JP7135632B2 - プレスフィット端子及びプレスフィット端子の製造方法 - Google Patents

プレスフィット端子及びプレスフィット端子の製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、回路基板のスルーホールに圧入されるプレスフィット端子及びプレスフィット端子の製造方法に関する。
回路基板に実装されている電子部品と、回路基板外の電子部品との間の電気接続には、回路基板に設けられたスルーホールに、このスルーホールの径よりも少し幅広な端子(プレスフィット端子)を圧入するプレスフィット接続が採用されることがある。プレスフィット端子には、簡易な構成でスルーホールに強固に保持されることが求められる。
特許文献1においては、回路基板の貫通孔に圧入される圧入部に、貫通孔との接触により生じる金属の削り屑を受容する凹部を形成したコンプライアントピンが提案されている。特許文献1に記載のコンプライアントピンは、金属板の二箇所に対して厚み方向の一方及び他方への押圧を行うことにより金属板を部分的に割り裂き、割り裂かれた2つの部分を互いに逆方向へ屈曲させて突出させることにより弾性を持たせている。
特開2006-54116号公報
しかしながら特許文献1に記載のコンプライアントピンの構成では、割り裂かれて突出された2つの部分の強度が高く、回路基板のスルーホールへの圧入を阻害する要因となることが懸念される。
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、回路基板のスルーホールへの圧入の円滑化が期待できるプレスフィット端子及びこのプレスフィット端子の製造方法を提供することにある。
本態様に係るプレスフィット端子は、長板状の導電体の長手方向の一端に、回路基板のスルーホールへ圧入される圧入部が形成されたプレスフィット端子であって、前記圧入部は、前記長手方向に沿ったスリットにより二分された第1片及び第2片を有し、前記第1片は、前記導電体の厚み方向の一方へ突出するように湾曲しており、前記第2片は、前記導電体の厚み方向の他方へ突出するように湾曲しており、前記第1片及び前記第2片は、突出端の部分に設けられた肉厚部分と、該肉厚部分を間にして前記長手方向の両側に設けられた2つの肉薄部分とをそれぞれ有し、前記肉厚部分及び前記肉薄部分は、前記第1片及び前記第2片の前記厚み方向の両側の面について、湾曲した前記第1片及び前記第2片の内側の面に厚みの差に応じた段差があり、外側の面が平滑となるように形成してあ前記第1片の肉厚部分及び前記第2片の肉厚部分は、前記厚み方向の両側の面に交差する面において一部が重なり合っている
上記によれば、回路基板のスルーホールに対するプレスフィット端子の圧入の円滑化が期待できる。
本実施の形態に係るプレスフィット端子の全体構成を示す斜視図である。 本実施の形態に係るプレスフィット端子の圧入部の構成を示す拡大斜視図である。 本実施の形態に係るプレスフィット端子の圧入部の構成を示す正面図である。 本実施の形態に係るプレスフィット端子の圧入部の構成を示す側面図である。 本実施の形態に係るプレスフィット端子を接続部の先端部分側から見た構成を示す平面図である。 プレスフィット端子の曲面の構成を説明するための模式的断面図である。 プレスフィット端子の曲面の構成を説明するための模式的断面図である。 回路基板のスルーホールに対するプレスフィット端子の圧入状態を示す模式図である。 プレスフィット端子の製造工程を説明するための模式図である。
[本開示の実施の形態の説明]
