JP7142203B2 - 部品実装システムおよび部品装着装置ならびに基板搬送方法 - Google Patents

部品実装システムおよび部品装着装置ならびに基板搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板に部品を実装した実装基板を製造する部品実装システムおよびこの部品実装システムに用いられる部品装着装置ならびに部品実装システムにおける基板搬送方法に関する。
基板に部品を実装した実装基板を製造する部品実装システムでは、スクリーン印刷装置、部品装着装置、リフロー装置などの基板搬送コンベアを接続して基板搬送ラインが構成される(例えば特許文献1参照)。近年は、部品装着装置とリフロー装置の間に検査装置を配置し、リフロー前の基板における部品の搭載状態を検査して部品装着装置へフィードバックを行う構成が用いられるようになっている。
部品実装システムでは、生産開始に先立ち各装置のデータ調整を行う必要がある。上述のような装置構成で検査装置が配置されている場合には、搭載状態の検査を適正に行うための検査装置の調整に時間を要していた。中でも過去の使用実績が少ない特殊な形状の部品に関する調整を行う場合は、特に多大な手間と長い時間を要していた。このため検査装置のデータ調整では、他の装置の調整に先立って検査装置の調整に使用する調整用の基板を部品装着装置で準備する必要があった。そして他の装置の調整と並行して検査装置の調整を行うことで、部品実装システム全体の調整時間を短縮していた。
特開2013-214588号公報
調整用の基板の作成に際しては、従来は部品が装着される基板を部品装着装置の上流の装置から基板搬送ラインに投入して目的の部品装着装置まで基板を搬送し、検査装置の調整のために必要な部品を部品装着装置によって装着していた。しかしながらこのような従来方法では、基板を投入する位置から目的の部品装着装置までの距離がある場合は基板の搬送に時間を要するという問題があった。
このような問題を回避するため、目的の部品装着装置の基板搬送コンベアに基板を直接載置することも考えられる。ところがテープフィーダなどの部品供給装置がセットされた状態では、装置外から装置内部に配置された基板搬送コンベアにアクセスするのは容易ではなく、従来技術においては調整用の基板の作成に際して基板の供給に手間と時間を要していた。そしてこの課題は、検査装置の調整用の基板の作成に限らず、部品実装ラインの稼働中に特定の部品装着装置において試し実装や欠品部品の補充実装など、通常の生産作業以外の作業を行わせるために、基板を目的の部品装着装置に供給する必要が生じた場合においても共通するものであった。
そこで本発明は、目的の部品装着装置に基板を速やかに供給することができる部品実装システムおよび部品装着装置ならびに基板搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装システムは、基板を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインと、前記基板搬送ラインに設定された複数の作業ステーションを備え、前記複数の作業ステーションのうちの少なくとも一つの作業ステーションにおいて部品装着作業を行う部品実装システムであって、前記基板搬送ラインは、前記一つの作業ステーションよりも下流で前記基板搬送ラインに投入された基板を前記一つの作業ステーションへ搬送し、前記一つの作業ステーションにおいて基板への部品の装着が完了したらその部品が装着された基板を前記一つの作業ステーションから下流へ搬送する。
本発明の部品装着装置は、基板を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインの一部を構成する少なくとも一つの基板搬送部と、前記基板搬送部の途中の作業ステーションにおいて基板に部品を装着する部品装着ヘッドを備えた部品装着装置であって、前記基板搬送部は、上流の装置から受け取った基板を前記作業ステーションへ搬送し、前記作業ステーションにおいて基板への部品の装着が完了したらその部品が装着された基板を前記作業ステーションから下流の別の装置に受け渡す第1の動作モードと、前記作業ステーションよりも下流で前記基板搬送ラインに投入された基板を前記作業ステーションへ搬送する第2の動作モードとを有する。
本発明の基板搬送方法は、基板を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインの一部を構成する少なくとも一つの基板搬送部と、前記基板搬送部の途中の作業ステーションにおいて基板に部品を装着する部品装着ヘッドを備えた部品装着装置における基板搬送方法であって、前記基板搬送部により、前記作業ステーションよりも下流で前記基板搬送ラインに投入された基板を前記作業ステーションへ搬送し、前記基板搬送部により、基板を前記作業ステーションに設定された停止位置よりも上流まで搬送し、前記基板搬送部により、前記基板を下流へ搬送して前記停止位置で停止させる。
本発明によれば、目的の部品装着装置に基板を速やかに供給することができる。
本発明の一実施の形態の部品実装システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける部品装着装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける部品装着装置の構成および機能を示す断面図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板搬入動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板搬入動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬入動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬入動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬送動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の部品実装システムによる基板搬送における動作モード選択画面の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムによる基板搬送における動作モード選択画面の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムによる基板搬送における動作モード選択画面の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムによる基板搬送における基板搬入場所問い合わせ画面の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬入処理を示すフローチャート 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬入処理を示すフローチャート 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬入処理を示すフローチャート 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬送処理を示すフローチャート 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける基板逆搬送処理を示すフローチャート
