JP7155207B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタとしては、ハウジングの嵌合部が相手方嵌合部の内方に挿入嵌合されるものが知られている。このコネクタにおいては、嵌合部の外周壁面に環状の止水部材が組み付けられており、相手方嵌合部の内方に挿入嵌合された際に、その嵌合部の外周壁面と相手方嵌合部の内周壁面との間の環状の隙間を止水部材が塞いで、その間における水等の液体の浸入を抑える。この種のコネクタについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特開2015-103500号公報
ところで、その止水部材は、嵌合部と相手方嵌合部との間の防水性能を確保するために、嵌合部の外周壁面に対して正しく組み付けられている必要がある。
そこで、本発明は、止水部材の組付け状態の確認が可能なコネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、電線の端末に取り付けられた端子金具と、前記端子金具を内方に収容させ、かつ、内周壁面を有する相手方嵌合部の内方に挿入嵌合させる嵌合部が設けられたハウジングと、前記相手方嵌合部に対する前記嵌合部の挿入方向に沿って前記嵌合部が挿入され、かつ、前記端子金具の前記ハウジングにおける保持状態を維持させるフロントホルダと、前記嵌合部の外周壁面における前記フロントホルダからの突出部分に内周面側が組み付けられ、その外周壁面の突出部分と前記相手方嵌合部の前記内周壁面との間の環状の隙間を塞ぐ環状の止水部材と、を備え、前記止水部材は、前記内周面よりも内側に突出させた被係止部を有し、前記嵌合部は、前記被係止部を挿入させ且つ係止する係止部を有し、前記嵌合部と前記フロントホルダの内の一方は、前記係止部に連通させ、かつ、前記嵌合部に前記フロントホルダが組み付けられた状態で、前記係止部に挿入されている前記被係止部を外方から視認可能な覗き窓部を有し、前記嵌合部は、前記挿入方向側の端面と、前記係止部よりも内方で当該係止部に連通させ、かつ、前記係止部に挿入されている前記被係止部を入り込ませる空間部と、前記端面に設けられ、かつ、前記空間部に入り込んだ前記被係止部を外方から視認可能な前記覗き窓部としての開口と、を有することを特徴としている。
また、上記目的を達成する為、本発明は、電線の端末に取り付けられた端子金具と、前記端子金具を内方に収容させ、かつ、内周壁面を有する相手方嵌合部の内方に挿入嵌合させる嵌合部が設けられたハウジングと、前記相手方嵌合部に対する前記嵌合部の挿入方向に沿って前記嵌合部が挿入され、かつ、前記端子金具の前記ハウジングにおける保持状態を維持させるフロントホルダと、前記嵌合部の外周壁面における前記フロントホルダからの突出部分に内周面側が組み付けられ、その外周壁面の突出部分と前記相手方嵌合部の前記内周壁面との間の環状の隙間を塞ぐ環状の止水部材と、を備え、前記止水部材は、前記内周面よりも内側に突出させた被係止部を有し、前記嵌合部は、前記被係止部を挿入させ且つ係止する係止部を有し、前記嵌合部と前記フロントホルダの内の一方は、前記係止部に連通させ、かつ、前記嵌合部に前記フロントホルダが組み付けられた状態で、前記係止部に挿入されている前記被係止部を外方から視認可能な覗き窓部を有し、前記嵌合部は、前記挿入方向側の端面と、前記係止部よりも内方で前記係止部に連通させ、かつ、前記係止部に挿入されている前記被係止部を入り込ませる空間部と、前記端面に設けられ、かつ、前記空間部に入り込んだ前記被係止部を外方から視認可能な開口と、を有し、前記フロントホルダは、前記嵌合部を挿入させ、かつ、前記止水部材における前記挿入方向側の端部の外周面を覆う筒部と、前記筒部における前記挿入方向側の一端に設けられ、前記嵌合部の前記端面に対して前記挿入方向側で対向配置させる対向壁部と、前記対向壁部に設けられ、かつ、前記嵌合部の前記開口に対して前記挿入方向側で対向配置させ、かつ、前記空間部に入り込んだ前記被係止部の前記開口を介した外方からの視認が可能な貫通孔から成る前記覗き窓部と、を有することを特徴としている。
