JP7246485B2 - テープガイド、部品供給装置、及びテープガイドの使用方法 - Google Patents

テープガイド、部品供給装置、及びテープガイドの使用方法 Download PDF

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Description

本明細書は、テープガイド、部品供給装置、及びテープガイドの使用方法に関する。
従来、部品供給装置に組み入れられるテープガイドが知られている(例えば、特許文献1参照)。部品供給装置は、電子部品をキャリアテープの部品収納部に収納した状態で部品供給位置に供給する。キャリアテープは、部品収納部が設けられたベーステープと、そのベーステープに剥離可能に貼付されてそのベーステープの部品収納部を閉塞するカバーテープと、を有している。
上記のテープガイドは、キャリアテープの搬送方向に沿って延在するガイド部と、ベーステープからカバーテープを剥離して部品収納部内の電子部品を露出させる部品露出部と、を有している。ガイド部は、キャリアテープの上面をガイドする上壁部と、キャリアテープの側面をガイドする側壁部と、を有している。部品露出部は、搬送方向に延びる舌部と、カバーテープを切断する刃部と、を有している。舌部は、ガイド部に溶接などで固定されている。舌部は、その先端部が、ガイド部にガイドされるキャリアテープのベーステープとカバーテープとの間に挿入される高さ位置に固定されるように配置されている。舌部がベーステープとカバーテープとの間に挿入されると、その後、カバーテープが刃部へ導かれる。刃部は、カバーテープを切断分割する。部品露出部は、ガイド部にガイドされるキャリアテープの搬送中、その舌部がベーステープとカバーテープとの間に挿入され、刃部がカバーテープを切断分割することで、ベーステープからカバーテープを部分的に剥離し、これにより、部品収納部内の電子部品を露出させる。
特開2016-26415号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のテープガイドでは、上記の如く、舌部がガイド部に固定されており、その舌部の先端部がキャリアテープのベーステープとカバーテープとの間に挿入される高さ位置(第一高さ位置)に固定されている。このため、舌部の先端部がキャリアテープにおける搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に進入してカバーテープの剥離が開始された後、舌部の先端部がベーステープの上面に接する状態が維持されるので、舌部の先端部の角部にベーステープの部品収納部内の電子部品が接触し易い。
一方、舌部の先端部の角部にベーステープの部品収納部内の電子部品が接触するのを抑えるためには、その舌部の先端部を上記の第一高さ位置よりも高い位置に固定する構造が考えられる。しかしながら、この構造では、カバーテープの剥離開始時、キャリアテープの搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に舌部の先端部を進入させることができず、ベーステープからカバーテープを適切に剥離することが困難となり、ひいては、ベーステープの部品収納部内の電子部品を適切に露出させることが困難となるおそれがある。
本明細書は、キャリアテープの搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に部品露出部の舌部を適切に進入させつつ、その進入後に舌部の先端部にベーステープの部品収納部内の電子部品が接触するのを抑制することが可能なテープガイド、部品供給装置、及びテープガイドの使用方法を提供することを目的とする。
本明細書は、電子部品を収納する部品収納部が設けられたベーステープと、前記ベーステープの表面に前記部品収納部を閉塞するように設けられたカバーテープと、を有するキャリアテープが搬送される搬送方向に沿って延び、前記キャリアテープをガイドするガイド部と、前記ガイド部にガイドされる前記キャリアテープの搬送中に前記ベーステープと前記カバーテープとの間に挿入される舌部を有し、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させる部品露出部と、を備え、前記舌部は、前記ベーステープと前記カバーテープとの間に前記舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と前記第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間で前記先端部が位置移動できるように、上下動する、テープガイドを開示する。
また、本明細書は、電子部品を収納する部品収納部が設けられたベーステープと、前記ベーステープの表面に前記部品収納部を閉塞するように設けられたカバーテープと、を有するキャリアテープが搬送される搬送方向に沿って延び、前記キャリアテープをガイドするガイド部と、前記ガイド部にガイドされる前記キャリアテープの搬送中に前記ベーステープと前記カバーテープとの間に挿入される舌部を有し、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させる部品露出部と、を備え、前記ベーステープと前記カバーテープとの間に前記舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と前記第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間に前記先端部が位置移動できるように、前記舌部が上下動する、テープガイドの使用方法であって、前記先端部が前記ベーステープと前記カバーテープとの間に進入する前に、前記先端部が前記第一高さ位置に位置するように前記舌部を下動させる第一ステップと、前記先端部が前記ベーステープと前記カバーテープとの間に進入した後に、前記先端部が前記第二高さ位置に位置するように前記舌部を上動させる第二ステップと、を備える、テープガイドの使用方法を開示する。