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。先ず図1を参照して、部品実装システム1の全体構成を説明する。部品実装システム1は、基板に部品を装着して実装基板を製造する機能を有している。基板供給装置MC1から基板搬送方向であるX方向に供給(矢印a)された基板(図4~図8にて示す基板14参照)は、半田を印刷する半田印刷部1a、半田が印刷された基板14に部品を装着する部品装着部1b、部品が装着された基板14を加熱して部品を半田接合するリフロー部1cに順次供給される。
半田印刷部1a、部品装着部1b、リフロー部1cは複数の部品実装用装置によって構成される。これらの部品実装用装置はいずれも2列の基板搬送部を備えた複数ライン方式の設備であり、これらの基板搬送部を直列に連結することにより部品実装システム1を上流から下流に挿通する2条の基板搬送ラインLA、LBが形成される。部品実装システム1による実装基板の製造過程では、作業対象の基板14は基板搬送ラインLA、LBによって上流から下流へ搬送され、以下に説明する各設備による作業が実行される。
半田印刷部1aでは、スクリーン印刷装置MC2によって基板14に対して部品接合用の半田をスクリーン印刷により供給する。半田印刷後の基板14は連結コンベアMC3を介して第1の検査装置MC4に渡され、ここで半田印刷状態の検査が行われる。検査後の基板14は、連結コンベアMC5を介して部品装着部1bに渡される。
部品装着部1bは直列に連結された3つの第1の部品装着装置MC6、第2の部品装着装置MC7、第3の部品装着装置MC8を備えている。連結コンベアMC5から渡された基板14には、第1の部品装着装置MC6、第2の部品装着装置MC7、第3の部品装着装置MC8を順次移動する過程で部品が装着される。部品装着後の基板14は、連結コンベアMC9を介して第2の検査装置MC10に渡され、ここで部品装着状態の検査が行われる。検査後の基板14は、連結コンベアMC11を介してリフロー部1cに渡される。
リフロー部1cでは、基板14はリフロー装置MC12を通過する過程で所定の加熱プロファイルで加熱され、これにより半田が溶融固化して部品が基板14に半田接合される。リフロー後の基板14は連結コンベアMC13を介して第3の検査装置MC14に渡され、ここで半田接合後の検査が行われる。検査後の部品装着作業完了後の基板14は、連結コンベアMC15を介して実装基板回収装置MC16に回収される。
次に図2を参照して、部品装着部1bに配置された第1の部品装着装置MC6、第2の部品装着装置MC7、第3の部品装着装置MC8の構成および作業ステーションの配置について説明する。なお、これらの装置は同一構成であるので、第1の部品装着装置MC6のみについて説明して他の説明は省略する。第1の部品装着装置MC6の基台2の中央には、2条の基板搬送ラインLA、LBがX方向に配置されている。基板搬送ラインLA(レーンA)には、上流側から作業ステーション[A1]、[A2]の2つの作業ステーションが設定されている。同様に基板搬送ラインLB(レーンB)には、上流側から作業ステーション[B1]、[B2]の2つの作業ステーションが設定されており、部品装着部1bにおいて基板14を搬送する基板搬送ラインLA、LBは、それぞれ複数の作業ステーションを備えた構成となっている。
本実施の形態においては、基板搬送ラインLA、LBによる基板14の搬送形態を示す搬送動作モードを、搬送方向の逆転を含む複数のモードから選択することができるようになっている。すなわち第1の部品装着装置MC6の両側面にはタッチパネル5#1、5#2が配置されており、タッチパネル5#1、5#2の操作画面には選択画面51a、51b、51c(図10~図13参照)が表示される。この選択画面上で搬送動作モードを選択する操作を行うことにより、部品装着部1bにおいて基板14の搬送方向を正逆両方向に切り換えることができる。
部品装着部1bでは、これらの複数の作業ステーションのうちの少なくとも一つの作業ステーションにおいて基板14を対象とする部品装着作業を行う。基板搬送ラインLA、LBのY方向の外側には部品供給部3#1、3#2が配置されている。部品装着作業においては、部品供給部3#1、3#2のパーツフィーダ4から取り出した部品を、いずれかの作業ステーションに搬入された基板14に装着する。
上述のように、本実施の形態では、基板搬送ラインLA、LBによる基板14の搬送動作において搬送方向の正逆切り換えができることから、以下のような作業形態の部品装着作業が実行可能となっている。すなわちこの部品装着作業における基板14の搬送において、基板搬送ラインLA、LBは、上述の部品装着作業を行う一つの作業ステーションよりも下流で投入された基板14をこの作業ステーションへ搬送し、この作業ステーションにおいて基板への部品の装着が完了したら、その部品が装着された基板を当該作業ステーションから下流へ搬送する作業形態が実行可能となっている。
そしてこのような作業形態において基板搬送動作を円滑に行うため、基板搬送ラインLA,LBは、投入された基板14が上述の特定された作業ステーションに到達するまではこの作業ステーションの上流側から当該作業ステーションに基板14が搬入されるのを禁止するようにしている。そして部品の装着が完了した基板14が当該作業ステーションから搬出されると、基板搬送ラインLA,LBにおいてこの作業ステーションの上流から当該作業ステーションに基板14を搬入可能な状態となる。
次に図3を参照して、第1の部品装着装置MC6、第2の部品装着装置MC7、第3の部品装着装置MC8の構成および機能について説明する。なお、これらの装置は同一構成であるのでこの説明においては、第3の部品装着装置MC8を代表例として示している。第1の部品装着装置MC6、第2の部品装着装置MC7についても同様の構成および機能を有している。また、同様に同一構成の基板搬送ラインLA,LBのうち、基板搬送ラインLA(レーンA)の断面のみを示しているが、基板搬送ラインLB(レーンB)についても同様である。
第3の部品装着装置MC8は、基板14を搬送する複数のコンベアユニット(搬入コンベア6、作業ステーションコンベア7#1、7#2および搬出コンベア8)を直列に配置した構成の基板搬送部を備えている。第3の部品装着装置MC8には、これらの基板搬送部が、基板搬送ラインLA,LBのそれぞれについて設けられている。すなわち第3の部品装着装置MC8は、部品実装システム1において基板14を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインLA,LBの一部を構成する少なくとも一つの基板搬送部を備えている。