また、前記ハウジングは、前記嵌合部の前記端面よりも前記挿入方向側に突出させ、かつ、前記端子金具を内方に収容させる突出部を有し、前記突出部には、前記端子金具を収容状態のまま係止する係止部材が組み付けられ、前記フロントホルダは、前記筒部としての第1筒部の前記一端における前記対向壁部よりも前記挿入方向側に突出させ、かつ、前記突出部を前記係止部材と共に挿入させる第2筒部を有することが望ましい。
本発明に係るコネクタは、係止部に被係止部が挿入されているのか否かを覗き窓部から確認可能であり、これにより、止水部材が嵌合部に対して正しい位置に組み付けられているのか否か判断することができる。よって、このコネクタは、止水部材の組付け状態の確認を容易に行うことができるので、高品質を保つことができる。
図1は、実施形態のコネクタを示す斜視図である。 図2は、実施形態のコネクタを覗き窓部側から見た平面図である。 図3は、図2のX1-X1線断面図である。 図4は、図2のX2-X2線断面図である。 図5は、実施形態のコネクタを示す分解斜視図である。 図6は、ハウジングと止水部材と係止部材を別角度から見た分解斜視図である。
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図6に基づいて説明する。
図1から図5の符号1は、本実施形態のコネクタを示す。このコネクタ1は、内周壁面521aを有する孔状の相手方嵌合部521の内方に挿入嵌合されて、相手方端子金具(図示略)に電気接続させる(図1)。コネクタ1は、その孔状の相手方嵌合部521に対して、この相手方嵌合部521の孔軸方向に沿って挿抜させる。相手方嵌合部521は、例えば、孔軸方向に対する直交断面が円形又は長円形を成すものとして形成されている。尚、相手方嵌合部521は、筒状に形成され、その内方の空間に嵌合部21を挿入嵌合させるものであってもよい。
例えば、このコネクタ1は、相手方機器500の相手方端子金具に電気接続させることによって、この相手方機器500と電線Weの先の機器(図示略)との間を電気接続させる(図1)。その相手方機器500は、金属製の筐体501を備えており、この筐体501の壁体に形成された貫通孔を相手方嵌合部521として利用する。また、この相手方機器500は、その筐体501の内部に端子台又は相手方コネクタ(図示略)を備えている。相手方端子金具は、その端子台又は相手方コネクタが備えるものである。よって、コネクタ1は、相手方嵌合部521の内方に挿入嵌合され、筐体501の内部で端子台又は相手方コネクタの相手方端子金具に電気接続させる。
以下において、特段の言及も無く単に挿入方向と記した場合、その挿入方向は、相手方嵌合部521に対するコネクタ1の挿入方向のことを示している。また、特段の言及も無く単に抜去方向と記した場合、その抜去方向は、相手方嵌合部521に対するコネクタ1の抜去方向のことを示している。また、特段の言及も無く単に挿抜方向と記した場合、その挿抜方向は、相手方嵌合部521に対するコネクタ1の挿抜方向のことを示している。
このコネクタ1は、端子金具10とハウジング20とシールドシェル30とを備える(図1から図5)。
端子金具10は、金属等の導電性材料で成形される。例えば、この端子金具10は、母材となる金属板に対する折曲げ加工や切断加工等のプレス成形によって所定形状に成形される。この端子金具10は、電線Weに対して電気接続させるべく、この電線Weの端末に取り付けられる。また、この端子金具10は、相手方端子金具に電気接続させる。よって、この端子金具10は、相手方端子金具に対して物理的且つ電気的に接続させる端子接続部11と、電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続させる電線接続部12と、を有する(図4及び図5)。
ここで示す端子接続部11は、片体状に形成される(図1、図4及び図5)。そして、この端子接続部11には、貫通孔11aが形成されている。この端子接続部11は、その貫通孔11aを介して相手方端子金具に例えば螺子止め固定させることによって、この相手方端子金具に対して物理的且つ電気的に接続させる。尚、この端子金具10と相手方端子金具の接続形態は、必ずしも、そのような螺子止め構造を採らずともよい。例えば、端子金具10と相手方端子金具は、互いに嵌合接続可能な形状のものであり、その内の一方が雌端子形状に成形され、その内の他方が雄端子形状に成形されたものであってもよい。