本開示によれば、部品露出部の舌部を、ベーステープとカバーテープとの間に舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間で先端部が位置移動できるように上下動させることができる。舌部の先端部が第一高さ位置に位置すれば、キャリアテープの搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に舌部の先端部を進入させることができる。また、舌部の先端部が第一高さ位置よりも高い第二高さ位置に位置すれば、キャリアテープの搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に舌部の先端部が進入した後におけるキャリアテープの搬送中、ベーステープの部品収納部内の電子部品が舌部の先端部に接触するのを抑えることができる。従って、テープガイドによれば、キャリアテープの搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に部品露出部の舌部を適切に進入させつつ、その進入後に舌部の先端部にベーステープの部品収納部内の電子部品が接触するのを抑制することができる。
一実施形態に係るテープガイドを含む部品供給装置の構成図である。 キャリアテープの上面図である。 図2に示すキャリアテープのIII-III断面図である。 実施形態のテープガイドを含む部品供給装置の要部構成図である。 実施形態のテープガイドの全体斜視図である。 実施形態のテープガイドの全体側面図である。 実施形態のテープガイドの要部斜視図である。 実施形態のテープガイドの要部側面図である。 実施形態のテープガイドの要部上面図である。 実施形態のテープガイドにおけるキャリアテープの搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に部品露出部の舌部が進入する直前の状態を表した図である。 実施形態のテープガイドにおけるキャリアテープの搬送方向先端のベーステープとカバーテープとの間に舌部が進入した直後の状態を表した図である。 実施形態のテープガイドにおける舌部とキャリアテープ内の電子部品との位置関係を表した図である。 一変形形態に係るテープガイドの構成図である。
1.テープガイドを含む部品供給装置の構成
一実施形態の部品供給装置1の構成について説明する。部品供給装置1は、部品装着機に組み込まれる例えばカセット式のテープフィーダである。部品装着機は、基板生産ライン上に設けられて、基板に電子部品2を装着する装置である。部品供給装置1は、基板に装着する電子部品2を、基板へ移載するための部品供給位置Pへ供給する装置である。部品供給装置1は、図1に示す如く、カセットケース10と、テープ装填部20と、テープ搬送路30と、テープガイド40と、テープ送り部50と、テープ排出通路60と、を備えている。
カセットケース10は、透明又は不透明のプラスチック板又は金属板により薄肉矩形状に形成されたケースである。カセットケース10は、側面部に開閉可能なカバーを有している。テープ装填部20は、図2及び図3に示すキャリアテープ80が巻回されたテープリール81を着脱可能に装填する部位である。テープ装填部20は、カセットケース10内に設けられている。テープ装填部20は、カセットケース10の内部でテープリール81を回転可能に保持する。テープリール81は、カセットケース10のカバーが開放された状態でテープ装填部20に着脱される。
キャリアテープ80は、長尺状に形成されたテープ部材である。キャリアテープ80は、テープ幅方向に所定の幅寸法(すなわちテープ幅)を有している。一般的には、キャリアテープ80のテープ幅は、キャリアテープ80の種類或いは収容する電子部品2の大きさに応じて異なり、予め規格として定められている。このテープ幅は、例えば、4mmや8mm,12mm,16mm,24mm幅などである。電子部品2は、電子回路を構成するトランジスタやダイオード,抵抗などの部品である。尚、電子部品2は、例えば0201サイズ(0.2mm×0.1mm)などの微小部品を含んでもよい。
キャリアテープ80は、図2及び図3に示す如く、ベーステープ82と、カバーテープ83と、を有している。ベーステープ82は、紙材や樹脂等の柔軟な材料により構成されている。ベーステープ82は、部品収納部(すなわち、キャビティ)84を有している。部品収納部84は、部品装着機で基板に装着する電子部品2を収納する孔又は溝である。尚、キャリアテープ80は、ベーステープ82の部品収納部84が下方に突出したエンボス型のテープであってもよいし、表面に溝状の部品収納部84が設けられた紙テープであってもよい。
