JP7156586B1 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

第1の開口(20a)を有する第1の絶縁膜(20を形成する工程と、第1の絶縁膜(20)の上に、第1の開口(20a)より大きな第2の開口(24a)を有する第1のレジスト(24)を形成する工程と、第1の開口(20a)の中、第2の開口(24a)の中、第2の開口(24a)の上および第1のレジスト(24)の上にゲート電極(18)を形成する工程と、ゲート電極(18(の上に、少なくとも第2の開口(24a)の鉛直上方を覆い、第2の開口(24a)より幅が広い第2のレジスト(26)を形成する工程と、第2のレジスト(24)をマスクとして、ゲート電極(18)と第1のレジスト(24)の途中までをエッチングする工程と、第1のレジスト(24)および第2のレジスト(26)を除去する工程と、ゲート電極(18)の露出部分、および、第1の絶縁膜(20)の露出部分を覆う第2の絶縁膜(22)を形成する工程と、を備える。

Description

本開示は、半導体装置の製造方法に関するもので、特にゲート電極の形成方法に関する。
半導体装置には、半導体基板上にソース電極、ゲート電極およびドレイン電極が形成されたものがある。このような半導体装置では高周波特性を向上するために、ゲート電極の抵抗を低減することが望ましい。
特許文献1には、T型ゲート電極構造を用いて抵抗を低減したゲート電極を備えた半導体装置の製造方法が開示されている。
特開2009-105405号公報
しかし特許文献1に開示された半導体装置の製造方法では、ゲート電極の製造にリフトオフ法を用いるため、ゲート電極の高さおよびゲート電極の上部の幅を一定の長さ以上にすることができない。そのためゲート電極の抵抗を大幅に低減できない。
本開示は上記の問題を解決するためになされたもので、ゲート電極の抵抗を低減した半導体装置の製造方法を得ることを目的とする。
本開示の発明にかかる半導体装置の製造方法は、半導体基板の上にソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、ソース電極、ドレイン電極および半導体基板の上に、ソース電極とドレイン電極の間に第1の開口を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜の上に、第1の開口の上に第1の開口より大きな第2の開口を有する第1のレジストを形成する工程と、第1の開口を介して半導体基板とコンタクトするように、第1の開口の中、第2の開口の中、第2の開口の上および第1のレジストの上にゲート電極を形成する工程と、ゲート電極の上に、少なくとも第2の開口の鉛直上方を覆い、第2の開口より幅が広い第2のレジストを形成する工程と、第2のレジストをマスクとして、ゲート電極と第1のレジストの途中までをエッチングする工程と、第1のレジストおよび第2のレジストを除去する工程と、ゲート電極の露出部分、および、第1の絶縁膜の露出部分を覆う第2の絶縁膜を形成する工程と、を備え、ゲート電極を形成する工程において、第1のレジストの上、第1のレジストの第2の開口の側面、第1の絶縁膜の上および第1の開口の中に第1の金属層を形成し、第1のレジストの上の第1の金属層をエッチングし、第1の金属層の上に第2の金属層を形成し、第1のレジストの上の第2の金属層をエッチングし、第2の金属層の上に第3の金属層を形成し、ゲート電極は、第1の金属層、第2の金属層および第3の金属層から成る


本開示の発明にかかる半導体装置の製造方法によれば、ゲート電極の抵抗を低減した半導体装置を得ることができる。
実施の形態1にかかる半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 比較例の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態3にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態3にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態3にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置の断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態5にかかる半導体装置の断面図である。 実施の形態5にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態5にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。 実施の形態5にかかる半導体装置の製造方法を示す半導体装置の断面図である。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる半導体装置10は高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor, HEMT)である。実施の形態1にかかる半導体装置10の断面図を図1に示す。