電線接続部12は、電線Weの端末の芯線に対して、例えば、圧着又は溶着させることによって、この電線Weに対して物理的且つ電気的に接続させる。ここで示す電線接続部12は、2枚のバレル片を剥き出しの芯線に加締め接続させることによって、その芯線に圧着させている。
この例示の端子金具10は、その端子接続部11と電線接続部12を直線上に配置したストレート形状のものとして成形されている。よって、電線Weは、その直線に沿う端子金具10の延在方向に電線接続部12から引き出される。但し、この端子金具10は、端子接続部11と電線接続部12を直交配置させるなど、これらを交差させて配置したものであってもよい。
ここで示すコネクタ1は、その対になる端子金具10と電線Weの組み合わせを3組備えている。
ハウジング20は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。このハウジング20は、端子金具10と電線Weを内方に収容させる。そして、このハウジング20においては、その端子金具10が収容状態のまま保持され、かつ、その電線Weが内方から外方に引き出される。
このハウジング20は、端子金具10を内方に収容させ、かつ、相手方嵌合部521の内方に挿入嵌合させる嵌合部21を有する(図3から図6)。その嵌合部21は、挿入方向に沿って相手方嵌合部521の内方に挿入嵌合させ、これとは逆向きの抜去方向に沿って相手方嵌合部521の内方から抜き取られる。この嵌合部21は、相手方嵌合部521に対する挿抜方向(挿入方向、挿抜方向)を筒軸方向とする筒状に形成される。よって、以下においては、挿抜方向に替えて筒軸方向と記すことがある。ここで示す嵌合部21は、筒軸に対する直交断面が長円形の筒状に形成され、その長円の長手方向に沿って3つの端子金具10を並列に配置させる。また、ここで示す嵌合部21は、その内方に、端子接続部11における電線接続部12側と電線接続部12における端子接続部11側を収容させる。この嵌合部21の内方には、隣り合う端子金具10の間に間仕切り壁(図示略)が設けられている。
この嵌合部21は、挿入方向側の端部で、かつ、挿入方向と3つの端子金具10の配列方向とに対する直交方向における外周壁面21a側のそれぞれの端部に端面21b,21cを有している(図3及び図6)。それぞれの端面21b,21cは、挿抜方向に対する直交平面として形成されている。
このハウジング20は、その嵌合部21のそれぞれの端面21b,21cの間で、そのそれぞれの端面21b,21cよりも挿入方向側に突出させた突出部22を有する(図3から図6)。その突出部22には、内方に端子金具10を収容させる。この突出部22は、端子金具10毎に設けられたものであってもよく、全ての端子金具10を収容させる1つの突起として設けられたものであってもよい。ここで示す突出部22は、全ての端子金具10を収容させるものであり、端子金具10毎の収容室22aを有している(図6)。その収容室22aは、端子接続部11を内方に収容させ、かつ、この端子接続部11における貫通孔11a側の端部を内方から外方に突出させる。
このコネクタ1においては、端子接続部11に環状の止水部材(所謂Oリング)41(図4及び図5)が組み付けられており、この止水部材41によって、収容室22aの内周面と端子接続部11との間の環状の隙間を塞いでいる。その端子接続部11においては、環状の保持部材42(図4及び図5)が組み付けられており、この保持部材42によって、止水部材41を保持している。
コネクタ1は、突出部22に組み付けられ、この突出部22にて端子金具10を収容状態のまま係止する係止部材51を備える(図3から図6)。その係止部材51は、端子金具10毎の突起51aを有している(図4及び図6)。その突起51aは、端子接続部11に形成された被係止部としての貫通孔11bに挿入させることによって、この端子接続部11の突出部22に対する相対的な動きを係止させる(図4及び図5)。突出部22は、その突起51a毎に形成された貫通孔22bを有している(図4及び図6)。
ここで示す3つの貫通孔22bの内の両端の2つは、両端の収容室22aを各々外方に連通させるものであり、係止部材51を突出部22に組み付けた際に、外方から挿入されてきた両端の突起51aをそれぞれの収容室22aの中まで入り込ませる。その2つの突起51aは、収容室22aの中で端子接続部11の貫通孔11bに挿入させる。また、残りの中央の貫通孔22bは、中央の収容室22aから突出させた端子接続部11の貫通孔11bに挿入させる。