最初に本開示の実施の形態を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本態様に係るプレスフィット端子は、長板状の導電体の長手方向の一端に、回路基板のスルーホールへ圧入される圧入部が形成されたプレスフィット端子であって、前記圧入部は、前記長手方向に沿ったスリットにより二分された第1片及び第2片を有し、前記第1片は、前記導電体の厚み方向の一方へ突出するように湾曲しており、前記第2片は、前記導電体の厚み方向の他方へ突出するように湾曲しており、前記第1片及び前記第2片は、突出端の部分に設けられた肉厚部分と、該肉厚部分を間にして前記長手方向の両側に設けられた2つの肉薄部分とをそれぞれ有する。
本態様にあっては、プレスフィット端子は長板状の導電体の一端に圧入部が形成された構成をなし、回路基板のスルーホールへ圧入部が圧入されることによってプレスフィット端子と回路基板との接続が行われる。プレスフィット端子の圧入部は、導電体の長手方向に長いスリットによって幅方向で二分された第1片及び第2片を有する。第1片は導電体の厚み方向の一方へ突出するように湾曲し、第2片は他方へ突出するように湾曲する。湾曲してそれぞれ反対方向へ突出する第1片及び第2片をプレスフィット端子に設けることにより、この第1片及び第2片をスルーホールの内面に圧接させ、プレスフィット端子を回路基板に固定することが可能となる。
また第1片及び第2片は、それぞれ突出端部に肉厚部分を設け、その両側に2つの肉薄部分を設けた構成とする。肉薄部分について第1片及び第2片の強度を低減することが可能となり、第1片及び第2片が過度の強度を有することを防止できる。肉薄部分の厚みを適切に設定することによって、第1片及び第2片の強度を適切に設定することができる。これにより、プレスフィット端子のスルーホールに対する圧入の円滑化が期待できる。
(2)前記第1片の肉厚部分及び前記第2片の肉厚部分は、一部が重なり合っていることが好ましい。
本態様にあっては、プレスフィット端子の第1片の肉厚部分と第2片の肉厚部分とは、その一部が重なり合った状態とされる。これにより、プレスフィット端子がスルーホールへ圧入されて第1片及び第2片が撓む際に、第1片及び第2片の撓み方向を肉厚部分同士がスライドする方向へ導くことが可能となる。第1片及び第2片が撓む際に、第1片及び第2片が衝突して撓みを阻害することを防止できる。
(3)2つの前記肉薄部分は、前記長手方向について、前記一端の側に設けられた一方の肉薄部分の長さが、他端の側に設けられた他方の肉薄部分の長さよりも長いことが好ましい。
本態様にあっては、第1片及び第2片にそれぞれ設けられる1つの肉厚部分及び2つの肉薄部分は、導電体の長手方向に肉薄部分、肉厚部分、肉薄部分の順に並ぶ。プレスフィット端子は、スルーホールへ圧入される側の端部に近い方の肉薄部分の長さが、遠い方の肉薄部分の長さより長い構成とする。これにより、圧入される側に近い肉薄部分は湾曲による圧入方向に対する傾斜を緩やかにすることができ、プレスフィット端子のスルーホールへ圧入を円滑化することが可能となる。
(4)前記スルーホールは円形状であり、前記第1片及び前記第2片は、突出端の面が前記スルーホールの内面形状に応じた曲面であることが好ましい。
本態様にあっては、第1片及び第2片の突出端の面を、円形状のスルーホールの内面形状に応じた曲面とする。これにより、プレスフィット端子のスルーホールへの圧入を円滑化することができるとともに、プレスフィット端子とスルーホールとの接続をより強固にすることが可能となる。
(5)前記肉厚部分及び前記肉薄部分は、湾曲した前記第1片及び前記第2片の内側の面に厚みの差に応じた段差があり、外側の面が平滑となるように形成してあることが好ましい。
本態様にあっては、湾曲した第1片及び第2片にそれぞれ設けられる肉厚部分及び肉薄部分は、第1片及び第2片の内側の面に厚みに応じた段差があり、外側の面が平滑となるように形成される。これにより、スルーホールの内面に接する第1片及び第2片の外側の面を平滑な面とすることができ、スルーホールに対するプレスフィット端子の圧入を円滑化することができる。