部品収納部84は、ベーステープ82のテープ幅方向の略中央に設けられている。部品収納部84は、テープ長手方向に沿って複数設けられており、所定間隔で一列に並んで配置されている。尚、図3に示す如く、部品収納部84がベーステープ82を貫通する孔であるときは、電子部品2の脱落を防止するため、更に、その部品収納部84の底部を塞ぐボトムテープ85がベーステープ82の下面に接着される。このボトムテープ85は、透明又は半透明の紙材や高分子フィルムなどにより構成されればよい。
ベーステープ82は、また、送り孔86を有している。送り孔86は、キャリアテープ80をテープ長手方向に搬送するために設けられた貫通孔である。送り孔86は、後述のスプロケットの係合突起を係合させる係合孔である。送り孔86は、略円形或いは楕円形に形成されている。送り孔86は、ベーステープ82のテープ幅方向の一端部に設けられている。送り孔86は、テープ長手方向に沿って複数設けられており、所定間隔で一列に並んで配置されている。部品収納部84及び送り孔86は、テープ幅方向に二列に並んで、それぞれテープ長手方向に沿って配置されている。
カバーテープ83は、ベーステープ82の表面(上面)に剥離可能に接着されるテープである。カバーテープ83は、ベーステープ82の表面に部品収納部84を閉塞して覆うように配置される。カバーテープ83は、ベーステープ82の表面に対して部品収納部84が設けられたテープ幅方向中央部を除いたテープ幅方向両端部それぞれに接着される。カバーテープ83は、部品収納部84に収納される電子部品2の外部への飛び出しを防止する機能を有している。カバーテープ83は、透明な高分子フィルムなどにより構成されている。
尚、カバーテープ83は、ベーステープ82のテープ幅と略同じテープ幅を有していてもよいし、例えば図3に示す如く、ベーステープ82に対して送り孔86が設けられた部分を除いた部分に接着されるものとし、ベーステープ82のテープ幅よりも小さいテープ幅を有していてもよい。また、カバーテープ83のテープ幅は、キャリアテープ80の種類すなわちベーステープ82のテープ幅に応じて異なっていてよい。
テープ搬送路30は、カセットケース10内のテープ装填部20に装填されたテープリール81から引き出されたキャリアテープ80が部品供給位置Pへ向けて搬送される搬送路である。テープ搬送路30は、カセットケース10内に設けられている。テープ搬送路30は、テープリール81におけるキャリアテープ80の引出口から部品供給位置Pへ向けて線状に延びている。テープ搬送路30は、キャリアテープ80の下面に当接してその下面を支持する。テープ搬送路30は、キャリアテープ80の搬送方向Xの上流側から下流側にかけて位置が徐々に高くなるように傾斜している。テープ搬送路30は、最下流部が水平に延びるように形成されている。
テープガイド40は、テープ搬送路30上で搬送されるキャリアテープ80をガイドする部材である。テープガイド40は、テープ搬送路30の搬送方向下流側に配置されている。テープガイド40は、テープ搬送路30上のキャリアテープ80の上面を押さえることが可能であると共に、キャリアテープ80のベーステープ82からカバーテープ83を剥離して部品収納部84内の電子部品2を露出させることが可能である。特に、テープガイド40は、カセットケース10に対して下方に付勢され押圧されており、キャリアテープ80のテープ厚が変わってもそのキャリアテープ80の上面を押さえることで、そのキャリアテープ80の浮き上がりを防止して送り孔86をスプロケットに確実に係合させることが可能である。
カセットケース10内には、図4に示す如く、バックアップ板バネ31及びサポート板バネ32がそれぞれ設けられている。バックアップ板バネ31及びサポート板バネ32は、テープ搬送路30の搬送方向下流側に配置されている。バックアップ板バネ31は、テープ搬送路30に沿って搬送方向Xに延びており、一端でカセットケース10にネジなどで固定されている。バックアップ板バネ31は、テープ搬送路30上のキャリアテープ80(具体的には、ベーステープ82;尚、カバーテープ83が剥離したベーステープ82を含む。)の下面を支持する。バックアップ板バネ31は、テープ搬送路30上のキャリアテープ80を上方へ付勢してそのキャリアテープ80の上面をテープガイド40の後述の上壁部42に押し付ける付勢力を発生する。
テープ搬送路30には、エンボス型のキャリアテープ80における下方に突出する部品収納部84が係合可能な溝が設けられている。この溝は、部品収納部84が最大となるエンボス型のキャリアテープ80に対応した大きさに形成されている。サポート板バネ32は、上記の溝の下方に配設されている。サポート板バネ32は、一つ以上(図4においては、三つ)設けられている。各サポート板バネ32は、テープ搬送路30に沿って搬送方向Xに延びており、一端でカセットケース10にネジなどで固定されている。サポート板バネ32は、テープ搬送路30上のキャリアテープ80がエンボス型のキャリアテープである場合に、そのキャリアテープ80の部品収納部84の下壁の下面を支持する。サポート板バネ32は、テープ搬送路30上のキャリアテープ80の部品収納部84の下壁が自重で下がるのを抑える力を発生する。
テープガイド40は、図5及び図6に示す如く、キャリアテープ80の搬送方向Xに沿って延びるガイド部41を有している。ガイド部41は、断面U字状に形成されており、キャリアテープ80をガイドする。ガイド部41は、上壁部42と、一対の側壁部43と、を有している。上壁部42は、テープ搬送路30の上方に配置され、キャリアテープ80の上面に対向する部位である。上壁部42は、キャリアテープ80の上方への移動を規制してキャリアテープ80の浮き上がりを防止する機能を有している。一対の側壁部43はそれぞれ、上壁部42の幅方向端部から下方へ延びており、キャリアテープ80の側面に対向する部位である。
