JP7149048B2 - テープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダ - Google Patents

テープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダ Download PDF

Info

Publication number
JP7149048B2
JP7149048B2 JP2021508481A JP2021508481A JP7149048B2 JP 7149048 B2 JP7149048 B2 JP 7149048B2 JP 2021508481 A JP2021508481 A JP 2021508481A JP 2021508481 A JP2021508481 A JP 2021508481A JP 7149048 B2 JP7149048 B2 JP 7149048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
carrier tape
carrier
component
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021508481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020194519A1 (ja
Inventor
貴幸 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2020194519A1 publication Critical patent/JPWO2020194519A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7149048B2 publication Critical patent/JP7149048B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本明細書は、テープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダに関する技術を開示する。
特許文献1に記載の部品供給装置は、キャリアテープを押さえるサプレッサを備えている。サプレッサは、カバーテープが剥離されたキャリアテープと接する面に溝を備えている。これにより、特許文献1に記載の部品供給装置は、静電気によって部品がサプレッサに付着することを防止しようとしている。
特開2011-243883号公報
キャリアテープのベーステープは、部品を収容するキャビティが所定間隔で形成されている。ベーステープは、通常、部品の上部がベーステープから突出しないように部品を収容している。説明の便宜上、当該キャリアテープを第一テープという。この場合、カバーテープと部品の上部との間に間隙が生じて、キャリアテープの輸送時、キャリアテープをテープフィーダにセットする際などにおいて、部品がキャビティ内で移動する可能性がある。その結果、例えば、部品本体からリードが突出しているリード部品などの場合、リードが変形する可能性がある。
そこで、キャリアテープの中には、キャビティに収容されている部品がベーステープから突出しているキャリアテープが存在する。説明の便宜上、当該キャリアテープを第二テープという。この場合、カバーテープと部品の上部との間の間隙が解消され、部品は、カバーテープから一定の押し付け力を受ける。そのため、キャビティ内における部品の移動が規制されて、上述した不具合の発生が抑制される。
しかしながら、キャリアテープを案内するテープ案内部材は、押さえ部材を備えている。押さえ部材は、キャリアテープの搬送時、カバーテープの剥離時などに生じる衝撃を抑制するために、カバーテープが設けられる側からキャリアテープを押さえる。第二テープは部品がベーステープから突出しているので、押さえ部材が第一テープと同等の押し付け力で第二テープを押さえると、第一テープと比べて、部品に印加される圧力が増大する。この状態でキャリアテープからカバーテープが剥離されると、部品に印加される圧力が急減して、部品に振動が生じる可能性がある。
このような事情に鑑みて、本明細書は、キャビティに収容されている部品がベーステープから突出しているキャリアテープについて、キャリアテープからカバーテープが剥離されるときに部品に生じる振動を低減可能なテープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダを開示する。
本明細書は、部品を収容するキャビティが所定間隔で形成されているベーステープと前記キャビティの開口部を閉塞するカバーテープとを備えるキャリアテープが前記部品の採取位置に向かって搬送されるときに前記キャリアテープを案内するテープ案内部材を開示する。前記テープ案内部材は、前記カバーテープが設けられる側から前記キャリアテープを押さえる押さえ部材と、前記キャリアテープの幅方向の両端部を挟むように設けられる一対の側壁部材と、を備える。前記押さえ部材は、前記キャリアテープから前記カバーテープが剥離される剥離部より上流側に設けられ、前記カバーテープが剥離される前の前記キャリアテープを押さえる第一部材を備える。前記第一部材は、前記キャビティに収容されている前記部品が前記ベーステープから突出しているときに当該部品に印加される圧力を軽減する逃がし部を備える。