(6)本態様に係るプレスフィット端子の製造方法は、表面をメッキ処理された長板状の導電体に対し、前記導電体の所定部分を幅方向で二分するように、前記所定部分の一部を前記導電体の厚み方向の一方へ押圧し、前記所定部分の他部を前記厚み方向の他方へ押圧することによって、前記導電体を裂いてスリットを形成するとともに、前記導電体を湾曲させて前記厚み方向の一方へ突出する第1片及び前記厚み方向の他方へ突出する第2片を形成する形成工程を含み、前記形成工程において前記導電体を押圧して潰すことにより、前記第1片及び前記第2片に、突出端の肉厚部分を間にして前記導電体の長手方向の両側に2つの肉薄部分をそれぞれ形成する。
本態様にあっては、予め表面にメッキ処理がなされた長板状の導電体に対して加工を行うことにより、プレスフィット端子を製造する。メッキ処理がなされた材料を用いることによって、プレスフィット端子の製造コストを低減することができる。
第1片及び第2片を形成する工程では、メッキ処理された導電体に対して、所定部分の一部を厚み方向の一方へ押圧するとともに、他部を厚み方向の他方へ押圧することにより、導電体を割り裂いてスリットを形成しつつ、湾曲した第1片及び第2片を形成する。またこの工程において導電体を押圧する際に、第1片及び第2片に相当する部分を押圧して潰すことにより、第1片及び第2片の肉薄部分をそれぞれ形成する。これら、スリットの形成と、第1片及び第2片の形成と、肉薄分の形成とを1つの工程内で行うことにより、導電体を押圧する加工を1度で済ますことができる。メッキ処理された導電体に加工機械が触れる機会を低減することによって、加工に伴うメッキの剥離などが生じることを防止できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係るプレスフィット端子の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<端子形状>
図1は、本実施の形態に係るプレスフィット端子の全体構成を示す斜視図である。本実施の形態に係るプレスフィット端子1は、図示しない回路基板のスルーホール(貫通孔)に圧入して接続される電気部品であり、この回路基板と他の電子機器とを電気的に接続するために用いられる。本実施の形態に係るプレスフィット端子1は、長板状をなし、本体部2と、本体部2の長手方向の一端側に設けられた圧入部3と、本体部2の他端側に設けられた接続部4とを備えている。プレスフィット端子1の本体部2、圧入部3及び接続部4はいずれも金属製であり、導電性を有している。プレスフィット端子1は、例えば銅板などの表面に予め錫などのメッキが施された金属板に対し、プレス打ち抜き加工などを行うことによって形成される。なお以下の説明においては、図中に記した矢印Xの方向を幅方向といい、矢印Yの方向を長手方向といい、矢印Zの方向を厚み方向という。
プレスフィット端子1の本体部2は、幅方向の両側面にそれぞれ突設された係止部21を有している。係止部21は、本体部2の長手方向の中央部よりも圧入部3に近い位置に設けられている。係止部21は、スルーホール周辺の回路基板の表面に当接することによって、スルーホールに対するプレスフィット端子1の挿入を係止する。プレスフィット端子1の圧入部3は、回路基板のスルーホールに圧入(圧力を加えながら挿入)される部分である。圧入部3は、本体部2の一端側の端面から延出するように設けられている。圧入部3の詳細構成については後述する。プレスフィット端子1の接続部4は、プレスフィット端子1と他の電子機器のコネクタなどとを接続する部分である。本実施の形態において接続部4は、本体部2の他端側に、本体部2と連続的に設けられており、その先端部分は先細りの角錐台形状とされている。