半導体装置10は半導体基板12を備える。半導体基板12はGaNまたはAlGaAsから成る。
半導体基板12の上にソース電極14およびドレイン電極16が形成されている。
ソース電極14、ドレイン電極16および半導体基板12の上に第1の絶縁膜20が形成されている。第1の絶縁膜20には、ソース電極14とドレイン電極16の間に第1の開口20aが形成されている。
第1の開口20aで半導体基板12とコンタクトするように、ゲート電極18が形成されている。ゲート電極18は上部がソース電極14側とドレイン電極16側の両方に張り出しているT型ゲートである。なお張り出しはソース電極14側またはドレイン電極16側のどちらか一方でもよい。すなわちゲート電極18の上部が下部より幅が広ければよい。
ゲート電極18および第1の絶縁膜20を覆うように第2の絶縁膜22が形成されている。
ここから実施の形態1にかかる半導体装置10の製造方法を説明する。
まず図2のように、半導体基板12の上にソース電極14およびドレイン電極16を形成する。
次に図3のように、第1の絶縁膜20を形成する。形成手法は化学気相成長法(プラズマ方式または熱方式)、スパッタリング法、電子ビーム蒸着法または原子層堆積法などである。第1の絶縁膜20の第1の開口20aは、レジストを用いたドライエッチング法により形成する。このレジストの形成手法には、電子ビーム露光を用いた微細パターン形成手法、光学的な露光によりサブミクロンの幅のパターンを形成したのちにシュリンク剤を用いて微細パターンを形成する手法などがある。
次に図4のように、第1のレジスト24を形成する。第1のレジスト24は、第1の開口20aの上に第1の開口20aより大きな第2の開口24aを持つように形成する。
次に図5のように、第1の金属層18aを形成する。第1の金属層18aは、第1のレジスト24の上、第1のレジスト24の第2の開口24aの側面、第1の絶縁膜20の上および第1の開口20aの中に形成する。第1の金属層18aの材料は半導体基板12とショットキー接合するものを選ぶ。具体的にはNi、Pt、TaN、W、WN、Pd、TiNなどである。第1の金属層18aの形成手法としてスパッタリング法、電子ビーム蒸着法などを用いる。このとき第2の開口24aの高さと幅の比(アスペクト比)が高いと、第1の金属層18aを厚くしても第1のレジスト24内に材料が入らず、第1の金属層18aが図6のように逆テーパー状に成長し、その後、空隙が残ってしまう。これを防ぐために、以下のような工程を実施する。
次に図7のように、第1のレジスト24の上の第1の金属層18aをエッチングする。エッチング手法として斜め入射のイオンミリング法を用いる。イオンミリング法では不活性ガスイオン(例えばArイオン)を基板に対して引き込むことでArイオンと衝突した面がエッチングされるが、半導体基板12に対するArイオンの入射角度を制御することにより、第1のレジスト24の上の第1の金属層18aのみエッチングできる。半導体基板12に対するArイオンの入射角度は、第1のレジスト24の開口幅と第1の金属層18aの膜厚から決定される。このとき、第1のレジスト24の上の第1の金属層18aを全て除去する必要はない。
次に図8のように、第1の金属層18aの上に第2の金属層18bを形成する。第2の金属層18bの材料は第1の金属層18aと同じである。材料が同じであるため、第2の開口24aに第2の金属層18bを埋め込める。形成手法として電子ビーム蒸着法を用いる。蒸着材料の入射角度は半導体基板12に対して垂直とする。
次に図9のように、第1のレジスト24の上の第2の金属層18bをエッチングする。エッチング手法として第1の金属層18aのエッチングと同様のイオンミリング法を用いる。このエッチングにより第2の金属層18bの平坦性が向上する。
次に図10のように、第2の金属層18bの上に第3の金属層18cを形成する。第3の金属層18cの材料は第2の金属層18bと同じである。形成手法は、スパッタリング法、電子ビーム蒸着法など、第1のレジスト24の耐熱温度以下で成膜可能な手法であればよい。
次に図11のように、ゲート電極18の上に第2のレジスト26を形成する。このとき第2のレジスト26は、少なくとも第2の開口24aの鉛直上方を覆い、第2の開口24aより幅が広くなるように形成する。
次に図12のように、第2のレジスト26をマスクとして、ゲート電極18と、第1のレジスト24の途中までをエッチングする。なお図12では第1の金属層18a、第2の金属層18bおよび第3の金属層18cを合わせてゲート電極18としている。
次に図13のように、第1のレジスト24および第2のレジスト26を除去する。除去手法は、ドライアッシング法、レジスト除去薬液を用いる方法などである。