上記のテープ案内部材によれば、押さえ部材は、キャリアテープからカバーテープが剥離される剥離部より上流側に第一部材を備えている。また、第一部材は、キャビティに収容されている部品がベーステープから突出しているときに当該部品に印加される圧力を軽減する逃がし部を備える。これにより、テープ案内部材は、キャビティに収容されている部品がベーステープから突出しているキャリアテープについて、逃がし部を設けない場合と比べて部品に印加される圧力を軽減することができる。よって、テープ案内部材は、カバーテープの剥離前後に生じる部品に印加される圧力の急減を緩和することができ、キャリアテープからカバーテープが剥離されるときに部品に生じる振動を低減することができる。
キャリアテープ90の一例を示す平面図である。 図1に示すキャリアテープ90のII-II断面図である。 テープ案内部材10を備えるテープフィーダ80の一例を示す斜視図である。 キャリアテープ90を搬送しているときのテープ案内部材10の拡大図である。 テープ案内部材10の一例を示す斜視図である。 図5に示すテープ案内部材10の底面図である。 キャリアテープ90を搬送しているときの図5に示すテープ案内部材10のVII-VII断面図である。 テープ案内部材10の他の一例を示す斜視図である。 テープ案内部材10の他の一例を示す斜視図である。 図9に示すテープ案内部材10の底面図である。
1.実施形態
テープ案内部材10は、キャリアテープ90を案内する。また、本実施形態のテープ案内部材10は、テープフィーダ80に設けられる。
1-1.キャリアテープ90の構成例
図1および図2に示すように、キャリアテープ90は、ベーステープ91と、カバーテープ93とを備えている。ベーステープ91には、部品P1を収容するキャビティ92が所定間隔で形成されている。複数のキャビティ92は、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)である長手方向において、所定間隔、離間して設けられている。部品P1は、複数のキャビティ92の各々に収容されており、部品装着機によって順に採取されて、基板に装着される。
図2に示すように、本実施形態のキャリアテープ90は、キャビティ92およびベーステープ91が樹脂によって一体に形成されているエンボステープである。エンボステープは、例えば、プレス成形、圧空成形などによってキャビティ92が略凹状に形成される。樹脂は、例えば、透明なポリスチレン材、ポリスチレン材に導電性フィラーを練り込んだ導電性ポリスチレン材などを用いることができる。キャリアテープ90は、紙材によって形成することもできる。この場合、ベーステープ91は、貫通するキャビティ92の底部がボトムテープによって封止される。
ベーステープ91には、複数の送り孔94が所定間隔で形成されている。複数の送り孔94は、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)である長手方向において、所定間隔、離間して設けられている。複数の送り孔94の各々は、略円形または略楕円形に形成され、複数の送り孔94は、後述するテープフィーダ80のスプロケット82aの突起部と順に係合する。複数のキャビティ92は、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)の一方側において、長手方向に一列に配置されている。複数の送り孔94は、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)の他方側において、長手方向に一列に配置されている。
カバーテープ93は、キャビティ92の開口部を閉塞する。図2に示すように、カバーテープ93は、例えば、接着剤によってベーステープ91に接着されている。カバーテープ93とベーステープ91の接着部位は、キャビティ92を避けて、キャビティ92の幅方向(矢印PY方向)の両端部に設けられている。なお、送り孔94が設けられる部位には、カバーテープ93が設けられていない。カバーテープ93は、例えば、透明な高分子フィルムなどによって形成することができる。
1-2.テープフィーダ80の構成例
テープフィーダ80は、部品装着機のスロットに着脱可能に取り付けられる。テープフィーダ80は、キャリアテープ90を搬送して、部品P1を採取位置PP1に供給する。テープフィーダ80によって採取位置PP1に供給された部品P1は、部品装着機の装着ヘッドに取り付けられている保持部材(例えば、吸着ノズルなど)によって採取され保持されて、基板に装着される。
図3に示すように、テープフィーダ80は、テープ案内部材10と、本体部81と、送り装置82と、カバーテープ排出装置83と、カバーテープ案内装置84とを備えている。本体部81は、扁平な箱形に形成されている。本体部81には、テープリール90Rが着脱可能に取り付けられる。テープリール90Rには、既述したキャリアテープ90が巻き回されている。
送り装置82は、テープリール90Rから引き出されたキャリアテープ90をピッチ送りする。送り装置82は、スプロケット82aと、モータ82bとを備えている。スプロケット82aは、キャリアテープ90のテープ搬送路の下方の本体部81において、回転可能に設けられている。スプロケット82aは、複数の突起部を備えている。複数の突起部の各々は、円盤状のスプロケット82aの外縁部において、径方向外側に向けて突出するように形成されている。複数の突起部は、スプロケット82aの外縁部において、周方向に所定間隔、離間して設けられている。