図2は、本実施の形態に係るプレスフィット端子1の圧入部3の構成を示す拡大斜視図であり、図3は正面図、図4は側面図である。また図5は、本実施の形態に係るプレスフィット端子1を接続部4の先端部分側から見た構成を示す平面図である。プレスフィット端子1の圧入部3は、本体部2の端面から延出する第1弾性片31及び第2弾性片32と、この2つの弾性片の延出端部が結合した態様の先端部33とを備えて構成されている。
第1弾性片31及び第2弾性片32は、それぞれアーチ状に湾曲(又は屈曲)した棒状の部分である。第1弾性片31と第2弾性片32とは、反対方向に湾曲している。即ち、第1弾性片31はプレスフィット端子1の厚み方向の一方へ突出するように湾曲し、第2弾性片32は厚み方向の他方(反対方向)へ突出するように湾曲している。本体部2の端面から延出する第1弾性片31及び第2弾性片32は、その間にスリット34が存在して二分されており、延出端の先端部33で結合されている。先端部33は、その先端部分が先細の錐台形状とされている。
第1弾性片31は、本体部2の側から順に第1肉薄部311、肉厚部312及び第2肉薄部313を有している。厚み方向へ突出する第1弾性片31の突出端部(即ちアーチ状に湾曲する第1弾性片31の頂点部分)が肉厚部312とされている。第1肉薄部311は本体部2と肉厚部312とを連結する部分であり、第2肉薄部313は肉厚部312と先端部33とを連結する部分である。第1弾性片31には、厚み方向の内側の面に第1肉薄部311、肉厚部312及び第2肉薄部313の厚みに応じた段差が形成され、外側の面には段差が形成されていない。
肉厚部312の厚さに対して、第1肉薄部311及び第2肉薄部313の厚さは、0.45倍~0.7倍程度である。例えば、圧入部3の長さが約4.1mmであり、肉厚部312の厚さが0.63mmである場合、第1肉薄部311及び第2肉薄部313の厚さは約0.35mm~0.6mmの範囲で設定され得る。第1肉薄部311及び第2肉薄部313の厚みは、圧入部3に要求される強度などに応じて適宜に設定される。また、第1肉薄部311の長さは約0.65mmであり、肉厚部312の長さは約0.8mmであり、第2肉薄部313の長さは約1.15mmである。第1肉薄部311は第2肉薄部313よりも短い。また、第1弾性片31及び第2弾性片32の幅は、それぞれ約0.45mmである。なお、これらの厚み、長さ及び幅の数値は、一例であって、これに限るものではない。
第2弾性片32は、本体部2の側から順に第1肉薄部321、肉厚部322及び第2肉薄部323を有している。厚み方向へ突出する第2弾性片32の突出端部が肉厚部322とされている。第1肉薄部321は本体部2と肉厚部322とを連結する部分であり、第2肉薄部323は肉厚部322と先端部33とを連結する部分である。第2弾性片32には、厚み方向の内側の面に第1肉薄部321、肉厚部322及び第2肉薄部323の厚みに応じた段差が形成され、外側の面には段差が形成されていない。なお、第2弾性片32の構成は、第1弾性片31の構成と略同じであるため、各部の厚み、長さ及び幅等の数値については説明を省略する。
第1弾性片31及び第2弾性片32は、厚み方向の反対側へそれぞれ突出するように湾曲し、スリット34を間にして離隔している。ただし本実施の形態に係るプレスフィット端子1では、第1弾性片31の肉厚部312の一部と、第2弾性片32の肉厚部322の一部とが幅方向に関して重なり合って(オーバーラップして)おり、これによりプレスフィット端子1の側面視でスリット34の中央部分が閉塞されている。
また図5に示すように、プレスフィット端子1の圧入部3は、厚み方向に関して、第1弾性片31の肉厚部312及び第2弾性片32の肉厚部322が最も外側に位置している。第1弾性片31の肉厚部312の外側の面(厚み方向へ突出する第1弾性片31の突出端面)は、曲面312aに形成されている。同様に、第2弾性片32の肉厚部322の外側の面は、曲面322aに形成されている。