基板搬送部を構成する搬入コンベア6、作業ステーションコンベア7#1、7#2、搬出コンベア8の搬送動作は、それぞれコンベア駆動モータM1、M2、M3、M4を駆動することにより行われる。すなわちこれらのコンベア駆動モータを駆動することにより、上流側の第2の部品装着装置MC7から渡された(矢印b)基板14(図4参照)を、搬入コンベア6、作業ステーションコンベア7#1、7#2、搬出コンベア8に、順次移動させることができる。
このような構成の基板搬送部の途中の作業ステーションコンベア7#1、7#2には、基板14を対象とする部品装着作業を実行する作業ステーション[A1]、[A2]が設定されている。作業ステーション[A1]、[A2]において、作業ステーションコンベア7#1、7#2の下方には、基板下受け部10#1、10#2が配置されている。
基板下受け部10#1、10#2は、それぞれ昇降機構12によって昇降(矢印c)する下受けピン11を備えている。作業ステーションコンベア7#1、7#2において、基板下受け部10#1、10#2に基板14が搬入された状態で、基板下受け部10#1、10#2を駆動することにより、作業対象の基板14を下受けピン11によって下受け支持することができる(図4参照)。
作業ステーション[A1]、[A2]のそれぞれにおいて、作業ステーションコンベア7#1、7#2の上方には、部品装着ヘッド9#1、9#2が配置されている。部品装着ヘッド9#1、9#2は、ヘッド移動機構(図示省略)によって部品供給部3#1、3#2と作業ステーション[A1]、[A2]に位置決めされた基板14との間を移動し、これにより部品供給部3#1、3#2から取り出した部品を作業ステーション[A1]、[A2]に位置決めされた基板14に装着する部品装着作業が実行される。すなわち、部品装着ヘッド9#1、9#2は、基板搬送部の途中の作業ステーションにおいて基板14に部品を装着する。
上述の基板搬送部による基板14の搬送を制御するため、搬入コンベア6の上流端、下流端の近傍には、基板検出センサS1、S2が配置されており、同様に搬出コンベア8の上流端、下流端の近傍には、基板検出センサS7、S8が配置されている。また作業ステーションコンベア7#1には、基板検出センサS3、S4が配置されており、さらに作業ステーションコンベア7#2には基板検出センサS5、S6が配置されている。
これらの基板検出センサの検出目的を説明する。基板検出センサS1は上流側装置から基板14が搬入コンベア6に進入したことを検出する。基板検出センサS2は、搬入コンベア6から作業ステーションコンベア7#1への基板14の受け渡しにおける待機状態の基板14の有無を検出する。作業ステーションコンベア7#1に設けられた基板検出センサS3は、作業ステーション[A1]における基板14の位置決め時の停止位置にあり、停止位置に到達した基板14の先端部を検出する。基板検出センサS4は基板検出センサS3よりも所定距離だけ下流に配置されている。基板検出センサS4による基板14の検出の有無により、基板14が正規の停止位置からオーバーランした状態にあるか否かが検出される。
作業ステーションコンベア7#2に設けられた基板検出センサS5、基板検出センサS6は、作業ステーション[A1]における基板検出センサS3、基板検出センサS4と同様の機能を有している。搬出コンベア8に設けられた基板検出センサS7は、作業ステーションコンベア7#2から搬出コンベア8に基板14が進入したことを検出する。基板検出センサS8は、搬出コンベア8から基板14が排出されたことを検出する。
第3の部品装着装置MC8の本体内には、制御部13が設けられている。制御部13が上述の諸要素を制御することにより、前述の基板搬送部による基板14の搬送・位置決めや、部品装着ヘッド9#1、9#2による部品装着動作が制御される。制御部13の詳細構成および機能については、図9にて説明する。
次に上述の第3の部品装着装置MC8の基板搬送部における基板搬入・搬送動作について、図4~図8を参照して説明する。本実施の形態では、基板搬入・搬送の動作モードとして、通常生産モード(第1の動作モード)、基板逆搬入モード(第2の動作モード)、基板逆搬送モード(第3の動作モード)が予め設定されている。
通常生産モード(第1の動作モード)は、基板14を基板搬送ラインLA、LBに沿って順次搬送しながら部品装着を行う通常生産時の基板搬送の動作モードである。基板逆搬入モード(第2の動作モード)は、部品装着作業を行う作業ステーションよりも下流で投入された基板14を上流側へ移動させて当該作業ステーションへ搬入する動作モードである。基板逆搬送モード(第3の動作モード)は、対象となっている第3の部品装着装置MC8の作業ステーションよりも下流で投入された基板14を、第3の部品装着装置MC8を通過して上流側装置まで搬送する場合の動作モードである。
先ず図4、図5を参照して、通常生産モード(第1の動作モード)を説明する。図4(a)に示すように、上流側装置から搬入コンベア6に基板14が渡されると(矢印d)、この基板14は基板検出センサS1によって検出される。この検出結果を承けて、コンベア駆動モータM1が基板14を下流側に送る方向である正回転方向に駆動される。このとき、作業ステーション[A1]、[A2]には未だ基板14が存在しないので、基板14を基板送り可能な範囲(ここでは作業ステーション[A2])まで送るために、コンベア駆動モータM2、M3も併せて駆動する。
次に図4(b)に示すように、基板14が第3の部品装着装置MC8内を下流へ搬送される(矢印e)。この搬送過程において基板検出センサS2によって搬入コンベア6から基板14が排出されたことが確認されると、コンベア駆動モータM1が停止する。同様に基板検出センサS4によって作業ステーションコンベア7#1から基板14が排出されたことが確認されると、コンベア駆動モータM2が停止する。そして基板14が作業ステーション[A2]に到達して基板検出センサS5によって検出されると、コンベア駆動モータM3が停止する。
次いで図4(c)に示すように、基板検出センサS6によって基板14のオーバーランがないことを確認した後に、基板下受け部10#2において下受けピン11を上昇させて(矢印f)、作業ステーション[A2]に基板14を保持する。この動作と並行して、上流側装置から搬入コンベア6に新たな基板14が渡され(矢印g)、基板検出センサS1によって検出される。この検出結果を承けて、コンベア駆動モータM1が正回転方向に駆動される。このとき、作業ステーション[A1]には未だ基板14が存在しないので、基板14を基板送り可能な範囲(ここでは作業ステーション[A1])まで送るために、コンベア駆動モータM2も併せて駆動する。