スプロケット82aには、ギヤを介して、モータ82bが連結されている。モータ82bは、スプロケット82aを回転駆動する。モータ82bは、例えば、公知のステッピングモータ、サーボモータなどを用いることができる。モータ82bが回転すると、モータ82bの回転がギヤによって減速されスプロケット82aに伝達されて、スプロケット82aが回転する。モータ82bは、スプロケット82aが間欠回転するように駆動する。スプロケット82aが回転すると、複数の突起部がキャリアテープ90に設けられる複数の送り孔94に順に係合して、キャリアテープ90を搬送方向(矢印PX方向)に搬送(ピッチ送り)する。
スプロケット82aの上方には、テープ案内部材10が設けられている。図4に示すように、テープ案内部材10は、キャリアテープ90が部品P1の採取位置PP1に向かって搬送されるときにキャリアテープ90を案内する。テープ案内部材10は、押さえ部材20と、一対の側壁部材30,30とを備えている。押さえ部材20は、カバーテープ93が設けられる側からキャリアテープ90を押さえる。一対の側壁部材30,30は、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)の両端部を挟むように設けられる。
本実施形態の押さえ部材20は、第一部材21と、剥離部22と、切欠き部23と、第二部材24と、接触部25とを備えている。第一部材21は、キャリアテープ90からカバーテープ93が剥離される剥離部22より上流側に設けられ、カバーテープ93が剥離される前のキャリアテープ90を押さえる。切欠き部23は、部品P1の採取位置PP1を含む所定領域が切り取られている部位であり、採取位置PP1に供給された部品P1が既述した保持部材によって採取可能になっている。
第二部材24は、剥離部22から切欠き部23に亘って設けられ、カバーテープ93が剥離された後のキャリアテープ90を押さえる。送り装置82によって剥離部22まで搬送されたキャリアテープ90は、剥離部22において、キャリアテープ90からカバーテープ93が剥離される。送り装置82がさらにキャリアテープ90を搬送すると、カバーテープ93が剥離されたキャリアテープ90は、第二部材24を通って、部品P1の採取位置PP1まで到達する。保持部材によって部品P1が採取された後、送り装置82がさらにキャリアテープ90を搬送することにより、ベーステープ91は、テープフィーダ80の外部に排出される。なお、接触部25の説明は、後述されている。
剥離部22において剥離されたカバーテープ93は、剥離部22においてキャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)と逆方向に折り返される。剥離されたカバーテープ93は、カバーテープ案内装置84によって案内されて、カバーテープ排出装置83まで搬送される。カバーテープ排出装置83は、剥離されたカバーテープ93を送り出し、排出する。カバーテープ排出装置83は、送り装置82のスプロケット82aの回転に連動して駆動する排出機構を備えている。排出機構は、剥離されたカバーテープ93を送り出して、剥離されたカバーテープ93をテープフィーダ80の外部に排出する。
カバーテープ案内装置84は、テープ案内部材10と、カバーテープ排出装置83との間のキャリアテープ90のテープ搬送路に設けられている。カバーテープ案内装置84は、一対のガイドローラを備えている。一対のガイドローラは、剥離部22において剥離されたカバーテープ93をカバーテープ排出装置83に案内する。
このように、キャリアテープ90は、テープリール90Rから引き出されて、送り装置82によって部品P1の採取位置PP1に向かって搬送される。このとき、キャリアテープ90は、テープ案内部材10によって案内される。また、テープ案内部材10の剥離部22において剥離されたカバーテープ93は、カバーテープ案内装置84によって案内されて、カバーテープ排出装置83によってテープフィーダ80の外部に排出される。
1-3.テープ案内部材10の構成例
ベーステープ91は、通常、部品P1の上部がベーステープ91から突出しないように部品を収容している。説明の便宜上、当該キャリアテープ90を第一テープという。この場合、カバーテープ93と部品P1の上部との間に間隙が生じて、キャリアテープ90の輸送時、キャリアテープ90をテープフィーダ80にセットする際などにおいて、部品P1がキャビティ92内で移動する可能性がある。その結果、例えば、部品本体からリードが突出しているリード部品などの場合、リードが変形する可能性がある。
そこで、図2に示すように、キャリアテープ90の中には、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているキャリアテープ90が存在する。説明の便宜上、当該キャリアテープ90を第二テープという。この場合、カバーテープ93と部品P1の上部との間の間隙が解消され、部品P1は、カバーテープ93から一定の押し付け力を受ける。そのため、キャビティ92内における部品P1の移動が規制されて、上述した不具合の発生が抑制される。
しかしながら、キャリアテープ90を案内するテープ案内部材10は、押さえ部材20を備えている。押さえ部材20は、キャリアテープ90の搬送時、カバーテープ93の剥離時などに生じる衝撃を抑制するために、カバーテープ93が設けられる側からキャリアテープ90を押さえる。第二テープは部品P1がベーステープ91から突出しているので、押さえ部材20が第一テープと同等の押し付け力で第二テープを押さえると、第一テープと比べて、部品P1に印加される圧力が増大する。この状態でキャリアテープ90からカバーテープ93が剥離されると、部品P1に印加される圧力が急減して、部品P1に振動が生じる可能性がある。