ハウジング20は、嵌合部21を相手方嵌合部521の内方に挿入嵌合させた状態で、この嵌合部21よりも抜去方向側を相手方嵌合部521から突出させている。このハウジング20は、その抜去方向側での相手方嵌合部521からの突出部分として、電線Weを内方に収容させる筒状の電線収容部23を有する(図5及び図6)。ここで示す電線収容部23は、円筒状に形成され、かつ、電線We毎に設けられている。それぞれの電線収容部23は、3つの端子金具の配列方向に並べられている。このハウジング20は、嵌合部21とそれぞれの電線収容部23の間に、嵌合部21の筒軸と同軸で、かつ、この嵌合部21の外周壁面21aよりも外側に設けた筒部24を有する(図1及び図3から図6)。ここで示す筒部24は、筒軸に対する直交断面が長円形の筒状に形成されている。
このハウジング20においては、その電線収容部23の開口23aから端子金具10付きの電線Weが挿入されていく(図5及び図6)。よって、電線Weは、その開口23aから外方に引き出されている。ここで、この電線収容部23と電線Weとの間には、円環状の隙間が形成される。そこで、このコネクタ1においては、円環状の止水部材(所謂ゴム栓)43(図5)に電線Weを先通ししておき、電線Weと共に止水部材43を電線収容部23に挿入していくことによって、電線収容部23と電線Weとの間の円環状の隙間を塞いでいる。
また、このコネクタ1においては、電線収容部23の開口23aと止水部材43との間に、電線Weの屈曲を抑えつつ当該電線Weを保持するリアホルダ52が組み付けられている(図5)。この例示のリアホルダ52は、第1ホルダ部材52Aと第2ホルダ部材52Bの二分割構造を採っており、この第1ホルダ部材52Aと第2ホルダ部材52Bとでそれぞれの電線Weを挟み込んで保持する。それぞれの電線Weは、このリアホルダ52を介して開口23aから外方に引き出される。このリアホルダ52は、詳述はしないが、第1ホルダ部材52Aと第2ホルダ部材52Bに各々設けた爪部がそれぞれの電線収容部23の貫通孔に差し込まれることによって、それぞれの電線収容部23に保持される。第1ホルダ部材52Aと第2ホルダ部材52Bは、例えば、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。
シールドシェル30は、そのそれぞれの電線収容部23を外方から覆うことによって、内方の電線Weに対する外部からのノイズの侵入を抑える。よって、このシールドシェル30は、金属材料(例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金)で成形されている。
このシールドシェル30は、それぞれの電線収容部23を外方から覆う筒部31と、筒部24の電線収容部23側を外方から覆うフランジ部32と、を有する(図1及び図5)。筒部31は、筒軸に対する直交断面が長円形の筒状に形成され、その長円の長手方向に沿って3つの電線収容部23を並列に配置させる。フランジ部32は、筒部31の筒軸と同軸で、かつ、この筒部31の外周面よりも外側に突出させた環状で且つ平板状に形成される。このフランジ部32は、その平面を筐体501の平面に面接触させ、この筐体501に螺子止め固定される。
このコネクタ1は、その筒部31の外周面とそれぞれの開口23aから外方に引き出された電線Weとを覆う編組(図示略)を備える。その編組は、金属材料で筒状且つ網目状に編み込まれた部材であり、それぞれの開口23aから外方に引き出された電線Weに対するノイズの侵入を抑える。この編組は、筒状の接続部材35(図1及び図5)を用いて筒部31の外周面に圧接させる。
コネクタ1は、ハウジング20における嵌合部21と突出部22が係止部材51と共に内方に挿入されるフロントホルダ60を備える(図1から図5)。このフロントホルダ60の内方には、嵌合部21と突出部22と係止部材51が挿入方向に沿って挿入口60a(図5)から挿入される。このフロントホルダ60は、その嵌合部21等と共に収容された端子金具10のハウジング20における保持状態を維持させるものであり、突出部22からの係止部材51の脱落を防止させる。