テープガイド40は、図5、図6、図7、図8、及び図9に示す如く、ベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2を露出させる部品露出部45を有している。具体的には、部品露出部45は、部品供給位置Pの直前でキャリアテープ80のベーステープ82からカバーテープ83を剥離することで、電子部品2を露出させる。
部品露出部45は、舌部46と、刃部47と、を有している。舌部46は、キャリアテープ80の搬送中にベーステープ82とカバーテープ83との間に挿入される部位である。刃部47は、ベーステープ82とカバーテープ83との接着箇所に挿入されて、ベーステープ82からカバーテープ83を部分的に剥離する部位である。
テープガイド40のガイド部41の上壁部42には、開口部42aが設けられている。開口部42aは、上壁部42の一部が切り欠かれることにより形成されている。舌部46は、開口部42aを介して外部に露出するように配置されている。舌部46は、キャリアテープ80の搬送方向Xに沿って延びるように形成されていると共に、水平板状に形成されている。舌部46は、キャリアテープ80の搬送方向Xの下流側端部でガイド部41に溶接などで固定されており、片持ち構造でガイド部41に取り付けられている。舌部46は、先端部46aをキャリアテープ80の搬送方向上流側に向けた状態で配置されている。
舌部46は、弾性変形により上下動することが可能である。すなわち、舌部46は、図10に示す如く、作業者(オペレータ)による開口部42aを通じた押圧によって外力Fが下方へ加わった場合に下方に撓むと共に、図11に示す如く、その押圧解除によってその外力Fの印加が解除された場合に元の状態に戻るように弾性変形することが可能である。舌部46は、キャリアテープ80のベーステープ82とカバーテープ83との間にその舌部46の先端部46aが進入可能な第一高さ位置H1とその第一高さ位置H1よりも高い第二高さ位置H2との間でその先端部46a(例えば、その下面)が位置移動できるように、弾性変形する。
尚、第一高さ位置H1は、舌部46の先端部46aがキャリアテープ80のベーステープ82とカバーテープ83との間に進入可能な高さ位置であればよく、その先端部46aがベーステープ82とカバーテープ83との境界に対向する高さ位置に設定されたもの、或いは、その先端部46aがその境界よりも下方にあるベーステープ82に対向する高さ位置に設定されたものでもよい。また、第二高さ位置H2は、第一高さ位置H1よりも高くかつキャリアテープ80のベーステープ82の上面よりも高い位置に設定されたものが好適である。更に、第一高さ位置H1及び第二高さ位置H2は、テープ搬送路30上で搬送されると共にガイド部41の上壁部42により下方へ押圧されているキャリアテープ80の搬送方向先端部の高さ位置を基準にして設定されるのがよい。
舌部46は、ガイド部41に固定される固定部から先端部46aにかけて所定長さを有している。この所定長さは、舌部46の先端部46aが第一高さ位置H1と第二高さ位置H2との差分だけ上下方向に位置移動できる長さに設定されている。舌部46は、舌部46に上方から下方へ外力Fが加わった場合にその舌部46の先端部46aが第一高さ位置H1に位置し、上記の外力Fの印加が解除された場合にその舌部46の先端部46aが第二高さ位置H2に位置するように、弾性変形する。尚、作業者が舌部46の先端部46aを第一高さ位置H1に位置させるために舌部46に加える外力Fは、作業者の指の力でその舌部46の先端部46aを第一高さ位置H1に位置させることができる力に設定されていればよい。
舌部46は、キャリアテープ80のテープ幅方向において所定幅を有している。この所定幅は、キャリアテープ80のテープ幅よりも小さくなるように設定されている。舌部46は、キャリアテープ80の幅方向においてベーステープ82にカバーテープ83が接着されているテープ幅方向両端部のうち一方のテープ幅方向端部側(具体的には、送り孔86が設けられた側とは反対側)に偏るように配置されている。
舌部46は、幅方向中央部が幅方向端部よりも搬送方向上流側に向けて突出するように山型に形成されていると共に、先端部46aが一方の幅方向端部(具体的には、送り孔86が設けられた側とは反対側の幅方向端部)に偏るように形成されている。舌部46は、先端部46aがベーステープ82の部品収納部84の真上に位置するように配置されている。舌部46の先端部46aは、その下面が搬送方向上流側から搬送方向下流側にかけて下方へ傾斜するようにテーパ状に形成されている。尚、この先端部46aの下面は、ベーステープ82とカバーテープ83との間への先端部46aの進入性向上のため、舌部46が下方に押圧されて変形しその先端部46aが第一高さ位置H1に位置した際に水平になるものとしてもよい。
刃部47は、舌部46の軸方向先端のうち幅方向の何れか偏った箇所に設けられている。刃部47は、キャリアテープ80のベーステープ82にカバーテープ83が接着されているテープ幅方向両端部のうち一方のテープ幅方向端部側(具体的には、送り孔86が設けられた側とは反対側)に対応して設けられている。刃部47は、部品供給位置Pでベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2を露出させる機能を有している。刃部47は、キャリアテープ80の一方のテープ幅方向端部でベーステープ82とカバーテープ83との間に挿入されて、カバーテープ83を部分的にベーステープ82から剥離する。
