JPH04112153A - カットシート製造装置 - Google Patents

カットシート製造装置

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JPH04112153A
JPH04112153A JP22958590A JP22958590A JPH04112153A JP H04112153 A JPH04112153 A JP H04112153A JP 22958590 A JP22958590 A JP 22958590A JP 22958590 A JP22958590 A JP 22958590A JP H04112153 A JPH04112153 A JP H04112153A
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shaping
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cut
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カットシート製造装置に関し、特に、薄切り
片間にその密着を防止するための密着防止片を順次装着
して行く薄切り片間への密着防止片装着装置に使用する
のに好適なものに係り、例えば、生ハム、スモークサー
モン、チーズ等、薄くスライスした食品薄切り片の密着
防止に利用して有効なものに関する。
〔従来の技術] 生ハム、スモークサーモン、チーズ等の食品薄切り片を
鱗状、又は、積み重ね、真空包装した場合、開封して盛
付する時、薄切り片同士がベト付及び真空包装時の圧力
により、密着してしまい薄切り片が分離しにくく、破損
してしまいロスになってしまう事が多い、また、食品薄
切り片の分離は非常に時間がかかるものである。
そこで、一般に、一定幅で長尺のフィルムを所定の長さ
に切断し、このカットシートを食品薄切り片の間に挿入
したような状態にし、挿入されたカットシートにより食
品薄切り片同士の接触を防ぎ密着を防止することが、実
施されている。
従来、カットシートを製造するとともに、このカットシ
ートを食品薄切り片の間に挿入して行く装置として、特
開昭59−93297号公報、および、特公昭45−1
6071号公報にそれぞれ記載されている技術がある。
すなわち、前者には、薄切りハムの素材になるハムの最
先端に、密着防止片の素材になる巻紙(長尺フィルム)
の一端部をジェット気流により押し付けて接着させ、ハ
ムの最先端部をスライスするための刃物により、ハムに
接着された巻紙を切断することにより、薄切りハム間に
紙片(カットシート)を装着させるようにした技術、が
記載されている。
また、後者には、薄切り片がナイフから投げ出される際
、長尺フィルムの一端部を所定の長さに切断するや否や
、この切断により形成された力。
トシートを密着防止片として、投げ出された薄切り片の
通路に加速して放出することにより、薄切り片間に密着
防止片を挿入する技術、が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来技術においては、次のような問題点が
ある。
前者においては、長尺フィルムをジェット気流によりハ
ムの先端面に密着させるため、風の影響を受は易い作業
環境等によっては、長尺フィルムについての密着ミスや
切断ミスが発生し易く、また、食品衛生上問題がある。
後者においては、長尺フィルムの一端部を所定の長さに
切断するや否や、この切断により形成されたカットシー
トを薄切り片の通路に加速して放出する必要があるため
、カットシートを加速放出するための構造が複雑になる
ばかりでなく、力。
トシートの素材になるフィルムが極薄い場合や、風の影
響を受は易い作業環境等によっては、カットシートの供
給ミスが発生し易い。
本発明の第1の目的は、構造簡単にして、カットシート
を確実に製造かつ供給することができるカットシート製
造装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、極薄いフィルムであっても、作
業環境等の影響を受けずにカットシートを連続して製造
することができるカットシート製造装置を提供すること
にある。
本発明の第3の目的は、薄切り片間への密着防止片装着
装置に適用するのに好適なカットシート製造装置を提供
することにある。