図6及び図7は、プレスフィット端子1の曲面312a,322aの構成を説明するための模式的断面図であり、図3に示したVI-VI線における断面の構成を示している。図6に示されるプレスフィット端子1は、スルーホール9に圧入される前の状態である。図7に示されるプレスフィット端子1は、スルーホール9に圧入された後の状態である。また図8は、回路基板8のスルーホール9に対するプレスフィット端子の圧入状態を示す模式図である。なお、図6及び図7には、比較のために、プレスフィット端子1が圧入される回路基板のスルーホール9を破線の円として示している。また図6において、プレスフィット端子1の軸心(幅方向の中心且つ厚み方向の中心)、且つ、スルーホール9の中心を、点Oで示している。
本実施の形態において、回路基板のスルーホール9は略円形である。図6に示すように、スルーホールに圧入される前のプレスフィット端子1は、圧入部3の厚み方向のサイズが、スルーホール9の直径よりも大きい。このため、スルーホール9に圧入されたプレスフィット端子1の圧入部3は、最も外側に位置する肉厚部312,322がスルーホール9の内面に当接し、第1弾性片31及び第2弾性片32は厚み方向について軸心Oへ向けて押圧される。このときにスルーホール9の内面に当接するのが、プレスフィット端子1の肉厚部312,322に形成された曲面312a,322aである。このため曲面312a,322aは、円形のスルーホール9の内面に応じた弧状の曲面に形成されている。
ただし本実施の形態に係るプレスフィット端子1では、曲面312a,322aの形状と、スルーホール9の内面の形状とを完全に一致させるのではなく、両形状に若干の差異を設けている。図6に示すように、厚み方向におけるプレスフィット端子1の曲面312a,322aの最外位置(幅方向が軸心Oとなる位置)を点Aとすると、軸心Oから点Aまでの距離は、スルーホール9の半径よりも長い。曲面312a,322aでは、この点Aの位置が軸心Oから最も離れた位置である。幅方向の位置が軸心Oから離れるにつれて、曲面312a,322aの軸心Oからの距離は徐々に短くなり、点Bの位置でスルーホール9の半径に一致する。このように曲面312a,322aは、幅方向について軸心Oに近い位置ほど厚み方向について軸心Oから遠く、幅方向について軸心Oから遠い位置ほど厚み方向について軸心Oに近付くように形成された断面形状が弧状の曲面である。
これによりスルーホール9に圧入されたプレスフィット端子1は、図7に示すように、点Aにおいて最も大きな押圧力が第1弾性片31及び第2弾性片32に加わる。このときに加わる力の向きは、点Aから軸心Oへの向きであり、第1弾性片31及び第2弾性片32はこの向きに撓むこととなる。なお図7においては、プレスフィット端子1とスルーホール9とが点Aでのみ接触した状態が示されているが、実際には第1弾性片31及び第2弾性片32の復元力によって、曲面312a,322aの広い範囲でスルーホール9の内面と第1弾性片31及び第2弾性片32との接触が行われる。
また図6及び図7に示すように、プレスフィット端子1は、軸心Oの周辺で、第1弾性片31の肉厚部312と第2弾性片32の肉厚部322とが接触している。もし第1弾性片31及び第2弾性片32にこの接触部分が存在しない構成であれば、プレスフィット端子1がスルーホール9に圧入された場合に、第1弾性片31及び第2弾性片32が撓んで互いに衝突し、第1弾性片31及び第2弾性片32の撓みが阻害される可能性がある。本実施の形態に係るプレスフィット端子1は、第1弾性片31及び第2弾性片32が接触部分を有するため、スルーホール9に圧入された場合に、第1弾性片31及び第2弾性片32はこの接触面に沿う方向へ移動し、第1弾性片31及び第2弾性片32の撓みが阻害されることがない。
<製造方法>
