JPH10125379A - ソケットコネクタのコンタクト構造 - Google Patents

ソケットコネクタのコンタクト構造

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JPH10125379A
JPH10125379A JP8278160A JP27816096A JPH10125379A JP H10125379 A JPH10125379 A JP H10125379A JP 8278160 A JP8278160 A JP 8278160A JP 27816096 A JP27816096 A JP 27816096A JP H10125379 A JPH10125379 A JP H10125379A
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秀昭 佐藤
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケットコンタクトの狭ピッチ化に対応で
き、かつ、型構造を簡略化して加工サイクルを高速化で
きるソケットコネクタのコンタクト構造を提供するこ
と。 【解決手段】 導電性金属平板にプレス加工を施すこと
によりソケットコンタクト10を製造し、このソケット
コンタクト10に、相手側ピンコンタクトとの接触を受
け持つ導通部11と、絶縁性ハウジングに圧入固定され
る保持部12と、回路基板に半田付けされる端子部13
とを形成する。導通部11は短冊状に打ち抜かれ、保持
部12よりも幅狭に形成されている。導通部11の中央
に長方形の開口15を形成し、この開口15を介して対
向する一対の平板状ばね部16の内側縁にそれぞれ接触
片17を形成する。両接触片17は開口15の長手方向
にずれた位置に形成されており、ばね部16の板面に対
して90度より若干小さい角度で折り曲げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCカード等に具
備されるソケットコネクタのコンタクト構造に係り、特
に、各ソケットコンタクト間の狭ピッチ化に好適なソケ
ットコネクタのコンタクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート型パソコン等に挿抜して使用され
るPCカードには、絶縁性ハウジングに多数本のソケッ
トコンタクトを所定ピッチで固定してなるソケットコネ
クタや、各ソケットコンタクトに接続される回路基板等
が内蔵されており、PCカードを外部機器側のピンコネ
クタに装着する際、ピンコネクタの接触ピンがソケット
コネクタの先端側から各ソケットコンタクト内へ挿入さ
れるようになっている。近年、このようなPCカード側
のソケットコネクタにおいて、各ソケットコンタクト間
の配列ピッチを例えば1.27mmまで狭める要求があ
り、特開平8−45592号公報にはかかる狭ピッチ化
に対応したソケットコネクタが提案されている。
【0003】図24は上記公報に開示されたソケットコ
ンタクトの側面図であり、同図に示すように、1つのソ
ケットコンタクト1には、挿入される接触ピンを挾持す
る一対の接触片2,3と、両接触片2,3を繋ぐ連結部
4と、ハウジングに圧入固定される保持部5と、保持部
5から後方へ延びる端子部6とが形成されている。両接
触片2,3は細長形状の連結部4の対角位置にそれぞれ
直角に折り曲げられており、保持部5は一方の接触片2
から後方へ延びている。
【0004】図25は前記ソケットコンタクト1の原材
料である導電性金属平板をプレス抜きした状態を示す展
開図であり、同図から明らかなように、1つのソケット
コンタクトの一方の接触片3は、隣り合うソケットコン
タクトの他方の接触片2を飛び越え、該ソケットコンタ
クトの接触片2と連結部4との間に入り込んでいる。そ
して、このようにプレス抜きされた導電性金属平板に対
し、同図の2点鎖線A,Bで示す位置でそれぞれ直角に
折り曲げることにより、所定のピッチPで配列された多
数本のソケットコンタクト1が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のソケッ
トコンタクトは、最終形状に折り曲げ加工される前の展
開状態で、1つのソケットコンタクトに形成される一対
の接触片の一方を、隣接するソケットコンタクトの接触
片に入り込ませているため、ソケットコンタクトの打ち
抜き時のピッチPをソケットコネクタに必要とされる配
列ピッチまで狭めることができ、例えば1.27mmと
いった狭ピッチのソケットコネクタを実現することがで
きる。しかしながら、その反面、ソケットコンタクトを
プレス抜きするための型構造が非常に複雑になり、型費
が高騰したり、加工サイクルの高速化が妨げられる等の