本発明の第4の目的は、食品衛生上支障のない薄切り片
間への密着防止片装着装置に使用するのに好適なカット
シート製造装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るカットシート製造装置は、一定幅で長尺の
フィルムを所定の長さに切断してカットシートを製造す
るカットシート製造装置において、前記フィルムが巻装
されているリールを回転自在に保持し、フィルムの一端
を繰り出すリール保持装置と、 このリール保持装置から繰り出されたフィルムを吸着し
て、一方向に移送するコンベアベルトと、コンベアベル
トの下流側端の前後位置にその移送方向と平行に敷設さ
れており、コンベアベルトの下流側端から送り出される
フィルムに接して、このフィルムを長さ方向の曲げ剛性
が大きくなる形状に整形する整形部材と、 この整形部材の下流側端の前後位置にその移送方向と平
行に、かつ、その方向へ往復移動するように敷設されて
おり、コンベアベルトにより送り出されて整形部材で整
形されたフィルムを支持して下流側へ案内する案内部材
と、 案内部材の移動軌道の途中に配設されており、案内部材
が後退した際にフィルムを幅方向に切断する刃物とを備
えていることを特徴とする。
[作用] 前記した手段によれば、カットシートの素材である長尺
のフィルムはコンベアベルトに吸着されて移送されるこ
とにより、リールから自動的に繰り出されて行くため、
フィルムの送給構造はきわめて簡単化される。
フィルムは送り出される途中において整形部材により長
さ方向の曲げ剛性が大きくなる形状に整形されるととも
に、切断刃物間を往復移動する案内部材により支持され
るため、風を受は易い作業環境等であっても、送り出さ
れる途中において腰折れ現象が発生することはない。し
たがって、フィルムは刃物に常に適正に供給されるため
、カットシートの製造運転を休止することなく継続する
ことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例である薄切り片間への密着防
止片装着装置に使用されるカットシート製造装置を示す
一部省略斜視図、第2図はその薄切り片間への密着防止
片装着装置を示す一部切断正面図、第3図はその一部省
略平面図、第4図、第5図、第6図および第7図はその
作用を説明するための各拡大部分正面断面図、である。
本実施例において、本発明に係るカットシート製造装置
10は、薄切り片間への密着防止片装着装置1に使用す
るのに適するように構成されている。そして、薄切り片
間への密着防止片装着装置1は、食品としてのハムを順
次薄く切断して行くとともに、一定幅で長尺のフィルム
を所定の長さに切断してカットシートを順次製造して行
き、そのカットシートを密着防止片として各薄切りハム
間に装着して行く装置として構成されている。
この薄切り片間への密着防止片装着装置1に使用される
カットシート装置10は、機枠11を備えており、機枠
11上にはコンベアベルト保持枠12が水平に支持され
ている。この保持枠12は機枠11の一端部(以下、後
端部とする。)から前端部付近まで延設されており、下
面だけが開口されている。この保持枠12には吸気管1
3が流体連結されており、吸気管13はプロワ(図示せ
ず)等に接続されることにより保持枠12内を減圧排気
するようになっている。そして、このコンベアベルト保
持枠12にはコンベアベルト14が前後方向に走行し得
るようにエンドレス状に巻き掛けられている。コンベア
ベルト14 ニハ小孔15が多数個、保持枠12の下面
開口において保持枠12内に連通ずるように、全面にわ
たって開設されている。
コンベアベルト14は後端部側に架設された回転軸16
がサーボモータ17、伝動装置およびクラッチ装置等(
図示せず)を備えている駆動装置により間欠回転される
ことにより、間欠送りされるように構成されている。コ
ンベアベルト14の駆動装置には制御用ロータ18が付
設されており、このロータ18の近傍には光学式センサ
等から成るコンベア定寸送りセンサ19がロータ18の
回転角を検出するように配設されている。このセンサ1
9の位置検出に基づいてコンベアベルト駆動装置におけ
る間欠送りの起動および停止等が制御されるようになっ
ている。
機枠11にはリール保持装置20がコンベアベルト14
の後端部上方に設備されており、このリール保持装置2
0はフィルムリール21を回転自在に軸架して保持する