このフロントホルダ60は、嵌合部21を挿入させる筒部(以下、「第1筒部」という。)61と、突出部22を係止部材51と共に挿入させる筒部(以下、「第2筒部」という。)62と、を有する(図1から図4)。また、このフロントホルダ60は、第1筒部61における挿入方向側の一端に設けられ、嵌合部21の端面21b,21cに対して挿入方向側で対向配置させる対向壁部63a,63bを有する(図2及び図3)。ここでは、端面21bと対向壁部63aとを対向配置させ、端面21cと対向壁部63bとを対向配置させている。
第1筒部61は、嵌合部21の筒軸と同軸で、かつ、筒軸に対する直交断面が長円形の筒状に形成される。フロントホルダ60は、この第1筒部61と嵌合部21との間に設けた保持機構65によって、嵌合部21に保持させる(図3)。ここで示す保持機構65は、嵌合部21の外周壁面21aに設けた係止部65aと、第1筒部61に設けた被係止部65bと、を挿抜方向における設計上の許容相対移動量の範囲内で互いに係止可能な状態に配置させる。これにより、この保持機構65は、その許容相対移動量の範囲内で嵌合部21と第1筒部61との間の挿抜方向における相対移動を係止して、フロントホルダ60を嵌合部21に保持させる。係止部65aは、溝又は貫通孔として嵌合部21の外周壁面21aに形成される。被係止部65bは、その溝又は貫通孔としての係止部65aに挿入させ、その溝又は貫通孔の内周壁面に係止させる爪部として形成される。ここで示す第1筒部61は、筒軸方向に延びる可撓性を持たせた片持ちの片部65cを有しており、その片部65cの自由端から被係止部65bを突出させている。ここで示す嵌合部21と第1筒部61との間には、そのような保持機構65が4箇所に設けられている。ここでは、挿入方向と3つの端子金具10の配列方向とに対する直交方向における外周壁面21a側のそれぞれの端部に、保持機構65を2つずつ設けている。
第2筒部62は、その第1筒部61の筒軸方向における一端のそれぞれの対向壁部63a,63bの間で、そのそれぞれの対向壁部63a,63bよりも挿入方向側に突出させる。この第2筒部62は、その内方に突出部22と共に端子接続部11を収容させ、かつ、この端子接続部11における貫通孔11a側の端部を内方から突出させる。
ここで示すフロントホルダ60においては、第1筒部61の筒軸方向における他端の開口が挿入口60aとして利用される。そして、ここで示すフロントホルダ60は、嵌合部21における抜去方向側を挿入口60aから突出させる。よって、このフロントホルダ60においては、その第1筒部61の挿入口60a側の環状の端面がハウジング20の筒部24の環状の端面に挿抜方向で間隔を空けて対向配置されている。このコネクタ1においては、その第1筒部61の挿入口60a側の環状の端面とハウジング20の筒部24の環状の端面との間に、嵌合部21の外周壁面21aを溝底とする環状溝が形成される。このコネクタ1においては、その環状溝に環状の止水部材44を設けている(図1から図6)。
その止水部材44は、ゴム等の弾性変形可能な合成樹脂材料で成形される。この止水部材44は、筒状の基部44aと、この基部44aの内周面から突出させた同軸の環状のリップ(以下、「内周リップ」という。)44bと、この基部44aの外周面から突出させた同軸の環状のリップ(以下、「外周リップ」という。)44cと、を有する(図6)。この止水部材44においては、基部44aの筒軸方向に、内周リップ44bと外周リップ44cが各々複数並べられている。ここで示す止水部材44は、その内周リップ44bと外周リップ44cが2つずつ設けられている。また、ここで示す基部44aは、筒軸に対する直交断面が長円形の筒状に形成されている。そして、ここで示す内周リップ44bと外周リップ44cは、その基部44aの筒軸に対する直交断面が長円形の環状に形成されている。
この止水部材44は、嵌合部21の外周壁面21aにおけるフロントホルダ60の挿入口60aからの突出部分21aに内周面側が組み付けられる(図3)。この止水部材44は、その突出部分21aに組み付けられているときに、内周側の内周リップ44bを弾性変形させて突出部分21aに密着させる。また、この止水部材44は、嵌合部21と相手方嵌合部521とが挿入嵌合状態のときに、外周側の外周リップ44cを弾性変形させて相手方嵌合部521の内周壁面521aに密着させる。止水部材44は、そのようにして外周壁面21aの突出部分21aと相手方嵌合部521の内周壁面521aとの間の環状の隙間を塞いで、嵌合部21と相手方嵌合部521との間から筐体501の内方への水等の液体の浸入を抑える。