次に図4(d)に示すように、新たな基板14が第3の部品装着装置MC8内を下流へ搬送される(矢印h)。この搬送過程において基板検出センサS2によって搬入コンベア6から基板14が排出されたことが確認されるとコンベア駆動モータM1が停止する。基板14が作業ステーション[A1]に到達して基板検出センサS3によって検出されると、コンベア駆動モータM2が停止する。この後、図4(e)に示すように、基板検出センサS4によって基板14のオーバーランがないことを確認した後に、基板下受け部10#1において下受けピン11を上昇させて(矢印i)、作業ステーション[A1]に基板14を保持する。
これにより、当該装置の作業ステーション[A1]、[A2]は、図5(a)に示すように、基板14を保持した状態となる。そして作業ステーション[A1]、[A2]に保持された基板14を対象として、部品装着ヘッド9#1、部品装着ヘッド9#2による部品装着作業が開始される。このとき、搬入コンベア6には基板14が存在せず、新たな基板14を受け入れ可能な状態にある。このような場合には、上流側の第2の部品装着装置MC7に対して、基板受け入れ可能であることを示す“ready”信号が,通信部17(図9参照)を介して送信される。
そしてこの“ready”信号を承けて、図5(b)に示すように、上流側の第2の部品装着装置MC7から搬入コンベア6に新たな基板14が渡され(矢印j)、基板検出センサS1によって検出される。この検出結果を承けて、コンベア駆動モータM1が正回転方向に駆動される。そして図5(c)に示すように、基板検出センサS2によって基板14を検出するとコンベア駆動モータM1の駆動が停止される。
この後、作業ステーション[A1]、[A2]における部品装着作業が完了して作業ステーションコンベア7#1から基板14が下流側へ搬出されるまで、基板14は搬入コンベア6で待機する。そしてこの間上流側の第2の部品装着装置MC7には、第3の部品装着装置MC8は新たな基板14を受け入れることができない旨を示す“busy”信号が送信され、第3の部品装着装置MC8への基板14の受け入れが禁止される。
このように上述の通常生産モード(第1の動作モード)では、前述の基板搬送部は、上流の装置である第2の部品装着装置MC7から受け取った基板14を部品装着作業を行う作業ステーション[A1]、[A2]に搬送し、この作業ステーション[A1]、[A2]において基板14への部品の装着が完了したらその部品が装着された基板14を当該作業ステーション[A1]、[A2]から下流の別の装置へ受け渡すようになっている。
次に第3の部品装着装置MC8の基板搬送部における基板逆搬入モード(第2の動作モード)について、図6を参照して説明する。先ず作業者は第3の部品装着装置MC8の下流側装置(ここでは連結コンベアMC9)に基板14を投入する。そして図6(a)に示すように、下流側装置から搬出コンベア8に基板14が渡され(矢印k)、基板検出センサS8によって検出される。この検出結果を承けて、コンベア駆動モータM4が基板14を上流側に送る方向である逆回転方向に駆動される。このとき、作業ステーション[A2]、[A1]には未だ基板14が存在しないので、基板14を基板送り可能な範囲(ここでは作業ステーション[A1])まで送るためにコンベア駆動モータM2、M3も併せて駆動する。
次に図6(b)に示すように、基板14が第3の部品装着装置MC8内を上流へ搬送される(矢印m)。この搬送過程において基板検出センサS3によって基板14が作業ステーションコンベア7#1に逆搬入されたことが検出されると、コンベア駆動モータM2、M3、M4が停止する。これにより、基板14は作業ステーションコンベア7#1において、基板検出センサS3よりも上流側の位置に停止した状態となる。
次いで図6(c)に示すように、コンベア駆動モータM2を正回転方向に駆動して基板14を下流側へ移動させる(矢印n)。そして基板検出センサS3によって基板14を検出したならばコンベア駆動モータM2を停止させて、基板14を作業ステーション[A1]における停止位置に停止させる。次いで図6(d)に示すように、基板検出センサS4によって基板14のオーバーランがないことを確認した後、基板下受け部10#1を上昇させる(矢印o)。これにより、作業ステーション[A1]に基板14を保持した状態となる。
上述のように、基板14を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインLA,LBの一部を構成する少なくとも一つの基板搬送部と、基板搬送部の途中の作業ステーションにおいて基板14に部品を装着する部品装着ヘッドを備えた部品装着装置MC6~MC9における基板搬送方法は、以下に述べる動作工程より構成される。
先ず、基板搬送部により、作業ステーションよりも下流で投入された基板14を部品の装着が行われる作業ステーションへ搬送する。作業ステーションでは、さらに基板搬送部により、基板14を当該作業ステーションに設定された停止位置よりも上流まで搬送する。停止位置としては、図3に示す基板検出センサS3、基板検出センサS5や、これら光学式センサに替えて配置された機械式ストッパなどを用いてもよい。次いで基板搬送部により、基板14を下流へ搬送して停止位置で停止させる。これにより、下流から上流への逆方向の搬送において、正しい停止位置に基板14を位置合わせすることができる。
次に上述と同様の第3の部品装着装置MC8の基板搬送部における基板逆搬入モード(第2の動作モード)について、図7を参照して説明する。ここに示す基板逆搬入動作では、下流側装置に投入された基板14を作業ステーション[A2]に搬入する場合の動作を示している。
先ず第3の部品装着装置MC8の下流側装置(ここでは連結コンベアMC9)に基板14を投入する。そして図7(a)に示すように、下流側装置から搬出コンベア8に基板14が渡され(矢印p)、基板検出センサS8によって検出される。この検出結果を承けて、コンベア駆動モータM4が基板14を上流側に送る方向である逆回転方向に駆動される。このとき、作業ステーション[A2]には未だ基板14が存在しないので、基板14を基板送り可能な範囲(ここでは作業ステーション[A2])まで送るためにコンベア駆動モータM3も併せて駆動する。
次に図7(b)に示すように、基板14が第3の部品装着装置MC8内を上流へ搬送される(矢印q)。この搬送過程において、基板検出センサS5によって基板14が作業ステーションコンベア7#2に逆搬入されたことが検出されると、コンベア駆動モータM3が停止する。これにより、基板14は作業ステーションコンベア7#2において基板検出センサS5よりも上流側の位置に停止した状態となる。
次いで図7(c)に示すように、コンベア駆動モータM3を正回転方向に駆動して基板14を下流側へ移動させる(矢印r)。そして基板検出センサS5によって基板14を検出したならばコンベア駆動モータM3を停止させて、基板14を作業ステーション[A2]における停止位置に停止させる。次いで図7(d)に示すように、基板検出センサS6によって基板14のオーバーランがないことを確認した後、基板下受け部10#2を上昇させる(矢印s)。