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、導電性金属平
板をプレス抜きした展開状態において、ソケットコンタ
クトに形成されるハウジングの保持部に対して幅狭の導
通部を打ち抜くと共に、この導通部の幅方向中央に開口
を打ち抜き、この開口を介して対向する両側部分に接触
片をそれぞれ形成することとする。このようにすると、
打ち抜き時に隣接するソケットコンタクト同士が完全に
独立するため、型構造がシンプルになって加工サイクル
も高速化でき、しかも、接触ピンを挾持するためのばね
性が開口の両側に位置する部分によって確保されるた
め、接触ピンと接触片との導通状態が良好となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によるソケットコネクタの
コンタクト構造では、絶縁性ハウジングに多数本のソケ
ットコンタクトが所定ピッチで固定され、これらソケッ
トコンタクトが相手側ピンコネクタの接触ピンを受容す
る導通部と前記ハウジングに圧入固定される保持部とを
有するソケットコネクタにおいて、前記導通部の外形が
前記保持部の幅寸法以下に打ち抜かれ、この導通部の幅
方向中央に開口が形成されると共に、この開口を介して
対向する部分に前記接触ピンを挾持する接触片がそれぞ
れ形成されている。
【0008】上記の構成において、前記開口を接触ピン
の挿入方向に沿って縦長に延出させ、この開口を介して
対向する一対の平板状ばね部の内側縁に前記接触片をそ
れぞれ折り曲げ形成すると共に、これら両接触片を前記
接触ピンの挿入方向にずらすと、開口内のスペースを有
効に利用して一対の接触片を形成することができる。
【0009】また、上記の構成において、前記開口を接
触ピンの挿入方向に沿って縦長に延出させ、この開口を
介して対向する部分に山形に湾曲するばね片を形成する
と共に、これら両ばね片を前記開口の方向へ捻ることに
よりそれぞれの中央部分を近接させ、これら中央部分を
前記接触片とすると、導通部の全体形状が単純化される
ばかりでなく、接触ピンが接触片に面接触して導通の安
定化が図られる。
【0010】また、上記の構成において、前記導通部に
前記接触ピンの挿入方向と略直交する一対の起立面を有
する凸状部を折り曲げ形成し、前記起立面に前記開口を
それぞれ形成すると共に、これら開口の互いに反対側の
縁部に前記接触片を折り曲げ形成すると、凸状部によっ
て接触片が保護されるため、製造工程の途中で接触片が
変形することを確実に防止できる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は第1実施例に係るソケットコンタクトの平面図、
図2は該ソケットコンタクトの側面図、図3は該ソケッ
トコンタクトの正面図、図4は該ソケットコンタクトの
斜視図、図5は該ソケットコンタクトの製造工程を示す
説明図、図6は該ソケットコンタクトを組み込んだソケ
ットコネクタの要部を示す平面図、図7は該ソケットコ
ネクタの側面図、図8は該ソケットコネクタの正面図で
ある。
【0012】図1〜図4に示すように、本実施例に係る
ソケットコンタクト10は、相手側ピンコンタクトとの
接触を受け持つ導通部11と、後述する絶縁性ハウジン
グに圧入固定される保持部12と、図示せぬ回路基板に
半田付けされる端子部13との3つの部分から構成され
ている。端子部13は保持部12の板面に対して略直角
に折り曲げられており、保持部12の側面はハウジング
との圧入代となる凹凸形状に形成されている。保持部1
2はくびれ部14を介して導通部11に連続しており、
これら導通部11とくびれ部14および保持部12は同
一平面上にある。導通部11は短冊状に形成されてお
り、保持部12の幅寸法をW1、導通部11の幅寸法を
2とすると、導通部11の幅寸法W2は保持部12の幅
寸法W1以下(W1≧W2)に設定されている。導通部1
1の中央には長方形の開口15が形成されており、この
開口15によって仕切られた一対の平板状部分がばね部
16となっている。両ばね部16の長手方向に位置ずれ
した内側縁にはそれぞれ接触片17が形成されており、
これら接触片17は開口15側からばね部16の板面に
対して90度より若干小さい角度で折り曲げられてい
る。さらに、両接触片17の上部は外側へ向けて折り曲
げられており、この折り曲げ部分が導入部17aとなっ
ている。なお、開口15の幅寸法をW3、接触片17の
高さ寸法をHとすると、接触片17の高さ寸法Hは開口
15の幅寸法W3以下(W3≧H)に設定されている。
【0013】このように構成されたソケットコンタクト
10は、図5に示すように、フープ状の導電性金属平板
に対して打ち抜き加工を施すと共に、同図の破線で示す