ここで示す止水部材44においては、基部44aを筒軸方向における一方にて内周リップ44bと外周リップ44cよりも突出させている(図4)。ここでは、その基部44aにおける突出部分44aをフロントホルダ60の第1筒部61側に配置する。第1筒部61には、その突出部分44aにおける挿入方向側の端部の外周面を覆わせる。つまり、この第1筒部61の挿入口60a側の端部には、基部44aのめくれ等を抑えるためのめくれ抑止機能を持たせている。
この止水部材44は、ハウジング20とフロントホルダ60によって、嵌合部21に対する筒軸上での位置決めを図る。その筒軸方向における位置決め機構(以下、「第1位置決め機構」という。)45は、筒部24を利用した第1係止部45aと、フロントホルダ60の第1筒部61に設けた第2係止部45bと、基部44aの筒軸方向における他方の端面を利用した第1被係止部45cと、基部44aの筒軸方向における一方の端面(突出部分44aの端面)を利用した第2被係止部45dと、を備える(図4)。この第1位置決め機構45においては、第1係止部45aと第1被係止部45cとを筒軸方向で対向配置させ、かつ、第2係止部45bと第2被係止部45dとを筒軸方向で対向配置させる。この第1位置決め機構45は、その対になる第1係止部45a及び第1被係止部45cの筒軸方向における間隔と対になる第2係止部45b及び第2被係止部45dの筒軸方向における間隔の合計値が、嵌合部21に対する止水部材44の筒軸方向における設計上の許容相対移動量の範囲内に収まるように設定する。その許容相対移動量は、ハウジング20、フロントホルダ60及び止水部材44の公差ばらつき等を考慮して決められる。これにより、この第1位置決め機構45は、嵌合部21に対する止水部材44の筒軸上での位置を設計上の規定範囲内の位置に止めておく。
また、この止水部材44は、嵌合部21との間に、この嵌合部21に対する周方向での位置決めを成す位置決め機構(以下、「第2位置決め機構」という。)46を備える(図2、図3及び図6)。この第2位置決め機構46は、嵌合部21に設けた係止部46aと、止水部材44に設けた被係止部46bと、を周方向における設計上の許容相対移動量の範囲内で互いに係止可能な状態に配置させる。その許容相対移動量は、ハウジング20及び止水部材44の公差ばらつき等を考慮して決められる。これにより、この第2位置決め機構46は、その許容相対移動量の範囲内で嵌合部21と止水部材44との間の周方向における相対移動を係止して、嵌合部21に対する止水部材44の周方向における位置を設計上の規定範囲内の位置に止めておく。
係止部46aは、溝又は貫通孔として嵌合部21の外周壁面21aに形成される。この係止部46aは、被係止部46bを挿入させ且つ係止する。ここで示す係止部46aは、挿入された被係止部46bを周方向における一方の内周壁面と他方の内周壁面とで係止する。但し、この係止部46aには、挿入された被係止部46bを止水部材44の筒軸方向で係止させてもよい。また、ここで示す係止部46aは、保持機構65の係止部65aに対して筒軸方向に並べて配置され、かつ、その係止部65aに対して連通させている。
被係止部46bは、その溝又は貫通孔としての係止部46aに挿入させることが可能な突起部として形成されている。この被係止部46bは、止水部材44の内周面よりも内側に突出させる。ここで示す被係止部46bは、内周リップ44bの頂点よりも突出させている。また、ここで示す被係止部46bは、矩形で、かつ、筒軸方向に対する直交平面を有する片体状に形成されている。
ここで示す嵌合部21と止水部材44との間には、そのような第2位置決め機構46が周方向に間を空けて4箇所に設けられている。ここでは、挿入方向と3つの端子金具10の配列方向とに対する直交方向における外周壁面21a側のそれぞれの端部に、第2位置決め機構46を2つずつ設けている。
ところで、この止水部材44は、自身やハウジング20等の公差ばらつきによって、嵌合部21に対する筒軸方向と周方向の位置が設計上の規定範囲内でばらつく。このため、このコネクタ1においては、止水部材44が嵌合部21に対して正しい位置に組み付けられているのか否か、その外観からは判別し難い。一方、止水部材44は、係止部46aに被係止部46bが挿入されているときに、嵌合部21に対する周方向の位置だけでなく、嵌合部21に対する筒軸上での位置についても設計上の規定位置となる。つまり、この止水部材44は、係止部46aに被係止部46bが挿入されていれば、嵌合部21に対して正しい位置に組み付けられていることになる。