これにより、第3の部品装着装置MC8は、図6に示す作業ステーション[A1]に加えて作業ステーション[A2]においても基板14を保持した状態となる。そしてこの状態で、作業ステーション[A1]、[A2]に保持された基板14を対象として、所定の部品装着作業が実行される。
本実施の形態では、ここに示す第2の動作モードによって基板14が部品装着作業を行う作業ステーションに搬入されるまでは、この作業ステーションより上流から当該作業ステーションに基板14が搬入されるのを禁止するようにしている。このような基板搬送制御を採用することにより、当該第3の部品装着装置MC8の作業ステーションに第2の動作モードで基板を送り込む必要が生じた場合でも、部品実装システム1全体の通常運転を停止させることなく、所要の基板供給のための基板搬送動作を実行することが可能となっている。
なお本実施の形態に示す基板逆搬入動作においては、作業者が基板14を基板搬送ラインLA(レーンA)に投入する位置として、第3の部品装着装置MC8の下流に位置する連結コンベアMC9を用いるようにしている。連結コンベアMC9は内部機構がシンプルであり、しかも部品装着装置のように側方に付設される部品供給部がないため、基板搬送ラインLA(レーンA)への基板14の投入を良好な作業性で容易に行うことができる。
上述の第2の動作モードによって所定の作業ステーションに搬入され、部品装着作業が完了した後の基板14は、通常生産モード(第1の動作モード)による基板搬送動作によって下流へ排出される。なお、通常生産モード(第1の動作モード)によって基板14を排出する方式に替えて、基板逆搬入モード(第2の動作モード)によって、作業ステーションに搬入されて部品の装着が完了した基板14を下流に搬出するようにしてもよい。この場合には、下流から作業ステーションまで基板14を搬入する動作に加えて、部品の装着が完了した基板14を作業ステーションから搬出する動作までが基板逆搬入モード(第2の動作モード)に含まれる。
さらに、作業ステーションにおいて部品の装着が完了した後に、動作モードが自動的に第2の動作モードから第1の動作モードに切り替わるように設定してもよい。すなわちこの場合には、基板搬送部は第2の動作モードによって基板14が作業ステーションに搬入された後に動作モードが自動的に第1の動作モードに切り替わり、部品の装着が完了した基板14を第1の動作モードによって下流に搬出するようになっている。
このように動作モードの自動切り替えを採用することにより、作業者が第1の動作モードへの切り換え操作を忘れることによるトラブル、例えば部品実装システムの長時間の停止などを防止することができる。なお切り換えタイミングは、基板14が作業ステーションに搬入された直後から部品装着作業が完了するまでの間とすればよい。これにより部品実装システム1を速やかに通常生産の状態に復帰させることができる。
次に第3の部品装着装置MC8の基板搬送部における基板逆搬送モード(第3の動作モード)について、図8を参照して説明する。先ず第3の部品装着装置MC8の下流側装置(ここでは連結コンベアMC9)に基板14を投入する。そして図8(a)に示すように、下流側装置から搬出コンベア8に基板14が渡され(矢印t)、基板検出センサS8によって検出される。この検出結果を承けて、コンベア駆動モータM1、M2、M3、M4が、基板14を上流側に送る方向である逆回転方向に駆動される。これにより、基板14は、搬出コンベア8、作業ステーションコンベア7#2、作業ステーションコンベア7#1、搬入コンベア6によって下流側から上流側へ順次搬送される。
そして図8(b)に示すように、基板14が基板検出センサS1を通過した(矢印u)ことが確認されたならば、コンベア駆動モータM1、M2、M3、M4を停止する。これにより、下流側装置に投入された基板14を、第3の部品装着装置MC8を通過して上流側装置まで搬送する基板逆搬送が完了する。すなわち基板搬送部は、基板搬送部の途中の作業ステーションよりも下流で投入された基板14を上流の装置へ搬送する第3の動作モードを有している。
なお、図4,図5に示す基板搬入動作、図6、図7に示す基板逆搬送動作、図8に示す基板逆搬送動作では、基板搬送ラインLA(レーンA)における作業ステーション[A1]、[A2]を対象とした基板14の搬送動作例を示したが、基板搬送ラインLB(レーンB)における作業ステーション[B1]、[B2]を対象とする場合にあっても同様の搬送動作が実行される。
次に部品実装システム1において部品装着部1bを構成する第1の部品装着装置MC6、第2の部品装着装置MC7、第3の部品装着装置MC8の制御系の構成を説明する。なお、ここでは第3の部品装着装置MC8のみについて述べているが、第1の部品装着装置MC6、第2の部品装着装置MC7についても同様である。
図9において、制御部13は第3の部品装着装置MC8が備えた制御装置であり、内部処理機能として基板搬送処理部15、部品装着処理部16および通信部17を備えている。基板搬送処理部15は第3の部品装着装置MC8の基板搬送部による基板14の搬送・位置決めに関する処理を行う。この処理において、基板搬送部による搬送動作モードが、タッチパネル5#1、5#2からの指示入力によって選択される。そしてこの指示入力に基づき、基板搬送処理部15は基板搬送ラインLA,LBのそれぞれに設けられた前述のコンベア駆動モータM1~M4、基板下受け部10#1、10#2を制御する。この制御は、図3にて説明した基板検出センサS1~S8による基板検出結果に基づいて行われる。
部品装着処理部16は、部品装着ヘッド9#1、9#2による部品装着動作を制御する。このとき、部品供給部3#1、3#2による部品供給動作の制御も併せて行われる。通信部17は、当該装置と上位システムとの間での操作指令の授受や、当該装置と下流側装置、上流側装置との間での基板の受け渡しに関する信号の授受を行う。
次に図10~図13を参照して、タッチパネル5#1、5#2に表示される基板搬送部の動作モード選択画面について説明する。図10、図11、図12に示す選択画面51a、51b、51cは画面構成としては同一であり、搬送動作モード表示欄52、基板枚数入力欄53、開始操作ボタン54が設定されている。
搬送動作モード表示欄52には、基板搬送部における基板搬入・搬送動作について設定された3つの動作モードの区分が、選択枠52dとともに表示されている。これらの区分は、前述の通常生産モード52a、基板逆搬入モード52b、基板逆搬送モード52cであり、それぞれ第1の動作モード、第2の動作モード、第3の動作モードに対応している。動作モードの選択に際しては、各区分に対応して設定された選択枠52dを操作することにより、通常生産モード52a、基板逆搬入モード52b、基板逆搬送モード52cのうちの一つを選択できるようになっている。