そこで、本実施形態の押さえ部材20は、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているときに当該部品P1に印加される圧力を軽減する逃がし部40を備える。逃がし部40は、少なくとも第一部材21に設けられる。既述したように、第一部材21は、キャリアテープ90からカバーテープ93が剥離される剥離部22より上流側に設けられ、カバーテープ93が剥離される前のキャリアテープ90を押さえる。
具体的には、図5~図7に示すように、本実施形態の押さえ部材20は、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)の両端縁と接触する接触部25を備えている。また、逃がし部40は、剥離部22からキャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)に沿って延びるように形成されている少なくとも一つの溝41である。これにより、押さえ部材20は、キャリアテープ90を押さえつつ、ベーステープ91から突出している部品P1に印加される圧力を軽減することができる。
また、溝41の深さは、ベーステープ91から突出している部品P1の突出量H1より大きく設定されていると好適である。部品P1の突出量H1は、キャリアテープ90によって異なる。よって、テープ案内部材10の設計者は、使用する予定のキャリアテープ90について、部品P1の突出量H1の最大値を事前に確認して、突出量H1の最大値より溝41が深くなるように、溝41の深さを設計すると良い。また、溝41は、テープ案内部材10を形成した後に、例えば、エンドミル加工などによって形成しても良く、テープ案内部材10を形成する金型を、溝41が形成されるようにしても良い。
本実施形態の逃がし部40は、一つの溝41であり、溝41の深さは、ベーステープ91から突出している部品P1の突出量H1より大きく設定されている。これにより、テープ案内部材10は、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているキャリアテープ90について、溝41を設けない場合と比べて部品P1に印加される圧力を軽減することができる。よって、テープ案内部材10は、カバーテープ93の剥離前後に生じる部品P1に印加される圧力の急減を緩和することができ、キャリアテープ90からカバーテープ93が剥離されるときに部品P1に生じる振動を低減することができる。
図1および図6に示すように、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における逃がし部40の長さ40Xは、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)におけるキャビティ92の長さ92Xの半分以上に設定されていると好適である。また、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)における逃がし部40の長さ40Yは、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)におけるキャビティ92の長さ92Yより大きく設定されていると好適である。
逃がし部40の長さ40Xおよび長さ40Yが上記寸法に設定されていると、少なくとも剥離部22の直前の部品P1に印加される圧力は、カバーテープ93による押し付け力によって生じている圧力に概ね近づく。よって、テープ案内部材10は、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているキャリアテープ90について、部品P1に印加される圧力の圧力変動を最小化することができる。
なお、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における逃がし部40の長さ40Xは、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)におけるキャビティ92の長さ92X以上に設定されているとさらに好適である。また、図6に示すように、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における逃がし部40の長さ40Xは、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における複数分のキャビティ92の長さ92Xに設定されていると好適である。このように、逃がし部40の長さ40Xが長くなるほど、剥離部22に到達する前から部品P1に印加される圧力を十分に軽減することができ、高速で搬送されるキャリアテープ90を案内する際に好適である。
逃がし部40は、複数の溝41であっても良い。しかしながら、この場合、逃がし部40が一つの溝41である場合と比べて、第一部材21と部品P1のカバーテープ93を介した接触面積が増加する。よって、部品P1に印加される圧力を軽減する上述した効果は、逃がし部40が一つの溝41である場合と比べて目減りする可能性がある。そのため、逃がし部40は、一つの溝41であると好適である。