位置で折り曲げ加工を施すことにより連続的に製造され
る。かかる打ち抜き時に、各ソケットコンタクト10の
導通部11は完全に独立しており、隣接する導通部11
まで入り込んでいないため、型構造を簡単にして型費の
低減化が図れると共に、加工サイクルも高速化できる。
また、両接触片17は開口15の長手方向に位置ずれし
ているため、両接触片17に必要とされる高さ寸法Hを
開口15の幅寸法W3に近づけることができ、各ソケッ
トコンタクト10間の配列ピッチを例えば1.27mm
といった狭ピッチに設定することができる。そして、各
ソケットコンタクト10を最終形状に加工した後、図6
〜図8に示すように、各ソケットコンタクト10をハウ
ジング18の背面側からその挿入孔19に圧入し、保持
部12を挿入孔19の内壁面に係止させることによっ
て、多数本のソケットコンタクト10を所定の配列ピッ
チでハウジング18に固定してなるソケットコネクタが
得られる。
【0014】使用に際し、PCカードを外部機器側のピ
ンコネクタに装着すると、図6〜図8に示すように、ピ
ンコネクタの接触ピン20がPCカードに付設された上
記ソケットコネクタの挿入孔19に案内されながらソケ
ットコンタクト10内へ導かれていく。この時、接触ピ
ン20は挿入孔19に対して多少のセンタずれを伴って
ソケットコンタクト10内へ導かれるが、かかるセンタ
ずれは接触ピン20の先端のテーパ面20aが接触片1
7の導入部17aに当接することで矯正され、接触ピン
20は接触片17に正しく案内される。PCカードをさ
らに押し込むと、接触ピン20のテーパ面20aが接触
片17を外側へ押し拡げようとするため、接触片17を
支持するばね部16が捩じられ、その反力によって両接
触片17が接触ピン20を安定した接触圧で挾持する。
【0015】図9は第2実施例に係るソケットコンタク
トの平面図、図10は該ソケットコンタクトの側面図、
図11は図9のA−A線に沿う断面図、図12は該ソケ
ットコンタクトの製造工程を示す説明図、図13は該ソ
ケットコンタクトを組み込んだソケットコネクタの要部
を示す平面図、図14は該ソケットコネクタの側面図、
図15は図13のB−B線に沿う断面図である。
【0016】図9〜図11に示すように、本実施例に係
るソケットコンタクト21も、相手側ピンコンタクトと
の接触を受け持つ導通部22と、ハウジングに圧入固定
される保持部23と、回路基板に半田付けされる端子部
24との3つの部分から構成されているが、前述した第
1実施例と異なり、保持部23と端子部24は同一平面
上で連続している。また、導通部22は保持部23より
も幅狭に設定されており、その中央に長方形の開口25
が形成されることにより、開口25を介して対向する部
分が一対のばね片26となっている。これら両ばね片2
6は山形に湾曲されると共に、開口25の方向へ捻られ
ることによって中央部分が近接され、これにより、両ば
ね片26の中央部分にV字状に近接対向する接触片26
aが形成されている。
【0017】このように構成されたソケットコンタクト
21は、図12に示すように、フープ状の導電性金属平
板に対する外形の打ち抜き加工と、ばね片26に対する
単純な湾曲加工を施すことにより連続的に製造される。
したがって、前述した第1実施例のソケットコンタクト
10に比べると、型構造がより一層簡単になり、型費の
低減化と加工サイクルの高速化を実現できる。なお、各
ソケットコンタクト21を最終形状に加工した後、図1
3〜図15に示すように、各ソケットコンタクト21を
ハウジング18の背面側からその挿入孔19に圧入し、
保持部23を挿入孔19の内壁面に係止させることによ
って、多数本のソケットコンタクト21を所定の配列ピ
ッチでハウジング18に固定してなるソケットコネクタ
が得られる。
【0018】使用に際し、PCカードを外部機器側のピ
ンコネクタに装着すると、図13〜図15に示すよう
に、ピンコネクタの接触ピン20がPCカードに付設さ
れた上記ソケットコネクタの挿入孔19に案内されなが
らソケットコンタクト21内へ導かれていく。そして、
接触ピン20の先端のテーパ面20aが両接触片26ま
で達すると、接触ピン20はV字状に近接対向する両接
触片26の谷間に押え付けられる。PCカードをさらに
押し込むと、接触ピン20が両接触片26aを谷側へ押
圧するため、接触片26aを含む両ばね片26が撓めら
れ、その反力によって両接触片26aが接触ピン20に
安定した圧力で接触する。
【0019】図16は第3実施例に係るソケットコンタ
クトの平面図、図17は該ソケットコンタクトの側面
図、図18は該ソケットコンタクトの正面図、図19は
該ソケットコンタクトの斜視図、図20は該ソケットコ
ンタクトの製造工程を示す説明図、図21は該ソケット
コンタクトを組み込んだソケットコネクタの要部を示す