基板枚数入力欄53は、基板逆搬送モード52cを選択して基板逆搬送を実行する場合の予定枚数を予め入力するための入力欄である。基板枚数入力欄53は、図12の選択画面51cに示すように、基板逆搬送モード52cを選択した場合にのみアクティブとなり、各レーン毎に予定枚数を入力する入力枠53a、53bが表示される。図12に示す選択画面51cでは、入力枠53a,53bにそれぞれ2、0が入力されている。なお、通常生産モード52a、基板逆搬入モード52bが選択された場合の選択画面51a、選択画面51bでは、基板枚数入力欄53は機能が停止されて入力枠53a、53bはブラインド状態となる。そしていずれの画面においても、開始操作ボタン54を操作することにより当該操作画面にて入力された内容で基板搬送動作が開始される。
次に図13を参照して、上述の基板逆搬入処理(第2の動作モード)において実行される基板搬入場所の問い合わせについて説明する。図11に示す選択画面51bにおいて基板逆搬入モード52bを選択すると、図13(a)に示す問い合わせ画面55が表示される。問い合わせ画面55には、搬入対象となる作業ステーションの配置を略記するステーション配置表示欄55aと、表示された作業ステーションのうちの特定の(ここではA1)作業ステーションに基板を搬入するか否かを問い合わせる問い合わせ表示欄55bが表示される。
さらに問い合わせ画面55には、問い合わせ表示欄55bの問い合わせに対する回答を入力するYes操作ボタン55c、No操作ボタン55dが設定されている。Yes操作ボタン55cは、肯定回答である「はい(Yes)」に対応しており、No操作ボタン55dは、否定回答である「いいえ(No)」に対応している。
問い合わせ画面55においてYes操作ボタン55cを操作することにより、図13(b)に示す指示画面56が表示される。指示画面56には、問い合わせ画面55におけるステーション配置表示欄55aと同様のステーション配置表示欄56aが表示されるとともに、次作業ステップとして必要とされる作業内容を指示して実行を促す指示内容表示欄56bが表示される。ここに示す例では、基板搬送ラインLA(レーンA)に基板をセットする作業の実行が指示されている。
次に図14を参照して、部品実装システム1に配置された一つの部品装着装置を対象として実行される基板逆搬入処理について説明する。この処理は、部品実装システム1において、検査装置の調整用のテスト基板の製作や、試し実装、欠品部品の補充実装など、通常生産作業以外の作業を行わせるために、基板を目的の部品装着装置に供給する必要が生じた場合に実行される。この基板逆搬入処理の実行に際しては、図10に示す選択画面51aをタッチパネル5#1、5#2に表示させ、この画面上において基板逆搬入モードを選択して開始操作ボタン54を操作することにより開始される。
先ず上流設備からの基板搬入を禁止する設定を行う(ST1)。この設定は、上流設備に対して新たな基板14を受け入れることができない旨を示す“busy”信号を送信することにより行われる。次いで、図13(a)に示す問い合わせ画面55を表示させることにより、基板搬入場所問い合わせを行う(ST2)。ここでは、先ず作業ステーションA1に基板を搬入するか否かについて作業者への問い合わせが行われている。
そしてこの問い合わせへの応答が行われる(ST3)。この応答は、図13(a)に示す問い合わせ画面55上で、作業者がYes操作ボタン55cまたはNo操作ボタン55dを操作することにより行われる。ここでYes操作ボタン55cが操作された場合には、作業ステーションA1を対象として、基板逆搬入が実行される(ST4)。また(ST3)においてNo操作ボタン55dが操作された場合には、(ST4)をスキップして次のステップに進む。
次のステップでは、作業ステーションA2を対象として、(ST2)と同様に基板搬入場所問い合わせを行う(ST5)。そしてこの問い合わせへの応答が同様に行われる(ST6)。そして同様にYesである旨の応答が行われた場合には、作業ステーションA2を対象として、基板逆搬入が実行される(ST7)。また(ST6)においてNoである旨の応答行われた場合には、(ST7)をスキップして次のステップに進む。
次のステップでは、作業ステーションB1を対象として、(ST2)と同様に基板搬入場所問い合わせを行う(ST8)。そしてこの問い合わせへの応答が同様に行われる(ST9)。そして同様にYesである旨の応答が行われた場合には、作業ステーションB1を対象として、基板逆搬入が実行される(ST10)。また(ST9)においてNoである旨の応答行われた場合には、(ST10)をスキップして次のステップに進む。
次のステップでは、作業ステーションB2を対象として、(ST2)と同様に基板搬入場所問い合わせを行う(ST11)。そしてこの問い合わせへの応答が同様に行われる(ST12)。そして同様にYesである旨の応答が行われた場合には、作業ステーションB1を対象として、基板逆搬入が実行される(ST13)。また(ST12)においてNoである旨の応答行われた場合には、(ST13)をスキップして次のステップに進む。
次に、基板搬送モードが変更されて、基板逆搬入モード(第2の動作モード)から通常生産モード(第1の動作モード)に変更される(ST14)。次いで基板搬入禁止が解除される(ST15)。すなわち上流設備に送信されていた“busy”信号が解除されて、替わりに通常生産モードに基づく“busy”信号または“ready”信号が送信される。これにより、基板逆搬入処理を終了して、通常運転へ復帰する(ST16)。
次に上述の図14のフローにおける(ST4)の詳細フローについて、図15を参照して説明する。このフローは図6に示す動作説明に対応している。なお、ここでは、基板検出センサS1~基板検出センサS8、コンベア駆動モータM1~コンベア駆動モータM4の表記において、簡略化のために名称を省略して単に符号S1~S8,M1~M4のみを記載している。図16、図18においても同様である。
先ず図13(b)に示す指示画面56の指示内容表示欄56bに表示された指示に従って、作業者が基板14を基板搬送ラインLA(レーンA)に投入する。そして投入された基板14が基板検出センサS8によって検出されたか否かが判断される(ST21)。ここで未検出であれば、基板14の投入から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST22)。ここで制限時間が未経過であれば、(ST21)に戻って基板検出を継続して監視し、制限時間が経過している場合には、(ST31)に進んでエラー報知する。
(ST21)にて基板14が検出された場合には、コンベア駆動モータM2、M3、M4を逆回転方向に駆動する(ST23)。これにより基板14は上流側へ移動し、この移動の過程において基板検出センサS3により基板が既に通過したか否かを検出する(ST24)。ここで未通過であれば、基板検出センサS8による基板検出から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST25)。
ここで制限時間が未経過であれば(ST24)に戻って基板検出を監視する。そして制限時間が経過している場合には、(ST31)に進んでエラー報知する。(ST24)にて基板14の通過が確認された場合には、これ以上の基板搬送は不要であると判断して、コンベア駆動モータM2、M3、M4の回転を停止する(ST26)。
