリンダ
12c2 ピストン
12d 伸縮機構支持部
12d1,12d2 連結孔
2 軌陸両用バックホウ
21 作動アーム
22 車輪
23 クローラー
3 発電機
31 台車
R レール
M マクラギ
S,S’ モルタル支持盤
Claims (5)
- レール上を走行するバックホウの作動アーム先端に装着して使用されるバックホウ用タイタンパーであって、
レールを支持するマクラギの横幅よりも長く、前記バックホウの作動アーム先端にレールを横切るように装着されるレール横断バーと、前記レール横断バーの左右両側にそれぞれ設けられ、マクラギの両側からタイピングツールを突き刺して砕石を固めるタイタンパー機構部とを備え、
前記タイタンパー機構部は、
前記レール横断バー左右両側それぞれに回動可能に設けられ、先端部側には前記タイピングツールが設けられたタイピングツール支持部材と、
一端は前記タイピングツール支持部材の基端部に連結される一方、他端は前記レール横断バーに固定した伸縮機構支持部に連結され、前記タイピングツール支持部材の基端部を押引することにより前記タイピングツール支持部材を回動して、前記タイピングツール先端を前記レール横断バーの長手方向と平行な面で動かす伸縮機構部とを有し、
前記レール横断バー左右両側と前記タイピングツール支持部材とは、前記レール横断バー左右両側から前記タイピングツールまでの長さを変更できるように構成したことを特徴とするバックホウ用タイタンパー。 - 請求項1記載のバックホウ用タイタンパーにおいて、
前記レール横断バー左右両側には、それぞれ、1つの回動軸孔が形成されている一方、
前記タイピングツール支持部材には、前記レール横断バー左右両側それぞれの1つの回動軸孔に回動可能に連結される回動軸部が複数設けられており、その複数の回動軸部の内のいずれかの回動軸部を前記連結孔に挿入することによって、前記レール横断バーの左右両側それぞれに設けた前記タイピングツール間の間隔を調整できるように構成したことを特徴とするバックホウ用タイタンパー。 - 請求項1または請求項2記載のバックホウ用タイタンパーにおいて、
前記レール横断バー左右両側の前記伸縮機構支持部には、前記伸縮機構部の他端が連結される連結箇所が複数設けられていることを特徴とするバックホウ用タイタンパー。 - 請求項3記載のバックホウ用タイタンパーにおいて、
前記複数の連結箇所の中心間の水平間隔は、前記複数の回動軸部の中心間の水平間隔よりも大きいことを特徴とするバックホウ用タイタンパー。 - 請求項1~請求項4のいずれか一の請求項に記載のバックホウ用タイタンパーにおいて、
前記レール横断バーの下側面には、左右のレールの頭頂面および内側面に絶縁体を介して当接するレール頭部載置部が設けられていることを特徴とするバックホウ用タイタンパー。
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