平面図、図22は該ソケットコネクタの側面図、図23
は該ソケットコネクタの正面図である。
【0020】図16〜図19に示すように、本実施例に
係るソケットコンタクト27も、相手側ピンコンタクト
との接触を受け持つ導通部28と、ハウジングに圧入固
定される保持部29と、回路基板に半田付けされる端子
部30との3つの部分から構成されているが、前述した
第1実施例とは導通部28の形状が相違している。すな
わち、導通部28は保持部29よりも幅狭に設定されて
おり、その板面に凸状部31が折り曲げ形成されてい
る。この凸状部31は一対の起立面32,33と両起立
面32,33を繋ぐ連結面34とで形成され、両起立面
32,33は導通部28の板面に対して略直角に折り曲
げられ、連結面34は両起立面32,33に対して略直
角に折り曲げられている。両起立面32,33の中央に
は開口35,36がそれぞれ穿設されており、これら開
口35,36の一部は導通部28の板面と連結面34に
達している。前方の起立面32の一部はばね部32aと
なっており、このばね部32aの内側縁に接触片37が
折り曲げ形成されている。また、後方の起立面33にお
ける前記ばね部32aの対角部分はばね部33aとなっ
ており、このばね部33aの内側縁に他の接触片38が
折り曲げ形成されている。両接触片37,38は保持部
29の方向へ延びており、前方のばね部32aは凸状部
31の内部に達している。
【0021】このように構成されたソケットコンタクト
27は、図20に示すように、フープ状の導電性金属平
板に対して打ち抜き加工を施すと共に、同図の破線で示
す位置で折り曲げ加工を施すことにより連続的に製造さ
れる。かかる打ち抜き時に、各ソケットコンタクト27
の導通部28は完全に独立しており、隣接する導通部2
8まで入り込んでいないため、型構造を簡単にして型費
の低減化が図れると共に、加工サイクルも高速化でき
る。また、凸状部31を折り曲げ形成した時点で、凸状
部31によって両接触片37,38が保護されるため、
製造工程の途中で接触片37,38が変形することを確
実に防止できる。さらに、両開口35,36の一部を導
通部28の板面と連結面33まで延ばすことにより、接
触片37,38の大きさを起立面32,33の高さ寸法
に近づけることができる。なお、各ソケットコンタクト
27を最終形状に加工した後、図21〜図23に示すよ
うに、各ソケットコンタクト27をハウジング18の背
面側からその挿入孔19に圧入し、保持部29を挿入孔
19の内壁面に係止させることによって、多数本のソケ
ットコンタクト27を所定の配列ピッチでハウジング1
8に固定してなるソケットコネクタが得られる。
【0022】使用に際し、PCカードを外部機器側のピ
ンコネクタに装着すると、図21〜図23に示すよう
に、ピンコネクタの接触ピン20がPCカードに付設さ
れた上記ソケットコネクタの挿入孔19に案内されなが
らソケットコンタクト27内へ導かれていき、凸状部3
1の両開口35,36を貫通する。その過程で、接触ピ
ン20の先端のテーパ面20aが接触片37,38を押
し拡げようとするため、接触片37,38を支持するば
ね部32a,33aが捩じられ、その反力によって両接
触片37,38が接触ピン20を安定した接触圧で挾持
する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】導電性金属平板をプレス抜きした展開状態
において、ソケットコンタクトに形成されるハウジング
の保持部に対して幅狭の導通部を打ち抜くと共に、この
導通部の幅方向中央に開口を打ち抜き、この開口を介し
て対向する両側部分に接触ピンと導通する接触片をそれ
ぞれ形成すると、打ち抜き時に隣接するソケットコンタ
クト同士が完全に独立するため、型構造がシンプルにな
って加工サイクルも高速化でき、しかも、接触ピンを挾
持するためのばね性が開口の両側に位置する部分によっ
て確保されるため、接触ピンと接触片との導通状態が良
好となる。
【0025】また、前記開口を接触ピンの挿入方向に沿
って縦長に延出させ、この開口を介して対向する一対の
平板状ばね部の内側縁に前記接触片をそれぞれ折り曲げ
形成すると共に、これら両接触片を前記接触ピンの挿入
方向にずらすと、開口内のスペースを有効に利用して一
対の接触片を形成することができる。
【0026】また、前記開口を接触ピンの挿入方向に沿
って縦長に延出させ、この開口を介して対向する部分に
山形に湾曲するばね片を形成すると共に、これら両ばね
片を前記開口の方向へ捻ることによりそれぞれの中央部
分を近接させ、これら中央部分を前記接触片とすると、
導通部の全体形状が単純化されるばかりでなく、接触ピ
ンが接触片に面接触して導通の安定化が図られる。