テープガイド40は、また、ストッパ部48を備えている。ストッパ部48は、舌部46の先端部46aが第一高さ位置H1よりも低い高さへ位置移動するのを規制する部位である。ストッパ部48は、ガイド部41の一対の側壁部43のうち一方の側壁部43の上面である。ストッパ部48は、上壁部42の開口部42aが設けられた箇所に隣接して設けられている。
部品露出部45の舌部46は、上記の如く、開口部42aを介して外部に露出するように配置されている。また、舌部46は、ストッパ部48すなわちガイド部41の側壁部43の上面に上下方向で対向する対向部位46bを有している。対向部位46bは、舌部46の本体部にその本体部からテープ幅方向へ突出するように一体形成されている。対向部位46bは、舌部46が外力印加により変形してその先端部46aが第一高さ位置H1に達した際にストッパ部48に当接することで、その後の先端部46aの第一高さ位置H1よりも低い高さへの位置移動を規制する機能を有する。
テープガイド40は、また、折返部49を備えている。折返部49は、ベーステープ82からカバーテープ83の幅方向一端部が剥離された後、そのカバーテープ83の剥離側のテープ幅方向端部を立ち上げて折り返す部位である。折返部49は、舌部46よりも搬送方向下流側に配置されていると共に、部品供給位置Pよりも搬送方向上流側に配置されている。折返部49は、板状に形成されており、搬送方向上流側から搬送方向下流側にかけて幅が大きくなるように形成されている。折返部49は、開口部42aの一部を塞ぐように形成配置されている。
テープ送り部50は、テープリール81から引き出されたキャリアテープ80を搬送する部位である。テープ送り部50は、手動用スプロケット51と、手動用ハンドル52と、自動用スプロケット53と、モータ(図示せず)と、を有している。
手動用スプロケット51は、カセットケース10に対して回転可能に支持される回転体である。手動用スプロケット51は、略円板状に形成されている。手動用スプロケット51は、テープ搬送路30におけるテープガイド40の舌部46よりも搬送方向上流側(具体的には、テープ搬送路30における搬送方向Xの上流側から下流側にかけて位置が徐々に高くなる傾斜部分)に配置されている。手動用スプロケット51は、カセットケース10に対してテープ搬送路30の下方に設けられた水平な支持軸を中心にして回転する。
手動用スプロケット51は、径方向外側に向けて突出する外歯を有している。手動用スプロケット51の外歯は、キャリアテープ80の送り孔86の間隔に対応した角度間隔で複数設けられている。この外歯は、手動用スプロケット51の最上端付近に位置したときに、テープ搬送路30の貫通孔を通して上方へ突出する。テープ搬送路30から上方へ突出した外歯は、キャリアテープ80の送り孔86に係合する。
手動用ハンドル52は、作業者が手動用スプロケット51を回転させることが可能な操作ハンドルである。手動用ハンドル52は、手動用スプロケット51に一体的に設けられている。手動用ハンドル52が作業者により操作されると、手動用スプロケット51が回転する。手動用スプロケット51が回転しかつその手動用スプロケット51の外歯がテープ搬送路30上のキャリアテープ80の送り孔86に係合すると、キャリアテープ80がテープ搬送路30に沿って搬送方向Xへ搬送される。
自動用スプロケット53は、カセットケース10に対して回転可能に支持される回転体である。自動用スプロケット53は、略円板状に形成されている。自動用スプロケット53は、テープ搬送路30におけるテープガイド40の舌部46よりも搬送方向下流側(具体的には、部品供給位置P近傍)に配置されている。自動用スプロケット53は、カセットケース10に対してテープ搬送路30の下方に設けられた水平な支持軸を中心にして回転する。
自動用スプロケット53は、径方向外側に向けて突出する外歯を有している。自動用スプロケット53の外歯は、キャリアテープ80の送り孔86の間隔に対応した角度間隔で複数設けられている。この外歯は、自動用スプロケット53の最上端付近に位置したときに、テープ搬送路30の貫通孔を通して上方へ突出する。テープ搬送路30から上方へ突出した外歯は、キャリアテープ80の送り孔86に係合する。
自動用スプロケット53は、ギアを介してモータの出力軸に係合している。自動用スプロケット53は、モータの回転駆動に同期して減速回転する。このモータは、一駆動当たり所定角度だけ回転するように間欠駆動される。自動用スプロケット53がモータの間欠駆動により、その外歯がテープ搬送路30上のキャリアテープ80の送り孔86に係合した状態で回転することで、そのキャリアテープ80がテープ搬送路30に沿って搬送方向Xへピッチ送りされて搬送される。
テープ排出通路60は、カセットケース10内に設けられている。テープ排出通路60は、カセットケース10内の前側(すなわち、搬送方向下流側)において上部から下部に延びるように配置形成されている。キャリアテープ80は、部品供給位置Pでベーステープ82から電子部品2が取り出された後、ベーステープ82とカバーテープ83とが幅方向他端部で接着した状態のままテープ排出通路60に案内されて、カセットケース10の下部から外部へ排出される。
2.テープガイドの使用方法及び効果