次に、本実施の形態に係るプレスフィット端子1の製造方法を説明する。図9は、プレスフィット端子1の製造工程を説明するための模式図である。本実施の形態に係るプレスフィット端子1の製造は、予め表面にメッキ処理がなされた先メッキ材100を材料として行われる。先メッキ材100は、例えば薄い板状又はシート状の銅板の表面に、電気メッキの方法で錫を付着させたものである。図示の先メッキ材100は、メッキ処理がなされた銅板をコイル状に巻いたものであるが、先メッキ材100は必ずしも巻かれていなくてよい。
本実施の形態に係るプレスフィット端子1の製造工程には、予めメッキ処理がなされた先メッキ材100を用意する第1工程が含まれる。この第1工程において、先メッキ材100が、プレス打ち抜き加工を行う工作機械に材料としてセットされる。
第1工程の後に行われる第2工程においては、錫がメッキされた先メッキ材100に対してプレス打ち抜き加工が施される。この第2工程におけるプレス打ち抜き加工によって、先メッキ材100から一又は複数のプレスフィット端子1が打ち抜かれて製造される。
この第2工程において、プレスフィット端子1の圧入部3の第1弾性片31及び第2弾性片32が形成される。プレス打ち抜き加工を行う工作機は、プレスフィット端子1の圧入部3が形成される箇所に対し、第1弾性片31の形成箇所を先メッキ材100の厚み方向の一方へ押圧するとともに、第2弾性片32の形成箇所を他方へ押圧するようプレス打ち抜き加工を施す。このときに工作機械は、第1弾性片31の第1肉薄部311及び第2肉薄部313が形成される箇所に対し、肉厚部322が形成される箇所よりも大きな押圧力を加える事によって、先メッキ材100を押し潰して厚みを低減させる。先メッキ材100を押し潰すことによって、潰された先メッキ材100の金属片などがいわゆるバリとして延出する可能性があり、このようなバリは切除される。同様に工作機械は、第2弾性片32の第1肉薄部321及び第2肉薄部323が形成される箇所に対し、肉厚部322が形成される箇所よりも大きな押圧力を加える事によって、先メッキ材100を押し潰して厚みを低減させる。
また第2工程において、プレスフィット端子1の圧入部3が形成される箇所に対し、工作機械が厚み方向の一方への押圧と他方への押圧とを行うことによって、圧入部3の形成箇所はその中央部分が割り裂かれてスリット34が形成される。工作機械が先メッキ材100を更に押圧することによって、圧入部3の形成箇所には一方へ突出するように湾曲した第1弾性片31が形成されると共に、他方へ突出するように湾曲した第2弾性片32が形成される。
<まとめ>
以上の構成の本実施の形態に係るプレスフィット端子1は、金属製の板状をなす本体部2の長手方向の一端側に圧入部3が設けられた構成をなし、回路基板8のスルーホール9へ圧入部3が圧入されることによって、プレスフィット端子1と回路基板8との接続が行われる。プレスフィット端子1の圧入部3は、長手方向に長いスリット34によって幅方向で二分された第1弾性片31及び第2弾性片32を有する。第1弾性片31は厚み方向の一方へ突出するように湾曲し、第2弾性片32は厚み方向の他方(反対方向)へ突出するように湾曲している。プレスフィット端子1に、湾曲してそれぞれ反対方向へ突出する第1弾性片31及び第2弾性片32を設けることにより、第1弾性片31及び第2弾性片32を回路基板8のスルーホール9の内面に圧接させることができ、プレスフィット端子1を回路基板8に固定することができる。
またプレスフィット端子1の第1弾性片31及び第2弾性片32は、それぞれ突出端部に肉厚部312,322を設け、その長手方向の両側に第1肉薄部311,321及び第2肉薄部313,323を設けた構成である。これにより、肉薄部について第1弾性片31及び第2弾性片32の強度を低減することが可能となり、第1弾性片31及び第2弾性片32が過度の強度を有することを防止できる。肉薄部の厚みを適切に設定することによって、第1弾性片31及び第2弾性片32の強度を適切に設定することができる。