次に、第2の絶縁膜22を形成する。これで図1の半導体装置10が形成される。第2の絶縁膜22は、ゲート電極18の露出部分、および、第1の絶縁膜20の露出部分を覆うように形成する。
以上より、この実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、第1のレジスト24の第2の開口24a内に第2の金属層18bを埋め込むことに加え、第3の金属層18cを形成することにより、ゲート電極18を高くできる。さらにゲート電極18の上部の幅は第2のレジスト26により制御可能であり、リフトオフ法に比べて飛躍的に大きくできる。よってゲート電極18の抵抗が小さくなる。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法は、第1の金属層48aの形成以外は実施の形態1と同様である。実施の形態1では図6のように第1の金属層18aの第2の開口24aの中にできる空洞の側面はほぼ垂直だが、実施の形態2では図14のようにテーパー状になるように第1の金属層48aを形成する。
第1の金属層48aの形成方法を説明する。図5のように第1の金属層を形成したあと、斜め入射のイオンミリング法で第1の金属層48aをエッチングし、第2の開口24aの中がテーパー状になるようにする。このとき実施の形態1のときより不活性ガスイオンの入射角度を小さく、つまり垂直に近くなるように調整し、テーパー状の第1の金属層48aを実現する。
以上より、この実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、第1の金属層48aの空洞の側面がテーパー状になる。そのため、のちに積層する第2の金属層の空洞への埋込性が良くなり、ゲート電極の抵抗が低減され、デバイス信頼性が向上する。
実施の形態3.
実施の形態3にかかる半導体装置の製造方法は、金属層の形成以外は実施の形態1と同様である。実施の形態1では図8のように半導体基板に対して垂直に入射する電子ビーム蒸着法を用いたが、実施の形態3では図15のように第1の金属層18aの全体を覆うように第2の金属層78bを形成する。また第1の金属層18aおよび第3の金属層78cの形成にも電子ビーム蒸着法を用いる。
第2の金属層78bの形成方法を説明する。図7のように第1の金属層をエッチングしたあと、図15のように第1の金属層18aの全体を覆うように第2の金属層78bを形成する。形成手法は電子ビーム蒸着法である。
次に図16のように第2の金属層78bを実施の形態1と同様にエッチングする。次に図17のように第3の金属層78cを実施の形態1と同様に形成する。これ以降の製造方法は実施の形態1と同様である。
以上より、この実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、第1の金属層18a、第2の金属層78bおよび第3の金属層78cの形成に同一の方法を用いるため、製造装置の切り替え等が発生せず、簡便に半導体装置を製造できる。
実施の形態4.
図18は実施の形態4にかかる半導体装置100の断面図である。実施の形態1にかかる半導体装置10とは異なり、半導体装置100では、ゲート電極108のソース電極14側の側面が第1の絶縁膜20の上で垂直になっている。さらにゲート電極108の上にある第2の絶縁膜22の上からゲート電極108とソース電極14の間にある第2の絶縁膜112の上にわたってSFP電極118が形成されている。
SFP電極118があるため、ゲート電極108の根元周辺の半導体基板12における電界集中を抑えられる。特にゲート電極108のソース電極14側の側面が垂直なため、SFP電極118を半導体基板12近傍においてゲート電極108の近くに配置できる。そのため電界集中をより抑えられる。
実施の形態4にかかる半導体装置100の製造方法を説明する。製造方法は、第3の金属層18cの形成(図10)までは実施の形態1と同様である。
第3の金属層の形成後、図19のように、第3の金属層の上に第2のレジスト116を形成する。このとき第2のレジスト116は、水平方向において、ソース電極14側の側面が第2の開口24aの側面と同じ位置、ドレイン電極16側の側面が第2の開口24aの側面よりドレイン電極16側に位置するように形成する。
次に図20のように、実施の形態1と同様の手順で、ゲート電極108および第1のレジスト24の途中までのエッチング、第1のレジスト24および第2のレジスト116の除去、および、第2の絶縁膜112の形成を実施する。
次に、SFP電極118を形成する。これで図18の半導体装置100が形成される。SFP電極118の形成は、まずSFP電極の材料を電子ビーム蒸着法、スパッタリング法などにより成膜し、次いでリフトオフを用いる。
以上より、この実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、半導体基板12に近いSFP電極118がゲート電極108の近くに配置されているため、電界集中効果をより高められる。
実施の形態5.