ように構成されている。また、このリール保持装置20
はリール21を着脱自在に保持するように構成されてお
り、所望に応じてリール21を交換し得るようになって
いる。
フィルムリール21にはフィルム22が巻装されており
、フィルム22は透明樹脂が用いられて、その厚さが2
0μm程度で、一定幅の長尺テープ形状に一体成形され
ている。フィルム22は所定の長さに切断されることに
より、カットシートの一例である密着防止片23を構成
することになる。
このフィルム22はその巻き終り端部がリール21から
繰り出されるようになっており、繰り出されたフィルム
22の端部はコンベアベルト14における後端反転部に
巻き掛けられて、コンベアベルト14の表面にその小孔
15群により吸着保持されるようになっている。
他方、機枠11の前端部には固定刃物24がフィルム2
2の移送路の真上を横断するように架設されて固定され
ており、この固定刃物24に隣接する位置の真下には可
動刃物25が配設されている。この可動刃物25はその
一端が回転自在に枢支されており、その自由端が前託コ
ンベアベルト駆動装置に連動されたリンク装置26によ
り開閉操作されるように構成されている。そして、可動
刃物25の開閉作動により、可動刃物25と固定刃物2
4とは互いに協働してフィルム22を、幅方向の一方の
端から他方の端に向けて剪断するようになっている。こ
の剪断により、後述するように所定長さに送り出された
フィルム22が短手方向に切断されるため、所定の大き
さの力・ントシートの一例である密着防止片23が製造
されることになる。
また、機枠11の前端部には整形部材としての整形板3
1がフィルム22の移送路の真下を横断するように架設
されて固定されており、この整形板31は前記コンベア
ベルト14の中間位室から固定刃物24の付近まで延設
されている。この整形板31はコンベアベルト14によ
って送り出されて来るフィルム22に対して下から摺接
するように水平に配設されており、全長にわたって槍形
状に形成されている。整形板31は槍形状に形成されて
いることにより、摺接したフィルム22を槍形状に変形
させるようになっている。さらに、機枠11の前端部に
は、整形板31と協働してまたは単独で整形部材を構成
する整形ピース32が複数個(本実施例では、3個。)
、フィルム22の移送路の真上を横断する方向に並べら
れて移送路の方向にそれぞれ延在するように配されて固
定されており、この整形ピース32群は整形板31と平
行に対向されている。この整形ピース32群はコンベア
ベルト14から送り出されて来るフィルム22に対して
上から摺接するように水平に配設されている。整形ピー
ス32群は中央部に配された整形ピース32が低く、そ
の両脇部に配された各整形ピース32が中央部のものよ
りも高くそれぞれ配置されることにより、摺接したフィ
ルム22を下側の整形板31と協働して槍形状に変形さ
せるようになっている。
機枠11の前端部における整形板31の下には、案内部
材としての案内板33がフィルム22の移送路の真下を
横断するように架設されて、機枠11に形成されたガイ
ド溝35に摺動自在に嵌合されることにより前後方向に
往復移動し得るように支持されている。この案内板33
は整形板31の前端部から固定刃物24を越えて後記す
る薄切り片供給装置の位置まで移動し得るように、機枠
11に摺動自在支持されている。また、この案内板33
はコンベアベルト駆動装置に連動するリンク装置等(図
示せず)により往復駆動されるように構成されていると
ともに、カム等から構成される装置 刃物25に連携して往復動するように制御される。
このX内板33はコンベアベルト14によって整形板3
1から送り出されて来るフィルム22に対して下から摺
接するように、機枠11に水平に支持されており、整形
板31と略等しい槍形状に全長にわたって形成されてい
る.そして、案内板33は槍形状に形成されていること
により、整形板3lおよび整形ピース32によって整形
されたフィルム22の槍形状を維持し得るようになって
いる。さらに、案内板33には小孔34が多数像全体に
わたって開設されており、この小孔34群により案内板
33は静電気が帯電するのを可及的に抑制されるように
なっている。
本実施例において、機枠l1の前端部外方には薄切り片
供給装置40が設備されている。この供給装置40は被
切断食品保持部材(ノ飄ム保持部材ということがある.