またプレスフィット端子1の第1弾性片31の肉厚部312と第2弾性片32の肉厚部322とは、第1弾性片31及び第2弾性片32を二分するスリット34の一部を閉塞するように、互いに重なり合う部分を有する。これにより、プレスフィット端子1がスルーホール9に圧入されて第1弾性片31及び第2弾性片32が撓む際に、第1弾性片31及び第2弾性片32の撓み方向を、重なり合う肉厚部312,322がスライドする方向へ導くことができる。第1弾性片31及び第2弾性片32が撓む際に、第1弾性片31及び第2弾性片32が衝突して撓みを阻害することを防止できる。
またプレスフィット端子1は、第1弾性片31及び第2弾性片32の突出端の面を、回路基板8に形成された円形のスルーホール9の内面形状に応じた曲面312a,322aとされている。これにより、プレスフィット端子1のスルーホール9への圧入を円滑化することができるとともに、プレスフィット端子1とスルーホール9との接続をより強固にすることができる。
またプレスフィット端子1は、湾曲した第1弾性片31及び第2弾性片32にそれぞれ設けられる第1肉薄部311,321、肉厚部312,322及び第2肉薄部313,323は、第1弾性片31及び第2弾性片32の内側の面に厚みに応じた段差があり、外側の面が平滑となるように形成される。これにより、スルーホール9の内面に接する第1弾性片31及び第2弾性片32の外側の面を平滑な面とすることができ、スルーホール9に対するプレスフィット端子1の圧入を円滑化することができる。
またプレスフィット端子1の曲面312a,322aは、幅方向に軸心Oからの距離が短い部分ほど厚み方向に軸心Oからの距離が長く、且つ、幅方向に軸心Oからの距離が長い部分ほど厚み方向に軸心Oからの距離が短くなるように形成される。これにより、円形のスルーホール9に対して、プレスフィット端子1の幅方向の中心に位置する部分を、スルーホール9の内面へ向けて最も突出させる形状とすることができる。よって、スルーホール9内に圧入されたプレスフィット端子1は、第1弾性片31及び第2弾性片32を厚み方向へ撓ませる力が大きく加わることとなり、第1弾性片31及び第2弾性片32を厚み方向へ撓ませることができる。
またプレスフィット端子1の製造は、予めメッキ処理がなされた先メッキ材100を用意することを第1工程とし、その後に第1弾性片31及び第2弾性片32を形成する第2工程を行う。予めメッキ処理がなされた先メッキ材100を用いることによって、プレスフィット端子1の製造コストを低減することができる。
また第2工程においては、メッキ処理された先メッキ材100に対して、圧入部3が形成される所定部分の一部を厚み方向の一方へ押圧するとともに、他部を厚み方向の他方へ押圧することにより、先メッキ材100を割り裂いてスリット34を形成しつつ、湾曲した第1弾性片31及び第2弾性片32を形成する。またこの工程において先メッキ材100を押圧する際に、第1弾性片31及び第2弾性片32に相当する部分の一部を押圧して潰すことにより、第1肉薄部311,321及び第2肉薄部313,323を形成する。先メッキ材100に対するスリット34の形成と、第1弾性片31及び第2弾性片32の形成と、第1肉薄部311,321及び第2肉薄部313,323の形成とを1つの工程内で行うことにより、先メッキ材100を押圧する加工を1度で済ますことができる。メッキ処理された先メッキ材100に工作機械が触れる機会を低減することによって、加工に伴うメッキの剥離などが生じることを防止できる。
なお本実施の形態においては、回路基板8のスルーホール9に圧入される金属製の端子部品に対し、プレスフィット端子という名称を用いたが、これに限るものではなく、この端子部品は例えばコンプライアントピンなどの別名で呼ばれ得る。またプレスフィット端子1は、銅の金属板に錫をメッキ処理する構成としたが、これに限るものではなく、金属板に銅以外のものを用いてもよく、メッキ処理を錫以外の素材で行ってもよい。また金属以外の導電体の板を用いてプレスフィット端子1を製造してもよい。