テープガイド40は、作業者が部品露出部45の舌部46に対して下方への外力Fを加えていないとき、舌部46の先端部46aが第二高さ位置H2に位置する状態にある。作業者は、キャリアテープ80の搬送方向先端がテープガイド40の舌部46に達する前、すなわち、テープガイド40の舌部46の先端部46aがキャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間に進入する前に、図10に示す如く、テープガイド40の開口部42aを通じて舌部46を外力Fで下方へ押圧して、舌部46の先端部46aが第一高さ位置H1に位置するように舌部46を下動させる。尚、この舌部46の下動は、舌部46の対向部位46bがストッパ部48に当接するまで行われる。テープガイド40の舌部46の先端部46aがキャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間に進入するまでは、その先端部46aが第一高さ位置H1に位置する状態は維持される。
テープガイド40の舌部46の先端部46aが第一高さ位置H1に位置する状態で、作業者が手動用ハンドル52を操作して手動用スプロケット51を回転させることでキャリアテープ80が搬送方向Xへ搬送されると、キャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間に舌部46の先端部46aが進入する。第一高さ位置H1は、上記の如く、ベーステープ82とカバーテープ83との間に舌部46の先端部46aが進入可能な高さ位置である。このため、キャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間に舌部46の先端部46aを確実かつ適切に進入させることができる。
作業者は、キャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間にテープガイド40の舌部46の先端部46aが進入した後、その舌部46の下方への押圧を解除する。かかる押圧が解除されると、図11に示す如く、舌部46への外力印加が解除されるので、舌部46が弾性変形して先端部46aの高さが第二高さ位置H2に戻るように上動する。
テープガイド40の舌部46の先端部46aが第二高さ位置H2に位置する状態で、手動操作による手動用スプロケット51の回転により或いはモータによる自動用スプロケット53の回転によりキャリアテープ80が搬送方向Xへ搬送されると、ベーステープ82とカバーテープ83との間に舌部46が挿入された状態が維持されつつ、ベーステープ82とカバーテープ83とが接着されている一方のテープ幅方向端部で舌部46(具体的には、刃部47)がベーステープ82とカバーテープ83との間に挿入される。このため、舌部46の先端部46aが弾性変形により第二高さ位置H2に上動しても、刃部47を用いてベーステープ82からカバーテープ83を剥離してベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2を露出させることができる。
また、テープガイド40の舌部46の先端部46aは、キャリアテープ80のベーステープ82とカバーテープ83との間への進入以前は第一高さ位置H1に位置すると共に、その進入後は第二高さ位置H2に位置する。第二高さ位置H2は、上記の如く、第一高さ位置H1よりも高い位置に設定されている。このため、舌部46の先端部46aの位置がキャリアテープ80のベーステープ82とカバーテープ83との間への進入後も第一高さ位置H1に維持される構造に比べて、キャリアテープ80のベーステープ82とカバーテープ83との間への舌部46の先端部46aの進入後、図12に示す如く舌部46の先端部46aとベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2との上下方向の位置差を大きくできるので、舌部46の先端部46aの角部に電子部品2が接触するのを抑えることができる。
特に、上記の第二高さ位置H2が第一高さ位置H1よりも高くかつキャリアテープ80のベーステープ82の上面よりも高い位置に設定されていれば、キャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間への舌部46の進入後、舌部46の先端部46aの位置がベーステープ82の上面よりも高い位置に維持されるので、舌部46の先端部46aの角部にベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2が接触するのを確実に抑えることができる。
従って、テープガイド40によれば、キャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間に部品露出部45の舌部46を適切に進入させつつ、その進入後に舌部46の先端部46aにベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2が接触するのを抑制することができる。このため、ベーステープ82からカバーテープ83が剥離してベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2が露出した後、その電子部品2に舌部46との接触に起因する傷が付くのを防止することができる。
また、テープガイド40において、部品露出部45の舌部46が下方に押圧されても、その舌部46の対向部位46bがストッパ部48に当接することで、その舌部46の先端部46aが第一高さ位置H1よりも低い高さへ位置移動するのは規制される。このため、作業者が舌部46を下方へ押圧する力が大きくても、その舌部46の先端部46aをキャリアテープ80の搬送方向先端のベーステープ82とカバーテープ83との間への進入時に確実に第一高さ位置H1に位置させることができ、その進入を確実に行うことができる。