)42を備えており、この保持部材42は被切断食品と
してのノλム43を垂直に立てた状態で保持し、下方向
にピ・ノチ送りするように構成されている.また、この
ノ\ム保持部材42の下端には食品刃物41が設備され
ており、この食品刃物41はコンベアベルト14の間欠
送りに連動して、その送り方向と平行方向に進退するよ
うに構成されている。そして、食品刃物41は回転しな
がら前進することにより、ハム43の下端部を所定厚さ
の薄切り片(以下、薄切り)\ムという。)44に切断
するようになっている。この切断に伴って、薄切りハム
44はこの薄切りノ\ム供給装置40に送給された密着
防止片23上に順次切り落とされて行く。
機枠11の前端部外方における薄切りハム供給装置40
の真下には整列装置50が設備されており、この整列装
置50は薄切りハム供給装置40から落下して来る薄切
りハム44を密着防止片23を介して受は取る受は皿5
1を備えている。この整列装置50において、受は皿5
1はエレヘータ装置52(一部のみが図示されている。
)により上下方向に間欠送りされるように構成されてお
り、受は取った薄切りハム44をそれぞれの間に密着防
止片23を挟み込んだ状態で上下方向に積み重ねて整列
させて行くように構成されている。
次に作用を説明する。
駆動装置によりコンベアベルト14が間欠送り作動され
ると、リール21から繰り出されてコンベアベルト14
に吸着されたフィルム22は、第5図に示されているよ
うに、間欠送りされる長さだけコンヘアヘル)14の前
端部から前方に送り出される。このとき、第4図に示さ
れているように、前回の作動により、フィルム22の先
端は固定刃物24の位置に対向された状態になっている
コンベアベルト14の前端部から送り出されると、フィ
ルム22は整形板31および整形チップ32群に摺接す
ることにより、これら整形板31および整形チップ32
群に倣って樋形状に整形される。
また、第5図に示されているように、フィルム22がコ
ンベアベルト14から送り出されるのに伴って、案内板
33がコンベアベルト駆動装置と連携されてコンベアベ
ルト14の前方へ移動される。この案内板33の移動は
コンベアベルト14の間欠送りに連動されているため、
コンベアベルト14から送り出されるフィルム22は、
この案内板33により下から支えられつつ前方へ案内さ
れる状態になる。このとき、案内板33は整形板31に
相位する樋形状に形成されているため、整形板31およ
び整形チップ32によって整形されたフィルム22の樋
形状は、この案内板33によって全体にわたって適正に
維持される。
コンベアベルト14の間欠送り作動に伴って、案内板3
3に案内されつつ送り出されたフィルム22の先端部は
、第5図に示されているように、固定力物24と可動刃
物25と間を通過される。
コンベアベルト14による間欠送り作動が停止された時
、フィルム22の先端部は刃物24.25から所定長さ
だけ送り出された状態になっている。
この所定長さは、ハム43の直径よりも若干程度長くな
るように送り寸法が設定されている。
フィルム22が所定長さ送り出されると、第6図に示さ
れているように、案内板33がコンベアベルト駆動装置
の連携により、復帰方向に移動される。この案内板33
の復帰移動に伴って、フィルム22の刃物24.25の
間から先方に突き出された先端部は下からの支持を失う
が、送り出されたフィルム22が全長にわたって樋形状
に整形されているため、腰折れ現象を発生することばな
い。すなわち、フィルム22がこのように樋形状に整形
されていると、長手方向についての曲げ剛性が高められ
るため、送り出されたフィルム22はたとえ厚さが薄く
、かつ、スパン長さが長くとも、腰折れ現象を発生する
ことはない。
案内板33が刃物24.25の間を元の方向へ通過する
と、第7図に示されているように、可動刃物25がセン
サ19に基づいく制御装置により切断作動され、フィル
ム22が固定刃物24と可動刃物25との協働によって
切断される。このようにしてフィルム22の両刃物24
.25間からの突出し部分が両刃物により切断されるこ
とにより、カットシートの一例である密着防止片23が
製造されることになる。ちなみに、可動刃物25の開閉