また、逃がし部40は、剥離部22からキャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)に沿って延びるように形成されている少なくとも一つのスリット42であっても良い。図8に示す逃がし部40は、一つのスリット42である。この場合、逃がし部40の設計、製作が容易である。また、部品P1の視認性が向上する。逃がし部40がスリット42である形態は、既述した溝41の深さを第一部材21の板厚以上に設定した形態と捉えることができる。よって、逃がし部40がスリット42である形態においても、既述したことが同様に言える。
図5および図6に示すように、本実施形態の押さえ部材20は、切欠き部23と、第二部材24とを備えている。既述したように、切欠き部23は、部品P1の採取位置PP1を含む所定領域が切り取られている部位である。本実施形態の切欠き部23は、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における押さえ部材20の下流側端部から、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)に沿って延びるように形成されている。
なお、切欠き部23は、第二部材24の先端部において、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)に沿って延びるように形成されている第一スリット23sを備えている。これにより、作業者は、キャリアテープ90をテープ案内部材10にセットする際に、キャリアテープ90の先端部のカバーテープ93を、第一スリット23sを通って剥離部22まで移動させることができる。また、切欠き部23は、第一スリット23sからキャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)に沿って延びるように形成されている第二スリット23iを備えている。第二スリット23iは、スプロケット82aの突起部と第一部材21との間の干渉を回避する。第一スリット23sおよび第二スリット23iは、一体に形成されている。
第二部材24は、剥離部22から切欠き部23に亘って設けられ、カバーテープ93が剥離された後のキャリアテープ90を押さえる。具体的には、第二部材24は、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)の第一部材21よりも下流側において、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)におけるキャビティ92側の端部から、キャリアテープ90の幅方向(矢印PY方向)に沿って延びるように形成されている。これにより、テープ案内部材10は、例えば、静電気などによって、剥離されたカバーテープ93に部品P1が付着することを抑制できる。
本実施形態の剥離部22は、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における第一部材21の下流側端部21aであって、剥離されたカバーテープ93の折り返し部位に接触する。また、第二部材24は、既述した逃がし部40を備える。但し、第二部材24に設けられる逃がし部40は、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)に沿って延びるように形成されている少なくとも一つの溝41である。これにより、テープ案内部材10は、第一部材21と同様に、ベーステープ91から突出している部品P1に印加される圧力を軽減することができる。上述したことは、図8に示す形態についても、同様に言える。
なお、幅広なキャリアテープ90は、剥離されたカバーテープ93に部品P1が付着し難い。そのため、図9および図10に示すように、剥離部22は、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における第一部材21の下流側端部21aおよび切欠き部23の上流側端部23aであって、剥離されたカバーテープ93の折り返し部位に接触する形態であっても良い。この場合、上述した第一スリット23sは、不要である。また、逃がし部40は、図9および図10に示すように、少なくとも一つの溝41であっても良い。逃がし部40は、少なくとも一つのスリット42であっても良い。
既述したいずれの形態においても、キャリアテープ90は、キャビティ92およびベーステープ91が樹脂によって一体に形成されているエンボステープである。エンボステープは、紙材によって形成されるキャリアテープと比べて弾力性があり、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているときに当該部品P1に印加される圧力の影響を受け易い。そのため、本実施形態のテープ案内部材10は、エンボステープの案内に用いられると好適である。
また、テープ案内部材10は、既述したテープフィーダ80に用いられると好適である。図3に示すように、テープフィーダ80は、テープ案内部材10と、本体部81と、送り装置82とを備えている。送り装置82は、キャリアテープ90をピッチ送りする。本実施形態の送り装置82は、スプロケット82aと、モータ82bとを備えている。スプロケット82aは、キャリアテープ90に設けられる複数の送り孔94に順に係合してキャリアテープ90をピッチ送りする。モータ82bは、スプロケット82aを回転させる。
本体部81は、テープ案内部材10をキャリアテープ90に向かって付勢する弾性部材を備えると好適である。例えば、押さえ部材20が一点で弾性部材による付勢力を受けると、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)の両端部において、キャリアテープ90がばたつき易い。そこで、図5、図8および図9に示すように、テープ案内部材10の一対の側壁部材30,30は、長穴30aを備えていると好適である。