図21は実施の形態5にかかる半導体装置130の断面図である。実施の形態4にかかる半導体装置100とは異なり、半導体装置130では、ゲート電極138のソース電極14側の側面の上部が、半導体基板12から離れるにつれてソース電極14から離れる方向に傾いている。SFP電極148はこの傾きに従うように形成されている。
実施の形態5にかかる半導体装置130の製造方法を説明する。製造方法は、第3の金属層18cの形成(図10)までは実施の形態1と同様である。
第3の金属層18cの形成後、図22のように、第3の金属層18cの上に第2のレジスト146を形成する。このとき第2のレジスト146は、水平方向において、ソース電極14側の側面が第2の開口24aの中にあり、ドレイン電極16側の側面が第2の開口24aの側面よりドレイン電極16側に位置するように形成する。
次に図23のように、斜め入射のイオンミリング法を用いて、ゲート電極138および第1のレジスト144の途中までのエッチングを実施する。斜め入射のイオンミリング法を用いることで、ゲート電極138のソース電極14側の側面の上部が、半導体基板12から離れるにつれてソース電極14から離れる方向に傾いて形成される。
次に図24のように、第1のレジスト144および第2のレジスト146の除去、第2の絶縁膜142の形成を実施する。
次に、SFP電極148を形成する。これで図21の半導体装置130が形成される。
以上より、この実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、ゲート電極138のソース電極14側の側面の上部が、半導体基板12から離れるにつれてソース電極14から離れる方向に傾いて形成される。そのため半導体基板12に近いSFP電極148が確実にゲート電極138の近くに配置される。
10,40,70,100,130 半導体装置、12 半導体基板、14 ソース電極、16 ドレイン電極、18,48,78,108,138 ゲート電極、18a,48a 第1の金属層、18b,78b 第2の金属層、18c,78c 第3の金属層、20 第1の絶縁膜、20a 第1の開口、22,112,142 第2の絶縁膜、24,144 第1のレジスト、24a 第2の開口、26,56,116,146 第2のレジスト、118,148 SFP電極

Claims (7)

  1. 半導体基板の上にソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
    前記ソース電極、前記ドレイン電極および前記半導体基板の上に、前記ソース電極と前記ドレイン電極の間に第1の開口を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜の上に、前記第1の開口の上に前記第1の開口より大きな第2の開口を有する第1のレジストを形成する工程と、
    前記第1の開口を介して前記半導体基板とコンタクトするように、前記第1の開口の中、前記第2の開口の中、前記第2の開口の上および前記第1のレジストの上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の上に、少なくとも前記第2の開口の鉛直上方を覆い、前記第2の開口より幅が広い第2のレジストを形成する工程と、
    前記第2のレジストをマスクとして、前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングする工程と、
    前記第1のレジストおよび前記第2のレジストを除去する工程と、
    前記ゲート電極の露出部分、および、前記第1の絶縁膜の露出部分を覆う第2の絶縁膜を形成する工程と、
    を備え
    前記ゲート電極を形成する工程において、前記第1のレジストの上、前記第1のレジストの前記第2の開口の側面、前記第1の絶縁膜の上および前記第1の開口の中に第1の金属層を形成し、前記第1のレジストの上の前記第1の金属層をエッチングし、前記第1の金属層の上に第2の金属層を形成し、前記第1のレジストの上の前記第2の金属層をエッチングし、前記第2の金属層の上に第3の金属層を形成し、
    前記ゲート電極は、前記第1の金属層、前記第2の金属層および前記第3の金属層から成る半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1の金属層をエッチングする工程において、斜め入射のイオンミリング法を用いて、前記第2の開口の中にできる空洞の側面がテーパー状になるように前記第1の金属層をエッチングする
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の金属層、前記第2の金属層および前記第3の金属層の形成に電子ビーム蒸着法を用いる
    請求項またはに記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2のレジストを形成する工程において、前記第2のレジストを、水平方向において、前記ソース電極側の側面が前記第2の開口の側面と同じ位置に位置するように形成し、
    前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングする工程において、垂直入射のイオンミリング法を用いて前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングし、