そこで、このコネクタ1において、嵌合部21とフロントホルダ60の内の一方は、第2位置決め機構46の係止部46aに連通させ、かつ、嵌合部21にフロントホルダ60が組み付けられた状態で、その係止部46aに挿入されている被係止部46bを外方から視認可能な覗き窓部70を有している(図2及び図3)。このコネクタ1においては、係止部46aに被係止部46bが挿入されているのか否かを覗き窓部70から作業者が確認することによって、止水部材44が嵌合部21に対して正しい位置に組み付けられているのか否か判断することができる。作業者は、その覗き窓部70から被係止部46bが視認できた場合、止水部材44が嵌合部21に対して正しい位置に組み付けられていると判断し、その覗き窓部70から被係止部46bが視認できなかった場合、止水部材44が嵌合部21に対して正しい位置に組み付けられていないと判断する。尚、その覗き窓部70からの確認は、覗き窓部70から係止部46aを撮像する撮像装置(図示略)の撮像情報を利用して、作業者又は制御装置が行ってもよい。
その覗き窓部70は、対になる係止部46aと被係止部46bの組み合わせ(つまり、第2位置決め機構46)に対応させて少なくとも1つ設ければよい。この例示では、その第2位置決め機構46が4箇所に設けられているので、その4箇所の第2位置決め機構46の内の少なくとも1箇所に対応させて覗き窓部70を設ければよい。ここで示すコネクタ1においては、挿入方向と3つの端子金具10の配列方向とに対する直交方向における外周壁面21a側のそれぞれの端部の内の一方の2つの第2位置決め機構46に対して、覗き窓部70を1つずつ設けている(図2)。ここでは、後述するように、対向壁部63bに覗き窓部70を1つずつ設けている。
具体的に、嵌合部21は、係止部46aよりも内方で当該係止部46aに連通させ、かつ、この係止部46aに挿入されている被係止部46bを入り込ませる空間部71を有している(図3及び図6)その空間部71は、係止部46a毎に設けられている。また、嵌合部21は、その端面21b,21cに設けられ、かつ、空間部71に入り込んだ被係止部46bを外方から視認可能な開口72を有している(図3及び図6)。その開口72は、空間部71毎に設けられている。ここで、このコネクタ1においては、その開口72よりも挿入方向側にフロントホルダ60の壁体が存在していないのであれば、この開口72を覗き窓部70として利用すればよい。これに対して、このコネクタ1においては、その開口72よりも挿入方向側にフロントホルダ60の壁体が存在しており、かつ、その壁体に孔を空けることができるのであれば、その壁体に空けた孔を覗き窓部70として利用すればよい。
ここで示すフロントホルダ60は、先に示したように、嵌合部21の端面21b,21cに対して挿入方向側で対向配置させた対向壁部63a,63bを有している。フロントホルダ60においては、その2つの対向壁部63a,63bの内の少なくとも一方に覗き窓部70を設ける(図2)。ここで示すフロントホルダ60は、対向壁部63bに覗き窓部70を設けている。また、ここで示すフロントホルダ60は、その対向壁部63bに対向配置されている嵌合部21の端面21cの2つの開口72に各々対応させた覗き窓部70を設けている。その覗き窓部70は、対向壁部63bに設けられ、かつ、嵌合部21の端面21cの開口72に対して挿入方向側で対向配置させた貫通孔から成る。また、この覗き窓部70は、空間部71に入り込んだ被係止部46bを外方から視認可能な貫通孔であり、この空間部71に入り込んだ被係止部46bの開口72を介した外方からの視認を可能にする。
以上示したように、本実施形態のコネクタ1は、係止部46aに被係止部46bが挿入されているのか否かを覗き窓部70から確認可能であり、これにより、止水部材44が嵌合部21に対して正しい位置に組み付けられているのか否か判断することができる。よって、このコネクタ1は、止水部材44の組付け状態の確認を容易に行うことができるので、高品質を保つことができる。
1 コネクタ
10 端子金具
20 ハウジング
21 嵌合部
21a 外周壁面