作動中、案内板33は復帰移動または往行移動されるよ
うに制御されるようになっている。
この可動刃物25の切断作動に連携されて、第7図に示
されているように、薄切りハム供給装置40における食
品刃物41が回転しつつ往復運動され、ハム保持部材4
2に保持されたハム43がこの食品刃物41により所定
の厚さに切断されることにより、薄切りハム44が切り
落とされる。
切り落とされた薄切りハム44の落下点には、前述した
作動により密着防止片23が製造かつ供給されるため、
薄切りハム44は密着防止片23の上に落下し、密着防
止片44の上に載置された状態になる。そして、薄切り
ハム44を載置した密着防止片23は、整列装置50の
受は皿51に落下して受は皿51上に受は取られること
により整列される。このとき、受は皿51上に先行の薄
切りハム44が載置されていると、今回、薄切りハム4
4を載置して落下した密着防止片23は、先行の薄切り
ハム44と、今回の薄切りハム44との間に実質的に挿
入された状態になる。
このようにして、フィルム22およびハム43について
の切断作動が終了すると、再び、コンベアベル)14が
コンベアベルト駆動装置によって間欠送り作動される。
以降、前記した作動が繰り返されることにより、密着防
止片23が製造かつ供給されるとともに、上下の薄切り
ハム44.44間に順次挿入されて行く。
なお、密着防止片としてのカットシート23の長さが変
更される場合には、コンベアベルト14の送り寸法が変
更調整される。また、カットシート23の幅が変更され
る場合には、当該幅に対応した幅のフィルムリール21
が選定されて、リール保持装置20において変換される
前記実施例によれば次の効果が得られる。
(1)  カットシートの素材である長尺のフィルムは
送り出される途中において整形部材により種形状に整形
されるとともに、切断刃物間を往復移動する案内部材に
より支持されるため、風を受は易い作業環境等であって
も、送り出される途中において腰折れ現象が発生するこ
とはない。したがって、フィルムは刃物に常に適正に供
給されるため、カットシートの製造運転を休止すること
なく継続することができる。
(2)  長尺フィルムの給送に、長尺フィルムをコン
ベアベルトで吸着移送する方法が採用されているため、
機構上、間欠運動する長尺フィルムのイナーシャの問題
、および、フィルムの弛みの問題を解決することができ
、非常に簡易な構造で故障がない長尺フィルム送給手段
を得ることができる。
(3)鋏様の剪断刃物によってフィルムを幅方向に切断
する構成であるため、幅が必要最小限度のフィルムを使
用することができる。また、カットシートの長さを決定
するフィルムの送り寸法も、コンベアベルトの間欠送り
作動により正確に規定することができるため、幅および
長さのいずれにっても寸法精度が良好になり、フィルム
の無駄を省くことができ、経済的である。
(4)  il切りハム等の薄切り片の製造工程と、カ
ットシートの製造工程とが分離されているため、薄切り
片供給装置からカットシート製造装置を分離することが
でき、カットシートの製造速度を1分間に100枚程度
まで高めることができ、非常に能率的である。
(5)食品の薄切り片間にフィルムから成る密着防止片
が装着されていると、密着防止片で隔離されたハム、ス
モークサーモン、チーズ等は、フィルムにより両面が空
気と隔絶された状態になっているため、乾燥も少なく、
鮮度維持にも非常に有効であり、また、真空包装開封後
の盛付に際しても短時間で何の苦もなく、薄切り片を分
離することができるため、破損等のロスの発生を回避す
ることができ、盛付をきれいに、かつ、清潔に実行する
ことができる。
(6)  冷蔵庫保存に際しても両面が空気に触れない
から乾燥しにくいため、目減りしに<<、鮮度保持にも
偉力を発揮する。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
例えば、整形部材としては、整形板および整形ピースの
両方を使用するに限らず、いずれか一方を使用してもよ
い。
また、整形部材および案内部材はフィルムを種形状に整
形するように構成するに限らず、波板形状等に整形する
ように構成してもよく、要は、長尺フィルムの長さ方向