次いで基板14を正しい停止位置に位置決めするために、コンベア駆動モータM2を正回転方向に駆動する(ST27)。これにより、基板14は下流側へ移動し、この移動の過程において基板検出センサS3により基板を検出したか否かを監視する(ST28)。ここで未検出であれば、基板検出センサS3による基板検出から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST29)。ここで未経過であれば、(ST28)に戻って基板検出を監視する。そして制限時間が経過している場合には、(ST31)に進んでエラー報知する。
(ST28)において基板14が検出されている場合には、基板検出センサS3によって基板14が検出されているか否かを確認することにより、基板14のオーバーランの有無を確認する(ST30)。ここで基板検出センサS3が基板14を検出しており、オーバーランの発生が検出された場合には、(ST31)に進んでエラー報知する。そして(ST30)にてオーバーラン無しが確認された場合には、基板下受け部10#1を上昇させて、基板14を下受けして持ち上げる。これにより、搬入対象の基板14は作業ステーション[A1]に保持され、作業ステーション[A1]を対象とする基板逆搬入動作を終了して、主動作フローに戻る。
次に図14のフローにおける(ST7)の詳細フローについて、図16を参照して説明する。このフローは図7に示す動作説明に対応している。先ず図13(b)に示す指示画面56の指示内容表示欄56bに従って作業者が基板14を基板搬送ラインLA(レーンA)に投入する。そして投入された基板14が基板検出センサS8によって検出されたか否かが判断される(ST41)。ここで未検出であれば、基板14の投入から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST42)。ここで制限時間が未経過であれば、(ST41)に戻って基板検出を継続して監視し、制限時間が経過している場合には、(ST51)に進んでエラー報知する。
(ST41)にて基板14が検出された場合には、コンベア駆動モータM3、M4を逆回転方向に駆動する(ST43)。これにより基板14は上流側へ移動し、この移動の過程において基板検出センサS5により基板が既に通過したか否かを検出する(ST44)。ここで未通過であれば、基板検出センサS8による基板検出から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST45)。
ここで制限時間が未経過であれば(ST44)に戻って基板検出を監視する。そして制限時間が経過している場合には、(ST51)に進んでエラー報知する。(ST44)にて基板14の通過が確認された場合には、これ以上の基板搬送は不要であると判断して、コンベア駆動モータM3、M4の回転を停止する(ST46)。
次いで基板14を正しい停止位置に位置決めするために、コンベア駆動モータM3を正回転方向に駆動する(ST47)。これにより、基板14は下流側へ移動し、この移動の過程において基板検出センサS5により基板を検出したか否かを監視する(ST48)。ここで未検出であれば、基板検出センサS5による基板検出から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST49)。ここで未経過であれば、(ST48)に戻って基板検出を監視する。そして制限時間が経過している場合には、(ST51)に進んでエラー報知する。
(ST48)において基板14が検出されている場合には、基板検出センサS6によって基板14が検出されているか否かを確認することにより、基板14のオーバーランの有無を確認する(ST50)。ここで基板検出センサS3が基板14を検出しており、オーバーランの発生が検出された場合には、(ST51)に進んでエラー報知する。そして(ST50)にてオーバーラン無しが確認された場合には、基板下受け部10#2を上昇させて、基板14を下受けして持ち上げる。これにより、搬入対象の基板14は作業ステーション[A2]に保持され、作業ステーション[A2]を対象とする基板逆搬入動作を終了して、主動作フローに戻る。
この後、図14の(ST8)~(ST13)に示す基板逆搬入処理、すなわち基板搬送ラインLBの作業ステーション[B1]、作業ステーション[B2]を搬入対象ステーションとする基板逆搬入処理が、図15,図16に示す処理と同様に実行される。そしてこの後、図14のフローにおける(ST14)に戻る。
次に図17を参照して、部品実装システム1に配置された一つの部品装着装置を対象として実行される基板逆搬送処理について説明する。この処理は、図12に示す選択画面51cにおいて、基板枚数入力欄53の入力枠53a、53bへの入力を行った後、開始操作ボタン54を操作することにより開始される。
先ずレーンAについての逆搬送の対象となる基板14の予定枚数は0枚であるか否かを、入力枠53aへの入力値を参照して確認する(ST61)。ここで0枚ではない場合には、逆搬送の対象となる基板ありと判断して、レーンAについて基板逆搬送の動作を実行する(ST62)。また(ST61)において予定枚数が0枚であれば、(ST62)をスキップして次のステップに進む。
次のステップでは、レーンBについての逆搬送の対象となる基板14の予定枚数は0枚であるか否かを確認する(ST63)。ここで0枚ではない場合には、レーンBについて基板逆搬送の動作を実行する(ST64)。また(ST63)において予定枚数が0枚であれば、(ST64)をスキップして次のステップに進む。次のステップでは、基板搬送モードを通常生産モードに変更する(ST65)。これにより、当該部品実装システム1における基板逆搬入処理を終了し、通常運転に復帰する(ST66)。
次に上述の基板逆搬送処理における(ST62)の詳細フローについて、図18を参照して説明する。このフローは図8に示す動作説明に対応しており、レーンA,レーンBのうち、レーンAにおいて基板逆搬送を行う場合の動作例を示している。
先ず作業者が基板14を基板搬送ラインLA(レーンA)に投入する。そして投入された基板14が基板検出センサS8によって検出されたか否かが判断される(ST71)。ここで未検出であれば、基板14の投入から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST72)。ここで制限時間が未経過であれば、(ST71)に戻って基板検出を継続して監視し、制限時間が経過している場合には、(ST76)に進んでエラー報知する。
(ST71)にて基板14が検出された場合には、コンベア駆動モータM1、M2、M3、M4を逆回転方向に駆動する(ST73)。これにより基板14は上流側へ移動する。この移動の過程において当該装置の最上流に配置された基板検出センサS1により基板14が既に当該装置を通過したか否かを検出する(ST74)。ここで未通過であれば、基板検出センサS8による基板検出から予め設定された制限時間が経過したか否かを確認する(ST75)。