長穴30aは、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)の両端部において、押さえ部材20がキャリアテープ90を押さえる方向に沿って延びるように形成されている。このとき、本体部81は、長穴30aと係合する突起部材を備えていると好適である。この場合、弾性部材は、押さえ部材20がキャリアテープ90を押さえる方向に、突起部材を付勢する。
なお、本体部81は、押さえ部材20がキャリアテープ90を押さえる方向と反対方向に、キャリアテープ90を付勢する弾性部材(例えば、板ばねなど)を備えることもできる。また、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)の下流側に設けられる長穴30aは、丸穴であっても良い。この場合、丸穴は、テープ案内部材10の回転支点になる。いずれの場合も、キャリアテープ90のばたつきが抑制される。
2.その他
本実施形態のテープ案内部材10は、押さえ部材20が接触部25を備えている。よって、テープ案内部材10は、第一テープ(部品P1の上部がベーステープ91から突出していないキャリアテープ90)を案内することもできる。
また、本実施形態および図8に示す形態において、剥離されたカバーテープ93の折り返し部位に接触する部位は、剥離部22の代わりに、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における第二部材24の下流側端部および切欠き部23の上流側端部23aであっても良い。この場合、第一部材21が第二部材24を備えていると捉えることにより、既述したことが同様に言える。具体的には、押さえ部材20は、キャリアテープ90からカバーテープ93が剥離される剥離部(この場合、キャリアテープ90の搬送方向(矢印PX方向)における第二部材24の下流側端部および切欠き部23の上流側端部23a)より上流側に第一部材21を備える。第二部材24を含む第一部材21は、カバーテープ93が剥離される前のキャリアテープ90を押さえる。また、第二部材24を含む第一部材21は、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているときに当該部品P1に印加される圧力を軽減する逃がし部40を備える。
3.実施形態の効果の一例
テープ案内部材10によれば、押さえ部材20は、キャリアテープ90からカバーテープ93が剥離される剥離部22より上流側に第一部材21を備えている。また、第一部材21は、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているときに当該部品P1に印加される圧力を軽減する逃がし部40を備える。これにより、テープ案内部材10は、キャビティ92に収容されている部品P1がベーステープ91から突出しているキャリアテープ90について、逃がし部40を設けない場合と比べて部品P1に印加される圧力を軽減することができる。よって、テープ案内部材10は、カバーテープ93の剥離前後に生じる部品P1に印加される圧力の急減を緩和することができ、キャリアテープ90からカバーテープ93が剥離されるときに部品P1に生じる振動を低減することができる。
10:テープ案内部材、
20:押さえ部材、21:第一部材、21a:下流側端部、
22:剥離部、23:切欠き部、23a:上流側端部、24:第二部材、
25:接触部、30,30:一対の側壁部材、
40:逃がし部、41:溝、42:スリット、
80:テープフィーダ、81:本体部、82:送り装置、
90:キャリアテープ、91:ベーステープ、92:キャビティ、
93:カバーテープ、P1:部品、PP1:採取位置、H1:突出量、
矢印PX方向:搬送方向、矢印PY方向:幅方向。

Claims (10)

  1. 部品を収容するキャビティが所定間隔で形成されているベーステープと前記キャビティの開口部を閉塞するカバーテープとを備えるキャリアテープが前記部品の採取位置に向かって搬送されるときに前記キャリアテープを案内するテープ案内部材であって、
    前記カバーテープが設けられる側から前記キャリアテープを押さえる押さえ部材と、
    前記キャリアテープの幅方向の両端部を挟むように設けられる一対の側壁部材と、
    を備え、
    前記押さえ部材は
    前記キャリアテープから前記カバーテープが剥離される剥離部より上流側に設けられ、前記カバーテープが剥離される前の前記キャリアテープを押さえる第一部材と、
    前記キャリアテープの幅方向の両端縁と接触する接触部と、
    を備え、
    前記第一部材は、前記キャビティに収容されている前記部品が前記ベーステープから突出しているときに当該部品に印加される圧力を軽減する逃がし部を備え
    前記逃がし部は、前記剥離部から前記キャリアテープの搬送方向に沿って延びるように形成されている少なくとも一つの溝であるテープ案内部材。
  2. 前記溝の深さは、前記ベーステープから突出している前記部品の突出量より大きく設定されている請求項に記載のテープ案内部材。
  3. 前記押さえ部材は、前記部品の前記採取位置を含む所定領域が切り取られている切欠き部を備え、
    前記剥離部は、前記キャリアテープの搬送方向における前記第一部材の下流側端部および前記切欠き部の上流側端部であって剥離された前記カバーテープの折り返し部位に接触する請求項1または請求項2に記載のテープ案内部材。