の曲げ剛性を高めることができる形状に整形するように
構成すればよい。
案内部材は板材により形成するに限らず、網材や、棒材
の組立体等により形成してもよい。
フィルムは樹脂製のフィルムに限らず、紙製のフィルム
等であってもよい。
コンベアベルト等は水平に敷設するに限らず、傾斜させ
て敷設してもよい。
フィルムを切断する刃物は、剪断刃物を使用するに限ら
ず、レーザを利用した刃物等を使用してもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である薄切り片間への密着
防止片装着装置に適用した場合について説明したが、そ
れに限定されるものではなく、紙製のカットシート等を
製造するカットシート製造装置全般に適用することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、カットシートの
素材である長尺のフィルムは送り出される途中において
整形部材により、長さ方向の曲げ剛性が大きくなる形状
に整形されるとともに、切断刃間を往復移動する案内部
材により支持されるため、風を受は易い作業環境等であ
っても、送り出される途中において腰折れ現象が発生す
ることはない。したがって、フィルムは刃物に常に適正
に供給されるため、カットシートの製造運転を休止する
ことなく継続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である薄切り片間への密着防
止片装着装置に使用されるカットシート製造装置を示す
一部省略斜視図、第2図はその薄切り片間への密着防止
装着装置を示す一部切断正面図、第3図はその一部省略
平面図、第4図、第5図、第6図および第7図はその作
用を説明するための各拡大部分正面断面図、である。 10・・・薄切り片間への密着防止片装着装置、11・
・・機枠、12・・・コンベアベルト保持枠、13・・
・吸気管、14・・・コンベアベルト、15・・・小孔
15.16・・・回転軸、17・・・サーボモータ、1
8・・・制御用ロータ、19・・・コンベア定寸送りス
イッチ、20・・・リール保持装置、21・・・フィル
ムリール、22・・・フィルム22.23・・・密着防
止片(力・ントシ−))、24・・・固定刃物、25・
・・可動刃物、26・・・リンク装置、31・・・整形
板(整形部材)、32・・・整形ピース(整形部材)、
33・・・案内板(案内部材)、34・・・小孔、35
・・・ガイド溝、40・・・薄切り片供給装置、41・
・・食品刃物、42・・・被切断食品保持部材、43・
・・ハム(被切断食品)、44・・・薄切りハム(薄切
り片)、50・・・整列装置、51・・・受は皿、52
・・・エレベータ装置。 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一定幅で長尺のフィルムを所定の長さに切断してカ
    ットシートを製造するカットシート製造装置において、 前記フィルムが巻装されているリールを回転自在に保持
    し、フィルムの一端を繰り出すリール保持装置と、 このリール保持装置から繰り出されたフィルムを吸着し
    て、一方向に移送するコンベアベルトと、 コンベアベルトの下流側端の前後位置にその移送方向と
    平行に敷設されており、コンベアベルトの下流側端から
    送り出されるフィルムに接して、このフィルムを長さ方
    向の曲げ剛性が大きくなる形状に整形する整形部材と、 この整形部材の下流側端の前後位置にその移送方向と平
    行に、かつ、その方向へ往復移動するように敷設されて
    おり、コンベアベルトにより送り出されて整形部材で整
    形されたフィルムを支持して下流側へ案内する案内部材
    と、 この案内部材の移動軌道の途中に配設されており、案内
    部材が後退した際にフィルムを幅方向に切断する刃物と
    を備えていることを特徴とするカットシート製造装置。
JP2229585A 1990-08-31 1990-08-31 カットシート製造装置 Expired - Fee Related JP2750395B2 (ja)

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