(ST74)において基板通過が確認された場合には、これ以上の基板搬送は不要であると判断して、コンベア駆動モータM1、M2、M3、M4の回転を停止する(ST77)。ここで当該時点までに逆搬送が完了した基板枚数をカウントする(ST78)。そしてカウントされた基板枚数と、図12の選択画面51cにおいて入力枠53aに入力した設定枚数とを比較し、設定枚数分の基板逆搬送が完了したか否かを判断する(ST79)。
ここで未完了の場合には、(ST71)に戻って同様の処理を反復継続する。そして(ST79)にて設定回数の完了を確認することによりレーンAにおける基板逆搬送処理を完了し、主動作フローに戻る。なお、ここではレーンAについての基板逆搬送処理のみを記載したが、レーンBについて基板逆搬送が必要とされる場合についても同様の処理が実行される。
上記説明したように、本実施の形態では、基板14を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインLA、LBと、基板搬送ラインLA、LBに設定された複数の作業ステーションを備え、少なくとも一つの作業ステーションにおいて部品装着作業を行う部品実装システム1において、基板搬送ラインLA、LBは、作業ステーションよりも下流で投入された基板14を作業ステーションへ搬送し、作業ステーションにおいて基板14への部品の装着が完了したらその部品が装着された基板14を作業ステーションから下流へ搬送するようにしている。
すなわち部品実装システム1を構成する部品装着装置について観れば、基板搬送ラインLA、LBの一部を構成する少なくとも一つの基板搬送部と、基板搬送部の途中の作業ステーションにおいて基板14に部品を装着する部品装着ヘッドを備えた部品装着装置において、基板搬送部は、上流の装置から受け取った基板14を部品装着作業を行う作業ステーションへ搬送し、この作業ステーションにおいて基板14への部品の装着が完了したらその部品が装着された基板14を当該作業ステーションから下流の別の装置に受け渡す第1の動作モードと、部品装着作業を行う作業ステーションよりも下流で投入された基板を当該作業ステーションへ搬送する第2の動作モードとを有する構成となっている。
このような構成により、通常生産作業以外の作業を行わせるために基板を目的の部品装着装置に供給する必要が生じた場合において、当該部品装着装置に近接する下流側設備に部品を投入して、短い搬送距離で目的の部品装着装置に基板を速やかに供給することができる。
本発明の部品実装システムおよび部品装着装置ならびに基板搬送方法は、目的の部品装着装置に基板を速やかに供給することができるという効果を有し、基板に部品を実装して実装基板を製造する分野において有用である。
1 部品実装システム
1a 半田印刷部
1b 部品装着部
1c リフロー部
6 搬入コンベア
7 作業ステーションコンベア
8 搬出コンベア
9 部品装着ヘッド
10 基板下受け部
14 基板
LA、LB 基板搬送ライン
MC6 第1の部品装着装置
MC7 第2の部品装着装置
MC8 第3の部品装着装置
[A1]、[A2]、[B1]、[B2] 作業ステーション
M1~M4 コンベア駆動モータ
S1~S8 基板検出センサ

Claims (9)

  1. 基板を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインと、前記基板搬送ラインに設定された複数の作業ステーションを備え、前記複数の作業ステーションのうちの少なくとも一つの作業ステーションにおいて部品装着作業を行う部品実装システムであって、
    前記基板搬送ラインは、前記一つの作業ステーションよりも下流で前記基板搬送ラインに投入された基板を前記一つの作業ステーションへ搬送し、前記一つの作業ステーションにおいて基板への部品の装着が完了したらその部品が装着された基板を前記一つの作業ステーションから下流へ搬送する、部品実装システム。
  2. 前記基板搬送ラインは、投入された基板が前記一つの作業ステーションに到達するまでは、前記一つの作業ステーションの上流から前記一つの作業ステーションに基板が搬入されるのを禁止する、請求項1に記載の部品実装システム。
  3. 前記基板搬送ラインは、部品の装着が完了した基板が前記一つの作業ステーションから搬出されると、前記一つの作業ステーションの上流から前記一つの作業ステーションに基板を搬入可能な状態になる、請求項2に記載の部品実装システム。
  4. 基板を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインの一部を構成する少なくとも一つの基板搬送部と、前記基板搬送部の途中の作業ステーションにおいて基板に部品を装着する部品装着ヘッドを備えた部品装着装置であって、
    前記基板搬送部は、上流の装置から受け取った基板を前記作業ステーションへ搬送し、前記作業ステーションにおいて基板への部品の装着が完了したらその部品が装着された基板を前記作業ステーションから下流の別の装置に受け渡す第1の動作モードと、前記作業ステーションよりも下流で前記基板搬送ラインに投入された基板を前記作業ステーションへ搬送する第2の動作モードとを有する、部品装着装置。
  5. 前記基板搬送部は、前記第2の動作モードによって基板が前記作業ステーションに搬入されるまでは、前記作業ステーションよりも上流から前記作業ステーションに基板が搬入されるのを禁止する、請求項4に記載の部品装着装置。
  6. 前記基板搬送部は、前記第2の動作モードによって前記作業ステーションに搬入されて部品の装着が完了した基板を下流へ搬出する、請求項4または5のいずれかに記載の部品装着装置。
  7. 前記基板搬送部は、前記第2の動作モードによって基板が前記作業ステーションに搬入された後に前記第1の動作モードに切り替わり、部品の装着が完了した基板を前記第1の動作モードによって下流へ搬出する、請求項6に記載の部品装着装置。
  8. さらに前記基板搬送部は、前記作業ステーションよりも下流で投入された基板を上流の装置へ搬送する第3の動作モードを有する、請求項4から7のいずれかに記載の部品装着装置。
  9. 基板を上流から下流へ搬送する基板搬送ラインの一部を構成する少なくとも一つの基板搬送部と、前記基板搬送部の途中の作業ステーションにおいて基板に部品を装着する部品装着ヘッドを備えた部品装着装置における基板搬送方法であって、
    前記基板搬送部により、前記作業ステーションよりも下流で前記基板搬送ラインに投入された基板を前記作業ステーションへ搬送し、
    前記基板搬送部により、基板を前記作業ステーションに設定された停止位置よりも上流まで搬送し、
    前記基板搬送部により、前記基板を下流へ搬送して前記停止位置で停止させる、基板搬送方法。
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