【0027】また、前記導通部に前記接触ピンの挿入方
向と略直交する一対の起立面を有する凸状部を折り曲げ
形成し、前記起立面に前記開口をそれぞれ形成すると共
に、これら開口の互いに反対側の縁部に前記接触片を折
り曲げ形成すると、凸状部によって接触片が保護される
ため、製造工程の途中で接触片が変形することを確実に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るソケットコンタクト
の平面図である。
【図2】該ソケットコンタクトの側面図である。
【図3】該ソケットコンタクトの正面図である。
【図4】該ソケットコンタクトの斜視図である。
【図5】該ソケットコンタクトの製造工程を示す説明図
である。
【図6】該ソケットコンタクトを組み込んだソケットコ
ネクタの要部を示す平面図である。
【図7】該ソケットコネクタの側面図である。
【図8】該ソケットコネクタの正面図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るソケットコンタクト
の平面図である。
【図10】該ソケットコンタクトの側面図である。
【図11】図11は図9のA−A線に沿う断面図であ
る。
【図12】該ソケットコンタクトの製造工程を示す説明
図である。
【図13】該ソケットコンタクトを組み込んだソケット
コネクタの要部を示す平面図である。
【図14】該ソケットコネクタの側面図である。
【図15】図13のB−B線に沿う断面図である。
【図16】本発明の第3実施例に係るソケットコンタク
トの平面図である。
【図17】該ソケットコンタクトの側面図である。
【図18】該ソケットコンタクトの正面図である。
【図19】該ソケットコンタクトの斜視図である。
【図20】該ソケットコンタクトの製造工程を示す説明
図である。
【図21】該ソケットコンタクトを組み込んだソケット
コネクタの要部を示す平面図である。
【図22】該ソケットコネクタの側面図である。
【図23】該ソケットコネクタの正面図である。
【図24】従来のソケットコンタクトの側面図である。
【図25】該ソケットコンタクトの展開図である。
【符号の説明】
10,21,27 ソケットコンタクト 11,22,28 導通部 12,23,29 保持部 13,24,30 端子部 15,25,35,36 開口 16,32a,33a ばね部 17,26a,37,38 接触片 18 ハウジング 19 挿入孔 20 接触ピン 20a テーパ面 26 ばね片 31 凸状部 32,33 起立面 34 連結面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ハウジングに多数本のソケットコ
    ンタクトが所定ピッチで固定され、これらソケットコン
    タクトが相手側ピンコネクタの接触ピンを受容する導通
    部と前記ハウジングに圧入固定される保持部とを有する
    ソケットコネクタであって、 前記導通部の外形が前記保持部の幅寸法以下に打ち抜か
    れ、この導通部の幅方向中央に開口が形成されると共
    に、この開口を介して対向する部分に前記接触ピンを挾
    持する接触片がそれぞれ形成されていることを特徴とす
    るソケットコネクタのコンタクト構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記開口を前
    記接触ピンの挿入方向に沿って縦長に延出させ、この開
    口を介して対向する一対の平板状ばね部の内側縁に前記
    接触片をそれぞれ折り曲げ形成すると共に、これら両接
    触片を前記接触ピンの挿入方向にずらしたことを特徴と
    するソケットコネクタのコンタクト構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記開口を前
    記接触ピンの挿入方向に沿って縦長に延出させ、この開
    口を介して対向する部分に山形に湾曲するばね片を形成
    すると共に、これら両ばね片を前記開口の方向へ捻るこ
    とによりそれぞれの中央部分を近接させ、これら中央部
    分を前記接触片としたことを特徴とするソケットコネク
    タのコンタクト構造。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、前記導通部に
    前記接触ピンの挿入方向と略直交する一対の起立面を有
    する凸状部を折り曲げ形成し、前記起立面に前記開口を
    それぞれ形成すると共に、これら開口の互いに反対側の
    縁部に前記接触片を折り曲げ形成したことを特徴とする
    ソケットコネクタのコンタクト構造。
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