上記のストッパ部48は、ガイド部41の側壁部43の上面である。このため、簡易な構造で、舌部46の先端部46aが第一高さ位置H1よりも低い高さへ位置移動するのを規制することができる。
また、テープガイド40において、部品露出部45の舌部46の先端部46aは、その下面が搬送方向上流側から搬送方向下流側にかけて下方へ傾斜するようにテーパ状に形成されている。このため、舌部46の先端部46aの下面が搬送方向上流側から搬送方向下流側にかけて水平に形成されている構造に比べて、舌部46の先端部46aの角部にベーステープ82の部品収納部84内の電子部品2が接触し難いので、その電子部品2に先端部46aの角部との接触に起因した傷が付くのを確実に防止することができる。
3.変形形態
ところで、上記の実施形態においては、ベーステープ82にカバーテープ83が接着されて部品収納部84内の電子部品2がカバーテープ83で覆われた状態から、部品露出部45の刃部47がベーステープ82とカバーテープ83との接着部に挿入されてカバーテープ83がベーステープ82から部分的に剥離することで、その電子部品2が露出することとしている。しかし、本開示は、これに限定されるものではなく、部品収納部84内の電子部品2を露出させるうえで、カバーテープ83をベーステープ82から剥離することなく、カバーテープ83がカッタでテープ幅方向に二分割されることで観音開きする構成に適用することとしてもよい。
また、上記の実施形態においては、テープガイド40の部品露出部45の舌部46を上下動させるのに、舌部46が、ガイド部41に固定される固定部から先端部46aにかけて、先端部46aが第一高さ位置H1と第二高さ位置H2との差分だけ上下方向に位置移動できる長さを有し、その舌部46自体が弾性変形する。しかし、本開示は、これに限定されるものではなく、テープガイド40に、舌部46を上下動させる上下位置変更機構を設けることとしてもよい。例えば図13に示す如く、モータなどのアクチュエータ100の発する力を利用して、舌部46をガイド部41に対して上下動させることとしてもよい。また、作業者の操作に伴って発生するスプリングの付勢力などを利用して、舌部46をガイド部41に対して上下動させることとしてもよい。この変形形態において、舌部46は、ガイド部41に固定される固定部から先端部46aにかけて弾性変形可能な長さを有さなくてもよい。
更に、上記の実施形態においては、部品供給装置1が、本体がカセットケース10に覆われたカセット式テープフィーダである。しかし、本開示は、これに限定されるものではなく、部品供給装置1がカセット式テープフィーダ以外のテープフィーダに適用されることとしてもよい。
尚、本開示は、上述した実施形態や変形形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
1:部品供給装置、2:電子部品、10:カセットケース、20:テープ装填部、30:テープ搬送路、40:テープガイド、41:ガイド部、42:上壁部、42a:開口部、43:側壁部、45:部品露出部、46:舌部、46a:先端部、47:刃部、48:ストッパ部、50:テープ送り部、80:キャリアテープ、81:テープリール、82:ベーステープ、83:カバーテープ、84:部品収納部、86:送り孔、P:部品供給位置、H1:第一高さ位置、H2:第二高さ位置。

Claims (10)

  1. 電子部品を収納する部品収納部が設けられたベーステープと、前記ベーステープの表面に前記部品収納部を閉塞するように設けられたカバーテープと、を有するキャリアテープが搬送される搬送方向に沿って延び、前記キャリアテープをガイドするガイド部と、
    前記ガイド部にガイドされる前記キャリアテープの搬送中に前記ベーステープと前記カバーテープとの間に挿入される舌部を有し、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させる部品露出部と、
    を備え、
    前記舌部は、前記舌部に加わる外力の大きさに応じて、前記ベーステープと前記カバーテープとの間に前記舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と前記第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間で前記先端部が位置移動できるように、弾性変形により上下動し、
    前記舌部は、前記外力が前記舌部に上方から下方へ加わった場合に前記先端部が前記第一高さ位置に位置し、前記外力の印加が解除された場合に前記先端部が前記第二高さ位置に位置するように、弾性変形する、テープガイド。
  2. 前記舌部は、前記ガイド部に固定される固定部から前記先端部にかけて、前記先端部が前記第一高さ位置と前記第二高さ位置との差分だけ上下方向に位置移動できる長さを有している、請求項1に記載されたテープガイド。
  3. 電子部品を収納する部品収納部が設けられたベーステープと、前記ベーステープの表面に前記部品収納部を閉塞するように設けられたカバーテープと、を有するキャリアテープが搬送される搬送方向に沿って延び、前記キャリアテープをガイドするガイド部と、