  4. 前記押さえ部材は、
    前記部品の前記採取位置を含む所定領域が切り取られている切欠き部と、
    前記剥離部から前記切欠き部に亘って設けられ、前記カバーテープが剥離された後の前記キャリアテープを押さえる第二部材と、
    を備え、
    前記剥離部は、前記キャリアテープの搬送方向における前記第一部材の下流側端部であって剥離された前記カバーテープの折り返し部位に接触し、
    前記第二部材は、前記逃がし部を備える請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のテープ案内部材。
  5. 部品を収容するキャビティが所定間隔で形成されているベーステープと前記キャビティの開口部を閉塞するカバーテープとを備えるキャリアテープが前記部品の採取位置に向かって搬送されるときに前記キャリアテープを案内するテープ案内部材であって、
    前記カバーテープが設けられる側から前記キャリアテープを押さえる押さえ部材と、
    前記キャリアテープの幅方向の両端部を挟むように設けられる一対の側壁部材と、
    を備え、
    前記押さえ部材は
    前記キャリアテープから前記カバーテープが剥離される剥離部より上流側に設けられ、前記カバーテープが剥離される前の前記キャリアテープを押さえる第一部材と、
    前記部品の前記採取位置を含む所定領域が切り取られている切欠き部と、
    前記剥離部から前記切欠き部に亘って設けられ、前記カバーテープが剥離された後の前記キャリアテープを押さえる第二部材と、
    を備え、
    前記第一部材は、前記キャビティに収容されている前記部品が前記ベーステープから突出しているときに当該部品に印加される圧力を軽減する逃がし部を備え
    前記第二部材は、前記キャリアテープの搬送方向に沿って延びるように形成されている少なくとも一つの溝である前記逃がし部を備えるテープ案内部材。
  6. 前記押さえ部材は、前記キャリアテープの幅方向の両端縁と接触する接触部を備え、
    前記第一部材に設けられる前記逃がし部は、前記剥離部から前記キャリアテープの搬送方向に沿って延びるように形成されている少なくとも一つのスリットである請求項に記載のテープ案内部材。
  7. 前記キャリアテープの搬送方向における前記逃がし部の長さは、前記キャリアテープの搬送方向における前記キャビティの長さの半分以上に設定されている請求項1~請求項6のいずれか一項に記載のテープ案内部材。
  8. 前記キャリアテープの幅方向における前記逃がし部の長さは、前記キャリアテープの幅方向における前記キャビティの長さより大きく設定されている請求項1~請求項7のいずれか一項に記載のテープ案内部材。
  9. 前記キャリアテープは、前記キャビティおよび前記ベーステープが樹脂によって一体に形成されているエンボステープである請求項1~請求項8のいずれか一項に記載のテープ案内部材。
  10. 請求項1~請求項9のいずれか一項に記載のテープ案内部材と、
    前記テープ案内部材を前記キャリアテープに向かって付勢する弾性部材を備える本体部と、
    前記キャリアテープをピッチ送りする送り装置と、
    を備えるテープフィーダ。
JP2021508481A 2019-03-26 2019-03-26 テープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダ Active JP7149048B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/012912 WO2020194519A1 (ja) 2019-03-26 2019-03-26 テープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020194519A1 JPWO2020194519A1 (ja) 2021-11-25
JP7149048B2 true JP7149048B2 (ja) 2022-10-06

Family

ID=72608518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021508481A Active JP7149048B2 (ja) 2019-03-26 2019-03-26 テープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7149048B2 (ja)
CN (1) CN113597828B (ja)
WO (1) WO2020194519A1 (ja)

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0617145B2 (ja) * 1984-08-28 1994-03-09 松下電器産業株式会社 電子部品搬送体
JPH09321490A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Bangaade Syst:Kk キャリアテープの巻取り方法および巻取り装置
WO1999012827A1 (fr) * 1997-09-10 1999-03-18 Yayoi Corporation Emballage de pieces de type bande, bande de logement de pieces, element de recouvrement de type bande et appareil d'emballage de pieces