21a 突出部分
21b,21c 端面
22 突出部
44 止水部材
46a 係止部
46b 被係止部
51 係止部材
60 フロントホルダ
60a 挿入口
61 第1筒部(筒部)
62 第2筒部
63b 対向壁部
70 覗き窓部
71 空間部
72 開口
521 相手方嵌合部
521a 内周壁面
We 電線

Claims (3)

  1. 電線の端末に取り付けられた端子金具と、
    前記端子金具を内方に収容させ、かつ、内周壁面を有する相手方嵌合部の内方に挿入嵌合させる嵌合部が設けられたハウジングと、
    前記相手方嵌合部に対する前記嵌合部の挿入方向に沿って前記嵌合部が挿入され、かつ、前記端子金具の前記ハウジングにおける保持状態を維持させるフロントホルダと、
    前記嵌合部の外周壁面における前記フロントホルダからの突出部分に内周面側が組み付けられ、その外周壁面の突出部分と前記相手方嵌合部の前記内周壁面との間の環状の隙間を塞ぐ環状の止水部材と、
    を備え、
    前記止水部材は、前記内周面よりも内側に突出させた被係止部を有し、
    前記嵌合部は、前記被係止部を挿入させ且つ係止する係止部を有し、
    前記嵌合部と前記フロントホルダの内の一方は、前記係止部に連通させ、かつ、前記嵌合部に前記フロントホルダが組み付けられた状態で、前記係止部に挿入されている前記被係止部を外方から視認可能な覗き窓部を有し、
    前記嵌合部は、前記挿入方向側の端面と、前記係止部よりも内方で当該係止部に連通させ、かつ、前記係止部に挿入されている前記被係止部を入り込ませる空間部と、前記端面に設けられ、かつ、前記空間部に入り込んだ前記被係止部を外方から視認可能な前記覗き窓部としての開口と、を有することを特徴としたコネクタ。
  2. 電線の端末に取り付けられた端子金具と、
    前記端子金具を内方に収容させ、かつ、内周壁面を有する相手方嵌合部の内方に挿入嵌合させる嵌合部が設けられたハウジングと、
    前記相手方嵌合部に対する前記嵌合部の挿入方向に沿って前記嵌合部が挿入され、かつ、前記端子金具の前記ハウジングにおける保持状態を維持させるフロントホルダと、
    前記嵌合部の外周壁面における前記フロントホルダからの突出部分に内周面側が組み付けられ、その外周壁面の突出部分と前記相手方嵌合部の前記内周壁面との間の環状の隙間を塞ぐ環状の止水部材と、
    を備え、
    前記止水部材は、前記内周面よりも内側に突出させた被係止部を有し、
    前記嵌合部は、前記被係止部を挿入させ且つ係止する係止部を有し、
    前記嵌合部と前記フロントホルダの内の一方は、前記係止部に連通させ、かつ、前記嵌合部に前記フロントホルダが組み付けられた状態で、前記係止部に挿入されている前記被係止部を外方から視認可能な覗き窓部を有し、
    前記嵌合部は、前記挿入方向側の端面と、前記係止部よりも内方で前記係止部に連通させ、かつ、前記係止部に挿入されている前記被係止部を入り込ませる空間部と、前記端面に設けられ、かつ、前記空間部に入り込んだ前記被係止部を外方から視認可能な開口と、を有し、
    前記フロントホルダは、前記嵌合部を挿入させ、かつ、前記止水部材における前記挿入方向側の端部の外周面を覆う筒部と、前記筒部における前記挿入方向側の一端に設けられ、前記嵌合部の前記端面に対して前記挿入方向側で対向配置させる対向壁部と、前記対向壁部に設けられ、かつ、前記嵌合部の前記開口に対して前記挿入方向側で対向配置させ、かつ、前記空間部に入り込んだ前記被係止部の前記開口を介した外方からの視認が可能な貫通孔から成る前記覗き窓部と、を有することを特徴としたコネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記嵌合部の前記端面よりも前記挿入方向側に突出させ、かつ、前記端子金具を内方に収容させる突出部を有し、
    前記突出部には、前記端子金具を収容状態のまま係止する係止部材が組み付けられ、
    前記フロントホルダは、前記筒部としての第1筒部の前記一端における前記対向壁部よりも前記挿入方向側に突出させ、かつ、前記突出部を前記係止部材と共に挿入させる第2筒部を有することを特徴とした請求項2に記載のコネクタ。
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