    前記ガイド部にガイドされる前記キャリアテープの搬送中に前記ベーステープと前記カバーテープとの間に挿入される舌部を有し、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させる部品露出部と、
    前記舌部を上下動させる上下位置変更機構と、
    を備え、
    前記舌部は、前記舌部に加わる外力の大きさに応じて、前記ベーステープと前記カバーテープとの間に前記舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と前記第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間で前記先端部が位置移動できるように、上下動する、テープガイド。
  4. 電子部品を収納する部品収納部が設けられたベーステープと、前記ベーステープの表面に前記部品収納部を閉塞するように設けられたカバーテープと、を有するキャリアテープが搬送される搬送方向に沿って延び、前記キャリアテープをガイドするガイド部と、
    前記ガイド部にガイドされる前記キャリアテープの搬送中に前記ベーステープと前記カバーテープとの間に挿入される舌部を有し、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させる部品露出部と、
    を備え、
    前記舌部は、前記ベーステープと前記カバーテープとの間に前記舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と前記第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間で前記先端部が位置移動できるように、上下動し、
    前記舌部は、前記先端部が前記ベーステープと前記カバーテープとの間に進入する以前に、前記先端部が前記第一高さ位置に位置し、前記先端部が前記ベーステープと前記カバーテープとの間に進入した後に、前記先端部が前記第二高さ位置に位置するように、上下動する、テープガイド。
  5. 電子部品を収納する部品収納部が設けられたベーステープと、前記ベーステープの表面に前記部品収納部を閉塞するように設けられたカバーテープと、を有するキャリアテープが搬送される搬送方向に沿って延び、前記キャリアテープをガイドするガイド部と、
    前記ガイド部にガイドされる前記キャリアテープの搬送中に前記ベーステープと前記カバーテープとの間に挿入される舌部を有し、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させる部品露出部と、
    ストッパ部と、
    を備え、
    前記舌部は、前記ベーステープと前記カバーテープとの間に前記舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と前記第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間で前記先端部が位置移動できるように、上下動し、
    前記ストッパ部は、前記先端部が前記第一高さ位置よりも低い高さへ位置移動するのを規制する、テープガイド。
  6. 前記ストッパ部は、前記ガイド部に沿って搬送される前記キャリアテープの側面をガイドする側壁の上面である、請求項5に記載されたテープガイド。
  7. 前記第二高さ位置は、前記第一高さ位置よりも高くかつ前記ベーステープの上面よりも高い、請求項1乃至6の何れか一項に記載されたテープガイド。
  8. 前記先端部は、その下面が前記搬送方向の上流側から下流側にかけて下方へ傾斜するようにテーパ状に形成されている、請求項1乃至7の何れか一項に記載されたテープガイド。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載されたテープガイドと、
    前記キャリアテープを前記ガイド部に沿って搬送することにより、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させた状態で前記電子部品を部品供給位置まで供給するテープ送り部と、
    を備える、部品供給装置。
  10. 電子部品を収納する部品収納部が設けられたベーステープと、前記ベーステープの表面に前記部品収納部を閉塞するように設けられたカバーテープと、を有するキャリアテープが搬送される搬送方向に沿って延び、前記キャリアテープをガイドするガイド部と、
    前記ガイド部にガイドされる前記キャリアテープの搬送中に前記ベーステープと前記カバーテープとの間に挿入される舌部を有し、前記部品収納部内の前記電子部品を露出させる部品露出部と、
    を備え、
    前記ベーステープと前記カバーテープとの間に前記舌部の先端部が進入可能な第一高さ位置と前記第一高さ位置よりも高い第二高さ位置との間に前記先端部が位置移動できるように、前記舌部が上下動する、テープガイドの使用方法であって、
    前記先端部が前記ベーステープと前記カバーテープとの間に進入する前に、前記先端部が前記第一高さ位置に位置するように前記舌部を下動させる第一ステップと、
    前記先端部が前記ベーステープと前記カバーテープとの間に進入した後に、前記先端部が前記第二高さ位置に位置するように前記舌部を上動させる第二ステップと、
    を備える、テープガイドの使用方法。
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