JP2000031690A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Matsushita Electron Corp キャリアテープおよび半導体検査装置
US6321817B1 (en) * 1998-12-25 2001-11-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electronic component supply device
JP2001180784A (ja) * 1999-10-28 2001-07-03 Texas Instr Inc <Ti> 可撓性担体テープ装置
JP4596963B2 (ja) * 2005-04-14 2010-12-15 Juki株式会社 部品供給装置
CN1915779B (zh) * 2005-08-18 2010-06-09 重机公司 部件供给装置
JP2009140994A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Fuji Mach Mfg Co Ltd テープフィーダにおけるトップテープ剥離方法および剥離装置
JP2011243883A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 部品供給装置
JP2013033780A (ja) * 2011-07-31 2013-02-14 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 部品供給装置
JP6245517B2 (ja) * 2013-06-14 2017-12-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置および部品供給方法
JP6008203B2 (ja) * 2013-07-09 2016-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置および部品供給方法
CN104902737B (zh) * 2015-05-30 2017-12-29 湖南常衡机电有限公司 贴片机料带进给装置
CN204894733U (zh) * 2015-08-27 2015-12-23 张家港其辰光伏科技有限公司 一种双玻组件层压护角工装
WO2018008115A1 (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 富士機械製造株式会社 フィーダ
JP7170198B2 (ja) * 2017-06-21 2022-11-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置、部品供給装置におけるテープ剥離方法
JP6918618B2 (ja) * 2017-07-31 2021-08-11 Juki株式会社 電子部品供給装置、電子部品実装装置、及び電子部品供給方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020194519A1 (ja) 2020-10-01
CN113597828B (zh) 2023-01-31
JPWO2020194519A1 (ja) 2021-11-25
CN113597828A (zh) 2021-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6271562B2 (ja) フィーダ
WO2015029125A1 (ja) フィーダ
JP2009071207A (ja) テープフィーダ
WO2017168641A1 (ja) 部品供給装置
JP7149048B2 (ja) テープ案内部材およびそれを備えるテープフィーダ
US11511959B2 (en) Tape ejection guide structure, component supply device and component mounting machine
JP7246485B2 (ja) テープガイド、部品供給装置、及びテープガイドの使用方法
JP7261326B2 (ja) テープガイド及び部品供給装置
JP2019033301A (ja) フィーダ
JP6448544B2 (ja) フィーダ
CN111418275B (zh) 供料器
CN110945978B (zh) 元件供应装置以及具备该装置的元件装配机
JP7474907B2 (ja) テープガイド及び部品供給装置
JP6475313B2 (ja) フィーダ
CN110999565B (zh) 元件供应装置和具备该元件供应装置的元件装配机
JP7273977B2 (ja) テープガイド
CN110892800B (zh) 元件供应装置和元件供应方法以及元件装配机
CN112292922B (zh) 供料器
US20190191604A1 (en) Component supply device
JP6999698B2 (ja) テープフィーダ
JPWO2019229995A1 (ja) テープ供給装置
JPH04112153A (ja) カットシート製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7149048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150