    前記第2の絶縁膜を形成する工程のあと、前記ゲート電極の上にある前記第2の絶縁膜の上から前記ゲート電極と前記ソース電極の間にある前記第2の絶縁膜の上にわたってSFP電極を形成する
    請求項1からのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2のレジストを形成する工程において、前記第2のレジストを、水平方向において、前記ソース電極側の側面が前記第2の開口の中に位置するように形成し、
    前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングする工程において、斜め入射のイオンミリング法を用いて前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングし、
    前記第2の絶縁膜を形成する工程のあと、前記ゲート電極の上にある前記第2の絶縁膜から前記ゲート電極と前記ソース電極の間にある前記第2の絶縁膜の上にわたってSFP電極を形成する
    請求項1からのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 半導体基板の上にソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
    前記ソース電極、前記ドレイン電極および前記半導体基板の上に、前記ソース電極と前記ドレイン電極の間に第1の開口を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜の上に、前記第1の開口の上に前記第1の開口より大きな第2の開口を有する第1のレジストを形成する工程と、
    前記第1の開口を介して前記半導体基板とコンタクトするように、前記第1の開口の中、前記第2の開口の中、前記第2の開口の上および前記第1のレジストの上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の上に、少なくとも前記第2の開口の鉛直上方を覆い、前記第2の開口より幅が広い第2のレジストを形成する工程と、
    前記第2のレジストをマスクとして、前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングする工程と、
    前記第1のレジストおよび前記第2のレジストを除去する工程と、
    前記ゲート電極の露出部分、および、前記第1の絶縁膜の露出部分を覆う第2の絶縁膜を形成する工程と、
    を備え、
    前記第2のレジストを形成する工程において、前記第2のレジストを、水平方向において、前記ソース電極側の側面が前記第2の開口の側面と同じ位置に位置するように形成し、
    前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングする工程において、垂直入射のイオンミリング法を用いて前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングし、
    前記第2の絶縁膜を形成する工程のあと、前記ゲート電極の上にある前記第2の絶縁膜の上から前記ゲート電極と前記ソース電極の間にある前記第2の絶縁膜の上にわたってSFP電極を形成する半導体装置の製造方法。
  7. 半導体基板の上にソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
    前記ソース電極、前記ドレイン電極および前記半導体基板の上に、前記ソース電極と前記ドレイン電極の間に第1の開口を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜の上に、前記第1の開口の上に前記第1の開口より大きな第2の開口を有する第1のレジストを形成する工程と、
    前記第1の開口を介して前記半導体基板とコンタクトするように、前記第1の開口の中、前記第2の開口の中、前記第2の開口の上および前記第1のレジストの上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の上に、少なくとも前記第2の開口の鉛直上方を覆い、前記第2の開口より幅が広い第2のレジストを形成する工程と、
    前記第2のレジストをマスクとして、前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングする工程と、
    前記第1のレジストおよび前記第2のレジストを除去する工程と、
    前記ゲート電極の露出部分、および、前記第1の絶縁膜の露出部分を覆う第2の絶縁膜を形成する工程と、
    を備え、
    前記第2のレジストを形成する工程において、前記第2のレジストを、水平方向において、前記ソース電極側の側面が前記第2の開口の中に位置するように形成し、
    前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングする工程において、斜め入射のイオンミリング法を用いて前記ゲート電極と前記第1のレジストの途中までをエッチングし、
    前記第2の絶縁膜を形成する工程のあと、前記ゲート電極の上にある前記第2の絶縁膜から前記ゲート電極と前記ソース電極の間にある前記第2の絶縁膜の上にわたってSFP電極を形成する半導体装置の製造方法。
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