また、プレスフィット端子1の製造工程は、先にメッキ処理を行い、その後にプレス打ち抜き加工を行う手順としたが、これに限るものではなく、プレス打ち抜き加工の後にメッキ処理を行ってもよい。またメッキ処理は、電気メッキの方法で行うものとしたが、これに限るものではなく、これ以外の種々のメッキ方法を採用してよい。またプレスフィット端子1の第1弾性片31及び第2弾性片32をプレス打ち抜き加工にて形成する構成としたが、これに限るものではなく、これ以外の種々の方法で第1弾性片31及び第2弾性片32を形成してもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 プレスフィット端子
2 本体部
3 圧入部
4 接続部
21 係止部
31 第1弾性片(第1片)
32 第2弾性片(第2片)
33 先端部
34 スリット
311 第1肉薄部(肉薄部分)
312 肉厚部(肉厚部分)
312a 曲面
313 第2肉薄部(肉薄部分)
321 第1肉薄部(肉薄部分)
322 肉厚部(肉厚部分)
322a 曲面
323 第2肉薄部(肉薄部分)

Claims (4)

  1. 長板状の導電体の長手方向の一端に、回路基板のスルーホールへ圧入される圧入部が形成されたプレスフィット端子であって、
    前記圧入部は、前記長手方向に沿ったスリットにより二分された第1片及び第2片を有し、
    前記第1片は、前記導電体の厚み方向の一方へ突出するように湾曲しており、
    前記第2片は、前記導電体の厚み方向の他方へ突出するように湾曲しており、
    前記第1片及び前記第2片は、突出端の部分に設けられた肉厚部分と、該肉厚部分を間にして前記長手方向の両側に設けられた2つの肉薄部分とをそれぞれ有し、
    前記肉厚部分及び前記肉薄部分は、前記第1片及び前記第2片の前記厚み方向の両側の面について、湾曲した前記第1片及び前記第2片の内側の面に厚みの差に応じた段差があり、外側の面が平滑となるように形成してあ
    前記第1片の肉厚部分及び前記第2片の肉厚部分は、前記厚み方向の両側の面に交差する面において一部が重なり合っている、
    プレスフィット端子。
  2. 2つの前記肉薄部分は、前記長手方向について、前記一端の側に設けられた一方の肉薄部分の長さが、他端の側に設けられた他方の肉薄部分の長さよりも長い、請求項1に記載のプレスフィット端子。
  3. 前記スルーホールは円形状であり、
    前記第1片及び前記第2片は、突出端の面が前記スルーホールの内面形状に応じた曲面である、請求項1又は請求項に記載のプレスフィット端子。
  4. 表面をメッキ処理された長板状の導電体に対し、前記導電体の所定部分を幅方向で二分するように、前記所定部分の一部を前記導電体の厚み方向の一方へ押圧し、前記所定部分の他部を前記厚み方向の他方へ押圧することによって、前記導電体を裂いてスリットを形成するとともに、前記導電体を湾曲させて前記厚み方向の一方へ突出する第1片及び前記厚み方向の他方へ突出する第2片を形成する形成工程を含み、
    前記形成工程において前記導電体を押圧して潰すことにより、前記第1片及び前記第2片に、突出端の肉厚部分を間にして前記導電体の長手方向の両側に2つの肉薄部分をそれぞれ形成し、
    前記肉厚部分及び前記肉薄部分を、前記第1片及び前記第2片の前記厚み方向の両側の面について、湾曲した前記第1片及び前記第2片の内側の面に厚みの差に応じた段差があり、外側の面が平滑となるように形成し、
    前記第1片の肉厚部分及び前記第2片の肉厚部分を、前記厚み方向の両側の面に交差する面において一部が重なり合うように形成する
    プレスフィット端子の製造方法。
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